JP2002094932A - 撮像装置、撮像方法および記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法および記憶媒体

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JP2002094932A
JP2002094932A JP2000279730A JP2000279730A JP2002094932A JP 2002094932 A JP2002094932 A JP 2002094932A JP 2000279730 A JP2000279730 A JP 2000279730A JP 2000279730 A JP2000279730 A JP 2000279730A JP 2002094932 A JP2002094932 A JP 2002094932A
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Toshihiro Miyamoto
俊洋 宮本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオデータ(動画データ)の末尾にユーザ
が撮影終了指示スイッチを操作した場合のノイズが乗る
ことを防ぐことが出来る撮像装置,撮像方法,記憶媒体
を提供する。 【解決手段】 動画像の撮影を開始する(S351)と
同時に、音声の録音を開始し(S352)、動画像の撮
影の終了(S354)とともに音声の録音も終了する
(S355)。その後、動画像の所定フレーム数分のデ
ータを削除しする(S356)。この削除後の動画像の
データに合わせて、音声のデータをカットし、組み合わ
せてビデオデータを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を撮像(撮
影ともいう)する際に、音声も記録する撮像装置,撮像
方法、およびこの撮像方法を実現するためのプログラム
を格納した記憶媒体に関し、特にそのスイッチ操作ノイ
ズの除去に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、固体メモリ素子を有するメモリカ
ードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生す
る電子カメラ等の撮像装置は既に販売されている。この
撮像装置では、撮影レンズにより撮影された光学像を光
電変換素子により光電変換してなる画像データをメモリ
に置き、その画像データを記録媒体に転送する。撮影終
了判断は、所定時間撮影した場合、もしくはユーザによ
って撮影の終了が指示された場合の2点であることが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなユーザが撮
影終了を指示することで撮影終了する撮像装置の場合、
撮影終了指示スイッチがマイクに近いと動画データの最
後にユーザがスイッチを操作したときのノイズが乗って
しまう。
【0004】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、動画データ(ビデオデータともいう)の末尾
にユーザが撮影終了指示スイッチを操作した場合のノイ
ズが乗ることを防ぐことが出来る撮像装置,撮像方法,
記憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、撮像装置を次ぎの(1)ないし(4)
の通りに構成し、撮像方法を次ぎの(5)のとおりに構
成し、記憶媒体を次ぎの(6)のとおりに構成する。
【0006】(1)動画像を撮像する撮像手段と、音声
を記録する音声記録手段と、前記撮像手段で撮像した動
画像のデータに前記音声記録手段で記録した音声のデー
タを組み合わせてビデオデータを作成するビデオデータ
作成手段とを備え、前記ビデオデータ作成手段でデータ
を組み合わせる前に、前記動画像データの所定の部分を
所定フレーム数分削除する撮像装置。
【0007】(2)前記(1)記載の撮像装置におい
て、所定秒数のビデオデータを作成する際に、予め、前
記所定秒数に加えて削除予定のフレーム数分多く撮影す
る撮像装置。
【0008】(3)前記(1)記載の撮像装置におい
て、前記動画像データの所定の部分は、該動画像データ
の末尾部分である撮像装置。
【0009】(4)動画像を撮像する撮像手段と、この
撮像手段の撮像の開始に対応して記録を開始させ、撮像
の終了に対応して記録を終了させる音声記録手段と、前
記撮像手段で撮像した動画像のデータに、前記音声記録
手段で記録した音声のデータを組み合わせてビデオデー
タを作成するビデオデータ作成手段とを備え、前記ビデ
オデータ作成手段で動画像のデータに音声のデータを組
み合わせる前に、動画像の所定フレーム数のデータを削
除する撮像装置。
【0010】(5)動画像を撮像する第1のステップ
と、この第1のステップにおける撮像の開始に対応して
音声記録を開始させ、撮像の終了に対応して終了させる
第2のステップと、前記第1のステップで撮像した動画
像の所定フレーム数のデータを削除する第3のステップ
と、この第3のステップによる削除後の動画像のデータ
に合わせて第2のステップで記録した音声のデータをカ
ットする第4のステップと、前記第3のステップによる
削除後の動画像データに第4のステップによるカット後
の音声のデータを組み合わせてビデオデータを作成する
第5のステップとを備えた撮像方法。
【0011】(6)前記(5)記載の撮像方法を実現す
るためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を撮像装
置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明は、撮
像装置の形に限らず、実施例の説明に裏付けられて、撮
像方法の形で、さらにこの撮像方法を実現するためのC
D−ROM等のプログラムを格納した記憶媒体の形で実
施することもできる。
【0013】
【実施例】図1は、実施例である“撮像装置”の構成を
示すブロック図である。
【0014】図1において、100は撮像装置である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッタ、
14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮
像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換す
るA/D変換器である。
【0015】18は撮像素子14,A/D変換器16,
D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する
タイミング発生回路であり、メモリ制御回路22および
システム制御回路50により制御される。
【0016】20は画像処理回路であり、 A/D変換
器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデ
ータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像デー
タを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に
基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40,測
距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・
ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理,A
E(自動露出)処理,EF(フラッシュプリ発光)処理
を行っている。さらに、画像処理回路20においては、
撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得
られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オート
ホワイトバランス)処理も行っている。
【0017】22はメモリ制御回路であり、A/D変換
器16,タイミング発生回路18,画像処理回路20,
画像表示メモリ24,D/A変換器26,メモリ30,
圧縮・伸長回路32を制御する。
【0018】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20,メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが画像処理回路20を介することなく、
直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24
或いはメモリ30に書き込まれる。
【0019】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、27はD/A変換器26の出力を外部モニタに出力
する外部出力コネクタである。外部出力コネクタ27に
コネクタが挿されている場合は外部出力接続状態検知手
段108によりシステム制御回路50は外部出力状態を
知ることが出来る。
【0020】28はTFT・LCDなどから成る画像表
示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用
の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部2
8により表示される。
【0021】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現するこ
とが可能である。また、画像表示部28は、システム制
御回路50の指示により任意に表示をON/OFFする
ことが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装
置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。さ
らに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって
撮像装置100本体と結合されており、自由な向き,角
度を設定して電子ファインダ機能や再生表示機能,各種
表示機能を使用することが可能である。また、画像表示
部28の表示部分を撮像装置100に向けて格納するこ
とが可能であり、この場合は画像表示部開閉検知手段1
06により、格納状態を検知して画像表示部28の表示
動作を停止することが出来る。
【0022】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。こ
れにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。
【0023】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0024】40は絞り機能を備えるシャッタ12を制
御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携する
ことによりフラッシュ調光機能も有するものである。
【0025】42は撮影レンズ10のフォーカシングを
制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミ
ングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保
護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
【0026】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能,フラッシュ調光機能も有する。露光制御手段4
0,測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されて
おり、撮像した画像データを画像処理回路20によって
演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露
光制御手段40,測距制御手段42に対して制御を行
う。
【0027】50は撮像装置100全体を制御するシス
テム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の
定数,変数,プログラム等を記憶するメモリである。
【0028】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字,画像,音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置,スピーカ等
の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し
易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCD
やLED,発音素子等の組み合わせにより構成されてい
る。
【0029】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダ104内に設置されている。
【0030】表示部54の表示内容のうち、LCDなど
に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影
表示,セルフタイマ表示,圧縮率表示,記録画素数表
示,記録枚数表示,残撮影可能枚数表示,シャッタスピ
ード表示,絞り値表示,露出補正表示,フラッシュ表
示,赤目緩和表示,マクロ撮影表示,ブザー設定表示,
時計用電池残量表示,電池残量表示,エラー表示,複数
桁の数字による情報表示,記録媒体200および210
の着脱状態表示、通信I/F動作表示,日付け・時刻表
示、等がある。
【0031】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダ104内に表示するものとしては、合焦表
示,手振れ警告表示,フラッシュ充電表示,シャッタス
ピード表示,絞り値表示,露出補正表示、等がある。
【0032】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROMなどが用いられる。
【0033】60,62,64,66,68および70
は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力する
ための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパ
ネル,視線検知によるポインティング,音声認識装置等
の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
【0034】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。60はモードダイアルスイッチで、電源オフ,
自動撮影モード,撮影モード(パノラマ撮影モード,動
画撮影モード含む),再生モード,マルチ画面再生・消
去モード,PC接続モード等の各機能モードを切り替え
設定することが出来る。
【0035】62はシャッタスイッチSW1で、不図示
のシャッタボタンの操作途中でONとなり、AF(オー
トフォーカス)処理,AE(自動露出)処理,AWB
(オートホワイトバランス)処理,EF(フラッシュプ
リ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0036】64はシャッタスイッチSW2で、不図示
のシャッタボタンの操作完了でONとなり、撮像素子1
2から読み出した信号をA/D変換器16,メモリ制御
回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露
光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演
算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み
出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体20
0或いは210に画像データを書き込む記録処理という
一連の処理の動作開始を指示する。また動画撮影の場合
は動画撮影の開始・停止を指示する。
【0037】66は画像表示ON/OFFスイッチで、
画像表示部28のON/OFFを設定することが出来
る。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮
影を行う際に、TFT LCDなどから成る画像表示部
28への電流供給を遮断することにより、省電力を図る
ことが可能となる。
【0038】68はクイックレビューON/OFFスイ
ッチで、撮影直後に撮影した画像データを自動再生する
クイックレビュー機能を設定する。なお、本実施例では
特に、画像表示部28をOFFとした場合におけるクイ
ックレビュー機能の設定をする機能を備えるものとす
る。
【0039】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン,セットボタン,マクロボ
タン,マルチ画面再生改ページボタン,フラッシュ設定
ボタン,単写/連写/セルフタイマ切り替えボタン,メ
ニュー移動+(プラス)ボタン,メニュー移動−(マイ
ナス)ボタン,再生画像移動+(プラス)ボタン,再生
画像移動−(マイナス)ボタン,撮影画質選択ボタン,
露出補正ボタン,日付/時間設定ボタン等がある。
【0040】80は電源制御手段で、電池検出回路,D
C−DCコンバータ,通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無,電池の種類,電池残量の検出を行い、検出結果およ
びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコ
ンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体
を含む各部へ供給する。
【0041】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電
池やNiMH電池,Li電池等の二次電池、ACアダプ
タ等からなる電源である。
【0042】90および94はメモリカードやハードデ
ィスク等の記録媒体とのインタフェース、92および9
6はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続
を行うコネクタ、98はコネクタ92および或いは96
に記録媒体200或いは210が装着されているか否か
を検知する記録媒体着脱検知手段である。
【0043】なお、本実施例では記録媒体を取り付ける
インタフェースおよびコネクタを2系統持つものとして
説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタ
フェースおよびコネクタは、単数或いは複数、いずれの
系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規
格のインタフェースおよびコネクタを組み合わせた構成
としても構わない。
【0044】インタフェースおよびコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登
録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成
して構わない。
【0045】さらに、インタフェース90および94、
そしてコネクタ92および96をPCMCIAカードや
CF(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠し
たものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカ
ード、USBカード,IEEE1394カード,P12
84カード,SCSIカード,PHSなどの通信カー
ド、等の各種通信カードを接続することにより、他のコ
ンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データ
や画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出
来る。102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮
像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する
バリアである保護手段である。
【0046】104は光学ファインダであり、画像表示
部28による電子ファインダ機能を使用することなし
に、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能
である。また、光学ファインダ104内には、表示部5
4の一部の機能、例えば、合焦表示,手振れ警告表示,
フラッシュ充電表示,シャッタスピード表示,絞り値表
示,露出補正表示などが設置されている。
【0047】106は画像表示部開閉検知手段であり、
画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を撮像装
置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検
知することが出来る。ここで、格納状態にあると検知し
たならば画像表示部28の表示動作を停止して不要な電
力消費を禁止することが可能である。
【0048】108は外部出力接続状態検知手段であ
り、外部出力コネクタ27に外部モニタが接続されてい
るかどうかを検知することが出来る。ここで、接続状態
にあると検知したならば画像表示部28の代わりに外部
モニタを表示装置として用いることが可能である。
【0049】110は通信手段で、RS232CやUS
B、IEEE1394,P1284,SCSI,モデ
ム,LAN,無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0050】112は通信手段110により撮像装置1
00を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場
合はアンテナである。
【0051】114はマイクで、音声データ取得手段で
ある。116はマイク114で得られた音声データをシ
ステム制御50で取得するためにA/D変換するA/D
変換器である。
【0052】118はスピーカで、音声データ再生手段
である。120はシステム制御50から出力されるデジ
タル音声データをスピーカ118で再生するためにD/
A変換するD/A変換器である。
【0053】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置
100とのインタフェース204、撮像装置100と接
続を行うコネクタ206を備えている。
【0054】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置
100とのインタフェース214、撮像装置100と接
続を行うコネクタ216を備えている。
【0055】図2ないし図7を参照して、本実施例の動
作を説明する。図2および図3は本実施例の撮像装置1
00の動作を示すフローチャートである。図2および図
3を用いて、撮像装置100の動作を説明する。
【0056】電源投入により、システム制御回路50は
フラグや制御変数等を初期化し(S101参照、以下同
様)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設
定する(S102)。
【0057】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(S103)、各表示部の
表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉
じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要な
パラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56
に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含
む撮像装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定
の終了処理を行った後(S105)、S103に戻る。
【0058】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(S103)、S106に進む。
【0059】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(S103)、システム制御回路5
0は選択されたモードに応じた処理を実行し(S10
4)、処理を終えたならばS103に戻る。
【0060】システム制御回路50は、電源制御手段8
0により電池等により構成される電源86の残容量や動
作情況が撮像装置100の動作に問題があるか否かを判
断し(S106)、問題があるならば表示部54を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S1
08)、S103に戻る。
【0061】電源86に問題が無いならば(S10
6)、システム制御回路50は記録媒体200或いは2
10の動作状態が撮像装置100の動作、特に記録媒体
に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否か
を判断し(S107)、問題があるならば表示部54を
用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に
(S108)、S103に戻る。
【0062】記録媒体200或いは210の動作状態に
問題が無いならば(S107)、表示部54を用いて画
像や音声により撮像装置100の各種設定状態の表示を
行う(S109)。なお、画像表示部28の画像表示が
ONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音
声により撮像装置100の各種設定状態の表示を行う。
【0063】システム制御回路50は、クイックレビュ
ーON/OFFスイッチ68の設定状態を調べ(S11
0)、クイックレビューONに設定されていたならばク
イックレビューフラグを設定し(S111)、クイック
レビューOFFに設定されていたならばクイックレビュ
ーフラグを解除する(S112)。なお、クイックレビ
ューフラグの状態は、システム制御回路50の内部メモ
リ或いはメモリ52に記憶する。
【0064】続いて、システム制御回路50は、画像表
示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S11
3)、画像表示ONに設定されていたならば、画像表示
フラグを設定すると共に(S114)、画像表示部28
の画像表示をON状態に設定し(S115)、さらに撮
像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定
して(S116)、S119に進む。
【0065】スルー表示状態においては、撮像素子1
2,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れたデータを、メモリ制御回路22,D/A変換器26
を介して画像表示部28により逐次表示することによ
り、電子ファインダ機能を実現している。
【0066】画像表示ON/OFFスイッチ66が画像
表示OFFに設定されていたならば(S113)、画像
表示フラグを解除すると共に(S117)、画像表示部
28の画像表示をOFF状態に設定して(S118)、
S119に進む。
【0067】画像表示OFFの場合は、画像表示部28
による電子ファインダ機能を使用せず、光学ファインダ
104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大
きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を
削減することが可能となる。なお、画像表示フラグの状
態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ
52に記憶する。
【0068】シャッタスイッチSW1が押されていない
ならば(S119)、S103に戻る。シャッタスイッ
チSW1が押されたならば(S119)、撮影可能条件
が満たされているかチェックし(S142)、条件が満
たされていなければS103に戻り、満たされていたら
S120に進む。この撮影可能チェックは図7を用いて
後述する。システム制御回路50はシステム制御回路5
0の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示
フラグの状態を判断し(S120)、画像表示フラグが
設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリ
ーズ表示状態に設定して(S121)、S122に進
む。
【0069】フリーズ表示状態においては、撮像素子1
2,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22,D/A変換器26を介して画像表示部
28により表示することにより、フリーズした映像を電
子ファインダに表示している。
【0070】画像表示フラグが解除されていたならば
(S120)、S122に進む。
【0071】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値およびシャッタ時間を決定する(S12
2)。測光処理において、必要であればフラッシュの設
定も行う。この測距・測光処理S122の詳細は図4を
用いて後述する。
【0072】測距・測光処理S122を終えたならば、
システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メ
モリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状
態を判断し(S123)、画像表示フラグが設定されて
いたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態
に設定して(S124)、S125に進む。なお、S1
24でのスルー表示状態は、S116でのスルー状態と
同じ動作状態である。
【0073】シャッタスイッチSW2が押されずに(S
125)、さらにシャッタスイッチSW1も解除された
ならば(S126)、S103に戻る。
【0074】シャッタスイッチSW2が押されたならば
(S125)、システム制御回路50はシステム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S127)、画像表示フラ
グが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を
固定色表示状態に設定して(S128)、S129に進
む。
【0075】固定色表示状態においては、撮像素子1
2,A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22,D/A変換器26を介して
画像表示部28により表示することにより、固定色の映
像を電子ファインダに表示している。
【0076】画像表示フラグが解除されていたならば
(S127)、S129に進む。
【0077】システム制御回路50は、撮像素子12,
A/D変換器16,画像処理回路20,メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理、および、メモリ制御回路22そして
必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に
書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現
像処理からなる撮影処理を実行する(S129)。この
撮影処理S129の詳細は図5を用いて後述する。
【0078】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像
表示フラグの状態を判断し(S130)、画像表示フラ
グが設定されていたならばクイックレビュー表示を行う
(S133)。この場合は、撮影中も画像表示部28が
電子ファインダとして常に表示された状態であり、撮影
直後のクイックレビュー表示も行われる。
【0079】画像表示フラグが解除されていたならば
(S130)、システム制御回路50の内部メモリ或い
はメモリ52に記憶されるクイックレビューフラグの状
態を判断し(S131)、クイックレビューフラグが設
定されていたならば、画像表示部28の画像表示をON
状態に設定し(S132)、クイックレビュー表示を行
う(S133)。
【0080】画像表示フラグが解除され(S130)、
クイックレビューフラグも解除されていたならば(S1
31)、画像表示部28がOFFの状態のままS134
に進む。この場合は、撮影を行った後でも画像表示部2
8は消えたままであり、クイックレビュー表示も行われ
ない。これは、光学ファインダ104を用いて撮影を続
ける場合のように、撮影直後の撮影画像の確認が不要
で、画像表示部28の電子ファインダ機能を使用せずに
省電力を重視する使用方法である。
【0081】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定
したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体
200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録
処理を実行する(S134)。この記録処理S134の
詳細は図6を用いて後述する。
【0082】記録処理S134が終了した際に、シャッ
タスイッチSW2が押された状態であったならば(S1
35)、システム制御回路50はシステム制御回路50
の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグ
の状態を判断し(S136)、連写フラグが設定されて
いたならば、連続して撮影を行うためにS129に戻
り、次の撮影を行う。
【0083】連写フラグが設定されていないならば(S
136)、シャッタスイッチSW2が放されるまで(S
135)、現在の処理を繰り返す。
【0084】記録処理S134が終了した際にシャッタ
スイッチSW2が放された状態であった、或いは、シャ
ッタスイッチSW2を押し続けてクイックレビュー表示
を継続して撮影画像の確認を行った後にシャッタスイッ
チSW2を放した状態であったならば(S135)、所
定のミニマムレビュー時間が経過した後にS138に進
む(S137)。
【0085】システム制御回路50は、画像表示フラグ
が設定されていたならば(S138)、画像表示部28
の表示状態をスルー表示状態に設定して(S139)、
S141に進む。
【0086】この場合、画像表示部28でのクイックレ
ビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影
のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示
状態にすることが出来る。
【0087】画像表示フラグが解除されていたならば
(S138)、画像表示部28の画像表示をOFF状態
に設定して(S140)、S141に進む。
【0088】この場合、画像表示部28でのクイックレ
ビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力の
ために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の
大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力
を削減することが可能となる。
【0089】シャッタスイッチSW1が押された状態で
あったならば(S141)、システム制御回路50は、
S125に戻って次の撮影に備える。
【0090】シャッタスイッチSW1が放された状態で
あったならば(S141)、システム制御回路50は、
一連の撮影動作を終えてS103に戻る。
【0091】図4は、図3のS122における測距・測
光処理の詳細なフローチャートを示す。
【0092】システム制御回路50は、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像
処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S20
1)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像
処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のA
E(自動露出)処理,EF(フラッシュプリ発光)処
理,AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算
を行っている。
【0093】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方
式のAE,EF,AWB,AFの各処理において、中央
重点モード,平均モード,評価モードの各モード等の異
なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0094】画像処理回路20での演算結果を用いて、
システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断され
るまで(S202)、露光制御手段40を用いてAE制
御を行う(S203)。
【0095】AE制御で得られた測定データを用いて、
システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断
し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフ
ラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S20
5)。
【0096】露出(AE)が適正と判断したならば(S
202)、測定データおよび或いは設定パラメータをシ
ステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記
憶する。
【0097】画像処理回路20での演算結果およびAE
制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路
50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断される
まで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理の
パラメー タを調節してAWB制御を行う(S20
7)。
【0098】ホワイトバランス(AWB)が適正と判断
したならば(S206)、測定データおよび或いは設定
パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いは
メモリ52に記憶する。
【0099】AE制御およびAWB制御で得られた測定
データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)
が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段4
2を用いてAF制御を行う(S209)。
【0100】測距(AF)が合焦と判断したならば(S
208)、測定データおよび或いは設定パラメータをシ
ステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記
憶し、測距・測光処理ルーチンS122を終了する。
【0101】図5は、図3のS129における撮影処理
の詳細なフローチャートを示す。
【0102】システム制御回路50はモードダイアル6
0を調べ、動画撮影モードの場合はS351へ、それ以
外の撮影モードの場合はS301へ行く(S350)。
【0103】動画以外の撮影モードの場合は、システム
制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或
いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制
御手段40によって、絞り機能を有するシャッタ12を
絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S3
01,S302)。
【0104】フラッシュ・フラグによりフラッシュ48
が必要か否かを判断し(S303)、必要な場合はフラ
ッシュを発光させる(S304)。
【0105】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子14の露光終了を待ち(S305)、シャ
ッタ12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷
信号を読み出し、A/D変換器16,画像処理回路2
0,メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器
16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30
に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
【0106】設定された撮影モードに応じて、フレーム
処理を行う必要があるならば(S308)、システム制
御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて
画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた
画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、
色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理
を終えた画像データを書き込む。
【0107】システム制御回路50は、メモリ30から
画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画
像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S3
11)。
【0108】動画撮影モードの場合は、システム制御回
路50は撮像素子14,A/D変換機16,画像処理回
路20,メモリ制御回路22を介して得られた画像デー
タを圧縮伸長回路32で逐次データ圧縮し、メモリ30
に書き込む一連の動画像データ撮影動作を開始し(S3
51)、さらにマイク114,A/D変換機116を介
して得られた音声データを逐次メモリ30に書き込む一
連の音声データ録音動作を開始し(S352)、動画撮
影終了指示を待つ(S353)。動画撮影終了指示は、
ユーザがシャッタスイッチ64によって行う場合と、撮
影開始後所定時間経過したことをシステム制御回路50
が判断し行う場合がある。動画撮影が終了したら、シス
テム制御回路50は動画像データ撮影を終了し(S35
4)、音声データ録音を終了し(S355)、所定フレ
ーム数削除する(S356)。一連の処理を終えたなら
ば、撮影処理ルーチンS129を終了する。
【0109】図6は、図3のS134における記録処理
の詳細なフローチャートを示す。
【0110】システム制御回路50はモードダイアル6
0を調べ、動画撮影モードの場合はS411へ、それ以
外の撮影モードの場合はS401へ行く(S400)。
【0111】動画以外の撮影モードの場合は、システム
制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じ
て画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれ
た撮影画像データを読み出して撮像素子14の縦横画素
比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S
401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き
込む。そして、メモリ30に書き込まれた画像データを
読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧
縮・伸長回路32によって行った後(S402)、S4
03へ行く。
【0112】動画撮影モードの場合は、システム制御回
路50はS129の処理で結果的に動画像データの撮影
時間よりも長く録音された音声データの不必要部分をカ
ットし(S411)、所定の動画データフォーマットに
合わせるために音声データを所定の位置にコピーし(S
412)、動画データフォーマットにしたがって動画デ
ータを作成した後(S413)、S403へ行く。
【0113】動画撮影かそれ以外かに関わらず、その後
システム制御回路50はインタフェース90或いは9
4、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードや
コンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或いは
210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S40
3)。記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処
理ルーチンS134を終了する。
【0114】このように、本実施例によれば、動画デー
タの末尾にユーザが撮影終了指示スイッチを操作した場
合のノイズが乗ることを防ぐことが出来る。また、所定
秒数の撮影を行う際にも所定フレーム数削除する影響を
防ぐことが出来る。
【0115】図7は、図3のS142における撮影可能
判断ルーチンの詳細なフローチャートを示す。システム
制御回路50はモードダイアル60を調べ、動画撮影モ
ードの場合はS502へ、それ以外の撮影モードの場合
はS501へ行く(S500)。
【0116】動画以外の撮影モードの場合は、システム
制御回路50は記録媒体200或いは210の残容量が
現撮影モードにおいて問題があるか否かを判断し、1枚
も撮影不可能な残容量の場合はNGでS142を終え、
そうでない場合はOKでS142を終える(S50
1)。
【0117】動画撮影モードの場合は、システム制御回
路50は記録媒体200或いは210の残容量が所定時
間撮影可能かどうかを判断し、所定時間の撮影が不可能
な残容量の場合はNGでS142を終え、そうでない場
合はS503へ行き(S502)、外部出力コネクタ2
7に外部モニタが接続されているかどうかを外部出力接
続状態検知手段108によって調べ、外部モニタが接続
されている場合はOKでS142を終え、そうでない場
合はS504へ行き(S503)、画像表示部28が表
示可能状態かどうかを画像表示部開閉検知器106によ
って調べ、表示可能状態であったならOKでS142を
終え、表示不可能の格納状態であったならNGでS14
2を終える(S504)。
【0118】なお、以上の実施例の説明においては、画
像表示部28をOFFする場合に、画像表示部28を構
成する全ての要素をOFFするとして説明したが、画像
表示部28の要素の一部をOFFするだけでも勿論問題
ない。この場合でも、撮影画像の確認と省電力を共に行
う機能を備えることが出来る。例えば、画像表示部28
がLCDとバックライトから構成されている場合、LC
DがONのままバックライトのみをOFFしても、実施
例での説明同様、撮影画像の確認と省電力を共に行う機
能を備えることが出来る。
【0119】また、画像表示ON/OFFスイッチ66
とクイックレビューON/OFFスイッチ68は、それ
ぞれ独立した構成として説明したが、画像表示ON/O
FFスイッチ66とクイックレビューON/OFFスイ
ッチ68を一つの兼用スイッチとしてまとめ、画像表示
ON/クイックレビューのみ画像表示ON/画像表示O
FFの3ポジションを備える構成としても勿論問題な
い。
【0120】そして、画像表示部28によるクイックレ
ビュー表示を終える指示を行った際に、最低時間クイッ
クレビュー表示を継続するミニマムレビュー時間の経過
を判断するとして説明したが、ミニマムレビュー時間を
設定しない構成としても勿論問題無い。この場合、図3
において、S137でのミニマムレビュー時間の経過を
判断する処理を除去したフローチャートとすれば良い。
【0121】また、スルー表示とクイックレビュー表示
を行うそれぞれ専用の画像表示部を備える構成として、
それらの表示部のON/OFFを画像表示ON/OFF
スイッチおよびクイックレビューON/OFFスイッチ
の設定に応じて行う構成としても構わない。この場合
も、実施例の説明と同様に、撮影画像の確認と省電力を
共に行う機能を備えることが出来る。
【0122】そして、画像表示ON/OFFスイッチが
ONの場合はクイックレビューON/OFFスイッチの
設定に関わらず撮影直後のクイックレビュー表示を行う
ものとして説明を行ったが、画像表示ON/OFFスイ
ッチがONの場合にクイックレビューON/OFFスイ
ッチの設定に応じてクイックレビュー表示を行うか否か
を決定するようにしても構わない。
【0123】なお、記録媒体200および210は、P
CMCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカ
ード,ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT,
光磁気ディスク,CD−RやCD−WRなどの光ディス
ク、DVDなどの相変化型光ディスク等で構成されてい
ても勿論問題無い。
【0124】また、記録媒体200および210がメモ
リカードとハードディスク等が一体となった複合媒体で
あっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部
が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0125】そして、実施例の説明においては、記録媒
体200および210は撮像装置100と分離していて
任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或い
は全ての記録媒体が撮像装置100に固定したままとな
っていても勿論問題無い。
【0126】また、撮像装置100に記録媒体200或
いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な
構成であっても構わない。
【0127】そして、撮像装置100に記録媒体200
および210が装着する構成として説明したが、記録媒
体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であって
も、勿論問題無い。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビデオデータ(動画データ)の末尾にユーザが撮影終了
の指示スイッチを操作した場合のノイズが乗ることを防
ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図
【図2】 実施例の動作を示すフローチャート(その
1)
【図3】 実施例の動作を示すフローチャート(その
2)
【図4】 測距・測光ルーチンのフローチャート
【図5】 撮影ルーチンのフローチャート
【図6】 記録ルーチンのフローチャート
【図7】 撮影可能判断ルーチンのフローチャート
【符号の説明】
14 撮像素子 50 システム制御回路 114 マイク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像を撮像する撮像手段と、音声を記
    録する音声記録手段と、前記撮像手段で撮像した動画像
    のデータに前記音声記録手段で記録した音声のデータを
    組み合わせてビデオデータを作成するビデオデータ作成
    手段とを備え、前記ビデオデータ作成手段でデータを組
    み合わせる前に、前記動画像データの所定の部分を所定
    フレーム数分削除することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、所定
    秒数のビデオデータを作成する際に、予め、前記所定秒
    数に加えて削除予定のフレーム数分多く撮影することを
    特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の撮像装置において、前記
    動画像データの所定の部分は、該動画像データの末尾部
    分であることを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 動画像を撮像する撮像手段と、この撮像
    手段の撮像の開始に対応して記録を開始させ、撮像の終
    了に対応して記録を終了させる音声記録手段と、前記撮
    像手段で撮像した動画像のデータに、前記音声記録手段
    で記録した音声のデータを組み合わせてビデオデータを
    作成するビデオデータ作成手段とを備え、前記ビデオデ
    ータ作成手段で動画像のデータに音声のデータを組み合
    わせる前に、動画像の所定フレーム数のデータを削除す
    ることを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 動画像を撮像する第1のステップと、こ
    の第1のステップにおける撮像の開始に対応して音声記
    録を開始させ、撮像の終了に対応して終了させる第2の
    ステップと、前記第1のステップで撮像した動画像の所
    定フレーム数のデータを削除する第3のステップと、こ
    の第3のステップによる削除後の動画像のデータに合わ
    せて第2のステップで記録した音声のデータをカットす
    る第4のステップと、前記第3のステップによる削除後
    の動画像データに第4のステップによるカット後の音声
    のデータを組み合わせてビデオデータを作成する第5の
    ステップとを備えたことを特徴とする撮像方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の撮像方法を実現するため
    のプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017143492A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム

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