JPH10127035A - リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置 - Google Patents

リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置

Info

Publication number
JPH10127035A
JPH10127035A JP29457196A JP29457196A JPH10127035A JP H10127035 A JPH10127035 A JP H10127035A JP 29457196 A JP29457196 A JP 29457196A JP 29457196 A JP29457196 A JP 29457196A JP H10127035 A JPH10127035 A JP H10127035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear motor
stage
wafer
coil
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29457196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kamata
重人 鎌田
Toshio Matsuki
敏雄 松木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP29457196A priority Critical patent/JPH10127035A/ja
Priority to US08/951,107 priority patent/US6084319A/en
Publication of JPH10127035A publication Critical patent/JPH10127035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアモータのコイルを冷却する冷却ジャケ
ットに渦電流等が発生して、駆動効率が低下するのを防
ぐ。 【解決手段】 ウエハステージのYリニアモータ40の
可動子41は、互に対向する一対の磁石41aを有し、
固定子42を貫通させる開口を有する中空枠体である。
固定子42は、冷却ジャケット42bに内蔵されたコイ
ル列42aを有し、冷却ジャケット42bの流路42d
を流動する冷媒によってコイル列42aの各コイルを冷
却する。冷却ジャケット42bをセラミック等の絶縁体
によって構成することで、渦電流を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体露光装置や
形状計測装置等のXYステージあるいは高精度加工機等
の精密位置決め装置に用いられるリニアモータおよびこ
れを用いたステージ装置ならびに露光装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体製造用の露光装置や形状計測装置
あるいは高精度加工機等においては、露光されるウエハ
等の被加工物や被測定物等を高精度でしかも迅速に位置
決めすることが要求される。そこで位置決め精度と応答
性にすぐれたリニアモータを駆動部とするXYステージ
等の開発が進んでいる。
【0003】図7は一般的な縮小投影型の露光装置を示
すもので、これは、ウエハWを位置決めするためのウエ
ハステージ(XYステージ)Eと、その上方に配設され
た投影光学系A、レチクルステージBおよび光源光学系
C等を有し、光源光学系Cから発生された露光光は、レ
チクルステージB上のレチクルを透過して投影光学系A
によってウエハWに結像し、前記レチクルのパターンを
ウエハWに転写する。
【0004】ウエハステージEは、投影光学系Aやレチ
クルステージBを支持する本体フレームDを立設した定
盤110上に配設され、定盤110を支持するベースG
と床面Fとの間には除振装置Hが設けられる。
【0005】ウエハステージEの位置は、レーザ干渉計
Jによって計測され、ウエハステージEの制御系にフィ
ードバックされる。また、光源光学系Cは、直接床面F
に立設された光源支持体Kに支持される。
【0006】ウエハステージEは、定盤110上をY軸
方向に往復移動自在であるYステージと、Yステージ上
をX軸方向に往復移動自在であるXステージと、Yステ
ージをY軸方向に移動させるY駆動部と、Xステージを
X軸方向に移動させるX駆動部等を有するXYステージ
である。
【0007】YステージおよびXステージをそれぞれ移
動させるY駆動部およびX駆動部は、図6に示すリニア
モータ140を有する。これは、Yステージや、Xステ
ージと一体的に結合された可動子141と、その開口部
を貫通する固定子142を備えており、固定子142
は、一列に配列されたコイル列142aとこれを支持す
る支持体142bを有し、可動子141は、互に対向す
る磁石141aを保持する一対の鉄板(ヨーク)141
bと、これらの両端に固着された一対のアルミ板141
cからなる中空枠体である。
【0008】リニアモータ140の固定子142のコイ
ル列142aの各コイルに電流を供給すると、ローレン
ツ力による推力が発生し、可動子141をコイル列14
2aに沿って移動させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、前述のようにコイル列に電流を供給し
てリニアモータを駆動すると、コイルの発熱によって周
囲の構造体や雰囲気が加熱され、このために、XYステ
ージの位置決め精度が著しく低下する。
【0010】詳しく説明すると、リニアモータのコイル
から発生した熱の一部分はコイル列の支持体を経て露光
装置の本体フレーム等の構造体に伝わり、これを熱変形
させる。また、コイルの熱の残りは周囲の雰囲気を加熱
してレーザ干渉計のレーザ光の光路にゆらぎを発生さ
せ、このためにレーザ干渉計の測定値に誤差を生じる。
【0011】ナノメートル(nm)オーダの位置決め精
度が要求される半導体露光装置のXYステージにおいて
は、リニアモータの周囲の構造体が、例えば長さ100
mmの低熱膨張材(熱膨張係数1×10-6)であったと
すれば、1℃の温度変化によって100nmの熱変形を
生じるため、上記のようなリニアモータの発熱は、必要
な位置決め精度を得るうえでの大きな障害となる。
【0012】また、レーザ干渉計のレーザ光の光路の雰
囲気の温度が1℃変化しただけでも、測定値に100n
mの誤差が発生することも実験によって判明している。
【0013】このように、リニアモータの発熱によって
周囲の構造体や雰囲気が昇温することに起因するトラブ
ルに加えて、XYステージ上のウエハ等被加工物や被測
定物自体も加熱されて熱歪を発生し、このために加工精
度や測定精度が劣化するおそれもある。
【0014】そこで、リニアモータのコイルを強制冷却
する冷却ジャケット等を設けて、コイルの発熱による位
置決め精度の劣化等を回避する工夫もなされているが、
冷却ジャケット等が非絶縁体によって構成されている
と、リニアモータ可動子の磁石やヨークの移動に伴なっ
て渦電流が発生し、リニアモータの駆動力に抗して作用
するいわゆる粘性抵抗が増大する。その結果、リニアモ
ータの駆動効率が著しく低下するという未解決の課題が
ある。
【0015】本発明は上記従来の技術の有する未解決の
課題に鑑みてなされたものであり、リニアモータのコイ
ルを強制冷却する冷却手段に渦電流等が発生して駆動効
率が低下するおそれのないリニアモータおよびこれを用
いたステージ装置ならびに露光装置を提供することを目
的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のリニアモータは、磁石を有する磁気手段
と、該磁気手段の前記磁石に対向するコイル面を有する
コイルと、該コイルの少なくとも前記コイル面を強制冷
却する冷却手段を有し、該冷却手段が、絶縁体によって
構成されていることを特徴とする。
【0017】冷却手段が、コイル面を覆う冷却ジャケッ
トを有するとよい。
【0018】
【作用】コイルに電流を供給してリニアモータを駆動し
たときに、コイルの発熱によって周囲の雰囲気や構造体
が昇温して、ステージ装置の位置決め精度等が低下する
のを回避するために、冷却手段によってコイルを強制冷
却する。冷却手段が磁石とコイルの間に配設されている
と、磁石とコイルの相対移動によって渦電流が発生し、
いわゆる粘性抵抗が増大してリニアモータの駆動効率が
低下する。そこで、冷却手段を絶縁体によって構成する
ことで渦電流の発生を防ぎ、リニアモータの駆動効率の
低下を回避する。
【0019】リニアモータの発熱に起因するトラブルを
防ぐことで、ステージ装置の位置決め精度を向上させ、
渦電流等による駆動力の損失を回避することで、エネル
ギーロスを低減できる。このようなステージ装置を用い
ることで、露光装置等の高性能化と小形化および省力化
を大きく促進できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0021】図1は一実施例による露光装置のウエハス
テージを示すもので、これは、定盤10上をY軸方向に
往復移動自在な移動ステージであるYステージ20と、
Yステージ20上をX軸方向に往復移動自在な移動ステ
ージであるXステージ30と、Yステージ20をY軸方
向に移動させる一対のリニアモータであるYリニアモー
タ40と、Xステージ30をX軸方向に移動させるリニ
アモータであるXリニアモータ50を有するステージ装
置(XYステージ)である。
【0022】定盤10は、Yステージ20とXステージ
30の下面を図示しないエアパッド等を介して非接触で
支持するXYガイド面10aを有する。定盤10のX軸
方向の一端には、Yステージ20をY軸方向に案内する
Yガイド11が立設され、Yガイド11のYガイド面1
1aとYステージ20の間は、図示しないエアパッド等
によって非接触に保たれており、Yリニアモータ40が
駆動されると、Yステージ20が定盤10のXYガイド
面10a上をYガイド11に沿って移動する。
【0023】Yステージ20は、一対のYスライダ21
と両者の間に配設された一対のXガイド22からなる長
尺の枠体であり、両Yスライダ21の下面が定盤10の
XYガイド面10aに面しており、前述のようにエアパ
ッド等を介して非接触に支持される。また、一方のYス
ライダ21は他方よりY軸方向に長尺であり、その側面
21aがYガイド11のYガイド面11aに面してお
り、前述のようにエアパッド等を介して非接触に案内さ
れる。両Yスライダ21はそれぞれ、連結板23を介し
てYリニアモータ40の可動子41に連結され、連結板
23はYリニアモータ40の可動子41とYステージ2
0に結合されている。
【0024】Xステージ30は、一対の天板31と両者
の間に配設された一対の側板32からなる中空枠体であ
り、その中空部をYステージ20の両Xガイド22とX
リニアモータ50の固定子52が貫通している。下方の
天板31の底面は定盤10のXYガイド面10aに面し
ており、前述のようにエアパッド等を介して非接触に支
持され、上方の天板31の上面は図示しない基板である
ウエハを吸着保持するウエハ保持面を形成している。
【0025】Xステージ30の両側板32の内面32a
は、Yステージ20の両Xガイド22の外側面であるX
ガイド面22aに面しており、エアパッド等によって非
接触に案内される。
【0026】各Yリニアモータ40は、前述のように連
結板23と一体的に結合された可動子41と、その開口
部を貫通する固定子42を有する。固定子42は、図2
の(a)に破線で示すようにY軸方向に配列されたコイ
ル列42aと、同図の(b)に示すようにコイル列42
aを両側から挟み込んで支持する一対の冷却板からなる
冷却手段である冷却ジャケット42bとその両端を支持
する固定部材42cを有し、可動子41は、互に対向す
る磁石41aを保持する一対のヨーク41bと、これら
の両端に固着された一対のアルミ板41cからなる磁気
手段である中空枠体である。
【0027】両Yリニアモータ40の固定子42のコイ
ル列42aのコイルに電流を供給すると、可動子41の
磁石41aに対向するコイル面に沿ってローレンツ力に
よる推力が発生し、Yステージ20をY軸方向に移動さ
せる。
【0028】Xステージ30をYステージ20のXガイ
ド22に沿って移動させるXリニアモータ50の可動子
51は、Xステージ30の上方の天板31の下面に固着
された中空枠体であり、Yリニアモータ40の可動子4
1と同様に、互に対向する磁石51aを保持する一対の
ヨークと、これらの両端に固着された一対のアルミ板か
らなる磁気手段である。
【0029】Xリニアモータ50の固定子52は、Yリ
ニアモータ40の固定子42と同様に、X軸方向に配列
された図示しないコイル列とこれを両側から挟み込んで
支持する一対の冷却板からなる冷却ジャケット52bを
有し、コイル列の各コイルに電流を供給することによっ
て、可動子51にローレンツ力による推力が発生し、X
ステージ30がYステージ20のXガイド22に沿って
X軸方向に移動する。
【0030】Xステージ30上の上のウエハは、Yリニ
アモータ40、Xリニアモータ50等を前述のように駆
動することで、XY方向に位置決めされる。このように
してウエハの位置決めを行なったうえで、図示しない露
光手段である光源光学系の露光光を照射し、その光路に
配設されたレチクルを経てウエハを露光する。
【0031】各Yリニアモータ40の冷却ジャケット4
2bは、コイル列42aの各コイルの両側のコイル面に
冷媒を流動させる流路42dを形成しており、図3に示
すように、冷却ジャケット42bのY軸方向の一端に配
設された一対の給水管42eから流路42dに冷媒を供
給し、冷却ジャケット42bのY軸方向の他端に配設さ
れた排水管42fから排出する。Xリニアモータ50の
冷却ジャケット52bもコイル列の両面に同様の流路を
形成しており、同様の給水管と排水管を有する。
【0032】Yリニアモータ40の冷却ジャケット42
bおよびXリニアモータ50の冷却ジャケット52bを
構成する冷却板は、それぞれ、絶縁体であるセラミック
によって作られており、これらに沿って可動子41,5
1が移動しても、冷却ジャケット42b,52bに渦電
流等が発生してYリニアモータ40やXリニアモータ5
0の粘性抵抗を増大させるおそれはない。
【0033】各Yリニアモータ40やXリニアモータ5
0コイル列42a,52aから発生した熱は、冷却ジャ
ケット42b,52b内を流動する冷媒に吸収されて外
部の回収装置に運ばれる。従って、Yリニアモータ40
やXリニアモータ50の発熱のために周囲の雰囲気が加
熱されて、Yステージ20やXステージ30の位置を測
定するレーザ干渉計に誤差を発生したり、あるいは、Y
リニアモータ40やXリニアモータ50の発熱のために
その周囲の定盤10等の構造物が熱変形を起こして、ウ
エハステージの位置決め精度が低下する等のトラブルを
効果的に回避できる。
【0034】またYリニアモータ40やXリニアモータ
50の発熱のためにウエハステージ上のウエハ自体が熱
歪を発生して位置決め精度が低下するのを防ぐこともで
きる。
【0035】加えて、前述のようにYリニアモータ40
やXリニアモータ50の冷却ジャケット42b,52b
が絶縁体によって構成されているため、渦電流による粘
性抵抗が増大してYリニアモータ40やXリニアモータ
50の駆動効率が著しく損われるおそれもない。
【0036】その結果、露光装置のウエハステージ等の
位置決め精度を向上させるとともにリニアモータの駆動
力の損失を防ぎ、露光装置の転写精度等の向上と省力化
および小形化に大きく貢献できる。
【0037】また、YリニアモータやXリニアモータの
冷却ジャケットが非絶縁体であれば、Yリニアモータや
Xリニアモータの駆動によって発生する渦電流が駆動速
度の上昇とともに増大するため、ウエハステージ等の高
速化の大きな障害となる。本実施例によれば、冷却ジャ
ケットが渦電流を発生するおそれがないため、ウエハス
テージ等の高速化を促進できるという利点もある。
【0038】次に上記説明した露光装置を利用した半導
体ディバイスの製造方法の実施例を説明する。図4は半
導体ディバイス(ICやLSI等の半導体チップ、ある
いは液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステ
ップ1(回路設計)では半導体ディバイスの回路設計を
行なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パ
ターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエ
ハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ
5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
ィバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
なう。こうした工程を経て半導体ディバイスが完成し、
これが出荷(ステップ7)される。
【0039】図5は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体
ディバイスを製造することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。
【0041】リニアモータのコイルを強制冷却する冷却
手段を設けて、ウエハステージ等の位置決め精度を向上
させるとともに、冷却手段に渦電流等が発生してリニア
モータの駆動効率が低下するのを防ぐ。
【0042】これによって、高精度でしかも駆動効率の
高いステージ装置を実現できる。このようなステージ装
置を搭載することで、露光装置等の高性能化と省力化お
よび小形化に大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例による露光装置のウエハステージを示
す斜視図である。
【図2】図1の装置のYリニアモータのみを示すもの
で、(a)はその斜視図、(b)は(a)のA−A線に
沿ってとった断面図である。
【図3】図2の装置の冷却ジャケットの外観を示す斜視
図である。
【図4】半導体ディバイスの製造工程を示すフローチャ
ートである。
【図5】ウエハプロセスを示すフローチャートである。
【図6】一従来例によるリニアモータを示すもので、
(a)はその主要部を示す部分斜視図、(b)は(a)
のA−A線に沿ってとった断面図である。
【図7】露光装置全体を示す立面図である。
【符号の説明】
10 定盤 20 Yステージ 30 Xステージ 40 Yリニアモータ 41,51 可動子 42,52 固定子 42a コイル列 42b,52b 冷却ジャケット 50 Xリニアモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02K 9/00 H01L 21/30 515G

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石を有する磁気手段と、該磁気手段の
    前記磁石に対向するコイル面を有するコイルと、該コイ
    ルの少なくとも前記コイル面を強制冷却する冷却手段を
    有し、該冷却手段が、絶縁体によって構成されているこ
    とを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 絶縁体がセラミックであることを特徴と
    する請求項1記載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】 冷却手段が、コイル面を覆う冷却ジャケ
    ットを有することを特徴とする請求項1または2記載の
    リニアモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか1項記載のリ
    ニアモータと、これによって駆動される移動ステージを
    有するステージ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のステージ装置と、これに
    よって位置決めされた基板を露光する露光手段を有する
    露光装置。
JP29457196A 1996-10-16 1996-10-16 リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置 Pending JPH10127035A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29457196A JPH10127035A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置
US08/951,107 US6084319A (en) 1996-10-16 1997-10-15 Linear motor, and stage device and exposure apparatus provided with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29457196A JPH10127035A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003428644A Division JP2004187498A (ja) 2003-12-25 2003-12-25 リニアモータ、これを用いたステージ装置、露光装置およびデバイス製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10127035A true JPH10127035A (ja) 1998-05-15

Family

ID=17809510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29457196A Pending JPH10127035A (ja) 1996-10-16 1996-10-16 リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10127035A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114034A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Nikon Corp 電磁アクチュエータ及びステージ装置
KR20010089158A (ko) * 2000-02-10 2001-09-29 에이에스엠 리소그라피 비.브이. 전사 투영 장치에서의 음성 코일 모터의 냉각
KR20030025419A (ko) * 2001-09-20 2003-03-29 주식회사 져스텍 리니어모터
US6639333B1 (en) 1999-07-19 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Linear motor stage system for use in exposure apparatus
US6847132B2 (en) 2001-07-10 2005-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Electromagnetic actuator having an armature coil surrounded by heat-conducting anisotropy material and exposure apparatus
JP2005109331A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Canon Inc ステージ装置およびデバイス製造方法
JP2007159286A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Yaskawa Electric Corp リニアモータ
JP2008245492A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Hitachi Metals Ltd 可動コイル型リニアモータ
CN102377287A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 富士机械制造株式会社 轴型线性马达

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127379U (ja) * 1988-02-24 1989-08-31
JPH01228131A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Sigma Gijutsu Kogyo Kk レジスト現像装置
JPH06254734A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Canon Inc Xyステージ装置およびこれに用いるリニアモータ
JPH0670484U (ja) * 1993-03-12 1994-09-30 株式会社安川電機 キャンド・リニアモータの固定子
JPH08107665A (ja) * 1994-08-09 1996-04-23 Hitachi Metals Ltd リニアモータ
JPH08167554A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Nikon Corp リニアモータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01127379U (ja) * 1988-02-24 1989-08-31
JPH01228131A (ja) * 1988-03-09 1989-09-12 Sigma Gijutsu Kogyo Kk レジスト現像装置
JPH06254734A (ja) * 1993-03-02 1994-09-13 Canon Inc Xyステージ装置およびこれに用いるリニアモータ
JPH0670484U (ja) * 1993-03-12 1994-09-30 株式会社安川電機 キャンド・リニアモータの固定子
JPH08107665A (ja) * 1994-08-09 1996-04-23 Hitachi Metals Ltd リニアモータ
JPH08167554A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Nikon Corp リニアモータ

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000114034A (ja) * 1998-10-05 2000-04-21 Nikon Corp 電磁アクチュエータ及びステージ装置
JP4623243B2 (ja) * 1998-10-05 2011-02-02 株式会社ニコン 電磁アクチュエータ及びステージ装置
US6639333B1 (en) 1999-07-19 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Linear motor stage system for use in exposure apparatus
KR20010089158A (ko) * 2000-02-10 2001-09-29 에이에스엠 리소그라피 비.브이. 전사 투영 장치에서의 음성 코일 모터의 냉각
US7057313B2 (en) 2000-02-10 2006-06-06 Asml Netherlands B.V. Cooling of voice coil motors
US6847132B2 (en) 2001-07-10 2005-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Electromagnetic actuator having an armature coil surrounded by heat-conducting anisotropy material and exposure apparatus
KR20030025419A (ko) * 2001-09-20 2003-03-29 주식회사 져스텍 리니어모터
JP2005109331A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Canon Inc ステージ装置およびデバイス製造方法
JP4510419B2 (ja) * 2003-10-01 2010-07-21 キヤノン株式会社 ステージ装置、露光装置およびデバイス製造方法
JP2007159286A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Yaskawa Electric Corp リニアモータ
JP2008245492A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Hitachi Metals Ltd 可動コイル型リニアモータ
CN102377287A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 富士机械制造株式会社 轴型线性马达

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6084319A (en) Linear motor, and stage device and exposure apparatus provided with the same
US6590355B1 (en) Linear motor device, stage device, and exposure apparatus
JP3155936B2 (ja) リニアモータとステージ装置及びこれを用いた走査型露光装置やデバイス製造方法
JPH11191585A (ja) ステージ装置、およびこれを用いた露光装置、ならびにデバイス製造方法
US20050219501A1 (en) Stage apparatus and exprosure apparatus
TW200532770A (en) Stage device and exposure apparatus
JP2001025227A (ja) リニアモータ並びにこれを有するステージ装置および露光装置
JP4314555B2 (ja) リニアモータ装置、ステージ装置、及び露光装置
JP2004146492A (ja) Euv露光装置
US6639333B1 (en) Linear motor stage system for use in exposure apparatus
JPH10127035A (ja) リニアモータおよびこれを用いたステージ装置ならびに露光装置
JP2004364392A (ja) リニアモータ、及びこれを備えるステージ装置、露光装置並びにデバイス製造方法
JP3278380B2 (ja) リニアモータ
JPH1012539A (ja) 移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置
JPH11122900A (ja) 位置決めテーブル装置およびデバイス製造方法
JP2004187498A (ja) リニアモータ、これを用いたステージ装置、露光装置およびデバイス製造方法
US6979920B2 (en) Circulation housing for a mover
JP3592292B2 (ja) リニアモータを有するステージ装置、露光装置
JP2001145328A (ja) リニアモータ並びにこれを用いたステージ装置及び露光装置
US7239051B2 (en) Driving apparatus and exposure apparatus
US7408276B2 (en) Plane motor device with surrounding member surrounding coil unit and with cooling channel provided within surrounding member
JP3919387B2 (ja) 露光装置
JP2001136727A (ja) 多相コイル型リニアモータ、露光装置およびデバイス製造方法
JP4510419B2 (ja) ステージ装置、露光装置およびデバイス製造方法
JPH1012538A (ja) 走査ステージ装置およびこれを用いた露光装置