JP2013137187A - 水利用システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空調システム1は、貯水槽2と、循環路3と、熱交換器4とを備えている。貯水槽2は、建物Aに隣接または近接した地下空間Sを、雨水を貯留する貯水部22として、この貯水部22の上面に、水分を透過させる水分透過層26が設けられている。循環路3は、貯水槽2に貯留された雨水を、住居内を経由して循環させるものである。熱交換器4は、循環路3が経由する住居に設けられ、住居内の空気と熱交換する。貯水槽2は、地下空間Sに充填された石21同士の空隙を、雨水を貯留する貯水部22としている。貯水槽2が建物Aの外壁が照り返しや輻射熱による加熱を抑えるので、建物Aの外壁への加熱を抑止することができる。従って、夏季の温度上昇を抑制することができるので、年中通して快適に過ごすことができる。
【選択図】図1
Description
この特許文献1には、地中に埋設したコンクリート製タンクであって、雨水、地下水または水道水を満たしたタンク内に配管された熱交換パイプに、全熱交換式換気扇からの給気を経由させることで、夏季においては地中熱で冷やされた貯蔵水により弱冷風とし、冬季においては地中熱で温められた貯蔵水により温風とするアース・ソーラーシステムが記載されている。
そして、前記貯水槽は、槽内に石が充填され、当該石同士の空隙に貯水することができるものであり、前記熱源給水路は、前記貯水槽の下部に接続されている。
また、前記送水路には、前記屋内熱交換部から出た水を送る熱源戻り水路が含まれており、当該熱源戻り水路は、前記屋内熱交換部からの戻り水を前記貯水槽に送ることができるものである。
また、前記熱源戻り水路の貯水槽側端部は、前記貯水槽の上部に接続されている。
また、前記給水路として、さらに、前記貯水槽の水を建物内の水利用機器に給水する生活給水路が設置されており、前記送水路には、前記水利用機器から出た水を排水する生活排水路が含まれており、前記生活水給水路の貯水槽側の端部は、前記貯水槽内の水の水面に設置された浮き部材に取り付けられている。
また、前記熱源給水路の貯水槽側端部と建物側端部との途中に、熱源給水路内の水の熱と地熱との間で熱交換を行う、地中に配置された地熱交換部が設置されている。
また、前記地熱交換部は、前記貯水槽の下側に配置されている。
また、前記地熱交換部は、前記熱源給水路によって送られる水が通水される通水管を有しており、当該通水管は、蛇行する状態で貯水槽の底面に隣接する状態で配置されている。
また、前記熱源戻り水路の屋内熱交換部側の端部と貯水槽側端部との途中に、地上に設けられた流水領域に向けて配管された熱源分岐戻り水路の一端が接続されており、当該接続位置に、通水方向の切換えに用いられるバルブが設置されており、前記屋内熱交換部から出た水の送水先を、少なくとも、前記貯水槽と前記流水領域とに切換え可能になっている。
また、前記送水路は、さらに、前記流水領域から通過した水を前記貯水槽に送る水路を含むものである。
また、前記送水路は、さらに、前記貯水槽の水を前記流水領域に送る水路を含むものである。
21…石、 22…貯水部、 23…取水ます、24…防水シート、
25…保護シート、26…水分透過層、27…取水管、 28…フィルタ材、
29…保護管、 31…往路配管、 32…屋内配管、33…復路配管、
61…中水用配管、 62…量水計、 71…補給管、
10…水利用システム、11…貯水槽、12,13…取水ます、14,15…浮き部材、
40…送水路、 41…熱源給水路、 41P…第1給水ポンプ、
42…生活給水路、 42P…第2給水ポンプ、43…熱源戻り水路、43V…バルブ、
44…熱源分岐戻り水路、45…生活排水路、
46…ビオトープ送水路(外気熱交換送水路)、
46P…第3給水ポンプ、47…ビオトープ戻り水路(外気熱交換戻り水路)、
49…地熱交換器(地熱交換部)、51…屋内熱交換器(屋内熱交換部)、
52…トイレ(便所、水利用機器の一種)、53…洗濯機(水利用機器の一種)、
A,B…建物、A1…雨樋、C…コントローラ、
F…ビオトープの流水領域(水流領域)、P…緑地公園、S…地下空間、 X…汚水管。
石21は、砂利や小石程度の大きさの人工物でもよいが、採石場から採取され、破砕された砕石や、河原などで採石されたものなどの自然石であれば、石表面に微生物が付着して浄化作用が期待でき、製造コストを大幅に抑制することができるため望ましい。また、石21として、一部に石灰岩を混入させることもできる。
保護シート25上には、降雨を浸透させると共に、貯水部22からの水分を透過させる水分透過層26が設けられている。保護シート25として軟質なものを使用しても充填された石21が水分透過層26を支持するため、頑丈な躯体を設ける必要がない。この水分透過層26は、雨水が浸透できれば、土や砂とする以外に人工物でもよいが、本実施例では、水分透過層26を、地下空間Sを掘削して形成したときの土壌を埋め戻すことにより形成している。
まず、貯水槽2上に降った雨水は、水分透過層26に浸透し、保護シート25を介して貯水部22に流れて、貯留される。また、建物Aの屋根に降った雨水は、雨樋A1から補給管71に向かって流れ、補給管71から復路配管33へと流れて、貯水部22に貯留される。
夏季では、太陽光が強く、建物や地面を照らす。しかし、貯水槽2は、アスファルト舗装されていない水分透過層26が表面層として貯水部22を覆っているため、アスファルトと比較して蓄熱が少ない。また、太陽光により水分透過層26が加熱され、水分透過層26の水分が気化すると共に、貯水槽2の上層の雨水の温度が上昇するが、この温度上昇により貯水槽2の雨水が気化して、水分透過層26を湿らせ、水分透過層26から大気へ気化することで地表面は気化熱により温度上昇が抑制される。従って、貯水槽2に隣接または近接した建物の外壁が照り返しや輻射熱により加熱されることを抑えることができる。
貯水槽2の上層における雨水の温度上昇であるが、循環する雨水を取水する取水管27が貯水槽2の下層から取水しているため、影響はない。
また、自然石である石21は、石21の表面に微生物が付着しているため、雨水を貯水槽2に長期間貯留していても雨水が腐敗してしまうことを防止することができると共に、循環する雨水を浄化することができる。
しかし、貯水槽2は、地下空間Sに満遍なく配置された石21が蓄熱材として機能するので、水分透過層26を通って貯水部22に流れ込んだ雨水の温度が、貯水部22に貯留された雨水の温度と乖離していても、地下温度となった石21により、新たに流れ込んだ雨水を貯水部22に貯留された雨水と同等の温度に調整することができる。従って、熱交換器4からの送風温度への影響を少なくすることができる。
貯水槽2(水分透過層26)の表層は、緑地公園Pやビオトープのために植栽されているので、貯水槽2からの水を植物へ補うことができ、夏季の太陽光による照り返しや輻射熱を更に抑えることができる。
なお、本実施例に係る水利用システムは、上述した第1実施例の空調システムと同様の構成を有する部分がある。そこで、ここでは、主に第1実施例の構成とは異なる構成について説明し、第1実施例の構成と同様の構成については、詳細な説明を省略することがある。
なお、浮き部材14,15は、浮力を利用して常に水面または水面付近に位置するようになっているものである。そして、第1取水ます12の中の第1浮き部材14には、後述の生活給水路42の貯水槽側の端部が取り付けられており、第2取水ます13の第2浮き部材15には、後述のビオトープ送水路46の貯水槽側の端部が取り付けられている。従って、生活給水路42及びビオトープ送水路46は、常に、貯水槽11内の水面付近で取水した水を送水先に送ることができる。
なお、本実施例の取水ます12,13は、第1実施例のものと同様の構成であるので、ここではその詳細な説明を省略する。また、第1実施例で用いられている防水シート、保護シート、水分透過層、取水管、フィルタ材及び保護管に関する構成についても、本実施例で同様の構成が用いられているが、ここではその詳細な説明を省略する。さらに、雨水を、雨樋等を用いて貯水槽に貯留する構成も、第1実施例と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
そして、熱源給水路41の途中には、第1給水ポンプ41Pが設置されている。この第1ポンプ41Pを作動させると、貯水槽11の水を屋内熱交換器51に向けて送ることができる。
生活給水路42の、取水口を備えた貯水槽側の端部は、貯水槽11内の水の水面付近に位置する第1浮き部材14に取り付けられている。従って、生活給水路42によって、貯水槽11内の水面付近で取水した水を常に送り出すことができる。
そして、生活給水路42の途中には、第2給水ポンプ42Pが設置されている。具体的には、生活給水路42の貯水槽側の端部である第1浮き部材14に第2給水ポンプ42Pが設置されている。この第2ポンプ42Pを作動させると、貯水槽11の水をトイレ52や洗濯機53に向けて送ることができる。
上述したように、貯水槽11内には石が充填されており、石が充填されていない場合と比べて、貯水槽11内において水が混合しにくくなっている。別言すれば、貯水槽11の上層部に戻された水が上層部から下層部に容易に流れ込むことができないようになっている。
そして、このバルブ(接続位置)43Vに、熱源分岐戻り水路44の一端が接続されている。この熱源分岐戻り水路44は、ビオトープの流水領域Fの上流側に向けて配管されている。従って、このバルブ43Vを作動させると、熱源戻り水路43を流れる水の流路(通水方向)が貯水槽11側又はビオトープ側に切換えられる。
つまり、屋内熱交換部51から出た水の送水先を、貯水槽11とビオトープ(流水領域F)とのいずれかに切換え可能になっている。切換え条件としては、種々の条件が考えられるが、例えば、バルブ43Vを通過する水の温度、気温、貯水槽内の水量などを挙げることができる。本実施例の水利用システムには、バルブ43Vを通過する水の温度の温度センサーと、外気温センサーとを備えたコントローラCが設置されている。このコントローラによって、当該水温に基づくバルブの切換制御が行われる。
そして、ビオトープ送水路46の途中には、第3給水ポンプ46Pが設置されている。具体的には、ビオトープ送水路46の貯水槽側の端部である第2浮き部材15に第3給水ポンプ46Pが設置されている。この第3ポンプ46Pを作動させると、貯水槽11の水をビオトープの流水領域Fの上流側に向けて送ることができる。
地熱交換器49は、熱源給水路41を流される水の熱と地中との間で熱交換を行う熱交換器であり、地中に設置されている。本実施例では、地熱交換器49は、貯水槽11の下側であり、且つ貯水槽の底面に隣接する位置に配置されている。
ところで、地熱交換器49が設置されている貯水槽11の下側は、貯水槽11に隣接する位置のうち最も地中深い位置であり、地熱との熱交換を行う場所として好適である。さらに、貯水槽11の下側という位置は、貯水槽11を構築するために地下空間を形成した際に、容易に設置できる位置という点で優れた配置である。
本水利用システム10を用いれば、貯水槽11の水を空調用水(熱交換用水)として利用し、あるいはトイレ52や洗濯機53用の水(生活用水)として利用することができる。
取水された水は、その後、地熱交換器49を通って屋内熱交換器51に送られる。この地熱交換器49において、さらに、地熱交換器49を通過する水と地中(地下地盤)との間での熱交換が行われ、貯水槽11の底部周辺の地中温度と同等温度の水を屋内熱交換器51に向けて供給できるようになっている。
このように、本実施例の水利用システム10によれば、その時点で冷暖房に最も適した温度の水を屋内熱交換器51に供給でき、効率の良い空調を実現することができる。
ところで、生活給水路42の貯水層側の端部は、上述したように、第1浮き部材14に接続されおり、貯水槽11内の水の水面付近に常に位置するようになっている。従って、貯水槽11内の貯水量が変動しても、常に、水面付近の水が取水される。上述したように、貯水槽11の底部の水は、屋内空調用に適しているところ、生活給水路42の取水位置が水面付近であれば、屋内空調用に適した水を生活用水として使用することが最小限に抑制される。また、例えば貯水量が豊富な状態のときに、貯水槽11の底部の水を生活用水として利用することが確実に防止され、一つの貯水槽11の水を空調用と生活用とに簡単且つ効率よく使い分けることができ、有効な水利用を実現することができる。
このような運転をすることで、降雨の有無にかかわらず、必要に応じてビオトープの景観を水が流れる状態にすることができる。
また、建物B内に設置される屋内交換器51は複数であっても良い。
また、貯水槽から取水した水を各給水路で送る場合、ろ過手段によってろ過された水を送るのが好ましい。そして、貯水槽に水を流入させる場合、貯水槽に入れられる前にろ過された水を流入させることが好ましい。さらに、雨樋等を用いて雨水を貯水槽に送って貯留する場合も、貯水槽に入れられる前にろ過された雨水を流入させることが好ましい。従って、各送水路や雨樋等の雨水の送水路としては、ろ過手段を備えるものが好ましい。ろ過手段(ろ過機)としては、第1実施例で説明したフィルタや水分透過層と同様の構成のもののほか、種々のろ過手段を用いることができる。なお、生活給水路においては、洗濯機側に分岐した位置だけにろ過手段を設置しても良い。
また、第2実施例の地熱交換器49は、熱源給水路41によって送られる水が通水される通水管(不図示)を有するものであり、この通水管を通るとき、通過する水の熱と地熱との間の熱交換が行われるものである。そして、この通水管は、蛇行する状態で配置されており、通水管同士の間には隙間が形成されている。従って、この隙間を介して、貯水槽11内の水の熱と地中の地熱との間の熱交換が行われるようになっている。なお、熱交換器49として用いられる熱交換器は、これに限られるものではない。例えば、上記熱交換器49の他、地熱交換器の通水管が、例えばコイル状のパイプで構成されたものを挙げることができる。
また、上記第2実施例では、地熱交換器49は、熱源給水路41の貯水槽側の端部と建物側の端部との途中に配置されているが、貯水槽11と熱源給水路41の建物側の端部との間に配置されていればよい。
バルブコントローラによるバルブ制御方法には、種々の方法がある。例えば、夏場における制御としては、バルブ43Vを通過する水の温度が所定の設定水温より高く、且つ外気温が所定の設定外気温より高い場合(以下、この段落では、高温条件状態という)と、これ以外の場合(以下、この段落では、非高温条件状態という)とでバルブの切換えを行うことが考えられる。この場合、高温条件状態のときは、屋内熱交換器51から熱源戻り水路43を通って戻ってきた水を直接、貯水槽11に戻すようにバルブ43Vを切換え、非高温条件状態のときには、戻ってきた水をビオトープに送るようにバルブ43Vを切換えるバルブ制御がこのコントローラによって行われる。
ポンプコントローラによる第3給水ポンプ46Pの制御方法には、種々の方法がある。
例えば、春の時期における制御としては、貯水槽の水面付近の水温よりも気温が低い状態になると、第3給水ポンプを作動させる制御が考えられる。春は、夏に向けて、貯水槽内の水温をできるだけ低い温度に維持したい時期であるところ、上記制御を行えば、相対的に冷たい外気を利用して貯水槽内の水を冷却することができる。
また、秋の時期における制御としては、貯水槽の水面付近の水温よりも気温が高い状態になると、第3給水ポンプを作動させる制御が考えられる。秋は、冬に向けて、貯水槽内の水温をできるだけ高い温度に維持したい時期であるところ、上記制御を行えば、相対的に温かい外気を利用して貯水槽内の水を温めることができる。
また、第2実施例の生活給水路42の途中に、第1実施例同様、量水計を設けてもよい。
Claims (12)
- 貯水槽及び送水路を備えた水利用システムであって、
前記送水路には、前記貯水槽の水を建物に送る給水路が含まれており、
前記建物は、建物内に設置された屋内熱交換部を備えており、
前記給水路として、少なくとも、前記貯水槽の水を前記屋内熱交換部に給水する熱源給水路が設置されており、
前記屋内熱交換部は、前記熱源給水路で送られた水と前記建物内空間との間で熱交換を行うものであることを特徴とする水利用システム。 - 前記貯水槽は、槽内に石が充填され、当該石同士の空隙に貯水することができるものであり、
前記熱源給水路は、前記貯水槽の下部に接続されている請求項1に記載の水利用システム。 - 前記送水路には、前記屋内熱交換部から出た水を送る熱源戻り水路が含まれており、
当該熱源戻り水路は、前記屋内熱交換部からの戻り水を前記貯水槽に送ることができるものである請求項2に記載の水利用システム。 - 前記熱源戻り水路の貯水槽側端部は、前記貯水槽の上部に接続されている請求項3に記載の水利用システム。
- 前記給水路として、さらに、前記貯水槽の水を建物内の水利用機器に給水する生活給水路が設置されており、
前記送水路には、前記水利用機器から出た水を排水する生活排水路が含まれており、
前記生活水給水路の貯水槽側の端部は、前記貯水槽内の水の水面に設置された浮き部材に取り付けられている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の水利用システム。 - 前記熱源給水路の貯水槽側端部と建物側端部との間に、熱源給水路内の水の熱と地熱との間で熱交換を行う、地中に配置された地熱交換部が設置されている請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の水利用システム。
- 前記地熱交換部は、前記貯水槽の下側に配置されている請求項6に記載の水利用システム。
- 前記地熱交換部は、前記熱源給水路によって送られる水が通水される通水管を有しており、当該通水管は、蛇行する状態で貯水槽の底面に隣接する状態で配置されている請求項6又は請求項7に記載の水利用システム。
- 前記熱源戻り水路の屋内熱交換部側の端部と貯水槽側端部との途中に、地上に設けられた流水領域に向けて配管された熱源分岐戻り水路の一端が接続されており、当該接続位置に、通水方向の切換えに用いられるバルブが設置されており、
前記屋内熱交換部から出た水の送水先を、少なくとも、前記貯水槽と前記流水領域とに切換え可能になっている。 - 前記送水路は、さらに、前記流水領域から通過した水を前記貯水槽に送る水路を含むものである、請求項9に記載の水利用システム。
- 前記送水路は、さらに、前記貯水槽の水を前記流水領域に送る水路を含むものである、請求項9又は請求項10に記載の水利用システム。
- 前記送水路は、前記貯水槽の水を循環させる循環路を含むものであり、
前記貯水槽は、地下に配置されて被覆層で覆われており、
前記貯水槽に貯留される水は、雨水であり、
前記被覆層は、前記貯水槽の上側に、地上空間と貯水槽との間で水分を透過させる水分透過層であり、当該水分透過層は、降雨を地表面から前記貯水槽に浸透させることができるものであると共に前記貯水槽の水分を地上空間に浸透させることができるものであり、
前記貯水槽は、建物に隣接または近接して配置されており、
前記循環路は、住居を経由するものであり、
前記熱交換器は、住居内の空気と循環路を循環する水とを熱交換するものである請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の水利用システムを用いた空調システム。
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