JP5126652B2 - 可動コイル型リニアモータ - Google Patents

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Description

本発明は、例えば半導体製造装置のステージ駆動手段として使用される可動コイル型リニアモータに関する。
半導体製造装置、液晶製造装置、あるいは半導体素子や液晶ディスプレイ等の検査装置においては、各種部品の搬送手段として定盤に対して所定方向に移動するキャリッジを有するYステージとそのステージに対して別の方向(直交する方向)に移動するキャリッジを有するXステージを備えた2軸のステージ装置(X−Yステージ)が使用されている。上記キャリッジを直線移動させる手段としては、N極とS極が対向するように、ヨークに支持された永久磁石を有する磁界発生部材と、その磁界内を横切る電流が流れるコイルを有するコイル部材とを備え、磁界発生部材とコイル部材との相対移動が行えるように構成したリニアモータが使用されている。
上記のリニアモータは、例えば、ヨークに支持された永久磁石を有する磁界発生部材と、その磁気ギャップの内部にコイルを有するコイル部材とを備え、一方の部材を固定子又は可動子とした構造のものが使用されている。この種リニアモータでは、搬送装置の高性能化(高速化)を図るために、コイルに流す電流を増加することが一般的に行われている。コイルへの通電電流が増加すると、発熱量が増大し(電流の二乗に比例する)、磁石性能が低下する(推力が低下する)と共に、周辺部材の熱変形による位置決め精度が低下するので、コイルを内包するジャケットの内部に冷媒を供給することにより、コイルの発熱を回収することが行われている(特許文献1参照)。
また特許文献1には、冷却能力を上げるために冷媒の流量を増加させてもジャケットが変形するのを防止するために、コイル形状に彫り込まれた2つのジャケットカバーでコイルの空心部を固定し覆い、かつジャケットカバーをコイルを介して結合することが記載されている。
冷媒通路を有するコイル収容部材は、複数のコイル群を巻線固定枠の両面に直線状に並べて平板状に成形した電機子を樹脂モールドで固定し、その上部に電機子を固定するためのフレームを設け、フレームの内部に冷媒通路を設けることにより作製することが一般的に行われている。しかし電機子コイルの周囲が熱伝導率の悪い樹脂モールドで覆われていると、電機子コイルの温度上昇により生じた熱をフレームに効率よく放熱できないという問題がある。そこで、電機子コイルにコイル群の長手方向に沿うように平板状のヒートパイプを設けて樹脂モールドで固定し、ヒートパイプの吸熱部を電機子コイルに対向する部分に配置し、ヒートパイプの放熱部をヒートシンクの内部に挿入することが提案されている(特許文献2参照)。
特開平10−309071号公報(第3頁、第5頁、図1、図13) 特開2001−327152号公報(第3〜4頁、図2)
しかるに特許文献1の構造であると、ジャケットの厚さが大となるので、磁気空隙が広がり、推力が低下し、かつジャケットの作製工数が増大するといった問題がある。
しかしながら特許文献2に記載された構造であると、電機子コイルの冷却効率は向上しても、コイル列の間にヒートパイプを設けており、電機子の厚さが増大するので、その分磁気ギャップを広くすることが必要となり、モータの推力が低下するという難点がある。また構造も複雑となり、製造コストの増大を伴う。
従って本発明の目的は、簡単な構造で多相コイルを効率よく冷却することのできる可動コイル型リニアモータを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の可動コイル型リニアモータは、所定方向に沿って磁界が現出する磁気空隙を有する磁界発生部材と、前記磁界を横切る方向に電流が流れる空心コイルが複数個直列に接続された多相コイル列と内部に冷媒が流動する冷媒通路を有する可動コイル部材とを備えた可動コイル型リニアモータにおいて、
前記可動コイル部材は、前記多相コイルを樹脂モールドで抱持した矩形状断面を有するモールド部材と、前記モールド部材の前記磁界発生部材と対向する側の表面に固定されるジャケット部材を有し、
前記ジャケット部材は、前記ジャケット部材は、前記モールド部材の表面に当接する外周部と前記外周部で取り囲まれ前記モールド部材の表面に当接する中央部を有するとともに、この中央部は前記各空心コイルの空心部に対向しかつ前記モールド部材に少なくとも機械的に固定される第1圧接部と前記各空心コイルの有効導体部に対向する第2圧接部を有し、
前記冷媒は前記外周部と前記中央部で囲まれた空間内を流動することを特徴とするものである。
本発明において、前記中央部は、前記冷媒の流動方向に沿って前記第1圧接部とそれより面積の小さい前記第2圧接部が交互に形成することが好ましい。
本発明において、前記樹脂はガラス繊維を含むエポキシ樹脂であることが好ましい。
本発明において、前記多相コイルは、コイルプレートの両面に複数の空心コイルが直列に接続された2組の3相コイルを有することが好ましい。
本発明によれば、可動コイル部材は、モールド樹脂の内部に多相コイルを有するモールド部材の両面に、各空心コイルの空心部に対向しかつモールド部材に少なくとも機械的に固定される第1圧接部と各空心コイルの有効導体部に対向する第2圧接部を含む中央部を有するジャケットを固定した構造とするので、ジャケットとモールド部材との間を加圧された冷媒が流動しても、ジャケットが強固に固定されおり、冷媒の漏出を防止することができる。したがって簡単な構造にも係わらず、多相コイルを確実に冷却することができる。
また、この可動コイル部材によれば、断面をT字形に形成することができるので、固定子の開口側から可動コイルを磁気空隙に挿入することができ、組立ての自由度を向上することができる。
以下本発明の詳細を添付図面により説明する。図1は本発明の実施の形態に係わるリニアモータの平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は可動子を構成するモールド部材の斜視図、図4は図3をB方向から見た図、図5は多相コイルの斜視図、図6はジャケットの斜視図、図7は図6をF方向から見た矢視図、図8〜10は各々図のC−C線断面図、同D−D線断面図、図3のE−E線断面図である。
図1に示すように、本発明のリニアモータは、複数の分割ユニット2を有する固定子1と、その内部に形成された磁気空隙g内で駆動される多相コイルを有する可動子3を備えている。このリニアモータは、複数の分割ユニット2をストローク方向(例えばX軸方向)に沿って接続したものであり、各分割ユニットは同様の構造を有する(但し長さは同一である必要はない)。図2に示すように、可動子3は、後述の多相コイルを有するコイル部材5とそれを支持するホルダ4を備え、ホルダ4は被駆動部材(不図示)に連結される。このリニアモータによれば、可動子3に図示を省略した磁界検出素子(例えばホール素子)を設けて、磁極位置を検出し、各コイルに流れる電流の向きを変えることにより、可動子3をX軸方向に移動することができる。
コイル部材5の詳細を図3〜10により説明する。図3及び4において、矢印Rfは冷媒の流動方向を示す。コイル部材5は、後述の多相コイル7(図5参照)を樹脂でモールドする(鋳ぐるむ)ことにより形成された平板状のモールド部材6とその両面に固定されたジャケット8(図6参照)を有する。図3及び4に示すように、モールド部材6は、棒状に形成された上部61(厚さtm1)とその下方に伸長する平板状の本体部62(厚さtm2)とを有し、上部61の一端側には冷媒が供給される例えば2つの冷媒注入管611が設けられ、また上部61の他端側に冷媒が排出される例えば2つの冷媒排出管612が設けられている。本体部62は、外縁部付近に額縁状の外周溝63と、その内側に形成された段部64と、さらにその内側に形成された内周溝65を有する。内周溝65は、多相コイルの長さ及び幅と対応する長方形状の領域(幅h2、長さLk)とその両端側に形成された延長部651、653を有し、延長部651、653の端部には各々、冷媒の通路となる空間652、654が形成されている。空間652は、冷媒注入管611と連通し、内周溝65に冷媒を供給できるようになっている(図8参照)。なお、図示を省略するが、空間654は冷媒排出管612と連通し、多相コイルの熱を回収して温度が上昇した冷媒を冷媒供給装置(不図示)に戻すことができる。また、モールド部材6の両面にジャケットを固定するために、外周溝63には、所定ピッチで複数のナット630が設けられるとともに、内周溝65にも所定ピッチで複数のナット650が長手方向に沿って例えば2列(1列又は3列以上でもよい。)設けられている。
上記の冷媒としては、熱的かつ化学的に安定で、しかも不燃性、無毒、無臭で、耐環境性に優れた(オゾン破壊係数がゼロ)の液体が好ましく、耐環境性の点からは自然冷媒(水)が好適であるが、伝熱性を考慮すると、フッ素系不活性液体(例えば住友スリーエム社製フロリナート)を使用することが好ましく、この冷媒を使用する場合は、例えば液圧は0.1〜0.4MPa、液量は1.5〜2.0l/min.(いずれも常用の値)の範囲で調整して、コイル部材の内部に供給することができる。
上記のモールド部材6においては、後述のジャケットを固定したときに、冷媒が確実にコイル部材の内部に流入し、内周溝65を流動するようにするために、外周溝63の深さth1と段部64の厚さth2と内周溝65の深さth3は同一の寸法に設定されている(図9参照)。
図5に示すように、多相コイル7は、例えば3相コイルの場合、コイル基板70の両面に、12個の偏平形状の空心コイル71(磁極幅と同一の開角幅を有する)を、U相コイル(U1〜U4)、V相コイル(V1〜V4)、W相コイル(W1〜W4)が平面からみて有効導体部が重ならないように配設した構造(長さLc)を有する。この多相コイル7を樹脂モールドすると、各相のコイルの内側にも樹脂がモールドされて、多相コイル7が樹脂部と一体化される(図10参照)。なお、図示を省略するが、複数の空心コイルは各相のコイルに通電された時に空心コイルの配列方向の推力が発生するように結線されている。
図6に示すジャケット8は、上記のモールド部材6の両面に少なくとも機械的(例えばねじ止め)に固定できるような構造を有する。但しジャケット8をモールド部材に固定する場合、固定強度を向上するために接着剤を併用してもよい。このジャケット8は、モールド部材6の本体部の幅h1と同等の幅hjと本体部の長さLmと同等の長さLjを有する平板状の部材であり、平板状のベース部80と、外縁部付近にモールド部材6の外周溝に嵌め込まれる額縁状の外周部81を有し、そこに所定ピッチでキリ穴811が設けられて、モールド部材6に固定するためのボルト(不図示)が挿入できるようになっている。また、外周部81の内側の中間部82には、第1圧接部831(長さLb、高さha)と第2圧接部832(長さLc、高さhb)が交互に並び、冷媒の流動方向に沿って断面積が周期的に変化するような形状を有する中央部83(長さLa)が例えば2列形成されている。各第1圧接部831及び第2圧接部832の中央には、キリ穴833が設けられて、モールド部材6に固定するためのボルト(不図示)が挿入できるようになっている。冷媒の圧力で、ジャケット8がモールド部材6から浮き上がるのを防止するために、第1圧接部831の長さLaは、空心コイルの空心部の幅と同等に設定し、第2圧接部832の長さLbは空心コイルの有効導体部の幅と同等に設定することが好ましい。
中央部83の面積(2列の合計)は、冷媒の圧力などを考慮して、ジャケット8がモールド部材6から浮き上がるのが防止され、かつ冷媒が流動する領域が不足して冷却性能が低下しないような範囲に設定される。例えば冷媒の圧力が0.3MPa程度の場合は、中央部83の面積は、中間部82の面積(外周部81で囲まれた領域)の0.2〜0.3倍の大きさに設定することが好ましい。またジャケット8は、モールド部材6に装着されたときに、外周部81がモールド部材6の外周溝63に入り込み、かつ中央83がモールド部材6の内周溝65に密着するように、ベース部80の厚さtj1、外周部81の厚さtj2及び中央83の厚さtj3の寸法を設定することが好ましい(図7参照)。
ジャケット8に形成される中央部81が1列の場合は、各コイルの空心部(中央部)に対応する1箇所でモールド部材に固定されるので、冷媒の圧力でジャケット8が浮き上がるおそれがあるので不都合である。したがって本実施の形態では、ジャケット8のモールド部材と対向する側の面に複数列の中央部を設けて、各コイルの空心部(中央部)に対応する2箇所以上でモールド部材に固定されるので、冷媒の圧力でジャケット8が浮き上がるのを確実に防止することができる。但し、中央部が3列以上の場合は、ジャケットの固定に手間がかかり、また冷媒が流動する領域が狭くなり、冷却効率が低下するので、実用的見地から2列であることが好ましい。なお、本実施の形態では、中央83は、第1圧接部831と第2圧接部832が連続した略帯状の形状となっているが、これらを分離した形状であってもよい。
モールド部材6の両面にジャケット8を固定してコイル部材5を形成することにより、ジャケット8の中央部83がモールド部材6の内周溝65の底面に当接し、ジャケット8は外周部に加えて内周部でも各コイルの中央部でも押え付けられているので、冷媒がコイル部材5の内部を流動しても、冷媒の圧力でジャケット8が浮き上がるのを防止することができる。
モールド部材を作製する場合、樹脂としては、剛性が大でかつ電気的に絶縁性(例えば1012Ω・cm以上の体積抵抗)を有しかつ耐水性(非浸水性)を有する{吸水率(ASTM D−150による測定値)が0.10%以下}ことが求められるので、ガラス繊維を含む樹脂材で形成することが必要である。このような材料としては、例えばGFRP(JIS K7011で規定されたガラス繊維強化プラスチック)、例えば、直径5〜15μmのガラス線を熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂など)を主体とするワニスに直径5〜15μmのガラス線を添加した原料を使用できる。この原料を多相コイル、ナット、冷媒注入管及び冷媒排出管をインサートした金型の成形空間に注入し、加熱硬化させることにより、モールド部材を作製することができる。ワニスは、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂などの熱硬化性樹脂と硬化剤と触媒と添加材を混合することにより、調整することができる。本発明では、具体的にはガラスエポキシでモールドすることが好適である。またジャケットも非磁性材料で形成されるが、剛性が大でかつ電気的に絶縁性(例えば1012Ω・cm以上の体積抵抗)を有しかつ耐水性(非浸水性)を有することが求められるので、モールド部材と同様の材料(例えばガラスエポキシ)で形成することが好ましい。
本実施の形態において、固定子は、例えば図1及び2に示すように形成されているが、本発明はこの構造に限定されるものではない。固定子1を構成する分割ユニット2は、アルミニウム合金などの非磁性材料からなる非磁性フレーム21と、その内側に設けられた磁界発生部材22を備えている。磁界発生部材22は、鉄鋼材料(例えばSS材)等の強磁性材料からなる平板状に形成されたヨーク23a、23bの一方の表面に、厚さ方向に磁化されたメイン磁石24とその磁化方向と直交する方向(ストローク方向)に磁化されたスペーサ磁石25を交互に固設したものをストローク方向に沿って連接することにより形成されている。またメイン磁石24はそのN極とS極がストローク方向に沿って交互に並びかつスペーサ磁石25はメイン磁石7aを挟んで同極性の磁極が向き合うように配設されている。さらに、磁気空隙gを挟んで対向する各永久磁石は、異極が向き合うように配設されている。
上記の磁界発生部材(いわゆるハルバッハ形磁気回路)によれば、永久磁石の厚さに対してヨークの厚さをその半分以下と薄くしても、磁気空隙gに高い(例えば0.8〜0.9Tの)磁束密度を得ることができ、推力を高めることができる。またこの磁気回路によれば、単純な直方体状の永久磁石を使用しても、磁気空隙gに正弦波に近似した磁束密度分布を得ることができる。特に一端側の永久磁石部材23aの長さを他の永久磁石部材5bよりも短くすることにより、磁気空隙gにおける磁束密度分布を正弦波により近づけることができる。
非磁性フレーム21は、鉄鋼材料よりも比重の小さい材料からなり、角柱状のベース部材211とその両側に固着された平板状のサイド部材212を含むコ字形状の部材である。ベース部材21には、ストローク方向(紙面に垂直な方向)に伸びる凹溝213が設けられ、凹溝の深さはそこにコイル部材5の一部(多相コイルのうち推力に寄与しない無効導体部)が入り込むような寸法に設定される。
上記の固定子によれば、磁界発生部材22を他の部材(ヨーク及び永久磁石)よりも軽量な非磁性材料からなるフレーム21で包持するので、固定子を単純にヨークと永久磁石で形成したものよりも小型化及び軽量化を図ることができる。しかも非磁性フレームに、可動子の一部(推力に寄与しない部分)を収容する凹溝を設けるので、モータの全高を抑えることができ、より小型化が可能となる。なお、磁界発生部材の長さは、必要に応じてその長さを変えることができ、その場合には、永久磁石の使用個数を変更すればよい。
本発明において、前記永久磁石は、公知の永久磁石、例えば希土類磁石で形成することができるが、特にR(Rは、Nd等の希土類元素から選択された一種又は二種以上の元素である。)、T(TはFe又はFe及びCoである。)及びBを必須成分とするR−T−B系焼結磁石が好適である。
本発明の実施の形態に係わるリニアモータの平面図である。 図1のA−A線断面図である。 モールド部材の斜視図である。 モールド部材の斜視図で、図3をB方向から見た図である。 多相コイルの斜視図である。 ジャケットの斜視図である。 図6をF方向から見た矢視図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 のE−E線断面である。
符号の説明
1:固定子、
2:分割ユニット、
21:フレーム、211:ベース部材、212:サイド部材、213:凹溝、
22:磁界発生部材、23a、23b、23c:ヨーク、24:メイン磁石、25:スペーサ磁石、
3:可動子、4:コイルホルダ、5:コイル部材、
6:モールド部材、61:上部、611:冷媒供給孔、612:冷媒排出孔、
62:本体部、63:外周溝、630:ナット、64:中間部、65:内側溝、650:ナット、652、654:間隙、
7:多相コイル、70:コイル基板、71:空心コイル、
8:ジャケット、81:外周部、811:キリ穴、82:中間部、83:中央部、831:第1圧接部、832:第2圧接部、833:キリ穴

Claims (3)

  1. 所定方向に磁界が現出する磁気空隙を有する磁界発生部材と、前記磁界を横切る方向に電流が流れる空心コイルがコイル基板の両面に複数個直列に前記コイル基板を介して位置するそれぞれ有効導体部が重ならないように配設した多相コイル列と内部に冷媒が流動する冷媒通路を有する可動コイル部材とを備えた可動コイル型リニアモータにおいて、
    前記可動コイル部材は、前記多相コイル列をガラス繊維を含む樹脂材にてモールドして抱持した平板状のモールド部材と、前記モールド部材の前記磁界発生部材と対向する側のそれぞれの表面に機械的に固定される平板状のジャケット部材を有し、
    前記モールド部材は、前記それぞれの表面の外縁部付近に額縁状凹部を形成する外周溝と、その内側に段部とさらにその内側に内周溝を有し、
    前記ジャケット部材は、ベース部と、その外縁部付近に前記モールド部材の外周溝嵌め込まれる額縁状凸部を形成する外周部と、前記外周部で取り囲まれた中間部に前記モールド部材の内周溝に当接する複数列の突出部からなる中央部を有し、
    前記モールド部材の内周溝と前記ジャケット部材の中央部を有する中間部にて囲まれた空間にて前記冷媒通路を形成するとともに、
    前記中央部を形成する突出部は、前記冷媒の流動方向に沿って、連続的または不連続的に突出し、かつ少なくとも前記各空心コイルの空心部に対向する位置に2列以上配置するとともに、この空芯部に対向する位置の突出部を介して前記ジャケット部材が前記モールド部材機械的に固定されることを特徴とする可動コイル型リニアモータ。
  2. 前記ジャケット部材の突出部は、前記冷媒の流動方向に沿って前記各空芯コイルの空芯部に対向する部分とそれより断面積の小さい前記各空芯コイルの有効導体部に対向する部分が交互に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の可動コイル型リニアモータ。
  3. 前記樹脂はガラス繊維を含むエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の可動コイル型リニアモータ。
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