JP4656306B2 - キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ - Google Patents

キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ Download PDF

Info

Publication number
JP4656306B2
JP4656306B2 JP2005147480A JP2005147480A JP4656306B2 JP 4656306 B2 JP4656306 B2 JP 4656306B2 JP 2005147480 A JP2005147480 A JP 2005147480A JP 2005147480 A JP2005147480 A JP 2005147480A JP 4656306 B2 JP4656306 B2 JP 4656306B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
linear motor
insulating material
heat insulating
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005147480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006325351A (ja
Inventor
ムハマド エナムル カビル
利之 石橋
透 鹿山
洋介 川副
アブドラハマン ナファ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2005147480A priority Critical patent/JP4656306B2/ja
Publication of JP2006325351A publication Critical patent/JP2006325351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4656306B2 publication Critical patent/JP4656306B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Description

本発明は、半導体製造装置や工作機のテーブル送りに使用されると共に、リニアモータ本体の温度上昇低減が要求されるキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータに関する。
従来のキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータは、電機子巻線をキャンで覆い、電機子巻線とキャンの間に設けた冷媒通路に冷媒を流すことにより、電機子巻線が発生する熱を冷媒で回収し、リニアモータ表面の温度上昇を低減している(例えば、特許文献1参照)。
図14は従来技術を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図である。
図において、100は電機子を構成する固定子、101は筐体、102はキャン、103はキャン固定用ボルト、104は押え板、105は電機子巻線、106は端子台、107は冷媒供給口、108は冷媒排出口、200は界磁を構成する可動子、201は界磁ヨーク支持部材、202は界磁ヨーク、203は永久磁石である。可動子200は、界磁ヨーク支持部材201の長さ分の距離を隔てて上下に界磁ヨーク202が備えられ、その四隅に界磁ヨーク支持部材201が配置され、上下の界磁ヨーク202の対向面に永久磁石203がそれぞれ取り付けられている。そして、可動子200の中空空間内に固定子100が挿入され、永久磁石203が固定子100の電機子巻線105と対向するように配置されている。可動子200は、図示しない直線転がり案内や静圧軸受案内等によって支持されている。
このような構成において、所定の電流を電機子巻線105に流すと永久磁石203の作る磁界との作用により可動子200に推力が発生し、可動子200は矢印で示す進行方向に移動する。
図15は図14におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットしたキャンド・リニアモータの正断面図である。
図において、109はOリング、110は冷媒通路である。固定子100は、内部を中空とする、電機子巻線を額縁状(口の字形)に囲むように設けた金属製の筐体101と、筐体101の両開口部を密閉するため筐体101の外形を象った板状のキャン102と、キャン102を筐体101に固定するためのキャン固定用ボルト103と、キャン固定用ボルト103の通し穴を持ちキャン102を均等な荷重でもって押えるための押え板104と、筐体101の中空内に配置された複数のコイル群よりなる平板状に成形された3相の電機子巻線105と、筐体101の中空部より少し大き目に象られたOリング109により構成されている。キャン102の材質には、例えば、ステンレスなどの非磁性の金属、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂や熱可塑性樹脂であるポリフェニレンサルファイド(PPS)、さらにはガラス繊維やカーボン繊維をエポキシ樹脂で含浸したGFRPやCFRPが使用されている。筐体101の中空部の形状は、電機子巻線105の外周を囲うように象られている。電機子巻線105は、巻線固定部材111と一体に樹脂モールドされており、電機子巻線105と一体になった巻線固定部材111は、筐体101の中空内に配置され、巻線固定部材111と筐体101とがボルト(図示しない)により固定される。筐体101の表裏の縁には、周回した溝が設けられており、そこにOリング109が配置される。そして、キャン102が筐体101の表裏に配置される。キャン102の上から筐体101の縁に沿って押え板104が敷かれ、キャン固定用ボルト103にて締め付けられ、キャン102と筐体101が固定される。電機子巻線105は、複数の集中巻コイルを3相分用意したもので構成されている。電機子巻線105への電力供給は、筐体101に取り付けられた端子台106から行われる。端子台106と電機子巻線105はリード線(図示しない)で各々電気的に接続されている。また、冷媒は筐体101に設けた冷媒供給口107より供給され、冷媒排出口108より排出される。その間に、冷媒は冷媒通路110を流れ、銅損により発熱する電機子巻線105を冷却する。また、冷媒には導電率が極めて小さく絶縁性が高いフッ素系不活性冷媒(例えば住友3M製ハイドロフルエーテル(HFE))が使用されている。
このように構成されたキャンド・リニアモータは、可動子200と固定子100の電気的相対位置に応じた3相交流電流を電機子巻線105に流すことにより、永久磁石203の作る磁界と作用して可動子200に推力が発生する。このとき銅損によって発熱した電機子巻線105は冷媒通路110を流れる冷媒により冷却される。
特開2002−27730号公報(明細書第4頁、第1図)
従来のキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータは、発熱する電機子巻線105上の冷媒通路110を冷媒が流れることにより、以下のような問題があった。
従来のキャンド・リニアモータ電機子は、キャンにはステンレス等の金属、エポキシ樹脂、PPS、GFRP、CFRP等の樹脂が使用されている。しかし、ステンレスの熱伝導率は約15(W/(m・k))、樹脂の熱伝導率は約0.3(W/(m・k))であり、断熱材として使用されている硬質ウレタンフォームやグラスウールの熱伝導率0.02〜0.05(W/(m・k))に比べ数10〜数100倍も大きい。つまり、電機子巻線の発生銅損による熱は冷媒により回収され熱交換されるものの、キャンの熱伝導率が大きいために熱の一部が冷媒通路を介してキャンに伝導し、電機子表面の温度上昇を引き起こす。ひいては、電機子表面の温度上昇が熱膨張などの精度劣化や大気の揺らぎなどを引き起こし、リニアモータの位置制御に用いるレーザー測長器の測定誤差に影響を与えていた。
また、キャン表面への熱伝導を低減するために、キャンの厚さを大きくしたり、キャン表面に硬質ウレタンフォームやグラスウールなどの断熱材で覆うことが考えられるが、大きな断熱効果を得るためにはキャン材や断熱材の厚さを大幅に大きくし(電機子自体の厚さを大)、可動子の上下永久磁石間の長さである磁気的空隙長も大きくしなければならなかった。その結果、ギャップ磁束密度が低下し、所定の推力に対する電流増加、ひいては電機子巻線の発熱量を増加させた。よって、電機子表面の温度上昇を低減することができなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、キャンド・リニアモータ電機子の厚さを大きくせずに、電機子表面の温度上昇を低減することができるキャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項1の発明は、複数のコイル群よりなる平板状に成形された電機子巻線と、前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路とを具備したキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャンの外側面もしくは内側面に真空断熱材を設けたことを特徴としたものである。
また、請求項2の発明は、複数のコイル群よりなる円筒状に成形された電機子巻線と、前記電機子巻線を囲むように設けた円筒状のキャンと、前記キャンの両開口部を密閉する金属製の筐体と、前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路とを具備したキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャンの外側面もしくは内側面に真空断熱材を設けたことを特徴としたものである。
請求項3の発明は、複数のコイル群よりなる平板状に成形された電機子巻線と、前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路とを具備したキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャン自体を真空断熱材で構成したことを特徴としたものである。
請求項4の発明は、複数のコイル群よりなる円筒状に成形された電機子巻線と、前記電機子巻線を囲むように設けた円筒状のキャンと、前記キャンの両開口部を密閉する金属製の筐体と、前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路とを具備したキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャン自体を真空断熱材で構成したことを特徴としたものである。
請求項5の発明は、請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記真空断熱材が前記筐体の外側面を覆うように設けられたことを特徴としたものである。
請求項6の発明は、請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記筐体を前記キャンと一体化して前記キャンを箱状に形成すると共に、前記真空断熱材が前記キャンの外側面を覆うように設けられたことを特徴としたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記冷媒通路内に支柱を設け、前記キャンを前記支柱により固定したことを特徴としたものである。
請求項8の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャンを予め湾曲させ、前記キャンの湾曲した凸面を前記冷媒通路側に向けて配置したことを特徴としたものである。
請求項9の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記冷媒通路に流す冷媒を水もしくは純水としたことを特徴としたものである。
請求項10の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子において、前記キャンもしくは前記真空断熱材を樹脂製としたことを特徴としたものである。
請求項11の発明は、キャンド・リニアモータに係り、請求項1〜10の何れか1項に記載のキャンドリニアモータ電機子と、前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されるとともに交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁とを備え、前記電機子と前記界磁の何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁と前記電機子を相対的に走行するようにしたことを特徴したものである。
請求項1および2記載の発明によると、熱伝導率が極めて小さい真空断熱材でキャンの外側面を覆っているので、真空断熱材を通り周囲へ逃げる熱流量を遮断することができ、電機子表面である真空断熱材の表面での温度上昇を極めて小さくすることができる。また、断熱を目的とする薄肉の真空断熱材と、耐冷媒圧力を目的とする高剛性のキャンを重ね合わせているので、冷媒の流量を多くし冷媒の熱回収率を高めつつ、冷媒圧力に伴うキャンと真空断熱材の変形を抑えることができる。よって、キャンド・リニアモータ電機子の厚さを大きくすることなく、電機子表面の温度上昇を低減することができる。
また、真空断熱材でキャンの内側面を覆う構成(キャンと冷媒通路との間に真空断熱材を介在)にしても、上記と同じ効果が得られると共に、真空断熱材が電機子表面に現れないので、運搬時や組立時の異物との接触による真空断熱材の破損を防ぐことができる。
請求項3および4記載の発明によると、キャンそのものを真空断熱材としているので、請求項1、2記載の発明と同様の効果を得ることができる。さらには、冷媒通路内での冷媒圧力が小さい使用環境下、例えば冷媒の流量が少ない使用環境下においては、冷媒圧力による真空断熱材の変形が小さく、キャンを真空断熱材として構成しても強度上問題無く使用することができる。従って、部品点数を減らし、製作を容易にかつ安価にすることができる。
請求項5記載の発明によると、冷媒通路とつながる冷媒供給口と冷媒排出口を備えた前記筐体の外側面にも真空断熱材で覆って構成しているので、電機子巻線から筐体、温度上昇した冷媒が通過する冷媒排出口を有する筐体の表面温度上昇を大幅に低減することができる。
請求項6記載の発明によると、筐体を無くしキャンと一体化しているので、電機子の推力反作用が小さく高い剛性を必要としないものに対し、製作を容易にかつ安価にすることができる。
請求項7記載の発明によると、冷媒通路内に支柱を設け、キャンと樹脂層を支柱によって機械的に固定しているので、冷媒流量の増加に伴う冷媒通路内の圧力上昇が起きたとしても、キャンの変形量を抑えることができる。よって、冷媒流量を増やすことができ、電機子表面の温度上昇をさらに低減することができる。
請求項8記載の発明によると、キャンを予め湾曲させて、冷媒通路側に凸面がくるように配置させているので、請求項7記載同様、冷媒通路内の圧力が上昇したとしても、キャンの外側への膨らみ量を抑えることができる。よって、冷媒流量を増やし電機子表面の温度上昇を低減することができる。さらには、請求項7記載のものに比べ、支柱などの部材を用いないので、製作を容易にかつ安価にすることができる。
請求項9記載の発明によると、冷媒を従来のHFEに比べ熱伝導率と定圧比熱の大きい純水とすることで、冷媒の熱回収率を高め、電機子表面の温度上昇を低減することができる。
請求項10記載の発明によると、キャンや真空断熱材の外袋を樹脂製としているので、可動子の永久磁石の移動に伴い金属に発生するに渦電流を無くすことができる。よって、渦電流による発熱を無くし、電機子の温度上昇を低減することができる。
請求項11記載の発明によると、キャンド・リニアモータの電機子と永久磁石を有する界磁とを対向させて、電機子と界磁の何れか一方を固定子、他方を可動子として構成しているので、請求項1〜10の効果を有するキャンド・リニアモータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、図2は図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについては、同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について説明する。
図1、図2において、102aはキャン、120aは真空断熱材である。
本発明が、従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、3相の電機子巻線105と、電機子巻線105を額縁状に囲むように設けた筐体101と、筐体101の両開口部を密閉する筐体ための板状のキャン102aと、電機子巻線105とキャン102aとの間に形成された冷媒通路110とを具備したキャンド・リニアモータ電機子(固定子100)において、キャン102aにはその外側面を覆うように薄い真空断熱材120aを設けている点である。
ここで、キャン102aの材質はステンレスなどの金属や熱硬化性樹脂のエポキシ樹脂、熱可塑性樹脂のポリフェニレンサルファイド(PPS)、ガラス繊維やカーボン繊維をエポキシ樹脂で含浸したGFRPやCFRPが使用されている。また、筐体101の表裏の縁には、周回した溝が設けられており、そこにOリング109が配置されている。
それから、該真空断熱材120aはキャン102aと同じ外形に象られ、縁が表裏の外袋を接合する部分(以下、この部分を溝と呼ぶ)を構成している。また、該真空断熱材120aは、外袋に樹脂や金属製のラミネートフィルム、芯材に断熱材となるシリカ粉末やグラスウールが用いられ、内部を真空にして構成されている。真空断熱材120aの上から筐体101の縁に沿って押え板104が敷かれ、キャン固定用ボルト103にて締め付けられ、キャン102aと真空断熱材120aと筐体101が一体に固定される。
このような構成により、電機子表面から周囲へ逃げる熱を真空断熱材が遮断し、電機子表面である真空断熱材の外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。また、断熱を目的とする真空断熱材と冷媒通路内の耐圧力を目的とする高剛性のキャンを重ね合わせているので、冷媒圧力に伴うキャンと真空断熱材の変形を抑えることができ、冷媒流量を大きくすることで冷媒の熱回収率を高めることができる。その結果、キャンド・リニアモータ電機子の厚さを大きくすることなく、電機子表面の温度上昇を低減することができる。
次に、本発明の温度上昇の低減効果について説明する。
図3は従来技術と本発明の電機子表面の温度上昇を比較したものである。
図3の横軸は、従来技術がキャンのみの厚さ、本発明がキャンの厚さ(1.5mmに固定)と真空断熱材の厚さの和である。また、キャンの材質はCFRP、真空断熱材の芯材はグラスウールとしている。図3の結果より、従来技術がキャンの厚さを大きくしても大きな低減効果が得られないのに対し、真空断熱材を併用した本発明が薄いものでも大きな効果が得られることがわかる。1.5mm以上の真空断熱材を使用することで、従来技術に比べ約1/3の温度上昇低減が可能である。
次に本発明の第2実施例について説明する。
図4は本発明の第2実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、真空断熱材120aをキャン102aの内側面、つまり冷媒通路110とキャン102aの間に介在させた点である。キャン102aは、第1実施例同様に冷媒通路110内の圧力上昇に伴う変形防止を目的としているが、さらに、真空断熱材120aを保護する役割もある。
このような構成により、第1実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらに、真空断熱材が電機子の表面に現れないので、運搬時や組立時の異物との接触による真空断熱材の破損を防ぐことができる。
次に本発明の第3実施例について説明する。
図5は本発明の第3実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、102bはキャンである。
第3実施例が第1実施例および第2実施例と異なる点は、キャン自体を真空断熱材とした点である。
このような構成により、第1実施例および第2実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、冷媒通路内の冷媒圧力が小さい使用環境下、例えば冷媒流量が少ない場合は、冷媒圧力による真空断熱材の変形が小さく、キャンを真空断熱材として構成しても強度上問題無く使用することができる。従って、部品点数を減らし、製作を容易にかつ安価にすることができる。
次に本発明の第4実施例について説明する。
図6は本発明の第4実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、120bは真空断熱材である。
第4実施例は第2実施例をもとに構成しているが、第4実施例が第2実施例と異なる点は、筐体101の外側面にも真空断熱材120bで覆った点である。真空断熱材120bは断面に4箇所の溝を有した箱形となっており、4箇所の溝の部分で筐体101、キャン102a、押え板104とがキャン固定用ボルト103により一体に固定されている。また、冷媒供給口107や冷媒排出口108が設けられている筐体101の部分にも真空断熱材120bが覆われている。
このような構成により、第1実施例〜第3実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、電機子巻線から筐体を通り周囲へ逃げる熱流量を遮断し、また、温度上昇した冷媒が通過する冷媒排出口付近の筐体から周囲へ逃げる熱流量も遮断するので、電機子表面全体の温度上昇を大幅に低減することができる。また、第1実施例〜第3実施例同様に、筐体に金属ステンレスなどを用いているので、推力反作用を受ける電機子の剛性を筐体により高めることができる。
次に本発明の第5実施例について説明する。
図7は本発明の第5実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、102cはキャン、111cは巻線固定部材、120cは真空断熱材、130は支柱、131は支柱用Oリング、132は支柱固定用ボルト、133は支柱固定用インサートナットである。
第5実施例は第2実施例をもとに構成しているが、第5実施例が第2実施例と異なる点は、冷媒通路110内に支柱130を設けた点である。支柱130は巻線固定部材111cと一体に形成されており、支柱130の先端に支柱用Oリング131が置かれると共に支柱固定用インサートナット133が埋め込まれ、支柱用固定ボルト132によってキャン102cと機械的に締結されている。なお、真空断熱材120cは支柱130の部分が溝に加工されており、溝に設けた穴に支柱用固定ボルト132を通し、キャン102cと支柱130とがいっしょに固定されている。
このような構成により、第1実施例〜第4実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、冷媒流量の増加に伴う冷媒圧力上昇が起きたとしても、キャンの変形量を抑えることができ、冷媒流量を増やし電機子表面の温度上昇をさらに低減することができる。
次に本発明の第6実施例について説明する。
図8は本発明の第6実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、102dは湾曲キャン、120dは真空断熱材である。
第6実施例は第2実施例をもとに構成しているが、第6実施例が第2実施例と異なる点は、冷媒通路110内に設けていた支柱130を取り除き、予めV字状に湾曲させたキャン102dを冷媒通路110側に凸面がくるように配置させた点である。
このような構成により、第1実施例〜第5実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。また、第5実施例同様、冷媒圧力が上昇したとしても、キャンの外側への膨らみ量を抑えることができ、冷媒流量を増やし電機子表面の温度上昇を低減することができる。さらには、第3実施例のものに比べ支柱などの部材を用いないので、製作を容易にかつ安価にすることができる。
次に本発明の第7実施例について説明する。
図9は本発明の第7実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、102eはキャン、120eは真空断熱材、111eは巻線固定部材である。
第7実施例は第2実施例をもとに構成しているが、第7実施例が第2実施例と異なる点は、キャン102e、真空断熱材120eの外袋、巻線固定部材111eをすべて樹脂製とし、さらには、冷媒を水または純水としている点である。なお、導電率の高い冷媒である水または純水を使用しているので、電機子巻線105の冷媒に対する絶縁性を確保するため、巻線固定部材111eには吸水率が小さく、浸水下でも絶縁抵抗が低下しない例えばエポキシ樹脂やシリコーン樹脂が使用されている。
このような構成により、第1実施例〜第6実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、冷媒を従来のHFEに比べ熱伝導率と定圧比熱の大きい純水としているので、冷媒の熱回収率を高め、電機子表面の温度上昇をさらに低減することができる。また、キャンや真空断熱材の外袋や巻線固定部材等を樹脂製としているので、可動子の永久磁石の移動に伴い金属に発生する渦電流を無くすことができる。よって、渦電流による発熱を無くし、温度上昇を低減することができる。
次に本発明の第8実施例について説明する。
図10は第8実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、図11は図10におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、102fはキャン、120fは真空断熱材である。
第8実施例が第1実施例〜第7実施例と異なる点は、筐体を取り除き、箱状に形成したキャン102fの内部に電機子巻線105と巻線固定部材111を設けキャン102fと固定し、キャン102fの外周に真空断熱材120fで覆った点である。なお、キャン102fは樹脂製であり、樹脂成形によって箱状に形成している。真空断熱材120fも同様に全周を閉じた箱状に形成している。
このような構成により、第1実施例〜第7実施例同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面である真空断熱材の外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、推力反作用が比較的小さな使用環境下においては、筐体を用いた構造による剛性の増強が必要とならないので、筐体を兼ねたキャンとすることで構成できる。従って、部品点数を減らし、製作を容易にかつ安価にすることができる。
次に本発明の第9実施例について説明する。
図12は本発明の第9実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、図13は図12におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。
図において、500は可動子、501は筐体、502はキャン、505は電機子巻線、506は端子台、507は冷媒供給口、508は冷媒排出口、510は冷媒通路、511は巻線固定部材、520は真空断熱材、600は固定子、602は界磁ヨーク、603は永久磁石である。
第9実施例が第1実施例〜第8実施例と異なる点は、電機子巻線、永久磁石、キャン、冷媒流路、真空断熱材を円筒状に形成した点にある。
具体的に説明すると、固定子600は、ストローク方向に長い円柱状の界磁ヨーク602の外周に多極を構成する複数の永久磁石603が配置されている。一方、可動子500は中間に電機子巻線505が配置され、その内外周に巻線固定部材511、冷媒通路510、真空断熱材520、キャン502が設けられている。ここで、筐体501とキャン502にはステンレスが使用され、これらは溶接によって接合されている。また、電機子巻線505は巻線固定部材511と一体にモールドされ筐体501とボルト(図示しない)により固定されている。冷媒は一方の筐体501に設けられた冷媒供給口507から供給され、筐体501内部の管路を通り冷媒通路510に流れ、その後、他方の筐体501内の管路を通って冷媒排出口508から排出される。可動子500は、その中空空間内に固定子600が挿入され、図示しない直線転がり案内や静圧軸受案内等によって支持されている。このような構成において、所定の電流を電機子巻線505に流すことで永久磁石603の作る磁界との作用により可動子500に推力が発生し、可動子500は矢印で示す進行方向に移動する。そのとき電機子巻線に生じる発熱はその表面を通る冷媒によって回収され、キャン表面の温度上昇を極めて小さなものにしている。
このような構成により、第1実施例〜第8実施例と同様に、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を真空断熱材が遮断し、電機子表面であるキャンの外側面での温度上昇を極めて小さくすることができる。さらには、第1実施例〜第8実施例では電機子巻線と永久磁石を平板状に形成し偏平なキャンド・リニアモータとしていたが、第9実施例では円筒状とすることで電機子巻線のコイルエンド部を排除でき、体積の小さなキャンド・リニアモータを提供することができる。
なお、第1実施例〜第8実施例では固定子に電機子巻線、可動子に界磁永久磁石を持つ構造とし、第9実施例では可動子に電機子巻線、固定子に界磁永久磁石を持つ構造として説明したが、それらが逆の構造であっても良い。また、第1実施例〜第8実施例では可動子の形状を口の字形としたが、凹形や片側に永久磁石を並べるだけの構造としても、本発明が成り立つことは言うまでもない。また、電機子巻線を複数の集中巻コイルで構成される3相の交流リニアモータとして説明したが、集中巻コイルを1個設けたいわゆるボイスコイルモータ(VCM)としたり、複数台の可動子と複数個の集中巻コイルを設けた多自由度動作するVCMとしても良い。また、電機子巻線を筐体に固定するための部材である巻線固定部材を用いて説明したが、巻線固定部材を樹脂製のキャンと一体に形成しても良い。さらに、支柱と巻線固定部材を一体に形成したもので説明したが、支柱をこれら樹脂層と別個にしたり、支柱とキャンを一体に形成したりしても、同様の効果が得られることは言うまでも無い。また、湾曲キャンをV字状に形成したもので説明したが、お椀形状としたり、凹状(階段状)としても同様の効果が得られることは言うまでも無い。
本発明は、冷媒通路と電機子表面の間に真空断熱材を介在させて構成することによって、電機子表面から周囲へ逃げる熱流量を遮断し、電機子表面の温度上昇を低減することができる。よって、温度上昇が極めて小さことが要求される半導体露光装置や検査装置などの用途に適用することができる。
本発明の第1実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、 図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の温度上昇低減効果を示す図 本発明の第2実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第3実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第4実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第5実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第6実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図である。 本発明の第7実施例を示すキャンド・リニアモータであって、図1におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第8実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、 図10におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットした正断面図、 本発明の第9実施例を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図、 図12におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットしたキャンド・リニアモータの正断面図、 従来技術を示すキャンド・リニアモータの全体斜視図 図14におけるA−A’線に沿って断面を1/4にカットしたキャンド・リニアモータの正断面図、
符号の説明
100、600 固定子
101、501 筐体
102、102a、102b、102c、102d、102e、102f キャン
502 キャン
103 キャン固定用ボルト
104 押え板
105、505 電機子巻線
106、506 端子台
107、507 冷媒供給口
108、508 冷媒排出口
109 Oリング
110、510 冷媒通路
111、111c、111e 巻線固定部材
120a、120b、120c、120d、120e、120f 真空断熱材
520 真空断熱材
130 支柱
131 支柱用Oリング
132 支柱固定用ボルト
133 支柱固定用インサートナット
150 支柱用キャン
151 湾曲キャン
200、500 可動子
201 界磁ヨーク支持部材
202、602 界磁ヨーク
203、603 永久磁石

Claims (11)

  1. 複数のコイル群よりなる平板状に成形された電機子巻線と、
    前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、
    前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、
    前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路と
    を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記キャンの外側面もしくは内側面に真空断熱材を設けたことを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  2. 複数のコイル群よりなる円筒状に成形された電機子巻線と、
    前記電機子巻線を囲むように設けた円筒状のキャンと
    前記キャンの両開口部を密閉する金属製の筐体と、
    前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路と
    を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記キャンの外側面もしくは内側面に真空断熱材を設けたことを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  3. 複数のコイル群よりなる平板状に成形された電機子巻線と、
    前記電機子巻線を額縁状に囲むように設けた金属製の筐体と、
    前記筐体の両開口部を密閉するキャンと、
    前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路と
    を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記キャン自体を真空断熱材で構成したことを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  4. 複数のコイル群よりなる円筒状に成形された電機子巻線と、
    前記電機子巻線を囲むように設けた円筒状のキャンと
    前記キャンの両開口部を密閉する金属製の筐体と、
    前記電機子巻線と前記キャンとの間に形成された冷媒通路と
    を具備したキャンド・リニアモータ電機子において、
    前記キャン自体を真空断熱材で構成したことを特徴とするキャンド・リニアモータ電機子。
  5. 前記真空断熱材が前記筐体の外側面を覆うように設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  6. 前記筐体を前記キャンと一体化して前記キャンを箱状に形成すると共に、前記真空断熱材が前記キャンの外側面を覆うように設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  7. 前記冷媒通路内に支柱を設け、前記キャンを前記支柱により固定したことを特徴とする請求項1、〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  8. 前記キャンを予め湾曲させ、前記キャンの湾曲した凸面を前記冷媒通路側に向けて配置したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  9. 前記冷媒通路に流す冷媒を水もしくは純水としたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  10. 前記キャンもしくは前記真空断熱材を樹脂製としたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載のキャンド・リニアモータ電機子と、前記電機子と磁気的空隙を介して対向配置されるとともに交互に極性が異なる複数の永久磁石を隣り合わせて並べて配置した界磁とを備え、前記電機子と前記界磁の何れか一方を固定子に、他方を可動子として、前記界磁と前記電機子を相対的に走行するようにしたことを特徴とするキャンド・リニアモータ。
JP2005147480A 2005-05-20 2005-05-20 キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ Expired - Fee Related JP4656306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005147480A JP4656306B2 (ja) 2005-05-20 2005-05-20 キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005147480A JP4656306B2 (ja) 2005-05-20 2005-05-20 キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006325351A JP2006325351A (ja) 2006-11-30
JP4656306B2 true JP4656306B2 (ja) 2011-03-23

Family

ID=37544594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005147480A Expired - Fee Related JP4656306B2 (ja) 2005-05-20 2005-05-20 キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4656306B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008206281A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Yaskawa Electric Corp キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP4819744B2 (ja) * 2007-05-08 2011-11-24 住友重機械工業株式会社 リニアモータ冷却構造
JP5423392B2 (ja) * 2007-06-13 2014-02-19 株式会社安川電機 キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2010220396A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Yaskawa Electric Corp キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2015023768A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 キヤノン株式会社 ステージ装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003209962A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Nikon Corp リニアモータ及びステージ装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2713904B2 (ja) * 1987-05-15 1998-02-16 株式会社日立製作所 容 器
JP2656659B2 (ja) * 1990-10-29 1997-09-24 株式会社日立製作所 高温超電導体を用いた物品搬送装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003209962A (ja) * 2002-01-16 2003-07-25 Nikon Corp リニアモータ及びステージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006325351A (ja) 2006-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5423392B2 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP4636019B2 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
KR101222713B1 (ko) 캔드 리니어 모터 전기자 및 캔드 리니어 모터
US9893588B2 (en) Motor housing with cooling channel and resin injected winding ends for improved heat transfer
JP4656306B2 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
KR101897637B1 (ko) 직선형 모터
TW366327B (en) Production of phosgene
KR20030059820A (ko) 리니어 모터
WO2004091079A1 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP3539493B2 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
TWI642260B (zh) Linear motor, voice coil motor, stage device
JPH11122901A (ja) リニアモータ
WO2002084850A1 (fr) Induit de moteur lineaire protege et moteur lineaire protege
JP5347596B2 (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2007336765A (ja) 冷媒冷却リニアモータ電機子および冷媒冷却リニアモータ
JP2008011647A (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP4514114B2 (ja) コイル可動形リニアモータおよび単軸ロボット
JP2007068326A (ja) リニアモータユニット及びその組み合わせ方法
JP2011188622A (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP5087333B2 (ja) リニアアクチュエータ
JP6677048B2 (ja) 可動コイル型リニアモータ
JP2006006058A (ja) 単軸ロボット
JP2011160632A (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2008206281A (ja) キャンド・リニアモータ電機子およびキャンド・リニアモータ
JP2006006059A (ja) コイル可動形リニアモータ、単軸ロボット、コイル可動形リニアモータ用コイル保持部材の製造方法および単軸ロボットの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101214

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150107

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees