JP6677048B2 - 可動コイル型リニアモータ - Google Patents
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図1はリニアモータの構成例を示す平面図である。図2は図1のII−II断面線による断面図である。
本実施の形態は、貫通孔515の軸方向が実施の形態1と異なる点が特徴である。図6はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図6Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図6Bは、図6AにおけるB−B線による断面図である。本実施の形態では、貫通孔515の軸方向が、本体部51bの磁界発生部材22との対向面の法線方向から一様に傾斜している。傾斜の方向は、図6Aで見ると、紙面の表から裏へ向かうにしたがい、右へ傾斜している。
本実施の形態は、実施の形態2と同様に貫通孔515の軸方向を、本体部51bの磁界発生部材22との対向面の法線方向から傾斜させている点を特徴とする。実施の形態2と異なる点は、貫通孔515の軸方向を隣接する貫通孔515で互い違いとした点である。図7はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図7Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図7Bは図7AにおけるB−B線による断面図である。本実施の形態では、貫通孔515の軸方向が、本体部51bの磁界発生部材22との対向面の法線方向から傾斜している。傾斜の方向は一様ではなく、図7Aで見ると、紙面の表から裏へ向かうにしたがい、左へ傾斜している貫通孔515と右へ傾斜している貫通孔515とが交互に設けられている。
本実施の形態は、貫通孔515の断面積が一様ではない点が、実施の形態1と異なる。図8はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図8Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図8Bは図8AにおけるB−B線による断面図である。本実施の形態では、貫通孔515の断面積が、図8Aの紙面左から右へ向かうにしたがい、大きくなっている。すなわち、空心コイル61の並設方向において、注入孔512のある一方から、排出孔513のある他方に向かって、貫通孔515の断面積が増大している。本実施の形態では、図8Bに示すように貫通孔515の開口の長手方向の寸法が大きくなっている。紙面の左右方向最も左側に位置する貫通孔515から順に当該寸法をw1、w2、w3、w4、w5、w6とすると、次の不等式(1)が成り立つ。
本実施の形態は、実施の形態2に実施の形態4を適用した形態に関する。すなわち、貫通孔515の軸方向が、本体部51bの磁界発生部材22との対向面の法線方向から一様に傾斜している。また、貫通孔515の断面積が一様となっていない。図9はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図9Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図9Bは図9AにおけるB−B線による断面図である。本実施の形態では、貫通孔515の軸方向が、本体部51bの磁界発生部材22との対向面の法線方向から一様に傾斜している。傾斜の方向は、図9Aで見ると、紙面の表から裏へ向かうにしたがい、右へ傾斜している。また、貫通孔515の断面積が、図9Aの紙面左から右へ向かうにしたがい、大きくなっている。本実施の形態では、図9Bに示すように貫通孔515の開口の長手方向の寸法が大きくなっている。紙面の左右方向最も左側に位置する貫通孔515から順に当該寸法をw1、w2、w3、w4、w5、w6とすると、上述の不等式(1)が成り立つ。本実施の形態において、冷媒は注入孔512から流入し、排出孔513から排出する。その過程において、その一部が、貫通孔515を通過する。
本実施の形態は、貫通孔515の開口近傍に誘導突起518を設けた点が特徴である。図10はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図10Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図10Bは図10AにおけるB−B線による断面図である。図10に示すように、貫通孔515それぞれに対して、誘導突起518が設けてある。誘導突起518は平面視円弧状をなしている。誘導突起518は図10Aの紙面左下方向に膨らんだ形状としてある。誘導突起518の一端、紙面右下側は、貫通孔515に最も近接している。実施の形態6において、冷媒は注入孔512から流入し、排出孔513より排出する。すなわち、図10Aの紙面の左から右へ冷媒は流れる。したがって、誘導突起518により、左から右へと流れようしている冷媒の一部が、左上から右下方向に導かれ、誘導突起518の右下端部に近接する貫通孔515へ到達する。そして、導かれた冷媒は、貫通孔515へ流入する。
本実施の形態は、実施の形態6と同様に、貫通孔515の開口部近傍に誘導突起518を設けた点が、特徴である。さらに、実施の形態6と異なるのは、誘導突起518を表側と裏側に設けた点である。図11はモールド部材51の他の例を示す説明図である。図11Aはモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図11Bは図11AにおけるB−B線による断面図である。図11に示すように、誘導突起518を図11Aの紙面表側と裏側とに設けてある。そして、図11Aの左から右にかけて、誘導突起518を設ける面を表、裏、表、裏のように、互い違いにしている。
本実施の形態は、コイルの一部が冷媒に触れるようにしてある点が、実施の形態1と異なる。図12はモールド部材51の他の例を示す平面図である。図12はそれぞれ、図5Aと同様な方向から見た平面図である。図13は図12のXIII−XIII線による断面図である。図12、図13に示すように、本実施の形態においては、貫通孔515の空心コイル61側の周壁に、開口515aが設けてある。そして、当該開口515aから空心コイル61の側面の一部(露出部61a)が貫通孔515の内部に露出している。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
本実施の形態は、各空心コイル61に2つの貫通孔515を設けた点が、実施の形態1と異なる。図14はモールド部材51の他の例を示す平面図である。図14はモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図14に示すように、本実施の形態においては、各空心コイル61に2つの貫通孔515を設けている。
本実施の形態は、モールド部材51に設ける貫通孔515のうち、肉厚部51a側の貫通孔515の形状と設ける位置とが、実施の形態9と異なる。図15はモールド部材51の他の例を示す平面図である。図15はモールド部材51を磁界発生部材22と対向する方向から見た平面図である。図15に示すように、本実施の形態においては、貫通孔515のうち、肉厚部51a側の貫通孔515は、断面が円形状をなしている。断面円形状の貫通孔515は、隣接する2つ空心コイル61の角部と角部との間に形成された空間に配置してある。このような位置に、貫通孔515を配置することにより、多相コイル6と多相コイル6を制御する制御回路とを接続するリード線や、空心コイル61間を接続する接続線といった配線と干渉することになく、貫通孔515を設けることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 固定子
2 分割ユニット
22 磁界発生部材
3 可動子
5 可動コイル部材
51 モールド部材
51a 肉厚部
511 注入口
514 排出口
51b 本体部
512 注入孔(冷媒注入孔)
513 排出孔(冷媒排出孔)
515 貫通孔
515a 開口(露出孔)
518 誘導突起
52 ジャケット部材
6 多相コイル(コイル列)
61 空心コイル(コイル)
61a 露出部
Claims (5)
- 所定方向に磁界が発生する磁気空隙を有する磁界発生部材と、
前記磁界を横切る方向に電流が流れるコイルが複数個直列に接続されたコイル列、前記コイル列を内包し、矩形状断面を有するモールド部材、及び前記モールド部材の前記磁界発生部材に対向する側の面に固定されるジャケット部材を有し、前記モールド部材及び前記ジャケット部材との間に冷媒が流動可能な空間が形成されている可動コイル部材と
を備え、
前記モールド部材は、前記コイル列の周縁であって、コイルの並設方向に交差する方向の一端部に、一面から他面へ貫通する貫通孔を有する
ことを特徴とする可動コイル型リニアモータ。 - 前記貫通孔の軸長方向は、前記一面及び前記他面の法線方向に対して傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載の可動コイル型リニアモータ。 - 前記モールド部材は、前記貫通孔の開口近傍に前記一面又は前記他面より突出し、前記貫通孔に前記冷媒を誘導する誘導突起を有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の可動コイル型リニアモータ。 - 前記貫通孔の周壁には、近接する前記コイルの一部が前記貫通孔の内部に露出する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の可動コイル型リニアモータ。 - 前記モールド部材は、前記並設方向の端部の一方に冷媒注入孔が設けてあり、前記端部の他方には冷媒排出孔が設けてあり、
前記貫通孔は、前記並設方向に沿って複数設けられ、前記端部の一方から他方へ向かうにしたがい、断面積が増大する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の可動コイル型リニアモータ。
Priority Applications (1)
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JP2016069281A JP6677048B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 可動コイル型リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016069281A JP6677048B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 可動コイル型リニアモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017184492A JP2017184492A (ja) | 2017-10-05 |
JP6677048B2 true JP6677048B2 (ja) | 2020-04-08 |
Family
ID=60006558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016069281A Active JP6677048B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 可動コイル型リニアモータ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6677048B2 (ja) |
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CN112398304B (zh) * | 2020-11-23 | 2022-04-01 | 清华大学 | 一种磁悬浮平面电机 |
-
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- 2016-03-30 JP JP2016069281A patent/JP6677048B2/ja active Active
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