JP4653906B2 - 検眼装置用模型眼 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検眼の眼屈折力等の眼光学特性を測定する為の検眼装置に使用する為の模型眼に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被検眼の眼屈折力等の眼光学特性を測定する為の検眼装置に於いては、被検眼眼底に測定光束を投影し、この測定光束の反射光束を検出して被検眼の眼光学特性を測定することが行われている。この種の検眼装置に於いては、製造の際、所望の測定精度を出す為、既知の光学特性を有する模型眼を使用し、この模型眼で得た測定値が適正になるように校正を行う必要がある。又、製造後の精度維持の為にも、模型眼により精度チェックを行う必要がある。その為、人眼での測定値との正確な相関をとる為にはできるだけ人眼の特性に近い模型眼が要求されている。
【0003】
従来知られている模型眼は、レンズ及び人眼の眼底に相当する擬似眼底部としてすりガラス等の一般的な散乱部材により構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
然し乍ら、前記模型眼で用いられているすりガラス等の一般的な散乱部材で構成された擬似眼底部は、現実の人眼とは異なる光学特性を示しており、この影響により人眼での測定値との正確な相関がとれないという問題点が明らかになりつつある。
【0005】
特に、被検眼眼底からの反射光束の内、略全反射された光束のみから形成される像を光電検出器上に導く受光光学系とからなり、前記光電検出器からの信号により像の光量強度分布特性を検出し、その光量強度分布特性から被検眼の眼光学特性を測定する検眼装置に於いては、従来の様な擬似眼底部を散乱反射面で形成した模型眼が全く使用できないという問題点が発生していた。
【0006】
本願はこの問題点を解決し、人眼の光学特性により近づき各種の検眼装置に使用できる模型眼を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、人眼の屈折力に相当する屈折力を有するレンズ部材と、前記レンズ部材から所定距離離間された位置に配置され人眼の眼底に対応する擬似眼底部材とを有する検眼装置用模型眼に於いて、前記擬似眼底部材は前記レンズ部材からの光束を内面で全反射をする為のファイバーを多数配置し、裏面側に鏡面反射部を設けた部材で構成した検眼装置用模型眼に係り、又前記鏡面反射部は入射した光束を透過せずに反射させる検眼装置用模型眼に係り、又前記鏡面反射部は入射する光束の一部を透過する半透過反射面であり、その後方に該半透過反射面を透過した光束を散乱反射させる為の散乱部材を設けた検眼装置用模型眼に係り、又被検眼眼底の測定用光束を投影する投影光学系と、被検眼眼底からの反射光束の内、略鏡面反射された光束のみから形成される像を光電検出器上に導く受光光学系とからなり、前記光電検出器からの信号により像の光量強度分布特性を検出し、その光量強度分布特性から被検眼の光学特性を測定する検眼装置に使用する検眼装置用模型眼であって、人眼の屈折力に相当する屈折力を有するレンズ部材と、前記レンズ部材から所定距離離間された位置に配置され人眼の眼底に対応する擬似眼底部材とを有し、該擬似眼底部材は前記レンズ部材からの光束を内面で全反射をする為のファイバーを多数配置し、裏面側に鏡面反射部を設けたファイバープレート部材で構成した検眼装置用模型眼に係り、又前記鏡面反射部は入射した光束を透過せずに全光束を反射させる検眼装置用模型眼に係るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
先ず、人眼の眼底組織について略述する。
【0010】
図1は人眼の眼底組織の模式図を示しており、1は視細胞層、2は網膜色素上皮層、3は上脈絡膜、4は強膜を示している。
【0011】
前記視細胞層1は前記網膜色素上皮層2に対して垂直な繊維状の視細胞の集合である。前記視細胞層1(視細胞)を透過した光束は、前記網膜色素上皮層2により鏡面反射される一方、一部の光束は前記網膜色素上皮層2を透過し、その後方の前記上脈絡膜3、強膜4で散乱反射される。但し、この散乱反射光は人が認識する像としては殆ど影響を与えない。
【0012】
ここで、前記視細胞層1に入射した光束が視細胞を透過する際、視細胞内で略全反射を繰返して透過することが実験上確かめられている。
【0013】
本発明に於ける模型眼はこの人眼の反射特性に着目してなされたものである。
【0014】
図2に於いて、本発明の第1の実施の形態に係る検眼装置用模型眼について説明する。
【0015】
鏡筒5の一端に結像レンズ6が設けられ、前記鏡筒5の他端には模型眼底7が設けられる。前記結像レンズ6は被検眼の眼屈折力に対応したレンズが選択され、正常眼に対応する結像レンズ6を選択した場合、該結像レンズ6より入射した光束は前記模型眼底7で結像する様になっている。前記鏡筒5内部の空間部分は空気であってもよく、或は水等の透明液体が充填されてもよい。
【0016】
図3、図4により前記模型眼底7を説明する。
【0017】
所定長さに切揃えたオプティカルファイバ11を前記結像レンズ6の光軸と平行となる向きに群設し、前記オプティカルファイバ11の隙間は不透明の樹脂等の充填剤12を充填し、ファイバプレート13を形成する。尚、前記充填剤12は透明でもよく、又該充填剤12は省略してもよい。
【0018】
該ファイバプレート13の反結像レンズ6側(裏面側)に鏡面反射層14が設けられている。該鏡面反射層14は入射する光束を鏡面反射し、一部の光束を透過する様になっている。該鏡面反射層14は第1拡散板15に貼設され、又該第1拡散板15は第2拡散板16に貼設されている。前記第1拡散板15と前記第2拡散板16とは拡散の度合いが異なっている。
【0019】
前記結像レンズ6より入射した光束は該結像レンズ6で前記模型眼底7に集光される。前記オプティカルファイバ11に入射した光束は該オプティカルファイバ11の内面で全反射を繰返しながら、前記鏡面反射層14に到達し、該鏡面反射層14で一部が鏡面反射され、その他の光束が透過し、前記第1拡散板15、第2拡散板16で散乱反射される。
【0020】
前記オプティカルファイバ11は視細胞に相当し、前記ファイバプレート13は前述した視細胞層1に相当した作用をし、前記鏡面反射層14は前述した網膜色素上皮層2、又前記第1拡散板15は前記上脈絡膜3、前記第2拡散板16は前記強膜4にそれぞれ相当する作用をする。而して、上記実施の形態に係る検眼装置用模型眼は人眼に近い特性を有している。
【0021】
又、上記実施の形態に於いて、前記オプティカルファイバ11のN.A.は0.2、コア径は2〜4μが理想的であるが、N.A.は0.35、コア径は20μ前後でもよい。又、前記オプティカルファイバ11の長さは40μ、前記結像レンズ6の焦点距離は18mm前後が好ましい。
【0022】
図5は第2の実施の形態を示している。
【0023】
図5中、図2中で示したものと同一のものには同符号を付している。
【0024】
鏡筒5の一端に結像レンズ6が設けられ、前記鏡筒5の他端には模型眼底7が設けられる。前記結像レンズ6と前記模型眼底7との間に支持部材18を介して人工水晶体19が設けられ、前記鏡筒5内には充填剤20として水が満たされている。前記模型眼底7の構成については、図2で示したものと同様であるので説明を省略する。
【0025】
前記結像レンズ6より入射した光束は、前記人工水晶体19を透過して前記模型眼底7に集光され、該模型眼底7で反射される。
【0026】
該他の実施の形態に係る検眼装置用模型眼は被検眼の水晶体が濁っている場合等に人工水晶体19の透明度を調整する等して使用される。
【0027】
図6は第3の実施の形態の模型眼底を示している。
【0028】
該第3の実施の形態では、オプティカルファイバ11を鏡面反射層14に向かって先細りするテーパ状としたものである。
【0029】
人眼の黄班部中心窩に多数分布する錐体視細胞は網膜色素上皮層2に向かって先細りするテーパ形状をしており、オプティカルファイバ11を鏡面反射層14に向かって先細りするテーパ状とすることで、検眼装置用模型眼は更に人眼に近い特性を有することとなる。
【0030】
次に、上記検眼装置用模型眼を用いられる眼科装置について説明する。
【0031】
図中、21は被検眼、22は投影光学系、23は受光光学系を示す。
【0032】
前記投影光学系22は光源25、該光源25から発せられた投影光束を集光する投影レンズ26、該投影レンズ26の光軸上に配設されたハーフミラー27、該ハーフミラー27を透過した投影光束を前記被検眼21に向け第1の偏光方向の直線偏光成分(P直線偏光)を反射して投影すると共にP直線偏光とは偏光方向が90°異なるS直線偏光を透過する偏光ビームスプリッタ28、該偏光ビームスプリッタ28の投影光軸に前記偏光ビームスプリッタ28側から配設されたリレーレンズ29、対物レンズ31、該対物レンズ31と前記被検眼21との間に配設され球面レンズで構成される矯正光学系32、1/4波長板33を有する。更に、前記ハーフミラー27に対向して固視標35、集光レンズ36を有する固視標系37が配設されている。前記光源25、固視標35は前記被検眼21の眼底と共役な位置にあり、後述する様に、前記光源25、固視標35は眼底に結像する。尚、前記光源25と投影レンズ26は一体で、後述の合焦レンズ39と連動して光軸方向に沿って移動可能となっている。
【0033】
前記受光光学系23は、前記偏光ビームスプリッタ28、該偏光ビームスプリッタ28の投影光軸に配設された前記リレーレンズ29、対物レンズ31、矯正光学系32、1/4波長板33を前記投影光学系22と共用している。
【0034】
前記偏光ビームスプリッタ28を透過する反射光軸上には反射光軸に沿って移動可能な合焦レンズ39、結像レンズ40が配設され、該結像レンズ40は前記被検眼21の眼底と共役な位置にある光電検出器41上に反射光束を結像させる。
【0035】
該光電検出器41からの受光信号は信号処理部46を介して記憶部47に記憶される。前記信号処理部46から前記記憶部47へのデータの書込みは制御部48によって制御され、該制御部48は前記記憶部47に記憶されたデータを基に所要の演算をし、又演算結果を表示部49に表示する。
【0036】
以下、上記光学系の作用について説明する。
【0037】
前記合焦レンズ39を基準位置とし、前記被検眼21に前記固視標35を注視させ、前記矯正光学系32により前記被検眼21の視力を矯正する。
【0038】
眼屈折力の矯正後、前記被検眼21に前記固視標35を注視させた状態で、前記投影光学系22により投影光束が被検眼眼底に投影される。尚、前記固視標35に関しては、可視光が用いられ、前記投影光束については赤外光が用いられる。
【0039】
前記光源25からの投影光束(赤外光)が前記投影レンズ26、ハーフミラー27を透過して前記偏光ビームスプリッタ28に至り、該偏光ビームスプリッタ28でP直線偏光分が反射され、前記リレーレンズ29を経て前記対物レンズ31、矯正光学系32により前記1/4波長板33を経て前記被検眼21の眼底に投影され、該眼底上に第1指標像が結像される。
【0040】
P直線偏光が該1/4波長板33を透過することで、右円偏光となる。前記被検眼21の眼底で投影光束が全反射され、全反射光束は眼底で反射されることで左円偏光となる。更に、全反射光束が前記1/4波長板33を透過することで、前記P直線偏光とは偏光方向が90°異なるS直線偏光となる。
【0041】
S直線偏光は前記矯正光学系32、対物レンズ31、リレーレンズ29により前記偏光ビームスプリッタ28に導かれる。該偏光ビームスプリッタ28はP直線偏光を反射し、S直線偏光を透過するので、前記全反射光束は該偏光ビームスプリッタ28を透過し、前記合焦レンズ39、結像レンズ40により前記光電検出器41上に第2指標像として結像される。
【0042】
ところで、前記被検眼21の眼底に投影された投影光束は眼底表面で全て鏡面反射されるわけではなく、一部は眼底表面から表層内部に侵入し、散乱反射される現象、所謂にじみ反射が発生する。この散乱反射光束が、鏡面反射光束と共に前記光電検出器41に受光されると、第2指標像の光量強度分布のノイズとなり、正確な眼球光学系の眼光学特性が測定できない。
【0043】
斯かる散乱反射による光束の偏光状態はランダム状態である。この為、前記1/4波長板33を透過し、直線偏光となった場合にS直線偏光と合致するものは限られた部分に限定され、前記偏光ビームスプリッタ28により散乱反射光束でS直線偏光と合致するもの以外は反射される。従って、被検眼21の眼底で鏡面反射されたS直線偏光分に対して散乱反射光束によるS直線偏光分の比率は無視できる程度に小さくなる。
【0044】
従って、前記光電検出器41が受光するのは実質上散乱反射光束分が除去された鏡面反射光束となる。而して、前記1/4波長板33を投影光学系22、受光光学系23の構成要素とすることで、正確な眼球光学系の眼光学特性測定を可能とする。
【0045】
以下の手順により、眼底光学特性を測定することができる。
【0046】
ここで図8(A)は眼底上に光束がピントの合った状態であり、図8(B)は眼底上にピントが合っていない状態を示すが、前述した眼底の細部構造の影響により、いずれの状態でも被検眼21の眼球光学系の振幅透過率をP(x,y)、前記網膜色素上皮層2での反射特性を含む視細胞の振幅透過率をR(x,y)、二次元検出器上の光量分布をI(x,y)とすると下記式が成立する。
P(x,y)※R(x,y)※P(x,y)=I(x,y) (1)
ここで、※はコンボルーション積分を意味する。
【0047】
次に、(1)式をフーリエ変換する。
ここで、眼球光学系の光伝達関数をp(u,v)、視細胞の光伝達関数をr(u,v)、二次元検出器上の光伝達関数をi(u,v)とすると下記式が成立する。
FT[P(x,y)]=p(u,v)
FT[R(x,y)]=r(u,v)
FT[I(x,y)]=i(u,v)
従って、(1)式をフーリエ変換すると、
p(u,v)×r(u,v)×p(u,v)=i(u,v) (2)
となる。
ここで、r(u,v)は、実験的に略1に近いため、略下記式が成立する。
[p(u,v)]2 =i(u,v) (3)
従って、
p(u,v)=√[i(u,v)] (4)
となる。
ここで、FT[I(x,y)]=i(u,v) (5)
であるから、測定される二次元検出器上の光量強度分布I(x,y)をフーリエ変換し、(5)式でi(u,v)を求め、(4)式に代入して眼球光学系の光伝達関数p(u,v)を算出する。
【0048】
次に、この算出されたp(u,v)を逆フーリエ変換して、眼球光学系の振幅透過率P(x,y)を算出する。
IFT[p(u,v)]=P(x,y) (6)
【0049】
この算出された眼球光学系の振幅透過率P(x,y)と実際に使用する指標の光量強度分布関数O(x,y)とをコンボルーション積分をすることにより、被検眼の眼底に投影されるイメージのシミュレーション画像S(x,y)を下記式により演算することができる。
=P(x,y)*O(x,y) (7)
【0050】
従って、シミュレーション画像S(x,y)を表示装置に表示することで、任意の屈折力矯正状態、任意の合焦状態での被検者が実際に認識している像をリアルタイムで表示することができる。
【0051】
上記した眼科装置に於いて、精度チェックを行う場合は前記被検眼21の位置に本発明に係る検眼装置用模型眼、例えば図2で示す模型眼を設置する。該模型眼で、前記結像レンズ6に既知の特性を有するものを使用することで、眼科装置の精度チェックが行える。
【0052】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、人眼の光学特性に極めて近似した模型眼を得ることができ、眼底からの反射光を利用する各種検眼装置の測定値の校正、適正な精度維持に極めて顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】人眼の眼底の模式図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示す説明図である。
【図3】該第1の実施の形態に於ける模型眼底の説明図である。
【図4】(A)(B)(C)(D)は前記模型眼底の構成要素の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す説明図である。
【図7】本発明に係る検眼装置用模型眼が使用される眼科装置の構成図である。
【図8】(A)(B)は該眼科装置に於ける被検眼眼底での反射状態を示す説明図である。
【符号の説明】
5 鏡筒
6 結像レンズ
7 模型眼底
11 オプティカルファイバ
12 充填剤
13 ファイバプレート
14 鏡面反射層
15 第1拡散板
16 第2拡散板
Claims (5)
- 人眼の屈折力に相当する屈折力を有するレンズ部材と、前記レンズ部材から所定距離離間された位置に配置され人眼の眼底に対応する擬似眼底部材とを有する検眼装置用模型眼に於いて、前記擬似眼底部材は前記レンズ部材からの光束を内面で全反射をする為のファイバーを多数配置し、裏面側に鏡面反射部を設けた部材で構成したことを特徴とする検眼装置用模型眼。
- 前記鏡面反射部は入射した光束を透過せずに反射させる請求項1の検眼装置用模型眼。
- 前記鏡面反射部は入射する光束の一部を透過する半透過反射面であり、その後方に該半透過反射面を透過した光束を散乱反射させる為の散乱部材を設けた請求項1の検眼装置用模型眼。
- 被検眼眼底の測定用光束を投影する投影光学系と、被検眼眼底からの反射光束の内、略鏡面反射された光束のみから形成される像を光電検出器上に導く受光光学系とからなり、前記光電検出器からの信号により像の光量強度分布特性を検出し、その光量強度分布特性から被検眼の光学特性を測定する検眼装置に使用する検眼装置用模型眼であって、人眼の屈折力に相当する屈折力を有するレンズ部材と、前記レンズ部材から所定距離離間された位置に配置され人眼の眼底に対応する擬似眼底部材とを有し、該擬似眼底部材は前記レンズ部材からの光束を内面で全反射をする為のファイバーを多数配置し、裏面側に鏡面反射部を設けたファイバープレート部材で構成したことを特徴とする検眼装置用模型眼。
- 前記鏡面反射部は入射した光束を透過せずに全光束を反射させる請求項4の検眼装置用模型眼。
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