JP2002167366A - カチオン性界面活性剤及びその製造方法 - Google Patents

カチオン性界面活性剤及びその製造方法

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JP2002167366A
JP2002167366A JP2000363410A JP2000363410A JP2002167366A JP 2002167366 A JP2002167366 A JP 2002167366A JP 2000363410 A JP2000363410 A JP 2000363410A JP 2000363410 A JP2000363410 A JP 2000363410A JP 2002167366 A JP2002167366 A JP 2002167366A
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chr
ocor
alkanolamine
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JP2000363410A
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Hitoshi Osako
仁志 大迫
Toshinori Futakuchi
季紀 二口
Susumu Tomidokoro
進 富所
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色調の良好なカチオン性界面活性剤を効率良
く製造する方法の提供。 【解決手段】 アルカノールアミンエステルを、該アル
カノールアミンエステルに対し10〜50ppmのリン
酸化合物の存在下、無溶媒で四級化反応させることを特
徴とするカチオン性界面活性剤の製造方法である。リン
酸化合物が、下記式(1)で表される態様、アルカノー
ルアミンエステルが、少なくとも、アルカノールアミン
と、脂肪酸及び脂肪酸メチルの少なくともいずれかと、
から得られた態様、等が好ましい。 【化1】 但し、式(1)において、R7は、炭素数1〜2のアル
キル基である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣料用柔軟剤、毛
髪用コンディショニング剤等の各種の基剤として好適
な、エステル結合を有するカチオン性界面活性剤及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維や毛髪等に対し柔軟性を付与
することを目的として、1分子中に2個の長鎖アルキル
基を有するジアルキル第四級アンモニウム塩型のカチオ
ン性界面活性剤が使用されているが、処理後の残存物が
自然界に放出された場合に殆ど生分解されずに蓄積され
てしまうという問題があった。そこで近年、環境に排出
されてからの生分解が速い、エステル結合を有するカチ
オン性界面活性剤が注目されている。
【0003】前記カチオン性界面活性剤を製造するに
は、まずトリエタノールアミン、メチルジエタノールア
ミン、3−(N,N−ジメチルアミノ)−1,2−プロ
ピレングリコ−ルおよびN−メチル−N−(2−ヒドロ
キシエチル)−1,3−プロパンジアミン等を長鎖脂肪
酸により高温下でアシル化し、中間体のアルカノールア
ミンエステルを合成する。ついで、塩化メチル、ジメチ
ル硫酸やジエチル硫酸等の四級化剤でカチオン性化合物
へ転換したり、塩酸、硫酸および燐酸等の鉱酸、あるい
は、低級の有機酸等により塩に変え、柔軟剤原料とする
方法等が挙げられる。前記アシル化に用いるアシル化剤
としては、脂肪酸低級アルキルエステル等の使用が増加
している。
【0004】前記アシル化は、例えば、米国特許391
5867号公報、ドイツ公開特許1935499号公
報、特開平5−148198号公報および特開平10−
168043号公報等に記載されているように、触媒の
存在下、脂肪酸メチルエステルと、前述したアルカノー
ルアミンと、を高温加熱し、副生する低級アルコールを
反応系から除去して行う。前記触媒としては、ナトリウ
ムメチラート、苛性ソーダ、苛性カリ、マグネシウム化
合物等が、1種単独又は2種以上混合して用いられる。
【0005】カチオン性界面活性剤組成物を配合した製
品は、経日後に、色調や臭気が劣化する傾向があるた
め、香料、色素、酸化防止剤およびキレート剤等の添加
物が配合されている。例えば、特開平7−18572号
公報、特開平7−18574号公報、特開平8−276
69号公報および特開平9−310276号公報等に
は、製品配合時に前記添加物を配合する旨が報告されて
いる。
【0006】しかし、色調の悪いカチオン性界面活性剤
を原料として製品に配合使用すると、後に各種安定剤を
添加しても目標とする色調を達成できず、商品価値が低
下するという問題があった。特に、赤みが強いと色がく
すむため、商品化の際の大きな障害となっていた。これ
は、基剤の合成時に高温処理する必要があることから、
色調が劣化するためである。
【0007】そこで、色調が良好で臭気の発生の少ない
カチオン性界面活性剤を合成する試みが種々行なわれて
いる。例えば、特表平8−507756号公報には、次
亜リン酸の存在下、脂肪酸をトリエタノールアミンでエ
ステル化し、その反応物を溶媒に溶解して、過酸化物、
水素化ホウ素アルカリ金属塩、フェノール誘導体および
ヒドロキシカルボン酸等の安定化剤の存在下、四級化を
行なう発明が開示されている。また、特開平11−10
6366号公報には、四級化反応中あるいは反応後に、
酸化防止剤およびキレート剤を第四級アンモニウム塩に
対して50〜2000ppmの割合で存在させて、匂い
安定性の良好な第四級アンモニウム塩を製造する発明が
開示されている。しかしながら、色調の改善、特に赤着
色の防止に関しては、なお不充分であり問題があった。
近年、技術の発達に伴い、色調が良好なカチオン性界面
活性剤を効率良く製造する方法が強く要求されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来に
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち、本発明は、色調の良好なカチオン性界
面活性剤及び該カチオン性界面活性剤を効率良く製造す
る方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段としては、以下の通りである。即ち、 <1> アルカノールアミンエステルを、該アルカノー
ルアミンエステルに対し10〜50ppmのリン酸化合
物の存在下、無溶媒で四級化反応させることを特徴とす
るカチオン性界面活性剤の製造方法である。 <2> リン酸化合物が、式(1)で表される前記<1
>に記載のカチオン性界面活性剤の製造方法である。
【0010】
【化4】
【0011】但し、式(1)において、R7は、炭素数
1〜2のアルキル基である。 <3> アルカノールアミンエステルが、少なくと
も、アルカノールアミンと、脂肪酸及び脂肪酸メチルの
少なくともいずれかと、から得られた前記<1>又は<
2>に記載のカチオン性界面活性剤の製造方法である。 <4> アルカノールアミンが、式(2)及び(3)の
少なくともいずれかで表される前記<3>に記載のカチ
オン性界面活性剤の製造方法である。
【0012】
【化5】
【0013】但し、式(2)及び(3)において、R1
は、炭素数1〜4のアルキル基、−CH2CHR4OH及
び−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R2は、
−(CH2nNH2(但し、nは2〜3のいずれかであ
る。)、−CH2CHR4OH及び−CH2CHR4OCO
5のいずれかである。R3は、−CH2CHR4OH及び
−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R4は、H
及びCH3のいずれかである。R5は、炭素数7〜23の
アルキル基及びアルケニル基の少なくともいずれかであ
る。式(2)において、R1、R2及びR3の少なくとも
いずれかは、−CH2CHR4OCOR5である。式
(3)において、R1及びR2の少なくともいずれかは、
−CH2CHR4OCOR5である。
【0014】<5> 四級化反応の反応温度が、80〜
120℃である前記<1>から<4>のいずれかに記載
のカチオン性界面活性剤の製造方法である。 <6> 四級化反応が、ジアルキル硫酸を用いて行われ
る前記<1>から<5>のいずれかに記載のカチオン性
界面活性剤の製造方法である。 <7> 前記<1>から<6>のいずれかに記載のカチ
オン性界面活性剤の製造方法により得られることを特徴
とするカチオン性界面活性剤である。
【0015】<8> 式(8)及び(9)の少なくとも
いずれかで表される第四級アンモニウム塩を含有するこ
とを特徴とする前記<7>に記載のカチオン性界面活性
剤である。
【0016】
【化6】
【0017】但し、式(8)及び(9)において、R1
は、炭素数1〜4のアルキル基、−CH2CHR4OH及
び−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R2は、
−(CH2nNH2(但し、nは2〜3のいずれかであ
る。)、−CH2CHR4OH及び−CH2CHR4OCO
5のいずれかである。R3は、−CH2CHR4OH及び
−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R4は、H
及びCH3のいずれかである。R5は、炭素数7〜23の
アルキル基及びアルケニル基の少なくともいずれかであ
る。R6は、CH3及びC25のいずれかである。Xは、
SO46である。式(8)において、R1、R2及びR3
の少なくともいずれかは、−CH2CHR 4OCOR5
ある。式(9)において、R1及びR2の少なくともいず
れかは、−CH2CHR4OCOR5である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。 [カチオン性界面活性剤の製造方法]前記本発明のカチ
オン性界面活性剤の製造方法においては、アルカノール
アミンエステルを、リン酸化合物の存在下、無溶媒で四
級化反応させる。
【0019】−アルカノールアミンエステル− 前記アルカノールアミンエステルとしては、特に制限は
ないが、少なくとも、アルカノールアミンと、脂肪酸及
び脂肪酸メチルの少なくともいずれかと、から得られる
アルカノールアミンエステルが特に好ましい。
【0020】−−アルカノールアミン−− 前記アルカノールアミンとしては、特に制限はなく、公
知の各種のアルカノールアミンが挙げられるが、その炭
素数としては、5〜8が好ましく、5〜7がより好まし
い。また、下記式(2)及び(3)の少なくともいずれ
かで表されるアルカノールアミンが特に好適である。
【0021】
【化7】
【0022】但し、式(2)及び(3)において、R1
は、炭素数1〜4のアルキル基、−CH2CHR4OH及
び−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R2は、
−(CH2nNH2(但し、nは2〜3のいずれかであ
る。)、−CH2CHR4OH及び−CH2CHR4OCO
5のいずれかである。R3は、−CH2CHR4OH及び
−CH2CHR4OCOR5のいずれかである。R4は、H
及びCH3のいずれかである。R5は、炭素数7〜23の
アルキル基及びアルケニル基の少なくともいずれかであ
る。式(2)において、R1、R2及びR3の少なくとも
いずれかは、−CH2CHR4OCOR5である。式
(3)において、R1及びR2の少なくともいずれかは、
−CH2CHR4OCOR5である。
【0023】前記アルカノールアミンとしては、例え
ば、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミ
ン、メチルジエタノールアミン、メチルジイソプロパノ
ールアミン、3−(N,N−ジメチルアミノ)−1,2
−プロピレングリコール、N−メチルN−(2−ヒドロ
キシエチル)−1,3−プロパンジアミン、N−メチル
−N−(ヒドロキシイソプロピル)−1,3−プロパン
ジアミン、N,N−ジヒドロキシエチル−1,3−プロ
パンジアミン、N,N−ジヒドロキシエチルエチレンジ
アミン、N,N−ジヒドロキシイソプロピル−1,3−
プロパンジアミンおよびN,N−ジヒドロキシイソプロ
ピルエチレンジアミン等が挙げられる。これらは、1種
単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
【0024】−−脂肪酸及び脂肪酸メチル−− 前記脂肪酸及び脂肪酸メチルとしては、前記アルカノー
ルアミンエステルを得ることができれば特に制限はない
が、柔軟性能及び水分散性能の観点から、飽和及び不飽
和の脂肪酸、脂肪酸メチルを併用して用いるのが好まし
い。前記脂肪酸及び脂肪酸メチルとしては、特に制限は
ないが、炭素数が8〜24の脂肪酸及び脂肪酸メチルが
好ましく、炭素数が10〜18の脂肪酸及び脂肪酸メチ
ルがより好ましい。
【0025】前記脂肪酸及び脂肪酸メチルとしては、例
えば、パーム脂肪酸及びそのメチルエステル、牛脂脂肪
酸及びそのメチルエステル、これらの部分硬化パーム脂
肪酸、一部分留品、オレイン酸及びそのメチルエステル
等が挙げられるが、その他動植物油由来の脂肪酸及びそ
のメチルエステルを含む部分硬化等により加熱安定性を
増したものが好ましい。なお、前記脂肪酸及び脂肪酸メ
チルエステルにおける、不飽和脂肪酸低級アルキルエス
テルの含有量としては、20〜95重量%が好ましく、
30〜70重量%がより好ましい。
【0026】<アルカノールアミンエステル>前記アル
カノールアミンエステルは、前記アルカノールアミン
と、前記脂肪酸と、を加熱し反応させて好適に得られ
る。該加熱の温度としては、90〜220℃程度が好ま
しい。前記反応においては、生成する副生水等を除去す
るのが好ましい。前記アルカノールアミンエステルの生
成においては、例えば、触媒を用い、脂肪酸メチルエス
テル等の脂肪酸成分と、アルカノールアミンと、を減圧
下、90〜220℃に加熱し、副生低級アルコール等を
除去して反応を完結させた後、前記触媒を中和し、濾過
してアルカノールアミンエステルを得るのが好ましい。
【0027】−リン酸化合物− 前記リン酸化合物としては、特に制限はないが、例え
ば、無機リン酸塩、ポリホスホン酸類等が好適に挙げら
れる。前記無機リン酸塩としては、例えば、トリポリリ
ン酸塩、ピロリン酸塩等が好適に挙げられる。前記ポリ
ホスホン酸類としては、例えば、下記式(1)及び下記
式(4)〜(7)で表される化合物等が好適に挙げられ
る。
【0028】
【化8】
【0029】但し、式(1)において、R7は、CH3
びC25のいずれかである。 式(4) N(CH2PO323 式(5)(H23PCH22N(CH2mN(CH2PO322 但し、式(5)において、mは、2〜6のいずれかであ
る。
【0030】
【化9】
【0031】但し、式(6)において、nは1〜2のい
ずれかである。これらの中でも、キレート力が強く、か
つ、溶媒に対する溶解性が優れている点で、式(1)で
表されるジホスホン酸が特に好ましく、R7が、CH3
であるジホスホン酸が最も好ましい。
【0032】前記リン酸化合物の、前記アルカノールア
ミンエステルに対する配合量としては、10〜50pp
mであることが必要であり、20〜45ppmが好まし
い。前記配合量が、10ppm未満であると、重金属の
捕捉能が充分ではなく良好な色調が得られず、50pp
mを超えると、反応物の赤みが増し、同様に良好な色調
が得られない。
【0033】−四級化反応− 前記四級化反応において用いる四級化剤としては、特に
制限はないが、ジアルキル硫酸が特に好ましい。前記ジ
アルキル硫酸における、各アルキル基の炭素数として
は、1〜10が好ましく、特に、炭素数1〜2のジメチ
ル硫酸やジエチル硫酸等が好ましい。前記ジアルキル硫
酸の、前記アルカノールアミンエステルに対する配合量
としては、該アルカノールアミンエステル1モルに対
し、0.93〜1.00モルが好ましい。
【0034】前記四級化反応は、無溶媒で行わせる。該
四級化反応を無溶媒で行うことにより、例えば、米国特
許3915867号公報に記載されているように、不純
物の副生を抑えることができる。
【0035】前記四級化反応における反応温度として
は、80〜120℃が好ましく、85〜100℃がより
好ましい。前記反応温度が120℃を超えると、不純物
の副生が多くなったり、カチオンの分解が生ずることが
ある一方、80℃未満であると、反応の進行が遅く、更
にカチオン化反応が進行すると粘度が大きくなり攪拌上
の問題から反応の進行が困難となることがある。尚、前
記四級化剤の配合を終了した後の熟成時間としては、0
〜2時間程度が好ましい。
【0036】前記四級化反応の後、所望により、常法の
精製・単離等を行うことにより、カチオン性界面活性剤
を好適に製造することができる。
【0037】以上説明した本発明のカチオン性界面活性
剤の製造方法によれば、色調の良好なカチオン性界面活
性剤を、無溶媒でも効率良く四級化し製造することがで
きる。
【0038】[カチオン性界面活性剤]本発明のカチオ
ン性界面活性剤は、前記本発明のカチオン性界面活性剤
の製造方法により得られるものであり、例えば、下記式
(8)及び(9)のいずれかで表される第四級アンモニ
ウム塩等が好ましい。
【0039】
【化10】
【0040】但し、式(8)において、R1〜R5は、前
記本発明の「カチオン性界面活性剤の製造方法」におけ
る「アルカノールアミン」の項で述べた、式(2)にお
けるR 1〜R5のそれぞれと同様であり、式(9)におい
て、R1〜R2及びR4〜R5は、前記本発明の「カチオン
性界面活性剤の製造方法」における「アルカノールアミ
ン」の項で述べた、式(3)におけるR1〜R2及びR4
〜R5のそれぞれと同様である。また式(8)及び
(9)において、R6は、CH3及びC25のいずれかで
あり、Xは、SO46である。
【0041】前記カチオン性界面活性剤としては、前記
第四級アンモニウム塩のほか、所望により前述のアルカ
ノールアミンエステル等を1〜25重量%程度含有して
いてもよく、水、有機溶媒等の溶媒等を含有してもよ
い。
【0042】以上説明した本発明のカチオン性界面活性
剤は、衣料用柔軟剤、毛髪用コンディショニング剤等の
各種の基剤として好適に用いることができる。本発明の
カチオン性界面活性剤は、前記本発明のカチオン性界面
活性剤の製造方法により得られるため、色調が良好であ
る。
【0043】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明する。尚、本実施例における測定は、下記
〜に示す通りである。また、本実施例において、特に
断りのない限り、「%」は「重量%」を意味する。
【0044】未反応アミンの含有量の測定 自動電位差滴定機(Hiranuma、Titstat
ion TS−980型)を使用し、イソプロパノール
溶媒にサンプルを溶解させ、0.2規定HCl−IPA
規定液で滴定して測定した。
【0045】アミン塩(アミンモノメチル硫酸塩)の
含有量の測定 自動電位差滴定機(Hiranuma、Titstat
ion TS−980型)を使用し、イソプロパノール
溶媒にサンプルを溶解させ、0.1規定KOH規定液で
滴定して測定した。
【0046】固形分量の測定 揮発分測定機(Kett 600)を使用して測定し
た。 エタノール分 ガスクロマトグラフィー(GC)を使用して測定した。
【0047】色調(APHA)の測定 ロビボンド比色計(TINTOMERTER MODE
L E)を使用して、測定した。
【0048】(実施例1) −アルカノールアミンエステルの合成− オレイン酸メチル91%及びステアリン酸メチル9%か
らなるパーム脂肪酸メチル(ライオン株式会社製、パス
テルM181)2352g(8モル)と、トリエタノー
ルアミン745g(5モル)と、酸化マグネシウム1.
55gと、水酸化カリウム2.17gと、水12gと、
を攪拌器、冷却器、温度計及び減圧セットを備えた5L
の4つ口フラスコに入れ、窒素置換を行った後、減圧し
500mmHgに維持した。その後、170℃まで加熱
した。圧力を徐々に20mmHgまで低下させ、11時
間反応させ、未反応メチルエステルが1%以下であるこ
とを確認した。ついで40℃まで冷却し、触媒(酸化マ
グネシウムと水酸化カリウムとの和)と等当量の硫酸
5.69gを水で50%に希釈して加えた。副生成物の
無機塩を濾別し、中間体であるアルカノールアミンエス
テルを得た。アミン価より、前記アルカノールアミンエ
ステルの分子量を求めたところ、594であった。
【0049】−カチオン性界面活性剤の製造− 前記アルカノールアミンエステル(分子量594)29
7g(0.5モル)と、ジホスホン酸(ライオン株式会
社製、フェリオックス115)の粉末12mg(前記ア
ルカノールアミンエステルに対して40ppm)と、を
温度計、滴下ロート及び冷却機を備えた4つ口フラスコ
に入れ窒素置換した。ついで85〜90℃に加熱し、減
圧下で脱水後、ジメチル硫酸61.7g(0.49モ
ル)を1時間にわたって滴下した。滴下終了後、反応物
の増粘を防ぐため、温度を100℃に上昇し、30分間
熟成した。反応終了後、約62gのエタノールを滴下し
ながら冷却し、本発明のカチオン性界面活性剤を含有す
るエタノール溶液を調製した。該エタノール溶液におけ
る、固形分、未反応アミン、アミン塩及びエタノールの
含有量を前述の測定方法により測定した。また、該エタ
ノール溶液について、前記ロビボンド比色計を用い色調
を測定した。これらの結果を表1に示す。
【0050】(実施例2)「実施例1」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末の配
合量を、6mg(前記アルカノールアミンエステルに対
して20ppm)に代えたほかは、実施例1と同様にし
て、本発明のカチオン性界面活性剤を含有するエタノー
ル溶液を調製し、同様にして、固形分、未反応アミン、
アミン塩及びエタノールの含有量及び色調を測定した。
結果を表1に示す。
【0051】(比較例1)「実施例1」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末を配
合しなかったほかは、実施例1と同様にして、エタノー
ル溶液を調製し、同様にして、固形分、未反応アミン、
アミン塩及びエタノールの含有量及び色調を測定した。
結果を表1に示す。
【0052】(比較例2)「実施例1」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末の配
合量を、29mg(前記アルカノールアミンエステルに
対して100ppm)に代えたほかは、実施例1と同様
にして、エタノール溶液を調製し、同様にして、固形
分、未反応アミン、アミン塩及びエタノールの含有量及
び色調を測定した。結果を表1に示す。
【0053】(実施例3) −アルカノールアミンエステルの合成− オレイン酸メチル50%、ステアリン酸メチル30%及
びパルミチン酸メチル20%からなるパーム脂肪酸メチ
ル2328g(8モル)と、トリエタノールアミン74
5g(5モル)と、酸化マグネシウム1.54gと、水
酸化カリウム2.15gと、水12gと、を攪拌器、冷
却器、温度計及び減圧セットを備えた5Lの4つ口フラ
スコに入れ、窒素置換を行った後、減圧し500mmH
gに維持した。その後170℃まで加熱した。圧力を徐
々に20mmHgまで低下させ、11時間反応させ、未
反応メチルエステルが1%以下であることを確認した。
ついで40℃まで冷却し、触媒(酸化マグネシウムと水
酸化カリウムとの和)と等当量の硫酸5.65gを水で
50%に希釈して加えた。副生成物の無機塩を濾別し、
中間体であるアルカノールアミンエステルを得た。アミ
ン価より、前記アルカノールアミンエステルの分子量を
求めたところ、588であった。
【0054】−カチオン性界面活性剤の製造− 前記アルカノールアミンエステル(分子量588)29
4g(0.5モル)と、ジホスホン酸(ライオン株式会
社製、フェリオックス115)の粉末12mg(前記ア
ルカノールアミンエステルに対して40ppm)と、を
温度計、滴下ロート及び冷却機を備えた4つ口フラスコ
に入れ窒素置換した。ついで85〜90℃に加熱し、減
圧下で脱水後、ジメチル硫酸61.7g(0.49モ
ル)を1時間にわたって滴下した。滴下終了後、反応物
の増粘を防ぐため、温度を100℃に上昇し、30分間
熟成した。反応終了後、約62gのエタノールを滴下し
ながら冷却し、本発明のカチオン性界面活性剤を含有す
るエタノール溶液を調製した。該エタノール溶液におけ
る、固形分、未反応アミン、アミン塩及びエタノールの
含有量、及び、エタノール溶液の色調を実施例1と同様
にして測定した。これらの結果を表1に示す。
【0055】(実施例4)「実施例3」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末の配
合量を、6mg(前記アルカノールアミンエステルに対
して20ppm)に代えたほかは、実施例3と同様にし
て、本発明のカチオン性界面活性剤を含有するエタノー
ル溶液を調製し、同様にして、固形分、未反応アミン、
アミン塩及びエタノールの含有量及び色調を測定した。
結果を表1に示す。
【0056】(比較例3)「実施例3」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末を配
合しなかったほかは、実施例3と同様にして、エタノー
ル溶液を調製し、同様にして、固形分、未反応アミン、
アミン塩及びエタノールの含有量及び色調を測定した。
結果を表1に示す。
【0057】(比較例4)「実施例3」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末の配
合量を、29mg(前記アルカノールアミンエステルに
対して100ppm)に代えたほかは、実施例3と同様
にして、エタノール溶液を調製し、同様にして、固形
分、未反応アミン、アミン塩及びエタノールの含有量及
び色調を測定した。結果を表1に示す。
【0058】(比較例5)「実施例3」の「カチオン性
界面活性剤の製造」において、ジホスホン酸の粉末の配
合量を、0.3mg(前記アルカノールアミンエステル
に対して1ppm)に代えたほかは、実施例3と同様に
して、エタノール溶液を調製し、同様にして、固形分、
未反応アミン、アミン塩及びエタノールの含有量及び色
調を測定した。結果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】表1における色調は、下記評価基準により
評価することができる。 ・赤色の指数が2.0未満・・・・・・・・○(合格) ・赤色の指数が2.0以上4.0未満・・・△(普通) ・赤色の指数が4.0以上・・・・・・・・×(不合格)
【0061】以上より、実施例1〜4では、無溶媒であ
っても、好適に、四級化反応によって色調の良好なカチ
オン性界面活性剤が製造されたことがわかる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば色調の良好なカチオン性
界面活性剤及び該カチオン性界面活性剤を効率良く製造
する方法を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 富所 進 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4D077 AA05 AA09 AB11 BA14 CA03 CA13 CA14 DC12Y DC42Y DC67Y 4H006 AA02 AA03 AB68 AC52 BA53 BB70 BC10 BC34 BT12 BU50 4H039 CA71 CL00 4L033 AC02 BA86

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカノールアミンエステルを、該アル
    カノールアミンエステルに対し10〜50ppmのリン
    酸化合物の存在下、無溶媒で四級化反応させることを特
    徴とするカチオン性界面活性剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 リン酸化合物が、式(1)で表される請
    求項1に記載のカチオン性界面活性剤の製造方法。 【化1】 但し、式(1)において、R7は、炭素数1〜2のアル
    キル基である。
  3. 【請求項3】 アルカノールアミンエステルが、少なく
    とも、アルカノールアミンと、脂肪酸及び脂肪酸メチル
    の少なくともいずれかと、から得られた請求項1又は2
    に記載のカチオン性界面活性剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 アルカノールアミンが、式(2)及び
    (3)の少なくともいずれかで表される請求項3に記載
    のカチオン性界面活性剤の製造方法。 【化2】 但し、式(2)及び(3)において、R1は、炭素数1
    〜4のアルキル基、−CH2CHR4OH及び−CH2
    HR4OCOR5のいずれかである。R2は、−(CH2
    nNH2(但し、nは2〜3のいずれかである。)、−C
    2CHR4OH及び−CH2CHR4OCOR5のいずれ
    かである。R3は、−CH2CHR4OH及び−CH2CH
    4OCOR5のいずれかである。R4は、H及びCH3
    いずれかである。R5は、炭素数7〜23のアルキル基
    及びアルケニル基の少なくともいずれかである。式
    (2)において、R1、R2及びR3の少なくともいずれ
    かは、−CH2CHR4OCOR5である。式(3)にお
    いて、R1及びR2の少なくともいずれかは、−CH2
    HR4OCOR5である。
  5. 【請求項5】 四級化反応の反応温度が、80〜120
    ℃である請求項1から4のいずれかに記載のカチオン性
    界面活性剤の製造方法。
  6. 【請求項6】 四級化反応が、ジアルキル硫酸を用いて
    行われる請求項1から5のいずれかに記載のカチオン性
    界面活性剤の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載のカチ
    オン性界面活性剤の製造方法により得られることを特徴
    とするカチオン性界面活性剤。
  8. 【請求項8】 式(8)及び(9)の少なくともいずれ
    かで表される第四級アンモニウム塩を含有することを特
    徴とする請求項7に記載のカチオン性界面活性剤。 【化3】 但し、式(8)及び(9)において、R1は、炭素数1
    〜4のアルキル基、−CH2CHR4OH及び−CH2
    HR4OCOR5のいずれかである。R2は、−(CH2
    nNH2(但し、nは2〜3のいずれかである。)、−C
    2CHR4OH及び−CH2CHR4OCOR5のいずれ
    かである。R3は、−CH2CHR4OH及び−CH2CH
    4OCOR5のいずれかである。R4は、H及びCH3
    いずれかである。R5は、炭素数7〜23のアルキル基
    及びアルケニル基の少なくともいずれかである。R
    6は、CH3及びC25のいずれかである。Xは、SO4
    6である。式(8)において、R1、R2及びR3の少な
    くともいずれかは、−CH2CHR 4OCOR5である。
    式(9)において、R1及びR2の少なくともいずれか
    は、−CH2CHR4OCOR5である。
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