JP4878422B2 - 水溶性高分子分散液及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水溶性高分子分散液及びその製造方法に関するものであり、詳しくは塩水溶液中に粒径100μm以下のカチオン性、非イオン性及び両性から選択される水溶性高分子微粒子と、分散剤として該塩水溶液に可溶な重縮合系高分子のうち、少なくとも一種以上が共存する水溶性高分子分散液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水溶性カチオン性高分子は、廃水処理用の凝集剤或いは製紙用薬剤として使用されているが、高分子化合物であるため水に溶解した状態では高粘性溶液となる。そのためどのような製品形態にするかが商品化するうえで大きなポイントとなる。たとえば、水溶液の静置重合法では、高分子量の重合体を得るためには、10重量%以上の単量体濃度で重合を行うため、生成物は、含水したゲル状となり、そのままの状態では溶解も困難であるため、該生成物を更に希釈して流動性のある低濃度溶液で市販するかなど重合後の工程が必要になる。その対策のひとつの形態として粉末化があり、多くの製品がこの形態と採っている。しかし、粉末品は使用時、溶解するのに時間がかかり、そのためのエネルギ−も多く要する。その解決を図ったのがエマルジョン製品である。油中水型エマルジョンの状態で重合し、重合後、親水性界面活性剤を添加し、溶解し易くした状態で販売される。粉末に較べると溶解時間は短く、高重合度の高分子物も得られる。
【0003】
しかし、油中水型のエマルジョンでは、引火性を有し、更に貴重な有機溶剤を無駄に消費する欠点を有しており、また、疏水性溶媒中での懸濁重合では、シクロヘキサン、トルエン等の引火性物質を用いるため、製造設備に多額の費用が必要となるなど欠点を有している。油中水型エマルジョン重合法の欠点を克服するために、多価アニオン塩水溶液中で、たとえばアクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩化物の(共)重合体のように、前記多価アニオン塩水溶液に溶解しない重合体を微細粒子として塩水中に分散した分散液を製造する方法が開発された。これは特公平4−39481号公報や特公平6−51755号公報に記載された方法によって製造することが可能である。前者の公報は、分散剤として多価アルコ−ルを重合時共存させる方法が開示され、後者の公報では、分散剤として多価アニオン塩水溶液中に可溶なカチオン性高分子を重合時共存させる方法が開示されている。
【0004】
これらの公報には、アクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩化物のような(メタ)アクリロイルオキシエチルベンジルジアルキルアンモニウム塩化物系単量体は必須成分として重合時共存させ、共重合時併用するカチオン性単量体は、N,N−ジアルキルアミノエチル(メタ)アクリレ−トは、三級アミノ基あるいは四級アンモニウム塩基含有アクリル型単量体である。現在、問題となっている点は、前記ベンジル系単量体の共重合率を減少させた場合や全く使用しない場合、重合時の増粘が激しくしばしば分散重合が不可能になることである。分散剤として多価アルコ−ルや多価アニオン塩水溶液中に可溶なカチオン性高分子を主に使用しているが、増粘を抑制するに適した分散剤の開発が大きなテ−マとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、重合時の増粘を抑制し効率良く水溶性高分子分子を製造できる分散剤を含有する水溶性高分子分散液を開発することであり、その水溶性高分子分散液を効率良く製造可能な製造方法を開発することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明者は鋭意検討した結果、以下のような発明に到達した。すなわち請求項1の発明は、塩水溶液中で、分散剤として該塩水溶液に可溶なアンモニア、脂肪族モノアミン、脂肪族ポリアミンから選択された一種以上のアミン類とエピハロヒドリンとの重縮合物のうち、少なくとも一種以上を共存させ、下記一般式(1)及び/又は(2)で表される単量体0〜100モル%、(3)で表される単量体0〜50モル%、アクリルアミド0〜100モル%及び共重合可能な他の非イオン性単量体0〜30モル%からなる単量体(混合物)を、攪拌下、分散重合したことを特徴とする粒径100μm以下のカチオン性、非イオン性及び両性から選択された一種以上の微粒子からなる水溶性高分子分散液である。
【化1】
一般式(1)
R1は水素又はメチル基、R2、R3は炭素数1〜3のアルキルあるいはアルコキシル基、R4は水素、炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシル基あるいはベンジル基であり、R2、R3およびR4のアルキル基、アルコキシル基は同種でも異種でも良い、Aは酸素またはNH、Bは炭素数2〜4のアルキレン基またはアルコキシレン基を表わす、X1は陰イオンをそれぞれ表わす。
【化2】
一般式(2)
R5は水素又はメチル基、R6、R7は炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシ基あるいはベンジル基、X2は陰イオンをそれぞれ表わす
【化3】
一般式(3)
R8は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、AはSO3、C6H4SO3、CONHC(CH3)2CH2SO3、C6H4COOあるいはCOO、R9は水素またはCOOY2、Y1あるいはY2は水素または陽イオン
【0007】
請求項2の発明は、 前記脂肪族ポリアミンが下記一般式(4)で表わされるポリエチレンポリアミンであることを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液である。
【化4】
一般式(4)
nは1〜10の整数
【0008】
請求項3の発明は、前記重縮合系高分子のイオン当量値が1.5〜10meq/gであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の水溶性高分子分散液である。
【0009】
請求項4の発明は、高分子分散液を構成するカチオン性、非イオン性及び両性から選択される一種以上の水溶性高分子の重量平均分子量が、200万以上、2000万以下であることを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液である。
【0010】
請求項5の発明は、 塩水溶液を構成する塩が、少なくとも一種の多価アニオン塩を含有することを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液である。
【0011】
請求項6の発明は、塩水溶液中で、分散剤として該塩水溶液に可溶なアンモニア、脂肪族モノアミン、脂肪族ポリアミンから選択された一種以上のアミン類とエピハロヒドリンとの重縮合物のうち、少なくとも一種以上を共存させ、下記一般式(1)及び/又は(2)で表される単量体0〜100モル%、(3)で表される単量体0〜50モル%、アクリルアミド0〜100モル%及び共重合可能な他の非イオン性単量体0〜30モル%からなる単量体(混合物)を、攪拌下、分散重合することを特徴とする粒径100μm以下の微粒子からなる水溶性高分子分散液の製造方法である。
【化1】
一般式(1)
R1は水素又はメチル基、R2、R3は炭素数1〜3のアルキルあるいはアルコキシル基、R4は水素、炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシル基あるいはベンジル基であり、R2、R3およびR4のアルキル基、アルコキシル基は同種でも異種でも良い、Aは酸素またはNH、Bは炭素数2〜4のアルキレン基またはアルコキシレン基を表わす、X1は陰イオンをそれぞれ表わす。
【化2】
一般式(2)
R5は水素又はメチル基、R6、R7は炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシ基あるいはベンジル基、X2は陰イオンをそれぞれ表わす。
【化3】
一般式(3)
R8は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、AはSO3、C6H4SO3、CONHC(CH3)2CH2SO3、C6H4COOあるいはCOO、R9は水素またはCOOY2、Y1あるいはY2は水素または陽イオン
【0012】
請求項7の発明は、前記脂肪族ポリアミンが下記一般式(4)で表わされるポリエチレンポリアミンであることを特徴とする請求項6に記載の水溶性高分子分散液の製造方法である。
【化4】
一般式(4)
nは1〜10の整数
【0013】
請求項8の発明は、前記重縮合系高分子のイオン当量値が1.5〜10meq/gであることを特徴とする請求項6あるいは7に記載の水溶性高分子分散液の製造方法である。
【0014】
請求項9の発明は、塩水溶液を構成する塩が、少なくとも一種の多価アニオン塩を含有することを特徴とする請求項6に記載の水溶性高分子分散液の製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のカチオン性、非イオン性及び両性から選択される一種以上の水溶性高分子分散液は、塩水溶液中で該塩水溶液に可溶な重縮合系高分子分散剤共存下で、分散重合法により製造した粒系100μm以下の高分子微粒子からなる。具体的に製造方法を説明すると以下のようである。硫酸アンモニウムのような多価アニオン塩の水溶液を調製し、カチオン性単量体として(メタ)アクリレ−ト系四級アンモニウム塩基含有単量体とアクリルアミド、また両性水溶性高分子の場合は(メタ)アクリル酸を加え、分散剤として重縮合系高分子を重合前に共存させる。この時のpHは2〜6に設定する。混合物を均一に溶解した後、窒素置換により反応系の酸素を除去しラジカル重合性開始剤を添加することによって重合を開始させ、重合体を製造することができる。また、重合開始前に連鎖移動剤や架橋剤などを共存させることは他の重合法と同様である。
【0016】
始めに分散剤として使用する重縮合系高分子について説明する。本発明で使用する重縮合系高分子は、アンモニア、脂肪族一価アミン及び脂肪族ポリアミンから選択された少なくとも一種以上の化合物とエピハロヒドリンとの重縮合物である。脂肪族一価アミンとしては、モノメチルアミン、モノエチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどである。脂肪族ポリアミンはエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ペンタエチレンヘキサミン、ヘキサメチレンジアミンなどである。これらアミン類のなかで特に好ましいものは、モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチレンジアミンあるいはペンタエチレンヘキサミンである。
【0017】
重縮合物は、これらアンモニア、脂肪族一価アミンあるいは脂肪族ポリアミンは、単独でも二種以上を混合しエピハロヒドリンと反応させたせた生成物でも良いし、また反応第一段階でまず脂肪族一価アミンとエピハロヒドリンとを反応し縮合物を生成させ、反応第ニ段階でアンモニアあるいは脂肪族ポリアミンと反応させ、分子量を増大した生成物でも良い。重縮合物の分子量としては、数百〜約200万である。
【0018】
これら重縮合系高分子の単量体に対する配合は、重合する単量体に合わせ選択する。特にカチオン性単量体の比率が低い共重合を実施するときは、イオン性の高い、例えばポリエチレンポリアミンとエピハロヒドリンとの重縮合系高分子などを使用すると効果的である。反対にイオン性単量体の共重合比が高いときは、イオン性の低い、例えばジエチルアミンとエピハロヒドリンとの重縮合系高分子などを使用すると効果的である。本発明の分散剤は、各々ニ種以上使用することは制限ないが、三種、四種と組合せるのは管理上、非常に煩雑であり、好ましくは一種あるいは二種併用である。これら重縮合系高分子分散剤の単量体に対する添加量は、単量体に対して1/100〜20/100であり、好ましくは2/100〜15/100である。
【0019】
本発明で重縮合系高分子を使用すると効果的であるのは、理論的には不明な部分が多く解明できない。しかし、現象面から推定すると以下のようになる。すなわち塩水溶液中で重合が進行していくと、生成高分子濃度は、溶解度以上となり高分子粒子の析出が始まるが、その手前では溶解している高分子のため重合物自体(重合系)の粘性も増加し、溶解高分子と析出粒子が共存した状態になる。この後、析出した高分子の割合は増加していき、重合物は徐々に粘性が低下し、分散状態に相変化する。この共存状態時に、析出粒子とゲル状の溶解高分子間における滑りを向上させ、相変化前の増粘状態から分散状態への相変化をスム−ズに移行させるのが、相移行期における分散剤の主な役目と考えられる。重縮合系高分子は、アクリル系カチオン性高分子に較べ分子量がかなり低く、比較的カチオン密度が高い。そのため吸着した重縮合系高分子は、析出粒子の表面を密に覆い、粒子間の電気的反発によって分散を安定化し、また析出粒子と溶解ゲル状高分子間にミクロな相分離状況を発生させる。この効果により粒子周辺の粘性を低下させ、析出粒子と溶解ゲル状高分子間の滑りを向上させ、スム−ズな相変化を達成させると推定される。
【0020】
カチオン性、非イオン性及び両性から選択される水溶性高分子を重合する時使用するカチオン性単量体のうち一般式(1)で表されるカチオン性単量体の例としては、三級アミノ基含有単量体の例として、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチルやジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドなどが上げられる。また、四級アンモニウム基含有単量体の例としては、前記三級アミノ含有単量体の塩化メチルや塩化ベンジルによる四級化物である(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルオキシ2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロピルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルオキシ2−ヒドロキシプロピルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロピルジメチルベンジルアンモニウム塩化物などがあげられる。また、一般式(2)で表されるカチオン性単量体の例としては、ジアリルメチルアミン、ジアリルベンジルアミン、ジメチルジアリルアンモニウム塩化物ジアリルメチルベンジルアンモニウム塩化物などである。
【0021】
使用するアニオン性単量体は、スルフォン基でもカルボキシル基でもかまわなく両方を併用しても良い。スルフォン基含有単量体の例は、ビニルスルフォン酸、ビニルベンゼンスルフォン酸あるいは2−アクリルアミド2−メチルプロパンスルフォン酸などである。またカルボキシル基含有単量体の例は、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、マレイン酸あるいはp−カルボキシスチレンなどである。
【0022】
非イオン性水溶性高分子を重合する場合は、アクリルアミドを使用する。またアクリルアミド以外の非イオン性単量体を共重合しても良い。また、カチオン性あるいは両性水溶性高分子を重合する場合も他の非イオン性単量体を共重合しても良い。そのような例としてN,N−ジメチルアクリルアミド、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、ジアセトンアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、アクリロイルモルホリンなどがあげられる。
【0023】
カチオン性水溶性高分子の分散液を製造する場合のカチオン性単量体のモル比は、1〜100モル%であり、好ましくは5〜100モル%であり、好ましくは10〜100モル%である。両性水溶性高分子の分散液を製造する場合は、カチオン性単量体10〜90モル%、好ましくは20〜90モル%である。また、アニオン性単量体は、5〜50モル%が好ましく、さらに好ましくは5〜40モル%である。アクリルアミドは0〜95モル%であり、好ましくは0〜85モル%である。
【0024】
また、N,N−メチレンビスアクリルアミドやエチレングリコ−ル(メタ)アクリレ−トなどの多官能性単量体、あるいはN,N−ジメチル(メタ)アクリルアミドやN,N−ジエチル(メタ)アクリルアミドなど熱架橋性単量体を共重合して架橋や分岐した重合体を合成し、改質することも可能である。
【0025】
重合条件は通常、使用する単量体や共重合モル%によって適宜決めていき、温度としては0〜100℃の範囲で行う。重合開始はラジカル重合開始剤を使用する。これら開始剤は油溶性あるいは水溶性のどちらでも良く、アゾ系,過酸化物系、レドックス系いずれでも重合することが可能である。油溶性アゾ系開始剤の例としては、2、2’−アゾビスイソブチロニトリル、1、1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)、2、2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2、2’−アゾビス(2−メチルプロピオネ−ト)、4、4−アゾビス(4−メトキシ−2、4ジメチル)バレロニトリルなどがあげられ、水混溶性溶剤に溶解し添加する。
【0026】
水溶性アゾ系開始剤の例としては、2、2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物、4、4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)などがあげられる。またレドックス系の例としては、ペルオクソ二硫酸アンモニウムと亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、トリメチルアミン、テトラメチルエチレンジアミンなどとの組み合わせがあげられる。さらに過酸化物の例としては、ペルオクソ二硫酸アンモニウムあるいはカリウム、過酸化水素、ベンゾイルペルオキサイド、ラウロイルペルオキサイド、オクタノイルペルオキサイド、サクシニックペルオキサイド、t-ブチルペルオキシ2−エチルヘキサノエ−トなどをあげることができる。これら開始剤の中で最も好ましいのは、水溶性アゾ開始剤である2、2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化物、2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物である。
【0027】
使用する塩類としては、ナトリウムやカリウムのようなアルカリ金属イオンやアンモニウムイオンとハロゲン化物イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、リン酸イオンなどとの塩であるが、多価陰イオンとの塩がより好ましい。これら塩類の塩濃度としては、7重量%〜飽和濃度まで使用できる。
【0028】
本発明のカチオン性、非イオン性及び両性から選択される水溶性高分子分散液は、製紙工業におけるパルプスラッジの脱水、その他食品工業、金属、石油精製の各排水処理、また建材関係の砂利洗浄排水の処理また、一般産業排水処理で生じる有機性汚泥及び凝集汚泥を含む混合汚泥などに適用可能である。特に有効な対象物として下水、し尿の消化汚泥、あるいは食品工業排水の余剰汚泥などに優れた効果を発揮する。これら汚泥は、本発明の両性水溶性高分子分散液を水に溶解し水溶液とした後、添加し、凝集させた後、ベルトプレス、フィルタ−プレス、デカンタ−あるいはスクリュ−プレスなどの脱水機により脱水する。添加量としては、排水の種類、懸濁物濃度などのよって変化するものであるが、液量に対して0.1〜1000ppm程度である。また、汚泥に対しては、汚泥ssに対して0.1〜3重量%である。
【0029】
【実施例】
以下、実施例および比較例によって本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に制約されるものではない。
【0030】
(合成例−1)温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ内に50%水溶液のジメチルアミン90.0g、イオン交換水97.8gをし込んだ。そして反応器を氷水で冷却しながら温度を50℃以下に保ち、エピクロロヒドリン101.8gを1時間かけ供給した。モル比は1:1.1である。その後、5時間反応を行い終了した。反応後、カチオン当量と光散乱法による重量平均分子量を測定した。これを分散剤−1とする。結果は表1に示す。
【0031】
(合成例−2)温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ内に50%水溶液のジメチルアミン54.0gと40%水溶液モノメチルアミン31.0g、イオン交換水95.6gをし込んだ。そして反応器を氷水で冷却しながら温度を50℃以下に保ち、エピクロロヒドリン101.8gを1時間かけ供給した。モル比はジメチルアミン:モノメチルアミン:エピクロロヒドリン=0.6:0.4:1.1である。その後、5時間反応を行い終了し、カチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−2とする。結果は表1に示す。
【0032】
(合成例−3)温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ内に50%水溶液のジメチルアミン54.0gと40%水溶液トリメチルアミン59.0g、イオン交換水90.0gをし込んだ。そして反応器を氷水で冷却しながら温度を50℃以下に保ち、エピクロロヒドリン101.8gを1時間かけ供給した。モル比はジメチルアミン:トリメチルアミン:エピクロロヒドリン=0.6:0.4:1.1である。その後、5時間反応を行い終了し、カチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−3とする。結果は表1に示す。
【0033】
(合成例−4)温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ内に50%水溶液のジメチルアミン72.0gとジエチレントリアミン20.6g、イオン交換水120.4gをし込んだ。そして反応器を氷水で冷却しながら温度を50℃以下に保ち、エピクロロヒドリン101.8gを1時間かけ供給した。モル比はジメチルアミン:ジエチレントリアミン:エピクロロヒドリン=0.8:0.2:1.1である。その後、5時間反応を行い終了し、カチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−4とする。結果は表1に示す。
【0034】
(合成例−5)温度計、攪拌機、窒素導入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備えた500mLの4ツ口フラスコ内に50%水溶液のジメチルアミン45.0gと29%水溶液アンモニア水20.6g、イオン交換水89.5gをし込んだ。そして反応器を氷水で冷却しながら温度を50℃以下に保ち、エピクロロヒドリン101.8gを1時間かけ供給した。モル比はジメチルアミン:アンモニア:エピクロロヒドリン=0.5:0.5:1.1である。その後、5時間反応を行い終了し、カチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−5とする。結果は表1に示す。
【0035】
(合成例−6)試験品−1の200gを採取し、し込みエピクロロヒドリンのモル数に対し5モル%のペンタエチレンヘキサミン13.3gを添加した。40℃で反応を行い粘性の上昇が認められた時点で塩酸を加え反応を終了させた。他の合成例と同様にカチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−6とする。結果は表1に示す。
【0036】
(合成例−7)試験品−1の200gを採取し、し込みエピクロロヒドリンのモル数に対し15モル%のアンモニアに相当するアンモニア水9.7gを添加した。40℃で反応を行い粘性の上昇が認められた時点で塩酸を加え反応を終了させた。同様にカチオン当量と分子量を測定した。これを分散剤−7とする。結果は表1に示す。
【0037】
【実施例1】
撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管を備えた五つ口セパラブルフラスコに、合成例1で作成した分散剤−1(50%水溶液)、13.8g(対単量体5.5%)、イオン交換水244.1g、硫酸アンモニウム115.0g、アクリルアミド50%水溶液67.4g及びアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、80%水溶液115.0gを仕込み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液1.9g(対単量体0.015%)を加え重合を開始させた。開始2.5時間後、反応物はやや粘度の上昇が観測されたが、25分間その状態が継続したが、その後すぐに収まり分散液に移行していった。開始6時間後、前記開始剤溶液を0.5g追加しさらに6時間重合を行った。得られた分散液のしこみ単量体濃度は22.0%であり、ポリマー粒径は10μm以下、分散液の粘度は210mPa・sであった。また、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子量を測定した。この試料を試作−1とする。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0038】
【実施例2】
実施例1と同様な操作により分散剤−3を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/アクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩化物=60/20/20の共重合体分散液、試作−2を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0039】
【実施例3】
実施例1と同様な操作により分散剤−4を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物=80/20の共重合体分散液、試作−3を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0040】
【実施例4】
実施例1と同様な操作により分散剤−6を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物=30/40/30の共重合体分散液、試作−4を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0041】
【実施例5】
撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリルアミド50%水溶液59.0gとアクリル酸60%水溶液25.0gをし込み、35%水酸化ナトリウム水溶液23.8gによりアクリル酸に対し当量分中和した。これに合成例5の分散剤−5(40%水溶液)15.6g(対単量対5.0%)、イオン交換水175g、硫酸アンモニウム115.0g、及びアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、80%水溶液100.6gを仕込み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液1.9g(対単量対0.015%)gを加え重合を開始させた。開始2時間後、反応物はやや粘度の上昇が観測されたが、20分間その状態が継続し、その後すぐに収まり分散液に移行していった。開始6時間後、前記開始剤溶液を1.2g追加しさらに8時間重合を行った。得られた分散液のし込み単量対濃度は23%であり、ポリマー粒径は10〜30μmの範囲にあり、分散液の粘度は140mPa・sであった。また、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子量を測定した。この試料を試作−5とする。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0042】
【実施例6】
実施例5と同様な操作により分散剤−2を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/アクリル酸/イタコン酸=45/40/10/5の共重合体分散液、試作−6を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0043】
【実施例7】
実施例5と同様な操作により分散剤−7を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/アクロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩化物/アクリル酸=40/30/20/10の共重合体分散液、試作−7を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0044】
【実施例8】
実施例5と同様な操作により分散剤−1を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/イタコン酸=50/40/10の共重合体分散液、試作−8を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0045】
【比較例1】
撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物単独重合体(比較分散剤−1、20%水溶液、重量平均分子量80万)、34.4g(対単量体5.5%)、イオン交換水227.1g、硫酸アンモニウム115.0g、アクリルアミド50%水溶液67.4g及びアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、80%水溶液115.0gを仕込み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液1.9g(対単量体0.015%)を加え重合を開始させた。開始2時間後、反応物はやや大きな粘度上昇を示し、約40分間その状態が継続したが、徐々に収まり分散液に移行していった。開始6時間後、前記開始剤溶液を0.5g追加しさらに6時間重合を行った。得られた分散液のしこみ単量体濃度は22.0%であり、ポリマー粒径は10μm以下、分散液の粘度は880mPa・sであった。また、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子量を測定した。この試料を比較−1とする。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0046】
【比較例2】
比較例5と同様な操作により分散剤としてアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/アクリロイルオキシエチルベンジルジメチルアンモニウム塩化物=50/50共重合物(比較分散剤−2、20%水溶液、重量平均分子量50万)を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物=50/50の共重合体分散液、比較−2を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0047】
【比較例3】
撹拌器、温度計、還流冷却器、窒素導入管を備えた五つ口セパラブルフラスコに、アクリルアミド50%水溶液59.0gとアクリル酸60%水溶液25.0gをし込み、35%水酸化ナトリウム水溶液23.8gによりアクリル酸に対し当量分中和した。これに、アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物単独重合体(比較分散剤−1、20%水溶液、重量平均分子量80万)、34.4g(対単量体5.5%)、イオン交換水160g、硫酸アンモニウム115.0g、及びアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、80%水溶液100.6gを仕込み、完全に溶解させた。内温を33〜35℃に保ち、30分間窒素置換後、開始剤として2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物の1%水溶液1.9g(対単量対0.015%)gを加え重合を開始させた。開始1時間35分後、反応物はやや大きな粘度上昇を示し、約30分間その状態が継続したが、徐々に収まり分散液に移行していった。開始6時間後、前記開始剤溶液を1.2g追加しさらに8時間重合を行った。得られた分散液のし込み単量対濃度は23%であり、ポリマー粒径は10〜40μmの範囲にあり、分散液の粘度は1100mPa・sであった。また、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子量を測定した。この試料を比較−3とする。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0048】
【比較例4】
比較例5と同様な操作により分散剤としてアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物=70/30共重合物(比較分散剤−3、20%水溶液、重量平均分子量120万)を用い、アクリルアミド/アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物/アクリル酸=40/40/20共重合体分散液、比較−4を合成した。組成を表2に、結果を表3に示す。
【0049】
【表1】
DA:ジメチルアミン、MMA:モノメチルアミン、TMA:トリメチルアミン、DEA:トリメチルアミンAM:アンモニア、PEH:ペンタエチレンヘキサミン、EPC:エピクロロヒドリン、DMM:メタクリル酸ジメチルアミノエチル、DMA:アクリル酸ジメチルアミノエチル、DMQ:アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、DMC:メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、ABC:アクリロイルオキシエチルベンジルジチルアンモニウム塩化物、比較分散剤−2および比較分散剤−3の単量体の比率はモル%
【0050】
【表2】
DMQ:アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、DMC:メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、DMPQ:アクリロイルアミノプロピルトリメチルアンモニウム塩化物、ABC:アクリロイルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、AAC:アクリル酸、AAM:アクリルアミド、単量体濃度:重量%、単量体の比率はモル%、
【0051】
【表3】
単量体濃度:重量%、分散液粘度:mPa・s、分子量:単位は万
Claims (9)
- 塩水溶液中で、分散剤として該塩水溶液に可溶なアンモニア、脂肪族モノアミン、脂肪族ポリアミンから選択された一種以上のアミン類とエピハロヒドリンとの重縮合物のうち、少なくとも一種以上を共存させ、下記一般式(1)及び/又は(2)で表される単量体0〜100モル%、(3)で表される単量体0〜50モル%、アクリルアミド0〜100モル%及び共重合可能な他の非イオン性単量体0〜30モル%からなる単量体(混合物)を、攪拌下、分散重合したことを特徴とする粒径100μm以下のカチオン性、非イオン性及び両性から選択された一種以上の微粒子からなる水溶性高分子分散液。
一般式(1)
R1は水素又はメチル基、R2、R3は炭素数1〜3のアルキルあるいはアルコキシル基、R4は水素、炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシル基あるいはベンジル基であり、R2、R3およびR4のアルキル基、アルコキシル基は同種でも異種でも良い、Aは酸素またはNH、Bは炭素数2〜4のアルキレン基またはアルコキシレン基を表わす、X1は陰イオンをそれぞれ表わす。
一般式(2)
R5は水素又はメチル基、R6、R7は炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシ基あるいはベンジル基、X2は陰イオンをそれぞれ表わす
一般式(3)
R8は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、AはSO3、C6H4SO3、CONHC(CH3)2CH2SO3、C6H4COOあるいはCOO、R9は水素またはCOOY2、Y1あるいはY2は水素または陽イオン - 前記脂肪族ポリアミンが下記一般式(4)で表わされるポリエチレンポリアミンであることを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液。
一般式(4)
nは1〜10の整数 - 前記重縮合系高分子のイオン当量値が1.5〜10meq/gであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の水溶性高分子分散液。
- 高分子分散液を構成するカチオン性、非イオン性及び両性から選択される一種以上の水溶性高分子の重量平均分子量が、200万以上、2000万以下であることを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液。
- 塩水溶液を構成する塩が、少なくとも一種の多価アニオン塩を含有することを特徴とする請求項1に記載の水溶性高分子分散液。
- 塩水溶液中で、分散剤として該塩水溶液に可溶なアンモニア、脂肪族モノアミン、脂肪族ポリアミンから選択された一種以上のアミン類とエピハロヒドリンとの重縮合物のうち、少なくとも一種以上を共存させ、下記一般式(1)及び/又は(2)で表される単量体0〜100モル%、(3)で表される単量体0〜50モル%、アクリルアミド0〜100モル%及び共重合可能な他の非イオン性単量体0〜30モル%からなる単量体(混合物)を、攪拌下、分散重合することを特徴とする粒径100μm以下の微粒子からなる水溶性高分子分散液の製造方法。
一般式(1)
R1は水素又はメチル基、R2、R3は炭素数1〜3のアルキルあるいはアルコキシル基、R4は水素、炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシル基あるいはベンジル基であり、R2、R3およびR4のアルキル基、アルコキシル基は同種でも異種でも良い、Aは酸素またはNH、Bは炭素数2〜4のアルキレン基またはアルコキシレン基を表わす、X1は陰イオンをそれぞれ表わす。
一般式(2)
R5は水素又はメチル基、R6、R7は炭素数1〜3のアルキル基、アルコキシ基あるいはベンジル基、X2は陰イオンをそれぞれ表わす。
一般式(3)
R8は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、AはSO3、C6H4SO3、CONHC(CH3)2CH2SO3、C6H4COOあるいはCOO、R9は水素またはCOOY2、Y1あるいはY2は水素または陽イオン - 前記脂肪族ポリアミンが下記一般式(4)で表わされるポリエチレンポリアミンであることを特徴とする請求項6に記載の水溶性高分子分散液の製造方法。
一般式(4)
nは1〜10の整数 - 前記重縮合系高分子のイオン当量値が1.5〜10meq/gであることを特徴とする請求項6あるいは7に記載の水溶性高分子分散液の製造方法。
- 塩水溶液を構成する塩が、少なくとも一種の多価アニオン塩を含有することを特徴とする請求項6に記載の水溶性高分子分散液の製造方法。
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