JP2002167993A - 駐車スペース構造及びその構築方法 - Google Patents
駐車スペース構造及びその構築方法Info
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Abstract
に構築された建物3と駐車スペース4との間に、該駐車
スペースの天端よりも高さHだけ高くなるように建物3
の外壁面5に隣接し駐車スペース4まで延びる段差部6
を設置してある。
Description
た建物又は擁壁と前面道路との間に配置される駐車スペ
ース構造及びその構築方法に関する。
には、車を駐車する際に、駐車スペースの外に車が出て
しまったり、駐車スペースに隣接する建物の外壁や擁壁
に車がぶつかってしまったりすることがないよう、車止
めを設けておく場合がある。
ブロック体で構成され、駐車スペース上に車を停車させ
た時のタイヤの位置近傍に、車1台につき2箇所設置す
るのが一般的であった。
うな駐車スペース構造では、駐車スペースが玄関や勝手
口への動線上にあるなど通路としても使用される場合に
おいては、ブロック体である車止めにつまづく恐れがあ
るとともに、見た目も悪いという問題を生じていた。
するように車を駐車しなければならず、特に2台以上の
車を止めることのできる広い駐車スペースの場合におい
ては、車を止める位置が車止めの位置に限定されて駐車
スペースの使い勝手が悪かったり、車止めのない位置に
車を進めてしまい、結果として車止めが機能を発揮でき
ないことがあるという問題も生じていた。
場合、該敷地に建てられる建物の基礎は、前面道路との
高低差が小さい通常の場合に比べて当然ながらその設置
高さが高くなるが、このような状況下で建物と前面道路
との間に駐車スペースを配置しようとすると、通常の水
勾配が付けられた駐車スペースでは、基礎の設置高さが
高い分だけ、基礎のフーチングが露出してしまうおそれ
がある。
ずにフーチングを下げたいわゆる深基礎を採用すれば解
決することができるが、かかる深基礎は、基礎の立ち上
がり部分が高くなるため、その分、構築コストが高くな
る。
スペースの勾配を必要以上に大きくとることにより、基
礎のフーチング露出を防止せざるを得ず、車庫入れが困
難にになるのを余儀なくされるという問題も生じてい
た。
たもので、車止めによるつまづきや美観低下を防止する
ことが可能な駐車スペース構造を提供することを目的と
する。
なされたもので、前面道路と敷地との間に高低差がある
場合でも駐車スペースを適切な勾配で設けることのでき
る駐車スペースの構築方法を提供することを目的とす
る。
め、本発明に係る駐車スペース構造は請求項1に記載し
たように、所定の駐車スペースを前面道路に対して出入
り可能に敷地内に配置してなる駐車スペース構造におい
て、前記敷地内に構築された建物又は擁壁と前記駐車ス
ペースとの間に該駐車スペースの天端よりも所定の高さ
だけ高くなるように前記建物の外壁面又は前記擁壁の擁
壁面に隣接し前記駐車スペースまで延びる段差部を設置
し、該段差部の駐車スペース側先端縁部を車輪当接部で
構成したものである。
前記段差部を前記敷地の隣地境界線まで延設したもので
ある。
前記段差部の表層を芝類植物で構成したものである。
前記段差部が玄関ポーチへのアプローチ用階段の一部と
なるように該段差部を構成したものである。
玄関ポーチへのアプローチ用歩行通路を前記駐車スペ−
スに隣接するように前記段差部に直角配置したものであ
る。
法は請求項6に記載したように、敷地内に構築された建
物又は擁壁と前記敷地に接する前面道路との間に拡がっ
ていて前記前面道路からの高さが車両通過時の許容高低
差を上回っている地盤部分に駐車スペースをあらたに構
築する駐車スペースの構築方法において、前記前面道路
との境界線上における高低差が前記許容高低差を下回り
かつ所定の水勾配が付けられた駐車スペースと、前記建
物の外壁面又は前記擁壁の擁壁面に隣接し前記駐車スペ
ースまで延び前記駐車スペースの天端よりも所定の高さ
だけ高い段差部とが形成されるように前記地盤部分を切
削することを特徴とするものである。
は、敷地内に構築された建物又は擁壁と駐車スペースと
の間に該駐車スペースの天端よりも所定の高さだけ高く
なるように建物の外壁面又は擁壁の擁壁面に隣接し駐車
スペースまで延びる段差部を設置し、該段差部の駐車ス
ペース側先端縁部を車輪当接部で構成してあり、かかる
駐車スペースに車を駐車する際には、車の前輪が車輪当
接部に当接するまで前進させ、又は、後輪が車輪当接部
に当接するまで後退させ、しかる後に車をその位置にて
駐車する。すなわち、本発明の車輪当接部は、従来の車
止めと同様の機能を果たすこととなる。
車輪当接部は、敷地内に連続配置されることとなるの
で、駐車スペースに車を止める際は、車止めの位置を気
にすることなく車を前進又は後退させればよい。特に、
2台以上の車を止めることのできる広い駐車スペースに
おいては、駐車位置を限定されないため、駐車スペース
を自由に利用することが可能となる。
擁壁面に隣接し駐車スペースまで延びているため、外壁
面や擁壁面と車輪当接部との間については水平面あるい
は平坦面が形成されることとなり、従来の車止めとは異
なり、駐車スペース内に凹凸が形成されなくなる。
の車のみを停めることのできる程度の大きさでもよい
し、2台以上の車を止めることのできる大きさでもよ
い。
設けられる土留めのための壁を主な対象とするが、地下
車庫における壁も含むものとする。
側先端縁部で車を止めることができる程度の高さであれ
ばよく、高すぎて車を駐車する際に車体に接触すること
のないよう、適宜高さを設定すればよい。
ペース側先端縁部までの水平距離、すなわち、段差部の
幅は、駐車スペースに車を止めた際に建物の外壁や擁壁
に車がぶつかることがないように、駐車スペースの広さ
や車の大きさ等から適宜決めればよく、敷地が大きい場
合には、段差部の幅も大きくしてもかまわない。
車輪当接部で構成してあればよく、上面は概ね平坦とな
るように形成されるのであれば、どのように構成するか
は任意である。例えば、土を露出させたままの状態でも
よいし、コンクリートを打設するなど駐車スペースと同
じ材料で構成してもよいし、タイル貼りにするなど駐車
スペースと異なる材料で構成してもよい。
端縁部に設けられた車輪当接部とで構成されることとす
るが、必ずしも異種材料で構成されあるいは同一材料に
よる別体構成とする必要はなく、同一材料で一体化した
構成としてもかまわない。
のであればどのように構成してもよく、角材、コンクリ
ートブロック、レンガ、ゴム、硬質プラスチック等で構
成したり、劣化に応じて本体から取り外し自在に構成す
ることが考えられる。なお、車輪当接部をゴム、硬質プ
ラスチック等で構成した場合には、車の衝撃を緩和する
緩衝体として機能する。
前記建物の外壁面又は前記擁壁の擁壁面に隣接していれ
ばよい。したがって、段差部が建物の側方にはみ出す場
合も考えられるが、ここで、段差部を敷地の隣地境界線
まで延設した場合においては、隣地境界線まで段差部が
設けられることとなるので、車を駐車することが可能な
スペースが拡がる。
意であって、例えばテラスや歩行用通路として利用する
ことが考えられるが、段差部の表層を芝類植物で構成し
た場合においては、コンクリート等で覆われることの多
い駐車スペース近傍の緑化を図ることが可能となり、美
観が向上するとともに、段差部の構築コストを軽減する
ことも可能となる。
とのないのであれば、どのような植物でもかまわない。
チ用階段の一部となるように該段差部を構成した場合に
おいては、段差部を車止めとしてだけではなく玄関用ポ
ーチへのアプローチ用階段としても利用することが可能
となり、玄関用ポーチへのアプローチ用階段を1段省略
することができるとともに、玄関廻りのデザインの多様
性が拡がる。
路を駐車スペ−スに隣接するように段差部に直角配置し
た場合においては、駐車スペースに沿ってアプローチ用
歩行通路が配置されることとなり、駐車スペースに車を
止めた際は、車のドアを開けるとすぐ横が玄関へのアプ
ローチ用歩行通路となるため、玄関と車との間の動線が
短縮される。また、アプローチ用歩行通路を車のドアの
開閉に必要なスペースとして兼用できるので、敷地内に
占める駐車スペースの面積を縮小することが可能とな
り、敷地が狭い場合であっても十分な面積の駐車スペー
スを確保することができる。
直角配置されていればよく、段差部との間で行き来可能
であるかどうかは問わない。
法においては、敷地内に構築された建物又は擁壁と敷地
に接する前面道路との間に拡がっていて前面道路からの
高さが車両通過時の許容高低差を上回っている地盤部分
に駐車スペースをあらたに構築する場合に適用されるも
のであり、かかる駐車スペースを構築するにあたって
は、前面道路との境界線上における高低差が許容高低差
を下回りかつ所定の水勾配が付けられた駐車スペース
と、建物の外壁面又は擁壁の擁壁面に隣接し前記駐車ス
ペースまで延び前記駐車スペースの天端よりも所定の高
さだけ高い段差部とが形成されるように地盤部分を切削
する。
に許容高低差を上回る高低差がある場合であっても、建
物を支持する基礎のフーチングを露出させることなく、
所定の水勾配が付けられた駐車スペースを構築すること
ができる。
路との出入りが可能な最大高低差を言うものとする。な
お、かかる許容高低差は、車種、タイヤ径等に応じて適
宜定めればよい。
構造及びその構築方法の実施の形態について、添付図面
を参照して説明する。なお、従来技術と実質的に同一の
部品等については同一の符号を付してその説明を省略す
る。
構造1を示した図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A
線に沿う断面詳細図である。同図に示すように、本実施
形態に係る駐車スペース構造1は、敷地2内に構築され
た建物3と駐車スペース4との間に、該駐車スペースの
天端よりも高さHだけ高くなるように建物3の外壁面5
に隣接し駐車スペース4まで延びる段差部6を設置して
ある。
駐車することのできる大きさであり、所定の水勾配が付
けられるように地表面にコンクリートを打設して構成し
てあるとともに、前面道路9に対して出入り可能に敷地
2内に配置してある。
車スペース4まで延びるように該外壁面側に配置された
本体10と、該本体の駐車スペース4側に隣接配置され
た車輪当接部7とで構成してある。すなわち、車輪当接
部7は、段差部6の駐車スペース4側先端縁部を構成す
る。
なるように形成した土などの裏込め材14の上面に、玄
関ポーチ12へのアプローチ用階段13と同一材料のタ
イル15を貼り付けて構成してある。
構成してあるが、劣化に応じて新しいものと随時交換で
きるよう、該コンクリートブロックを本体10から取り
外し自在に構成しておくことができる。
側先端縁部で車8a、8bの前輪16又は後輪(図示せ
ず)を止めることができる程度の高さであればよく、高
すぎて車8a、8bを駐車する際に車体に接触すること
のないよう、適宜高さを設定すればよい。
端縁部までの水平距離、すなわち、段差部6の幅Lは、
駐車スペース4に車8a、8bを駐車した際、建物3の
外壁面5に車8a、8bがぶつかることがないように、
駐車スペース4の広さや車8a、8bの大きさ等から適
宜決めればよい。
接する位置を越えて、言い換えれば、外壁面5の側方縁
部からはみ出すように、敷地2の隣地境界線11まで延
設してある。
玄関ポーチ12を設けてあるが、該玄関ポーチには、こ
れに続くアプローチ用階段13を設けてあり、段差部6
は、該アプローチ用階段13の一段目を兼ねている。す
なわち、段差部6は、玄関ポーチ12へのアプローチ用
階段13の一部となるように構成してある。
いては、駐車スペース4に車8a、8bを駐車する際、
車8a、8bの前輪16が段差部6の車輪当接部7に当
接するまで前進させ、又は、後輪が車輪当接部7に当接
するまで後退させ、しかる後に車8a、8bをその位置
にて駐車する。すなわち、本実施形態の車輪当接部7
は、従来の車止めと同様の機能を果たすこととなる。
態の車輪当接部7は、敷地2内に連続配置されることと
なるので、駐車スペース4に車8a、8bを駐車する際
は、車止めの位置を気にすることなく、車8a、8bを
前進又は後退させればよい。
接し駐車スペース4まで延びているため、外壁面5と車
輪当接部7との間については水平面あるいは平坦面が形
成されることとなり、従来の車止めとは異なり、駐車ス
ペース4内には凹凸が形成されなくなる。
車スペース構造1によれば、建物3の外壁面5に隣接し
駐車スペース4まで延びる段差部6を設置したので、従
来の車止めで生じていたつまづきが防止されるととも
に、デザイン性に欠ける従来の車止めが不要となるた
め、美観を向上させることができる。また、段差部6を
車止めとして利用するだけでなく、車8a、8bを駐車
していない時には例えばテラスや歩行空間として多目的
に利用することができる。
1によれば、段差部6の駐車スペース4側先端縁部を車
輪当接部7で構成したので、車輪当接部7が連続配置さ
れることとなり、従来のように車止めの位置を気にする
必要がなくなり、駐車スペース4に車8a、8bを止め
ることが容易となる。特に、本実施形態のように2台の
車8a、8bを止めることのできる広い駐車スペース4
においては、駐車位置が限定されないため、駐車スペー
ス4を自由に利用することが可能となる。
1によれば、上述した段差部6を隣地境界線11まで延
設したので、車8a、8bを駐車することが可能なスペ
ースを隣地境界線11まで拡げることができる。
1によれば、段差部6が玄関ポーチ12へのアプローチ
用階段13の一部となるように構成したので、段差部6
を車止めとしてだけではなく、玄関用ポーチ12へのア
プローチ用階段13としても利用することが可能とな
り、玄関用ポーチ12へのアプローチ用階段13を1段
省略することができるとともに、玄関廻りのデザインの
多様性が拡がる。
ートブロックで構成したが、車輪当接部7の構成はこれ
に限るものではなく、例えば、角材、レンガ、ゴム、硬
質プラスチック等で構成することも考えられる。なお、
車輪当接部7をゴム、硬質プラスチック等で構成した場
合には、車の衝撃を緩和する緩衝体として機能する。
体10と異種材料で構成するとともに、本体10から取
り外し自在に構成したが、取外しができないように構成
してもかまわないし、必ずしも異種材料で構成する必要
はなく、同一材料による別体構成としたり、同一材料で
一体化した構成としてもかまわない。例えば、段差部6
を全てコンクリートで一体に構成することも考えられ
る。
の隣地境界線11まで延設するようにしたが、駐車スペ
ース4が十分広い場合などは、図2の平面図に示す段差
部21のように、敷地2の隣地境界線11まで延設させ
ずに、建物3の外壁面5の側方縁部からはみ出さないよ
うに構成してもかまわない。
ポーチ12へのアプローチ用階段13の一部となるよう
に構成し、段差部6をアプローチ用階段としても利用す
るようにしたが、段差部6をどのように利用するかは任
意であり、段差部6をアプローチ用階段13の一部とし
なくてもかまわない。
造について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同
一の部品等については同一の符号を付してその説明を省
略する。
構造31を示した図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−
B線に沿う断面詳細図である。同図に示すように、本実
施形態に係る駐車スペース構造31は、敷地2内に構築
された建物3と駐車スペース32との間に、該駐車スペ
ースの天端よりも高さHだけ高くなるように建物3の外
壁面5に隣接し駐車スペース32まで延びる段差部33
を設置してある。
ることのできる大きさであり、所定の水勾配が付けられ
るように地表面にコンクリートを打設して構成してある
とともに、前面道路9に対して出入り可能に敷地2内に
配置してある。
3の外壁面5に隣接し駐車スペース32まで延びるよう
に該外壁面側に配置された本体10と、該本体の駐車ス
ペース32側に隣接配置された車輪当接部7とで構成し
てある。すなわち、車輪当接部7は、段差部33の駐車
スペース32側先端縁部を構成する。
隣接する位置を越えて、言い換えれば、外壁面5の側方
縁部からはみ出すように、敷地2の隣地境界線11まで
延設してある。
同様であり、詳細な説明については省略する。
玄関ポーチ12を設けてあり、該玄関ポーチにはアプロ
ーチ用階段13を介して前面道路9へと続くアプローチ
用歩行通路34が接続されているが、該アプローチ用歩
行通路を駐車スペ−ス32に隣接するように段差部33
に対して直角配置してある。
の上面と同一材料のタイル15で構成してあり、玄関ポ
ーチ12を介して段差部33との間で行き来可能となっ
ている。
おいては、第1実施形態と同様、駐車スペース32に車
8を駐車する際、車8の前輪16が段差部33の車輪当
接部7に当接するまで前進させ、又は、後輪が車輪当接
部7に当接するまで後退させ、しかる後に車8をその位
置にて駐車する。すなわち、本実施形態の車輪当接部7
は、従来の車止めと同様の機能を果たすこととなる。
態の車輪当接部7は、敷地2内に連続配置されることと
なるので、駐車スペース32に車8を駐車する際は、車
止めの位置を気にすることなく、車8を前進又は後退さ
せればよい。
隣接し駐車スペース32まで延びているため、外壁面5
と車輪当接部7との間については水平面あるいは平坦面
が形成されることとなり、従来の車止めとは異なり、駐
車スペース32内には凹凸が形成されなくなる。
31においては、アプローチ用歩行通路34を駐車スペ
ース32に隣接配置してあるので、駐車スペース32に
車8を止めた際、車8のドア35を開けるとすぐ横が玄
関へのアプローチ用歩行通路34となり、玄関と車8と
の間の動線が短縮される。
車スペース構造31によれば、第1実施形態と同様、建
物3の外壁面5に隣接し駐車スペース32まで延びる段
差部33を設置したので、従来の車止めで生じていたつ
まづきが防止されるとともに、デザイン性に欠ける従来
の車止めが不要となるため、美観を向上させることがで
きる。また、段差部33を車止めとして利用するだけで
なく、車8を駐車していない時には例えばテラスや歩行
空間として多目的に利用することができる。
1によれば、第1実施形態と同様、段差部33の駐車ス
ペース32側先端縁部を車輪当接部7で構成したので、
車輪当接部7が連続配置されることとなり、従来のよう
に車止めの位置を気にする必要がなくなり、駐車スペー
ス32に車8を止めることが容易となる。
31によれば、第1実施形態と同様、上述した段差部3
3を隣地境界線11まで延設したので、車8を駐車する
ことが可能なスペースを隣地境界線11まで拡げること
ができる。
31によれば、アプローチ用歩行通路34を駐車スペー
ス32に隣接するように段差部33に直角配置したの
で、アプローチ用歩行通路34を車8のドア35の開閉
に必要なスペースとして兼用でき、敷地2内に占める駐
車スペース32の面積を縮小することが可能となり、敷
地2が狭い場合であっても十分な面積の駐車スペース3
2を確保することができる。
地境界線11まで延設するようにしたが、駐車スペース
32が十分広い場合などは、段差部33を敷地2の隣地
境界線11まで延設しなくてもかまわない。
通路34と段差部33との間で行き来可能となるように
構成したが、アプローチ用歩行通路34は、駐車スペー
ス32に隣接するように段差部33に対して直角配置さ
れていればよく、段差部33との間で行き来ができなく
てもかまわない。
造について説明する。なお、第1実施形態及び第2実施
形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付
してその説明を省略する。
構造41を示した図で、(a)は平面図、(b)は(a)のC−
C線に沿う断面詳細図である。同図に示すように、本実
施形態に係る駐車スペース構造41は、敷地42内に構
築された擁壁43と駐車スペース44との間に、該駐車
スペースの天端よりも高さHだけ高くなるように擁壁4
3の擁壁面45に隣接し駐車スペース44まで延びる段
差部46を設置してある。
部分については、前面道路9よりも高くなっており、土
留めのための壁として擁壁43が設けられている。
を駐車することのできる大きさであり、所定の水勾配が
付けられるように地表面にコンクリートを打設して構成
してあるとともに、前面道路9に対して出入り可能に配
置してある。
接し駐車スペース44まで延びるように該擁壁面側に配
置された本体48と、該本体の駐車スペース44側に隣
接配置された車輪当接部47とで構成してある。すなわ
ち、車輪当接部47は、段差部46の駐車スペース44
側先端縁部を構成する。
で構成してある。すなわち、段差部46の本体48は、
上面が概ね平坦となるように形成した土の上に芝類植物
である芝49を植栽してなる。
を来すことのないのであれば、どのような品種でもかま
わない。
り、劣化に応じて新しいものと随時交換できるよう、該
レンガを本体48から取り外し自在に構成しておくこと
ができる。
44側先端縁部で車8a、8bの前輪16又は後輪(図
示せず)を止めることができる程度の高さであればよ
く、高すぎて車8a、8bを駐車する際に車体に接触す
ることのないよう、適宜高さを設定すればよい。
4側先端縁部までの水平距離、すなわち、段差部46の
幅Lは、駐車スペース44に車8a、8bを駐車した
際、擁壁43の擁壁面45に車8a、8bがぶつかるこ
とがないように、駐車スペース44の広さや車8a、8
bの大きさ等から適宜決めればよい。
おいては、第1実施形態及び第2実施形態と同様、駐車
スペース44に車8a、8bを駐車する際、車8a、8
bの前輪16が段差部46の車輪当接部47に当接する
まで前進させ、又は、後輪が車輪当接部47に当接する
まで後退させ、しかる後に車8a、8bをその位置にて
駐車する。すなわち、本実施形態の車輪当接部47は、
従来の車止めと同様の機能を果たすこととなる。
態の車輪当接部47は、敷地42内に連続配置されるこ
ととなるので、駐車スペース44に車8a、8bを駐車
する際は、車止めの位置を気にすることなく、車8a、
8bを前進又は後退させればよい。
5に隣接し駐車スペース44まで延びているため、擁壁
面45と車輪当接部47との間については水平面あるい
は平坦面が形成されることとなり、従来の車止めとは異
なり、駐車スペース44内には凹凸が形成されなくな
る。
車スペース構造41によれば、第1実施形態及び第2実
施形態と同様、擁壁43の擁壁面45に隣接し駐車スペ
ース44まで延びる段差部46を設置したので、従来の
車止めで生じていたつまづきが防止されるとともに、デ
ザイン性に欠ける従来の車止めが不要となるため、美観
を向上させることができる。また、段差部46を車止め
として利用するだけでなく、車8a、8bを駐車してい
ない時には例えばテラスや歩行空間として多目的に利用
することができる。
41によれば、第1実施形態及び第2実施形態と同様、
段差部46の駐車スペース44側先端縁部を車輪当接部
47で構成したので、車輪当接部47が連続配置される
こととなり、従来のように車止めの位置を気にする必要
がなくなり、駐車スペース44に車8a、8bを止める
ことが容易となる。特に、本実施形態のように2台の車
8a、8bを止めることのできる広い駐車スペース44
においては、駐車位置が限定されないため、駐車スペー
ス44を自由に利用することが可能となる。
41によれば、段差部46の表層を芝49で構成したの
で、コンクリート等で覆われることの多い駐車スペース
44近傍の緑化を図ることが可能となり、美観が向上す
るとともに、段差部46の構築コストを軽減することも
可能となる。
で構成したが、車輪当接部47の構成はこれに限るもの
ではなく、例えば、角材、コンクリートブロック、ゴ
ム、硬質プラスチック等で構成することも考えられる。
なお、車輪当接部47をゴム、硬質プラスチック等で構
成した場合には、車の衝撃を緩和する緩衝体として機能
する。
本体48と異種材料で構成するとともに、本体48から
取り外し自在に構成したが、取外しができないように構
成してもかまわないし、必ずしも異種材料で構成する必
要はなく、同一材料による別体構成としたり、同一材料
で一体化した構成としてもかまわない。例えば、段差部
46を全てコンクリートで一体に構成することも考えら
れる。なお、かかる構成においては、芝49を省略して
もかまわない。
構築方法について説明する。なお、第1実施形態乃至第
3実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符
号を付してその説明を省略する。
構築方法の作業の流れを示した断面図である。同図(a)
に示すように、本実施形態に係る駐車スペースの構築方
法は、敷地62内に構築された建物3と該敷地に接する
前面道路9との間に拡がっていて前面道路9からの高さ
H1が車両通過時の許容高低差Hmを上回っている地盤
部分63に駐車スペースをあらたに構築する場合に適用
されるものである。
との出入りが可能な最大高低差を言うものとする。な
お、かかる許容高低差Hmは、車種、タイヤ径等に応じ
て適宜定めればよい。
よりも高さH1高くなっているが、高さH1は車両通過
時の許容高低差Hmを上回っているため、前面道路9と
の間で車両通過ができない状態となっている。
車スペースの構築方法を用いて駐車スペースを新たに構
築するには、同図(b)に示すように、前面道路9との境
界線上における高低差H2が許容高低差Hmを下回りか
つ所定の水勾配が付けられた駐車スペース4と、建物3
の外壁面5に隣接し駐車スペース4まで延び駐車スペー
ス4の天端よりも高さHだけ高い段差部6とが形成され
るように地盤部分63を切削する。
は、第1実施形態と同様であるので、ここではその説明
を省略する。
車スペースの構築方法によれば、地盤部分63と前面道
路9との間に許容高低差Hmを上回る高低差H1がある
場合であっても、建物3の外壁面5に隣接した段差部6
を構築しつつ、必要十分な水勾配が付けられた駐車スペ
ース4を構築することが可能となる。
物3の外壁面5まで地盤部分63を切削して駐車スペー
スを設けるとともに、該駐車スペースの上面に従来と同
様の車止めを設置する場合に比べ、かかる車止めで生じ
ていたつまづきが防止されるとともに、デザイン性に欠
ける従来の車止めが不要となるため、美観を向上させる
ことが可能となる。
けでなく、車を駐車していない時には例えばテラスや歩
行空間として多目的に利用することも可能となる。な
お、段差部6に関するその他の効果については、第1実
施形態と同様であるので、ここでは、その説明を省略す
る。
築方法によれば、駐車スペース4に必要十分な水勾配を
付けつつ、建物3の外壁面には、それに隣接した状態で
段差部6を残すことが可能となる。
路9よりも高いためにフーチングの設置高さが高くなっ
ている場合や、建物3の外壁面5の近傍に配管が埋設さ
れているような場合であっても、かかるフーチングや配
管は、段差部6内に隠れて露出することはない。
造上問題が生じることもないし、配管の手直しをする必
要がなくなる。また、このような不具合を回避するた
め、従来のように駐車スペースの勾配を必要以上に急勾
配にしてフーチングや配管を隠す必要もなくなり、その
結果、車庫入れが困難になるといった事態を未然に防止
することが可能となる。
ペース構造によれば、建物の外壁面又は擁壁の擁壁面に
隣接し駐車スペースまで延びる段差部を設置したので、
従来の車止めで生じていたつまづきが防止されるととも
に、デザイン性に欠ける従来の車止めが不要となり、美
観を向上させることができる。また、段差部を車止めと
して利用するだけでなく、車を駐車していない時には例
えばテラスや歩行空間として多目的に利用することがで
きる。
れば、段差部の駐車スペース側先端縁部を車輪当接部で
構成したので、車輪当接部が連続配置されることとな
り、従来のように車止めの位置を気にする必要がなくな
り、駐車スペースに車を止めることが容易となる。特
に、2台以上の車を止めることのできる広い駐車スペー
スにおいては、駐車位置が限定されないため、駐車スペ
ースを自由に利用することが可能となる。
法によれば、地盤部分と前面道路との間に許容高低差を
上回る高低差がある場合であっても、建物の外壁面に隣
接した段差部を構築しつつ、必要十分な水勾配が付けら
れた駐車スペースを構築することが可能となる。
の外壁面まで地盤部分を切削して駐車スペースを設ける
とともに、該駐車スペースの上面に従来と同様の車止め
を設置する場合に比べ、かかる車止めで生じていたつま
づきが防止されるとともに、デザイン性に欠ける従来の
車止めが不要となるため、美観を向上させることが可能
となる。
図で、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面詳
細図。
を示した平面図。
図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面詳
細図。
図で、(a)は平面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面詳
細図。
作業の流れを示した断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 所定の駐車スペースを前面道路に対して
出入り可能に敷地内に配置してなる駐車スペース構造に
おいて、 前記敷地内に構築された建物又は擁壁と前記駐車スペー
スとの間に該駐車スペースの天端よりも所定の高さだけ
高くなるように前記建物の外壁面又は前記擁壁の擁壁面
に隣接し前記駐車スペースまで延びる段差部を設置し、
該段差部の駐車スペース側先端縁部を車輪当接部で構成
したことを特徴とする駐車スペース構造。 - 【請求項2】 前記段差部を前記敷地の隣地境界線まで
延設した請求項1記載の駐車スペース構造。 - 【請求項3】 前記段差部の表層を芝類植物で構成した
請求項1記載の駐車スペース構造。 - 【請求項4】 前記段差部が玄関ポーチへのアプローチ
用階段の一部となるように該段差部を構成した請求項1
記載の駐車スペース構造。 - 【請求項5】 玄関ポーチへのアプローチ用歩行通路を
前記駐車スペ−スに隣接するように前記段差部に直角配
置した請求項1記載の駐車スペース構造。 - 【請求項6】 敷地内に構築された建物又は擁壁と前記
敷地に接する前面道路との間に拡がっていて前記前面道
路からの高さが車両通過時の許容高低差を上回っている
地盤部分に駐車スペースをあらたに構築する駐車スペー
スの構築方法において、 前記前面道路との境界線上における高低差が前記許容高
低差を下回りかつ所定の水勾配が付けられた駐車スペー
スと、前記建物の外壁面又は前記擁壁の擁壁面に隣接し
前記駐車スペースまで延び前記駐車スペースの天端より
も所定の高さだけ高い段差部とが形成されるように前記
地盤部分を切削することを特徴とする駐車スペースの構
築方法。
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---|---|---|---|
JP2000362099A JP4878412B2 (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 駐車スペース構造 |
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- 2000-11-29 JP JP2000362099A patent/JP4878412B2/ja not_active Expired - Lifetime
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