JP2002166299A - 汚泥の脱水方法 - Google Patents

汚泥の脱水方法

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JP2002166299A
JP2002166299A JP2000290285A JP2000290285A JP2002166299A JP 2002166299 A JP2002166299 A JP 2002166299A JP 2000290285 A JP2000290285 A JP 2000290285A JP 2000290285 A JP2000290285 A JP 2000290285A JP 2002166299 A JP2002166299 A JP 2002166299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一級アミノ基含有アクリル型(共)重合体
の高pH域における脱水性能の低下とジメチルジアリル
アンモニウム塩系重合体の高カチオン性(共)重合体の
重合度低下という両者のマイナス面を克服する汚泥脱水
処方を提供する。 【解決手段】 有機性汚泥に対し、一級アミノ基含有ア
クリル型単量体を必須成分とする単量体(混合物)から
なる一級アミノ基含有(共)重合体(A)とジメチルジ
アリルアンモニウム塩系重合体(B)とを併用し、該有
機性汚泥を凝集させた後、脱水機により脱水することに
より達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汚泥脱水方法に関す
るものであり、特定の一級アミノ基含有(共)重合体
(A)とジメチルジアリルアンモニウム塩系重合体
(B)とを併用し、該有機性汚泥を凝集させた後、脱水
機により脱水することを特徴とする汚泥の脱水方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】これまでに各種の有機高分子凝集剤を用
いた汚泥脱水方法が提案されている。特開平5−192
513号公報にはビニルアミンとニトリル基の閉環結合
によりアミジン基を生成させたNビニルカルボン酸アミ
ドとアクリロニトリルの共重合物の酸による加水分解物
から成るカチオン性有機高分子凝集剤が開示されてい
る。 特開平6−218400号公報にはビニル系カチ
オン性有機高分子凝集剤とアミジン基を含有するカチオ
ン性有機高分子凝集剤を組み合わせて成る汚泥脱水剤お
よび該汚泥脱水剤を用いた汚泥の処理方法が開示されて
いる。しかし本公報にはジアルキルジ(メタ)アリルア
ンモニウム塩構造単位を含有するカチオン性高分子凝集
剤と一級アミノ基を含有するアクリル型高分子凝集剤を
組み合わせて成る汚泥脱水剤および該汚泥脱水剤を用い
た汚泥の処理方法について何も情報提供していない。特
公平5−59800号公報にはジアルキルジ(メタ)ア
リルアンモニウム塩構造単位、ビニル系カチオン性構造
単位およびアクリルアミド構造単位の3種の構造単位を
含有するカチオン性有機高分子凝集剤からなる汚泥脱水
剤および該汚泥脱水剤を用いた汚泥の処理方法について
記載されている。特開昭50−39383号公報にはジ
アルキルジ(メタ)アリルアンモニウム塩構造単位とア
クリルアミド構造単位の2種の構造単位を含有するカチ
オン性有機高分子凝集剤が記載され、特開昭56−18
611号公報にはポリジアルキルジ(メタ)アリルアン
モニウム塩から成るカチオン性有機高分子凝集剤が記載
されている。 しかし、これらジアルキルジ(メタ)ア
リルアンモニウム塩構造単位を含有するカチオン性有機
高分子凝集剤と一級アミノ基を含有するアクリル型高分
子凝集剤を組み合わせて成る汚泥脱水剤および該汚泥脱
水剤を用いた汚泥の処理方法について何も情報提供して
いない。
【0003】分子内に一級アミノ基を有するアクリル型
単量体は、米国特許3、037、969号公報や米国特
許3、336、358号公報によって製造することがで
きる。アクリル型単量体であるため、他のアクリル型単
量体との共重合が良好であり、分子量も一定以上の重合
体が生成し、重合後の加水分解も必要ない。一級アミノ
基を有する高分子は、分子内に多数の一級アミノ基が存
在するため他の高分子に較べ、種々の特異な性質を有す
る。特に汚泥脱水用凝集剤として使用すると、脱水ケ−
キの含水率が低下するなどの性能を有する。しかし、一
級アミノ基からなるカチオン性基であるため消化汚泥な
どのpHが比較的高い汚泥に対しては、効果が不良であ
る。
【0004】また、ジメチルジアリルアンモニウム塩か
らなる(共)重合体は、アクリル系カチオン性高分子に
較べカチオン当量が比較的高い、酸やアルカリによる加
水分解に対して非常に安定である、製造が容易でアクリ
ル系カチオン性単量体に較べ価格が低い、重合体の毒性
が低いなどの特徴がる。マイナス面としては、ホモポリ
マ−あるいはジメチルジアリルアンモニウム塩の共重合
比率が高い場合、高重合度の共重合体を製造し難いこと
などである。特に汚泥脱水においては、カチオン当量の
高い重合体が要求されるため、高カチオン性(共)重合
体の重合度が上がらない点は、この種の重合体を汚泥脱
水に使用する際の大きな障害となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一級
アミノ基含有アクリル型(共)重合体の高pH域におけ
る脱水性能の低下とジメチルジアリルアンモニウム塩系
重合体の高カチオン性(共)重合体の重合度低下という
両者のマイナス面を克服する汚泥脱水処方を開発するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意検討した結果、以下に述べるような発
明に到達した。すなわち本発明の請求項1の発明は、有
機性汚泥に対し、下記一般式(1)で表される単量体を
必須成分とする単量体(混合物)からなる一級アミノ基
含有(共)重合体(A)とジメチルジアリルアンモニウ
ム塩系重合体(B)とを併用し、該有機性汚泥を凝集さ
せた後、脱水機により脱水することを特徴とする汚泥の
脱水方法である。
【化1】 R1は水素またはメチル基、Aは酸素原子またはNH、
BはC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン
基、Xは陰イオン
【0007】請求項2の発明は、単量体(混合物)が前
記一般式(1)で表される単量体を20〜100モル
%、アクリルアミド0〜80モル%及び下記一般式
(2)で表わされるアニオン性単量体0〜30モル%と
からなることを特徴とする請求項1に記載の汚泥の脱水
方法である。
【化2】 R2は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、R3
は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
OO、Yは水素または陽イオン、あるいはCOOZ、Z
は水素または陽イオン
【0008】請求項3の発明は、単量体混合物が前記一
般式(1)で表される単量体を10〜60モル%、下記
一般式(3)で表わされるカチオン性単量体10〜40
モル%、アクリルアミド0〜80モル%及び前記一般式
(2)で表わされるアニオン性単量体0〜30モル%か
らなることを特徴とする請求項1に記載の汚泥の脱水方
法である。
【化3】 R4は水素またはメチル基、R5メチル基またはエチル
基、R6はメチル基、エチル基あるいはベンジル基、R
7は水素原子、メチル基あるいはエチル基、Aは酸素原
子またはNH、BはC2〜C3のアルキレン基またはア
ルコキシレン基、Xは陰イオン
【0009】請求項4の発明は、一級アミノ基含有
(共)重合体(A)の分子量が、10万〜1000万で
あることを特徴とする請求項1〜3に記載の汚泥の脱水
方法である。
【0010】請求項5の発明は、前記ジメチルジアリル
アンモニウム塩系重合体(B)が、ジメチルジアリルア
ンモニウム塩10〜100モル%とアクリルアミド0〜
90モル%と前記一般式(2)で表わされるアニオン性
単量体0〜30モル%からなることを特徴とする請求項
1に記載の汚泥の脱水方法である。
【0011】請求項6の発明は、前記ジメチルジアリル
アンモニウム塩系重合体(B)の分子量が10万〜50
0万であることを特徴とする請求項1あるいは5に記載
の汚泥の脱水方法である。
【0012】請求項7の発明は、一級アミノ基含有
(共)重合体(A)とジメチルジアリルアンモニウム塩
系重合体(B)とを混合して使用することを特徴とする
請求項1〜6に記載の汚泥の脱水方法である。
【0013】請求項8の発明は、一級アミノ基含有
(共)重合体(A)とジメチルジアリルアンモニウム塩
系重合体(B)との併用割合が重量比で、(A):
(B)=1:4〜4:1であることを特徴とする請求項
1〜7に記載の汚泥の脱水方法である。
【0014】請求項9の発明は、前記有機性汚泥に無機
凝集剤を添加・混合した後、一級アミノ基含有(共)重
合体(A)及び/またはジメチルジアリルアンモニウム
塩系重合体(B)を添加・混合し脱水機により脱水する
ことを特徴とする請求項1〜8に記載の汚泥の脱水方法
である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明で使用する一級アミノ基含
有(共)重合体は、一般式(1)で表わされるように分
子内に一級アミノ基を持ったアクリル型カチオン性
(共)重合体である。この重合体は、一級アミノ基を持
ったアクリル型単量体の単独重合あるいは共重合反応に
よって製造することができる。単量体の製造法方として
は、公告38−8310号公報、米国特許公報3、03
7、969(1962年)記載されているにアクリロキ
シアルキルケチミンあるいはアクリロキシアルキルアル
ジミンの酸加水分解、あるいは米国特許公報3、33
6、358(1967年)のようにエチレンイミンと
(メタ)アクリル酸との反応物を酸加水分解することに
よって該当する酸の塩の形で取り出すことが可能であ
る。例えば単量体として、2−アミノエチルアクリレ−
ト、2−アミノエチルメタアクリレ−ト、3−アミノプ
ロピルアクリレ−ト、3−アミノプロピルメタアクリレ
−トなどの有機酸や無機酸の塩が上げられる。
【0016】アクリル型の単量体であるため種々の単量
体と良好な共重合反応が可能である。例えば、非イオン
性単量体の(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル
アクリルアミド、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アク
リル酸メチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、ジアセトンアクリルアミド、N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド
などがあげられ、非イオン性の単量体のうちから一種ま
たは二種以上と組み合わせ共重合することも可能であ
る。最も好ましい非イオン性単量体の例としては、アク
リルアミドである。また、アニオン性単量体のビニルス
ルフォン酸、スチレンスルフォン酸、アクリルアミド2
−メチルプロパンスルフォン酸、アクリル酸、メタアク
リル酸、イタコン酸あるいはマレイン酸などとも共重合
可能であり、この場合は両性となる。
【0017】さらに三級アミノ基や四級アンモニウム基
含有単量体とも共重合可能である。三級アミノ基含有単
量体の例としては、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノ
エチルやジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミ
ドなどである。また、四級アンモニウム基単量体の例と
しては、前記三級アミノ基含有単量体の塩化メチルや塩
化ベンジルによる四級化物である(メタ)アクリロイル
オキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)
アクリロイルオキシ2−ヒドロキシプロピルトリメチル
アンモニウム塩化物、(メタ)アクリロイルアミノプロ
ピルトリメチルアンモニウム塩化物、(メタ)アクリロ
イルオキシエチルジメチルベンジルアンモニウム塩化
物、(メタ)アクリロイルオキシ2−ヒドロキシプロピ
ルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、(メタ)アク
リロイルアミノプロピルジメチルベンジルアンモニウム
塩化物などがあげられる。さらにジメチルジアリルアン
モニウム塩化物などとも共重合可能である。これら四級
アンモニウム基含有単量体と非イオン性単量体と本発明
で使用するカチオン性重合体中で必須成分となる一級ア
ミノ基含有アクリル型単量体からなる三元共重合体も本
発明の汚泥の脱水方法において使用可能である。
【0018】これら一級アミノ基含有重合体中の一般式
(1)で表わされる一級アミノ基含有単量体の共重合モ
ル%としては、10〜100モル%であり、好ましくは
20〜100モル%である。10モル%以下であると、
イオン強度が低く、その結果として凝集力が低下し実用
にならない。両性の場合、アニオン性単量体のモル%と
しては、0〜30モル%であり、好ましくは5〜20モ
ル%である。また三級アミノ基や四級アンモニウム基含
有単量体を共重合する場合、一般式(1)で表わされる
一級アミノ基含有単量体は全カチオン性単量体に対して
50モル%以上含有するほうが好ましい。一級アミノ基
含有単量体が全カチオン性単量体に対して50モル%未
満であると、脱水ケ−キ含水率が低下せず好ましくな
い。
【0019】これら一級アミノ基含有重合体の分子量
は、10万〜1000万であるが、好ましくは100万
〜1000万である。10万以下では凝集力が不足し歩
留率が低下し、また1000万以上になると溶液粘度が
高くなり過ぎ分散性も悪くなるので好ましくない。ま
た、本発明で使用するカチオン性水溶性重合体の製品形
態としては、特に制限はなく、油中水型エマルジョン重
合法、油中型分散重合法、塩水溶液中分散重合法、水溶
液重合法など任意の重合法により合成し重合体を得て、
使用方法に合わせ目的に使用する。
【0020】次ぎに具体的に重合方法を述べる。本発明
で使用する一級アミノ基含有重合体を製造するにはま
ず、一般式(1)で表わされるカチオン性単量体、ある
いは共重合する場合は、共重合する単量体を共存させた
水溶液を調製し、pHを2.0〜6.0に調節した後、
窒素置換により反応系の酸素を除去しラジカル重合性開
始剤を添加することによって重合を開始させ、重合体を
製造することができる。一般式(1)で表わされるカチ
オン性単量体の例としては、2−アミノエチルアクリレ
−ト、2−アミノエチルメタアクリレ−ト、3−アミノ
プロピルアクリレ−ト、3−アミノプロピルメタアクリ
レ−トなどの有機酸や無機酸の塩があげられる。これら
の単量体は、普通、無機あるいは有機の酸塩の形でのみ
存在が可能であるので、塩の形で保存される。重合方法
は、既知の重合法である水溶液重合法、油中水型エマル
ジョン重合法、油中水型分散重合法、塩水溶液中分散重
合法などにより合成することが可能であり、そのため重
合濃度としては、5〜60重量%の範囲実施が可能であ
り、好ましくは20〜50重量%で行うのが適当であ
る。また、反応の温度としては、10〜100℃の範囲
で行うことができる。
【0021】重合の機構としては、ラジカル重合開始剤
を使用した一般的なラジカル重合によって重合体を生成
することができる。即ち開始剤としては、アゾ系、過酸
化物系、レドックス系いずれでも重合することが可能で
ある。油溶性アゾ系開始剤の例としては、2、2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル、1、1’−アゾビス(シク
ロヘキサンカルボニトリル)、2、2’−アゾビス(2
−メチルブチロニトリル)、2、2’−アゾビス(2−
メチルプロピオネ−ト)などがあげられ、水混溶性溶剤
に溶解し添加する。水溶性アゾ系開始剤の例としては、
2、2’−アゾビス(アミジノプロパン)二塩化水素化
物、2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミ
ダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素化物、4、
4’−アゾビス(4−シアノ吉草酸)などがあげられ
る。またレドックス系の例としては、ペルオキシ二硫酸
アンモニウムあるいはカリウムと亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、トリメチルアミン、テトラメチル
エチレンジアミンなどとの組み合わせがあげられる。さ
らに過酸化物の例としては、ペルオクソ二硫酸アンモニ
ウム、過酸化水素、ベンゾイルペルオキサイド、ラウロ
イルペルオキサイド、オクタノイルペルオキサイド、サ
クシニックペルオキサイド、t-ブチルペルオキシ2−エ
チルヘキサノエ−トなどをあげることができる。こらの
なかで特に好ましい開始剤としては、水溶性のアゾ系開
始剤である2、2’−アゾビス(アミジノプロパン)二
塩化水素化物、2、2’−アゾビス〔2−(5−メチル
−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩化水素
化物などである。
【0022】次ぎに、ジメチルジアリルアンモニウム塩
系重合体について説明する。ジメチルジアリルアンモニ
ウム塩系単量体はアクリルアミドに較べ重合速度が非常
に遅く、同時に単量体を全量仕込んだのではアクリルア
ミドが先に重合を完了し、残されたジアリルアミン系単
量体がその後単独で重合していき、ホモポリマ−が生成
し、仕込み単量体モル比から大きくずれた共重合組成と
ジアリルアミン系単量体のホモポリマ−との混合物にな
る確立が高い。そのため本発明では、重合時使用するジ
アリルアミン系単量体は重合系に全量あるいは一部を先
に仕込んでおき、アクリルアミドは、使用単量体を分割
して重合系に供給するか、あるいは連続的に供給する方
法を採用する。分割回数あるい連続供給速度は反応時
間、作業性などを考慮して適宜決めていくことが必要で
ある。添加する重合開始剤は、開始時、単量体溶液中に
添加するのが基本的な添加法であるが、その後、追加ア
クリルアミド単量体と同時に添加するか、あるいは追加
アクリルアミドの添加と時間差を設けるなどは、重合温
度、重合濃度、ジアリルアミン系単量体とアクリルアミ
ドとの共重合モル比などによって、両単量体の消費速度
を考慮しながら決めていく。また、連続的に供給する場
合も全単量体供給後、追加の開始剤を添加する必要があ
る。一度に開始剤を添加すると重合度が低下したり、ア
クリルアミドの反応がジアリルジメチルアンモニウム塩
系単量体に対し先に進行してしまい好ましくない。
【0023】具体的な重合方法としては、既知の重合法
である水溶液重合法、油中水型エマルジョン重合法、油
中水型分散重合法、塩水溶液中分散重合法などにより合
成することが可能であり、そのため重合濃度としては、
5〜60重量%の範囲実施が可能であり、好ましくは2
0〜50重量%で行うのが適当である。また、反応の温
度としては、10〜100℃の範囲で行うことができ
る。ジアリルジメチルアンモニウム塩系重合体を製造す
るには、該単量体、あるいは共重合する単量体との水溶
液のpHを2.0〜7.0に調節した後、窒素置換によ
り反応系の酸素を除去しラジカル重合性開始剤を添加す
ることによって重合を開始させ、重合体を製造すること
ができる。ジアリルジメチルアンモニウム塩系単量体の
例としては、ジアリルジメチルアンモニウム塩化物、ジ
アリルメチルエチルアンモニウム塩化物あるいはジアリ
ルメチルベンジルアンモニウム塩化物などがある。ジア
リルジメチルアンモニウム塩系単量体の共重合率として
は、10〜100モル%、好ましくは20〜100モル
%である。共重合する非イオン性単量体のモル%として
は、0〜90モル%であり、好ましくは0〜80モル%
である。また、0〜30モル%、好ましくは0〜20モ
ル%のアニオン性単量体を共重合して両性重合体とする
ことも可能である。分子量としては、10万〜500万
であり、好ましくは100万〜500万である。
【0024】本発明で使用する一級アミノ基含有(共)
重合体(A)とジアリルジメチルアンモニウム塩系重合
体(B)の併用比率としては、重量比で(A):(B)
=1:4〜4:1である。一級アミノ基含有(共)重合
体(A)が、この比率より少ないと汚泥脱水持の含水率
が下がらず、またジアリルジメチルアンモニウム塩系重
合体(B)がこの比率より少ないと、汚泥pHが高目の
時、脱水効果が低下して好ましくない。また、二つの重
合体は別々に添加しても良いが、混合して添加すると、
より効果を発揮し、また作業的にも効率的である。混合
法は、粉末製品同志でも良いし、油中水型エマルジョン
同志を混合した製品形態でも良い。
【0025】本発明で使用する一級アミノ基含有(共)
重合体(A)とジアリルジメチルアンモニウム塩系重合
体(B)を添加する前に無機凝集剤、即ち、硫酸バン
ド、ポリ塩化アルミニウム、ポリ塩化鉄などを先に添加
しておくと、難脱水性汚泥に対し脱水効率が向上する。
【0026】本発明で使用する一級アミノ基含有(共)
重合体(A)とジアリルジメチルアンモニウム塩系重合
体(B)の添加量としては、重合体の合計添加量とし
て、汚泥の固形分に対し、0.1重量パ−セント〜2.
0重量パ−セント、好ましくは0.3重量パ−セント〜
1.0重量である。
【0027】脱水機は、デカンタ−、フィルタ−プレ
ス、ベルトプレスあるいはスクリュ−プレスなど従来か
らの機種を用いて脱水処理が行えが、好ましくはフィル
タ−プレス、スクリュ−プレスあるいはベルトプレスで
ある。また、汚泥としては、下水の生汚泥あるいは余剰
汚泥、その他工業排水の生物処理汚泥、製紙工業におけ
るパルプスラッジ、総合排水汚泥などがあげられる。
【0028】
【実施例】次に実施例によって、本発明を具体的に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施
例に制約されるものではない。
【0029】(合成例1)攪拌機および温度制御装置を
備えた反応槽に沸点190°Cないし230°Cのイソ
パラフィン126.0gにソルビタンモノオレート1
2.0gを仕込み溶解させた。別に脱イオン水5.3g
および2−アミノエチルメタクリレ−ト塩酸塩(以下2
EMAと略記)65%水溶液346.0gを混合し溶解
させ、pHを4.01に調節し、油と水溶液を混合し、
ホモジナイザーにて1000rpmで60分間攪拌乳化
した。得られたエマルジョンにイソプロピルアルコール
10%水溶液0.4g(対単量体0.2重量%)を加
え、単量体溶液の温度を28〜30度Cに保ち、窒素置
換を30分行った後、2、2’−アゾビス〔2−(5−
メチル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕二塩
化水素化物10%水溶液0.45g(対単量体0.02
重量%)を加え、重合反応を開始させた。反応温度を2
8〜30度Cで5時間反応させた後、45度Cに昇温し
さらに3時間保ち、反応を完結させた。重合後、生成し
た油中水型エマルジョンに転相剤としてポリオキシエチ
レントリデシルエ−テル11.0g(対液2.2重量
%)を添加混合して試験に供する試料(試料−1)とし
た。また、また、静的光散乱法による分子量測定器(大
塚電子製DLS−7000)によって重量平均分子量を
測定した。結果を表1に示す。
【0030】(合成例2)攪拌機および温度制御装置を
備えた反応槽に沸点190°Cないし230°Cのイソ
パラフィン126.0gおよびソルビタンモノオレート
12.0gを仕込み溶解させた。別に2EMA65%水
溶液274.9g、アクリルアミド50(以下AAMと
略記)%水溶液96.4gを混合し(単量体のモル比は
2EMA:AAM=6:4)溶液のpHを3.72に調
節し油と水溶液を混合し、ホモジナイザーにて1000
rpmで60分間攪拌乳化した。得られたエマルジョン
にイソプロピルアルコール10%水溶液0.4g(対単
量体0.2重量%)を加え、単量体溶液の温度を25〜
28度Cに保ち、窒素置換を30分行った後、2、2’
−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2
−イル)プロパン〕二塩化水素化物10%水溶液0.4
0g(対単量体0.017重量%)を加え、重合反応を
開始させ、5時間反応させた後、45度Cに昇温し3時
間保ち、反応を完結させた。重合後、生成した油中水型
エマルジョンに転相剤としてポリオキシエチレントリデ
シルエ−テル11.0g(対液2.2重量%)を添加混
合して試験に供する試料(試料−2)とした。また、ま
た、静的光散乱法による分子量測定器(大塚電子製DL
S−7000)によって重量平均分子量を測定した。結
果を表1に示す。
【0031】(合成例3)攪拌機および温度制御装置を
備えた反応槽に沸点190°Cないし230°Cのイソ
パラフィン126.0gおよびソルビタンモノオレート
12.0gを仕込んだ。脱イオン水200.0gおよび
80%水溶液アクリル酸(AAC)42.7g、50%
水溶液アクリルアミド(AAM)101.0gを添加し
た後、水酸化ナトリウムの35%水溶液54.2g(ア
クリル酸に対し当量)を液温が30℃以上にならないよ
う冷却しながら加え中和した。次ぎに2EMAの65%
水溶液を301.5g加えた。単量体しこみ後のアクリ
ルアミド、アクリル酸及び2EMAのモル比は30:2
0:50である。その後、ホモジナイザーにて1000
rpmで60分間攪拌乳化した。得られたエマルジョン
にイソプロピルアルコール0.84g(対単量体0.0
3重量%)を加え窒素置換の後、開始剤として2、2’
−アゾビス〔2−(5−メチル−2−イミダゾリン−2
−イル)プロパン〕二塩化水素化物の10%水溶液2.
8gを加え、温度28〜30度Cに制御しながら重合反
応を開始させ、5時後、前記開始剤を0.56g追加
し、更に5時間反応を継続し重合を完結させた。重合
後、生成した油中水型エマルジョンに転相剤としてポリ
オキシエチレントリデシルエ−テル6.0g(対液1.
2重量%)を添加混合して試験に供する試料(試料−
3)とした。また、また、静的光散乱法による分子量測
定器(大塚電子製DLS−7000)によって重量平均
分子量を測定した。結果を表1に示す。
【0032】(合成例4〜6)温度計、攪拌機、窒素導
入管、ペリスタポンプ(SMP−21型、東京理化器械
製)に接続した単量体供給管およびコンデンサ−を備え
た500mLの4ツ口フラスコ内にジメチルジアリルア
ンモニウム塩化物(商品名DADMAC、65重量%
品,ダイソ−製)71.8g、アクリルアミド(商品
名、アクリルアマイド、50重量%品、日東化学製)3
0重量%を10g、イオン交換水20g、重合開始剤と
して2、2−アゾビスアミジノプロパンニ塩化水素化物
の1.0%水溶液を1.5g(対全単量体当たり0.0
3%)をそれぞれ仕込んだ。原料混合物を攪拌しなが
ら、温度を42℃に保ち窒素を流入させ30分間重合を
進行させた後、アクリルアミドの30重量%水溶液3
3.3gを毎分0.3gで1時間50分かけフラスコ内
に供給した。供給終了後のDADMACとアクリルアミ
ドのモル比は60:40である。供給終了後、8時間で
重合開始剤を5g追加した。重合開始から12時間後、
保温を中止し重合を停止した。その後、静的光散乱法に
よる分子量測定器(大塚電子製DLS−7000)によ
って重量平均分子量を測定し、またコロイド滴定法によ
って重合物のカチオン当量(meq/g)を測定した
(試作−4)。
【0033】またアクリルアミド溶液の替わりにアクル
アミドとアクリル酸混合溶液を水酸化ナトリウムにより
pH6.5に中和した溶液を用いて、同様な操作により
アクリルアミド/DADMAC/アクリル酸=30/5
0/20モル%の重合物を合成した(試作−5)。更に
水溶液重合法によりDADMACホモポリマ−を合成し
た(試作−6)各重合物の物性は表1に示す。
【0034】(比較合成例1〜3)合成例1〜3の油中
水型エマルジョン重合法を用いて、アクリロイルオキシ
エチルトリメチルアンモニウム塩化物のホモポリマ−、
アクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化
物とアクリルアミドの60/40(モル比)共重合物お
よびアクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム
塩化物/アクリルアミド/アクリル酸=50/30/2
0(モル比)共重合物を合成した(比較−1〜比較−
3)。結果を表1に示す。
【0035】
【実施例1〜7】都市下水消化汚泥(pH7.81、全
ss分34、200mg/L)200mLをポリビ−カ
−に採取し、表2のような組合せでジメチルジアリルア
ンモニウム塩系重合体である試作−4〜試作−6を対汚
泥固形分0.4%それぞれ添加し、ビ−カ−移し変え攪
拌10回行った後、一級アミノ基含有重合体である試作
−1〜試作−3をそれぞれ対汚泥固形分0.5%添加
し、ビ−カ−移し変え攪拌10回を行った後、T−11
79Lの濾布(ナイロン製)により濾過し、45秒後の
濾液量を測定した。また濾過した汚泥をプレス圧2Kg
/m2で1分間脱水する。その後ケ−キ自己支持性(脱
水ケ−キの硬さ、含水率と関係)、ケ−キ含水率(10
5℃で20hr乾燥)および濾布剥離を測定した。結果
を表2に示す。
【0036】
【比較例1〜11】実施例1〜7と同様な試験操作によ
り、試作−1〜試作−6をそれぞれ単独で汚泥に添加す
る試験を行った。また、ジメチルジアリルアンモニウム
塩系重合体とアクリロイルオキシエチルトリメチルアン
モニウム塩化物系重合体を表2のような組合せで添加し
試験を行った。結果を表2に示す。
【0037】
【実施例8〜16】食品加工排水余剰汚泥(pH6.2
7、全ss分20、800mg/L)につき脱水試験を
実施した。表2のような組合せと混合割合で一級アミノ
基含有重合体試作−1〜試作−3とジメチルジアリルア
ンモニウム塩系重合体、試作−4〜試作−6をそれぞれ
混合した。混合は重合体純分で0.2%水溶液を用い
た。200mLをポリビ−カ−に採取し、対汚泥固形分
0.7%それぞれ添加し、ビ−カ−移し変え攪拌10回
行った後、T−1179Lの濾布(ナイロン製)により
濾過し、45秒後の濾液量を測定した。また濾過した汚
泥をプレス圧2Kg/m2で1分間脱水する。その後ケ
−キ自己支持性(脱水ケ−キの硬さ、含水率と関係)、
ケ−キ含水率(105℃で20hr乾燥)および濾布剥
離を測定した。結果を表3に示す。
【0038】
【比較例12〜18】実施例8〜16と同様な試験操作
により、一級アミン含有重合体及びジメチルジアリルア
ンモニウム塩系重合体である試作−1〜試作−6とアク
リロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩化物系
重合体である比較−1〜比較−3を表3のような組合せ
と混合比で混合した試料につき試験を行った。結果を表
3に示す。
【0039】
【表1】 2EMA:2−アミノエチルメタクリレ−ト、AAM:
アクリルアミド DADMAC:ジアリルジメチルアンモニウム塩化物、
AAC:アクリル酸、DMQ:アクリロイルオキシエチ
ルトリメチルアンモニウム塩化物
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】 濾液量:mL、ケ−キ含水率:重量%、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 220/02 C08F 220/02 220/34 220/34 220/56 220/56 220/60 220/60 226/04 226/04 C08L 33/00 C08L 33/00 39/00 39/00 Fターム(参考) 4D015 BA03 BA06 BB09 BB12 CA01 DB02 DB12 DB23 DB43 DB44 EA06 EA14 EA35 FA30 4D059 AA07 BE55 BE56 BE57 BE59 DB24 DB25 DB26 EA05 EB05 4D062 BA03 BA06 BB09 BB12 CA01 DB02 DB12 DB23 DB43 DB44 EA06 EA14 EA35 FA30 4J002 BB16X BB28X BG07W BL02X GD04 4J100 AL08P AL08R AM15Q BA15P BA15R BA18P BA18R BA35P BC42R CA04 CA05 DA36 JA18

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機性汚泥に対し、下記一般式(1)で
    表される単量体を必須成分とする単量体(混合物)から
    なる一級アミノ基含有(共)重合体(A)とジメチルジ
    アリルアンモニウム塩系重合体(B)とを併用し、該有
    機性汚泥を凝集させた後、脱水機により脱水することを
    特徴とする汚泥の脱水方法。 【化1】 R1は水素またはメチル基、Aは酸素原子またはNH、
    BはC2〜C3のアルキレン基またはアルコキシレン
    基、Xは陰イオン
  2. 【請求項2】 単量体(混合物)が前記一般式(1)で
    表される単量体を20〜100モル%、アクリルアミド
    0〜80モル%及び下記一般式(2)で表わされるアニ
    オン性単量体0〜30モル%からなることを特徴とする
    請求項1に記載の汚泥の脱水方法。 【化2】 R2は水素、メチル基またはカルボキシメチル基、R3
    は水素またはカルボキシル基、AはSO3、C6H4S
    O3、CONHC(CH3)2CH2SO3あるいはC
    OO、Yは水素または陽イオン、あるいはCOOZ、Z
    は水素または陽イオン
  3. 【請求項3】 単量体混合物が前記一般式(1)で表さ
    れる単量体を10〜60モル%、下記一般式(3)で表
    わされるカチオン性単量体10〜40モル%、アクリル
    アミド0〜80モル%及び前記一般式(2)で表わされ
    るアニオン性単量体0〜30モル%からなることを特徴
    とする請求項1に記載の汚泥の脱水方法。 【化3】 R4は水素またはメチル基、R5メチル基またはエチル
    基、R6はメチル基、エチル基あるいはベンジル基、R
    7は水素原子、メチル基あるいはエチル基、Aは酸素原
    子またはNH、BはC2〜C3のアルキレン基またはア
    ルコキシレン基、Xは陰イオン
  4. 【請求項4】 一級アミノ基含有(共)重合体(A)の
    分子量が、10万〜1000万であることを特徴とする
    請求項1〜3に記載の汚泥の脱水方法。
  5. 【請求項5】 前記ジメチルジアリルアンモニウム塩系
    重合体(B)が、ジメチルジアリルアンモニウム塩10
    〜100モル%とアクリルアミド0〜90モル%と前記
    一般式(2)で表わされるアニオン性単量体0〜30モ
    ル%からなることを特徴とする請求項1に記載の汚泥の
    脱水方法。
  6. 【請求項6】 前記ジメチルジアリルアンモニウム塩系
    重合体(B)の分子量が10万〜500万であることを
    特徴とする請求項1あるいは5に記載の汚泥の脱水方
    法。
  7. 【請求項7】 一級アミノ基含有(共)重合体(A)と
    ジメチルジアリルアンモニウム塩系重合体(B)との併
    用割合重量比で、(A):(B)=1:4〜4:1であ
    ることを特徴とする請求項1〜6に記載の汚泥の脱水方
    法。
  8. 【請求項8】 一級アミノ基含有(共)重合体(A)と
    ジメチルジアリルアンモニウム塩系重合体(B)とを混
    合して使用することを特徴とする請求項1〜6に記載の
    汚泥の脱水方法。
  9. 【請求項9】 前記有機性汚泥に無機凝集剤を添加・混
    合した後、一級アミノ基含有(共)重合体(A)及び/
    またはジメチルジアリルアンモニウム塩系重合体(B)
    を添加・混合し脱水機により脱水することを特徴とする
    請求項1〜8に記載の汚泥の脱水方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015150534A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 ハイモ株式会社 凝集処理剤及びそれを用いた汚泥の脱水方法
CN115917079A (zh) * 2020-07-02 2023-04-04 栗田工业株式会社 绿液处理剂

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