JP2002176582A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2002176582A
JP2002176582A JP2000371557A JP2000371557A JP2002176582A JP 2002176582 A JP2002176582 A JP 2002176582A JP 2000371557 A JP2000371557 A JP 2000371557A JP 2000371557 A JP2000371557 A JP 2000371557A JP 2002176582 A JP2002176582 A JP 2002176582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プログラム書き換え可能な電子機器において、
不完全な書き換えを防止するとともに、万一、書き換え
に失敗しても、機器を起動できるようにする。 【解決手段】本発明を適用したデジタルカメラ10は、
バッテリーによる駆動が可能であるが、記録メディア7
8からプログラムをダウンロードしてフラッシュROM
80のプログラムを書き換える場合には、電源の安定供
給の観点から、バッテリーの使用を禁止して、外部電源
から電源を供給する。ダウンロード中は、電源スイッチ
SW3を無効にして電源OFFを禁止するとともに、外
部電源の電圧降下時には、電力供給源をバッテリー側に
切り替えてダウンロードの中断を回避する。万一、プロ
グラムの書き換えに失敗しても、予備フラッシュROM
90に格納されている予備のプログラムによってカメラ
10を起動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に係り、特
に、デジタルカメラのようにバッテリー駆動可能な携帯
電子機器に適用される制御プログラムの書き換え技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】光学静止画像をデジタルデータとして記
録メディアに記録する電子スチルカメラにおいて、その
制御プログラムを外部からダウンロードすることによっ
て書き換え可能なものが知られている(特開平7−22
5687号公報)。しかし、プログラムのダウンロード
中に電源が停止したり、書き換えに失敗した場合は、書
き換え後のプログラムが不正であるため、カメラが正常
に動作しなくなる等の問題がある。
【0003】特開平7−225687号公報では、実施
例の一つとして、書き換え可能なプログラムメモリとし
てフラッシュROMや常時バックアップ電池に接続され
たRAMを用いて、電源電圧遮断時にもプログラムデー
タが保存されるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された技術では、プログラムの書き換えに失敗
してプログラムが不正となった場合に、カメラを正常に
起動することができないという欠点がある。
【0005】更に、同公報では、書き換え可能なプログ
ラムメモリとしてRAMを用い、カメラ起動時に記録メ
ディア内に記録されているプログラムをダウンロードし
て、動作を実行する実施例が開示されているが、この方
法では、記録メディアが無ければカメラとして機能せ
ず、カメラの起動毎にプログラムのダウンロードを行わ
なければならないため、起動に時間がかかるなどの問題
がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、プログラム書き換え中に電源が停止したり、書
き換え処理に失敗するなどして、プログラムが不正に書
き換えられた場合に、機器が正常に起動しなくなること
を防止できる電子機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に係る電子機器は、電子機器の動作制御を行
う制御回路と、前記制御回路の処理工程を規定するプロ
グラムを書き換え可能に保持するプログラムメモリと、
前記プログラムメモリに書き込むプログラムを提供する
プログラム提供手段と、当該電子機器の外部から電力供
給が可能な外部電源入力手段と、前記外部電源入力手段
から供給される電力に代えて、電力供給源と成り得るバ
ッテリーと、電力供給源が前記バッテリーのときは、前
記プログラム提供手段から前記プログラムメモリにプロ
グラムを書き込む動作を禁止する禁止手段と、を備えた
ことを特徴としている。
【0008】本発明の電子機器は、電源供給源としてA
Cパワーアダプタなどの外部電源と、機器に装着される
バッテリーを用いることができる。通常の機器動作で
は、バッテリーのみによる駆動が可能であるが、プログ
ラム提供手段からプログラムメモリにプログラムを書き
込む動作(以下、ダウンロードという。)を行う場合に
は電源の安定供給の観点から、バッテリーの使用を禁止
して、外部電源から電力の供給を行う。こうすること
で、バッテリー消耗によるダウンロード処理の中断を回
避できる。例えば、ダウンロードの開始を指示する指示
手段を操作したときに、外部電源が接続されていない場
合には、ユーザに対して外部電源の接続を要求する警告
を提示する手段を付加する態様が好ましい。
【0009】制御回路には、中央演算処理装置(CP
U)を用いることができ、プログラムメモリには、フラ
ッシュROMなどの不揮発性のメモリが適用される。プ
ログラム提供手段は、メモリカードのようなリムーバブ
ルメディアであってもよいし、通信インターフェースを
介して接続されるパソコンなどの外部機器からプログラ
ムデータを受信するという構成も可能である。
【0010】請求項2に示した態様によれば、前記制御
回路は、ダウンロード中に、当該電子機器の電源スイッ
チからの指示を無効にし、電源供給状態を維持する制御
を行うことを特徴としている。
【0011】また、請求項3に係る電子機器は、上記構
成に加えて、前記外部電源入力手段から供給される電源
電圧を監視する電圧監視手段と、ダウンロード中に前記
電源電圧が予め定められている規定値よりも降下した場
合には、電力供給源を前記バッテリーに切り替える電源
切替手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】本発明によれば、ダウンロード中にACパ
ワーアダプタの接続が切り離されるなどのアクシデント
によって外部電源の電圧が急激に降下した場合でも、電
子機器にバッテリーが装着されていれば、電力供給源を
バッテリー側に切り替えてダウンロード処理を継続させ
る。これにより、ダウンロードの失敗を回避できる。
【0013】請求項4に示したように、本発明の電子機
器において、前記制御回路の処理工程を規定する予備の
プログラムを格納しておく予備用メモリと、前記プログ
ラムメモリへのプログラムの書き込み処理が成功したか
否かを確認する確認手段と、を備え、ダウンロードに失
敗した場合には、前記予備のプログラムを用いて当該電
子機器を起動するように構成する態様がある。こうする
ことで、万一、ダウンロードに失敗しても、電子機器が
起動不能に陥るという事態を回避できる。なお、予備用
メモリにはフラッシュROMなどの不揮発性メモリが適
用される。
【0014】請求項5に係る電子機器は、電子機器の動
作制御を行う制御回路と、前記制御回路の処理工程を規
定するプログラムを書き換え可能に保持するプログラム
メモリと、前記プログラムメモリに書き込むプログラム
を提供するプログラム提供手段と、前記制御回路の処理
工程を規定する予備のプログラムを格納しておく予備用
メモリと、前記プログラムメモリへのプログラムの書き
込み処理が成功したか否かを確認する確認手段と、を備
え、前記制御回路は、前記プログラムメモリへのプログ
ラムの書き込み処理に失敗した場合には、前記予備のプ
ログラムを用いて当該電子機器を起動することを特徴と
している。
【0015】プログラムメモリと予備用メモリは、それ
ぞれ予め役割が固定されていてもよいし、2つのプログ
ラムメモリ(第1のプログラムメモリと、第2のプログ
ラムメモリ)を用いて役割を切り替えてもよい。
【0016】また、請求項6に示したように、本発明
は、光学像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像
手段を介して取得した画像データを記録媒体に記録する
記録手段と、を備えた電子カメラに適用することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る電子機器の好ましい実施の形態について説明する。
【0018】図1は、本発明の実施形態に係るデジタル
カメラの斜視図である。同図に示したように、カメラ1
0の前面には、撮影レンズ12、ファインダー窓14、
ストロボ16、ストロボ調光センサ18、マイク19、
及びセルフタイマーランプ20が設けられ、撮影レンズ
12の後方にCCDイメージセンサ(図1中不図示、図
3において符号58として記載)が配置されている。
【0019】カメラ上面には、シャッターボタン22、
電源(パワー)スイッチ24、ダウンロードの開始を指
示するダウンロードボタン25、及びストロボ撮影のモ
ードを切り換えるためのストロボボタン26が配設され
ている。シャッターボタン22は2段階式に構成され、
シャッターボタン22を軽く押して止める「半押し」の
状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出制御(A
E)が作動してAFとAEをロックし、「半押し」から
更に押し込む「全押し」の状態で撮影が実行される。シ
ャッターボタン22は、静止画の記録開始の指示を与え
る手段であるとともに、動画の録画ボタン(録画のスタ
ート/ストップボタン)として兼用される。
【0020】グリップ部27と反対側のカメラ側面に
は、スピーカ28、音声/映像出力端子30、リモコン
端子31、デジタル(USB)端子32、及び電源入力
端子33が設けられている。電源入力端子33に図示せ
ぬACパワーアダプタのコネクタを接続することによ
り、カメラ外部から電源を供給することができる。
【0021】カメラ底面には、記録メディア(図1中不
図示、図3中符号78として記載)のスロットカバーを
兼ねた電池カバー34が設けられており、電池カバー3
4の奥には図示せぬメディアスロット及び電池収納室が
形成されている。
【0022】図2は、カメラ10の背面図である。カメ
ラ背面には、ファインダー36、モードダイヤル38、
左キー40、右キー42及び上/下レバー44、メニュ
ー/実行キー46、キャンセル/戻るキー48、表示キ
ー50、及び液晶モニタ52等が設けられている。ファ
インダー36の脇にはファインダーランプ37が配設さ
れており、該ランプの点灯色と点灯状態(点灯/点滅)
の組み合わせによってカメラ10の動作状態を表す。
【0023】ファインダーランプ37は、後述するプロ
グラムの書き換え動作において、ダウンロード中である
ことを示すアクセスランプとしても兼用される。ファイ
ンダーランプ37に代えて、又はこれと併用して図1に
示したセルフタイマーランプ20をアクセスランプとし
て利用してもよいし、別途専用のランプを設けてもよ
い。
【0024】図2に示したモードダイヤル38は、カメ
ラの機能(モード)を変更する手段であり、モードダイ
ヤル38を回動操作することにより、スチル撮影を行う
撮影モード、撮影した画像を再生する再生モード、又は
動画撮影を行うムービーモードに設定できる。
【0025】左キー40、右キー42及び上/下レバー
44は、それぞれ対応する4方向(左、右、上、下)の
指示を入力する操作部であり、左キー40及び右キー4
2は、それぞれ、再生モード時に1コマ逆送りボタン、
1コマ順送りボタンとして機能し、上/下レバー44
は、再生ズーム機能や撮影時の電子ズーム機能における
倍率調整用のズームレバーとして用いられる。
【0026】また、左キー40、右キー42及び上/下
レバー44は、メニュー/実行キー46の押下によって
表示されるメニュー画面からメニュー項目を選択した
り、各メニューにおける各種設定項目の選択を指示する
操作ボタンとして機能する。メニュー/実行キー46
は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる
時、或いは、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示
の時などに使用される。キャンセル/戻るキー48は、
メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前
の操作状態に戻る時などに使用される。表示キー50
は、液晶モニタ52をON/OFF操作したり、再生方
法や再生中のコマ番号等の表示/非表示を切り換えるた
めの操作手段である。
【0027】撮影モード又はムービーモードのときに、
表示キー50を押すと、液晶モニタ52のON/OFF
を切り換えることができる。また、再生モード時は「1
コマ再生(オンスクリーン表示有り)」の状態から、表
示キー50を押す毎に「オンスクリーン表示無しの状
態」→「マルチ再生」→「1コマ再生(オンスクリーン
表示有りの状態)」…と循環する。なお、「マルチ再
生」は、一度に複数画面(例えば、3行3列の9画面)
を表示する再生方法である。
【0028】液晶モニタ52は、撮影時に画角確認用の
電子ファインダーとして使用できるとともに、撮影した
画像のプレビュー画や記録メディア78から読み出した
再生画像等を表示することができる。また、左キー4
0、右キー42及び上/下レバー44を使用したメニュ
ーの選択や各メニューにおける各種設定項目の設定も液
晶モニタ52の表示画面を用いて行われる。更に、液晶
モニタ52には、撮影可能コマ数(動画については撮影
可能時間)や再生コマ番号の表示、ストロボ発光の有
無、マクロモード表示、記録画質(クオリティー)表
示、画素数表示等の情報も表示される。
【0029】図3は、本実施形態に係るデジタルカメラ
の構成を示すブロック図である。撮影レンズ12は、1
枚又は複数枚のレンズで構成され、単焦点レンズでもよ
いし、ズームレンズ等の焦点距離可変のものでもよい。
撮影レンズ12を通過した光は、図示せぬ絞りによって
光量が調節された後、CCDイメージセンサ(以下、C
CDという。)58に入射する。CCD58の受光面に
は、フォトセンサが平面的に配列されており、撮影レン
ズ12を介してCCD58の受光面に結像された被写体
像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信
号電荷に変換される。なお、CCD58は、シャッター
ゲートパルスのタイミングによって各フォトセンサの電
荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆ
る電子シャッター機能を有している。
【0030】各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、
CCDドライバ(不図示)から与えられるパルスに基づ
いて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次
読み出される。CCD58から出力された画像信号は、
アナログ信号処理部60に送られる。アナログ信号処理
部60は、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲ
イン調整回路等の信号処理回路を含み、このアナログ信
号処理部60において、相関二重サンプリング(CD
S)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理さ
れ、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバラン
ス処理)が行われる。
【0031】アナログ信号処理部60から出力された信
号は、A/D変換器62によりデジタル信号に変換され
た後、画像信号処理回路64に加えられる。画像信号処
理回路64は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回
路、シャープネス補正回路、コントラスト補正回路、ホ
ワイトバランス補正回路等を含む画像処理手段であり、
CPU66からのコマンドに従って画像信号を処理す
る。
【0032】撮影画像を表示出力する場合、画像データ
が画像信号処理回路64からバス68を介して画像再生
処理回路70に転送され、画像再生処理回路70及びビ
デオエンコード回路72を介してNTSC方式等の所定
の映像信号に変換された後、液晶モニタ52に出力され
る。
【0033】CCD58から出力される画像信号によっ
て画像データが定期的に書き換えられ、その画像データ
から生成される映像信号が液晶モニタ52に供給される
ことにより、CCD58を介して入力する画像がリアル
タイムに液晶モニタ52に表示される。撮影者は、液晶
モニタ52に映し出される画像(スルー画)、或いはフ
ァインダー36によって撮影画角を確認できる。
【0034】モードダイヤル38により撮影モードが設
定され、シャッターボタン22が押されると撮影開始指
示(レリーズON)信号が発せられる。CPU66は、
このレリーズON信号の受入に応動して、記録用の画像
データの取り込みを開始する。画像データを圧縮記録す
るモードが選択されている場合、CPU66は圧縮伸張
処理回路74にコマンドを送る。これにより圧縮伸張処
理回路74は、画像データをJPEGその他の所定の形
式に従って圧縮する。
【0035】圧縮された画像データは、メディアコント
ロール回路76を介して記録メディア78等の記録メデ
ィアに記録される。非圧縮の画像データを記録するモー
ド(非圧縮モード)が選択されている場合には、圧縮伸
張処理回路74による圧縮処理を実施せずに、非圧縮の
まま画像データが記録メディア78に記録される。
【0036】本例のカメラ10では、画像データを保存
する手段として、例えばスマートメディア(Solid-Stat
e Floppy Disk Card)が適用される。記録メディアの形
態はこれに限定されず、コンパクトフラッシュ(登録商
標)、PCカード、磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、メモリスティックなどでもよく、電子的、磁
気的、若しくは光学的、又はこれらの組み合わせによる
方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いることが
できる。使用される媒体に応じた信号処理手段とインタ
ーフェースが適用される。異種、同種の記録メディアを
問わず、複数の媒体を装着可能な構成にしてもよい。ま
た、画像ファイルを保存する手段は、カメラ本体に着脱
可能なリムーバブルメディアに限らず、カメラ10に内
蔵された記録媒体(内部メモリ)であってもよい。
【0037】モードダイヤル38によってムービーモー
ドが設定されたときには、動画記録が可能となり、シャ
ッターボタン22の押下によって録画動作がスタート
し、もう一度シャッターボタン22を押下すると録画動
作が停止する。シャッターボタン22を押下継続してい
る期間、録画動作を行い、押下解除により録画を停止す
るようにしてもよい。1回の撮影で記録できる最長時
間、画像サイズ、フレームレート及び記録方式などは予
め定められており、例えば、1回の撮影で最長約80秒
の音声付きムービーを撮影でき、320 ×240 ピクセル、
10フレーム/秒、Motion JPEG 形式によって記録メデ
ィア78に記録される。
【0038】モードダイヤル38によって再生モードが
設定されると、メディアコントロール回路84を介して
記録メディア78から画像ファイルが読み出される。読
み出された画像ファイルの圧縮データは、圧縮伸張処理
回路74を介して非圧縮のYC信号に伸張される。
【0039】伸張されたYC信号は、画像再生処理回路
70及びビデオエンコード回路72を介して液晶モニタ
52に出力される。これにより、液晶モニタ52には記
録メディア78に記録されている最終コマのコマ画像が
表示される。
【0040】その後、右キー42が押されると、順方向
にコマ送りされ、左キー40が押されると、逆方向にコ
マ送りされる。そして、コマ送りされたコマ位置の画像
ファイルが記録メディア78から読み出され、上記と同
様にしてコマ画像が液晶モニタ52に再生される。再生
対象ファイルが動画ファイルの場合には、動画の先頭コ
マが代表画像として表示され、動画再生開始の指示を受
け付ける画面になる。
【0041】CPU66は、本カメラシステムの撮影レ
ンズ12及びCCD58を含む光学系、各信号処理回路
及び記録メディア等を統括制御するための制御部であ
り、カメラ10にはCPU66のプログラムを書き換え
可能に保持することができるフラッシュROM80が設
けられている。CPU66は、電源スイッチ24(スイ
ッチSW3に相当)、シャッターボタン22(スイッチ
SW4に相当)、ダウンロードボタン25(スイッチS
W5に相当)その他の操作部から受入する入力信号に基
づき、対応する回路の動作を制御し、液晶モニタ52に
おける表示の制御、ファインダーランプ37やセルフタ
イマーランプ20などの発光ダイオード(LED)82
の発光制御、電源制御、オートフォーカス(AF)制御
及び自動露出(AE)制御等を行う。
【0042】フラッシュROM80には、カメラ10の
制御プログラムが格納されており、カメラ10の電源を
ONにし、CPU66に電源供給を行うと、フラッシュ
ROM80内の起動プログラムが実行され、フラッシュ
ROM80内のプログラムがDRAM84に展開され
る。DRAM84にプログラムを展開後、CPU66
は、プログラムカウンタをDRAM84内プログラムに
移して、DRAM84上でプログラムを動作させる。な
お、DRAM84は、プログラム領域の他、画像データ
を記憶する画像処理領域を有している。
【0043】本例のカメラ10は、フラッシュROM8
0内のプログラムを変更或いは追加することができる。
カメラ使用者が予め定められている操作手順(例えば、
ACパワーアダプタを接続してダウンロードボタン25
を押下する操作)に従って、記録メディア78から変更
データ又は追加データを読み出し、これをSDRAM8
6に展開してから、フラッシュROM80に書き込むこ
とによって、プログラムの変更又は追加が実現可能であ
る。
【0044】プログラムのダウンロード中にバッテリー
が取り出されたり、SDRAM86へのプログラムの書
き込み処理に失敗するなどして、プログラムが不正に書
き換えられた場合にもカメラ10を正常に動作できるよ
うにするため、カメラ10内には、カメラ10の最低限
の動作に必要なプログラムを記憶した予備のフラッシュ
ROM(以下、予備フラッシュROMという。)90が
設けられている。何らかの理由でプログラムの書き換え
処理に失敗しても、予備フラッシュROM90内のプロ
グラムを用いてカメラを起動できるようになっている。
予備フラッシュROM90は書き換えが禁止され、プロ
グラム内容が保護されている。
【0045】カメラ10の電力源としては、バッテリー
又は電源入力端子33に接続される外部電源(以下、A
C電源という。)を用いることができる。バッテリーに
は、一次電池或いは専用の二次電池を使用することが可
能である。バッテリー又はAC電源から供給される電力
は、DC/DCコンバータを含む電源回路92によって
所要の電圧に変換された後、各ブロックに供給される。
【0046】図4は、電源回路92の構成図である。同
図に示すように、AC電源又はバッテリーからDC/D
Cコンバータ94を介してCPU66に電源が供給され
る。AC電源の電圧値は電圧監視回路95によって監視
され、検出されたAC電源の電圧値の情報はCPU66
に入力される。また、バッテリーの電圧値は電圧監視回
路96によって監視され、検出されたバッテリーの電圧
値の情報はCPU66に入力される。
【0047】CPU66は、各電圧監視回路95、96
から受入する情報に基づいて、スイッチSW1、SW2
のON/OFF制御を行う。スイッチSW1は、電源入
力端子33とDC/DCコンバータ97の間に配置さ
れ、スイッチSW2はバッテリーの正電極端子98とD
C/DCコンバータ97の間に配置されている。両スイ
ッチSW1、SW2のON/OFF状態を切り替えるこ
とによって各ブロックへの電源供給源(すなわち、DC
/DCコンバータ97への電源供給源)を切り替えるこ
とが可能である。
【0048】次に、上記の如く構成されたカメラ10の
動作について説明する。図5は、カメラ10の制御手順
を示すフローチャートである。バッテリーの交換、若し
くは、ACパワーアダプタの接続によってカメラ10に
電源が投入されると、CPU66はパワーオンリセット
処理を行い(ステップS110)、電源スイッチ24に
対応するスイッチSW3がONされるのを待機する(ス
テップS112)。
【0049】スイッチSW3がONされると、ACパワ
ーアダプタが接続される電源入力端子33の電圧レベル
を判別する(ステップS114)。AC電圧がハイ
(H)であれば、図4で説明したスイッチSW1をON
してAC電源を電力源とする(ステップS116)。そ
の一方、図5のステップS114においてAC電圧がロ
ウ(L)であれば、スイッチSW2をONしてバッテリ
ーを電力源としてカメラ10を起動する(ステップS1
18)。
【0050】次いで、CPU66は、フラッシュROM
80内のプログラムが正常であるか否かの判断を行う
(ステップS120)。フラッシュROM80に記憶さ
れるプログラムには、予めサムコードも記録されてい
る。プログラム起動時にフラッシュROM80のプログ
ラムのチェックサム(誤り検出方式の一種)を計算し、
記録したサムコードと比較してプログラムが正常である
か否かを判定する。
【0051】ステップS120においてプログラムが正
常であるとの判定を得たとき(YES判定時)、CPU
66はフラッシュROM80に記録してあるプログラム
をDRAM84に展開・実行した後(ステップS12
2)、スイッチSW3、SW4、及びSW5の監視状態
に入る(ステップS140)。
【0052】その一方、ステップS120においてプロ
グラムが異常であると判断された場合には、予備フラッ
シュROM90のプログラムをDRAM84に展開・実
行してカメラを起動する(ステップS124)。この場
合、液晶モニタ52の画面に「プログラムが異常です。
新しいプログラムをダウンロードして下さい」とのメッ
セージを表示して、新しいプログラムをダウンロードす
るようにユーザに促す。このメッセージは所定時間(例
えば3秒間)表示され(ステップS126)、この間C
PU66は処理を待機する(ステップS128)。所定
時間経過後、メッセージの表示を消してから(ステップ
S130)、スイッチSW3、SW4、及びSW5の監
視状態に入る(ステップS140)。
【0053】スイッチSW3、SW4、及びSW5のう
ち、何れかのスイッチが操作されると、そのスイッチを
判断して(ステップS142)、スイッチ毎に定められ
ている処理に移行する。すなわち、スイッチSW3が操
作された場合には、パワーOFFしてシャットダウン処
理を行い(ステップS144)、ステップS112に戻
る。スイッチSW4が操作された場合は、撮影処理を実
行し(ステップS146)、ステップS140に戻る。
また、スイッチSW5が操作された場合はダウンロード
処理を実行して(ステップS148)、ステップS14
0に戻る。
【0054】図6は撮影処理のサブルーチンを示すフロ
ーチャートである。撮影処理がスタートすると、AE、
AFなどの撮影設定が行われ(ステップS210)、そ
の設定に基づいてCCD露光処理が行われる(ステップ
S212)。
【0055】CCD露光されると、画像の取り込みを開
始し(ステップS214)、得られた画像信号について
所定の信号処理を実行する(ステップS216)。次い
で、指定されている画質設定に基づいてデータ圧縮処理
を行ってから(ステップS218)、そのデータを記録
メディア78に記録する(ステップS220)。
【0056】図7は、ダウンロード処理のサブルーチン
を示すフローチャートである。ダウンロード処理がスタ
ートすると、CPU66は、まずスイッチSW1の状態
を判定する(ステップS310)。スイッチSW1がO
FFの場合、すなわち、電力源がバッテリーである場合
には、「ACパワーアダプタを接続して下さい」とのメ
ッセージを液晶モニタ52に表示して(ステップS31
2)、ダウンロード処理を中止する。メッセージは所定
時間(例えば、3秒間)表示され、この間CPU66は
処理を待機する(ステップS380)。所定時間経過
後、メッセージは非表示となり(ステップS382)、
ダウンロード中に点滅させるLED(本例ではファイン
ダーランプ37で兼用)を消灯させて(ステップS38
4)、本サブルーチンを抜ける。
【0057】その一方、AC電源が接続され、ステップ
S310においてスイッチSW1がON状態であること
が検出されると、CPU66は記録メディア78の装着
有無を判定する(ステップS314)。プログラムのダ
ウンロードは、記録メディア78の記録領域の一部をプ
ログラム領域として使用して保存されているプログラム
をSDRAM86に展開してから、フラッシュROM8
0に書き込むことによって行う。したがって、記録メデ
ィア78がカメラ10のメディアスロットに挿入されて
いない場合(ステップS314においてNO判定時)に
は、「記録メディアを挿入して下さい」とのメッセージ
を液晶モニタ52に表示して(ステップS316)、上
記ステップS380〜S384を経てダウンロードを中
止する。
【0058】ステップS314で記録メディア78が装
着されている場合(YES判定時)は、ステップS31
8に進む。ステップS318では、記録メディア78内
にプログラムデータが存在するか否かの検出を行う。記
録メディア78内にプログラムが存在しない場合(NO
判定時)には、「記録メディアにプログラムがありませ
ん」とのメッセージを液晶モニタ52に表示した後(ス
テップS320)、上記ステップS380〜S384を
経てダウンロードを中止する。この場合、ユーザは、図
示せぬパソコンなどを用いて新しいプログラムを記録メ
ディア78に記憶させてから、改めてダウンロードを行
う必要がある。
【0059】ステップS318において記録メディア7
8内にプログラムが存在する場合(YES判定時)に
は、ダウンロードが実行される。ダウンロード中には、
「プログラムのダウンロード中」というメッセージが液
晶モニタ52に表示されるとともに、アクセスランプと
して兼用されるファインダーランプ37のLEDを点滅
させる(ステップS322)。このメッセージ表示とL
ED点滅によってユーザにダウンロード中であることを
通知する。また、ダウンロード中は、CPU66がスイ
ッチSW3乃至SW5からの入力信号を無効にして、ダ
ウンロード中に電源が停止しないように制御している。
【0060】そして、記録メディア78からSDRAM
86へプログラムを転送し、SDRAM86にプログラ
ムの展開を行う(ステップS324)。プログラムには
サムコードが記録されており、プログラムとともにサム
コードもSDRAM86にコピーする。SDRAM86
にプログラムを展開後、この展開したプログラムのチェ
ックサムを算出し、予め記録しておいたサムコードと比
較することにより、SDRAM86上のプログラムが正
常であるか否かの判定を行う(ステップS326)。
【0061】サムコードが一致しない場合は、「プログ
ラムが異常です」とのメッセージを液晶モニタ52に表
示し(ステップS328)、上記ステップS380〜S
384を経てダウンロードを中止する。
【0062】ステップS326において、サムコードが
一致し、プログラムが正常であるとの判定を得た場合に
は、ステップS330へ進み、カウンターのカウント値
iを初期化(i=0)した後、SDRAM86からフラ
ッシュROM80へのプログラムの書き込みを実行する
(ステップS332)。フラッシュROM80へのプロ
グラムの書き込み終了後に、書き換えたプログラムのチ
ェックサムを算出し、サムコードと照合することによ
り、フラッシュROM80上のプログラムが正常である
か否かの判定を行う(ステップS334)。
【0063】ステップS334においてサムコードが一
致すれば「ダウンロード完了」と液晶モニタ52に表示
し(ステップS336)、上記ステップS380〜S3
84を経てダウンロード処理を終了する。
【0064】その一方、ステップS334においてサム
コードが一致せず、プログラム異常と判断されると、ス
テップS338に進み、カウンターを+1だけカウント
アップする。次いで、カウント値iが予め設定しておい
た規定回数Nを超えたか否かの判定を行い(ステップS
340)、規定回数Nを超えていなければ(NO判定
時)、ステップS332に戻る。こうして、規定回数N
だけ「書き込み」と「チェック」を繰り返し、その過程
でプログラムが正常に書き込まれたら(ステップS33
4においてYES判定時)、ダウンロードを完了する
(ステップS380〜S384)。
【0065】規定回数Nだけ「書き込み」を試行して
も、最後までサムコードの一致を得ないときは、「ダウ
ンロードに失敗しました。修理が必要です」とのメッセ
ージを液晶モニタ52に表示し(ステップS342)、
上記ステップS380〜S384を経てダウンロード処
理を終了する。この場合は、カメラ10のハードウェア
が故障している可能性が高いので、ユーザに対してメー
カに修理を依頼することを促す勧告を行う。なお、ダウ
ンロードに失敗しても、予備フラッシュROM90のプ
ログラムを使用することで、カメラ10の起動は可能で
あり、撮影を行うこともできる。
【0066】図8は、AC電源の瞬間停止割り込み処理
のフローチャートである。図4で説明したとおり、AC
電源の電圧は電圧監視回路95によって監視されてお
り、図7のステップS322〜S324で説明したダウ
ンロード中にAC電源の電圧が急激に低下して、予め定
められている規定電圧値を下回ると、割り込みが発生す
る。CPU66が割り込み信号を検出すると図8に示す
割り込み処理がスタートする。すなわち、CPU66が
割り込み信号を検出すると、バッテリーの電圧をチェッ
クして(ステップS410)、電圧がハイ(H)であれ
ば、図4で説明したスイッチSW1をOFFにするとと
もに、スイッチSW2をONにして電源供給源をバッテ
リー側に切り替え、ダウンロード処理を継続する(S4
12)。
【0067】その一方、ステップS410においてバッ
テリー電圧がロウ(L)であれば、シャットダウンして
(ステップS414)、プログラムを停止する。ダウン
ロード時には、ACパワーアダプタの使用を要求する
が、万一、ダウンロード中にACパワーアダプタの接続
が切り離された場合などには、バッテリーの電圧を確認
して、使用可能であれば電力源をバッテリーに切り替え
ることにより、ダウンロードの失敗を回避するようにな
っている。
【0068】次に、上述した実施形態の変形例を説明す
る。図3では、フラッシュROM80の内容を書き換え
可能とし、カメラ10の最低限の動作に必要なプログラ
ムを記憶した予備フラッシュROM90については書き
換えを行わないように構成したが、予備フラッシュRO
M90の内容も更新可能に構成する態様もある。
【0069】図9は、本発明の他の実施形態を示すブロ
ック図である。同図中図3に示したブロック図と共通す
る部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。図
9に示したカメラ10は、制御プログラムを保持する手
段としてフラッシュROM(A)81とフラッシュRO
M(B)91を有しており、両者の役割を切り替えるこ
とができるように構成される。
【0070】フラッシュROM(A)81とフラッシュ
ROM(B)91のうち、どちらのプログラムをDRA
M84に展開するかを識別する符号(ビット)をフラッ
シュROM(A)81に用意しておくものとする。例え
ば、工場出荷時には、フラッシュROM(B)91が予
備のフラッシュROMとして設定される。この場合、フ
ラッシュROM(A)81に「フラッシュROM選択ビ
ット=ON」の情報が書き込まれており、カメラ起動時
には、フラッシュROM(A)からプログラムがDRA
M84に展開される。なお、予備のフラッシュROMと
して割り当てられたフラッシュROM(B)91につい
ては、工場出荷時にフラッシュROM(A)81と同等
の制御プログラムを格納しておいてもよいし、制御プロ
グラムを格納しておかなくてもよい。
【0071】当該カメラ10でプログラムの書き換え
(ダウンロード)を実行すると、フラッシュROM
(B)91に新しいプログラムが書き込まれ、フラッシ
ュROM(A)が旧プログラムを保持したまま、予備の
フラッシュROMとして機能する。この時、フラッシュ
ROM選択ビットはOFFに変更される。
【0072】その後は、カメラ起動時にフラッシュRO
M(B)91のプログラムがDRAM84に展開され
て、カメラ制御が行われる。なお、仮に、ダウンロード
に失敗したとしても、フラッシュROM(A)81に保
存されている旧プログラム(動作実績のあるプログラ
ム)によってカメラ10を起動させることができる。プ
ログラムの書き換えは、予備側のフラッシュROMにつ
いて行われ、書き換え毎に、フラッシュROM(A)8
1、フラッシュROM(B)91の役割が交互に切り替
わる。
【0073】図9に示したカメラ10の制御に関するフ
ローチャートを図10乃至図12に示す。これらの図面
中、図6及び図7図のフローチャートと共通する処理に
ついては同一のステップ番号を付してその説明は省略す
る。
【0074】図10のステップS116又はS118に
よって電力源が選択された後、ステップS130に進
み、フラッシュROM選択ビットの状態を判定する。フ
ラッシュROM選択ビットがONの場合には、ステップ
S132に進み、フラッシュROM(A)81のプログ
ラムをDRAM84に展開・実行する。その一方、ステ
ップS130においてフラッシュROM選択ビットがO
FFの場合には、フラッシュROM(B)91のプログ
ラムをDRAM84に展開・実行する(ステップS13
4)。
【0075】ステップS132又はステップS134の
後は、ステップS140に進む。以後の処理は図3で説
明した通りである。
【0076】図10のステップS148で示したダウン
ロード処理のサブルーチンが図11及び図12に示され
ている。図12のステップS330でカウンターを初期
化(i=0)した後、ステップS342に進む。ステッ
プS342では、フラッシュROM選択ビットの状態を
判定する。フラッシュROM選択ビットがON、すなわ
ち、現在、フラッシュROM(A)81のプログラムを
DRAM84に展開・実行している場合には、ステップ
S344に進み、SDRAM86の新プログラムをフラ
ッシュROM(B)91に書き込む処理を実行する。フ
ラッシュROM(B)91へのプログラムの書き込み終
了後に、書き換えたプログラムのチェックサムを算出
し、サムコードと照合することにより、フラッシュRO
M(B)91上のプログラムが正常であるか否かの判定
を行う(ステップS346)。
【0077】ステップS346においてサムコードが一
致すれば、フラッシュROM選択ビットを反転する(O
NならばOFFに、OFFならばONに変更)とともに
(ステップS370)、「ダウンロード完了」というメ
ッセージを液晶モニタ52に表示し(ステップS37
2)、ステップS380〜S384を経てダウンロード
処理を終了する。
【0078】その一方、ステップS346においてサム
コードが一致せず、プログラム異常と判断されると、ス
テップS348に進み、カウンターを+1だけカウント
アップする。次いで、カウント値iが予め設定しておい
た規定回数Nを超えたか否かの判定を行い(ステップS
350)、規定回数Nを超えていなければ(NO判定
時)、ステップS344に戻る。こうして、規定回数N
だけ「書き込み」と「チェック」を繰り返し、その過程
でプログラムが正常に書き込まれたら(ステップS34
6においてYES判定時)、ダウンロードを完了する
(ステップS370〜S384)。
【0079】規定回数Nだけ「書き込み」を試行して
も、最後までサムコードの一致を得ないときは、「ダウ
ンロードに失敗しました。修理が必要です」とのメッセ
ージを液晶モニタ52に表示し(ステップS352)、
ステップS380〜S384を経てダウンロード処理を
終了する。なお、ダウンロードに失敗しても、今まで使
用していたフラッシュROM(A)81のプログラムを
使用することで、カメラ10の起動は可能であり、撮影
を行うことができる。
【0080】ステップS342において、フラッシュR
OM選択ビットがOFF、すなわち、現在、フラッシュ
ROM(B)91のプログラムをDRAM84に展開・
実行している場合には、ステップS354に進み、SD
RAM86の新プログラムをフラッシュROM(A)8
1に書き込む処理を実行する。フラッシュROM(A)
81へのプログラムの書き込み終了後に、書き換えたプ
ログラムのチェックサムを算出し、サムコードと照合す
ることにより、フラッシュROM(A)81上のプログ
ラムが正常であるか否かの判定を行う(ステップS35
6)。
【0081】ステップS356においてサムコードが一
致すれば、フラッシュROM選択ビットを反転するとと
もに(ステップS370)、「ダウンロード完了」とい
うメッセージを液晶モニタ52に表示し(ステップS3
72)、ステップS380〜S384を経てダウンロー
ド処理を終了する。
【0082】その一方、ステップS356においてサム
コードが一致せず、プログラム異常と判断されると、ス
テップS358に進み、カウンターを+1だけカウント
アップして、規定回数Nだけ「書き込み」と「チェッ
ク」を繰り返す。その過程でプログラムが正常に書き込
まれたら(ステップS356においてYES判定時)、
ダウンロードを完了する(ステップS370〜S38
4)。
【0083】規定回数Nだけ「書き込み」を試行して
も、最後までサムコードの一致を得ないときは、「ダウ
ンロードに失敗しました。修理が必要です」とのメッセ
ージを液晶モニタ52に表示し(ステップS362)、
ステップS380〜S384を経てダウンロード処理を
終了する。なお、ダウンロードに失敗しても、今まで使
用していたフラッシュROM(B)91のプログラムを
使用することで、カメラ10の起動は可能であり、撮影
を行うとができる。
【0084】従来は予備のプログラムを保存しておく手
段が設けられていないため、フラッシュROMへのプロ
グラム書き込みに失敗すると、その時点では、DRAM
内プログラムが正常であるため動作不良とならないが、
一度電源をOFFして、再びONにした場合には、DR
AMに不正なプログラムが展開・実行されるため、カメ
ラの動作が不良となり、プログラムの書き換え(ダウン
ロードのやり直し)さえも不可能な状況に陥るという欠
点があった。
【0085】これに対し、本発明の実施形態に係るカメ
ラは、ダウンロード時にはACパワーアダプタの使用を
要求するとともに、万一、ACパワーアダプタが抜かれ
ても、電力源をバッテリーに自動的に切り替えてダウン
ロードを継続させるなど、ダウンロードの中断を回避す
る機能が搭載されているのみならず、仮にプログラムの
書き換えに失敗しても、予備のプログラムによってカメ
ラを起動できるように構成されているので、カメラが動
作不能になるという事態を避けることができる。これに
より、制御プログラムの更新(バージョンアップ)など
を容易かつ確実に実施できる。
【0086】上記実施の形態ではデジタルカメラを例に
説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、携
帯情報端末、オーディオ機器、画像再生装置など様々な
電子機器について本発明を適用することが可能である。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子機
器によれば、バッテリー駆動時にはプログラムの書き換
え動作を禁止したので、書き換え中の電池消耗に起因す
るダウンロードの失敗を未然に回避できる。また、ダウ
ンロード中は電源スイッチを無効にして電源をOFFで
きないように構成し、或いは、外部電源の電圧降下時に
は、電力供給源をバッテリー側に切り替えて給電を確保
する構成によって、ダウンロードの中断を回避できる。
【0088】更に、本発明の電子機器は、予備のプログ
ラムを保持した予備用メモリを具備しているので、万
一、プログラムの書き換えに失敗して、不正なプログラ
ムに変更されても、予備のプログラムによって機器を起
動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラの斜視
【図2】図1に示したカメラの背面図
【図3】本実施形態に係るデジタルカメラの構成を示す
ブロック図
【図4】図3に示した電源回路の構成図
【図5】本例のカメラの制御手順を示すフローチャート
【図6】撮影処理の制御手順を示すフローチャート
【図7】ダウンロード処理の手順を示すフローチャート
【図8】電源の切り替えに関する割り込み処理を示すフ
ローチャート
【図9】本発明の他の実施形態に係るデジタルカメラの
構成を示すブロック図
【図10】図9に示したカメラの制御手順を示すフロー
チャート
【図11】図9に示したカメラのダウンロード処理の手
順を示すフローチャート
【図12】図9に示したカメラのダウンロード処理の手
順を示すフローチャート
【符号の説明】
10…カメラ(電子機器、電子カメラ)、12…撮影レ
ンズ、24…電源スイッチ、33…電源入力端子(外部
電源入力手段)、58…CCD(撮像手段)、66…C
PU(制御回路、禁止手段、電源切替手段、確認手
段)、76…メディアコントロール回路(記録手段)、
78…記録メディア(プログラム提供手段、記録媒
体)、80…フラッシュROM(プログラムメモリ)、
90…予備フラッシュROM(予備用メモリ)、95…
電圧監視回路(電圧監視手段)、SW1,SW2…スイ
ッチ(電源切替手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の動作制御を行う制御回路と、 前記制御回路の処理工程を規定するプログラムを書き換
    え可能に保持するプログラムメモリと、 前記プログラムメモリに書き込むプログラムを提供する
    プログラム提供手段と、 当該電子機器の外部から電力供給が可能な外部電源入力
    手段と、 前記外部電源入力手段から供給される電力に代えて、電
    力供給源と成り得るバッテリーと、 電力供給源が前記バッテリーのときは、前記プログラム
    提供手段から前記プログラムメモリにプログラムを書き
    込む動作を禁止する禁止手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記プログラム提供手
    段から前記プログラムメモリにプログラムを書き込む動
    作中には、当該電子機器の電源スイッチからの指示を無
    効にし、電源供給状態を維持する制御を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記外部電源入力手段から供給される電
    源電圧を監視する電圧監視手段と、 前記プログラム提供手段から前記プログラムメモリにプ
    ログラムを書き込む動作中に前記電源電圧が予め定めら
    れている規定値よりも降下した場合には、電力供給源を
    前記バッテリーに切り替える電源切替手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子
    機器。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の電子機器に
    おいて、該電子機器は、前記制御回路の処理工程を規定
    する予備のプログラムを格納しておく予備用メモリと、 前記プログラムメモリへのプログラムの書き込み処理が
    成功したか否かを確認する確認手段と、を有し、 前記制御回路は、前記プログラムメモリへのプログラム
    の書き込み処理に失敗した場合には、前記予備のプログ
    ラムを用いて当該電子機器を起動することを特徴とする
    電子機器。
  5. 【請求項5】 電子機器の動作制御を行う制御回路と、 前記制御回路の処理工程を規定するプログラムを書き換
    え可能に保持するプログラムメモリと、 前記プログラムメモリに書き込むプログラムを提供する
    プログラム提供手段と、 前記制御回路の処理工程を規定する予備のプログラムを
    格納しておく予備用メモリと、 前記プログラムメモリへのプログラムの書き込み処理が
    成功したか否かを確認する確認手段と、を備え、 前記制御回路は、前記プログラムメモリへのプログラム
    の書き込み処理に失敗した場合には、前記予備のプログ
    ラムを用いて当該電子機器を起動することを特徴とする
    電子機器。
  6. 【請求項6】 前記電子機器は、光学像を電気信号に変
    換する撮像手段と、前記撮像手段を介して取得した画像
    データを記録媒体に記録する記録手段と、を備えた電子
    カメラであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    1項に記載の電子機器。
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