JP2002165759A - 模型眼 - Google Patents

模型眼

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被検眼に対するピント調整をアラ
イメント調整とともに容易に実行できる模型眼を提供す
る。 【解決手段】 眼底カメラ用の模型眼50において、略
筒状の模型眼本体51と、この模型眼本体51に組み込
まれた模型眼レンズ60と、この模型眼レンズ60に対
して眼底カメラによる被検眼の検眼時における眼底共役
位置となる配置でチャート61とスプリット視標用の反
射面63とを分割配置に備えるととも、前記チャート6
1の背面側にのみ光拡散用の反射部材64を備えた模型
眼部とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検眼に対するピ
ント調整、アライメント調整を容易に行える模型眼に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼底カメラにおいて被検眼に対す
るピント調整の容易化を図るために、眼底カメラの対物
レンズ前方における被検眼の眼底共役位置に、ピント調
整用の視標(チャート)が位置するように模型眼を構成
し、この模型眼を使用してピント調整を行うようにした
ものが知られている。
【0003】このような模型眼の従来例について図1
0、図11を参照して説明する。
【0004】図10、図11に示す模型眼100は、眼
底カメラの対物レンズを収納した対物鏡筒に着脱可能に
装着される略筒状の模型眼本体101と、この模型眼本
体101に組み込まれた模型眼レンズ102と、この模
型眼レンズ102の端面に眼底カメラによる被検眼の検
眼時における眼底共役位置となる配置で設けた例えば任
意数の線分を縦横配置に列設したチャート103及びこ
のチャート103の背面側に貼り付けた照明光を均一に
する、即ち、光拡散性の高い拡散部材(ディフューザ)
104とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の模型眼100においては、模型眼100を使用
することで例えば眼底カメラの接眼鏡筒等を覗くことに
より、前記チャート103に基づくチャート像及び接眼
鏡筒のレチクルを観察してピント調整を行わなければな
らない。
【0006】前記眼底カメラ内に搭載しているピント調
整用のスプリット視標の投影光束は前記拡散部材104
に当たって拡散してしまい、この結果、スプリット視標
像を明確に観察することができず、ピント調整を円滑に
行うことが困難になってしまうという問題がある。
【0007】また、上述した従来の模型眼100におい
ては、アライメント位置が異なる複数種の眼底カメラに
それぞれ取り付けるための対策が何等講じられていない
ため個々の眼底カメラに取り付けた際煩雑な位置調整作
業が必要になるという問題もある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、複数種の眼底カメラに無調整で取り付け可能で
あり、被検眼に対するピント調整をアライメント調整と
ともに容易に実行できる模型眼を提供することを目的と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
眼底カメラ用の模型眼において、アライメント位置が異
なる複数種の眼底カメラに取り付け可能な取り付け部を
備えた模型眼本体と、この模型眼本体に組み込まれた模
型眼レンズと、この模型眼レンズに対して眼底カメラに
よる被検眼の検眼時における眼底共役位置となる配置で
チャートとスプリット視標用の反射面とを分割配置に備
えるととも、前記チャートの背面側にのみ光拡散用の反
射部材を備えた模型眼部とを有することを特徴とするも
のである。
【0010】請求項2記載の発明は、眼底カメラ用の模
型眼において、眼底カメラの対物レンズを収納した対物
鏡筒に着脱可能に構成した略筒状の模型眼本体と、この
模型眼本体に組み込まれた模型眼レンズと、この模型眼
レンズの端面に眼底カメラによる被検眼の検眼時におけ
る眼底共役位置となる配置でチャートとスプリット視標
用の反射面とを分割配置に設けるとともに、前記チャー
トの背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えた模型眼部
とからなることを特徴とするものである。
【0011】請求項1、2記載の発明によれば、模型眼
本体の模型眼レンズの端面に眼底カメラによる被検眼の
検眼時における眼底共役位置となる配置でチャートとス
プリット視標用の反射面とを分割配置に設け、チャート
の背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えているので、
眼底カメラと組み合わせて使用することにより、眼底カ
メラ内に設けているスプリット視標の光束を前記反射面
より確実に反射することができ、これにより、例えば眼
底カメラに搭載した撮像手段であるTVカメラのモニタ
画面又は眼底カメラの接眼鏡筒により、前記チャートに
基づくチャート像とともに、スプリット視標像を明確に
視認することが可能となり、被検眼の検眼時に必要なピ
ント調整を容易に実行できる模型眼を提供できる。
【0012】特に請求項1記載の発明によれば、模型眼
本体にアライメント位置が異なる複数種の眼底カメラに
取り付け可能な取り付け部を備えているので、複数種の
眼底カメラに各々取り付けた場合に、面倒なアライメン
ト調整作業を行う事なく被検眼の検眼時に必要なピント
調整を容易に実行できる模型眼を提供できる。
【0013】請求項3記載の発明は、被検眼を対物レン
ズと対峙する定位置に固定状態とする被検眼固定機構を
備えた眼底カメラ用の模型眼において、前記被検眼固定
機構を構成する顎受け部に着脱可能に取り付ける取り付
け部と、この取り付け部により支持されて眼底カメラの
対物レンズに対向配置される略筒状の模型眼本体と、こ
の模型眼本体に組み込まれた模型眼レンズと、この模型
眼レンズの端面に眼底カメラによる被検眼の検眼時にお
ける眼底共役位置となる配置でチャートとスプリット視
標用の反射面とを分割配置に備えるとともに、前記チャ
ートの背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えた模型眼
部とからなることを特徴とするものである。
【0014】請求項3記載の発明によれば、この模型眼
が眼底カメラの被検眼固定機構を構成する顎受け部に着
脱可能に取り付ける取り付け部を備えているので、取り
付け部により模型眼本体を眼底カメラの対物レンズと対
峙する状態で固定指示することで、請求項1記載の発明
の場合と同様、眼底カメラ内に設けているスプリット視
標の光束を前記模型眼レンズの端面に設けた反射面より
確実に反射することができ、これにより、例えば眼底カ
メラに搭載した撮像手段であるTVカメラのモニタ画面
又は眼底カメラの接眼鏡筒により、前記チャート像とと
もに、スプリット視標像を明確に視認することが可能と
なり、被検眼に対するピント調整を容易に実行できる模
型眼を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
細に説明する。
【0016】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の模型眼50を使用する眼底カメラの外観構成を
示すものであり、図2は、本実施の形態1の模型眼50
を図1に示す眼底カメラに装着した状態を示すものであ
る。
【0017】図1において、1は後述する対物レンズ3
3等を保持した対物鏡筒3を備えた眼底カメラのカメラ
本体であり、このカメラ本体1は、テーブル4上におい
て基台5から上方に突設した支持部6により支持され水
平方向に移動動可能に支持されている。
【0018】前記対物鏡筒3に対しては、図2に示すよ
うに、本実施の形態1の模型眼50が着脱可能に装着さ
れるようになっている。
【0019】また、基台5にはカメラ本体1の移動操
作、被検眼Eに対する撮影指令等を行う操作杆7を備え
ている。さらに、前記基台5の被検眼E側の端部には、
被検者Mの顎、額等を固定状態とする被検眼固定機構と
しての顎受け部8を配置している。
【0020】さらに、前記カメラ本体1には、接眼鏡筒
(ファインダー)16、スチールカメラ12、リレーレ
ンズ部18、例えば動画撮影、表示用のTVカメラ(C
CDカメラ)13等を備えている。TVカメラ13は画
像モニタ13aを具備している。
【0021】次に、本実施の形態1の模型眼50につい
て、図3、図4を参照して詳細に説明する。
【0022】この模型眼50は、前記カメラ本体1の対
物レンズ33を収納した対物鏡筒3に対してネジ55を
用いて着脱可能に構成した全体として段付きで略筒状に
形成した模型眼本体51を具備している。
【0023】模型眼本体51は、前記対物鏡筒3に装着
するためのテーパー状の装着筒部51aと、この装着筒
部51aに連設した円筒状のレンズ収納筒部51bとを
具備している。装着筒部51aの対物鏡筒3側の外周部
には、ネジ孔52が設けられ、対物鏡筒3に装着筒部5
1aを装着し、前記ネジ孔52にネジ55を螺合して締
め付けることで、図3に示すように、模型眼本体51を
対物鏡筒3に固定可能としている。
【0024】前記装着筒部51a内には、対物レンズ3
3を収納した対物鏡筒3の外径寸法に対応した内径を有
する鏡筒接合部51cと、対物鏡筒3の接合端面3aと
接合し、後述するチャート61が被検眼Eの検眼時にお
ける眼底共役位置となるように対物レンズ33を位置決
めするための光軸方向規定段部51dを設けている。
【0025】前記レンズ収納筒部51b内には、透明体
60cの両端面に一対の片凸レンズ60a、60bを取
り付けた模型眼レンズ60が配置される。
【0026】この模型眼レンズ60の一方の片凸レンズ
60a側は前記対物レンズ33に対峙し、また、他方の
片凸レンズ60bの端面(レンズ面)には、前記カメラ
本体1による被検眼Eの検眼時における眼底共役位置と
なる配置で図4に示すようなチャート61と、後述する
スプリット視標71a、71bからの光束反射用の白色
で高反射率を有する反射面(反射膜)63とを上下分割
配置に設けている。
【0027】さらに、前記チャート61の背面側(外
側)にのみチャート61に照射される光を拡散する反射
部材64を貼り付けて、これらにより模型眼部を構成し
ている。
【0028】前記レンズ収納筒部51bの片凸レンズ6
0b側の端面には、光不透過性の部材からなるカバー体
54を取り付けている。
【0029】次に、前記カメラ本体1の光学系について
図5を参照して説明する。
【0030】この光学系は、被検眼Eの眼底(模型眼5
0を使用する場合にはチャート61を照明する照明光学
系10と、被検眼Eの眼底を撮影する撮影光学系20
と、検者の視度調整用のレチクル62とを備えた接眼鏡
筒16とを有している。
【0031】前記照明光学系10は、照明用光源として
のハロゲンランプ24、反射鏡19、リレーレンズ2
5、撮影光源であるキセノンランプ26、コンデンサレ
ンズ27、リング状絞り28、反射面が上向き(斜め上
向き)の一対の反射ミラー29a、29b、反射ミラー
29a、29bに堆積する埃等によるフレアー防止用の
黒点板30、色消しレンズ31、埃等の堆積を防止する
ために反射面が下向き(斜め下向き)の孔空きミラー3
2、撮影光学系20の一部を兼ねる対物レンズ33を有
している。
【0032】前記照明光学系10は、さらにピント調整
用の一対のスプリット視標71a、71bを設けたスプ
リット視標板70を光路に備えている。
【0033】前記対物レンズ33は、カメラ本体1に設
けた対物鏡筒3に設けられている。さらに、前記コンデ
ンサレンズ27と反射ミラー29aとの間には、フィル
ター34、三枚絞り35を配置している。
【0034】前記コンデンサレンズ27は、撮影光束に
照明光学系10のフィルター34が入らないように照明
光のパスを伸ばすために設けられている。
【0035】前記撮影光学系20は、対物レンズ33
と、合焦レンズ36と、被検眼Eの眼底像をスチールカ
メラ12のフィルム12a上に結像させる結像レンズ3
7とを有し、例えば35度等の画角(撮影倍率)で眼底
像の撮影を可能としている。
【0036】また、撮影光学系20には、TVカメラ撮
影系40と接眼鏡筒16に一部が含まれるファインダー
光学系41とが設けられている。
【0037】TVカメラ撮影系40は、前記リレーレン
ズ部18を構成する反射ミラー42と、眼底と共役位置
に配置される撮像素子(CCD)43を含む前記TVカ
メラ13とを有している。
【0038】また、前記ファインダー光学系41は、前
記結像レンズ37とスチールカメラ12との間の光路に
挿脱されるクイックリターンミラー44と、フィールド
レンズ45と、このフィールドレンズ45と前記反射ミ
ラー42との間の光路に挿脱される観察像切り換え用の
クイックリターンミラー46と、レチクル62と、接眼
鏡筒16内に配置した接眼レンズ47とを有している。
この接眼レンズ47を通して前記眼底を観察できるよう
になっている。
【0039】次に、上述した実施の形態1の眼底カメラ
の動作を前記模型眼50を使用する場合を主にし、か
つ、図6をも参照して説明する。
【0040】前記模型眼50を、図3に示すように、前
記対物鏡筒3に装着筒部51aを装着し、前記ネジ孔5
2にネジ55を螺合して締め付けることで対物鏡筒3に
固定する。
【0041】この状態で、前記照明光学系10を動作さ
せ、スプリット視標71a、71bを模型眼50の模型
眼レンズ60に向けて投影するとともに前記チャート6
1を照明する。
【0042】スプリット視標71a、71bからの光束
は、模型眼レンズ60の片凸レンズ60bの端面に設け
た反射面63により高反射率で反射し、撮影光学系20
を経て前記TVカメラ13により撮像され画像モニタ1
3aに図6に示すようにスプリット視標像71a´、7
1b´として表示される。
【0043】同時に、前記チャート61からの反射光も
撮影光学系20を経て前記TVカメラ13により撮像さ
れ、画像モニタ13aにチャート像61aとして表示さ
れる。
【0044】これにより、前記接眼鏡筒16を覗き、レ
チクル62による視度調整を行うことなく、スプリット
視標像61aによりピント調整を容易に実行できる。接
眼鏡筒16を覗いてレチクル62による視度調整後、チ
ャート61によりピント調整をすることももちろん可能
である。
【0045】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について図7、図8を参照して説明する。
【0046】本実施の形態2においては、模型眼50A
として、実施の形態1の場合と同様な構成の円筒状のレ
ンズ収納筒部51b、模型眼レンズ60、眼底共役位置
となる配置のチャート61、反射面63を備えることに
加え、レンズ収納筒部51bに対して、図7に示すよう
に眼底カメラの被検眼固定機構を構成する顎受け部8の
顎受け板8aに顎受け紙止めピン81により着脱可能に
取り付ける略逆T状に形成した取り付け部80を設けた
ことが特徴である。尚、図7において、80aは前記顎
受け紙止めピン81用の穴である。
【0047】図8は、本実施の形態2の模型眼50Aを
顎受け板8aに取り付け、対物鏡筒3に対峙させた状態
を示すものである。
【0048】このような本実施の形態2の模型眼50A
を使用した場合においても、実施の形態1の場合と同
様、前記接眼鏡筒16を覗くことなくスプリット視標像
61aによるピント調整を容易に実行できる。
【0049】また、実施の形態1の場合と同様、接眼鏡
筒16を覗いてレチクル62による視度調整後、チャー
ト61によりピント調整を容易に実行ようにすることも
もちろん可能である。
【0050】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形
態3について図9を参照して説明する。
【0051】本実施の形態3においては、模型眼50B
として、模型眼本体51の装着筒部51aに、アライメ
ント位置が異なる2種類の眼底カメラに取り付け可能な
取り付け部56を備えたことが特徴である。この他の構
成は実施の形態1の模型眼50の場合と同様である。
【0052】取り付け部56の内周側には、2種類の眼
底カメラの対物鏡筒3の外径寸法に各々対応した内径を
有する2段の鏡筒接合部51c、51c´と、前記チャ
ート61が被検眼Eの検眼時における眼底共役位置とな
るように眼底カメラの対物レンズを各々位置決めするた
めの光軸方向規定段部51d、51d´を備えるととも
に、各々ネジ55を螺合するために鏡筒接合部51c、
51c´に連通するネジ孔52、52´とが設けられて
いる。
【0053】本実施の形態3の模型眼50Bによれば、
前記取り付け部56を設けたことにより、アライメント
位置が異なる2種類の眼底カメラに各々取り付けた場合
に、前記光軸方向規定段部51d又は51d´により眼
底カメラの対物レンズを各々前記チャート61が被検眼
Eの検眼時における眼底共役位置となるように位置決め
することができ、これにより、各々の場合において面倒
な調整作業を行う事なく被検眼の検眼時に必要なピント
調整、アライメント調整を同時かつ容易に実行すること
が可能となる。
【0054】尚、前記取り付け部56としては、上述し
た場合の他、さらに多段の、すなわち3段以上の光軸方
向規定段部を有する構成とすることもでき、複数種の眼
底カメラの対物鏡筒に取り付け可能な構成であれば種々
の変形が可能である。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、対物鏡筒への装着型又
は顎受け台への取り付け型の構造で、スプリット視標像
とチャート像とを明確に視認可能とし、ピント調整を作
業性よく行うことができる模型眼を提供することができ
る。
【0056】また、本発明によれば、アライメント位置
が異なる複数種の眼底カメラに対して各々装着し、面倒
な調整作業を行う事なく被検眼の検眼時に必要なピント
調整を容易に実行することが可能な模型眼を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の模型眼を使用する眼底
カメラの外観構成を示す側面図である。
【図2】本実施の形態1の模型眼を眼底カメラに装着し
た状態を示す部分側面図である。
【図3】本実施の形態1の模型眼の拡大断面図である。
【図4】本実施の形態1の模型眼における模型眼レンズ
端面に設けたチャートとスプリット視標用の反射面を示
す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態1の模型眼を含む眼底カメ
ラの光学系を示す光学構成図である。
【図6】本発明の実施の形態1のチャート、スプリット
視標の同時観察状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2の模型眼を示す概略断面
図である。
【図8】本発明の実施の形態2の模型眼の使用状態を示
す部分斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態3の模型眼を示す部分断面
図である。
【図10】従来の模型眼の構造を示す断面図である。
【図11】従来の模型眼に付したチャートを示す説明図
である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 3 対物鏡筒 4 テーブル 5 基台 6 支持部 8 顎受け部 10 照明光学系 12 スチールカメラ 13 TVカメラ 13a 画像モニタ 16 接眼鏡筒 18 リレーレンズ部 20 撮影光学系 24 ハロゲンランプ 33 対物レンズ 34 フィルター 37 結像レンズ 40 TVカメラ撮影系 41 ファインダー光学系 44 クイックリターンミラー 45 フィールドレンズ 46 クイックリターンミラー 47 接眼レンズ 50 模型眼 50A 模型眼 50B 模型眼 51 模型眼本体 51a 装着筒部 51b レンズ収納筒部 52 ネジ孔 54 カバー体 55 ネジ 56 取り付け部 60 模型眼レンズ 60a、60b 片凸レンズ 60c 透明体 61 チャート 62 レチクル 64 反射部材 70 スプリット視標板 71a、71b スプリット視標 80 取り付け部 E 被検眼

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼底カメラ用の模型眼において、 アライメント位置が異なる複数種の眼底カメラに取り付
    け可能な取り付け部を備えた模型眼本体と、 この模型眼本体に組み込まれた模型眼レンズと、この模
    型眼レンズに対して眼底カメラによる被検眼の検眼時に
    おける眼底共役位置となる配置でチャートとスプリット
    視標用の反射面とを分割配置に備えるととも、前記チャ
    ートの背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えた模型眼
    部と、 からなることを特徴とする模型眼。
  2. 【請求項2】 眼底カメラ用の模型眼において、 眼底カメラの対物レンズを収納した対物鏡筒に着脱可能
    に構成した略筒状の模型眼本体と、 この模型眼本体に組み込まれた模型眼レンズと、この模
    型眼レンズの端面に眼底カメラによる被検眼の検眼時に
    おける眼底共役位置となる配置でチャートとスプリット
    視標用の反射面とを分割配置に設けるとともに、前記チ
    ャートの背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えた模型
    眼部と、 からなることを特徴とする模型眼。
  3. 【請求項3】 被検眼を対物レンズと対峙する定位置に
    固定状態とする被検眼固定機構を備えた眼底カメラ用の
    模型眼において、 前記被検眼固定機構を構成する顎受け部に着脱可能に取
    り付ける取り付け部と、 この取り付け部により支持されて眼底カメラの対物レン
    ズに対向配置される略筒状の模型眼本体と、 この模型眼本体に組み込まれた模型眼レンズと、この模
    型眼レンズの端面に眼底カメラによる被検眼の検眼時に
    おける眼底共役位置となる配置でチャートとスプリット
    視標用の反射面とを分割配置に備えるとともに、前記チ
    ャートの背面側にのみ光拡散用の反射部材を備えた模型
    眼部と、 からなることを特徴とする模型眼。
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