JP2000237142A - 検眼機器用模型眼 - Google Patents
検眼機器用模型眼Info
- Publication number
- JP2000237142A JP2000237142A JP11042263A JP4226399A JP2000237142A JP 2000237142 A JP2000237142 A JP 2000237142A JP 11042263 A JP11042263 A JP 11042263A JP 4226399 A JP4226399 A JP 4226399A JP 2000237142 A JP2000237142 A JP 2000237142A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cornea
- glass body
- face
- equivalent
- fundus
- Prior art date
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- Pending
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- Instructional Devices (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度の良い校正を実施する。
【解決手段】 低い屈折率のガラス体1と高い屈折率の
ガラス体2が、ガラス体2が凹面となる接合面3で接合
されている。ガラス体1の前面の角膜相当面4は人眼の
角膜の曲率と略同じであり、接合面3の縁部5は瞳孔に
相当し、角膜相当面4からの光学的距離は約3mmであ
る。接合面3は凹面作用を持ち、人眼の角膜から水晶体
までの前眼相当位置とされており、その曲率は角膜相当
面4の球面収差を補正するように決められ、角膜相当面
4からの光学的な距離は3〜4mmである。ガラス体2
の後面の眼底相当面6には、反射率の低い塗料7が塗布
されている。
ガラス体2が、ガラス体2が凹面となる接合面3で接合
されている。ガラス体1の前面の角膜相当面4は人眼の
角膜の曲率と略同じであり、接合面3の縁部5は瞳孔に
相当し、角膜相当面4からの光学的距離は約3mmであ
る。接合面3は凹面作用を持ち、人眼の角膜から水晶体
までの前眼相当位置とされており、その曲率は角膜相当
面4の球面収差を補正するように決められ、角膜相当面
4からの光学的な距離は3〜4mmである。ガラス体2
の後面の眼底相当面6には、反射率の低い塗料7が塗布
されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検眼装置の校正等
に用いるための検眼機器用模型眼に関するものである。
に用いるための検眼機器用模型眼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、オートレフラクトメータの測定値
テストをするために模型眼が用いられているが、この模
型眼は角膜と曲率が略同じな角膜相当面を持ち、単一の
光学部材により構成されている。
テストをするために模型眼が用いられているが、この模
型眼は角膜と曲率が略同じな角膜相当面を持ち、単一の
光学部材により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例の模型眼においては、オートレフラクトメータの測
定光束径が違った場合や、アライメントが少しずれたと
きに測定値が変わってしまうとか、眼底相当面からの反
射が強過ぎるなどの問題点がある。
来例の模型眼においては、オートレフラクトメータの測
定光束径が違った場合や、アライメントが少しずれたと
きに測定値が変わってしまうとか、眼底相当面からの反
射が強過ぎるなどの問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
精度の良い校正等が実施できる検眼機器用模型眼を提供
することにある。
精度の良い校正等が実施できる検眼機器用模型眼を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る検眼機器用模型眼は、屈折率の異なる第
1、第2の光学部材を接合して成り、前記第1の光学部
材に角膜と略同じ曲率の角膜相当面を設け、前記第1、
第2の光学部材の凹面作用の接合面を前眼部相当位置と
し、前記第2の光学部材に眼底相当面を設けたことを特
徴とする。
の本発明に係る検眼機器用模型眼は、屈折率の異なる第
1、第2の光学部材を接合して成り、前記第1の光学部
材に角膜と略同じ曲率の角膜相当面を設け、前記第1、
第2の光学部材の凹面作用の接合面を前眼部相当位置と
し、前記第2の光学部材に眼底相当面を設けたことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は模型眼の側面図であり、オート
レフラクトメータの測定屈折値のテスト用とされ、クラ
ウンガラスなどから成る低い屈折率のガラス体1と、フ
リントガラスなどから成る高い屈折率のガラス体2が、
ガラス体2が凹面となる接合面3で接合して構成されて
いる。
詳細に説明する。図1は模型眼の側面図であり、オート
レフラクトメータの測定屈折値のテスト用とされ、クラ
ウンガラスなどから成る低い屈折率のガラス体1と、フ
リントガラスなどから成る高い屈折率のガラス体2が、
ガラス体2が凹面となる接合面3で接合して構成されて
いる。
【0007】ガラス体1の前面の角膜相当面4は人眼の
角膜の曲率と略同じであり、接合面3の縁部5は瞳孔に
相当し、角膜相当面4からの光学的距離は約3mmであ
る。接合面3は凹面作用を持ち、人眼の角膜から水晶体
までの前眼相当位置とされており、その曲率は角膜相当
面4の球面収差を補正するように決められ、角膜相当面
4からの光学的な距離は3〜4mmである。ガラス体2
の後面の眼底相当面6には、反射率の低い塗料7が塗布
されており、その位置はガラス体2の屈折値により決め
られる。
角膜の曲率と略同じであり、接合面3の縁部5は瞳孔に
相当し、角膜相当面4からの光学的距離は約3mmであ
る。接合面3は凹面作用を持ち、人眼の角膜から水晶体
までの前眼相当位置とされており、その曲率は角膜相当
面4の球面収差を補正するように決められ、角膜相当面
4からの光学的な距離は3〜4mmである。ガラス体2
の後面の眼底相当面6には、反射率の低い塗料7が塗布
されており、その位置はガラス体2の屈折値により決め
られる。
【0008】この模型眼においては、接合面3の作用に
より角膜相当面4から眼底相当面6までの距離が長くな
り、眼底相当面6からの反射受光量が弱くなり、精度の
良い校正ができる。
より角膜相当面4から眼底相当面6までの距離が長くな
り、眼底相当面6からの反射受光量が弱くなり、精度の
良い校正ができる。
【0009】図2はオートレフラクトメータの光学系の
構成図を示し、被検眼Eの前方に、対物レンズ10、当
分割部材11、瞳孔Pと共役な絞り12、光源13が配
列されている。また、光分割部材11の反射方向には、
絞り14、レンズ15、受光センサ16が配列されてい
る。
構成図を示し、被検眼Eの前方に、対物レンズ10、当
分割部材11、瞳孔Pと共役な絞り12、光源13が配
列されている。また、光分割部材11の反射方向には、
絞り14、レンズ15、受光センサ16が配列されてい
る。
【0010】光源13から出射した光束は絞り12、光
分割部材11、レンズ10を介して被検眼Eの眼底Gに
投影される。眼底Gからの反射光は同じ光路を光分割部
材11まで戻り、光分割部材11で反射し瞳孔Pに共役
な絞り14、レンズ15を通り受光センサ16で受光さ
れる。そして、受光センサ16からの信号を図示しない
演算手段により演算して屈折値を求める。
分割部材11、レンズ10を介して被検眼Eの眼底Gに
投影される。眼底Gからの反射光は同じ光路を光分割部
材11まで戻り、光分割部材11で反射し瞳孔Pに共役
な絞り14、レンズ15を通り受光センサ16で受光さ
れる。そして、受光センサ16からの信号を図示しない
演算手段により演算して屈折値を求める。
【0011】ここで、角膜Kや水晶体Lなど前眼部から
の反射は絞り14で遮断され、受光センサ16に至らず
測定に影響することはない。この場合の測定光束径は瞳
孔に共役な絞り12又は13で決まる。
の反射は絞り14で遮断され、受光センサ16に至らず
測定に影響することはない。この場合の測定光束径は瞳
孔に共役な絞り12又は13で決まる。
【0012】図1の模型眼を使用してこのオートフラク
トメータの校正する場合にも、被検眼Eと同様に測定が
可能であり、角膜相当面4と接合面3の反射は絞り14
により遮断され、受光センサ16には至ることはない。
トメータの校正する場合にも、被検眼Eと同様に測定が
可能であり、角膜相当面4と接合面3の反射は絞り14
により遮断され、受光センサ16には至ることはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る検眼機
器用模型眼は、球面収差が補正されているので、測定光
束径やアライメントに拘らず測定値が変ることがなく、
眼底相当面までの距離が長くなるので反射する測定受光
量が弱くなり、精度の良い校正等を実施できる。
器用模型眼は、球面収差が補正されているので、測定光
束径やアライメントに拘らず測定値が変ることがなく、
眼底相当面までの距離が長くなるので反射する測定受光
量が弱くなり、精度の良い校正等を実施できる。
【図1】模型眼の側面図である。
【図2】オートレフラクトメータの光学系の構成図であ
る。
る。
1、2 ガラス体 3 接合面 4 角膜相当面 5 縁部 6 眼底相当面 7 塗料
Claims (1)
- 【請求項1】 屈折率の異なる第1、第2の光学部材を
接合して成り、前記第1の光学部材に角膜と略同じ曲率
の角膜相当面を設け、前記第1、第2の光学部材の凹面
作用の接合面を前眼部相当位置とし、前記第2の光学部
材に眼底相当面を設けたことを特徴とする検眼機器用模
型眼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042263A JP2000237142A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 検眼機器用模型眼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11042263A JP2000237142A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 検眼機器用模型眼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000237142A true JP2000237142A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12631159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11042263A Pending JP2000237142A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 検眼機器用模型眼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000237142A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002165759A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-11 | Topcon Corp | 模型眼 |
JP2003000541A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Topcon Corp | 検眼装置用模型眼 |
JP2007185417A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Canon Inc | 眼科撮像装置及びそのアーチファクト検出方法 |
JP2008200378A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Gifu Univ | 画像処理装置 |
CN103948368A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-07-30 | 中国计量科学研究院 | 一种用于检验角膜曲率计的轴位标准器 |
CN109064858A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-12-21 | 中国医学科学院北京协和医院 | 眼部模型 |
JP2021104313A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社トプコン | 眼科装置、その評価方法、プログラム、及び記録媒体 |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11042263A patent/JP2000237142A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002165759A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-11 | Topcon Corp | 模型眼 |
JP4619523B2 (ja) * | 2000-12-05 | 2011-01-26 | 株式会社トプコン | 模型眼 |
JP2003000541A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-07 | Topcon Corp | 検眼装置用模型眼 |
JP4653906B2 (ja) * | 2001-06-21 | 2011-03-16 | 株式会社トプコン | 検眼装置用模型眼 |
JP2007185417A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Canon Inc | 眼科撮像装置及びそのアーチファクト検出方法 |
JP2008200378A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Gifu Univ | 画像処理装置 |
CN103948368A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-07-30 | 中国计量科学研究院 | 一种用于检验角膜曲率计的轴位标准器 |
CN109064858A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-12-21 | 中国医学科学院北京协和医院 | 眼部模型 |
JP2021104313A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-26 | 株式会社トプコン | 眼科装置、その評価方法、プログラム、及び記録媒体 |
JP7412170B2 (ja) | 2019-12-27 | 2024-01-12 | 株式会社トプコン | 眼科装置、その評価方法、プログラム、及び記録媒体 |
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