JP2005184611A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開閉式のLCD等の表示手段を閉じた状態で撮影を行った後に、開閉式のLCD等の表示手段を開くと、自動的に最後に撮影した撮影画像データを表示手段に表示する。
【解決手段】 撮像した静止画像及び或いは動画像を記録媒体に記録及び再生表示する画像処理装置であって、撮像手段と、記録手段と、制御手段と、開閉式のLCD等の表示手段とを有し、制御手段は、開閉式のLCD等の表示手段が閉じている状態で撮影が行われ、その後、開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときには、表示手段に最後に撮影した画像データを、自動で表示することを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図7

Description

本発明は、静止画像や動画像を撮像、記録、再生する画像処理装置及び画像処理装置制御方法に関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再生する電子カメラ等の画像処理装置は既に市販されており、カラー液晶パネル等の電子ファインダーを備える電子カメラも販売されている。
また、カラー液晶パネル部分が開閉式になっており、カラー液晶パネルを使用しないときには、カラー液晶パネルを閉じることが出来るものも市販されている。
これらの電子カメラによれば、撮影前の画像を連続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定することや、撮影した画像を再生表示して確認することが可能である。
特に、撮影した画像を撮影直後に再生する機能は利便性が高く、電子カメラの使用者にとって有益な機能となっている。
特開2000−156802号公報
このような従来の電子カメラ等の画像処理装置においては、開閉式のカラー液晶パネルを閉じて撮影を行った場合、撮影した画像を撮影直後に表示することが出来ないため不便であるという問題があった。
従来の電子カメラでは、開閉式のカラー液晶パネルを閉じて撮影を行った後に、撮影した画像を確認するときには、カラー液晶パネルを開き、ダイアルを再生モードにする必要があり、手間が掛かっていた。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、開閉式のLCD等の表示装置を閉じた状態で撮影を行ったときに、開閉式のLCD等の表示装置を開くと、最後に撮影した撮影画像を表示装置に表示することによって、簡単・迅速に撮影した画像の確認が可能となる画像処理装置を提供することを目的とする。
この発明は下記の構成を備えることにより上記課題を解決できるものである。
(1)撮像した静止画像及び或いは動画像を記録媒体に記録及び再生表示する画像処理装置であって、撮像手段と、記録手段と、制御手段と、開閉式のLCD等の表示手段とを有し、制御手段は、開閉式のLCD等の表示手段が閉じている状態で撮影が行われ、その後、開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときには、表示手段に最後に撮影した画像データを、自動で表示することを特徴とする画像処理装置。
(2)制御手段は、開閉式のLCD等の表示手段が閉じた状態で撮影が行われ、その後、所定時間以内に、開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときのみ、表示手段に最後に撮影した画像データを表示することを特徴とする前記(1)記載の画像処理装置。
(3)さらに操作部材とを有し、制御手段は、開閉式のLCD等の表示手段が閉じている状態で撮影が行われ、特定の操作部材が操作されることなく開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときのみ、表示手段に最後に撮影した画像データを表示することを特徴とする前記(1)記載の画像処理装置。
(4)使用者が所定時間を設定可能であることを特徴とする前記(2)記載の画像処理装置。
(5)特定の操作部材とは、シャッタースイッチSW1であることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(6)特定の操作部材とは、メニューボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(7)特定の操作部材とは、セットボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(8)特定の操作部材とは、マクロボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(9)特定の操作部材とは、フラッシュ設定ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(10)特定の操作部材とは、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(11)特定の操作部材とは、メニュー移動ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(12)特定の操作部材とは、再生画像移動ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(13)特定の操作部材とは、撮影画質選択ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(14)特定の操作部材とは、露出補正ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(15)特定の操作部材とは、日付/時間設定ボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(16)特定の操作部材とは、画像表示ON/OFFボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(17)特定の操作部材とは、クイックレビューON/OFFボタンであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
(18)特定の操作部材とは、モードダイアルであることを特徴とする前記(3)記載の画像処理装置。
上記手段により、開閉式のカラー液晶パネルを閉じて撮影を行った場合、撮影した画像を撮影直後に表示することが出来ないという問題のない画像処理装置を提供することが可能となる。
開閉式のカラー液晶パネルを閉じて撮影を行った後に、カラー液晶パネルを開くと撮影した画像の確認を行うことが出来る画像処理装置を提供することが可能となる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
開閉式のLCD等の表示装置を閉じた状態で撮影を行ったときに、開閉式のLCD等の表示装置を開くと、最後に撮影した撮影画像を表示装置に表示することによって、簡単・迅速に撮影した画像の確認が可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(第1の実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例の構成を示す図である。
図1において、100は画像処理装置である。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
さらに、画像表示部28は、回転可能なヒンジ部によって画像処理装置100本体と結合されており、自由な向き、角度を設定して電子ファインダー機能や再生表示機能、各種表示機能を使用することが可能である。
また、画像表示部28の表示部分を画像処理装置100に向けて格納することが可能であり、この場合は画像表示部開閉検知手段106により、格納状態を検知して画像表示部28の表示動作を停止することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行う。
50は画像処理装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダー104内に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、図10に示すシャッターボタン63の操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、図10に示すシャッターボタン63の操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示ON/OFFスイッチで、画像表示部28のON/OFFを設定することが出来る。
この機能により、光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等から成る画像表示部への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、クイックレビューON/OFFボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録媒体200或いは210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
なお、本実施例では記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。
インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。
さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
102は、画像処理装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダーであり、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファインダーのみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
106は画像表示部開閉検知手段であり、画像表示部28が、画像表示部28の表示部分を画像処理装置100に向けて格納した格納状態にあるかどうかを検知することが出来る。
ここで、格納状態にあると検知したならば画像表示部28の表示動作を停止して不要な電力消費を禁止することが可能である。
110は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
112は通信手段110により画像処理装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのインタフェース204、画像処理装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。
210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理装置100とのインタフェース214、画像処理装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
図10は、本発明の位置実施例による、画像処理装置100の背面図の一例である。(a)が画像表示部28を画像処理装置100に向けて格納した格納状態である。このとき、使用者は画像表示部28の表示部分を見ることが出来ない。この状態のとき、画像表示部開閉検知手段106は、画像表示部28が閉じていることを検知する。(b)が画像表示部28を開いた状態である。このとき、使用者は画像表示部28を見ることが出来る。この状態のとき、画像表示部開閉検知手段106は、画像表示部28が開いていることを検知する。
図2から図9を参照して、第1の実施例の動作を説明する。
図2及び図3は本実施例の画像処理装置100の主ルーチンのフローチャートを示す。
図2及び図3を用いて、画像処理装置100の動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化する(S101)。つぎに、画像確認フラグをOFFにして(S102)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に初期設定する(S103)。なお、画像確認フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
システム制御回路50は、モードダイアル60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源OFFに設定されていたならば(S104)、各表示部の表示を終了状態に変更し、保護手段102のバリアを閉じて撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後(S106)、S104に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S104)、S107に進む。
モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S104)、システム制御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S105)、処理を終えたならばS104に戻る。
システム制御回路50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置100の動作に問題があるか否かを判断し(S107)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S109)、S104に戻る。
電源86に問題が無いならば(S107)、システム制御回路50は記録媒体200或いは210の動作状態が画像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(S108)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音声により所定の警告表示を行った後に(S109)、S104に戻る。
記録媒体200或いは210の動作状態に問題が無いならば(S108)、表示部54を用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う(S110)。なお、画像表示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定状態の表示を行う。
システム制御回路50は、画像表示部開閉検知手段106により、画像表示部28の開閉状態を判定し(S111)、開いている場合は、撮影画像表示処理を行う(S112)。
このS112撮影画像表示処理の詳細については、図7を用いて後述する。
つぎに、システム制御回路50は、画像表示ON/OFFスイッチ66の設定状態を調べ(S113)、画像表示ONに設定されていたならば、画像表示フラグを設定すると共に(S114)、画像表示部28の画像表示をON状態に設定し(S115)、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S116)、S119に進む。
スルー表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示することにより、電子ファインダー機能を実現している。
画像表示ON/OFFスイッチ66が画像表示OFFに設定されていた(S113)、もしくは画像表示部28が閉じられていたならば(S111)、画像表示フラグを解除すると共に(S117)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S118)、S119に進む。
画像表示OFFの場合は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファインダー104を用いて撮影を行う。この場合、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
なお、画像表示フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
シャッタースイッチSW1が押されていないならば(S119)、S104に戻る。
シャッタースイッチSW1が押されたならば(S119)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S120)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S121)、S122に進む。
フリーズ表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S120)、S122に進む。
システム制御回路50は、測距処理を行って撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッター時間を決定する(S122)。測光処理に於いて、必要であればフラッシュの設定も行う。
この測距・測光処理S122の詳細は図4を用いて後述する。
測距・測光処理S122を終えたならば、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S123)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S124)、S125に進む。なお、S124でのスルー表示状態は、S116でのスルー状態と同じ動作状態である。
シャッタースイッチSW2が押されずに(S125)、さらにシャッタースイッチSW1も解除されたならば(S126)、S104に戻る。
シャッタースイッチSW2が押されたならば(S125)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される画像表示フラグの状態を判断し(S127)、画像表示フラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S128)、S129に進む。
固定色表示状態に於いては、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
画像表示フラグが解除されていたならば(S127)、S129に進む。
システム制御回路50は、撮像素子12、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像処理からなる撮影処理を実行する(S129)。
この撮影処理S129の詳細は図5を用いて後述する。
次に、システム制御回路50は、撮影した画像を画像表示部28に表示するクイックレビュー処理を行う(S130)。
このクイックレビュー処理S130の詳細は図8を用いて後述する。
システム制御回路50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行った後、記録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S131)。
この記録処理S131の詳細は図6を用いて後述する。
記録処理S131が終了した際に、シャッタースイッチSW2が押された状態であったならば(S132)、システム制御回路50はシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断し(S133)、連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS129に戻り、次の撮影を行う。
連写フラグが設定されていないならば(S133)、シャッタースイッチSW2が放されるまで(S132)、現在の処理を繰り返す。
このように、本発明によれば、撮影直後にクイックレビュー表示を行う動作設定状態の場合に、記録処理S131が終了した際にシャッタースイッチSW2が押された状態であったならば、シャッタースイッチSW2が放されるまで画像表示部28におけるクイックレビュー表示を継続して撮影画像の確認を入念に行うことを可能とすることが出来る。
記録処理S131が終了した際にシャッタースイッチSW2が放された状態であった、或いは、シャッタースイッチSW2を押し続けてクイックレビュー表示を継続して撮影画像の確認を行った後にシャッタースイッチSW2を放した状態であったならば(S132)、所定のミニマムレビュー時間が経過した後にS135に進む(S134)。
このように、本発明によれば、画像表示部28におけるクイックレビュー表示を所定の時間継続することにより、撮影画像の確認を確実に行うことを可能とすると共に、不必要に長時間クイックレビュー表示を継続して次の撮影チャンスを失うことを防止することが出来る。
なお、このミニマムレビュー時間は、例えば図9のようなメニューを、画像表示部28に表示して、使用者が任意に設定できるようにしても構わない。
図9は、使用者が3秒間クイックレビュー表示を行うように設定したときのメニュー表示の一例である。
システム制御回路50は、画像表示フラグが設定されていたならば(S135)、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S136)、S138に進む。
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。
画像表示フラグが解除されていたならば(S135)、画像表示部28の画像表示をOFF状態に設定して(S137)、S138に進む。
この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力のために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
シャッタースイッチSW1が押された状態であったならば(S138)、システム制御回路50は、S125に戻って次の撮影に備える。
シャッタースイッチSW1が放された状態であったならば(S138)、システム制御回路50は、一連の撮影動作を終えてS104に戻る。
図4は、図3のS122における測距・測光処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行っている。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、TTL方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モード等の異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、露光制御手段40を用いてAE制御を行う(S203)。
AE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断し(S204)、フラッシュが必要ならばフラッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する(S205)。
露出(AE)が適正と判断したならば(S202)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、測距制御手段42を用いてAF制御を行う(S209)。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、測定データ及び或いは設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンS122を終了する。
図5は、図3のS129における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素子10を露光する(S301、S302)。
フラッシュフラグによりフラッシュ48が必要か否かを判断し(S303)、必要な場合はフラッシュを発光させる(S304)。
システム制御回路50は、測光データに従って撮像素子12の露光終了を待ち(S305)、シャッター12を閉じて(S306)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S307)。
設定された撮影モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば(S308)、システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(S309)、色処理(S310)を順次行った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
システム制御回路50は、メモリ30から画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S311)。
一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチンS129を終了する。
図6は、図3のS134における記録処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、メモリ制御回路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処理を行った後(S401)、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込む。
そして、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32により行った後(S402)、インタフェース90或いは94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカードやコンパクトフラッシュ(R)カード等の記録媒体200或いは210へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S403)。
記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチンS131を終了する。
図7は、図3のS130におけるクイックレビュー処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、画像表示フラグを判定し(S501)、画像表示フラグがONであったならば、S502へ進む。一方、画像表示フラグがOFFであったならば、画像表示部開閉検知部の状態を判定し(S502)、画像表示部28が閉じていた場合には、画像確認フラグをONにして(S505)処理を終了する。一方、画像表示部28が開いていた場合には、画像表示部28をONにして(S503)、クイックレビュー表示を行い(S504)、処理を終了する。
画像表示部28が閉じていた場合には、使用者が画像表示部28の表示部分を見ることが出来ないため、クイックレビュー表示を行わない。画像表示部28が閉じていた場合は、クイックレビュー表示が行えなかったことを表すフラグ、画像確認フラグをONにする。なお、画像確認フラグの状態は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
図8は、図2のS112における撮影画像表示処理の詳細なフローチャートを示す。
撮影画像表示処理は、画像表示部28が閉じている状態から、開いた状態になったときに、最後に撮影した画像を表示する処理を行う。画像表示部28が閉じているときは、画像表示部はOFF状態になっている。つまり、画像表示部28が開かれた直後は、画像表示部28はOFF状態である。
システム制御回路50は、画像確認フラグの状態を判定し(S601)、画像確認フラグがOFFのときは、何もしないで処理を終了する。一方、画像確認フラグの状態がONであったならば、画像表示部28の画像表示をON状態に設定する。つぎに、メモリ30、もしくは記録媒体200・210から最後に撮影した圧縮画像データを読み込む(S603)。読み込んだ圧縮データを、圧縮・伸長回路32を用いて伸張する(S604)。伸張したデータはメモリ30に格納する。伸張したデータから表示用のデータを作成し(S605)、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S606)。つぎに、表示画像データを画像表示部28に表示する(S607)。その後、所定のミニマムレビュー時間が経過すれば(S608)、画像確認フラグをOFFにして(S609)、処理を終了する。ここでのミニマムレビュー時間は、図3のS134と同じ時間であっても構わない。図3のS134と同じ時間にすることによって、使用者が図9に示したメニューなどを表示して、レビュー時間を任意に設定することが可能となる。
このように、本発明によれば、画像表示部28の表示部分を画像処理装置100に向けて格納した状態で撮影を行った後に、画像表示部28の表示部分を開くと、最後の画像を表示することが可能となる。画像表示部28を閉じた状態で撮影を行うと、クイックレビューを表示することが出来ない。しかし、画像表示部28を開くと、最後に撮影した画像を表示することによって、使用者が直前に撮影した撮影画像の確認を簡単・迅速に行うことが可能となる。
(第2の実施例)
図11から図12を参照して、第2の実施例の動作を説明する。
第1の実施例と、メインルーチンは同じである。第1の実施例との違いは、図2のS112撮影画像表示処理、および図3のS130クイックレビュー処理である。
図11は、第2の実施例によるクイックレビュー処理である。
システム制御回路50は、画像表示フラグの状態を判定し(S501)、画像表示フラグがOFFであったならばS502に進む。つぎに、画像表示部開閉検知部の状態を判定し(S502)、画像表示部28が閉じていた場合には、画像確認フラグをONにし(S505)、撮影時の時刻を保存し(S701)て処理を終了する。撮影時の時刻として、S701での時刻を保存する。なお、撮影時の時刻は、システム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
S503、S504、S505は、第1の実施例で説明した図7と同様であり、ここでは説明しない。
図12は、第2の実施例による撮影画像表示処理である。
システム制御回路50は、画像確認フラグの状態を判定し(S601)、ONならばS801に進む。つぎに、現在の時刻と、図11のS701で保存した撮影時の時刻とを比較して(S801)、所定時間以上経っていたならば、何もしないで処理を終了する。所定時間以上経っていないならば、S603からS609までの処理を行い、最後に撮影した画像を表示する処理を行う。
S603、S604、S605、S606、S607、S608、S609は、第1の実施例で説明した図8と同様であり、ここでは説明しない。
ここでの所定時間は、例えば3秒などでも構わない。また、ミニマムレビュー時間設定と同様に、メニューを表示して、使用者が所定時間間隔を任意に設定できるようにしても、もちろん構わない。
このように第2の実施例によれば、撮影後、所定時間以内に画像表示部28の表示部を開くと、撮影した画像の確認を行うことが可能となる。撮影直後に、画像表示部28の表示部を開いたときのみ、撮影した画像の確認を行うことによって、使用者が撮影した画像の確認を行いたいと思ったときだけ、撮影した画像の表示を行うことが可能となる。使用者が撮影した画像の確認をする必要がないときは、画像表示部28の表示部を閉じたままにしておけば、その後画像表示部28の表示部を開いたときに、撮影した画像の表示を行わない。
(第3の実施例)
図13を参照して、第3の実施例の動作を説明する。
第1の実施例との違いは、図3のメインルーチンのSW1押下時の処理である。その他の処理は、第1の実施例、あるいは第2の実施例と同じである。
図13は、第3の実施例によるメインルーチンの処理である。
システム制御回路50はシャッタースイッチSW1が押されたならば(S119)、画像確認フラグをOFFにする(S901)。シャッタースイッチSW1が押されていないならば図2のS104へ戻る。
その他の処理S120〜S138は、第1の実施例で説明したものと同じであり、ここでは説明しない。
このように第3の実施例によれば、使用者が撮影した画像の確認を行いたいときだけ、撮影した画像の表示を行うことが可能となる。撮影後、シャッタースイッチSW1を押せば、画像表示部28の表示部を開いても、撮影した画像の表示を行わない。使用者が撮影した画像の確認を行う必要がないと判断したときは、シャッタースイッチSW1を押下すれば、その後、画像表示部28の表示部を開いたときに、撮影した画像の表示を行わない。
なお、第3の実施例では、シャッタースイッチSW1を押すと、画像表示部28の表示部を開いても、撮影した画像の表示を行わないと説明したが、シャッタースイッチSW1ではなく、他のボタンでも構わない。例えば、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示ON/OFFボタン、クイックレビューON/OFFボタン、モードダイアルなどでも構わない。また、撮影後、画像表示部28の表示部が開かれる前に、上記のボタンのうちどれかひとつでも押されると、撮影した画像の表示を行わないように構成しても、もちろん構わない。
[他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の一実施例の構成ブロック図である。 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例の主ルーチンのフローチャートの一部である。 本実施例の測距・測光ルーチンのフローチャートである。 本実施例の撮影ルーチンのフローチャートである。 本実施例の記録ルーチンのフローチャートである。 第1の実施例によるクイックレビュー処理のフローチャートである。 第1の実施例による撮影画像表示処理のフローチャートである。 本実施例の撮影画像の確認時間を設定するメニュー表示の一例である。 本発明の画像処理装置の背面図の一例である。 第2の実施例によるクイックレビュー処理のフローチャートである。 第2の実施例による撮影画像表示処理のフローチャートである。 第3の実施例によるメインルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタースイッチSW1
63 シャッターボタン
64 シャッタースイッチSW2
66 画像表示ON/OFFスイッチ
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
94 インタフェース
96 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
102 保護手段
104 光学ファインダー
106 画像表示部開閉検知手段
110 通信手段
112 コネクタ(またはアンテナ)
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
210 記録媒体
212 記録部
214 インタフェース
216 コネクタ

Claims (18)

  1. 撮像した静止画像及び或いは動画像を記録媒体に記録及び再生表示する画像処理装置であって、
    撮像手段と、記録手段と、制御手段と、開閉式のLCD等の表示手段とを有し、
    制御手段は、
    開閉式のLCD等の表示手段が閉じている状態で撮影が行われ、
    その後、開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときには、
    表示手段に最後に撮影した画像データを、自動で表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 制御手段は、
    開閉式のLCD等の表示手段が閉じた状態で撮影が行われ、
    その後、所定時間以内に、開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときのみ、
    表示手段に最後に撮影した画像データを表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. さらに操作部材とを有し、
    制御手段は、
    開閉式のLCD等の表示手段が閉じている状態で撮影が行われ、
    特定の操作部材が操作されることなく開閉式のLCD等の表示手段が開かれたときのみ、
    表示手段に最後に撮影した画像データを表示することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 使用者が所定時間を設定可能であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 特定の操作部材とは、シャッタースイッチSW1であることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 特定の操作部材とは、メニューボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  7. 特定の操作部材とは、セットボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  8. 特定の操作部材とは、マクロボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  9. 特定の操作部材とは、フラッシュ設定ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  10. 特定の操作部材とは、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  11. 特定の操作部材とは、メニュー移動ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  12. 特定の操作部材とは、再生画像移動ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  13. 特定の操作部材とは、撮影画質選択ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  14. 特定の操作部材とは、露出補正ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  15. 特定の操作部材とは、日付/時間設定ボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  16. 特定の操作部材とは、画像表示ON/OFFボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  17. 特定の操作部材とは、クイックレビューON/OFFボタンであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  18. 特定の操作部材とは、モードダイアルであることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014230084A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラムおよび記憶媒体

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