JP4408545B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、動画像を撮像(撮影ともいう)する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生する電子カメラ等の撮像装置は既に販売されている。この撮像装置では、撮影レンズにより撮影された光学像を光電変換素子により光電変換してなる画像データをメモリに置き、その画像データを記録媒体に転送する。
最近では動画データを作成する電子カメラも増えてきた。その場合、実際にどのような画像が撮影されているかを確認しながら撮影するのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の電子カメラ等の撮像装置において動画像を撮影する場合、光学ファインダではどのような動画が撮影されているか確認するのは困難であった。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、どのような動画データが作成されるか判断できない状況では撮影が行われることのない撮像装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明では、撮像装置を次ぎの(1)の通りに構成する。
(1)被写体の光学像を撮像し静止画データまたは動画データを取得する撮像手段と、前記撮像手段により得られた静止画データまたは動画データを記録媒体に記録する記録手段と、前記撮像手段により得られた動画データに係る画像を表示する表示手段と、前記表示手段による前記撮像手段により得られた動画データに係る画像の確認が可能な状態に無い場合に、動画データの記録を禁止し、前記表示手段による前記撮像手段により得られた動画データに係る画像の確認が可能な状態にあるかどうかに関わらず、静止画データの記録を禁止しないよう前記記録手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を撮像装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、撮像装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて、撮像方法の形で、さらに、この撮像方法を実現するためのプログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体の形で実施することができる。
【0014】
【実施例】
図1は、実施例である“撮像装置”の構成を示すブロック図である。
【0015】
図1において、100は撮像装置である。10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッタ、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
【0016】
18は撮像素子14,A/D変換器16,D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22およびシステム制御回路50により制御される。
【0017】
20は画像処理回路であり、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40,測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理,AE(自動露出)処理,EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
【0018】
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16,タイミング発生回路18,画像処理回路20,表示メモリ24,D/A変換器26,メモリ30,圧縮・伸長回路32を制御する。
【0019】
A/D変換器16のデータが画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが画像処理回路を介することなく、直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0020】
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、27はD/A変換器26の出力を外部モニタに出力する外部出力コネクタである。外部出力コネクタ27にコネクタが挿されている場合は外部出力接続状態検知手段108によりシステム制御回路50は外部出力状態を知ることが出来る。
【0021】
28はTFT・LCDなどから成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
【0022】
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現するモニタとして機能させることが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。さらに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって撮像装置100本体と結合されており、自由な向き,角度を設定して電子ファインダ機能すなわちモニタ機能や再生表示機能,各種表示機能を使用することが可能である。また、画像表示部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納することが可能であり、この場合は画像表示部開閉検知手段106により、格納状態を検知して画像表示部28の表示動作を停止することが出来る。
【0023】
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
【0024】
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
【0025】
40は絞り機能を備えるシャッタ12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0026】
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
【0027】
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能,フラッシュ調光機能も有する。露光制御手段40,測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40,測距制御手段42に対して制御を行う。
【0028】
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数,変数,プログラム等を記憶するメモリである。
【0029】
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字,画像,音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置,スピーカ等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED,発音素子等の組み合わせにより構成されている。
【0030】
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
【0031】
表示部54の表示内容のうち、LCDなどに表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示,セルフタイマ表示,圧縮率表示,記録画素数表示,記録枚数表示,残撮影可能枚数表示,シャッタスピード表示,絞り値表示,露出補正表示,フラッシュ表示,赤目緩和表示,マクロ撮影表示,ブザー設定表示,時計用電池残量表示,電池残量表示,エラー表示,複数桁の数字による情報表示,記録媒体200および210の着脱状態表示、通信I/F動作表示,日付け・時刻表示、等がある。
【0032】
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表示,手振れ警告表示,フラッシュ充電表示,シャッタスピード表示,絞り値表示,露出補正表示、等がある。
【0033】
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROMなどが用いられる。
【0034】
60,62,64,66,68および70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル,視線検知によるポインティング,音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0035】
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60はモードダイアルスイッチで、電源オフ,自動撮影モード,撮影モード(パノラマ撮影モード,動画撮影モード含む),再生モード,マルチ画面再生・消去モード,PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
【0036】
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理,AE(自動露出)処理,AWB(オートホワイトバランス)処理,EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0037】
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16,メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。また動画撮影の場合は動画撮影の開始・停止を指示する。
【0038】
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCDなどから成る画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
【0039】
68はクイックレビューON/OFFスイッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとする。
【0040】
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン,セットボタン,マクロボタン,マルチ画面再生改ページボタン,フラッシュ設定ボタン,単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン,メニュー移動+(プラス)ボタン,メニュー移動−(マイナス)ボタン,再生画像移動+(プラス)ボタン,再生画像−(マイナス)ボタン,撮影画質選択ボタン,露出補正ボタン,日付/時間設定ボタン等がある。
【0041】
80は電源制御手段で、電池検出回路,DC−DCコンバータ,通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無,電池の種類,電池残量の検出を行い、検出結果およびシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
【0042】
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池,Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源である。
【0043】
90および94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92および96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92および或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0044】
なお、本実施例では記録媒体を取り付けるインタフェースおよびコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェースおよびコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェースおよびコネクタを組み合わせた構成としても構わない。
【0045】
インタフェースおよびコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
【0046】
さらに、インタフェース90および94、そしてコネクタ92および96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード,IEEE1394カード,P1284カード,SCSIカード,PHSなどの通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
【0047】
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用することなしに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示,手振れ警告表示,フラッシュ充電表示,シャッタスピード表示,絞り値表示,露出補正表示などが設置されている。
【0048】
106は画像表示部開閉検知手段であり、画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検知することが出来る。ここで、格納状態にあると検知したならば画像表示部28の表示動作を停止して不要な電力消費を禁止することが可能である。
【0049】
108は外部出力接続状態検知手段であり、外部出力コネクタ27に外部モニタが接続されているかどうかを検知することが出来る。ここで、接続状態にあると検知したならば画像表示部28の代わりに外部モニタを表示装置として用いることが可能である。
【0050】
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394,P1284,SCSI,モデム,LAN,無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0051】
112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
【0052】
114はマイクで、音声データ取得手段である。116はマイク114で得られた音声データをシステム制御50で取得するためにA/D変換するA/D変換器である。
【0053】
118はスピーカで、音声データ再生手段である。120はシステム制御50から出力されるデジタル音声データをスピーカ118で再生するためにD/A変換するD/A変換機である。
【0054】
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0055】
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインタフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0056】
図2ないし図7を参照して、本実施例の動作を説明する。図2および図3は本実施例の撮像装置100の動作を示すフローチャートである。図2および図3を用いて、撮像装置100の動作を説明する。
【0057】
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(S101参照、以下同様)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S102)。
【0058】
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば(S103)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S105)、S103に戻る。
【0059】
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S103)、S106に進む。
【0060】
モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S103)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、処理を終えたならばS103に戻る。
【0061】
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S106)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
【0062】
電源86に問題が無いならば(S106)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
【0063】
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S107)、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(S109)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0064】
システム制御回路50は、クイックレビューON/OFFスイッチ68の設定状態を調べ(S110)、クイックレビューONに設定されていたならばクイックレビューフラグを設定し(S111)、クイックレビューOFFに設定されていたならばクイックレビューフラグを解除する(S112)。なお、クイックレビューフラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
【0065】
続いて、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S113)、画像表示ONに設定されていたならば、画像表示フラグを設定すると共に(S114)、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S115)、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S116)、S119に進む。
【0066】
スルー表示状態においては、撮像素子12,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22,D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダ機能を実現している。
【0067】
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていたならば(S113)、画像表示フラグを解除すると共に(S117)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S118)、S119に進む。
【0068】
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用せず、光学ファインダ104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
【0069】
シャッタスイッチSW1が押されていないならば(S119)、S103に戻る。シャッタスイッチSW1が押されたならば(S119)、撮影可能条件が満たされているかチェックし(S142)、条件が満たされていなければS103に戻り、満たされていたらS120に進む。この撮影可能チェックは図7を用いて後述する。
【0070】
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S120)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S121)、S122に進む。
【0071】
フリーズ表示状態においては、撮像素子12,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22,D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダに表示している。
【0072】
画像表示フラグが解除されていたならば(S120)、S122に進む。
【0073】
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値およびシャッタ時間を決定する(S122)。測光処理において、必要であればフラッシュの設定も行う。この測距・測光処理S122の詳細は図4を用いて後述する。
【0074】
測距・測光処理S122を終えたならば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S123)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S124)、S125に進む。なお、S124でのスルー表示状態は、S116でのスルー状態と同じ動作状態である。
【0075】
シャッタスイッチSW2が押されずに(S125)、さらにシャッタスイッチSW1も解除されたならば(S126)、S103に戻る。
【0076】
シャッタスイッチSW2が押されたならば(S125)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S127)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S128)、S129に進む。
【0077】
固定色表示状態においては、撮像素子12,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22,D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダに表示している。
【0078】
画像表示フラグが解除されていたならば(S127)、S129に進む。
【0079】
システム制御回路50は、撮像素子12,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、および、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(S129)。この撮影処理S129の詳細は図5を用いて後述する。
【0080】
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S130)、画像表示フラグが設定されていたならばクイックレビュー表示を行う(S133)。この場合は、撮影中も画像表示部28が電子ファインダとして常に表示された状態であり、撮影直後のクイックレビュー表示も行われる。
【0081】
画像表示フラグが解除されていたならば(S130)、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるクイックレビューフラグの状態を判断し(S131)、クイックレビューフラグが設定されていたならば、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S132)、クイックレビュー表示を行う(S133)。
【0082】
画像表示フラグが解除され(S130)、クイックレビューフラグも解除されていたならば(S131)、画像表示部28がOFFの状態のままS134に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダ104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28のモニタ機能を使用せずに省電力を重視する使用方法である。
【0083】
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S134)。この記録処理S134の詳細は図6を用いて後述する。
【0084】
記録処理S134が終了した際に、シャッタスイッチSW2が押された状態であったならば(S135)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断し(S136)、連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS129に戻り、次の撮影を行う。
【0085】
連写フラグが設定されていないならば(S136)、シャッタスイッチSW2が放されるまで(S135)、現在の処理を繰り返す。
【0086】
記録処理S134が終了した際にシャッタスイッチSW2が放された状態であった、或いは、シャッタスイッチSW2を押し続けてクイックレビュー表示を継続して撮影画像の確認を行った後にシャッタスイッチSW2を放した状態であったならば(S135)、所定のミニマムレビュー時間が経過した後にS138に進む(S137)。
【0087】
システム制御回路50は、画像表示フラグが設定されていたならば(S138)、モニタとしての画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S139)、S141に進む。
【0088】
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。
【0089】
画像表示フラグが解除されていたならば(S138)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S140)、S141に進む。
【0090】
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力のために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
【0091】
シャッタスイッチSW1が押された状態であったならば(S141)、システム制御回路50は、S125に戻って次の撮影に備える。
【0092】
シャッタスイッチSW1が放された状態であったならば(S141)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えてS103に戻る。
【0093】
図4は、図3のS122における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
【0094】
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理,EF(フラッシュプリ発光)処理,AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
【0095】
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE,EF,AWB,AFの各処理において、中央重点モード,平均モード,評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0096】
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S203)。
【0097】
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S202)、測定データおよび或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
【0098】
画像処理回路20での演算結果およびAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。
【0099】
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206)、測定データおよび或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
【0100】
AE制御およびAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S209)。
【0101】
測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、測定データおよび或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS122を終了する。
【0102】
図5は、図3のS129における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
【0103】
システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、動画撮影モードの場合はS351へ、それ以外の撮影モードの場合はS301へ行く(S300)。
【0104】
動画以外の撮影モードの場合は、システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッタ12を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S301,S302)。
【0105】
フラッシュ・フラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S303)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S304)。
【0106】
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(S305)、シャッタ12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
【0107】
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
【0108】
システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S311)。
【0109】
動画撮影モードの場合は、システム制御回路50は撮像素子14,A/D変換機16,画像処理回路20,メモリ制御回路22を介して得られた画像データを圧縮伸長回路32で逐次データ圧縮し、メモリ30に書き込む一連の動画像データ撮影動作を開始し(S351)、さらにマイク114,A/D変換機116を介して得られた音声データを逐次メモリ30に書き込む一連の音声データ録音動作を開始し(S352)、動画撮影終了指示を待つ(S353)。動画撮影が終了したら、システム制御回路50は動画像データ撮影を終了し(S354)、所定時間待ち(S355)、音声データ録音を終了する(S356)。一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチンS129を終了する。
【0110】
図6は、図3のS134における記録処理の詳細なフローチャートを示す。
【0111】
システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、動画撮影モードの場合はS411へ、それ以外の撮影モードの場合はS401へ行く(S400)。
【0112】
動画以外の撮影モードの場合は、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。そして、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32によって行った後(S402)、S403へ行く。
【0113】
動画撮影モードの場合は、システム制御回路50はS129の処理で動画像データの撮影時間よりも長く録音された音声データの不必要部分をカットし(S411)、所定の動画データフォーマットに合わせるために音声データを所定の位置にコピーし(S412)、動画データフォーマットにしたがって動画データ(ムービーデータともいう)を作成した後(S413)、S403へ行く。
【0114】
動画撮影かそれ以外かに関わらず、その後システム制御回路50はインタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S403)。記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチンS134を終了する。
【0115】
図7は、図3のS142における撮影可能判断ルーチンの詳細なフローチャートを示す。システム制御回路50はモードダイアル60を調べ、動画撮影モードの場合はS502へ、それ以外の撮影モードの場合はS501へ行く(S500)。
【0116】
動画以外の撮影モードの場合は、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の残容量が現撮影モードにおいて問題があるか否かを判断し、1枚も撮影不可能な残容量の場合はNGでS142を終え、そうでない場合はOKでS142を終える(S501)。
【0117】
動画撮影モードの場合は、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の残容量が所定時間撮影可能かどうかを判断し、所定時間の撮影が不可能な残容量の場合はNGでS142を終え、そうでない場合はS503へ行き(S502)、外部出力コネクタ27に外部モニタが接続されているかどうかを外部出力接続状態検知手段108によって調べ、外部モニタが接続されている場合はOKでS142を終え、そうでない場合はS504へ行き(S503)、画像表示部28が表示可能状態かどうかを画像表示部開閉検知器106によって調べ、表示可能状態であったならOKでS142を終え、表示不可能状態であったならNGでS142を終える(S504)。
【0118】
このように、本実施例によれば、どのような動画データが作成されるか判断できない状況では撮影を行わないことが可能となる。
【0119】
なお、以上の実施例の説明においては、画像表示部28をOFFする場合に、画像表示部28を構成する全ての要素をOFFするとして説明したが、画像表示部28の要素の一部をOFFするだけでも勿論問題ない。この場合でも、撮影画像の確認と省電力を共に行う機能を備えることが出来る。例えば、画像表示部28がLCDとバックライトから構成されている場合、LCDがONのままバックライトのみをOFFしても、実施例での説明同様、撮影画像の確認と省電力を共に行う機能を備えることが出来る。
【0120】
また、画像表示ON/OFFスイッチ66とクイックレビューON/OFFスイッチ68は、それぞれ独立した構成として説明したが、画像表示ON/OFFスイッチ66とクイックレビューON/OFFスイッチ68を一つの兼用スイッチとしてまとめ、画像表示ON/クイックレビューのみ画像表示ON/画像表示OFFの3ポジションを備える構成としても勿論問題ない。
【0121】
そして、画像表示部28によるクイックレビュー表示を終える指示を行った際に、最低時間クイックレビュー表示を継続するミニマムレビュー時間の経過を判断するとして説明したが、ミニマムレビュー時間を設定しない構成としても勿論問題無い。この場合、図3において、S137でのミニマムレビュー時間の経過を判断する処理を除去したフローチャートとすれば良い。
【0122】
また、スルー表示とクイックレビュー表示を行うそれぞれ専用の画像表示部を備える構成として、それらの表示部のON/OFFを画像表示ON/OFFスイッチおよびクイックレビューON/OFFスイッチの設定に応じて行う構成としても構わない。この場合も、実施例の説明と同様に、撮影画像の確認と省電力を共に行う機能を備えることが出来る。
【0123】
そして、画像表示ON/OFFスイッチがONの場合はクイックレビューON/OFFスイッチの設定に関わらず撮影直後のクイックレビュー表示を行うものとして説明を行ったが、画像表示ON/OFFスイッチがONの場合にクイックレビューON/OFFスイッチの設定に応じてクイックレビュー表示を行うか否かを決定するようにしても構わない。
【0124】
なお、記録媒体200および210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカード,ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT,光磁気ディスク,CD−RやCD−WRなどの光ディスク、DVDなどの相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
【0125】
また、記録媒体200および210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0126】
そして、実施例の説明においては、記録媒体200および210は撮像装置100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が撮像装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
【0127】
また、撮像装置100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
【0128】
そして、撮像装置100に記録媒体200および210が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっても、勿論問題無い。
【0129】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、どのような動画データが作成されるか判断できない状況では撮影が行われることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図
【図2】 実施例の動作を示すフローチャート(その1)
【図3】 実施例の動作を示すフローチャート(その2)
【図4】 測距・測光ルーチンのフローチャート
【図5】 撮影ルーチンのフローチャート
【図6】 記録ルーチンのフローチャート
【図7】 撮影可能判断ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
14 撮像素子
28 画像表示部(電子ファインダ)
50 システム制御回路
106 画像表示部開閉検知手段
Claims (7)
- 被写体の光学像を撮像し静止画データまたは動画データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段により得られた静止画データまたは動画データを記録媒体に記録する記録手段と、
前記撮像手段により得られた動画データに係る画像を表示する表示手段と、
前記表示手段による前記撮像手段により得られた動画データに係る画像の確認が可能な状態に無い場合に、動画データの記録を禁止し、前記表示手段による前記撮像手段により得られた動画データに係る画像の確認が可能な状態にあるかどうかに関わらず、静止画データの記録を禁止しないよう前記記録手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。 - 前記表示手段の表示面を前記撮像装置に向けて収納した状態であることを検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段より前記表示手段の表示面を前記撮像装置に向けて収納した状態であると検出された場合に、前記動画データの記録を禁止するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記表示手段が前記撮像手段により得られた動画データに係る動画の表示を停止している場合に、前記動画データの記録を禁止するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
- 前記表示手段の表示面を前記撮像装置に向けて収納した状態であることを検出する検出手段を有し、
前記制御手段は、前記検出手段より前記表示手段の表示面を前記撮像装置に向けて収納した状態であると検出された場合に、前記撮像手段により得られた動画データに係る動画の表示を停止するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。 - 前記表示手段は、画像表示素子と前記画像表示素子に光を供給するバックライトとからなり、
前記制御手段は、前記バックライトの動作が停止している場合に、前記動画データの記録を禁止するよう前記記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 静止画撮影の指示または動画撮影の指示をする指示手段を有し、
前記記録手段は、前記静止画撮影の指示に応じて、前記撮像手段により得られた静止画データを記録媒体に記録し、前記動画撮影の指示に応じて、前記撮像手段により得られた動画データを記録媒体に記録し、
前記制御手段は、前記撮像手段により得られた動画データに係る画像の確認が可能な状態に無い場合は、前記動画撮影の指示を無効とすることにより前記動画データの記録を禁止することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記動画撮影の指示を受ける前に、設定されたシャッタ時間で撮像された前記動画データを取得するよう前記撮像手段を制御すると共に、前記設定されたシャッタ時間で撮像された動画データに係る画像を表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
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