JP2016212460A - プログラマブルデバイス、情報処理装置、およびプログラマブルデバイスにおける処理回路の制御方法 - Google Patents

プログラマブルデバイス、情報処理装置、およびプログラマブルデバイスにおける処理回路の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PLDを搭載した装置に生じた不具合を容易に修正する。【解決手段】FPGA16において回路データ設定部20はメモリ18から通常回路データ28を読み出しコンフィギュレーションを行う。回路状況監視部24は、コンフィギュレーションが完了し情報処理部22が機能するか否かを監視する。通信状況監視部26は通信部25がホストコンピュータ12と正常に通信を確立したかを監視する。回路データ設定部20は、コンフィギュレーションが不完全な場合、および通信が正常に確立されていない場合に、予備回路データ30を用いてコンフィギュレーションし直し、外部のコンピュータからのアクセスを保障する。【選択図】図3

Description

本発明は、プログラマブルデバイスにおける回路構成の制御技術に関する。
近年、FPGA(Field Programmable Gate Array)やCPLD(Complex Programmable Logic Device)などユーザが回路の構成を定義できる、プログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)が幅広い分野で用いられるようになっている。これらのデバイスは出荷時のみならず装置の運用開始後にも回路の論理構成を変更できるため、動作が固定化されている従来のデバイスと比較し汎用性に優れているとともに開発費を含むコストの削減にも効果をもたらす。
PLDには、動作不良が生じても回路を適切に再構成することによりそれを克服できる可能性がある、という特性がある。そのため、動作不良の有無を自己診断し必要に応じて該当回路の構成を書き換える技術、例えば回路に冗長性を持たせることにより、不具合のある処理回路を正常動作中の処理回路と同一の状態に書き換える技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2011−216020号公報
しかしながらPLDを搭載した装置の動作に不具合が生じた場合、その原因がPLDの何に起因しているのかが不明確な場合もある。この場合、上記のような自動的な書き換えでは対応できず、最終的には装置の管理者などが回路自体を確認したり回路構成を定義するデータを解析、修正したりする必要が生じる。一方で、上記のようなPLDの特性を活かし、運用中の装置におけるPLDの回路構成をアップデートなどの目的で更新する状況は往々にして起こり得る。この更新を契機に不具合が生じてしまうと、管理者などが設置場所へ出向いて基板を取り出し修正するなどの作業が必要となり、多大な労力を要する場合がある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、プログラマブルデバイスを搭載した装置に生じた不具合の修正を容易に行うことができる技術を提供することにある。
本発明のある態様はプログラマブルデバイスに関する。このプログラマブルデバイスは、メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定する回路データ設定部と、回路データ設定部による設定により処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定する通信状況監視部と、を備え、回路データ設定部は、通信が確立されなかったと判定された場合に、第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき処理回路に論理構成を設定し直すことを特徴とする。
本発明の別の態様は情報処理装置に関する。この情報処理装置は、メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定する回路データ設定部を備えたプログラマブルデバイスと、回路データ設定部による設定により処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定する通信状況監視部と、を備え、通信状況監視部は通信が確立されなかったと判定した場合にその旨を回路データ設定部に通知し、回路データ設定部は、通知がなされた場合に、第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき処理回路に論理構成を設定し直すことを特徴とする。
本発明のさらに別の態様はプログラマブルデバイスにおける処理回路の制御方法に関する。このプログラマブルデバイスの制御方法は、メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定するステップと、設定により処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定するステップと、通信が確立されなかったと判定された場合に、第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき処理回路に論理構成を設定し直すステップと、を含むことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、プログラマブルデバイスを搭載した装置に生じた不具合を容易に修正することができる。
PLDを用いた一般的な情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施の形態を適用した情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施の形態におけるFPGAの機能ブロックの構成およびメモリに格納されるデータの構成を示す図である。 本実施の形態の予備処理装置の起動からの処理手順を示すフローチャートである。
まず本実施の形態の特徴を明らかにするため、従来技術におけるPLDの運用形態について説明する。図1はPLDを用いた一般的な情報処理システムの構成例を示している。以後、PLDとしてFPGAを例に説明するが、本実施の形態をそれに限定する主旨ではない。情報処理システム110は、ホストコンピュータ112と補助処理装置114を含む。
補助処理装置114は基本的に、ホストコンピュータ112の要求に従った何らかの処理を行い、その結果をホストコンピュータ112に返す。例えば複数の情報処理システム110を組み合わせてクラウドサービスなどを提供するデータセンターのサーバとし、補助処理装置114がホストコンピュータ112に要求されたデータの検索を行う。この場合、補助処理装置114にはさらに、検索対象のデータを格納する外部記憶装置が接続される。ただし補助処理装置114が実施可能な処理はこれに限らずデータの暗号化や画像認識など多岐にわたるため、それらの実行に必要な外部の装置については図示を省略している。
つまり補助処理装置114は、ホストコンピュータ112のアクセラレータとして機能するが、具体的な処理内容は実用化されているいかなるものでもよい。補助処理装置114は、FPGA116、メモリ118、およびICE(In-Circuit Emulator)回路120を含む。メモリ118はROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、FPGA116に所望の回路構成を設定するための設定情報(以下、「回路データ」と呼ぶ)が格納されている。補助処理装置114に電源が投入されると、メモリ118から転送された回路データが読み出され、FPGA116に書き込まれることにより、FPGA116に論理回路が構築される。以後、この処理を「コンフィギュレーション」と呼ぶ。
全ての回路データの書き込みが完了しコンフィギュレーションに成功すると、FPGA116は設定に従いホストコンピュータ112と通信を確立し、その要求に応じた動作を開始する。一方、回路データの書き込みが完全でないなどコンフィギュレーションに失敗した場合、当然ながらそのままではFPGA116は正常に機能しない。このような場合に備えFPGA116には、そのような状態を検知したら、メモリ118に格納しておいた予備の回路データを読み出しコンフィギュレーションし直すことで最低限の機能を確保する構成があらかじめ設定されている。
予備の回路データは、FPGA116の出荷時などにメモリ118の上書き禁止の領域に格納しておく基本的な情報であり、多くの場合、ユーザが本来の目的に応じて設定する回路データとは異なる。したがって情報処理システム110における補助処理装置114の本来の目的を達成するためには、コンフィギュレーションを失敗したユーザ設定の回路データを修正する必要がある。予備の回路データによりFPGA116とホストコンピュータ112との通信が確立していれば、図示しない外部のコンピュータからホストコンピュータ112を介してメモリ118へアクセスすることにより回路データを修正できる。
このようなシステムにおいてFPGA116を用いる利点の一つが、状況などに応じて回路構成を任意に更新できる点にある。すなわちメモリ118におけるユーザ設定の回路データをアップデートすることにより、周囲の接続環境やホストコンピュータ112が実行するプログラムのバージョンアップなどに応じて回路構成を最適化できる。アップデートは、ホストコンピュータ112とFPGA116との通信を利用して、外部のコンピュータからメモリ118へアクセスするなどして実施することができる。しかしながらこのようにして更新された回路データが適切でない場合、次回の電源投入時などにそれに基づきコンフィギュレーションを行った結果、FPGA116が正しく機能しなくなる恐れがある。
ここで、上述のようにコンフィギュレーションに失敗した場合は、予備の回路データを用いてコンフィギュレーションすることにより最低限の機能を確保できる。一方、コンフィギュレーションによりFPGA116の回路は構築されたものの、ホストコンピュータ112との通信が何らかの要因で確立できないことが考えられる。この原因として、回路データのうち通信のためのデータ自体に不具合がある場合のほか、通信とは直接関係しないデータを更新したものの通信に対し想定外に影響が生じた場合などが考えられる。
場合によっては、装置間の相性、ケーブルの状態、設置環境などに起因して、通信の可否がホストコンピュータ112に依存することもあり得る。このようにFPGA116自体は動作可能であっても、ホストコンピュータ112との通信が確立されなければ、補助処理装置114は本来の役割を果たすことができず、さらにFPGA116の回路データを外部からのアクセスにより修正することもできない。このような場合、管理者が補助処理装置114の設置場所へ赴き、ICE回路120経由で図示しないコンピュータをFPGA116と接続するなどして、動作を解析したりメモリ118に格納された回路データを修正したりする必要がある。
アップデートの機会や設置場所の数が増えるほど、上述のような微妙な問題でこのような作業が発生する可能性が高くなる。本発明者はこの点に着目し、不具合の状態によらず容易にそれを克服できる手法に想到した。以下、その実施形態について説明する。図2は本実施の形態を適用した情報処理システムの構成例を示している。本実施の形態の情報処理システム10は、ホストコンピュータ12と補助処理装置14を含む。ホストコンピュータ12および補助処理装置14の基本的な機能は、図1で示した一般的な情報処理システム110のホストコンピュータ112および補助処理装置114と同様である。
つまり補助処理装置14はホストコンピュータ12の要求に従った何らかの処理を行い、その結果をホストコンピュータ12に返すものであり、システムの全体的な用途は特に限定されない。またホストコンピュータ12はネットワーク8に接続され、図示しない外部のコンピュータとの接続を可能とする。本実施の形態では、回路データに不具合があった場合は基本的に、当該外部のコンピュータからネットワーク8、ホストコンピュータ12を介して補助処理装置14にアクセスすることにより回路データを修正できるようにする。
したがって補助処理装置14には図1の補助処理装置114と同様、FPGA16およびメモリ18が備えられる一方、FPGA16に直接アクセスするためのICE回路はなくてもよい。ただし補助処理装置14の構成をそれらのみに限る主旨ではなく、補助処理装置14の用途やFPGA16に与える機能などに応じて内部の回路構成は様々に変形してよい。また上述のとおり補助処理装置14にはさらに外部の記憶装置などを接続してもよい。
図3は本実施の形態におけるFPGA16の機能ブロックの構成およびメモリ18に格納されるデータの構成を示している。FPGA16は回路データ設定部20、情報処理部22、回路状況監視部24、通信部25、通信状況監視部26を含む。メモリ18は通常回路データ28および予備回路データ30を格納する。回路データ設定部20は、メモリ18にアクセスし、通常回路データ28または予備回路データ30を読み出してコンフィギュレーションを行うことにより、FPGA16内に論理回路を構築する。回路データ設定部20はさらに、ホストコンピュータ12から、あるいは外部のコンピュータからホストコンピュータ12を介して、メモリ18へアクセスするためのインターフェースを提供する。
情報処理部22は、回路データ設定部20が読み出した通常回路データ28または予備回路データ30に基づくコンフィギュレーションにより論理構成が設定される処理回路で構成され、各回路データの内容に従いホストコンピュータ12からの要求に応じた処理を行う。回路状況監視部24は、コンフィギュレーションにより論理回路の構築が完了したか否かを監視する。論理回路の構築が完了したか否かは、例えばFPGA16に設けた巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)回路により算出されたCRC値と正しいCRC値が一致するか否かを確認するなど一般的な手法により判定する。
ただしこのような一般的な手法で検出できる、「論理回路の構築が完了した」状態とは、通常回路データ28に含まれる設定内容が全て、情報処理部22を構成する回路に反映された状態を意味し、必ずしも本来意図した動作が可能となっているとは限らないことに留意する。論理回路が正常に構築されなければ、回路状況監視部24は回路データ設定部20にその旨を通知する。
通信部25は、PCIやPCI Expressなど所定のプロトコルによりホストコンピュータ12と通信を確立するインターフェースである。通信状況監視部26は、ホストコンピュータ12との通信が正常に確立されたか否かを監視し、確立されなければ回路データ設定部20にその旨を通知する。通信の確立がなされたか否かは通信プロトコルに応じた手法で判定する。例えば補助処理装置14に電源が投入されて所定時間内に、通信が確立された旨の信号が送信されたか否か、通信エラーメッセージが送信されたか否か、あるいは、当該所定時間内にホストコンピュータ12からアクセスがなされたか否か、などによって判定することができる。
メモリ18に格納された通常回路データ28は、補助処理装置14に所望の機能を発揮させるためにFPGA16に設定する回路データである。通常回路データ28はシステム構築時などに作成され、さらに状況に応じて運用開始後にアップデートされる可能性のあるデータであり、メモリ18の書き換え可能な領域に格納される。予備回路データ30は通常回路データ28に不具合があったときなどに読み出されるデータであり、少なくとも通信の確立を含む正常動作が保証されている回路データである。予備回路データ30は基本的に、メモリ18の書き換え禁止の領域に格納しておく。
次に上記構成によって実現される補助処理装置14の動作について説明する。図4は本実施の形態において補助処理装置14を起動させた際の処理手順を示すフローチャートである。まず補助処理装置14に電源が投入されると(S10)、回路データ設定部20はメモリ18から通常回路データ28を読み出しコンフィギュレーションを行う(S12)。このとき、詳細には内部メモリの初期化、同期、対象回路の確認、通常回路データ28の読み込みといった処理を一般的なコンフィギュレーション手順と同様に実施する。続いて回路状況監視部24は、論理回路の構築が完了したか否かを確認する(S14)。
論理回路の構築が不完全であることを検知したら(S14のN)、回路状況監視部24はエラー信号を生成し回路データ設定部20に送信する。これにより回路データ設定部20は、エラーの状況として論理回路の構築が不完全であったことを所定の記憶領域に記録したうえ(S17)、メモリ18から予備回路データ30を読み出しコンフィギュレーションを行う(S18)。エラーの状況の記録先は、予備回路データ30によるコンフィギュレーション後に外部のコンピュータからアクセス可能なメモリであれば、メモリ18に限らず、補助処理装置14内部の別のメモリや外部のメモリでもよい。またエラー状況の記録は回路状況監視部24が行ってもよい。一方、S14において論理回路の構築が完了したことが確認された場合(S14のY)、通信状況監視部26は、ホストコンピュータ12と正常に通信が確立されたか否かを確認する(S16)。
通信が正常に確立されていないことを検知したら(S16のN)、通信状況監視部26がエラー信号を生成し回路データ設定部20に送信する。これにより回路データ設定部20は、エラーの状況として通信が正常に確立されなかったことを上記のような所定の記憶領域に記録したうえ(S17)、メモリ18から予備回路データ30を読み出しコンフィギュレーションを行う(S18)。ただしエラー状況の記録は通信状況監視部26が行ってもよい。なお同図のフローチャートでは、S14において回路の構築完了が確認された場合に限りS16の通信確立確認を行っているが、実際には通信状況監視部26は、回路状況監視部24による監視とは独立に通信の確立を監視してよい。いずれにしろ、回路の構築と通信の確立という2つの箇所を2重に確認し、少なくともいずれかにエラーが発生した場合に、予備回路データ30によってコンフィギュレーションをし直す。
通常回路データ28によるコンフィギュレーションで何らエラーが確認されなかった場合(S16のY)、情報処理部22は通常回路データ28で設定されている本来の処理を遂行できるため、通信部25を介してホストコンピュータ12からの要求を取得し、適宜処理する(S20)。一方、いずれかのエラーにより予備回路データ30によるコンフィギュレーションを行った場合(S18)、管理者などは、必要に応じて外部のコンピュータからホストコンピュータ12、通信部25、回路データ設定部20を経由してメモリ18内の通常回路データ28を修正する(S22)。このとき、S17で記録したエラーの状況を参照することにより修正作業を効率化できる。なお外部のコンピュータからメモリ18へのアクセスは、インターフェースの構成によってはFPGA16を介さなくてもよい。
通信状況監視部26は、情報処理部22と同様、通常回路データ28に基づくコンフィギュレーションにより生成されてもよいし、FPGA内に別途、回路を形成しておいてもよい。前者の場合、回路の構築が完了した場合に限り通信の確立を確認することになる。あるいは通信状況監視部26を、補助処理装置14内のFPGA16以外の回路として設けてもよい。またこれまでの説明では主に、PLDとしてFPGAを例にとったが、CPLDなど用いるデバイスの種類によっては、回路状況監視部24の機能ブロックがなくてもよい。このような場合、予備回路データ30は通信が確立されていない場合に用いられるため、通信を正常に確立するのに特化した設定内容でもよい。
以上述べた本実施の形態によれば、回路データに基づきPLDの論理回路を構築する際、通信が正常に確立したか否かを監視し、確立できなければ予備回路データにより少なくとも通信を確立できるようにする。これにより、本来意図した論理回路が構築されたか否かに関わらず通信の確立を保障できるため、常時、外部のコンピュータからのアクセスが可能となる。また、回路の構築と通信の確立という2つの観点で監視するため、どちらでエラーが発生したかを記録でき、後の不具合の修正時に原因の絞り込みを効率化できる。
結果として、管理者が設置場所に赴いて基板を外し対処するなどの作業をせずとも、遠隔作業により不具合の解析や回路データの修正を容易に行える。このことは、アップデートを高頻度に行ったり、データセンターなどで多数の装置を導入したり接続したりする環境においては特に有効である。またPLDに直接アクセスするためのICE回路を基板ごとに設ける必要がなくなるため、装置全体の製造コストや基板面積の軽減にも寄与する。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
8 ネットワーク、 10 情報処理システム、 12 ホストコンピュータ、 14 補助処理装置、 16 FPGA、 18 メモリ、 20 回路データ設定部、 22 情報処理部、 24 回路状況監視部、 25 通信部、 26 通信状況監視部、 28 通常回路データ、 30 予備回路データ。

Claims (6)

  1. メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定する回路データ設定部と、
    前記回路データ設定部による設定により前記処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定する通信状況監視部と、
    を備え、
    前記回路データ設定部は、前記通信が確立されなかったと判定された場合に、前記第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき前記処理回路に論理構成を設定し直すことを特徴とするプログラマブルデバイス。
  2. 前記第1の設定情報による設定が完了したか否かを判定する回路状況監視部をさらに備え、
    前記回路データ設定部は、前記第1の設定情報による設定が完了しなかったと判定された場合にも、前記第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出しそれに基づき前記処理回路に論理構成を設定し直し、
    前記通信状況監視部は、前記第1の設定情報による設定が完了したと判定された場合に、前記通信が確立されたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルデバイス。
  3. 前記第1の設定情報を前記ホストコンピュータを介して接続した外部のコンピュータから更新するインターフェースをさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブルデバイス。
  4. 前記回路データ設定部および前記通信状況監視部の少なくとも一方は、前記通信が確立されなかったと判定された場合に、前記外部のコンピュータからアクセス可能なメモリにその旨を記録することを特徴とする請求項3に記載のプログラマブルデバイス。
  5. メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定する回路データ設定部を備えたプログラマブルデバイスと、
    前記回路データ設定部による設定により前記処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定する通信状況監視部と、
    を備え、
    前記通信状況監視部は前記通信が確立されなかったと判定した場合にその旨を前記回路データ設定部に通知し、
    前記回路データ設定部は、前記通知がなされた場合に、前記第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき前記処理回路に論理構成を設定し直すことを特徴とする情報処理装置。
  6. メモリから読み出した第1の設定情報により処理回路に論理構成を設定するステップと、
    前記設定により前記処理回路とホストコンピュータとの通信が確立されたか否かを判定するステップと、
    前記通信が確立されなかったと判定された場合に、前記第1の設定情報と異なる第2の設定情報をメモリより読み出し、それに基づき前記処理回路に論理構成を設定し直すステップと、
    を含むことを特徴とするプログラマブルデバイスにおける処理回路の制御方法。
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