JP2002167813A - 建物の雨水利用方法および建物の雨水利用システム - Google Patents
建物の雨水利用方法および建物の雨水利用システムInfo
- Publication number
- JP2002167813A JP2002167813A JP2000368256A JP2000368256A JP2002167813A JP 2002167813 A JP2002167813 A JP 2002167813A JP 2000368256 A JP2000368256 A JP 2000368256A JP 2000368256 A JP2000368256 A JP 2000368256A JP 2002167813 A JP2002167813 A JP 2002167813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rainwater
- water
- tank
- storage tank
- sterilization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/722—Oxidation by peroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/72—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation
- C02F1/725—Treatment of water, waste water, or sewage by oxidation by catalytic oxidation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2103/00—Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
- C02F2103/001—Runoff or storm water
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2209/00—Controlling or monitoring parameters in water treatment
- C02F2209/42—Liquid level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/30—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies
- Y02W10/37—Wastewater or sewage treatment systems using renewable energies using solar energy
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
値を見直し、雨水のもつ特性を積極的に活用すること
で、自然の恵みを生かし、天然水を積極的に利用する。 【解決手段】 屋根面2から雨樋3を通して集めた雨水
のうち、所定量の初期降雨水を集水タンク20に一時的
に貯める。集水タンク20の貯水量が所定量に達したの
ち、その後の雨水は濾過槽40および殺菌槽50に導入
する。そして、濾過槽40および殺菌槽50を通って物
理濾過、pH調整および滅菌処理された雨水を貯留槽6
0に貯留する。
Description
に適用される建物の雨水利用方法と、建物の雨水利用シ
ステムに関するものである。
最大でも34%程度しかなく、そのため水は、いわば隙
間だらけのスポンジのような物質に喩えることができ
る。また、酸素と水素の化合物である水分子は、正負の
電荷を帯びる陽イオン、陰イオンの双方を誘引する性質
をもつため、水は、水分子の広い隙間にさまざまな物質
を抱えながら存在することができる特性を備えている。
性質をもつ物質、すなわち溶媒として位置づけられる。
一方、地球上に存在するほとんどの物質は、水に溶ける
性質をもつ物質、すなわち溶質として位置づけられる。
そして、一般に「水」といえば、我々にとって水の代名
詞ともなっている水道水も含めて、水分子の集団である
溶媒と、ミネラルその他さまざまな溶質との混合物であ
ると考えることができる。
ある水を、特殊な手法で物理濾過して、溶質物や不純物
を取り除いた水を「純水」という。このような「純水」
は、溶媒としての水が本来的に有するきわめて高い吸収
性をもつため、別名「ハングリーウォーター」とも呼ば
れ、洗浄能力が高いことからIC基盤の洗浄などに用い
られている。また、「純水」には、不純物などの溶質物
が混入していないため、さまざまな飲料水の元水として
利用されるなど、最近では種々の用途に広く利用される
ようになってきている。
な濾過処理による生成物であるが、天然の生成物である
雨や雪は、水蒸気として大気中に蒸散した純粋な水分子
の集合体として、最も「純水」に近い特質を持ち合わせ
ているのである。すなわち、単位あたりの水に含まれる
溶質物の値を硬度で表すことができるが、日本の水道水
の硬度は約70〜170mg/L程度で、世界的に見て
溶質物の少ない軟水とされている。ちなみに、ヨーロッ
パの山岳部における水道水の硬度は約370〜400m
g/L程度の硬水であるから、これと比べても、日本の
水道水は溶質物のきわめて少ない水であるということが
できる。ところが、雨水の硬度はさらに低くて、20m
g/L以下である。これは、溶質物がきわめて少ない超
軟水であり、限りなく水分子の集合体に近い存在、つま
り、「純水」に限りなく近い水であるということができ
る。
しやすく、有害な塩素やその他の化学物質を使わずに処
理することが可能であり、また、こうした特質をもつ雨
水は、きわめて安全な天然水として再生することがで
き、さらに、再生された雨水は吸収性に優れていること
から、使用用途も広く、洗浄水や飲用水としての利用に
も適している。したがって、濾過および水質維持等をし
っかりとした手法で実現しさえすれば、雨水は、植木用
の散水や、洗車、サニタリーの用水、さらには台所や飲
用水等に至るまで、あらゆる用途の生活水として最も適
した水であるということがいえるのである。
水技術には、このような雨水のもつ特性を積極的に活用
する視点がなく、そのため、雨水があらゆる用途の生活
水として最も適した水であるにもかかわらず、そのこと
を見逃し、利用する場合も単なる廃水の再利用などの消
極的な意味でしかなく、結局、雨水を積極的に活用する
ことができないという問題があった。
問題点を排除して、生活水として最も適した性質をもつ
雨水の価値を見直し、雨水のもつ特性を積極的に活用す
ることで、自然の恵みを生かし、天然水を積極的に利用
することのできる建物の雨水利用方法および建物の雨水
利用システムを提供することにある。
決するものであって、請求項1に係る発明は、建物に降
った雨水を利用する方法であって、屋根面から雨樋を通
して集めた雨水を、所定量の初期降雨水を排除したの
ち、pH調整機能および殺菌機能を有する浄化設備を経
て貯留槽に導入して貯留し、貯留槽内の浄化雨水を揚水
して各種用途に使用する建物の雨水利用方法である。
を利用する方法であって、屋根面から雨樋を通して集め
た雨水を、所定量の初期降雨水を排除したのち、pH調
整機能および殺菌機能を有する浄化設備を経て、各種用
途に使用するための貯留槽に導入して貯留し、貯留槽内
の水位が所定の上限まで上昇すると、浄化設備および貯
留槽への導水を遮断する建物の雨水利用方法である。
を利用する方法であって、屋根面から雨樋を通して集め
た雨水を、所定量の初期降雨水を排除したのち、pH調
整機能および殺菌機能を有する浄化設備を経て、各種用
途に使用するための貯留槽に導入して貯留し、貯留槽内
の水位が所定の下限まで下降すると、貯留槽に所要量の
上水を補給する建物の雨水利用方法である。
を利用する方法であって、屋根面から雨樋を通して集め
た雨水を、所定量の初期降雨水を排除したのち、pH調
整機能および殺菌機能を有する浄化設備を経て貯留槽に
導入して貯留し、貯留槽内の水位が所定の上限まで上昇
すると、浄化設備および貯留槽への導水を遮断する一
方、貯留槽内の水位が所定の下限まで下降すると、貯留
槽に所要量の上水を補給し、貯留槽内の浄化雨水を揚水
して各種用途に使用する建物の雨水利用方法である。
ずれかに記載の発明において、前記浄化設備の導入部ま
たは浄化設備より手前で、雨水に所要の物理濾過処理を
施す建物の雨水利用方法である。
ずれかに記載の発明において、前記浄化設備は、酸性方
向に傾いた雨水に中性方向へのpH調整処理を施し、さ
らにその雨水に、過酸化水素水の分解により生成される
活性酸素種(フリーラジカル)による滅菌処理を施す建
物の雨水利用方法である。
ずれかに記載の発明において、前記貯留槽は、前記浄化
設備で殺菌機能の実現のために用いた活性酸素種(フリ
ーラジカル)が雨水に残留している場合、その活性酸素
種の分解、消去を促す機能を有する建物の雨水利用方法
である。
ずれかに記載の発明において、前記貯留槽から揚水した
浄化雨水を、活性炭フィルタおよびセディメントフィル
タを通してさらに濾過したうえ屋内用途に使用する建物
の雨水利用方法である。
を利用するシステムであって、屋根面から雨樋を通して
集めた雨水のうち所定量の初期降雨水を排除する手段
と、所定量の初期降雨水を排除したその後の雨水が導入
される、物理濾過/pH調整用の濾過槽および活性酸素
種(フリーラジカル)による滅菌用の殺菌槽と、前記濾
過槽および殺菌槽を通って物理濾過、pH調整および滅
菌処理された雨水を貯留する貯留槽とを備えている建物
の雨水利用システムである。
水を利用するシステムであって、屋根面から雨樋を通し
て集めた雨水のうち所定量の初期降雨水を一時的に貯め
る集水タンクと、物理濾過/pH調整用の濾過槽および
活性酸素種(フリーラジカル)による滅菌用の殺菌槽
と、前記集水タンクの貯水量が所定量に達すると、雨水
が集水タンクに流入することを遮断して前記濾過槽およ
び殺菌槽へ導入させる切換バルブと、前記濾過槽および
殺菌槽を通って物理濾過、pH調整および滅菌処理され
た雨水を貯留する貯留槽と、前記切換バルブと連動して
いて、前記貯留槽内の水位が所定の上限まで上昇する
と、前記切換バルブを切り換えてその後の雨水を前記集
水タンクに流入させる水位センサとを備えている建物の
雨水利用システムである。
水を利用するシステムであって、屋根面から雨樋を通し
て集めた雨水のうち所定量の初期降雨水を一時的に貯め
る集水タンクと、前記集水タンクの貯水量が所定量に達
したのちその後の雨水が導入される、物理濾過/pH調
整用の濾過槽および活性酸素種(フリーラジカル)によ
る滅菌用の殺菌槽と、前記濾過槽および殺菌槽を通って
物理濾過、pH調整および滅菌処理された雨水を貯留す
る貯留槽と、上水補給管に設置されたバルブと、前記バ
ルブと連動していて、前記貯留槽内の水位が所定の下限
まで下降すると、前記バルブを開けて貯留槽に所要量の
上水を補給する水位センサとを備えている建物の雨水利
用システムである。
水を利用するシステムであって、屋根面から雨樋を通し
て集めた雨水のうち所定量の初期降雨水を一時的に貯め
る集水タンクと、物理濾過/pH調整用の濾過槽および
活性酸素種(フリーラジカル)による滅菌用の殺菌槽
と、前記集水タンクの貯水量が所定量に達すると、雨水
が集水タンクに流入することを遮断して前記濾過槽およ
び殺菌槽へ導入させる切換バルブと、前記濾過槽および
殺菌槽を通って物理濾過、pH調整および滅菌処理され
た雨水を貯留する貯留槽と、前記切換バルブと連動して
いて、前記貯留槽内の水位が所定の上限まで上昇する
と、前記切換バルブを切り換えてその後の雨水を前記集
水タンクに流入させる上限水位センサと、上水補給管に
設置された上水バルブと、前記上水バルブと連動してい
て、前記貯留槽内の水位が所定の下限まで下降すると、
前記上水バルブを開けて貯留槽に所要量の上水を補給す
る下限水位センサとを備えている建物の雨水利用システ
ム。
2のいずれかに記載の発明において、前記集水タンク
は、所定量貯めた初期降雨水を一定時間後に排水するた
めのタイマおよび排水バルブを備えている建物の雨水利
用システムである。
のいずれかに記載の発明において、前記濾過槽は、導入
された雨水に物理濾過処理を施す物理濾過スクリーン
と、酸性方向に傾いた雨水に中性方向へのpH調整処理
を施すpH調整剤とを備え、前記殺菌槽は、濾過槽を経
た雨水に、過酸化水素水の分解により生成される活性酸
素種(フリーラジカル)による滅菌処理を施すための過
酸化水素水と反応触媒(一次反応触媒)とを備えている
建物の雨水利用システムである。
のいずれかに記載の発明において、前記貯留槽は、前記
殺菌槽で用いた活性酸素種(フリーラジカル)が雨水に
残留している場合、その活性酸素種と反応して活性酸素
種を分解、消去し、その分解反応にともなって酸素を生
成する過程で有機物を分解する反応触媒(二次反応触
媒)を備えている建物の雨水利用システムである。
のいずれかに記載の発明において、前記貯留槽は、任意
容量のタンクを必要な備蓄水量に応じて複数基連結して
構成し、設置スペースには地下または地中を利用する建
物の雨水利用システムである。
の発明において、前記上限水位センサとほぼ同等の高さ
に配置された予備センサを備え、この予備センサが、上
限水位センサの異常時に上限水位センサと同様の機能を
発揮し、また、前記下限水位センサの異常時に、水面を
検出すると前記上水バルブを強制的に閉じる建物の雨水
利用システムである。
のいずれかに記載の発明において、前記貯留槽内の浄化
雨水を、各種用途に使用するため揚水する揚水ポンプを
備えている建物の雨水利用システムである。
のいずれかに記載の発明において、前記貯留槽から揚水
した濾過・殺菌済み雨水を、屋内用途に使用するためさ
らに濾過する活性炭フィルタおよびセディメントフィル
タを備えている建物の雨水利用システムである。
参照して説明する。図1は、この発明による建物の雨水
利用システムを例えば住宅家屋に適用した一実施の形態
を示す概略的配置図であり、この建物の雨水利用システ
ム1は、建物に降った雨水を、植木や庭の散水、洗車そ
の他の雑用水など屋外の用途、および、入浴、洗濯、ト
イレ、台所(飲用水その他)など屋内の用途に利用する
システムである。
1、図2に示すように、軒下に設置されて屋根面2から
雨樋3を通して雨水を集める屋根集水桝10と、屋根集
水桝10に集めた雨水が、ストレーナ11から集水管1
2を通して、さらに初期降雨水排除状態(開状態)にあ
る切換バルブ15を経て流入する集水タンク20とを備
えている。
た雨水のうち所定量の初期降雨水を一時的に貯めるもの
であり、そのため、集水タンク20は、集水面積(屋根
面2の広さ)に対し、降り始めから2〜3mm程度のあ
らかじめ決められた一定水量(例えば200〜500リ
ットル)を貯留可能な容量をもち、その一定水量の雨水
が流れ込んだとき検出する水位センサ21を備えてい
る。そして、水位センサ21が一定水量の雨水の流入を
検出すると、連動する切換バルブ15を初期降雨水排除
状態(開状態)から浄化・貯留状態(閉状態)に切り換
えて、その後の雨水が集水タンク20に流入することを
遮断するようになっている。なお、切換バルブ15は、
故障した場合に排水を支障なく行えるように、異常があ
れば開放状態になる構造の自動バルブを採用する。
雨水を一定時間後に排水するため、水位センサ21が一
定水量の雨水を検出することで起動される適宜のタイマ
22と、タイマ22の設定時間(例えば10〜120時
間の範囲で設定)が経過したとき開放される排水バルブ
23とを備えている。そのため、集水タンク20内に貯
留した初期降雨水は、無期限に滞留することなく降り始
めから一定時間後に自動的に排水されて、つぎの降雨に
備えることができるようになっている。さらに、集水タ
ンク20は、オーバフロー用の排水管24、および、ド
レーン用の手動バルブ25を備えている。
図3に示すように、切換バルブ15が浄化・貯留状態
(閉状態)に切り換えられると、屋根集水桝10に集め
たその後の雨水が導水管16を通して導入される浄化設
備30を備えている。浄化設備30は、濾過槽40と、
殺菌槽50との2段階浄化システムを構成し、しかも各
流入口、流出口の高さを徐々に低くすることで、濾過槽
40から殺菌槽50への一方向の水の流れを誘導する構
造となっている。
16を通して導入された雨水を物理濾過する、例えば穴
径0.75mmの金属スクリーン41と、槽内底部に配
置された適宜のpH調整剤42とを備えている。
雨水に、過酸化水素水(H2O2)の分解により生成さ
れる活性酸素種(フリーラジカル)による滅菌処理を施
すものである。そのため、殺菌槽50には付帯設備とし
て、過酸化水素水(H2O2)の充填容器(補充液タン
ク)51が設けられ、充填容器51に充填された過酸化
水素水(H2O2)は以下の反応によって活性酸素種に
分解される。
(H2O2)は、充填容器51内に投入される粒状固形
触媒と反応して純粋酸素(O2)を生成し、生成された
純粋酸素(O2)は、充填容器51内の過酸化水素水
(H2O2)を充填容器51外へ押し出すための押し出
しガスとして機能する。
2O2)は、充填容器51内に生成された純粋酸素(O
2)の圧力によって押し出され、殺菌槽50内の一次反
応触媒52に連結されたチューブを通してほぼ定量的に
一次反応触媒52に送り込まれ、一次反応触媒52下部
の空気クッションを通り一次反応触媒52と接触して活
性酸素種(フリーラジカル)を生成する。
1内の酸素圧と一次反応触媒52下部の空気クッション
部にできる酸素圧とのバランスにより、充填容器51か
ら一次反応触媒52に定量送り込まれる構造となる。ま
た、過酸化水素水(H2O2)の分解過程で生成される
活性酸素種(ヒドロキシルラジカル(・OH)、スーパ
ーオキサイドアニオンラジカル(・O2 −)、パーオキ
サイド(・O22 −)等々)それぞれの量、割合、反応
速度は、充填容器51内の粒状固形触媒により送り込ま
れる過酸化水素水(H2O2)の量と一次反応触媒52
との量的バランス、過酸化水素水(H2O2)の濃度、
水温等により決定される。
図3、図6に示すように、浄化設備30を通って浄化さ
れた雨水を貯留する貯留槽60を備えている。貯留槽6
0は、任意容量のタンクを必要な備蓄水量に応じて複数
基連結して構成され、好ましくは地下または地中に設置
されるものである。貯留槽60の各貯水タンクは、殺菌
槽50で用いた活性酸素種(フリーラジカル)が雨水に
残留している場合、その活性酸素種の分解、消去を促す
二次反応触媒61を備えている。この二次反応触媒61
は、雨水に残留する活性酸素種(フリーラジカル)と反
応して活性酸素種を分解、消去し、その分解反応にとも
なって酸素を生成する過程で有機物を分解するととも
に、水の対流を促す。このような二次反応触媒61によ
る活性酸素種の分解反応にともなう水の浄化と機能化に
よって、貯留槽60内に貯留された雨水は長期間劣化せ
ず、清浄な状態を維持することができるようになってい
る。
上限水位センサ62および下限水位センサ63が設けら
れ、さらに、上限水位センサ62とほぼ同等の高さに予
備センサ64が設けられている。上限水位センサ62
は、切換バルブ15と連動していて、貯留槽60内の水
位が所定の上限まで上昇すると、切換バルブ15を切り
換えてその後の雨水を集水タンク20に流入させるもの
である。一方、下限水位センサ63は、上水補給管65
に設置された上水バルブ66と連動していて、貯留槽6
0内の水位が所定の下限まで下降する(最低備蓄水量を
下回る)と、上水バルブ66を開けて貯留槽60に所要
量(必要最低量)の上水を補給するものである。予備セ
ンサ64は、上限水位センサ62が故障など異常を起こ
した場合の事故を防止するため、貯留槽60内の水位が
所定の上限まで上昇したことを上限水位センサ62が検
出できないとき、代わりにその水位レベルを検出して、
切換バルブ15を切り換えてその後の雨水を集水タンク
20に流入させるようになっている。また、予備センサ
64は、下限水位センサ63が故障など異常を起こし
て、上水バルブ66を開けたまま閉じることができなく
なった場合の事故を防止するため、上水の流入が止まら
ずに貯留槽60内の水位が検出レベルまで上昇したと
き、上水バルブ66を閉じるようになっている。
最上部に予備の排水口67を設け、万一の場合は自然に
オーバフロー排水される構造にすることが好ましい。
1、図6に示すように、貯留槽60内の浄化雨水を、各
種用途に使用するため揚水する揚水ポンプ70と、揚水
ポンプ70で揚水した浄化雨水を、屋内用途に使用する
ためさらに濾過する濾過フィルタ80を備えている。そ
して、濾過フィルタ80は、プラスイオンに類するもの
を除去する例えば20インチの活性炭フィルタ81と、
イオン以外の溶質物を除去する例えば5μmのセディメ
ント(沈殿物)フィルタ82とで構成されている。
図7〜図9に示すフローチャートを用いて説明する。
水はまず屋根面2を伝わり、雨樋3を通して、軒下に設
置された屋根集水桝10に流れ込み、集水管12を流下
して、初期降雨水排除状態(開状態)にある切換バルブ
15を経て集水タンク20に貯まっていく(ステップS
1)。
り始めから2〜3mm程度のあらかじめ決められた一定
水量に達すると、水位センサ21がオンする(ステップ
S2)。
ルブ15を初期降雨水排除状態(開状態)から浄化・貯
留状態(閉状態)に切り換えて、その後の雨水が集水タ
ンク20に流入することを遮断するとともに、タイマ2
2を起動させる(ステップS3)。
と(ステップS4)、集水タンク20の排水バルブ23
を開放して(ステップS5)、集水タンク20内に貯留
した初期降雨水を排水する(ステップS6)。
(閉状態)に切り換えられると、図8に示すように、屋
根集水桝10に流れ込むその後の雨水は、浄化設備30
に導入される(ステップS11)。
40でまず、金属スクリーン41を通過することで物理
濾過され(ステップS12)、続いて、槽内底部に配置
された適宜のpH調整剤42の作用により、もともと傾
いている酸性方向から中性方向にpH調整される(ステ
ップS13)。
水(H2O2)の分解により生成される活性酸素種(フ
リーラジカル)により滅菌処理される(ステップS1
4)。
滅菌処理された雨水は、つぎに、貯留槽60に導入され
る(ステップS15)。
0で用いた活性酸素種(フリーラジカル)が残留してい
る場合、二次反応触媒61がその活性酸素種と反応して
分解、消去するとともに(ステップS16)、分解反応
にともなって酸素を生成する過程で有機物を分解する。
そのため、貯留槽60内に貯留された雨水は長期間劣化
せず、清浄な状態を維持できることとなる。
内の水位が所定の上限まで上昇すると、上限水位センサ
62がオンする(ステップS17のYES)。
切換バルブ15を浄化・貯留状態(閉状態)から初期降
雨水排除状態(開状態)に切り換えて(ステップS1
9)、その後の雨水を再び集水タンク20に流入させ
る。
も(ステップS17のNO)、予備センサ64がオンす
れば(ステップS18のYES)、上限水位センサ62
に何か異常があることが明らかであるから、予備センサ
64が上限水位センサ62に代わって、連動する切換バ
ルブ15を浄化・貯留状態(閉状態)から初期降雨水排
除状態(開状態)に切り換えて(ステップS19)、そ
の後の雨水を再び集水タンク20に流入させる。
ビオトープや緑地の灌水用として利用する。
浄化雨水をさまざまな用途に使用することで貯水量が減
っていき、とくに渇水期などに、貯留槽60の最終段の
貯留タンク内の水位が所定の下限まで下降する(最低備
蓄水量を下回る)と、下限水位センサ63がオンする
(ステップS21)。
上水バルブ66を開放して(ステップS22)、貯留槽
60に所要量(必要最低量)の上水を補給する(ステッ
プS23)。
と、下限水位センサ63が、連動する上水バルブ66を
自動的に閉じるように設定されているが、万一、上水バ
ルブ66が自動的に閉じないで(ステップS24のN
O)、水位が上昇し、予備センサ64がオンすれば(ス
テップS25のYES)、下限水位センサ63に何か異
常があることが明らかであるから、予備センサ64が下
限水位センサ63に代わって、上水バルブ66を強制的
に閉じる(ステップS26)。
る際は、揚水ポンプ70を作動させてポンプアップする
ことで、さまざまな用途に使用する。このとき、屋外用
途に使用する場合は、ポンプアップした浄化雨水をその
まま使用するのに対し、屋内用途に使用する場合は、濾
過フィルタ80通すことでさらに浄化する。すなわち、
活性炭フィルタ81でプラスイオンに類するものを除去
し、また、セディメントフィルタ82でイオン以外の溶
質物を除去したうえで、屋内用途に使用する。
態としては、例えば、(1) 雑用水としての活用(すなわ
ち、洗車、打ち水、散水、植木の水やりなどを対象とす
る、小規模の利用)、(2) 水洗水としての活用(すなわ
ち、トイレを対象とする、小規模から中規模の利用)、
(3) 池としての活用(すなわち、ビオトープ池を対象と
する、小規模の利用)、(4) 涼感空調用水としての活用
(すなわち、貯留水をクーリング用の熱交換の対象とす
る、中規模から大規模の利用)、(5) 生活上水としての
活用(すなわち、洗濯水、浴用水、洗面水を対象とす
る、中規模の利用)、(6) 飲用水としての活用(すなわ
ち、炊事、食器洗い、飲料用を対象とする、中規模の利
用)、(7) 温水用としての活用(すなわち、湯沸かし用
水、太陽熱温水を対象とする、中規模の利用)、(8) 水
耕園芸水としての活用(すなわち、家庭菜園、温室など
を対象とする、小規模から大規模までの幅広い利用)、
(9)鉢植え園芸用水としての活用(すなわち、鉢植え自
然給水などを対象とする、小規模から中規模の利用)、
(10)非常用水としての活用(すなわち、地震など自然災
害時のライフライン用水を対象とする、中規模から大規
模の利用)、(11)防火用水としての活用(すなわち、火
災時の防火用水などを対象とする、大規模の利用)、(1
2)渇水対策としての活用(すなわち、地下水の水位低下
の防止に役立つ浸透水化、庭樹木への給水などを対象と
する、小規模から大規模までの幅広い利用)、(13)洪水
対策としての活用(すなわち、浸透水化、貯留化による
都市型洪水防止対策を対象とする、中規模から大規模の
利用)、その他さまざまな利用形態が考えられる。
内の浄化雨水をそのままで、洗車、散水、池注水などの
屋外用途に利用し、濾過フィルタ80を通してさらに浄
化した雨水をサニタリなどの屋内用途に利用したが、こ
れに限定するものでなく、例えば、活性炭フィルタ81
およびセディメントフィルタ82を通して完全濾過した
雨水は飲料水にも適するから、飲料水も含めて全ての屋
内用途に利用することが可能である。
排除の仕組みとして、図3に示すように、切換バルブ1
5と集水タンク20とを設けて、集水タンク20に水位
センサ21、タイマ22および排水バルブ23を設けた
が、これに限定するものでなく、例えば、図4に示すよ
うに、降り始めの水勢が弱い間は雨水が集水タンク20
に流入する一方、本降りになって水勢が強まるとストレ
ーナ115を通して浄化設備30側へ導水するように構
成することが可能である。
樋を通して集めた雨水を、所定量の初期降雨水を排除し
たのち、pH調整機能および殺菌機能を有する浄化設備
を経て貯留槽に導入して貯留し、貯留槽内の浄化雨水を
揚水して各種用途に使用するように構成したので、生活
水として最も適した性質をもつ雨水の価値を見直し、雨
水のもつ特性を積極的に活用することができ、その結
果、自然の恵みを生かして、天然水を積極的に利用する
ことができる効果がある。
施の形態を示す概略的配置図である。
水タンクの構成を示す概略的構成図である。
略的構成図である。
概略的構成図である。
す概略的構成図である。
概略的構成図である。
作を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
フローチャートである。
Claims (19)
- 【請求項1】 建物に降った雨水を利用する方法であっ
て、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水を、所定量の初期降
雨水を排除したのち、pH調整機能および殺菌機能を有
する浄化設備を経て貯留槽に導入して貯留し、 貯留槽内の浄化雨水を揚水して各種用途に使用する、こ
とを特徴とする建物の雨水利用方法。 - 【請求項2】 建物に降った雨水を利用する方法であっ
て、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水を、所定量の初期降
雨水を排除したのち、pH調整機能および殺菌機能を有
する浄化設備を経て、各種用途に使用するための貯留槽
に導入して貯留し、 貯留槽内の水位が所定の上限まで上昇すると、浄化設備
および貯留槽への導水を遮断する、ことを特徴とする建
物の雨水利用方法。 - 【請求項3】 建物に降った雨水を利用する方法であっ
て、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水を、所定量の初期降
雨水を排除したのち、pH調整機能および殺菌機能を有
する浄化設備を経て、各種用途に使用するための貯留槽
に導入して貯留し、 貯留槽内の水位が所定の下限まで下降すると、貯留槽に
所要量の上水を補給する、ことを特徴とする建物の雨水
利用方法。 - 【請求項4】 建物に降った雨水を利用する方法であっ
て、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水を、所定量の初期降
雨水を排除したのち、pH調整機能および殺菌機能を有
する浄化設備を経て貯留槽に導入して貯留し、 貯留槽内の水位が所定の上限まで上昇すると、浄化設備
および貯留槽への導水を遮断する一方、 貯留槽内の水位が所定の下限まで下降すると、貯留槽に
所要量の上水を補給し、 貯留槽内の浄化雨水を揚水して各種用途に使用する、こ
とを特徴とする建物の雨水利用方法。 - 【請求項5】 前記浄化設備の導入部または浄化設備よ
り手前で、雨水に所要の物理濾過処理を施すことを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の建物の雨水利用
方法。 - 【請求項6】 前記浄化設備は、酸性方向に傾いた雨水
に中性方向へのpH調整処理を施し、さらにその雨水
に、過酸化水素水の分解により生成される活性酸素種
(フリーラジカル)による滅菌処理を施すことを特徴と
する請求項1〜4のいずれかに記載の建物の雨水利用方
法。 - 【請求項7】 前記貯留槽は、前記浄化設備で殺菌機能
の実現のために用いた活性酸素種(フリーラジカル)が
雨水に残留している場合、その活性酸素種の分解、消去
を促す機能を有することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の建物の雨水利用方法。 - 【請求項8】 前記貯留槽から揚水した浄化雨水を、活
性炭フィルタおよびセディメントフィルタを通してさら
に濾過したうえ屋内用途に使用することを特徴とする請
求項1〜4のいずれかに記載の建物の雨水利用方法。 - 【請求項9】 建物に降った雨水を利用するシステムで
あって、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水のうち所定量の初期
降雨水を排除する手段と、 所定量の初期降雨水を排除したその後の雨水が導入され
る、物理濾過/pH調整用の濾過槽および活性酸素種
(フリーラジカル)による滅菌用の殺菌槽と、 前記濾過槽および殺菌槽を通って物理濾過、pH調整お
よび滅菌処理された雨水を貯留する貯留槽と、を備えて
いることを特徴とする建物の雨水利用システム。 - 【請求項10】 建物に降った雨水を利用するシステム
であって、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水のうち所定量の初期
降雨水を一時的に貯める集水タンクと、 物理濾過/pH調整用の濾過槽および活性酸素種(フリ
ーラジカル)による滅菌用の殺菌槽と、 前記集水タンクの貯水量が所定量に達すると、雨水が集
水タンクに流入することを遮断して前記濾過槽および殺
菌槽へ導入させる切換バルブと、 前記濾過槽および殺菌槽を通って物理濾過、pH調整お
よび滅菌処理された雨水を貯留する貯留槽と、 前記切換バルブと連動していて、前記貯留槽内の水位が
所定の上限まで上昇すると、前記切換バルブを切り換え
てその後の雨水を前記集水タンクに流入させる水位セン
サと、を備えていることを特徴とする建物の雨水利用シ
ステム。 - 【請求項11】 建物に降った雨水を利用するシステム
であって、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水のうち所定量の初期
降雨水を一時的に貯める集水タンクと、 前記集水タンクの貯水量が所定量に達したのちその後の
雨水が導入される、物理濾過/pH調整用の濾過槽およ
び活性酸素種(フリーラジカル)による滅菌用の殺菌槽
と、 前記濾過槽および殺菌槽を通って物理濾過、pH調整お
よび滅菌処理された雨水を貯留する貯留槽と、 上水補給管に設置されたバルブと、 前記バルブと連動していて、前記貯留槽内の水位が所定
の下限まで下降すると、前記バルブを開けて貯留槽に所
要量の上水を補給する水位センサと、を備えていること
を特徴とする建物の雨水利用システム。 - 【請求項12】 建物に降った雨水を利用するシステム
であって、 屋根面から雨樋を通して集めた雨水のうち所定量の初期
降雨水を一時的に貯める集水タンクと、 物理濾過/pH調整用の濾過槽および活性酸素種(フリ
ーラジカル)による滅菌用の殺菌槽と、 前記集水タンクの貯水量が所定量に達すると、雨水が集
水タンクに流入することを遮断して前記濾過槽および殺
菌槽へ導入させる切換バルブと、 前記濾過槽および殺菌槽を通って物理濾過、pH調整お
よび滅菌処理された雨水を貯留する貯留槽と、 前記切換バルブと連動していて、前記貯留槽内の水位が
所定の上限まで上昇すると、前記切換バルブを切り換え
てその後の雨水を前記集水タンクに流入させる上限水位
センサと、 上水補給管に設置された上水バルブと、 前記上水バルブと連動していて、前記貯留槽内の水位が
所定の下限まで下降すると、前記上水バルブを開けて貯
留槽に所要量の上水を補給する下限水位センサと、を備
えていることを特徴とする建物の雨水利用システム。 - 【請求項13】 前記集水タンクは、所定量貯めた初期
降雨水を一定時間後に排水するためのタイマおよび排水
バルブを備えていることを特徴とする請求項10〜12
のいずれかに記載の建物の雨水利用システム。 - 【請求項14】 前記濾過槽は、導入された雨水に物理
濾過処理を施す物理濾過スクリーンと、酸性方向に傾い
た雨水に中性方向へのpH調整処理を施すpH調整剤と
を備え、前記殺菌槽は、濾過槽を経た雨水に、過酸化水
素水の分解により生成される活性酸素種(フリーラジカ
ル)による滅菌処理を施すための過酸化水素水と反応触
媒(一次反応触媒)とを備えていることを特徴とする請
求項9〜12のいずれかに記載の建物の雨水利用システ
ム。 - 【請求項15】 前記貯留槽は、前記殺菌槽で用いた活
性酸素種(フリーラジカル)が雨水に残留している場
合、その活性酸素種と反応して活性酸素種を分解、消去
し、その分解反応にともなって酸素を生成する過程で有
機物を分解する反応触媒(二次反応触媒)を備えている
ことを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の建
物の雨水利用システム。 - 【請求項16】 前記貯留槽は、任意容量のタンクを必
要な備蓄水量に応じて複数基連結して構成し、設置スペ
ースには地下または地中を利用することを特徴とする請
求項9〜12のいずれかに記載の建物の雨水利用システ
ム。 - 【請求項17】 前記上限水位センサとほぼ同等の高さ
に配置された予備センサを備え、この予備センサが、上
限水位センサの異常時に上限水位センサと同様の機能を
発揮し、また、前記下限水位センサの異常時に、水面を
検出すると前記上水バルブを強制的に閉じることを特徴
とする請求項12記載の建物の雨水利用システム。 - 【請求項18】 前記貯留槽内の浄化雨水を、各種用途
に使用するため揚水する揚水ポンプを備えていることを
特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の建物の雨
水利用システム。 - 【請求項19】 前記貯留槽から揚水した濾過・殺菌済
み雨水を、屋内用途に使用するためさらに濾過する活性
炭フィルタおよびセディメントフィルタを備えているこ
とを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の建物
の雨水利用システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368256A JP3574400B2 (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 建物の雨水利用システム |
US09/842,378 US6663769B2 (en) | 2000-04-12 | 2001-04-25 | System for utilizing rainwater collected at buildings |
US10/673,520 US6905607B2 (en) | 2000-12-04 | 2003-09-30 | Method for utilizing rainwater collected at buildings |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000368256A JP3574400B2 (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 建物の雨水利用システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002167813A true JP2002167813A (ja) | 2002-06-11 |
JP3574400B2 JP3574400B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=18838541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000368256A Expired - Lifetime JP3574400B2 (ja) | 2000-04-12 | 2000-12-04 | 建物の雨水利用システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6663769B2 (ja) |
JP (1) | JP3574400B2 (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004209307A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 汚濁水の処理および殺菌方法 |
KR100541290B1 (ko) * | 2003-05-30 | 2006-01-11 | 레인보우스케이프주식회사 | 초기우수 배제가 가능한 우수통제시설물 |
JP2006016958A (ja) * | 2004-06-02 | 2006-01-19 | Toto Ltd | 圧送式トイレ装置 |
WO2006038602A1 (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 雨水貯留構造用部材とこれを用いた雨水貯留構造物 |
JP2007070816A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Ohbayashi Corp | 雨水流出制御システム及び雨水流出制御システムの構築方法 |
JP2007303163A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Daiwarakuda Industry Co Ltd | 雨水利用の給水装置 |
JP2008542019A (ja) * | 2005-06-02 | 2008-11-27 | ガリブ,サード,エイ. | 廃水処理システムと方法 |
JP2010255236A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Teral Inc | 圧送排出装置 |
JP2011505512A (ja) * | 2007-12-04 | 2011-02-24 | ガリブ,サード,エイ. | 廃水を収容および処理するシステムと方法 |
KR101032421B1 (ko) * | 2010-11-30 | 2011-05-03 | 주식회사 환경시설관리공사 | 빗물 재이용 장치 |
JP2011174224A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 雨水供給装置 |
JP2013137187A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-07-11 | Daiken:Kk | 水利用システム |
JP2013138983A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 水再利用装置 |
JP2013227849A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-11-07 | Haruaki Yamazaki | 雨水貯留タンクの水位管理システム |
JP2015151709A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 横山 純明 | 雨水貯留装置 |
KR101556157B1 (ko) * | 2015-01-20 | 2015-10-01 | 김희곤 | 빗물의 여과 및 정화장치 |
JP2016052642A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | ヤンマー株式会社 | 濾過装置 |
JP2016163877A (ja) * | 2010-01-06 | 2016-09-08 | アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド | 気体除去および検出能力を有する液体分配システム |
JP2022143689A (ja) * | 2021-03-18 | 2022-10-03 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
JP7374727B2 (ja) | 2019-11-15 | 2023-11-07 | 清水建設株式会社 | 雨水制御システム |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3574400B2 (ja) * | 2000-12-04 | 2004-10-06 | 株式会社 高千穂 | 建物の雨水利用システム |
US6818127B1 (en) * | 2002-03-22 | 2004-11-16 | James L. Ketrow | Rain collection system |
AU2003100845B4 (en) * | 2003-10-08 | 2005-02-03 | Action Tank Industries Pty Ltd | Water Management System |
US7721491B2 (en) * | 2004-07-23 | 2010-05-25 | Jennifer Appel | Method and system for storing water inside buildings |
EP1855775A1 (de) * | 2005-03-05 | 2007-11-21 | Oekag Wassertechnik (Schweiz) AG | Verfahren und vorrichtung zum reinigen von regenabwasser |
US7207748B1 (en) | 2005-04-29 | 2007-04-24 | Urban Mark C | Water collection and distribution system for yard maintenance |
US7341670B2 (en) * | 2005-06-02 | 2008-03-11 | Ghalib Saad A | Method for treating wastewater |
USRE45385E1 (en) | 2005-06-02 | 2015-02-24 | Ghalib Saad A | Wastewater treatment system |
FR2900942A1 (fr) * | 2006-05-10 | 2007-11-16 | David Philibert | Procede pour capter de l'eau de pluie et la potabiliser |
US20100263295A1 (en) * | 2006-08-25 | 2010-10-21 | Mark Brendan Flanagan | Water collection system |
AU2007211946B1 (en) * | 2006-08-25 | 2007-12-06 | Rainmax Pty Ltd | Water collection system |
US20080272064A1 (en) * | 2007-05-03 | 2008-11-06 | Owen Thomas Leonard | Rainwater treatment process |
WO2009006383A1 (en) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Integrated portable shelter |
US7628911B2 (en) * | 2007-09-26 | 2009-12-08 | Thomas William Koenig | Rain gutter member |
US20100018911A1 (en) * | 2008-07-23 | 2010-01-28 | Vanzeeland Thomas L | Water Distribution Manifold Assembly |
WO2011115806A2 (en) | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Martin Mittelmark | Plant air purification enclosure apparatus and method |
CA2736254A1 (en) | 2008-09-19 | 2010-03-25 | Martin Mittelmark | Micro-irrigation device, system, and method for plant-based cleaning of indoor air and filter bed bioregeneration |
KR101051133B1 (ko) * | 2008-10-15 | 2011-07-22 | 한국지질자원연구원 | 유출 빗물 자동채집기 |
US20100300544A1 (en) * | 2009-06-02 | 2010-12-02 | Waterdogs Water Recovery, LLC | Rainwater recovery and treatment system |
WO2011011134A2 (en) * | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Lorenz Kenneth R | Water recovery systems and methods |
US20110093122A1 (en) * | 2009-10-20 | 2011-04-21 | Sotiri Koumoudis | Green Wall Lighting and Irrigation Control System and Method |
US8882441B2 (en) | 2010-07-07 | 2014-11-11 | ATOPIA Research | Deployable wind power and battery unit |
NZ611667A (en) * | 2010-12-17 | 2014-07-25 | Contech Engineered Solutions LLC | Runoff collection system with first flush control and pretreatment |
US8496810B2 (en) | 2011-05-04 | 2013-07-30 | Rainflex, Llc | Rainwater collection, storage, and distribution system |
US20120324803A1 (en) * | 2011-06-22 | 2012-12-27 | Selby Sullivan | Method and Device for Watering a Hanging or Potted Plant |
US20130264294A1 (en) * | 2011-09-29 | 2013-10-10 | James Andrew McDermott | Building Air Conditioner Evaporator Condensation Management System |
KR101324736B1 (ko) * | 2012-01-26 | 2013-11-05 | 박영훈 | 태양광을 이용하여 식수 생산이 가능한 이동가옥 |
US10208462B2 (en) * | 2012-11-06 | 2019-02-19 | Ramsey Carter | Systems and methods for precipitation collection |
CN102936911B (zh) * | 2012-11-27 | 2014-05-07 | 重庆大学 | 一种裙楼雨水收集利用系统 |
CN103233495A (zh) * | 2013-04-03 | 2013-08-07 | 苏州市绿色建筑工程技术研究中心有限公司 | 雨水收集净化装置 |
CN103253782B (zh) * | 2013-04-23 | 2014-12-10 | 朱加林 | 利用雨水洗车及洗车废水循环利用装置 |
CN103758177B (zh) * | 2014-02-07 | 2015-05-06 | 江苏建筑职业技术学院 | 海岛雨水收集系统 |
CN106460374A (zh) * | 2014-04-01 | 2017-02-22 | 诺亚房产公司 | 利用可再生能源的活动住宅 |
CN104452875A (zh) * | 2014-10-20 | 2015-03-25 | 河海大学 | 一种负压式自扰动防污净水水窖 |
CN105625502A (zh) * | 2015-12-19 | 2016-06-01 | 长安大学 | 一种利用太阳能对雨水进行收集及净化利用的系统 |
CN105565545A (zh) * | 2015-12-27 | 2016-05-11 | 天津川川智能科技有限公司 | 一种酸性污水处理装置 |
US10730765B2 (en) * | 2016-10-26 | 2020-08-04 | Phillip Fuqua Smith | Mobile reservoir system |
NZ761265A (en) * | 2017-08-03 | 2022-02-25 | Rain Harvesting Pty Ltd | Improvements to first flush diverters |
CA3022988A1 (en) * | 2017-11-02 | 2019-05-02 | Southside Landscaping Co. | Irrigation water recirculation system |
CN107989151B (zh) * | 2018-01-15 | 2023-09-12 | 水利部交通运输部国家能源局南京水利科学研究院 | 一种区域雨水调配方法 |
CN111072221B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-12-21 | 黄静 | 一种具有智能循环系统的生态式园林景观 |
DE202020100122U1 (de) * | 2020-01-10 | 2021-01-12 | Manfred Hampel | Energie-Schale sowie hiermit ausgestattetes Gebäude |
CN111439877A (zh) * | 2020-04-16 | 2020-07-24 | 苏州大学 | 城市雨水智能处理装置及分析系统 |
CN111825219A (zh) * | 2020-06-30 | 2020-10-27 | 深圳文科园林股份有限公司 | 雨水减污处理系统及方法 |
CN111749304A (zh) * | 2020-07-21 | 2020-10-09 | 广东爱得威建设(集团)股份有限公司 | 一种具有雨水收集功能的建筑节能装置 |
US11608617B2 (en) | 2020-12-31 | 2023-03-21 | Casimir Pacior | Rainwater collection assembly |
CN113550378A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-10-26 | 广州市恒盛建设工程有限公司 | 一种雨水回收利用的工艺方法及净化系统 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7812211A (nl) * | 1978-12-15 | 1980-06-17 | Xhonneux Gilberte | Waterzuiveringsinrichting. |
DE3042281C2 (de) * | 1980-11-08 | 1983-12-08 | Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal | Verfahren und Vorrichtung zur Sauerstoffanreicherung von Flüssigkeiten |
ES528559A0 (es) * | 1983-12-30 | 1985-05-16 | Llatas Escrig Ignacio | Procedimiento para la depuracion de aguas residuales |
US4683065A (en) * | 1985-06-18 | 1987-07-28 | Morris Sheikh | Method for reduction of cod in water |
JPH0317741A (ja) | 1989-06-14 | 1991-01-25 | Fuji Xerox Co Ltd | プログラム作成支援装置 |
JPH0349108A (ja) | 1989-07-18 | 1991-03-01 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 銅導体組成物 |
JP3300852B2 (ja) | 1990-04-24 | 2002-07-08 | エヌイーシーアメニプランテクス株式会社 | 汚染水の処理方法及び処理装置 |
US5096596B1 (en) * | 1990-06-27 | 1995-10-03 | Hellenbrand Water Conditioners | Process and apparatus fof removal of mineral contaminants from water |
JPH0717741A (ja) | 1993-06-30 | 1995-01-20 | Central Glass Co Ltd | 干渉色を減じた断熱ガラス |
US5451314A (en) * | 1994-04-09 | 1995-09-19 | Neuenschwander; Peter | Plant for the treatment of drinking water from raw water |
JPH0988129A (ja) * | 1995-09-20 | 1997-03-31 | Sekisui Chem Co Ltd | 貯水装置 |
AU702884B2 (en) | 1995-11-23 | 1999-03-11 | Lennart Olausson | Method of disinfecting water |
JPH1049108A (ja) | 1996-07-30 | 1998-02-20 | Nec Corp | 液晶表示装置の階調表示方法 |
JP3270962B2 (ja) * | 1996-11-29 | 2002-04-02 | 弘雄 伊丹 | 雨水再利用システム |
KR100251649B1 (ko) * | 1997-04-22 | 2000-04-15 | 윤종용 | 반도체장치제조공정용초순수의제조를위한살균조성물 및 이를이용한초순수제조장치의살균방법 |
JPH10317435A (ja) | 1997-05-23 | 1998-12-02 | Natl House Ind Co Ltd | 雨水利用システム |
CA2211935A1 (fr) * | 1997-08-19 | 1999-02-19 | Fazlollah Panahi | Appareil pour le traitement de l'eau potable |
US6299775B1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-10-09 | Clint R. Elston | Waste and wastewater treatment and recycling system |
JP3574400B2 (ja) * | 2000-12-04 | 2004-10-06 | 株式会社 高千穂 | 建物の雨水利用システム |
JP3435394B2 (ja) * | 2000-10-03 | 2003-08-11 | 株式会社 高千穂 | 水系生息環境の管理方法および水系生息環境の管理システム |
-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000368256A patent/JP3574400B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-04-25 US US09/842,378 patent/US6663769B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-09-30 US US10/673,520 patent/US6905607B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004209307A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Tsukishima Kikai Co Ltd | 汚濁水の処理および殺菌方法 |
KR100541290B1 (ko) * | 2003-05-30 | 2006-01-11 | 레인보우스케이프주식회사 | 초기우수 배제가 가능한 우수통제시설물 |
JP2006016958A (ja) * | 2004-06-02 | 2006-01-19 | Toto Ltd | 圧送式トイレ装置 |
WO2006038602A1 (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-13 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | 雨水貯留構造用部材とこれを用いた雨水貯留構造物 |
JP2008542019A (ja) * | 2005-06-02 | 2008-11-27 | ガリブ,サード,エイ. | 廃水処理システムと方法 |
JP4661460B2 (ja) * | 2005-09-05 | 2011-03-30 | 株式会社大林組 | 雨水流出制御システム及び雨水流出制御システムの構築方法 |
JP2007070816A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-03-22 | Ohbayashi Corp | 雨水流出制御システム及び雨水流出制御システムの構築方法 |
JP2007303163A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Daiwarakuda Industry Co Ltd | 雨水利用の給水装置 |
JP2011505512A (ja) * | 2007-12-04 | 2011-02-24 | ガリブ,サード,エイ. | 廃水を収容および処理するシステムと方法 |
JP2010255236A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Teral Inc | 圧送排出装置 |
JP2016163877A (ja) * | 2010-01-06 | 2016-09-08 | アドバンスド テクノロジー マテリアルズ,インコーポレイテッド | 気体除去および検出能力を有する液体分配システム |
US10676341B2 (en) | 2010-01-06 | 2020-06-09 | Entegris, Inc. | Liquid dispensing systems with gas removal and sensing capabilities |
JP2011174224A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 雨水供給装置 |
KR101032421B1 (ko) * | 2010-11-30 | 2011-05-03 | 주식회사 환경시설관리공사 | 빗물 재이용 장치 |
JP2013137187A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-07-11 | Daiken:Kk | 水利用システム |
JP2013138983A (ja) * | 2011-12-29 | 2013-07-18 | Daikin Industries Ltd | 水再利用装置 |
JP2013227849A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-11-07 | Haruaki Yamazaki | 雨水貯留タンクの水位管理システム |
JP2015151709A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 横山 純明 | 雨水貯留装置 |
JP2016052642A (ja) * | 2014-09-04 | 2016-04-14 | ヤンマー株式会社 | 濾過装置 |
KR101556157B1 (ko) * | 2015-01-20 | 2015-10-01 | 김희곤 | 빗물의 여과 및 정화장치 |
JP7374727B2 (ja) | 2019-11-15 | 2023-11-07 | 清水建設株式会社 | 雨水制御システム |
JP2022143689A (ja) * | 2021-03-18 | 2022-10-03 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
JP7369155B2 (ja) | 2021-03-18 | 2023-10-25 | ミサワホーム株式会社 | 建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040108278A1 (en) | 2004-06-10 |
JP3574400B2 (ja) | 2004-10-06 |
US6663769B2 (en) | 2003-12-16 |
US20010030161A1 (en) | 2001-10-18 |
US6905607B2 (en) | 2005-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3574400B2 (ja) | 建物の雨水利用システム | |
US8187461B2 (en) | System and method for processing and reusing graywater including for use in a home and garden | |
US20080272064A1 (en) | Rainwater treatment process | |
KR101824916B1 (ko) | 빗물 정수 시스템 | |
PT1857600E (pt) | Dispositivo de armazenamento e de tratamento da água da chuva | |
US20140076814A1 (en) | Cyanuric acid removal | |
JP2010106605A (ja) | 雨水利用システムおよび雨水利用方法 | |
JP4114712B2 (ja) | 建造物内の使用済み水を甦生する循環水処理システム | |
JP2002035763A (ja) | 汚水浄化槽の再利用方法及び生活排水等の再利用装置 | |
KR101250076B1 (ko) | 우수와 하수 재이용시스템 | |
EP1652823B1 (en) | A rainwater treatment process | |
JP4035201B2 (ja) | 雨水及び中水の循環利用装置 | |
JP2011140857A (ja) | 雨水利用システム | |
KR100730025B1 (ko) | 빗물을 이용한 음용수처리시스템 및 그 처리방법 | |
JP2005152787A (ja) | 自然エネルギーを利用した浄水製造システム及び浄水の製造方法 | |
KR101236467B1 (ko) | 빗물 처리 장치 및 방법 | |
KR100550662B1 (ko) | 중수도 및 간이상수도 정수장치 | |
CN209052547U (zh) | 一种发电厂的污水处理系统 | |
JP2006314969A (ja) | 貯留雨水殺菌システム | |
KR200257972Y1 (ko) | 지역적 폐수 처리 장치 | |
CA2586805A1 (en) | A rainwater treatment process | |
JPH06315689A (ja) | 雨水の飲料化装置 | |
CN201176415Y (zh) | 一种含盐废水处理装置 | |
KR101413632B1 (ko) | 태양열을 이용한 역삼투압 방식의 정수 장치 및 정수 방법 | |
JPH04297629A (ja) | 雨水利用飲用水道 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040308 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040430 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040622 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3574400 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090709 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100709 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110709 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120709 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |