JP2002166103A - 一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤 - Google Patents
一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤Info
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Abstract
とする重合体を塩水中に分散させた一級アミン含有重合
体分散液からなる凝集剤を提供する。 【解決手段】 一級アミノ基含有アクリル型単量体を必
須成分とする単量体(混合物)水溶液を、塩水溶液中で
該塩水溶液に可溶なイオン性高分子分散剤共存下で分散
重合法を用いることによって達成できる。
Description
集剤、脱水剤あるいは製紙工程などに用いて有用である
一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤とその製
造方法に関する。
の凝集剤或いは製紙用薬剤として使用されているが、高
分子化合物であるため水に溶解した状態では高粘性溶液
となる。そのためどのような製品形態にするかが商品化
するうえで大きなポイントとなる。たとえば、水溶液の
静置重合法では、高分子量の重合体を得るためには、1
0重量%以上の単量体濃度で重合を行うため、生成物
は、含水したゲル状となり、そのままの状態では溶解も
困難であるため、該生成物を更に希釈して流動性のある
低濃度溶液で市販するかなど重合後の工程が必要にな
る。その対策のひとつの形態として粉末化があり、多く
の製品がこの形態と採っている。しかし、粉末品は使用
時、溶解するのに時間がかかり、そのためのエネルギ−
も多く要する。その解決を図ったのがエマルジョン製品
である。油中水型エマルジョンの状態で重合をし、重合
後、親水性界面活性剤を添加し、溶解し易くした状態で
販売される。粉末に較べると溶解時間は短く、高重合度
の高分子物も得られる。
火性を有し、更に貴重な有機溶剤を無駄に消費する欠点
を有しており、また、疏水性溶媒中での懸濁重合では、
シクロヘキサン、トルエン等の引火性物質を用いるた
め、製造設備に多額の費用が必要となるなど欠点を有し
ている。
するために、多価アニオン塩水溶液中で、たとえばアク
リロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩
化物の(共)重合体のように、前記多価アニオン塩水溶
液に溶解しない重合体を微細粒子として塩水中に分散し
た分散液を製造する方法が開発された。これは特公平4
−39481号公報や特公平6−51755号公報に記
載された方法によって製造することが可能である。前者
の公報は、分散剤として多価アルコ−ルを重合時共存さ
せる方法が開示され、後者の公報では、分散剤として多
価アニオン塩水溶液中に可溶なカチオン性高分子を重合
時共存させる方法が開示されている。これらの公報に
は、アクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモ
ニウム塩化物のような(メタ)アクリロイルオキシエチ
ルベンジルジアルキルアンモニウム塩化物系単量体は必
須成分として重合時共存させることが必要であるが、共
重合時併用するカチオン性単量体は、N,N−ジアルキ
ルアミノエチル(メタ)アクリレ−トは、三級アミノ基
あるいは四級アンモニウム塩基含有アクリル型単量体で
あり、一級アミノ基含有アクリル型単量体の共重合体は
記載されていない。
子を合成するには、N−ビニルカルボン酸アミドを重合
した後、あるいはポリビニルアミジン系高分子はN−ビ
ニルカルボン酸アミドとアクリロニトリルとの共重合の
後、それぞれ側鎖のN−アシル基を酸またはアルカリに
よって加水分解し、一級アミノ基あるいはアミジン基を
生成させていた。しかし、この方法は、重合後でなけれ
ば加水分解反応ができないため、どうしても反応条件が
過酷になる。ところで、分子内に一級アミノ基を有する
アクリル型単量体は、米国特許3、037、969号公
報や米国特許3、336、358号公報によって製造す
ることができる。アクリル型単量体であるため、他のア
クリル型単量体との共重合が良好であり、分子量も一定
以上の重合体が生成し、重合後の加水分解も必要ない。
一級アミノ基を有する高分子は、分子内に多数の一級ア
ミノ基が存在するため他の高分子に較べ、種々の特異な
性質を有する。特に親水性微粒子への吸着性が高いた
め、例えば色素定着性が高い、汚泥脱水用凝集剤として
使用すると、脱水ケ−キの含水率が低下するなどの性能
を有する。またその他、金属表面への吸着性が高い、他
の水溶性高分子との相溶性が比較的高い、官能基を有す
る他の有機化合物と反応して高分子変性が可能であるな
どの性質も有する。また、一級アミンであるため水素結
合力が高く、合成した高分子の接着力が高く、凝集剤を
始めとして各種の応用が期待できる。現在のところ一級
アミノ基を有するアクリル型カチオン性重合体を塩水溶
液中に分散した高分子分散液は知られていない。
剤や製紙用薬剤、あるいはその他土木用添加剤、水処理
剤として有用な一級アミン含有アクリル型単量体を構成
成分とする重合体を塩水中に分散させた一級アミン含有
重合体分散液からなる凝集剤及びその製造方法を開発す
ることにある。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
請求項1の発明は、下記一般式(1)で表される単量体
(A)とを必須成分とする単量体(混合物)水溶液を、
塩水溶液中で該塩水溶液に可溶なイオン性高分子分散剤
共存下で分散重合法により製造された一級アミノ基含有
重合体分散液からなる凝集剤である。
はC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン基、
Xは陰イオン
記一般式(1)で表される単量体を10〜100モル%
と下記一般式(2)で表わされるアニオン性単量体0〜
30モル%とアクリルアミド0〜90モル%からなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の一級アミノ基含有重合
体分散液からなる凝集剤である。
は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
OO、Yは水素または陽イオン、あるいはCOOZ、Z
は水素または陽イオン
般式(1)で表される単量体を5〜60モル%、前記一
般式(2)で表わされるアニオン性単量体0〜20モル
%、下記一般式(3)で表わされるカチオン性単量体5
〜40モル%及びアクリルアミド0〜90モル%からな
ることを特徴とする請求項1に記載の一級アミノ基含有
重合体分散液からなる凝集剤である。
チル基、2−ヒドロキシプロピル基あるいはベンジル基
で、同じでも異なっていても良い、R7は水素原子、メ
チル基あるいはエチル基、Aは酸素原子またはNH、B
はC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン基、
Xは陰イオン
わされる単量体が、2−アミノエチルメタクリレ−トの
有機酸あるいは無機酸の塩であることを特徴とする請求
項1〜3に記載の一級アミノ基含有重合体分散液からな
る凝集剤である。
のイオン当量が1.50meq/g以上、15.0me
q/g以下であることを特徴とする請求項1〜3に記載
の一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤であ
る。
が、多価アニオン性塩であることを特徴とする請求項1
〜3に記載の一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝
集剤である。
された分散液中の一級アミノ基含有重合体の濃度が10
重量%以上、50重量%以下であることを特徴とする請
求項1〜5に記載の一級アミノ基含有重合体分散液から
なる凝集剤である。
有重合体を製造するにはまず、一般式(1)で表わされ
るカチオン性単量体、あるいは共重合する場合は、共重
合する単量体を共存させた水溶液を調製し、pHを2.
0〜6.0に調節した後、無機塩類、特に好ましくは多
価アニオン塩類及びイオン性高分子からなる高分子分散
剤を添加し、混合物を均一に溶解した後、窒素置換によ
り反応系の酸素を除去しラジカル重合性開始剤を添加す
ることによって重合を開始させ、重合体を製造すること
ができる。また、重合開始前に連鎖移動剤や架橋剤など
を共存させることは他の重合法と同様である。また、グ
リセリン、ポリエチレングリコール等の多価アルコール
が共存すると、析出状態が更に良好になることもある。
体の例としては、2−アミノエチルアクリレ−ト、2−
アミノエチルメタアクリレ−ト、3−アミノプロピルア
クリレ−ト、3−アミノプロピルメタアクリレ−トなど
の有機酸や無機酸の塩が上げられ、これらの単量体は、
普通、無機あるいは有機の酸塩の形でのみ存在が可能で
あるので、塩の形で保存される。
られる塩は、多価塩類である硫酸塩又は燐酸塩が適当で
あり、具体的には、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウ
ム、硫酸マグネシウム、硫酸アルミニウム、燐酸水素ア
ンモニウム、燐酸水素ナトリウム、燐酸水素カリウム等
を例示することができ、これらの塩を濃度15%以上の
水溶液として用いることが好ましい。
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミ
ド、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリル酸メチ
ル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、ジアセ
トンアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニ
ルホルムアミド、N−ビニルアセトアミドなどがあげら
れ、これら一種または二種以上との共重合が可能であ
る。最も好ましい組み合わせとしては、アクリルアミド
である。
は、適宜カチオン性の単量体を共重合して改質し、種々
の目的に合った重合体を合成することができる。例え
ば、三級アミノ基や四級アンモニウム基含有単量体とも
共重合可能である。三級アミノ含有単量体の例として、
(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチルやジメチルア
ミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどが上げられ
る。また、四級アンモニウム基含有単量体の例として
は、前記三級アミノ含有単量体の塩化メチルや塩化ベン
ジルによる四級化物である(メタ)アクリロイルオキシ
エチルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリ
ロイルオキシ2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモ
ニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロピルト
リメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルオ
キシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、(メ
タ)アクリロイルオキシ2−ヒドロキシプロピルジメチ
ルベンジルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイル
アミノプロピルジメチルベンジルアンモニウム塩化物な
どがあげられる。更にジメチルジアリルアンモニウム塩
化物も共重合可能である。
面からは、(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチル
ベンジルアンモニウム塩化物のようなベンジル基含有単
量体を共重合することが好ましい。これら三級アミンあ
るいは四級アンモニウム塩基含有単量体の全カチオン性
単量体に占める割合は、0〜50モル%である。
ドやエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−トなどの多
官能性単量体、あるいはN,N−ジメチル(メタ)アク
リルアミドやN,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド
など熱架橋性単量体を共重合して架橋や分岐した重合体
を合成し、改質することも可能である。
カチオン性単量体である(メタ)アクリロイルオキシエ
チルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロ
イルアミノプロピルトリメチルアンモニウム塩化物、ジ
メチルジアリルアンモニウム塩化物などが使用可能だ
が、これらカチオン性単量体と非イオン性単量体との共
重合体も使用可能である。非イオン性単量体の例として
は、アクリルアミド、N−ビニルホルムアミド、N−ビ
ニルアセトアミド、N−ビニルピロリドン、N、N−ジ
メチルアクリルアミド、アクリロニトリル、ジアセトン
アクリルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レ−トのなどであるが、アクリルアミドとの共重合体が
好ましい。これらイオン性高分子からなる高分子分散剤
の添加量としては、対単量体0.5〜10重量%であ
り、好ましくは1〜5重量%である。
モル%によって適宜決めていき、温度としては0〜10
0℃の範囲で行う。重合開始はラジカル重合開始剤を使
用する。これら開始剤は油溶性あるいは水溶性のどちら
でも良く、アゾ系,過酸化物系、レドックス系いずれで
も重合することが可能である。油溶性アゾ系開始剤の例
としては、2、2’−アゾビスイソブチロニトリル、
1、1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリ
ル)、2、2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリ
ル)、2、2’−アゾビス(2−メチルプロピオネ−
ト)、4、4−アゾビス(4−メトキシ−2、4ジメチ
ル)バレロニトリルなどがあげられ、水混溶性溶剤に溶
解し添加する。
2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、
2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物、4、4’
−アゾビス(4−シアノ吉草酸)などがあげられる。ま
たレドックス系の例としては、ペルオクソ二硫酸アンモ
ニウムと亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ト
リメチルアミン、テトラメチルエチレンジアミンなどと
の組み合わせがあげられる。さらに過酸化物の例として
は、ペルオクソ二硫酸アンモニウムあるいはカリウム、
過酸化水素,ベンゾイルペルオキサイド、ラウロイルペ
ルオキサイド、オクタノイルペルオキサイド、サクシニ
ックペルオキサイド、t-ブチルペルオキシ2−エチルヘ
キサノエ−トなどをあげることができる。これら開始剤
の中で最も好ましいのは、水溶性アゾ開始剤である2、
2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、
2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物である。
成した水溶性カチオンモノマーを析出させること、及び
微粒子となるようにポリマーの析出状態を調節すること
の2点から成る。多価アニオン塩水溶液によるポリマー
の析出は、ホフマイスター系列等から容易に説明される
従来公知の現象である。ベンジル基を有するカチオンモ
ノマー単位は、特に、塩析され易く、アミド基はそれに
次ぐものである。添加ポリマー2種の効果発現機構は、
不明であるが、適当な重合の場を提供すること及び電気
的反発力により会合を阻止する作用が働くものと推測さ
れる。特に、塩水溶液不溶の水溶性カチオンポリマー
は、モノマーが共存すると、塩水溶液に溶解する等の複
雑な挙動を示し、確たる理論的説明ができる状態には至
っていない。
らなるからなる凝集剤は、製紙工業におけるパルプスラ
ッジの脱水、その他食品工業、金属、石油精製の各排水
処理、また建材関係の砂利洗浄排水の処理などに適用可
能である。特に有効な対象物として下水、し尿あるいは
一般産業排水処理で生じる有機性汚泥及び凝集汚泥を含
む混合汚泥などである。これら汚泥は、本発明の一級ア
ミノ基含有重合体分散液からなるカチオン性水溶性高分
子を添加し、凝集させた後、ベルトプレス、フィルタ−
プレス、デカンタ−あるいはスクリュ−プレスなどの脱
水機により脱水する。添加量としては、排水の種類、懸
濁物濃度などのよって変化するものであるが、液量に対
して0.1〜1000ppm程度である。また、汚泥に
対しては、汚泥ssに対して0.1〜3重量%である。
ー分散液の製造方法における実施例を説明するが、この
発明は、その特許請求の範囲に記載された事項によって
構成される技術的思想の範囲を超えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。また、パ−セントは重
量パ−セントを表わす。
を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリロイルオ
キシエチルトリメチルアンモニウムクロライドホモ重合
体の20%水溶液23.0g(対単量体4.0%)、イ
オン交換水135g、硫酸アンモニウム115.0g、
アクリルアミド50%水溶液185.2g及び2−アミ
ノエチルメタクリレ−ト65%水溶液36.5gを仕込
み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、3
0分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス
〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プ
ロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液2.3g(対単量
体0.02%)を加え、5時間重合を継続させ、その後
前記開始剤溶液を1.2g追加しさらに5時間重合を行
った。得られた分散液のしこみ単量体濃度は23.0%
であり、ポリマー粒径は10μm以下、分散液の粘度は
630mPa・sであった。また、静的光散乱法による
分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって
重量平均分子量を測定した。この試料を試作−1とす
る。結果を表1に示す。
ド/2−アミノエチルメタクリレ−ト=60/40の共
重合体分散液、試作−2を合成した。結果を表1に示
す。
ド/2−アミノエチルメタクリレ−ト=30/70の共
重合体分散液、試作−3を合成した。結果を表1に示
す。
を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリルアミド
50%水溶液75.2gとアクリル酸80%水溶液9.
5gをし込み、35%水酸化ナトリウム水溶液15.0
gによりアクリル酸に対し当量分中和した。これにアク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライ
ドホモ重合体の20%水溶液25.9(対単量対4.5
%)g、イオン交換水145g、硫酸アンモニウム11
5.0g、及び2−アミノエチルメタクリレ−ト65%
水溶液106.7gを仕込み、完全に溶解させた。内温
を33〜35℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤と
して2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミ
ダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%
水溶液1.7g(対単量対0.015%)gを加え、5
時間重合を継続させ、その後前記開始剤溶液を1.2g
追加しさらに5時間重合を行った。得られた分散液のし
込み単量対濃度は23%であり、ポリマー粒径は10〜
30μmの範囲にあり、分散液の粘度は760mPa・
sであった。また、静的光散乱法による分子量測定器
(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子
量を測定した。この試料を試作−4とする。結果を表1
に示す。
を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリロイルオ
キシエチルトリメチルアンモニウムクロライドホモ重合
体の20%水溶液14.0(対単量対2.0%)gとジ
メチルジアリルアンモニウムクロリド30%水溶液9.
3(対単量対2.0%)g、アクリルアミド50%水溶
液37.0g、2−アミノエチルメタクリレ−ト65%
水溶液87.5g、アクリロイルオキシエチルジメチル
ベンジルアンモニウムクロライド92.6g、イオン交
換水135g及び硫酸アンモニウム115.0gを仕込
み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、3
0分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス
〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プ
ロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液1.7g(対単量
対0.015%)gを加え、5時間重合を継続させ、そ
の後前記開始剤溶液を1.2g追加しさらに5時間重合
を行った。得られた分散液中のし込み単量体濃度は28
%であり、ポリマー粒径は10μm以下の範囲にあり、
分散液の粘度は370mPa・sであった。また、静的
光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DLS−70
00)によって重量平均分子量を測定した。この試料を
試作−5とする。結果を表1に示す。
ミノエチルメタクリレ−ト/アクリロイルオキシエチル
トリメチルアンモニウムクロライド=30/40/30
(モル%)からなる共重合体分散液試作−6を合成し
た。
を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリルアミド
50%水溶液64.6gとアクリル酸80%水溶液8.
2gをし込み、35%水酸化ナトリウム水溶液10.5
gによりアクリル酸に対し当量分中和した。これにアク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロライ
ドホモ重合体の20%水溶液20.1(対単量対3.5
%)g、イオン交換水190.7g、硫酸アンモニウム
100.0g、及び2−アミノエチルメタクリレ−ト6
5%水溶液45.8g及びアクリロイルオキシエチルジ
メチルベンジルアンモニウムクロライド70%水溶液6
4.6gを仕込み、完全に溶解させた。内温を33〜3
5℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤として2、
2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン
−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液
2.3g(対単量対0.02%)gを加え、5時間重合
を継続させ、その後前記開始剤溶液を1.2g追加しさ
らに5時間重合を行った。得られた分散液のし込み単量
対濃度は23%であり、ポリマー粒径は10μm以下の
範囲にあり、分散液の粘度は400mPa・sであっ
た。また、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子
製DLS−7000)によって重量平均分子量を測定し
た。この試料を試作−7とする。結果を表1に示す。
アクリル酸 AAM:アクリルアミド、ABC:アクリロイルオキシ
エチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、DM
Q:アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
クロリド、 分散液粘度:mPa・s、
Claims (7)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表される単量体
(A)とを必須成分とする単量体(混合物)水溶液を、
塩水溶液中で該塩水溶液に可溶なイオン性高分子分散剤
共存下で分散重合法により製造された一級アミノ基含有
重合体分散液からなる凝集剤。 【化1】 Rは水素またはメチル基、Aは酸素原子またはNH、B
はC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン基、
Xは陰イオン - 【請求項2】 単量体(混合物)が前記一般式(1)で
表される単量体を10〜100モル%と下記一般式
(2)で表わされるアニオン性単量体0〜30モル%と
アクリルアミド0〜90モル%からなることを特徴とす
る請求項1に記載の一級アミノ基含有重合体分散液から
なる凝集剤。 【化2】 R2は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、R3
は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
OO、Yは水素または陽イオン、あるいはCOOZ、Z
は水素または陽イオン - 【請求項3】 単量体混合物が前記一般式(1)で表さ
れる単量体を5〜60モル%、前記一般式(2)で表わ
されるアニオン性単量体0〜20モル%、下記一般式
(3)で表わされるカチオン性単量体5〜40モル%及
びアクリルアミド0〜90モル%からなることを特徴と
する請求項1に記載の一級アミノ基含有重合体分散液か
らなる凝集剤。 【化3】 R4は水素またはメチル基、R5、R6はメチル基、エ
チル基、2−ヒドロキシプロピル基あるいはベンジル基
で、同じでも異なっていても良い、R7は水素原子、メ
チル基あるいはエチル基、Aは酸素原子またはNH、B
はC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン基、
Xは陰イオン - 【請求項4】 前記一般式(1)で表わされる単量体
が、2−アミノエチルメタクリレ−トの有機酸あるいは
無機酸の塩であることを特徴とする請求項1〜3に記載
の一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤。 - 【請求項5】 イオン性高分子分散剤のイオン当量が
1.50meq/g以上、15.0meq/g以下であ
ることを特徴とする請求項1〜3に記載の一級アミノ基
含有重合体分散液からなる凝集剤。 - 【請求項6】 塩水溶液を構成する塩が、多価アニオン
性塩であることを特徴とする請求項1〜5に記載の一級
アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤。 - 【請求項7】 分散重合法により製造された分散液中の
一級アミノ基含有重合体の濃度が10重量%以上、50
重量%以下であることを特徴とする請求項1〜5に記載
の一級アミノ基含有重合体分散液からなる凝集剤。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP2008006382A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Nalco Japan Kk | 含油廃水の処理方法 |
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