JP2002173925A - 緑化用網ブロック体 - Google Patents

緑化用網ブロック体

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JP2002173925A
JP2002173925A JP2001178287A JP2001178287A JP2002173925A JP 2002173925 A JP2002173925 A JP 2002173925A JP 2001178287 A JP2001178287 A JP 2001178287A JP 2001178287 A JP2001178287 A JP 2001178287A JP 2002173925 A JP2002173925 A JP 2002173925A
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greening
cage
earth
net
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JP2001178287A
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English (en)
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Kakuyo Shin
▲覚▼洋 進
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KYUSHU NISSHOKU KK
RAIO SANGYO KK
Nisshoku Corp
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KYUSHU NISSHOKU KK
RAIO SANGYO KK
Nisshoku Corp
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで施工できるとともに積極的な
緑化を図ることができ、さらに、運搬効率が良好な緑化
用網ブロック体を提供する。 【解決手段】 所定の太さの鉄筋1,1…を用いて互い
の交叉部1a,1a…を溶接して、ほぼ直方体形状の籠
体2を形成し、この籠体2の内壁に沿って透水性で土砂
の流出は遮断する部材3を敷設した状態で、籠体2内部
に、土砂4、石礫5、根株6を一種又は二種以上充填し
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑化用網ブロック
体に関する。
【0002】
【従来の技術】河川工事や砂防工事などに使用される従
来の網ブロック体は、線材を編んで筒状や直方体形状に
形成し、その内部にグリ石を充填してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は、内部に充填する適当な大きさのグリ石が少なくな
り、中国などから輸入されるまでになっており、充填す
るグリ石のコストの上昇によって、上記従来の網ブロッ
ク体を用いた工事自体のコストも高価となるという問題
があった。また、従来の網ブロック体は、大きさを各種
取り揃えることは経済上困難であり、設置する際に設計
寸法にぴったり合わせることは困難であった。そのた
め、寸法が合わなくなった箇所の寸法合わせを施すのに
余分な労力を必要としていた。
【0004】本発明は上述の事柄に留意してなされたも
ので、その目的は、低コストで施工できるとともに積極
的な緑化を図ることができ、さらに、運搬効率が良好な
緑化用網ブロック体を提供することである。また、現場
において、隙間や寸法足らずが生じることがない、長さ
を容易に拡張可能な緑化用網ブロック体を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の緑化用網ブロック体は、所定の太さの鉄筋
を用いて互いの交叉部を溶接して、ほぼ直方体形状の籠
体を形成し、この籠体の内壁に沿って透水性で土砂の流
出は遮断する部材を敷設した状態で、籠体内部に、土
砂、石礫、根株を一種又は二種以上充填してなる(請求
項1)。
【0006】また、所定の太さの鉄筋を用いて互いの交
叉部を溶接して、ほぼ直方体形状の籠体を形成し、この
籠体の内部に、透水性で土砂の流出は遮断する材料から
なり、土砂、石礫、根株を一種又は二種以上充填した袋
体を収容してなる(請求項2)。
【0007】上記の構成により、低コストで施工できる
とともに積極的な緑化を図ることができる緑化用網ブロ
ック体を提供することが可能となる。
【0008】さらに、前記籠体の相対向する壁面部が、
取り外し自在に形成されているとしてもよいし(請求項
3)、前記籠体が、その中央部で分割自在に形成されて
いるとしてもよい(請求項4)。このように構成した場
合には、上記の効果に加えて、運搬効率が良好となると
いう効果を得ることができる。
【0009】また、前記籠体が、互いに摺動自在に連結
する複数のスライド網体からなる場合には(請求項
5)、籠体の長さを自在に調整できるので、設置スペー
スが規定の大きさでない場合にもこれに容易に対応でき
る。とりわけ、一方のスライド網体の摺動方向の端部か
ら摺動方向に沿って形成され、他方のスライド網体の端
部を摺動自在に挿入するための切欠きを設けた場合には
(請求項6)、摺動を安定して行うことができると共
に、スライド網体に不要な突出部を無くして長さ調整を
可能とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を、図を
参照しながら説明する。図1(A)および(B)は、本
発明の第一実施例に係る緑化用網ブロック体Dの構成を
概略的に示す斜視図および縦断面図、図2は、籠体2の
構成を概略的に示す斜視図、図3は、前記籠体2の交叉
部1aの構成を概略的に示す斜視図である。
【0011】緑化用網ブロック体Dは、所定の太さの鉄
筋1を複数用いて互いの交叉部1aを溶接して、蓋のな
いほぼ直方体形状(ほぼ立方体形状も含む)の籠体2を
形成し、この籠体2の内壁に沿って、透水性で土砂の流
出は遮断する部材(以下、遮断部材という)3を敷設し
た状態で、籠体2内部に、土砂4、石礫5、根株6など
を一種又は二種以上充填してなる。また、より積極的に
緑化を図るには、これら土砂4などに、例えばトールフ
ェスク,クリーピングレッドフェスク,ヤマハギ,メド
ハギ,ススキなどを混入することもある。なお、前記緑
化用網ブロック体Dは、例えば、長さ2m,幅1m,高
さ0.5mを標準として形成される。
【0012】前記鉄筋1は、一種類だけを用いてもよい
が、径の異なる二種類のもの(例えば、9mmと13m
m)を用いてもよく、例えば、運搬などのためにフック
などの係止具を四箇所に引っかけることが考えられる場
合には、その四箇所に対応する部分を、径の大きい方
(13mm)の鉄筋1で形成すればよい。
【0013】前記鉄筋1,1…は、図3に示すように、
互いの交叉部1a,1a…が溶接されるが、全ての交叉
部1a,1a…を溶接してもよいし、適当な箇所にある
交叉部1a,1a…のみを溶接してもよい。また、鉄筋
1,1…の目合い(鉄筋1,1…同士の間隔)は、10
〜15cm程度、例えば約13cmとなっている。
【0014】そして、この実施例では、前記籠体2の一
方の相対向する壁面部7,7が、取り外し自在に形成さ
れている。すなわち、前記籠体2は、底壁部8と、この
底壁部8の周辺から上方に向けて連設された側壁部9と
からなり、前記側壁部9は、長さの異なる二対の壁面部
7,7,10,10からなっている。そして、短い方の
相対向する一対の壁面部7,7にそれぞれ、切り欠き部
分11と、この切り欠き部分11に対して着脱自在に設
けられ、かつ前記切り欠き部分11を覆って(塞いで)
補強することが可能な壁面体12とが設けられている。
【0015】前記切り欠き部分11は、前記壁面部7の
左右両縁部7a,7aおよび下縁部7b等の隅部を残し
た状態で形成する場合があり、こうすることにより、籠
体2としての保形性がよくなり、また強度もあるため
に、運搬などの際に変形したりすることを防止できる。
【0016】前記壁面体12は、例えば、前記籠体2と
同様に、所定の太さの鉄筋1を複数用いて互いの交叉部
1aを溶接して、ほぼ網状体にしてなる。そして、縁部
7a,7bに対する壁面体12の固定は、例えば鉄筋結
束用の連結クリップ(市販品でKMクリップ、十字クリ
ップ等がある)や針金などを用いた結束によって行われ
る。
【0017】前記遮断部材3は、例えばシート体あるい
はマット体であって、土砂を通さず水と植物の芽や根を
通すように形成されており、例えば、粗目のヤシネット
やヤシマット、フェルト,黄麻や麻の不織布をシート状
またはマット状にしたものなどが挙げられる。なお、図
4に示すように、前記遮断部材3の内面に植物種子3a
や肥料3bなどを付着させておいてもよい。
【0018】前記遮断部材3は、上記のようなシート体
やマット体の他、例えば、間伐材であってもよい。籠体
2内部に敷きつめられた複数の間伐材も、上記のような
シート体やマット体と同様に、土砂を通さず水と植物の
芽や根を通すという機能を発揮する。
【0019】前記籠体2内部に充填されるものとして
は、上記した土砂4、石礫5、根株6のみに限るもので
はなく、例えばグリ石5’などを加えて充填してもよ
い。もちろん、籠体2内部には、上記土砂4、石礫5、
根株6の一種または二種類以上が充填されるため、この
場合の前記グリ石5’を用いる量は、グリ石5’のみを
籠体2内部に充填する場合に比して格段に少なくなる。
【0020】上記の構成からなる緑化用網ブロック体D
は、現地にて、例えば、横に並べたり数段に積み重ねて
用いられる。なお、一番上に配置された緑化用網ブロッ
ク体Dの上面を、例えば、前記遮断部材3で覆うように
してもよい。
【0021】図5(A)および(B)は、保管あるいは
運搬時における前記籠体2の重ね方の一例および他の例
について概略的に示す説明図である。前記籠体2は、図
5(A)に示すように、分解した状態で重ねることで、
省スペース化を図る(複数の籠体2,2…を載置するた
めに必要なスペースを小さくする)ことができる。すな
わち、まず、各籠体2を、前記壁面体12,12が底壁
部8および側壁部9から外れた状態にしておき、上向き
に載置した籠体2に下向きにした籠体2を少し横幅方向
にずらして重ねるのである。なお、前記壁面体12,1
2…は、籠体2,2…を重ねたことによってできた空間
13内へと収容させればよい。
【0022】また、図5(B)に示すように、各籠体2
を、前記壁面体12,12が底壁部8および側壁部9か
ら外れた状態にしておき、上向きに載置した籠体2に下
向きにした籠体2を横幅方向に適宜の程度だけ(例えば
横幅のほぼ半分程度)ずらした状態で重ね、一つの籠体
2に異なる二つの籠体2,2の壁面部10,10がそれ
ぞれ片方ずつ入れられるようにしてもよい。このとき、
一つの籠体2に入れられる異なる二つの籠体2,2の壁
面部10,10は、互いに近接した状態となっている。
なお、前記壁面体12,12…は、籠体2,2…を重ね
たことによってできた空間13内へと収容させればよ
い。
【0023】上記の構成からなる緑化用網ブロック体D
では、緑化用網ブロック体Dを構成する部材の中でも最
も嵩張る籠体2をコンパクトにして運搬できるため、緑
化用網ブロック体D自体の運搬効率が良好となる。
【0024】また、籠体2の内部に充填する材料とし
て、現地で発生する土砂4や石礫5、根株6など廃棄物
となるものを用いているのに加えて、高価なグリ石を使
わないか、または使ってもより少量ですむことから、非
常に低コストで施工することができ、また、通常は処分
に困る現地発生土などの処分をも行うことができる。
【0025】さらに、土砂4、石礫5、根株6などを充
填してなる緑化用網ブロック体Dは、植物の生育に適し
た環境をも提供し、周辺からの飛来種子や漂流種子が緑
化用網ブロック体Dに根付いて生育したりするのであ
り、緑化用網ブロック体Dを河川工事や砂防工事などに
用いれば、同時に積極的な緑化をも図ることが可能とな
る。なお、前記遮断部材3の内面や外面に植物種子3a
や肥料3bを付着させておくことで、緑化用網ブロック
体Dから植物が発生しやすくなるなどし、上記のような
効果がより高まることになり、また、緑化用網ブロック
体Dの充填物を主に現地発生土とすることによっても上
記のような効果がより高まることになる。
【0026】また、緑化用網ブロック体Dは、上記のよ
うに植物の生育基盤を形成することができるのであり、
さらに、成長した植物の根茎により、より安定した構造
物として機能するようになる。
【0027】図6(A)は、籠体の変形例を示す説明図
である。なお、前記実施例で示したものと同一構造の部
材には、同じ符号を付し、その説明を省略する。この籠
体14は、前記籠体2と同じく、所定の太さの鉄筋1を
複数用いて互いの交叉部1aを溶接し、底壁部8と側壁
部9とからなる蓋のないほぼ直方体形状(ほぼ立方体形
状も含む)に形成してなり、さらに、その中央部で二つ
の分割体15,16に分割自在となるように形成されて
いる。なお、二つの分割体15,16の固定は、互いに
鉄筋1,1…を差し込み合うだけで行えるようにしても
よいし、鉄筋結束用の連結クリップ(市販品でKMクリ
ップ、十字クリップ等がある)や針金などを用いて結束
して行うようにしてもよい。
【0028】図7(A)および(B)は、保管あるいは
運搬時における前記籠体14の重ね方の一例および他の
例について概略的に示す説明図である。前記籠体14
は、図7(A)に示すように、分解した状態で重ねるこ
とで、省スペース化する(複数の籠体14,14…を載
置するために必要なスペースを小さくする)ことができ
る。すなわち、まず、各籠体14を、中央部で二つの分
割体15,16に分割した状態にしておき、上向きに載
置した一方の分割体15に下向きにした他方の分割体1
6を、少し横幅方向にずらした状態で重ねるのである。
【0029】また、図7(B)に示すように、各籠体1
4を、中央部で二つの分割体15,16に分割した状態
にしておき、上向きに載置した一方の分割体15に下向
きにした他方の分割体16を、横幅方向に適宜の程度だ
け(例えば横幅のほぼ半分程度)ずらした状態で重ね、
一つの分割体15(16)に異なる二つの分割体16,
16(15,15)の壁面部10,10がそれぞれ片方
ずつ入れられるようにしてもよい。このとき、一つの分
割体15(16)に入れられる異なる二つの分割体1
6,16(15,15)の壁面部10,10は、互いに
近接した状態となっている。
【0030】この例では、緑化用網ブロック体Dを構成
する部材の中でも最も嵩張る籠体14をコンパクトにし
て運搬できるため、緑化用網ブロック体D自体の運搬効
率が良好となる。
【0031】図6(B)は、上記籠体14を形成する二
つの分割体15,16の連結に、中継体17を用いる構
成を概略的に示す説明図であり、上記籠体14を形成し
ていた分割体15,16同士の連結を、この中継体17
を介して行わせてもよい。
【0032】すなわち、前記中継体17は、所定の太さ
の鉄筋1を複数用いて互いの交叉部1aを溶接し、断面
が略コの字形状となるように形成された部材であり、底
壁部18と、この底壁部18の両側から上方に向けて連
設された二つの壁面部19,19とからなっている。そ
して、前記底壁部18の横幅は、前記分割体15,16
の底壁部8,8の横幅と同じであり、前記二つの壁面部
19,19の高さは、前記分割体15,16の壁面部1
0,10と同じである。すなわち、別の観点からみれ
ば、前記中継体17は、前記分割体15,16からそれ
ぞれ壁面部7,7を取り去った形状とほとんど同じ形状
となっている。なお、中継体17の分割体15,16を
連結する方向における長さは、適宜に設定することがで
きる。
【0033】上記の構成からなる中継体17を用いて分
割体15,16を連結するには、中継体17の一方の端
面に、一方の分割体15の分割面を固定し、中継体17
の他方の端面に、他方の分割体の分割面を固定すればよ
い。なお、中継体17と分割体15,16の固定は、上
述した分割体15,16同士の固定方法と同様に行うこ
とができる。
【0034】上記の構成からなる中継体17を運搬時な
どに複数重ねる場合には、上記第一実施例に示した壁面
体12,12を外した状態の籠体2の重ね方を適用すれ
ばよい(図5参照)。
【0035】上記の構成からなる中継体17を用いれ
ば、籠体14の長さを変更することができるため、緑化
用網ブロック体Dの汎用性が増すこととなる。なお、前
記中継体17を用いる数は、一つのみに限らず、二つ以
上の中継体17,17…を連結して用いてもよい。
【0036】図8(A)は、上記籠体14を形成する二
つの分割体15,16の連結に、連結部材20を用いる
構成を概略的に示す斜視図であり、上記籠体14を形成
していた分割体15,16同士の連結を、この連結部材
20を介して行わせてもよい。
【0037】前記連結部材20は、所定の太さの鉄筋1
を複数用いて互いの交叉部1aを溶接し、ほぼ長方形状
となるように形成された部材であり、その左右両端には
内側に折り返されてなる係止部21が複数設けられてい
る。また、連結部材20の高さは、前記壁面部10の高
さとほぼ同じとなるように形成されている。
【0038】上記の構成からなる連結部材20を用いて
分割体15,16を連結するには、一方の分割体15の
壁面部10の分割面側の部分に、連結部材20の一方側
の係止部21,21…を係止させ、他方の分割体16の
壁面部10の分割面側の部分に、連結部材20の他方側
の係止部21,21…を係止させるだけでよい。
【0039】前記分割体15,16に対する連結部材2
0の固定は、係止部21,21…による係止のみで行っ
てもよいが、前記係止とともに鉄筋結束用の連結クリッ
プ(市販品でKMクリップ、十字クリップ等がある)や
針金などによる結束などの手段を併せて用いることによ
り行ってもよい。
【0040】上記の構成からなる連結部材20は、その
幅を大きめに設定すれば、籠体14を長くするという役
割を果たし、その幅を小さめに設定すれば、分割体1
5,16同士の連結を補強するという役割を果たすこと
になる。
【0041】なお、二つの連結部材20,20を用いて
分割体15,16の両方の壁面部10,10同士を連結
するようにしてもよいが、一つの連結部材20を用いて
分割体15,16のそれぞれ一方の壁面部10同士のみ
を連結するようにし、他方の壁面部10同士は直接連結
させるようにしてもよい。この場合には、籠体14ひい
ては緑化用網ブロック体Dに曲がりをつけることがで
き、このようなことから、その形状を施工場所の地形に
容易に対応させることが可能となり、緑化用網ブロック
体Dの汎用性が増すことになる。
【0042】図8(B)は、上記籠体14を形成する二
つの分割体15,16の連結を補強するために用いる補
強部材22の構成を概略的に示す斜視図である。前記補
強部材22は、所定の太さの鉄筋1を複数用いて互いの
交叉部1aを溶接し、縦断面がほぼコの字形状となるよ
うに形成された部材であり、前記籠体14の底壁部8の
長さとほぼ同じ長さを有する水平部23と、この水平部
23の両端から上方に向けて連設され、籠体14の壁面
部7,7の高さとほぼ同じ高さを有する垂直部24,2
4とからなる。
【0043】上記の構成からなる補強部材22を用いて
分割体15,16の連結を補強するには、分割体15,
16を連結して籠体14とした後に、前記補強部材22
を籠体14の内部に入れて、前記水平部23が籠体14
の底壁部8の内面に当接し、前記二つの垂直部24,2
4がそれぞれ籠体14の壁面部7,7の内面に当接する
状態とし、最後に補強部材22と籠体14の適宜の箇所
を結束すればよい。
【0044】なお、前記補強部材22を、籠体14の内
部に入れるのではなく、籠体14の外側から挟み込ませ
た状態で用いるようにしてもよい。この場合には、前記
水平部23が籠体14の底壁部8の外面に当接し、前記
二つの垂直部24,24がそれぞれ籠体14の壁面部
7,7の外面に当接することになる。
【0045】また、前記補強部材22を、籠体14の内
部に入れるのではなく、籠体14の下方から差し込んだ
状態で用いるようにしてもよい。この場合には、前記水
平部23が籠体14の底壁部8の外面に当接し、前記二
つの垂直部24,24がそれぞれ籠体14の壁面部7,
7の内面に当接することになる。
【0046】なお、前記補強部材22は、一つのみ用い
てもよいが、複数用いてもよい。
【0047】上記の構成からなる補強部材22を用いれ
ば、前記分割体15,16の連結が補強され、籠体14
の強度自体が高くなるという効果が得られる。
【0048】なお、前記補強部材22を、前記分割体1
5,16の連結の補強ではなく、単に籠体14の補強に
用いてもよい。すなわち、例えば、前記水平部23を籠
体14の底壁部8の外面または内面に当接させた状態
で、前記二つの垂直部24,24がそれぞれ籠体14の
壁面部10,10の外面または内面に当接するように構
成してもよい。
【0049】ところで、上記した中継体17、連結部材
20および補強部材22は、個別に用いてもよいが、適
宜に組み合わせて用いてもよい。
【0050】図9は、本発明の第二実施例に係る緑化用
網ブロック体D2 の構成を概略的に示す説明図である。
なお、上記実施例に示したものと同一構造の部材につい
ては、同じ符号を付し、その説明を省略する。第二実施
例の緑化用網ブロック体D2 は、第一実施例の緑化用網
ブロック体Dに比して、前記遮断部材3が、シート状ま
たはマット状に形成されているのではなく、袋状に形成
されている点で異なる。言い換えれば、第二実施例の緑
化用網ブロック体D2 は、第一実施例の緑化用網ブロッ
ク体Dのように、籠体2の内壁に沿って遮断部材3が敷
設された状態で、籠体2内部に、土砂4、石礫5、根株
6が一種又は二種以上充填されるのではなく、籠体2の
内部に、透水性で土砂の流出は遮断する材料からなり、
土砂4、石礫5、根株6を一種又は二種以上充填した袋
体25が収容されるのである。
【0051】前記袋体25は、例えば、粗目のヤシ繊維
や、フェルト,黄麻や麻の不織布を袋状にしてなるもの
である。そして、内部に土砂4、石礫5、根株6が一種
又は二種以上充填された状態で籠体2に収容される。な
お、一つの籠体2に収容される袋体25の数は、一つの
みでもよいし、二つ以上でもよい。
【0052】図10〜12は、前記籠体の別の変形例を
示す説明図である。なお、前記実施例で示したものと同
一構造の部材には、同じ符号を付して、その説明を省略
する。本例の籠体14は、前記籠体2と同じく、所定の
太さの鉄筋1を複数用いて互いの交叉部1aを溶接して
なる断面形状略コ字状の網体であり、その中央部で二つ
のスライド網体26,27に分割自在となるように形成
されている。
【0053】また、一方のスライド網体26は鉄筋1を
複数用いて互いの交叉部1aを溶接して形成した底壁部
28と側壁部29を有し、かつ前記スライド網体26の
一端側26aにおける底壁部28と側壁部29は、これ
を接続しないようにして切欠き30を形成し、この切欠
き30は摺動方向に沿う方向に長く形成されている。他
方のスライド網体27も鉄筋1を複数用いて互いの交叉
部1aを溶接することにより底壁部31と側壁部32を
形成し、このスライド網体27の他端側27aを前記ス
ライド網体26の一端側26aに設けた切欠き30に挿
入することにより、両スライド網体26,27が摺動自
在に連結されるように構成している。
【0054】また、前記両スライド網体26,27を摺
動自在に連結する構成は、前記切欠き30に加えて、図
11,12に詳細を図示する構成も有している。すなわ
ち、図11の断面図、および図12の斜視図に示すよう
に、複数の鉄筋28a〜28c,29a,29b,31
a〜31c,32aによる巧みなガイド機構によって摺
動方向のみに自在に摺動可能かつ堅固に連結する。
【0055】具体的には、二つの鉄筋28aはそれぞれ
鉄筋31aを挟み込むようにガイドすると共に左右両端
の鉄筋28bが鉄筋31bを挟み込むようにガイドする
ことにより左右方向の歪みを防止し、かつ、鉄筋28
a,28bの遊端側の上部にこれらに渡るように鉄筋2
8cを設けているので、上下方向の安定性を得られるよ
うにしている。同様に、鉄筋29aが鉄筋32aの下側
に沿うように配置されるので、鉄筋29aは鉄筋32a
に沿う方向にガイドされて摺動することができると共
に、各鉄筋29aの遊端側の外側側面に鉄筋29bを設
けているので、全体的に側壁部29,29が側壁部3
2,32を外側から挟み込むようにして左右方向に安定
した摺動を行えるようにしている。
【0056】また、本例の緑化用網ブロック体は、スラ
イド網体26,27を摺動自在に接続するために、一方
のスライド網体26,27の幅をもう一方のスライド網
体27,26の幅よりも若干拡張した幅とする必要があ
るが、本例の場合は、上記構成を採用することにより、
一方のスライド網体27を普通の籠体14と同じ幅と
し、もう一方のスライド網体26の外側の幅をスライド
網体27の外側の幅とほとんど同じにしながら両スライ
ド網体26,27を重ねることができるようにしてい
る。すなわち、網ブロック体26,27に不要な出っ張
り部分をほとんど作ることなく、安定した摺動自在の連
結を形成できる。
【0057】しかしながら、本発明は前記鉄筋28a〜
28c,29a,29b,31a〜31c,32aの詳
細な点を限定するものではなく、前記籠体14が、互い
に摺動自在に連結する複数のスライド網体26,27で
あれば任意の構成を選択できることはいうまでもない。
【0058】そして、上記のように構成された本例の緑
化用網ブロック体は両スライド網体26,27の連結位
置を調整することにより、任意の長さの緑化用網ブロッ
ク体を形成することができる。つまり、施工対象部分の
大きさにちょうど合わせた緑化用網ブロック体を現場で
形成して、施工を行うことができるので、強度低下を招
くような隙間や寸法足らずが生じることがない。
【0059】なお、前記スライド網体26はその製造コ
ストを削減するために、必要最小限の鉄筋1を溶接して
形成しているので、図10に示すように、その中間部分
26bにおいて、大きな隙間が生じる可能性がある。こ
の隙間が強度に影響を与える場合には、略コ字状の補強
部材33を、図12に示すように前記切欠き30内に挿
入して、中間部分26bにおける網体26の目合いを調
整することも可能である。あるいは、鉄筋28c,29
bを長さ方向に多数設けて、中間部分26bにおける目
合いを小さくしてもよい。
【0060】いずれにしても、連結した両スライド網体
26,27は適当な長さに調節した後に、鉄筋結束用の
連結クリップや針金などを用いて少なくとも両スライド
網体26,27の摺動方向に平行でない線材同士(例え
ば、本例の場合は壁部31,32を形成する略コ字状に
屈曲してなる鉄筋と、鉄筋28aまたは鉄筋29a)を
結束して、その連結位置を固定することにより、全体と
して強固な籠体14を形成できる。同様に前記補強部材
33を用いる場合にもこれを鉄筋28a,28b,29
aに結束して固定することにより、強度を高く保つこと
ができる。
【0061】また、本例に示すよう籠体14は、所定の
太さの鉄筋を用いて互いの交叉部1aを溶接して形成さ
れた断面形状略コ字状のほぼ直方体形状であり、かつ、
この籠体14の長さ方向の両端に壁部を形成していない
ので、この網体14を長さ方向に複数個連結して、長尺
の籠体を形成することも可能である。この場合、籠体1
4内に充填する充填物が隅々まで充填しやすくなり、緑
化用網ブロック体の強度を増大できる。
【0062】図13は前記籠体14の別の変形例を示す
斜視図である。本例の籠体14は、1つのスライド網体
26’とこのスライド網体26’に摺動自在に連結され
る2つの有端のスライド網体27’とからなる。なお、
図10〜12と同じ符号を付した部材は同一または同等
の部材であるから、その詳細な説明を省略する。
【0063】前記スライド網体26’はその長さ方向の
両端において切欠き30を形成しており、その両端部に
それぞれスライド網体27’を摺動自在に連結可能とし
ている。また、34はスライド網体27’の端部に形成
される壁面部である。したがって、本例は3分割して長
さ調節可能であり、かつ長さ方向の両端部に壁面部34
を有する直方体形状の籠体14を構成する例を示してい
る。
【0064】なお、図13に示す籠体14も図10〜1
2に示した籠体14と同様に、壁面部34を取り除いて
もよいことはいうまでもない。また、逆に図10〜12
に示した籠体14にもその長さ方向の両端部に壁面部3
4を形成してもよいことはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したような構成からなる本発明
によって、低コストで施工できるとともに積極的な緑化
を図ることができ、さらに、運搬効率が良好な緑化用網
ブロック体を提供することが可能となる。加えて、籠体
が互いに摺動自在に連結する複数のスライド網体からな
る場合には、現場において、緑化用ブロック体の長さを
容易に拡張可能であるから、隙間や寸法足らずが生じる
ことがなく、現場寸法にちょうど合わせて設置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)および(B)は、本発明の第一実施例に
係る緑化用網ブロック体の構成を概略的に示す斜視図お
よび縦断面図である。
【図2】上記実施例における籠体の構成を概略的に示す
斜視図である。
【図3】前記籠体の交叉部の構成を概略的に示す斜視図
である。
【図4】上記実施例における遮断部材の変形例の構成を
概略的に示す斜視図である。
【図5】(A)および(B)は、前記籠体の重ね方の一
例および他の例について概略的に示す説明図である。
【図6】(A)は、前記籠体の変形例を概略的に示す説
明図であり、(B)は、上記籠体を形成する二つの分割
体の連結に、中継体を用いる構成を概略的に示す説明図
である。
【図7】(A)および(B)は、前記籠体の重ね方の一
例および他の例について概略的に示す説明図である。
【図8】(A)は、上記籠体を形成する二つの分割体の
連結に、連結部材を用いる構成を概略的に示す斜視図で
あり、(B)は、上記籠体を形成する二つの分割体の連
結を補強するために用いる補強部材の構成を概略的に示
す斜視図である。
【図9】本発明の第二実施例に係る緑化用網ブロック体
2 の構成を概略的に示す説明図である。
【図10】本発明の籠体の変形例の全体構成を示す図で
ある。
【図11】前記籠体の断面図である。
【図12】前記籠体の要部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図13】前記籠体の別の変形例の全体構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…鉄筋、1a…交叉部、2,14…籠体、3…透水性
で土砂の流出は遮断する部材、4…土砂、5…石礫、6
…根株、D…緑化用網ブロック体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01G 9/02 103 A01G 9/02 103G 103N 103S 103U 103V E02D 17/20 102 E02D 17/20 102A 103 103G Fターム(参考) 2B022 AA03 AB02 AB04 AB08 AB17 BA02 BB01 BB05 2B027 NA10 NB03 NC02 NC05 NC15 NC18 NC22 NC24 NC39 NC41 ND01 NE07 NE09 QC33 QD10 2D018 CA02 DA06 2D044 DA01 DB43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の太さの鉄筋を用いて互いの交叉部
    を溶接して、ほぼ直方体形状の籠体を形成し、この籠体
    の内壁に沿って透水性で土砂の流出は遮断する部材を敷
    設した状態で、籠体内部に、土砂、石礫、根株を一種又
    は二種以上充填してなることを特徴とする緑化用網ブロ
    ック体。
  2. 【請求項2】 所定の太さの鉄筋を用いて互いの交叉部
    を溶接して、ほぼ直方体形状の籠体を形成し、この籠体
    の内部に、透水性で土砂の流出は遮断する材料からな
    り、土砂、石礫、根株を一種又は二種以上充填した袋体
    を収容してなることを特徴とする緑化用網ブロック体。
  3. 【請求項3】 前記籠体の相対向する壁面部が、取り外
    し自在に形成されている請求項1または2に記載の緑化
    用網ブロック体。
  4. 【請求項4】 前記籠体が、その中央部で分割自在に形
    成されている請求項1または2に記載の緑化用網ブロッ
    ク体。
  5. 【請求項5】 前記籠体が、互いに摺動自在に連結する
    複数のスライド網体からなる請求項1〜3の何れかに記
    載の緑化用網ブロック体。
  6. 【請求項6】 一方のスライド網体の摺動方向の端部か
    ら摺動方向に沿って形成され、他方のスライド網体の端
    部を摺動自在に挿入するための切欠きを設けた請求項5
    に記載の緑化用網ブロック体。
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