JP2002112527A - 直動型モータ - Google Patents

直動型モータ

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JP2002112527A
JP2002112527A JP2000293389A JP2000293389A JP2002112527A JP 2002112527 A JP2002112527 A JP 2002112527A JP 2000293389 A JP2000293389 A JP 2000293389A JP 2000293389 A JP2000293389 A JP 2000293389A JP 2002112527 A JP2002112527 A JP 2002112527A
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mover
linear motor
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JP2000293389A
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Sanshiro Ogino
三四郎 荻野
Kyogi Uchikawa
據義 内川
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GENESIS KK
TAIYO ELECTRIC WORKS Ltd
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GENESIS KK
TAIYO ELECTRIC WORKS Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率が良く且つ小型の直動型回転モータ又は
リニアモータを提供すること。 【解決手段】 直駆型モータにおいて、固定子20及び
可動子15の一方はヨーク1と、ヨーク1側の固定子2
0との対向側に所定ピッチ間隔の櫛歯形状凸部1a〜1
eの形成で設けられた溝2a〜2dと、溝2a〜2dの
開口に設けた永久磁石3a〜3dと、溝2a〜2dへの
永久磁石3a〜3dの装着で形成された孔部4a〜4d
と、夫々の孔部4a〜4d間に巻回の励磁コイル5a〜
5eとを備えた励磁部からなる。また固定子20及び可
動子15の他方は前記所定ピッチと等ピッチで櫛歯形状
に連設の突出部11a〜11eを備えた吸引部からな
る。励磁コイル5a〜5eへの直流パルスの通電で永久
磁石3a〜3dにより形成の磁路を、凸部1a〜1eと
突出部11a〜11eとを介して形成し、これらの間に
吸引力を生じ、可動子15は固定子20に対し第2の方
向への移動の推力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータや直
接駆動型(DD)回転モータ等の直動型モータに関し、
詳しくは、ベーシックファクタと呼ばれるハイブリッド
電磁石を用いた直動型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の直動型モータの一例とし
て、図5に示されるリニアモータが知られている。
【0003】図5は従来のリニアモータの一例を示す一
部切欠き斜視図である。図6は図5のA部分の拡大図で
ある。図7は図5のリニアモータの駆動原理の説明に供
せられる図である。
【0004】図5を参照すると、リニアモータ50は、
互いに対向配置された一次側の可動子60と、二次側の
固定子70とを備えている。
【0005】図6に最も良く示されるように、可動子6
0は、固定子70との対向面側に角柱状の凸部61を長
さ方向に、等間隔で複数備えている。
【0006】各凸部61の下端から幅方向に延在する溝
62が、長さ方向に等間隔で複数設けられており、その
内部に永久磁石63が装着されている。また、数個の凸
部61を一まとめにして、その周囲には、導線が巻回さ
れており、夫々励磁コイル64を形成している。
【0007】一方、固定子70の上部には、永久磁石6
3の配置される長さ方向のピッチと同じピッチで、且つ
幅方向に延在する角柱状の凸部71が形成されている。
【0008】図7を参照すると、可動子60の励磁コイ
ル64に、図示の方向に直流電流を流すと、可動子60
の永久磁石を除く部分であるヨーク61aの前端部から
磁束が放出され、固定子70の前端側の突出部71a,
71bに入り固定子70内を通り抜け固定子の後端部の
突出部71d,71eから、可動子60の後端側の凸部
61bに向かって放出されて、磁路Uが形成されてい
る。これによって、固定子70と可動子60との間に、
鉛直方向に対して、傾斜した方向の吸引力が発生して、
その結果、可動子60に矢印51に示すようなX方向の
推力が発生し、これによって、可動子60が固定子70
に対してX方向に移動する構成である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すリニアモータの構成において、推力発生に使用され
る固定子の突出部は、符号71a,71b,71d,7
1eで示された部分であり、符号71cで示される突出
部は、駆動に関与していない。
【0010】また、可動子60及び固定子70間に渡っ
て形成された矢印付の実線で示される磁路において、磁
束が放出される可動子60の凸部と、磁束が進入する可
動子60の凸部との間の距離(ピッチ)、例えば、図7
に示した例においては、固定子70の突出部5個分の長
さに相当する、が長いために磁路が長くなり、当然磁気
抵抗が増大し、大きな励磁電圧が必要となり、また、磁
気損失も大きく、エネルギー効率が悪いとい欠点を有し
ている。
【0011】そこで、本発明の技術的課題は、エネルギ
ー効率が良く且つ小型の直動型モータを提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固定子
と、前記固定子に第1の方向に対向配置された可動子と
を備え、前記可動子を前記固定子に対して前記第1の方
向に交差する第2の方向に移動させる直動型モータにお
いて、前記固定子及び前記可動子の内の一方は、磁性体
からなるヨークと、前記ヨークの前記固定子と対向する
側に、前記第2の方向に所定のピッチ間隔の櫛歯形状の
凸部を形成するように設けられた溝と、前記溝の開口側
に夫々装着された永久磁石と、前記溝に前記永久磁石を
装着することによって形成された孔部と、前記夫々の孔
部間に渡って巻回された励磁コイルとを備えた励磁部か
らなり、前記固定子及び前記可動子の内の他方は、磁性
体からなり前記第1の方向に突出するとともに前記所定
のピッチと同じピッチで櫛歯形状に第2の方向に連設さ
れた凸部を備えた吸引部からなり、前記励磁コイルへ通
電することによって、前記永久磁石によって形成される
磁路を前記永久磁石の両側の前記凸部と、この凸部に近
接する互いに隣接する2つの突出部とを介して形成する
ことで、前記凸部と前記突出部との間に吸引力を生じる
ことによって、前記第2の方向への移動の推力を得るよ
うに構成されていることを特徴とする直動型モータが得
られる。
【0013】また、本発明によれば、前記直動型モータ
において、前記永久磁石は、互いに隣接するもの同士
で、同じ磁極を対向させるように装着されていることを
特徴とする直動型モータが得られる。
【0014】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の直動型モータにおいて、前記励磁コイルは、駆動電流
を通電した際に、前記装着される孔部に隣接して設けら
れた永久磁石によって形成される磁路を打ち消す方向に
磁路が形成されるように前記孔部間に渡って装着されて
いることを特徴とする直動型モータが得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記直動型モータ
において、前記駆動電流は直流パルス電流であることを
特徴とする直動型モータが得られる。
【0016】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の直動型モータにおいて、前記固定子は、前記吸引部か
らなり、前記可動子は前記励磁部からなることを特徴と
する直動型モータが得られる。
【0017】また、本発明によれば、前記直動型モータ
において、前記固定子は、前記可動子の移動方向の前後
端が接続されたエンドレス形状であることを特徴とする
直動型回転モータが得られる。
【0018】また、本発明によれば、前記いずれか一つ
の直動型モータにおいて、前記固定子は、前記励磁部か
らなり、前記可動子は前記吸引部からなることを特徴と
する直動型モータが得られる。
【0019】さらに、本発明によれば、前記直動型モー
タにおいて、前記固定子は、前記可動子の移動方向に沿
って直線状に延在していることを特徴とするリニアモー
タが得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0021】図1及び図2は本発明の第1の実施の形態
による直動型モータとしてのリニアモータの要部を示す
断面図で、図1は直流電流の通電前の状態を示し、図2
は直流電流を通電して励磁した時の状態を示している。
【0022】図1及び図2を参照すると、リニアモータ
10は、励磁部からなる可動子15と、前記励磁部に吸
引される吸引部からなる固定子30とを備えている。可
動子15は、櫛歯状に凸部1a,1b,1c,1d,1
e…を形成するように、固定子との対向面側を開口し、
そこから上方に向う溝2a,2b,2c,2d,2e…
(以下、特定して示さない時には符号2で示す)が複数
定ピッチで並んで設けられたヨーク1と、これらの溝2
の開口部に凸部1a〜1eと同じ高さとなるように装着
された永久磁石3a,3b,3c,3d…(以下、特定
して呼ばないときには、符号3で示す)と、溝2と永久
磁石3とによって形成された孔部4a,4b,4c,4
d,…(以下、特定して呼ばないときには、符号4で示
す)に挿通された励磁コイル5a,5b,5c,5d,
以下、特定して呼ばないときには、符号5で示す)とを
備えている。
【0023】永久磁石3は長さ方向に隣接するもの同士
で、互いに同極を対向させるように装着されている。
【0024】また、励磁コイル5は、図では夫々1本し
か示されていないが、複数回巻回した導線からなり、隣
接するもの同士で互いに逆方向に電流が流れるように巻
回されている。即ち、図示の例においては、孔部4a,
4bを通過するように、この孔部4a,4b間に導線を
巻回して、第1のコイルとし、孔部4c,4dを通り、
この孔部4c,4d間に導線を巻回して、第2のコイル
としても良い。一方、孔部4b,4cを通るように導線
を巻回して第1のコイルとし、さらに、孔部4a,4d
を通るように、第1のコイル上に重なるように、第2の
コイルを巻回しても良く、要するに互いに隣接する孔部
を通過するコイルの電流が逆向きとなるような構成であ
れば良い。
【0025】また、固定子20は、ヨーク1の櫛歯状の
各凸部1a〜1eの間隔、即ち、溝間隔と等ピッチで設
けられた櫛歯状の突出部11a,11b,11c,11
d,11e,…(以下、特定して呼ばないときには符号
11で示す)を備えている。
【0026】次に、図1及び図2のリニアモータ10の
動作について説明する。
【0027】図1に示した停止状態から、可動子15の
永久磁石3によって形成されるヨーク内の磁路6a〜6
dを打ち消す方向の磁路7が形成されるように、各励磁
コイル5に直流電流を流すと、永久磁石3a,3b,3
c,3dからの磁束は、櫛歯状の凸部1a,1c,1e
から外部に放出され、固定子の突出部11a,11c上
端し面に進入し、内部を通って同じく突出部11b,1
1dの端面から外部に放出され、櫛歯状の凸部1b,1
dの端面から進入する磁路8a,8b,8c,8dを形
成する。これによって、左側方向への推力が発生し、櫛
歯状の凸部1a〜1eと突出分11a〜11eとの水平
位置が互いに一致した点で停止する。
【0028】従って、可動子15の移動速度に応じたパ
ルス長を備えた直流パルス電流を流すことによって、可
動子15は半永久的に固定子20に対して移動する。
【0029】このような構成のリニアモータ10は、全
ての永久磁石3及びこれに対応する突出部11a〜11
eが推進に関与するので、遊びのスロットがなく、した
がって、小型化、高効率の向上が可能である。
【0030】また、励磁コイル5の電流起磁力は、無駄
なく対応する全部の突出部を通過するための推力を向上
させることができる。
【0031】また、磁路8a〜8dが短く、パーミアン
スが極めて大きいので、損失が少なくて済み、効率を高
めることができると共に、励磁電流を小さくすることが
できるので、省エネルギー化も図ることができる。ま
た、励磁コイル5に関しても、両隣のスロットに入るた
めに、抵抗が大きいので、抵抗損が少なく、前述したこ
とと同様に省エネルギー化を図ることができる。
【0032】さらに、永久磁石3を挟み込むヨーク1の
櫛歯状の凸部1a〜1eは、その各々が2次ロータの歯
を吸引できるので、高効率で、小型のリニアモータを提
供することができる。
【0033】尚、本発明の第1の実施の形態において
は、永久磁石3を備えた励磁部を可動子とし、これに吸
引される吸引部材を固定子としたが、逆に、可動子を吸
引部材、固定子を励磁部として構成しても良い。
【0034】図3は本発明の第2の実施の形態による直
動型回転モータを示す平面図である。
【0035】図4は図3のB部分の拡大図である。
【0036】図3及び図4に示すように、直動型回転モ
ータ30は、内側のリング状の一次側固定子25と外側
のリング状の二次側の回転子35とを備えて構成されて
いる。
【0037】固定子35は、櫛歯状に凸部21a〜21
bを形成するように、対向面側から内側に向う溝22が
複数定ピッチで並んで設けられた円形のヨーク21と、
これらの溝22の開口部に凸部と同じ高さとなるように
装着された永久磁石23a,23b,23c,23d,
23e,23f,23g,…(以下、特定して呼ばない
ときにうは、符号23で示す)と、溝22と永久磁石2
3とによって形成された孔部24a,24b,24c,
24d,24e,24f,24g,…(以下、特定して
呼ばないときには、符号24で示す)に挿通された励磁
コイル26a,26b,26c,26d,26e,26
f,…以下、特定して呼ばないときには、符号26で示
す)とを備えている。
【0038】永久磁石23は、周方向に隣接するもの同
士で、互いに同極を対向させるように夫々装着されてい
る。
【0039】また、励磁コイル26は、周方向に隣接す
るもの同士で互いに逆方向に電流が流れるように巻回さ
れている。即ち、図示の例においては、孔部24a,2
4bを通過するように、この孔部24a,24b間に導
線を巻回して、第1のコイルとし、孔部24c,24d
を通るように、この孔部24c,24d間に導線を巻回
して、第2のコイルとしている。一方、孔部24b,2
4cを通るように導線を巻回して、第1のコイルとし、
さらに、孔部24a,24dを通るように、第1のコイ
ル上に重なるように、第2のコイルを巻回しても良く、
要するに互いに隣接する孔部24a,24dを通過する
コイルの電流が逆向きとなるような構成であれば良い。
【0040】また、回転子25は、対向するヨーク21
の櫛歯状の各凸部21aの間隔、即ち、溝22間隔と等
ピッチで設けられた突出部31a,31b,31c,3
1d,31e,31f,31g(以下、特定して呼ばな
いときには符号31で示す)を備えている。
【0041】次に、図3及び図4に示した直動型回転モ
ータ30の動作について説明する。
【0042】原理的には、第1の実施の形態で示したリ
ニアモータ10と同様で、リニアモータ10の両端部を
内側に可動子が位置するように円形に接続してエンドレ
スとしたものと考えて良い。
【0043】即ち、固定子35の永久磁石3によって形
成されるヨーク21内の磁路27a〜27dを打ち消す
方向の磁路28a〜28gが形成されるように、各励磁
コイルに電流を流すと、永久磁石23a,23b,23
c,23d,…からの磁束は、櫛歯状の凸部21a,2
1bから外部に放出され、固定子の突出部31a,31
c上端面に進入し、内部を通って同じく突出部31b,
31dの端面から外部に放出され、櫛歯状の凸部21
b,21dの端面から進入する磁路28a,28b,2
8c,28dを形成する。これによって、右方向への回
転推力が発生し、櫛歯状の凸部21a,21b,21
c,21dと突出部31くぁ、31b、31d、31d
との水平位置が互いに一致した点で停止する。
【0044】従って、回転子の回転速度に応じたパルス
長を備えた直流パルス電流を流すことによって、半永久
的に固定子に対して回転子が回転する構成となる。
【0045】このような構成の直接駆動型モータ30
は、全ての永久磁石23及びこれに対応する突出部31
a,31b,31c,31d,31eが全て推進に関与
するので、遊びのスロットがなく、したがって、小型
化、高効率の向上が可能である。
【0046】また、コイルの電流起磁力は、無駄なく対
応する全部の突出部を通過するための推力を向上させる
ことができる。
【0047】また、磁路が短く、パーミアンスが極めて
大きいので、損失が少なくて済み、効率を高めることが
できると共に、励磁電流を小さくすることができるの
で、省エネルギー化も図ることができる。また、コイル
に関しても、両隣の孔部からなるスロットに入るため
に、抵抗が大きいので、抵抗損が少なく、前述したこと
と同様に省エネルギー化を図ることができる。
【0048】さらに、磁石を挟み込むヨークの櫛歯状の
凸部は、その各々が2次ロータの歯を吸引できるので、
高効率で、小型の直接駆動型モータを提供することがで
きる。
【0049】尚、本発明の第2の実施の形態において
は、固定子35を励磁部とし、可動子25をこれに吸引
される吸引部材としたが、吸引部材側を固定し、励磁部
側を回転する構成であっても良いことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
効率が良く且つ小型のリニアモータを提供することがで
きる。
【0051】また、本発明によれば、効率良く且つ小型
の直動型回転モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるリニアモータの要部
を示す断面図で、直流電流を通電前の状態を示してい
る。
【図2】本発明の実施の形態によるリニアモータの要部
を示す断面図で、直流電流を通電して励磁した時の状態
を示している。
【図3】本発明の第2の実施の形態による直動型モータ
としての直動型回転モータを示す平面図である。
【図4】図3のB部分の拡大図である。
【図5】従来のリニアモータの一例を示す一部切欠き斜
視図である。
【図6】図5のA部分の拡大図である。
【図7】図5のリニアモータの駆動原理の説明に供せら
れる図である。
【符号の説明】
1 ヨーク 1a,1b,1c,1d 凸部 2a,2b,2c,2d 溝 3a,3b,3c,3d 永久磁石 4a,4b,4c,4d 孔部 5a,5b,5c,5d 励磁コイル 6a〜6d,7a〜7d、8a〜8d 磁路 10 リニアモータ 11a,11b,11c,11d 突出部 15 可動子 20 固定子 21 ヨーク 21a,21b,21c,21d,21f,21g,2
1h 凸部 22 溝 23a,23b,23c,23d,23e,23f
永久磁石 24a,24b,24c,24d 孔部 25 回転子 26a,26b,26c,26d,26e,26f
励磁コイル 27a〜27g,28a〜28g 磁路 30 直接駆動型モータ 31a,31b,31c,31d,31e,31f,3
1g 突出部 35 固定子 50 リニアモータ 51 可動子 61 凸部 62 溝 63 永久磁石 64 コイル 70 固定子 71a,71b,71c,71d,71e 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 據義 東京都大田区城南島四丁目5番5号 株式 会社大洋電機工作所内 Fターム(参考) 5H641 BB06 BB10 BB18 GG03 GG04 HH03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子と、前記固定子に第1の方向に対
    向配置された可動子とを備え、前記可動子を前記固定子
    に対して前記第1の方向に交差する第2の方向に移動さ
    せる直動型モータにおいて、 前記固定子及び前記可動子の内の一方は、磁性体からな
    るヨークと、前記ヨークの前記固定子と対向する側に、
    前記第2の方向に所定のピッチ間隔の櫛歯形状の凸部を
    形成するように設けられた溝と、前記溝の開口側に夫々
    装着された永久磁石と、前記溝に前記永久磁石を装着す
    ることによって形成された孔部と、前記夫々の孔部間に
    渡って巻回された励磁コイルとを備えた励磁部からな
    り、 前記固定子及び前記可動子の内の他方は、磁性体からな
    り前記第1の方向に突出するとともに、前記所定のピッ
    チと同じピッチで櫛歯形状に第2の方向に連設された凸
    部を備えた吸引部からなり、 前記励磁コイルへ通電することによって、前記永久磁石
    によって形成される磁路を前記永久磁石の両側の前記凸
    部と、この凸部に近接する互いに隣接する2つの突出部
    とを介して形成することで、前記凸部と前記突出部との
    間に吸引力を生じることによって、前記第2の方向への
    移動の推力を得るように構成されていることを特徴とす
    る直動型モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直動型モータにおいて、
    前記永久磁石は、互いに隣接するもの同士で、同じ磁極
    を対向させるように装着されていることを特徴とする直
    動型モータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の直動型モータにお
    いて、前記励磁コイルは、駆動電流を通電した際に、前
    記装着される孔部に隣接して設けられた永久磁石によっ
    て形成される磁路を打ち消す方向に磁路が形成されるよ
    うに前記孔部間に渡って装着されていることを特徴とす
    る直動型モータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の直動型モータにおいて、
    前記駆動電流は直流パルス電流であることを特徴とする
    直動型モータ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の内のいずれか一つに記
    載の直動型モータにおいて、前記固定子は、前記吸引部
    からなり、前記可動子は前記励磁部からなることを特徴
    とする直動型モータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の直動型モータにおいて、
    前記固定子は、前記可動子の移動方向の前後端が接続さ
    れたエンドレス形状であることを特徴とする直動型回転
    モータ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4の内のいずれか一つに記
    載の直動型モータにおいて、前記固定子は、前記励磁部
    からなり、前記可動子は前記吸引部からなることを特徴
    とする直動型モータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の直動型モータにおいて、
    前記固定子は、前記可動子の移動方向に沿って直線状に
    延在していることを特徴とするリニアモータ。
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