JP2002165709A - 飲料容器の栓体 - Google Patents
飲料容器の栓体Info
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- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J41/00—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
- A47J41/0005—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars comprising a single opening for filling and dispensing provided with a stopper
- A47J41/0027—Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars comprising a single opening for filling and dispensing provided with a stopper the stopper incorporating a dispensing device, i.e. the fluid being dispensed through the stopper
Abstract
(57)【要約】
【課題】 栓体を構成する部品の分解組立を容易にし
て、内部を隅々まで洗浄可能とする。 【解決手段】 栓本体１０内に形成した液通路１１の下
部注入口１２を塞ぐ弁体１３の弁棒１５を押し下げて注
入口１２を開くレバー１６基端に、左右一対の係止腕１
６ａ，１６ａを設け、液通路両側壁１１ｂ，１１ｂにそ
れぞれ突設した枢軸２４の挿通孔１６ｂを各係止腕１６
ａ，１６ａに形成するともに、各係止腕１６ａ，１６ａ
にレバー１６を反作動方向に回動した際に側壁１１ｂ，
１１ｂに当接して各係止腕１６ａ，１６ａの間隔を拡げ
て枢軸２４から挿通孔１６ｂを離脱させるボス部１６ｆ
を設けた。
て、内部を隅々まで洗浄可能とする。 【解決手段】 栓本体１０内に形成した液通路１１の下
部注入口１２を塞ぐ弁体１３の弁棒１５を押し下げて注
入口１２を開くレバー１６基端に、左右一対の係止腕１
６ａ，１６ａを設け、液通路両側壁１１ｂ，１１ｂにそ
れぞれ突設した枢軸２４の挿通孔１６ｂを各係止腕１６
ａ，１６ａに形成するともに、各係止腕１６ａ，１６ａ
にレバー１６を反作動方向に回動した際に側壁１１ｂ，
１１ｂに当接して各係止腕１６ａ，１６ａの間隔を拡げ
て枢軸２４から挿通孔１６ｂを離脱させるボス部１６ｆ
を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、魔法瓶や水筒等の
飲料容器の栓体に関する。
飲料容器の栓体に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、実公昭５９−４１７８５号公報
及び実開昭５９−１６８２４０号公報に開示された飲料
容器の栓体は、栓本体内に、下端に注入口を前端に注入
口と連通する注出口とを有する液通路と、注入口上部壁
に垂設されるガイド筒とを形成し、該ガイド筒に注入口
を開閉する弁体の弁棒を挿通し、該弁棒を常時上方へ押
圧するスプリングを注入口上部壁と弁棒上部の受座との
間に介在させ、枢軸を支点として揺動可能なレバーを弁
棒上端に当接させ、該レバーの先端を栓本体後部の切り
欠き部から突出させ、レバーの下動にて弁体を下降させ
て注入口を開くものである。
及び実開昭５９−１６８２４０号公報に開示された飲料
容器の栓体は、栓本体内に、下端に注入口を前端に注入
口と連通する注出口とを有する液通路と、注入口上部壁
に垂設されるガイド筒とを形成し、該ガイド筒に注入口
を開閉する弁体の弁棒を挿通し、該弁棒を常時上方へ押
圧するスプリングを注入口上部壁と弁棒上部の受座との
間に介在させ、枢軸を支点として揺動可能なレバーを弁
棒上端に当接させ、該レバーの先端を栓本体後部の切り
欠き部から突出させ、レバーの下動にて弁体を下降させ
て注入口を開くものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の構造
の栓体では、弁棒がガイド筒に挿通されているため、注
入口上部壁の上部に飲料容器内の液体が侵入し、この液
体が排出されにくく、臭いが発生する問題がある。
の栓体では、弁棒がガイド筒に挿通されているため、注
入口上部壁の上部に飲料容器内の液体が侵入し、この液
体が排出されにくく、臭いが発生する問題がある。
【０００４】そこで本発明は、栓体を構成する部品の分
解組立が容易で、内部を隅々まで洗浄可能な飲料容器の
栓体を提供することを目的としている。
解組立が容易で、内部を隅々まで洗浄可能な飲料容器の
栓体を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、栓本体内に、下端に注入口を前端に注
入口と連通する注出口とを有する液通路と、注入口上部
壁に垂設されるガイド筒とを形成し、該ガイド筒に注入
口を開閉する弁体の弁棒を挿通し、該弁棒を常時上方へ
引き上げて注入口を弁体で塞ぐスプリングを注入口上部
壁と弁棒上部の受座との間に介在させ、枢軸を支点とし
て揺動可能なレバーを弁棒上端に当接させ、該レバーの
先端を栓体後部の切り欠き部から突出させ、レバーの下
動にて弁体を下降させて注入口を開く飲料用容器の栓体
において、前記液通路の両側壁にそれぞれ前記枢軸を突
設し、前記レバーの基端に左右一対の係止腕を設け、各
係止腕に前記枢軸の挿通孔と、レバーを反作動方向に回
動した際に前記側壁に当接して前記各係止腕の間隔を拡
げて前記枢軸から挿通孔を離脱させるボス部とを形成し
たことを特徴としている。また、前記係止腕の内面に
は、前記枢軸を前記挿通孔に導くガイド溝が形成されて
いること、前記液通路が分解可能であることが好まし
く、前記ボス部が半球状又はテーパー状のリブであるこ
とが好ましい。
ため、本発明は、栓本体内に、下端に注入口を前端に注
入口と連通する注出口とを有する液通路と、注入口上部
壁に垂設されるガイド筒とを形成し、該ガイド筒に注入
口を開閉する弁体の弁棒を挿通し、該弁棒を常時上方へ
引き上げて注入口を弁体で塞ぐスプリングを注入口上部
壁と弁棒上部の受座との間に介在させ、枢軸を支点とし
て揺動可能なレバーを弁棒上端に当接させ、該レバーの
先端を栓体後部の切り欠き部から突出させ、レバーの下
動にて弁体を下降させて注入口を開く飲料用容器の栓体
において、前記液通路の両側壁にそれぞれ前記枢軸を突
設し、前記レバーの基端に左右一対の係止腕を設け、各
係止腕に前記枢軸の挿通孔と、レバーを反作動方向に回
動した際に前記側壁に当接して前記各係止腕の間隔を拡
げて前記枢軸から挿通孔を離脱させるボス部とを形成し
たことを特徴としている。また、前記係止腕の内面に
は、前記枢軸を前記挿通孔に導くガイド溝が形成されて
いること、前記液通路が分解可能であることが好まし
く、前記ボス部が半球状又はテーパー状のリブであるこ
とが好ましい。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を魔法瓶の栓体に適
用した実施形態例を図面に基づいて説明する。魔法瓶１
は、上部を開口した内容器２及び外容器３の上端同士を
一体に接合し、両容器２，３間に真空断熱構造の断熱部
４を設けて容器本体５を形成している。該容器本体５の
開口部には、取っ手６と注ぎ口７を形成した肩部材８が
取り付けられ、該肩部材８の開口部に栓体９が螺着脱自
在に設けられている。
用した実施形態例を図面に基づいて説明する。魔法瓶１
は、上部を開口した内容器２及び外容器３の上端同士を
一体に接合し、両容器２，３間に真空断熱構造の断熱部
４を設けて容器本体５を形成している。該容器本体５の
開口部には、取っ手６と注ぎ口７を形成した肩部材８が
取り付けられ、該肩部材８の開口部に栓体９が螺着脱自
在に設けられている。
【０００７】該栓体９は合成樹脂製で、前記肩部材８の
開口部に螺合する筒状の栓本体１０と、該栓本体１０内
に形成される液通路１１と、該液通路１１下端の注入口
１２を開閉する弁体１３と、該弁体１３を常時上方へ引
き上げて注入口１２を弁体１３で塞ぐスプリング１４
と、前記弁体１３の弁棒１５を下方へ押すレバー１６
と、栓本体１０の上部を覆う蓋体１７とで構成されてい
る。
開口部に螺合する筒状の栓本体１０と、該栓本体１０内
に形成される液通路１１と、該液通路１１下端の注入口
１２を開閉する弁体１３と、該弁体１３を常時上方へ引
き上げて注入口１２を弁体１３で塞ぐスプリング１４
と、前記弁体１３の弁棒１５を下方へ押すレバー１６
と、栓本体１０の上部を覆う蓋体１７とで構成されてい
る。
【０００８】前記液通路１１は、栓本体１０に一体に形
成されて注入口１２の上部に設けられる上部壁１１ａ
と、該上部壁１１ａの一側から立ち上がって栓本体１０
の内壁１０ａと対向する内壁１１ｂと、該内壁１１ｂと
栓本体１０の内壁１０ａとの間を囲う両側壁１１ｃ，１
１ｃと、蓋体１７に一体に形成されて前記両側壁１１
ｃ，１１ｃと内壁１１ｂの上部を覆う天面壁１７ａとで
構成され、該天面壁１７ａと栓本体１０の内壁１０ａ上
端との間に開口する注出口１８を注入口１２と連通させ
ている。この注出口１８は、栓体９を肩部材８に螺着し
た際に、前記注ぎ口７に連続する。
成されて注入口１２の上部に設けられる上部壁１１ａ
と、該上部壁１１ａの一側から立ち上がって栓本体１０
の内壁１０ａと対向する内壁１１ｂと、該内壁１１ｂと
栓本体１０の内壁１０ａとの間を囲う両側壁１１ｃ，１
１ｃと、蓋体１７に一体に形成されて前記両側壁１１
ｃ，１１ｃと内壁１１ｂの上部を覆う天面壁１７ａとで
構成され、該天面壁１７ａと栓本体１０の内壁１０ａ上
端との間に開口する注出口１８を注入口１２と連通させ
ている。この注出口１８は、栓体９を肩部材８に螺着し
た際に、前記注ぎ口７に連続する。
【０００９】前記上部壁１１ａには、中央部に前記弁棒
１５の挿通孔１９が形成され、該挿通孔１９の上部周囲
に、弁棒１５のガイド筒２０が設けられている。また、
上部壁１１ａには、前記液通路１１と径方向に対向する
位置に空気孔２１が形成されている。
１５の挿通孔１９が形成され、該挿通孔１９の上部周囲
に、弁棒１５のガイド筒２０が設けられている。また、
上部壁１１ａには、前記液通路１１と径方向に対向する
位置に空気孔２１が形成されている。
【００１０】前記ガイド筒２０には、前記スプリング１
４が外嵌されている。このスプリング１４は、上部壁１
１ａ上面とガイド筒２０から突出する弁棒１５上部の受
座２２との間に縮設され、前記弁体１３を常時上方へ引
き上げている。
４が外嵌されている。このスプリング１４は、上部壁１
１ａ上面とガイド筒２０から突出する弁棒１５上部の受
座２２との間に縮設され、前記弁体１３を常時上方へ引
き上げている。
【００１１】前記受座２２は、弁棒１５に着脱可能に取
り付けられるもので、円板２２ａの周囲にスプリング１
４を囲うフランジ部２２ｂを形成し、円板２２ａの中央
に形成された弁棒挿通孔２２ｃに係止爪２２ｄ，２２ｄ
を対向して設けている。弁棒１５の上部には、受座２２
を係止する鍵溝２３が形成されている。この鍵溝２３
は、弁棒１５の軸方向に形成される縦溝２３ａ，２３ａ
と、該縦溝２３ａ，２３ａから水平周方向に形成される
横溝２３ｂ，２３ｂと、該横溝２３ｂ，２３ｂから軸方
向上方に屈曲する係止溝２３ｃ，２３ｃとが形成されて
いる。前記受座２２は、係止爪２２ｄ，２２ｄを縦溝２
３ａ，２３ａに挿入して横溝２３ｂ，２３ｂの位置で水
平に回動し、係止爪２２ｄ，２２ｄを係止溝２３ｃ，２
３ｃに係止させることで弁棒１５に取り付けられる。受
座２２を取り外す場合は、受座２２を押し下げ、横溝２
３ｂ，２３ｂの位置で水平に回動し、係止爪２２ｄ，２
２ｄを縦溝２３ａ，２３ａから引き抜く。
り付けられるもので、円板２２ａの周囲にスプリング１
４を囲うフランジ部２２ｂを形成し、円板２２ａの中央
に形成された弁棒挿通孔２２ｃに係止爪２２ｄ，２２ｄ
を対向して設けている。弁棒１５の上部には、受座２２
を係止する鍵溝２３が形成されている。この鍵溝２３
は、弁棒１５の軸方向に形成される縦溝２３ａ，２３ａ
と、該縦溝２３ａ，２３ａから水平周方向に形成される
横溝２３ｂ，２３ｂと、該横溝２３ｂ，２３ｂから軸方
向上方に屈曲する係止溝２３ｃ，２３ｃとが形成されて
いる。前記受座２２は、係止爪２２ｄ，２２ｄを縦溝２
３ａ，２３ａに挿入して横溝２３ｂ，２３ｂの位置で水
平に回動し、係止爪２２ｄ，２２ｄを係止溝２３ｃ，２
３ｃに係止させることで弁棒１５に取り付けられる。受
座２２を取り外す場合は、受座２２を押し下げ、横溝２
３ｂ，２３ｂの位置で水平に回動し、係止爪２２ｄ，２
２ｄを縦溝２３ａ，２３ａから引き抜く。
【００１２】前記レバー１６は、液通路１１の両側壁１
１ｃ，１１ｃに揺動可能に設けられている。前記両側壁
１１ｃ，１１ｃには、レバー１６を支承する枢軸２４が
それぞれ突設されている。レバー１６は、基端に左右一
対の係止腕１６ａ，１６ａを設け、各係止腕１６ａ，１
６ａにそれぞれ形成した挿通孔１６ｂに前記枢軸２４を
挿入して揺動可能に設けられる。このレバー１６は、操
作部１６ｃを前記栓本体１０後部上方の蓋体１７に形成
した切り欠き部１７ｂから取っ手６の上部に突出させ、
係止腕１６ａ，１６ａ寄りの作動部１６ｄを前記弁棒１
５の上端に当接させている。これにより、操作部１６ｃ
を下げると作動部１６ｄが弁棒１５を下方へ押し、弁体
１３が下降して注入口１２が開く。
１ｃ，１１ｃに揺動可能に設けられている。前記両側壁
１１ｃ，１１ｃには、レバー１６を支承する枢軸２４が
それぞれ突設されている。レバー１６は、基端に左右一
対の係止腕１６ａ，１６ａを設け、各係止腕１６ａ，１
６ａにそれぞれ形成した挿通孔１６ｂに前記枢軸２４を
挿入して揺動可能に設けられる。このレバー１６は、操
作部１６ｃを前記栓本体１０後部上方の蓋体１７に形成
した切り欠き部１７ｂから取っ手６の上部に突出させ、
係止腕１６ａ，１６ａ寄りの作動部１６ｄを前記弁棒１
５の上端に当接させている。これにより、操作部１６ｃ
を下げると作動部１６ｄが弁棒１５を下方へ押し、弁体
１３が下降して注入口１２が開く。
【００１３】前記係止腕１６ａ，１６ａには、挿通孔１
６ｂの下部に前記枢軸２４を挿通孔１６ｂに導くガイド
溝１６ｅがそれぞれ形成されるとともに、挿通孔１６ｂ
の作動部１６ｃ寄りに半球状のボス部１６ｆがそれぞれ
形成されている。このボス部１６ｆは、レバー１６を反
作動方向、すなわち上方に回動した際に前記側壁１１
ｃ，１１ｃに当接して前記各係止腕１６ａ，１６ａの間
隔を拡げて、前記枢軸２４から挿通孔１６ｂを離脱させ
る。なお、ボス部１６ｆは、図１２，１３に示されるよ
うに、テーパー状のリブでも良い。
６ｂの下部に前記枢軸２４を挿通孔１６ｂに導くガイド
溝１６ｅがそれぞれ形成されるとともに、挿通孔１６ｂ
の作動部１６ｃ寄りに半球状のボス部１６ｆがそれぞれ
形成されている。このボス部１６ｆは、レバー１６を反
作動方向、すなわち上方に回動した際に前記側壁１１
ｃ，１１ｃに当接して前記各係止腕１６ａ，１６ａの間
隔を拡げて、前記枢軸２４から挿通孔１６ｂを離脱させ
る。なお、ボス部１６ｆは、図１２，１３に示されるよ
うに、テーパー状のリブでも良い。
【００１４】このように構成することにより、栓体９を
分解する場合には、蓋体１７を栓本体１０から外し、レ
バー１６を反作動方向である上方に回動し、ボス部１６
ｆ，１６ｆを前記液通路１１の両側壁１１ｃ，１１ｃに
当接させることにより、レバー１６の各係止腕１６ａ，
１６ａの間隔を拡げて、前記枢軸２４から挿通孔１６ｂ
を離脱させる。続いて、前記受座２２を押し下げ、横溝
２３ｂ，２３ｂの位置で水平に回動し、係止爪２２ｄ，
２２ｄを縦溝２３ａ，２３ａから引き抜き、受座２２を
弁棒１５から外す。これにより、弁体１３が液通路１１
の上部壁１１ａから抜き取れ、スプリング１４をガイド
筒２０から外せば、栓体９を分解でき、栓体９内部を隅
々まで洗浄できる。栓体９の組立る場合は上記と逆の順
序で行う。この際に、係止腕１６ａ，１６ａの挿通孔１
６ｂ下部にガイド溝１６ｅがそれぞれ形成されているか
ら、枢軸２４，２４への係止腕１６ａ，１６ａの組み付
けが容易に行える。
分解する場合には、蓋体１７を栓本体１０から外し、レ
バー１６を反作動方向である上方に回動し、ボス部１６
ｆ，１６ｆを前記液通路１１の両側壁１１ｃ，１１ｃに
当接させることにより、レバー１６の各係止腕１６ａ，
１６ａの間隔を拡げて、前記枢軸２４から挿通孔１６ｂ
を離脱させる。続いて、前記受座２２を押し下げ、横溝
２３ｂ，２３ｂの位置で水平に回動し、係止爪２２ｄ，
２２ｄを縦溝２３ａ，２３ａから引き抜き、受座２２を
弁棒１５から外す。これにより、弁体１３が液通路１１
の上部壁１１ａから抜き取れ、スプリング１４をガイド
筒２０から外せば、栓体９を分解でき、栓体９内部を隅
々まで洗浄できる。栓体９の組立る場合は上記と逆の順
序で行う。この際に、係止腕１６ａ，１６ａの挿通孔１
６ｂ下部にガイド溝１６ｅがそれぞれ形成されているか
ら、枢軸２４，２４への係止腕１６ａ，１６ａの組み付
けが容易に行える。
【００１５】したがって、栓体９を構成する弁体１３、
レバー１６等の各部品の分解組立作業が容易に行え、注
入口１２の上部壁１１ａ上部に魔法瓶１内の液体が侵入
しても、内部を隅々まで洗浄することができ、臭いの発
生を低減できる。また、受座２２の弁棒１５への組み付
け、レバー１６の液通路１１の両側壁１１ｃ，１１ｃへ
の組み付けが確実に行えるから、操作時に各部品が分解
することがない。さらに、蓋体１７を栓本体１０から取
り外すことにより、液通路１１の上部を開放することが
でき、また、液通路１１が直線状に注入口１２から立ち
上がっているから、洗浄が容易である。
レバー１６等の各部品の分解組立作業が容易に行え、注
入口１２の上部壁１１ａ上部に魔法瓶１内の液体が侵入
しても、内部を隅々まで洗浄することができ、臭いの発
生を低減できる。また、受座２２の弁棒１５への組み付
け、レバー１６の液通路１１の両側壁１１ｃ，１１ｃへ
の組み付けが確実に行えるから、操作時に各部品が分解
することがない。さらに、蓋体１７を栓本体１０から取
り外すことにより、液通路１１の上部を開放することが
でき、また、液通路１１が直線状に注入口１２から立ち
上がっているから、洗浄が容易である。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飲料容器
の栓体は、栓本体内に形成した液通路の下部注入口を塞
ぐ弁体の弁棒を押し下げて注入口を開くレバー基端に、
左右一対の係止腕を設け、液通路両側壁にそれぞれ突設
した枢軸の挿通孔を各係止腕に形成するともに、各係止
腕にレバーを反作動方向に回動した際に側壁に当接して
各係止腕の間隔を拡げて枢軸から挿通孔を離脱させるボ
ス部を設けたので、レバーを反作動方向に回動すること
によって、レバーを栓本体から取り外すことができ、こ
れに伴って弁体も栓本体から取り外せるから、栓体を構
成する各部品の分解組立作業が容易に行え、栓体内部を
隅々まで洗浄でき、液通路以外の部分に飲料容器内の液
体が侵入しても、臭いの発生を低減することができる。
また、係止腕の内面に枢軸を挿通孔に導くガイド溝を形
成することにより、レバーの組み付け作業を容易にでき
る。
の栓体は、栓本体内に形成した液通路の下部注入口を塞
ぐ弁体の弁棒を押し下げて注入口を開くレバー基端に、
左右一対の係止腕を設け、液通路両側壁にそれぞれ突設
した枢軸の挿通孔を各係止腕に形成するともに、各係止
腕にレバーを反作動方向に回動した際に側壁に当接して
各係止腕の間隔を拡げて枢軸から挿通孔を離脱させるボ
ス部を設けたので、レバーを反作動方向に回動すること
によって、レバーを栓本体から取り外すことができ、こ
れに伴って弁体も栓本体から取り外せるから、栓体を構
成する各部品の分解組立作業が容易に行え、栓体内部を
隅々まで洗浄でき、液通路以外の部分に飲料容器内の液
体が侵入しても、臭いの発生を低減することができる。
また、係止腕の内面に枢軸を挿通孔に導くガイド溝を形
成することにより、レバーの組み付け作業を容易にでき
る。
【図１】 注入口を閉じた状態の魔法瓶上部の断面図
【図２】 注入口を開いた状態の魔法瓶上部の断面図
【図３】 ボス部を半球状としたレバーの斜視図
【図４】 栓体の一部断面平面図
【図５】 図４のＶ−Ｖ断面図
【図６】 図５のＶＩ−ＶＩ断面図
【図７】 レバーを反作動方向に回動した栓体の平面図
【図８】 図７のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ断面図
【図９】 図８のＩＸ−ＩＸ断面図
【図１０】 受座の取付状態を示す弁棒上部の断面図
【図１１】 図１０のＸＩ−ＸＩ断面図
【図１２】 ボス部をテーパ状のリブとしたレバーの斜
視図
視図
【図１３】 テーパ状リブのボス部を有するレバーを反
作動方向に回動した栓体の平面図
作動方向に回動した栓体の平面図
１…魔法瓶、９…栓体、１０…栓本体、１１…液通路、
１１ａ…注入口の上部壁、１１ｃ…液通路の側壁、１２
…注入口、１３…弁体、１４…スプリング、１５…弁
棒、１６…レバー、１６ａ…レバーの係止腕、１６ｂ…
枢軸の挿通孔、１６ｆ…ボス部、１７…蓋体、１８…注
出口、２０…ガイド筒、２２…受座、２４…枢軸
１１ａ…注入口の上部壁、１１ｃ…液通路の側壁、１２
…注入口、１３…弁体、１４…スプリング、１５…弁
棒、１６…レバー、１６ａ…レバーの係止腕、１６ｂ…
枢軸の挿通孔、１６ｆ…ボス部、１７…蓋体、１８…注
出口、２０…ガイド筒、２２…受座、２４…枢軸
Claims (5)
- 【請求項１】 栓本体内に、下端に注入口を前端に注入
口と連通する注出口とを有する液通路と、注入口上部壁
に垂設されるガイド筒とを形成し、該ガイド筒に注入口
を開閉する弁体の弁棒を挿通し、該弁棒を常時上方へ引
き上げて注入口を弁体で塞ぐスプリングを注入口上部壁
と弁棒上部の受座との間に介在させ、枢軸を支点として
揺動可能なレバーを弁棒上端に当接させ、該レバーの先
端を栓体後部の切り欠き部から突出させ、レバーの下動
にて弁体を下降させて注入口を開く飲料容器の栓体にお
いて、前記液通路の両側壁にそれぞれ前記枢軸を突設
し、前記レバーの基端に左右一対の係止腕を設け、各係
止腕に前記枢軸の挿通孔と、レバーを反作動方向に回動
した際に前記側壁に当接して前記各係止腕の間隔を拡げ
て前記枢軸から挿通孔を離脱させるボス部とを形成した
ことを特徴とする飲料容器の栓体。 - 【請求項２】 前記係止腕の内面には、前記枢軸を前記
挿通孔に導くガイド溝が形成されていることを特徴とす
る請求項１記載の飲料容器の栓体。 - 【請求項３】 前記液通路が分解可能であることを特徴
とする請求項１又は２記載の飲料容器の栓体。 - 【請求項４】 前記ボス部が半球状であることを特徴と
する請求項１乃至３のいずれかに記載の飲料容器の栓
体。 - 【請求項５】 前記ボス部がテーパー状のリブであるこ
とを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の飲料
容器の栓体。
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