JP4533064B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、静止画像や動画像を撮像、記録、再生する撮像装置及びその制御方法に関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生する電子カメラ等の撮像装置は既に市販されており、カラー液晶パネル等の電子ファインダーを備える電子カメラも販売されている。
これらの電子カメラによれば、撮影前の画像を連続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定することや、撮影した画像を再生表示して確認することが可能である。
特に、撮影した画像を撮影直後に再生する機能は利便性が高く、電子カメラのユーザにとって有益な機能となっている。
また、上記電子ビューファインダーを使用して連写を行った場合、撮影処理中に撮像素子を通したスルー画像をファインダーに表示することができないため、レビュー画像は連写時にユーザが構図を決定するための補助的な役割も担っている。
従来の撮像装置における連写処理においては、図12に示すように、1枚撮影後に撮影した画像データからレビュー用VRAMを生成・表示後、次の撮影処理を行っている。このように単に撮影処理→画像処理→レビュー表示処理を繰り返すのは、少ないバッファメモリ上に撮影画像を格納して処理するためであるが、もし、大量のバッファメモリを搭載する場合には次々と未処理の撮影画像を格納することができるため、撮影処理と画像処理を実質上独立して行うことが可能となるため、高速連写が可能となる。このような連写においては、前のコマの現像・圧縮処理中に次のコマの露光(キャプチャー)を行っている。
特開平11−261853号公報 特開平5−161110号公報
しかしながら、上記従来の撮像装置のように、1枚撮影後に撮影した画像データからレビュー用VRAMを生成・表示後、次の撮影処理を行っているものでは、撮影処理に同期して撮影画像が表示され、撮影処理と撮影処理の間にレビュー用VRAM生成・表示処理が行われるため、撮影間隔が長くなってしまうという問題があった。
また、上述した前のコマの現像・圧縮処理中に次のコマの露光(キャプチャー)を行う並行処理では、処理を行うRAWデータ(前のコマ)のためのバッファ領域と、次に取り込むRAWデータ(次のコマ)のためのバッファ領域を必要とするため、メモリのコスト増大を招き、必ずしも好ましいものではなかった。
本発明は、撮影処理とレビュー表示の同期を取りつつ、少ないバッファメモリで撮影間隔を縮めることができる撮像装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するため、本発明の撮像装置は、被写体画像を撮影する撮像手段と、前記撮像手段により撮影された画像を、所定の圧縮ファイル形式にするための処理を行う画像処理手段と、前記撮影された画像を表示手段に表示するための処理を行う表示処理手段と、撮影された画像を前記表示手段に表示する際に、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示するか否かを選択する選択手段と、前記選択手段によって、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示することが選択されない場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うように制御するとともに、前記選択手段によって、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示することが選択される場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする
また、本発明の制御方法は、被写体画像を撮影する撮像手段を備える撮像装置の制御方法であって、前記撮像手段により撮影された画像を、所定の圧縮ファイル形式にするための処理を行う画像処理工程と、前記撮影された画像を表示手段に表示するための処理を行う表示処理工程と、撮影された画像を前記表示手段に表示する際に、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示するか否かを選択する選択工程とを有し、前記選択工程にて、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示することが選択されない場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うとともに、前記選択工程にて、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示することが選択される場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うことを特徴とする
本発明によれば、撮影処理とレビュー表示の同期を取りつつ、少ないバッファメモリ(例えば、1コマ分)を搭載して撮影間隔を縮めることができる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る実施形態の撮像装置の機能ブロック図である。
図1に示す撮像装置100において、10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
さらに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって撮像装置100本体と結合されており、自由な向き、角度を設定して電子ファインダー機能や再生表示機能、各種表示機能を使用することが可能である。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段である。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はコネクタであり、アクセサリーシューとも呼ばれ、フラッシュ装置400との電気接点や機械的な固定手段も合わせて備えている。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68、70及び71は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な機能について説明する。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68は単写/連写スイッチで、シャッタースイッチSW2を押した場合に1コマの撮影を行って待機状態とする単写モードとシャッタースイッチSW2を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードとを設定することが出来る。
71は撮影直後に撮影した画像データを自動再生する撮影確認の有無を設定するレビューON/OFFスイッチ。
72は撮影確認設定SWで、撮影画像のみを表示するクイックレビューモード、露出設定値等の撮影画像情報を撮影画像に重ねて表示する簡易情報表示モード、簡易情報表示モードで表示する撮影画像情報に加えて、撮影画像の輝度分布などさらに詳細な情報を表示する詳細情報表示モードを設定することができる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することが出来る再生モードスイッチ、撮影モード状態において、撮影した画像をメモリ30或いは記録媒体200或いは210から読み出して画像表示部28によって表示する再生動作の開始を指示する再生スイッチ等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインターフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インターフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
106は画像表示部開閉検知手段であり、画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検知することが出来る。
ここで、格納状態にあると検知したならば画像表示部28の表示動作を停止して不要な電力消費を禁止することが可能である。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインターフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインターフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
400はフラッシュ装置である。
402は撮像装置100のアクセサリーシューと接続するためのコネクタである。 404はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
次に、図2A乃至図11を参照して、本実施形態の撮像装置の動作について説明する。
図2A,2B乃至図4A,4Bは本実施形態の撮像装置のメインルーチンを示すフローチャートである。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(S101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S102)。
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば(S103)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S105)、S103に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S103)、S106に進む。
モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S103)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、処理を終えたならばS103に戻る。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S106)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
電源86に問題が無いならば(S106)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S107)、S109に進む。
システム制御回路50は、単写撮影/連写撮影を設定する単写/連写スイッチ68の設定状態を調べ(S109)、単写撮影が選択されていたならば単写/連写フラグを単写に設定し(S110)、連写撮影が選択されていたならば単写/連写フラグを連写に設定し(S111)、フラグの設定を終えたならばS112に進む。
単写/連写スイッチ68によれば、シャッタースイッチSW2を押した場合に1駒の撮影を行って待機状態とする単写モードと、シャッタースイッチSW2を押している間は連続して撮影を行い続ける連写モードとを任意に切り替えて設定を切り替ることが出来る。
なお、単写/連写フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
システム制御回路50は、表示部54を用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う(S112)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。
続いて、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S113)、画像表示ONに設定されていたならばS114に進む。
さらに、システム制御回路50は、画像表示部開閉検知手段106により画像表示部28が格納状態にあるか表示状態にあるかを判断し(S114)、表示状態にあると判断したならば、画像表示フラグを設定すると共に(S115)、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S116)、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S117)、S131に進む。
スルー表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていたならば(S113)、或いは、画像表示部開閉検知手段106により画像表示部28が格納状態にあると判断したならば(S114)、画像表示フラグを解除すると共に(S118)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S119)、S120に進む。
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファインダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
レビューON/OFFスイッチ71がONに設定されていたならば(S120)、レビュー表示フラグをONに設定しS121に進む。撮影確認設定スイッチ72がクイックレビューに設定されていたならば(S122)、撮影確認設定をクイックレビュー設定にし(S123)、S131に進む。撮影確認設定スイッチ72が簡易情報表示に設定されていたならば(S122)、撮影確認設定を簡易情報表示設定にし(S124)、S131に進む。撮影確認設定スイッチ72が詳細情報表示に設定されていたならば(S122)、撮影確認設定を詳細情報表示設定にし(S125)、図3のS131に進む。レビューON/OFFスイッチ71がOFFに設定されていたならば(S120)、レビュー表示フラグをOFFに設定し(S126)、図3のS131に進む。
なお、本実施形態においては、上述のようにクイックレビュー設定、簡易情報表示設定及び詳細情報表示設定の3つの再生モードで説明するが、例えばクイックレビュー設定と詳細情報表示設定の2つの再生モードのみを持つものとしてもよい。
シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S131)、S103に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(S131)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S132)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S133)、S134に進む。
フリーズ表示状態においては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダーに表示している。 画像表示フラグが解除されていたならば(S132)、S134に進む。
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S134)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S134の詳細は図5を用いて後述する。
測距・測光処理S134を終えたならば、システム制御回路50は、設定された撮影動作モードと測距・測光処理S134において決定した露出結果から、設定すべきシャッター速度が機械シャッターの最高速側のシャッター秒時を超えているか否かを判断し(S135)、超えていないならば機械シャッターでのシャッター秒時の設定を行い(S136)、S138に進む。超えているならば機械シャッターと電子シャッターを併用するシャッター秒時の設定を行い(S137)、S138に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S138)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S139)、S140に進む。
シャッタースイッチSW2が押されずに(S140)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S141)、S103に戻る。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(S140)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S142)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S143)、S161に進む。
固定色表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S142)、図4AのS160に進む。
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される単写/連写フラグの状態を判断し(S160)、単写が設定されていたならばS161に、連写が設定されていたならばS176に進む。
システム制御回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を、撮影処理キューに登録し(S161)、撮影処理を開始する(S162)。
この撮影処理S162の詳細は図6を用いて後述する。
システム制御回路50は、撮影完了キューをチェックし(S163)、撮影が完了すると(S164)、画像ファイル登録キューに撮影画像を登録し(166)、画像記録処理を開始する(S167)。画像記録処理の詳細については図10を用いて後述する。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(S168)、レビューフラグがONであれば、レビュー画像を表示する。撮影確認設定がクイックレビューであれば(S169)、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った(S171)画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行い、画像表示メモリ24から読み出した表示画像データを画像表示部28に表示する、クイックレビュー表示を行う(S172)。撮影確認設定が簡易情報表示または詳細情報表示である場合には(S169)、画像データに重畳して表示する情報表示データを作成した(S170)後にレビュー画像に重畳して情報データ表示を行う(S172)。ここで、表示画像データの作成と重畳表示データの作成順序は問わない。
レビューフラグがOFFされていたならば(S168)、画像表示部28がOFFの状態のままS173に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部28は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われない。これは、光学ファインダー104を用いて撮影を続ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要で、画像表示部28の電子ファインダー機能を使用せずに省電力を重視する使用方法である。
シャッタースイッチSW1が放されたならば(S173)、S174に進む。システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S174)、撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定する(S175)。
S160において、単写/連写フラグの状態を判断した結果、連写が設定されていたならばS176に進む。
システム制御回路50は、撮影処理を、撮影処理キューに登録し(S176)、撮影処理を開始する(S177)。この撮影処理S177の詳細は図6を用いて後述する。
システム制御回路50は、撮影完了キューをチェックし(S178)、撮影が完了すると(S179)、画像ファイル登録キューに撮影画像を登録し(S181)、画像記録処理を開始する(S182)。
画像記録処理開始(S182)後、SW2がONされている場合(S183)には、S184に進む。システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(S184)、レビューフラグがONであり、撮影確認設定が詳細情報表示設定であれば(S185)、画像データに重畳して表示する情報表示データを作成した(S186)後に、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った(S187)画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行い、画像表示メモリ24から読み出した表示画像データ及び重畳表示データを画像表示部28に表示する(S188)。ここで、表示画像データの作成と重畳表示データの作成順序は問わない。詳細情報設定でレビュー画像を表示(S188)後、再度、撮影処理を撮影処理キューに登録し、(S176)、撮影処理を開始する(S177)。
S184において、レビューフラグの状態を判断した結果、レビューフラグがONであり、撮影確認設定がクイックレビュー設定または簡易情報表示設定であれば(S185)、撮影処理を撮影処理キューに登録し、(S189)、撮影処理を開始し(S190)、S191に進む。撮影確認設定がクイックレビューであれば(S191)、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った(S193)画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行い、画像表示メモリ24から読み出した表示画像データを画像表示部28に表示する、クイックレビュー表示を行う(S194)。撮影確認設定が簡易情報表示である場合には(S191)、画像データに重畳して表示する情報表示データを作成した(S192)後にレビュー画像に重畳して情報データ表示を行う(S194)。ここで、表示画像データの作成と重畳表示データの作成順序は問わない。その後、S178に進みS190で開始した撮影処理の完了を待つ(S178,S179)。
また、画像記録処理開始(S182)後、SW2がOFFされている場合(S183)には、S195に進む。システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるレビューフラグの状態を判断し(S1195)、レビューフラグがONであり、撮影確認設定が詳細情報表示設定又は簡易情報表示設定であれば(S196)、画像データに重畳して表示する情報表示データを作成した(S197)後に、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った(S198)画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行い、画像表示メモリ24から読み出した表示画像データ及び重畳表示データを画像表示部28に表示する(S199)。また、撮影確認設定がクイックレビュー設定であれば(S196)、メモリ30から画像表示部28の表示形式に合わせて処理を行った(S198)画像データを読み出し、画像表示部28に表示する(S199)。S199でレビュー画像を表示(S199)後、シャッタースイッチSW1が放されるまで(S200)、システム制御回路50は、現在の処理を繰り返す。
このように、クイックレビュー設定時や簡易情報設定時においては表示画像の生成時間が短く、撮影処理を行っている間に前回撮影画像のレビュー表示を行うことができるため、撮影処理と同期してレビュー表示を行うことができる。しかし、詳細表示設定においては輝度分布表示データの生成等により、表示画像生成時間がクイックレビューや簡易情報表示よりも長くなり、短い露光時間での撮影処理下では、レビュー表示を撮影処理と同期させることができない。
しかし、レビュー設定に応じて撮影シーケンスを切り替えることにより、クイックレビュー設定時や簡易詳細設定時には、連写撮影間隔を短縮することが可能である。
図11は、本実施形態の撮影処理、画像処理及びレビュー表示処理の流れを時系列的に示した図であり、本実施形態においては連写コマ速度を上げる(連写間隔を短縮する)ために、
(1)クイックレビュー設定時(図2BのS123)において、次の露光を開始してから表示用VRAMを生成して、レビュー表示を行う。つまり、画像処理が終わった段階で、表示処理と次の撮影処理を並行して行う。
(2)簡易情報表示設定時(図2BのS124)において、次の露光を開始してから重畳情報表示用VRAM及びレビュー表示用VRAMを生成して、レビュー表示を行う。つまり、画像処理が終わった段階で表示処理と次の撮影処理とを並行して行う。
(3)ただし、重畳表示するVRAM生成に時間を要し(表示処理に時間がかかり)、表示処理が撮影処理と同期せずに追い越されてしまう可能性があるため、詳細情報表示設定時(図2BのS125)には、レビューを表示してから次の露光を開始し、並行処理は行わない。
これにより、図12のように連写時に撮影処理→画像処理→レビュー表示処理を単に繰り返していたものと比較して、特にクイックレビュー時及び簡易情報表示設定時の連写間隔を短縮することができる。
図5は、図3のS134における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S301)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、 TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S302)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S303)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S304)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S305)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S302)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S306)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S307)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S306)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S308)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S309)。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S308)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS134を終了する。
図6は、図4AのS162、図4BのS177及びS190における撮影処理開始の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮影処理キューが空かチェックし(S401)、空であれば撮影処理を停止する。空でなければ撮影処理キューに登録された撮影処理キューを取り出し(S402)、撮影処理を行う(S403)。撮影が完了すると、図8に示すダーク取り込み処理(S404)、図9に示す現像処理(S405)を行い、メモリ30の所定領域に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行い(S406)、メモリ30の画像記憶バッファ領域の空き画像部分に、撮影して一連の処理を終えた画像データの書き込みを行う。システム制御回路50は、圧縮処理が完了後、撮影完了キューに撮影完了を登録する(S407)。
図7は、図6のS403における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後(S501)に、撮像素子14の電荷蓄積を開始した後(S502)、シャッター制御手段40によってシャッター12を開き(S503)、撮像素子14の露光を開始する(S504)。ここで、フラッシュ・フラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S505)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S506)。なお、フラッシュ48が使用不可能な場合はS507に進む。
更に、システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子14の露光終了を待ち(S507)、シャッター制御手段40によって、シャッター12を閉じ(S508)、撮像素子14の露光を終了する。設定した電荷蓄積時間が経過したならば(S509)、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(S510)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域への撮影画像データを書き込む(S511)。一連の処理を終えたならば、図6のS404に進む。
図8は、図6のS404におけるダーク取り込み処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14の電荷クリア動作を行った後に(S601)、シャッター12が閉じた状態で、撮像素子14の電荷蓄積を開始する(S602)。設定した所定の電荷蓄積時間が経過したならば(S603)、システム制御回路50は、撮像素子14の電荷蓄積を終了した後(S604)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30の所定領域への画像データ(ダーク画像データ)を書き込む(S605)。
このダーク取り込みデータを用いて現像処理を行うことにより、撮像素子14の発生する暗電流ノイズや撮像素子14固有のキズによる画素欠損等の画質劣化に関して、撮影した画像データを補正することが出来る。なお、このダーク画像データは、新たにダーク取り込み処理が行われるか、撮像装置100の電源がOFFされるまで、メモリ30の所定領域に保持される。或いは、メモリ30の一部或いは全部をEEPROMやハードディスク等の不揮発性メモリからなる構成として、ダーク画像データを不揮発性メモリに書き込むようにしたならば、新たにダーク取り込み処理が行われるまで、このダーク画像データは不揮発性メモリの所定領域に保持される。そして、このダーク画像データは、この後、撮影処理が実行されて、そこで、撮影した画像データを撮像素子14より読み出して、現像処理を行う際に用いられる。一連の処理を終えたならば図6のS405に進む。
図9は、図6のS405における現像処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データ及びダーク画像データを読み出して、輝度信号処理(S701)や色処理(S702)、サムネイル画像処理(S703)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。一連の処理を終えたならば図6のS406に進む。
図10は、図4AのS167及び図4BのS182における画像記録処理開始の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、ファイル登録キューに撮影画像が登録されると(S801でNO)、登録された画像データを取り出し(S802)、インターフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ書き込みを行う(S803)。
[他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
以上、図2A〜11を用いた説明では、詳細表示データ生成に多くの時間を要することを前提に述べたが、ハードウェアの高速化や、CPU性能の向上により詳細表示データが高速に生成できれば、撮画確認設定によらず撮影処理中に前回撮影画像のレビュー表示を行うことが可能であることはいうまでもない。
また、本システムでは、撮影確認設定が、クイックレビュー設定・簡易情報表示設定・詳細情報表示設定の3つの設定で説明したが、全ての設定が搭載されている必要はなく、例えば、クイックレビュー設定のみのシステムであっても問題ない。また、上記実施形態で説明した以外の撮影確認設定があっても問題ない。
本発明に係る一実施形態の撮像装置の機能ブロック図である。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 本実施形態の撮像装置が動作するメインルーチンの一部のフローチャートである。 図3の測距・測光ルーチンのフローチャートである。 図4の撮影処理開始ルーチンのフローチャートである 図6の撮影ルーチンのフローチャートである。 図6のダーク取り込みルーチンのフローチャートである。 図6の現像処理ルーチンのフローチャートである。 図4の画像記録処理開始ルーチンのフローチャートである。 本実施形態の撮影処理、画像処理及びレビュー表示処理の流れを時系列的に示した図である。 従来例の撮影処理、画像処理及びレビュー表示処理の流れを時系列的に示した図である。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 コネクタ(アクセサリーシュー)
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
68 単写/連写スイッチ
70 操作部
71 レビューON/OFFSW
72 撮影確認設定SW
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
94 インタフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 撮像装置
102 保護手段
104 光学ファインダ
106 画像表示部開閉検知手段
110 通信手段
112 コネクタ(またはアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インターフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インターフェース
216 コネクタ
400 フラッシュ装置
402 コネクタ
404 フラッシュ

Claims (6)

  1. 被写体画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された画像を、所定の圧縮ファイル形式にするための処理を行う画像処理手段と、
    前記撮影された画像を表示手段に表示するための処理を行う表示処理手段と、
    撮影された画像を前記表示手段に表示する際に、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示するか否かを選択する選択手段と、
    前記選択手段によって、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示することが選択されない場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うように制御するとともに、前記選択手段によって、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示することが選択される場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記選択手段は、前記表示処理手段によって処理された画像のみを前記表示手段に表示する第1の表示モードと、前記撮影された画像の露出設定値を含む第1の撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示する第2の表示モードと、前記第1の撮影情報に前記撮影された画像の輝度分布を含む第2の撮影情報を前記表示処理手段によって処理された画像に重畳して表示する第3の表示モードのいずれかを選択するものであって、
    前記制御手段は、前記選択手段によって、前記第1の表示モードまたは前記第2の表示モードが選択される場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うように制御するとともに、前記選択手段によって、前記第3の表示モードが選択される場合には、前記画像処理手段により実行される圧縮処理の完了後に、前記表示処理手段により前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 被写体画像を撮影する撮像手段を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像手段により撮影された画像を、所定の圧縮ファイル形式にするための処理を行う画像処理工程と、
    前記撮影された画像を表示手段に表示するための処理を行う表示処理工程と、
    撮影された画像を前記表示手段に表示する際に、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示するか否かを選択する選択工程とを有し、
    前記選択工程にて、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示することが選択されない場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うとともに、前記選択工程にて、前記撮影された画像の輝度分布を含む撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示することが選択される場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うことを特徴とする制御方法。
  4. 前記選択工程は、前記表示処理工程にて処理された画像のみを前記表示手段に表示する第1の表示モードと、前記撮影された画像の露出設定値を含む第1の撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示する第2の表示モードと、前記第1の撮影情報に前記撮影された画像の輝度分布を含む第2の撮影情報を前記表示処理工程にて処理された画像に重畳して表示する第3の表示モードのいずれかを選択するものであって、
    前記選択工程にて前記第1の表示モードまたは前記第2の表示モードが選択される場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理と前記撮像手段による次の被写体画像の撮影とを並行して行うとともに、前記選択工程にて前記第3の表示モードが選択される場合には、前記画像処理工程による圧縮処理の完了後に、前記表示処理工程による前記撮影された画像を表示するための処理を実行し、前記撮影された画像を表示するための処理の完了後に、前記撮像手段による次の被写体画像の撮影を行うことを特徴とする請求項3に記載の制御方法。
  5. 請求項3または4に記載の制御方法を、撮像装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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