JPH1012539A - 移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置 - Google Patents
移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置Info
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Abstract
償手段を設けて転写精度を向上させる。 【解決手段】 レチクルステージ3は、リニアモータ固
定子4,5とリニアモータ可動子6,7からなるリニア
モータによってガイド2上をY軸方向に走査される。リ
ニアモータ可動子6,7の頂部に吸引磁石9a〜9dを
配設し、その上方の磁性体9eに対向させて磁気吸引力
によってレチクルステージ3等の重さを相殺する。磁性
体9eは、ガイド2を支持する露光装置のフレームと別
体である支柱9fによって支持されるため、レチクルス
テージ3が移動しても露光装置全体の重心位置は変化せ
ず、フレームの変形による転写ずれ等を回避できる。
Description
なかで、特に、レチクルパターンを円弧状あるいは矩形
状の帯状領域に限定してウエハ等基板(以下、「基板」
という。)に結像させ、レチクルと基板を同期的に走査
させることによって、レチクルパターン全体を露光して
基板に転写するいわゆる走査型の露光装置の移動ステー
ジ装置およびこれを用いた露光装置に関するものであ
る。
査させてレチクルパターン全体を基板に転写するいわゆ
る走査型の露光装置においては、レチクルや基板の走査
速度を極めて高精度で安定して制御することのできる移
動ステージ装置が必要であり、このような移動ステージ
装置の駆動部には、リニアモータを用いるのが一般的で
ある。
を示すもので、これは、レチクルステージベース101
上に固定された平板状のガイド102と、ガイド102
に沿ってY軸方向(走査方向)に往復移動自在であるレ
チクルステージ103と、レチクルステージ103の走
行路に沿ってその両側にレチクルステージベース101
と一体的に配設された一対のリニアモータ固定子10
4,105と、レチクルステージ103の両側面とそれ
ぞれ一体的に設けられた一対のリニアモータ可動子10
6,107を有し、リニアモータ固定子104,105
とリニアモータ可動子106,107はそれぞれレチク
ルステージ103を走査方向に加速減速する一対のリニ
アモータR1 ,R2 を構成する。なお、レチクルステー
ジ103は静圧空気軸受(エアスライド)E0 によって
ガイド102に非接触で案内される。
ガイド102の長さ方向に配設された6個の偏平コイル
104a,105aと、これらを支持するコイルホルダ
104b,105bからなる多相コイル切り換え方式の
リニアモータ固定子であり、リニアモータ可動子10
6,107の開口106a,107aを貫通する。リニ
アモータ固定子104,105のコイル104a,10
5aに図示しない電源から逐次駆動電流が供給されてこ
れらが励磁されると、リニアモータ可動子104,10
5にY軸方向の推力が発生し、これによってレチクルス
テージ103が加速あるいは減速される。
10が吸着され、その下方にはウエハステージ203
(図8参照)によってウエハが保持されており、ウエハ
ステージ203もレチクルステージ103と同様の駆動
部を有し、同様に制御される。レチクル110の一部分
に照射された帯状の露光光L0 (断面を図9に破線で示
す)は、フレーム204に支持された投影光学系205
によってウエハに結像し、その帯状領域を露光して、レ
チクルパターンの一部分を転写する。走査型の露光装置
の各露光サイクルは、帯状の露光光L0 に対してレチク
ルステージ103とウエハステージ203を同期的に走
行させることでレチクルパターン全体をウエハに転写す
るものであり、レチクルステージ103とウエハステー
ジ203の走行中はその位置をレーザ干渉計108,2
08によってそれぞれ検出して駆動部にフィードバック
する。リニアモータR1 ,R2 によるレチクルステージ
103の加速減速および露光中の速度制御は以下のよう
に行なわれる。
クルステージ103が走査方向の図示左端にありレチク
ル110の走査方向の幅の中心O0 が加速開始位置P1
に位置しているときにリニアモータR1 ,R2 の図示右
向きの推力による加速が開始され、レチクル110の前
記中心O0 が加速終了位置P2 に到達したときに加速が
停止され、以後はリニアモータR1 ,R2 がレチクルス
テージ103の走査速度を一定に制御する働きのみをす
る。レチクル110の中心O0 が減速開始位置P3 に到
達するとリニアモータR1 ,R2 の図示左向きの推力に
よる減速が開始され、レチクル110の中心O0 が減速
終了位置P4 に到達したときにレチクルステージ103
の走行が停止される。
チクルステージ103が図示右向きに走行して、レチク
ル110の中心O0 が加速終了位置P2 に到達すると同
時に露光光L0 がレチクルパターンの図示右端に入射し
て露光が開始され、レチクル110の中心O0 が減速開
始位置P3 に到達したときにレチクルパターンの全面の
露光が完了する。レチクル110の露光中すなわち、レ
チクルパターンが露光光L0 を横切って走行する間はレ
チクルステージ103が一定の走査速度に制御され、こ
れと同期して、ウエハステージ203の走査速度も同様
に制御される。なお、露光開始時のウエハとレチクル1
10の相対位置は厳密に管理され、露光中のウエハとレ
チクル110の速度比は、両者の間の投影光学系205
の縮小倍率に正確に一致するように制御され、露光終了
後は両者を適当に減速させる。
図8に示すようにウエハステージ203の定盤201に
立設されたフレーム204の頂部と一体である外筒20
4aの上端に支持されており、定盤201は、防振装置
201aを介して床面F0 に支持されている。また、露
光光L0 を発生する光源は、破線で示すように、床面F
0 に直接支持されている。
の技術によれば、前述のように、ウエハステージ203
の定盤201に立設されたフレーム204の頂部にレチ
クルステージベース101が支持され、その上のガイド
102上にレチクルステージ103が支持されてY軸方
向に移動する構成であるため、露光装置の頂部でレチク
ルステージ103が移動することによって全体の重心位
置が大幅に変化してフレーム204等に歪を発生し、こ
れを変形させる。
系205の位置ずれや、図示しないアライメント光学
系、あるいはレチクルステージ103、ウエハステージ
203の位置を計測するレーザ干渉計108,208の
検出値の信頼性の低下を招き、露光装置の転写精度を悪
化させる。
る静的な重心移動に加えて、リニアモータR1 ,R2 が
駆動されたときに各リニアモータ固定子104,105
が受ける反力に起因する振動等の動的トラブルも、上記
と同様に転写精度に影響するおそれがある。
の課題に鑑みてなされたものであり、レチクルステージ
等の移動ステージの移動に起因する露光装置全体の重心
位置の変化や、駆動力の反力による動的トラブル等を回
避して、露光装置の転写精度等を大幅に改善できる移動
ステージおよびこれを用いた露光装置を提供することを
目的とするものである。
め、本発明の移動ステージ装置は、第1の支持手段に支
持された案内手段に沿って移動自在である移動ステージ
と、これを移動させる駆動手段と、前記移動ステージを
上向きに付勢する自重補償手段を有し、該自重補償手段
が、第1の支持手段と別体である第2の支持手段に支持
されていることを特徴とする。
れた第1の磁気手段とこれに対向するように移動ステー
ジに保持された第2の磁気手段を備えていることを特徴
とするとよい。
着された吸引磁石を備えているとよい。
持されていてもよい。
重補償手段によって上向きに付勢することで、移動ステ
ージの重さ(自重)を相殺する。案内手段を経て露光装
置のフレーム等に移動ステージの重さがかかるのを回避
し、移動ステージが移動したときに露光装置全体の重心
位置が変わるのを防ぐ。
てフレーム等の変形による転写ずれを起こす等のトラブ
ルがないため、露光装置の転写精度を大幅に改善でき
る。
持されていれば、駆動手段の駆動力の反力が露光装置の
投影光学系やアライメント光学系等に伝播して転写精度
を低下させるのを回避できる。これによって、より一層
転写精度を向上させることができる。
いて説明する。
を示すもので、これは、第1の支持手段であるレチクル
ステージベース1上に固定された案内手段である平板状
のガイド2と、ガイド2に沿って走査方向(Y軸方向)
に往復移動自在である移動ステージであるレチクルステ
ージ3と、レチクルステージ3の走行路に沿ってその両
側にレチクルステージベース1と一体的に配設された一
対のリニアモータ固定子4,5と、レチクルステージ3
の両側面とそれぞれ一体的に設けられた一対のリニアモ
ータ可動子6,7を有し、リニアモータ固定子4,5と
リニアモータ可動子6,7はそれぞれレチクルステージ
3を走査方向に加速減速する駆動手段である一対のリニ
アモータを構成する。レチクルステージ3は、エアスラ
イド(静圧軸受装置)E1 によってガイド2に非接触で
案内される。
タ固定子4,5は、ガイド2に沿って直列に配設された
6個のコイル4a,5aとこれを支持するコイル台4
b,5bからなる多相コイル切り換え型のリニアモータ
固定子であり、それぞれリニアモータの可動部であるリ
ニアモータ可動子6,7の開口を貫通する。コイル4
a,5aに図示しない電源から逐次駆動電流が供給され
てこれらが励磁されると、リニアモータ可動子6,7と
の間に推力が発生し、これによってレチクルステージ3
が加速あるいは減速される。
吸着され、その下方には、図2に示すように、ウエハス
テージ13によって被露光体であるウエハWが保持され
ており、ウエハステージ13もレチクルステージ3と同
様の駆動部を有し、同様に制御される。レチクル30の
一部分に照射された帯状の露光光は、従来例と同様に投
影光学系15によってウエハWに結像し、その帯状領域
を露光して、レチクルパターンの一部分を転写する。レ
チクルステージ3とウエハステージ13を同期的に走行
させることでレチクルパターン全体をウエハWに転写す
る。この間、レチクルステージ3とウエハステージ13
の位置をレーザ干渉計8,18によってそれぞれ検出し
て各駆動部にフィードバックする。前記リニアモータに
よるレチクルステージ3の加速、減速および露光中の加
速制御は従来例と同様である。
ハステージ3の定盤11に立設されたフレーム14の頂
部と一体である外筒14aの上端に支持されており、定
盤11は、防振装置11aを介して床面F1 に支持され
ている。露光手段である露光光を発生する光源は、破線
で示すように、床面F1 に直接支持されている。
置を検出するレーザ干渉計8は、X軸方向に離間して一
対設けられ、レチクルステージ3の一端には、各レーザ
干渉計8に計測用のレーザ光を反射するための一対のミ
ラー8aが配設されている。
らと一体であるレチクルステージ3の重さを支持する自
重補償手段であるレチクルステージ自重補償装置9につ
いて説明する。まず、リニアモータ可動子6,7は、一
対の互に対向する鉄板からなるヨーク6a,7aと、そ
の内側の対向面に配設された4極の駆動用の磁石6b,
7bと、ヨーク6a,7aの両側面に挟まれてこれらに
固定された一対のアルミ板6c,7cからなる断面方形
の中空体であり、リニアモータ固定子4,5のコイル列
はそれぞれ、リニアモータ可動子6,7の磁石6b,7
bの対向面の間を貫通し、各コイル4a,5aを逐次励
磁することで、前述のように、リニアモータ可動子6,
7に推力を発生させる。
ニアモータ可動子6,7の図示上方のヨーク6a,7a
に固着された第2の磁気手段である合計4列の吸引磁石
9a〜9dと、各列の吸引磁石9a〜9dに対向して配
設された第1の磁気手段である合計4個の長尺の磁性体
9eと、各磁性体9eを支持する第2の支持手段である
合計4本の支柱9fを有し、各支柱9fは、ウエハステ
ージ13の定盤11から独立して直接床面F1 に立設さ
れている。
個ずつ隣接するものどうし互に磁極が逆向きになるよう
に配設され、これらと磁性体9eおよびリニアモータ可
動子6,7のヨーク6a,7aを通って磁気回路が形成
され、その磁気吸引力によって各リニアモータ可動子
6,7を磁性体9eに吸引することでレチクルステージ
3を上向きに付勢する。
らに対向する磁性体9eとの間の間隙寸法の比率を適切
に設定することで、レチクルステージ3およびリニアモ
ータ可動子6,7の重さを前記磁気吸引力によって相殺
すれば、リニアモータの駆動によってレチクルステージ
3が移動したときに、従来例のように露光装置の重心位
置が変化するのを回避できる。
の間に設けられたエアスライドE1の軸受剛性は、レチ
クルステージ自重補償装置9の磁気吸引力に対する前記
間隙寸法の変化の比率に比べて2〜3桁大きく設定され
るため、レチクルステージ3等の重さのみをレチクルス
テージ自重補償装置9によって相殺し、エアスライドE
1 の予圧ユニットの磁気吸引力には影響しない状態でレ
チクルステージ3を安定して走査させることができる。
るレチクルステージやリニアモータ可動子の重さを磁気
吸引力によって相殺するレチクルステージ自重補償装置
を設けることで、レチクルステージの走査中に露光装置
の重心位置が変化するのを防ぎ、露光中にフレーム等の
変形によって投影光学系の位置がずれたり、レーザ干渉
計、あるいは図示しないアライメント光学系の検出値の
信頼性が低下する等のトラブルを回避できる。これによ
って、特に、走査型の露光装置等の転写精度を大幅に改
善できる。
を示す。これは、第1実施例の多相コイル切り換え型の
リニアモータ固定子4,5に替えて、いわゆる単相コイ
ル型のリニアモータ固定子24,25を用いたもので、
各リニアモータ固定子24,25は、ガイド2の両側縁
に沿って走査方向にのびる下ヨーク24a,25aと、
各下ヨーク24a,25aに巻き付けられたコイル24
b,25bと、これに対向する第1の磁気手段である上
ヨーク24c,25cを有する。
ルステージ3と一体である磁石ホルダ26a,27a
と、その開口部に保持された駆動用の磁石26b,27
bを有する。駆動用の磁石26b,27bは、リニアモ
ータ固定子24,25のコイル24b,25bと上ヨー
ク24c,25cの間に形成された間隙に嵌挿されて走
査方向に移動自在であり、リニアモータ可動子26,2
7の駆動用の磁石26b,27bから、リニアモータ固
定子24,25の上ヨーク24c,25c、下ヨーク2
4a,25aを経て駆動用の磁石26b,27bに戻る
磁気回路が形成され、コイル24b,25bの励磁によ
って駆動用の磁石26b,27bに走査方向の推力が発
生する。
チクルステージ3、レーザ干渉計8,18等については
第1実施例と同様であるから同一符号で表わし、説明は
省略する。
リニアモータ可動子26,27の磁石ホルダ26a,2
7aの一対の長溝に一対ずつ保持された第2の磁気手段
である吸引磁石29a〜29dと、各対の吸引磁石29
a〜29dの背面に固着されたバックヨーク29eを有
する。各対の吸引磁石29a〜29dの一方から、これ
と対向するリニアモータ固定子24,25の上ヨーク2
4c,25c、他方の吸引磁石29a〜29d、バック
ヨーク29eを経てもとの吸引磁石29a〜29dに戻
る磁気回路が構成され、これによる磁気吸引力によって
各リニアモータ可動子26,27がリニアモータ固定子
24,25の上ヨーク24c,25cに吸引される。
石29a〜29dの厚さと、これらに対向するリニアモ
ータ固定子24,25の上ヨーク24c,25cとの間
の間隙寸法の比率を適切に設定することで、レチクルス
テージ3およびリニアモータ可動子26,27の重さを
前記磁気吸引力によって相殺すれば、レチクルステージ
3が移動したときに、従来例のように露光装置の重心位
置が変化するのを回避できる。
ク24c,25cはその両端において下ヨーク24a,
25aと一体的に結合され、下ヨーク24a,25aの
両端は、図4に示すようにウエハステージ13の定盤1
1を支持する床面F2 に直接立設された支柱29fに支
持されている。すなわち、支柱29fは、吸引磁石29
a〜29dの磁気吸引力によってレチクルステージ3や
リニアモータ可動子26,27の重さを支持するととも
に、各リニアモータ固定子24,25についても、これ
を直接床面F2 から支持する。従って、リニアモータを
駆動したときに各リニアモータ固定子24,25にかか
る反力が、投影光学系14やアライメント光学系、ある
いはレーザ干渉計8,18等に悪影響を与えるのを効果
的に回避し、露光装置の転写精度をより一層向上でき
る。
体ディバイスの製造方法の実施例を説明する。図5は半
導体ディバイス(ICやLSI等の半導体チップ、ある
いは液晶パネルやCCD等)の製造フローを示す。ステ
ップ1(回路設計)では半導体ディバイスの回路設計を
行なう。ステップ2(マスク製作)では設計した回路パ
ターンを形成したマスクを製作する。ステップ3(ウエ
ハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ
5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
ィバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
なう。こうした工程を経て半導体ディバイスが完成し、
これが出荷(ステップS7)される。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ
18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分
を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に
多重に回路パターンが形成される。本実施例の製造方法
を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体
ディバイスを製造することができる。
で、次に記載するような効果を奏する。
に起因する露光装置の重心位置の変化や、駆動力の反力
による動的トラブル等を回避して、露光装置の転写精度
を大幅に改善できる。
を分離した状態で示す一部分解斜視図である。
ある。
を分離した状態で示す一部分解斜視図である。
ある。
ートである。
ある。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の支持手段に支持された案内手段に
沿って移動自在である移動ステージと、これを移動させ
る駆動手段と、前記移動ステージを上向きに付勢する自
重補償手段を有し、該自重補償手段が、前記第1の支持
手段と別体である第2の支持手段に支持されていること
を特徴とする移動ステージ装置。 - 【請求項2】 自重補償手段が、第2の支持手段に支持
された第1の磁気手段とこれに対向するように移動ステ
ージに保持された第2の磁気手段を備えていることを特
徴とする請求項1記載の移動ステージ装置。 - 【請求項3】 第2の磁気手段が、駆動手段の可動部に
固着された吸引磁石を備えていることを特徴とする請求
項2記載の移動ステージ装置。 - 【請求項4】 駆動手段の固定部が、第2の支持手段に
支持されていることを特徴とする請求項1ないし3いず
れか1項記載の移動ステージ装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか1項記載の移
動ステージと、これに保持された被露光体を露光する露
光手段を有する露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17741896A JP3679509B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17741896A JP3679509B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1012539A true JPH1012539A (ja) | 1998-01-16 |
JP3679509B2 JP3679509B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=16030588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17741896A Expired - Fee Related JP3679509B2 (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 移動ステージ装置およびこれを用いた露光装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3679509B2 (ja) |
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