JP2005167697A - 赤目補正機能を有する電子カメラ - Google Patents

赤目補正機能を有する電子カメラ Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影によって得られた記録用画像データから、被写体の赤目を検出し、画像処理によってこの赤目を補正する技術がある。撮像装置の高解像度化が進み、記録用画像データ量が大きくなると、赤目の検出を行うための演算量が膨大なものとなってしまう。
【解決手段】 撮影の際に作成した低解像度の画像データ(表示用画像やサムネイル用画像)から赤目の検出を行い、この検出情報を基に、記録用画像データの赤目補正を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、静止画像を撮像、記録、再生する電子カメラ、特に赤目補正機能を有する電子カメラに関する。
従来より、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像を記録再生する電子カメラ等の画像処理装置は既に市販されている。
また、従来の銀塩フィルムを使用するカメラにおいて、人物をストロボ使用で撮影した場合、目の色が赤く撮影されてしまう赤目現象が発生することが有り問題となっていた。この赤目現象は、暗所で開いている瞳孔に対して入射したストロボ光が網膜の血管を写し出してしまう現象であり、これに対して従来の銀塩カメラにおいても、撮影時に瞳孔を収縮させるためにランプやLED、またはストロボのプリ発光等を用いて撮影前に光を被写体に照射し、撮影時に瞳孔を収縮させて赤目現象を緩和しようとしているが、被写体が撮影者側を注視していない場合は赤目緩和効果が少ないなど完全に赤目現象を無くすのは困難であった。
電子カメラにおいてもストロボ撮影時の赤目現象は同様に発生する。従来の電子カメラでは銀塩カメラと同様な撮影前に被写体に光を照射するという赤目緩和対策がとられているため、銀塩カメラと同様に撮影時の赤目現象は完全に回避できていない。そのため、発生した赤目現象を修正するために、撮影後の電子画像に対しに画像処理ソフトなどを使って、手作業で赤目の修正を行う必要が有った。
これに対して、人物の顔や目の位置の検出を自動的に行い、その情報を元に赤目現象が発生した場合に自動または半自動で赤目を修正するという画像処理装置の提案が行われている。本出願人よりは、肌色とみなされる領域を切り出すことでまず顔検出を行い、検出された顔領域内に対して赤目検出を行う技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、顔形状モデルと顔確率を比較するアルゴリズムとパターンマッチングを併用して顔検出を行うカメラが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−0233929号公報 特開2001−309225号公報
しかしながら、昨今では電子カメラの高解像度化が進み、画像データ量が非常に大きなものになってきている。また、将来的にもよりいっそうの高解像度化が進むと見られる。このため、撮影した原画像そのものに対して、顔検出、目検出等の処理を行おうとすると演算量が膨大になり、電子カメラに内蔵されるCPUの能力では、処理時間が掛かりすぎてしまい、次の撮影が可能になるまでの待ち時間が長くなってしまうなど電子カメラの操作性が悪化するという問題が有った。また、処理能力の高いCPUを使用した場合には、CPUの価格が高額であるため、電子カメラの価格上昇を招くという問題が有った。
そのため、前記特開平10−0233929にて、荒い解像度の画像に対して赤目検出を行い高速に処理を行う旨の記載を行っているが、電子カメラ内では各種用途に低解像度画像を生成しており、新たに赤目検出専用に低解像度画像を生成するのは、記憶領域を圧迫し、対策として記憶領域増加でコスト高になるという問題が有った。また、低解像度画像を複数回生成することになり、効率が悪いという問題が有った。
本発明は上述の問題を解決するためのものであり、本発明の第一の目的は、赤目補正機能を有する電子カメラを安価に提供することである。
本発明の第二の目的は、効率の良い赤目補正機能を有する電子カメラを提供することである。
本発明に係る赤目補正機能を有する電子カメラにおいては、
第一に、撮像した静止画像を記録媒体に記録する電子カメラにおいて、低輝度撮影時に被写体を照明する閃光手段、撮像した静止画像データからより表示用低解像度画像を生成する低解像度画像生成手段、前記表示用低解像度画像に対し、赤目現象が発生した部分の座標を検出する赤目座標検出手段、前記赤目座標検出手段で検出された赤目座標に基づき、撮像した静止画像データの赤目発生部分を補正する赤目補正手段を有することを特徴とする。
第二に、上記の赤目補正機能を有する電子カメラにおいて、赤目補正が行われた場合に、赤目補正後の画像より表示用画像を再生成する手段を有することを特徴とする。
第三に、撮像した静止画像を記録媒体に記録する電子カメラにおいて、低輝度撮影時に被写体を照明する閃光手段、撮像した静止画像データからより低解像度なサムネイル用画像を生成する低解像度画像生成手段、前記サムネイル用低解像度画像に対し、赤目現象が発生した部分の座標を検出する赤目座標検出手段、前記赤目座標検出手段で検出された赤目座標に基づき、撮像した静止画像データの赤目発生部分を補正する赤目補正手段を有することを特徴とする。
第四に、上記の赤目補正機能を有する電子カメラにおいて、赤目補正が行われた場合に、赤目補正後の画像よりサムネイル用画像を再生成する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、赤目検出のための低解像度画像として、表示用画像やサムネイル用画像を使用するため、赤目検出専用の低解像度画像を生成する必要が無く、新たにメモリなど記憶領域を増加させずに済み、コストアップの無い赤目補正機能を持つ電子カメラを提供することが可能となる。
また、上記手段により低解像度画像の生成回数を減らせるので、効率の良い赤目補正機能を持つ電子カメラを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明を行う。
図1は、本発明の実施例の構成を示す図である。
図1において、100は画像処理装置である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32、リサイズ回路34、赤目検出回路36、赤目補正回路38を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFTLCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
34は撮影した静止画像(原画像)から低解像度画像を生成するリサイズ回路である。
撮像素子14の画素数と異なる画素数(サイズ)で記録媒体に画像データを記録したい場合や、画像データ記録時に添付されるインデックス用のサムネイル画像の生成などに利用される。また、画像表示部28は、撮影素子14よりも画素数はかなり小さいので、画像表示部28に表示を行う場合の表示用画像を生成するためにも用いられる。リサイズ画像の解像度は用途により所定の複数の解像度から選択されるように構成される。リサイズ回路34はメモリ30に格納された画像を読み込んでリサイズ処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
36は画像データから赤目現象が発生している赤目の座標位置を検出する赤目検出回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで、公知の色相、彩度。明度などにより顔検知を行い、顔領域内で、局所的パターンマッチングなどの手法により、画像データ内の人間の目の位置を検出し、さらに検出された目部分の色相、彩度、明度などより目部分に赤目現象が発生しているか否かを検出する。このようにして、赤目現象の発生している箇所の座標位置が検出される。
38は赤目補正回路で、赤目検出回路36で検出された赤目座標位置を元にメモリ30に格納されている原画像データの赤目部分に対して、自然な目の表現となるよう赤目部分の色を周囲虹彩部分の色と置換する、または特定の色で塗りつぶすの公知の補正方法により補正する処理を行う。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFTLCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施例では記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インターフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、画像処理装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインタフェース204、画像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのインタフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
図2乃至図6を参照して、実施例1の動作を説明する。
図2及び図3は本実施例の画像処理装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図2及び図3を用いて、画像処理装置100の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化し(S101)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S102)。
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば(S103)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S105)、S103に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S103)、S106に進む。
モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S103)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、処理を終えたならばS103に戻る。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S106)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
電源86に問題が無いならば(S106)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が画像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S107)、表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う(S109)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
続いて、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S113)、画像表示ONに設定されていたならば、画像表示フラグを設定すると共に(S114)、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S115)、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S116)、S119に進む。
スルー表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていたならば(S113)、画像表示フラグを解除すると共に(S117)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S118)、S119に進む。
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファインダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S119)、S103に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(S119)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S120)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S121)、S122に進む。
フリーズ表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S120)、S122に進む。
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S122)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S122の詳細は図4を用いて後述する。
測距・測光処理S122を終えたならば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S123)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S124)、S125に進む。なお、S124でのスルー表示状態は、S116でのスルー状態と同じ動作状態である。
シャッタースイッチSW2が押されずに(S125)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S126)、S103に戻る。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(S125)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S127)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S128)、S129に進む。
固定色表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S127)、S129に進む。
システム制御回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(S129)。
この撮影処理S129の詳細は図5を用いて後述する。
撮影処理を終えたなら、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた画像データに対し、リサイズ回路34を用いて、撮影画像を画像表示部28に表示するための表示用画像を生成する(S130)。撮影された画像データの画素数より画像表示部28の画素数の方が一般的に小さいため、このような処理が必要となる。生成された表示用画像データは、撮影された画像データと別にメモリ30に書き込まれて保存される。
次にシステム制御回路50は、撮影がフラッシュを使用した撮影であったかどうかを判断し(S131)、フラッシュが使用されていれば次のステップS132に進む。フラッシュ撮影でない場合は、S132からの赤目検出、補正のステップは不要なので、S137の表示のステップに進む。
S132では、システム制御回路50は、メモリ30に保存されているS130で生成された表示用画像データに対して、赤目検出回路36によって、撮影された画像データに赤目現象の発生しているか否かの検知を行う。
赤目現象が発生していれば(S133)、赤目検出回路36はS132において赤目が発生している座標位置を表示用画像に対して求めているので、システム制御回路50は、それを撮影画像のどの座標位置に相当するかを演算して求める(S134)。たとえば、撮影画像が2048×1536(約300万画素)、表示用画像が640×480(VGA約30万画素)であれば、表示用画像で求められた赤目座標を縦方向、横方向それぞれ3.2倍することで、撮影画像上での赤目座標が求められる。
人物が写っていない風景写真などの撮影で赤目現象が検出されなければ、判断のステップ(S133)にてS137の画像表示のステップに進む。
撮影画像上の赤目座標が求められると、システム制御回路50は、赤目補正回路38を用いて、原画像データの赤目座標周辺の赤目現象を補正し、メモリ30に保存する(S135)。
以上で原画像の赤目現象は補正されるが、表示画像との整合を取るために、次にシステム制御回路50はメモリ30に保存されている補正後の撮影画像データより、再度リサイズ回路34を用いて、表示用画像を再生成してメモリ30に保存する(S136)。
次にシステム回路50は、メモリ30上の表示用画像データをメモリ制御回路22を用いて、画像表示メモリ24に転送することで、画像表示部28に撮影した画像の確認表示を行う(S137)。
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S138)。
この記録処理S138の詳細は図6を用いて後述する。
このように、本発明によれば、低解像度画像データを用いて、赤目検出を行うため、原画像データをそのまま使って赤目検出を行うのに比べて、データ容量が少ないために高速に赤目座標の位置検出を行うことが出来る。たとえば、撮像素子として約300万画素(2,048画素(W)×1,536画素(H))の電子カメラでも表示用の画像データは640画素×480画素(=約30万画素)程度で有り、検出を行うデータ量として1/10で済むため、赤目検出に掛かる時間も非常に少なくすることが可能である。
記録処理S138が終了した際に、シャッタースイッチSW2が押された状態であったならば(S139)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断し(S140)、連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS129に戻り、次の撮影を行う。
連写フラグが設定されていないならば(S140)、シャッタースイッチSW2が放されるまで(S139)、現在の処理を繰り返す。
記録処理S138が終了した際にシャッタースイッチSW2が放された状態であったならば(S139)、S141に進む。
シャッタースイッチSW1が押された状態であったならば(S141)、システム制御回路50は、S125に戻って次の撮影に備える。
シャッタースイッチSW1が放された状態であったならば(S141)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えてS103に戻る。
図4は、図3のS122における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S203)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S209)。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS122を終了する。
図5は、図3のS129における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S301、S302)。
フラッシュ・フラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S303)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S304)。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子12の露光終了を待ち(S305)、シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチンS129を終了する。
図6は、図3のS138における記録処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
そして、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行った後(S402)、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S403)。
記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチンS138を終了する。
実施例1では表示用画像を用いて赤目検出を行う実施例について記載しているが、別に生成される低解像度画像を用いて赤目検出を行うよう構成してもかまわない。実施例2はそのような実施例である。
本実施例では、電子カメラで撮影した画像をコンピュータ等で取り込む際に一覧表示用の画像として使用されるサムネイル画像を用いて赤目検出を行う例である。
実施例2の構成は図1の構成と同じであるので、図、および動作が同一の構成要素に対しては説明を省略する。
サムネイル画像は、リサイズ回路34にて生成される。リサイズ回路34はメモリ30に格納された画像を読み込んでリサイズ処理を行ってサムネイル画像を生成し、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
サムネイル画像は、撮影画像を記録媒体200、210に記録する際、付加情報として撮影画像とともに記録される。
次に実施例2の動作について、図7、8を用いて説明する。図7は実施例1の説明に用いた図3に相当し、図8は同じく図6に相当する。実施例1と動作上同じステップは同一番号を振っており説明を省略する。また、実施例1で説明した図2、図4、図5についても実施例2でも動作は同一であるので、説明は省略する。
図7において、ステップ150(S150)では、撮影処理後、システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた画像データに対し、リサイズ回路34を用いて、撮影画像からサムネイル画像を生成する。生成されたサムネイル用画像データは、撮影された画像データと別にメモリ30に書き込まれて保存される。
S131は実施例1で説明したのと同様の撮影時にフラッシュを使用したかどうかの判断のステップである。フラッシュが使用されていれば次のステップS151に進む。
S151では、システム制御回路50は、メモリ30に保存されているS150で生成されたサムネイル用画像データに対して、赤目検出回路36によって、撮影された画像データに赤目現象の発生しているか否かの検知を行う。
以下、S133からS135までのステップは実施例1と同一なので説明を略す。
原画像の赤目現象が補正された(S135)後、サムネイル画像と補正した撮影画像との整合を取るために、システム制御回路50はメモリ30に保存されている補正後の撮影画像データより、再度リサイズ回路34を用いて、サムネイル用画像を再生成してメモリ30に保存する(S152)。
図8は、実施例2の記録のステップを表すフローチャートである。
画像データを記録媒体に書き込む(S403)前に、ステップ410(S410)において、記録する画像データにサムネイル画像が付加情報として添付される。
以上説明したように赤目検出はサムネイル画像を用いて行うことも出来る。
本発明において、請求項1、3における閃光手段は、フラッシュ48である。
請求項1、3における低解像度画像生成手段は、リサイズ回路34である。
請求項1、3における赤目座標検出手段は、赤目位置検出回路36である。
請求項1、3における赤目補正手段は、赤目補正回路38である。
請求項2における表示用画像を再生成する手段は、リサイズ回路34であり、再生成のステップは、ステップ136(S136)である。
請求項4におけるサムネイル用画像を再生成する手段は、リサイズ回路34であり、再生成のステップは、ステップ152(S152)である。
以上、本発明の実施例の説明を行った。
なお、実施例の説明においては、レンズシャッタータイプの電子カメラとして説明したが、レンズ交換式の一眼レフタイプの電子カメラに対しても本発明は同様に適用可能である。また、フラッシュ48は電子カメラに内蔵されていても良いし、外付け式ストロボで有ってもわずかな構成上の相違以外はまったく同様に応用可能であることはいうまでも無い。
また、赤目位置検出回路36や赤目補正回路38はハードウェアで構成されていても良いし、システム制御回路50に内蔵されたソフトウェアによって構成しても良いことはいうまでもない。
また、本実施例の説明においては、低解像度画像として表示用画像およびサムネイル画像を取り上げたが、電子カメラ内にて他の用途に使用される低解像度画像の生成が行われる場合、その低解像度画像を使用して赤目位置検出を行って良いのはいうまでもない。
また、表示用画像やサムネイル画像が複数の解像度にて生成される場合、そのいずれの解像度の画像によって赤目位置検出を行っても良い。
また、本実施例は赤目補正は撮影した原画像データに対して行っているが、記録時に設定されている解像度に圧縮伸長される場合は、圧縮伸長後の画像に対して赤目補正を行うようにして良いことはいうまでも無い。
なお、記録媒体200及び210は、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿論問題無い。
また、記録媒体200及び210がメモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であっても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としても勿論問題無い。
そして、実施例の説明に於いては、記録媒体200及び210は画像処理装置100と分離していて任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したままとなっていても勿論問題無い。
また、画像処理装置100に記録媒体200或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可能な構成であっても構わない。
そして、画像処理装置100に記録媒体200及び210が装着する構成として説明したが、記録媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっても、勿論問題無い。
本発明の第一実施例の構成ブロック図である。 本発明の第一実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本発明の第一実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本発明の第一実施例の測距・測光ルーチンのフローチャートである。 本発明の第一実施例の撮影ルーチンのフローチャートである。 本発明の第一実施例の記録ルーチンのフローチャートである。 本発明の第二実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本発明の第二実施例の記録ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
34 リサイズ回路
36 赤目位置検出回路
38 赤目補正回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
94 インタフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
102 保護手段
104 光学ファインダ
110 通信手段
112 コネクタ(またはアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インタフェース
216 コネクタ

Claims (4)

  1. 撮像した静止画像を記録媒体に記録する電子カメラであって、
    低輝度撮影時に被写体を照明する閃光手段、
    撮像した静止画像データからより表示用低解像度画像を生成する低解像度画像生成手段、
    前記表示用低解像度画像に対し、赤目現象が発生した部分の座標を検出する赤目座標検出手段、
    前記赤目座標検出手段で検出された赤目座標に基づき、撮像した静止画像データの赤目発生部分を補正する赤目補正手段を有することを特徴とする赤目補正機能を有する電子カメラ。
  2. 赤目補正が行われた場合に、赤目補正後の画像より表示用画像を再生成する手段を有することを特徴とする請求項1記載の赤目補正機能を有する電子カメラ。
  3. 撮像した静止画像を記録媒体に記録する電子カメラであって、
    低輝度撮影時に被写体を照明する閃光手段、
    撮像した静止画像データからより低解像度なサムネイル用画像を生成する低解像度画像生成手段、
    前記サムネイル用低解像度画像に対し、赤目現象が発生した部分の座標を検出する赤目座標検出手段、
    前記赤目座標検出手段で検出された赤目座標に基づき、撮像した静止画像データの赤目発生部分を補正する赤目補正手段を有することを特徴とする赤目補正機能を有する電子カメラ。
  4. 赤目補正が行われた場合に、赤目補正後の画像よりサムネイル用画像を再生成する手段を有することを特徴とする請求項3記載の赤目補正機能を有する電子カメラ。

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