JP5447611B2 - 飲料容器の栓体 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料容器の栓体に係り、詳しくは栓本体の流液経路の洗浄性に優れた飲料容器の栓体に関するものである。
従来、飲料容器を傾けることで内容液を注出する注出路を備えた栓本体に、注出路を開閉可能に閉塞する弁機構を収納した飲料容器の栓体において、前記弁機構は、前記栓本体に上下動可能に設けられる弁棒と、該弁棒の下端に支持され、前記注出路を開閉可能に閉塞する弁体と、該弁体を閉方向に付勢する付勢手段と、前記付勢手段の付勢力に抗して前記弁棒を押し下げることにより弁体を開放させる操作レバーとを備え、前記栓本体は、操作レバーの押下部を外部に突出させる開口を天板に備えている。
このような飲料容器の栓体では、内容液を注出する際に弁体や弁棒が内溶液に触れるため、湯垢等で汚れやすく、これらや注出路を洗浄するために、栓体を分解して洗浄することが行われている。例えば、前記弁棒の先端と当接している操作レバーの基端に一対の係止腕を設け、各係止腕にそれぞれ形成された挿通孔に、操作レバーを栓本体に枢支する枢軸が挿入され、挿通孔の下部には前記枢軸を挿通孔に導くガイド溝が形成されるとともに、各挿通孔の近傍に半球状のボス部が突設されている飲料容器の栓体(例えば特許文献1)がある。この栓体を洗浄する際には、操作レバーを反作動方向に回動させ、ボス部によって各係止腕の間隔を広げることにより、挿通孔から枢軸を外して操作レバーを取り外し、次いで、弁棒,弁体,付勢手段を栓本体から取り外して、弁機構を洗浄することができる。また、特許文献1の栓体では、栓本体の上端に該栓本体の上端開口部を閉じるカバーが設けられている。
また、容器本体の開口部に着脱可能に装着される中栓本体の内側に、前記容器本体の内部に開口する入口から外部に開口する出口に至る流液経路を形成し、前記流液経路の入口を閉じる方向に付勢された弁体を設け、前記中栓本体の上端に該中栓本体の上部開口部を閉じるカバーを設け、前記カバーに前記弁体を開閉する操作スイッチを前後方向にスライド可能に設けた液体容器の中栓構造において、前記中栓本体と前記カバーのいずれか一方に第1係合部、他方に前記第1係合部に係合する第1被係合部を設け、前記中栓本体の上端に弾性片を設け、前記中栓本体の弾性片と前記カバーのいずれか一方に第2係合部、他方に前記第2係合部に係合する第2被係合部を設けた液体容器の中栓構造(例えば特許文献2)があり、この中栓構造では、従来のように中栓本体とカバーの全周に嵌合部を設けるものに比べて、構造が簡単となる。また、操作スイッチをスライドさせるときの操作力は水平であり、係合解除方向には作用しないため、意図せずに中栓が分解されてしまうことがない。
特開2002−165709号公報 特許第4514692号公報
上記従来技術のように、分解可能ない飲料容器の栓体において、操作レバーを備えた特許文献1では、栓体とカバーを分解し、栓体内と流路を洗える構造が知られている。
また、特許文献2のように、スライドレバー式構造による栓体とカバーの分解構造も知られている。
しかしながら、上記のような操作レバー式やスライドレバー式の栓体は、両者とも、栓本体内の流液経路にトンネル形状を作る必要があり、そのトンネル形状部分の洗浄性が悪いという欠点があった。
解決しようとする問題点は、上記の問題を鑑みて、流液経路となるトンネル形状部分の洗浄性を向上させた飲料容器の栓体を提供することを目的とする。
請求項1の飲料容器の栓体は、容器本体の開口部に着脱可能に装着される栓本体の内側に、前記容器本体の内部に開口する入口から外部に開口する出口に至る流液経路を形成し、前記流液経路の入口を閉じる方向に付勢された弁体を設け、前記栓本体の上端に該栓本体の上開口部を閉じるカバーを設け、前記カバーもしくは栓本体に前記弁体を開閉する開閉装置に設けた飲料容器の栓体において、前記流液経路は、前記栓本体と、該栓本体に着脱可能な流路蓋により構成されていることを特徴とする。
請求項2の飲料容器の栓体は、前記流路蓋が弾性部材により構成されていることを特徴とする。
請求項の飲料容器の栓体は、前記流路蓋に弾性部材からなるリング部を一体に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、流液経路の栓本体と流路蓋に分解できるため、流液経路のトンネル形状箇所が開口し、洗浄性が向上する。
請求項2の発明によれば、流路蓋が弾性部材であり、流液経路を止水できるため、内溶液を注ぐ際に流液経路から容器本体側に内容液が漏れ出す心配が無い。
請求項の発明によれば、流路蓋にリング部を付加することで、栓本体に着脱し易く、また、栓本体の中央側に付勢する力が働くため、不用意に外れることがない。
本発明の実施例1を示す全体断面図である。 同上、操作レバーが肩部材に当接した状態の全体断面図である。 同上、栓本体の断面図である。 同上、一部を断面にした栓本体の斜視図である。 同上、栓体の斜視図である。 同上、栓本体の筒体と流路蓋の分解斜視図である。 同上、リング部を一体に設けた流路蓋の斜視図である。 同上、栓本体の斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な飲料容器の栓体を採用することにより、従来にない飲料容器の栓体が得られ、その飲料容器の栓体について記述する。
図1〜図8において、魔法瓶である飲料容器1は、容器本体2の上部開口部2Aに栓体3が着脱可能に装着されたもので、容器本体2は、上部を開口したステンレス製の内容器5と外容器4の上端同士を一体に接合して両容器4,5間を断熱層6とし、接合した両容器4,5の上部には合成樹脂製の肩部材7が一体に組み付けられている。肩部材7は、接合した両容器4,5の開口部分に垂設され、該開口部分に嵌め付けられる環状係止部7Aと、該環状係止部7Aの一側方から突出する嘴状の注ぎ部7Bと、該注ぎ部7Bと対向する位置に突設される把手7Cとを備えたもので、前記環状係止部7A内に合成樹脂製の前記栓体3が着脱可能に装着される。
栓体3は、飲料容器1を注ぎ部7B方向へ傾けることで、内容液を前記注ぎ部7Bを介して注出する流液経路8を備え、前記肩部材7に螺着される栓本体11と、該流液経路8を開閉可能に閉塞する弁機構12とを備える。
栓本体11は、前記肩部材7に螺合する筒体13を有し、この筒体13内に一側から他側に向かって低くなる壁状の中仕切り部14を設け、この中仕切り部14の下部に沿って前記流液経路8が形成されている。前記筒体13の下部開口である入口15から一側上部に開口する出口16に連続して前記流液経路8が形成されている。そして、前記中仕切り部14は、その他側14Bを入口15側に連結し、その一側14Aを筒体13の上部側面に連結し、この連結箇所に出口16が形成されている。また、前記環状係止部7Aの外周に雄螺子9を設け、この雄螺子9に螺合する雌螺子9Aを前記筒体13に設けている。
さらに、前記栓体3は、弁機構12の弁体21を常時上方へ引き上げて入口15を弁体21で塞ぐコイルスプリングなどの弾性部材22と、前記弁体21の弁棒23を下方へ押す操作レバー24と、栓本体11の上部を覆うカバー25とを備え、前記弁体21が前記筒体13の下端部13Kを水密に閉塞して前記入口15を塞いでいる。
ここで、前記弁体21の弁棒23を下方へ押す方法は、操作レバー以外にもスライド部材、ボタン式等の方式が取れる。
前記弁機構12は、前記弁体21と、該弁体21の中央部から上方に延びる前記弁棒23と、該弁棒23と前記弁体21との間に形成される減圧手段26とを備えている。前記弁体21は、前記下端部13Kよりやや大径の円盤状に形成され、前記下端部13Kにパッキン装着用の突条13Tを周設し、この突条13Tにリング状の止水パッキン27を装着し、この止水パッキン27が当接して入口15を閉塞する。また、弁体21の中央部には、弁棒23の装着孔21Aが穿設されている。
前記弁棒23は、下端に前記装着孔21Aより大径の円盤部28と、上方に延出する軸部29とを一体に備えたもので、この軸部29の下方には、係止部材たる合成樹脂製の係止板30が着脱可能に装着されている。
前記中仕切り部14には、その中央部14Sに前記弁棒23の軸部29を挿通する挿通孔33が形成され、該挿通孔33の上部周囲に、軸部29のガイド筒34が設けられている。また、中仕切り部14には、出口16と径方向に対向する位置である他側に空気孔35が形成されている。
前記ガイド筒34には、前記弾性部材22が外嵌されている。この弾性部材22は、中仕切り部14の中央部14Sの上面と、ガイド筒34から突出する弁棒23上部に着脱自在に設ける弁体カバー37との間に縮設され、前記弁体21を常時上方へ引き上げている。
前記弁体カバー37は、前記弾性部材22の上部を押えるものであって、この弁体カバー37は、前記弁棒23の軸部29の上部に上下方向から係脱自在に連結される回転コマ38を備え、この回転コマ38は弁体カバー37に回転自在に内嵌され、前記回転コマ38が前記弁棒23の上部に係脱自在に取り付けられる。
また、前記係止板30は、弁棒23と供に昇降し、係止板30の下面は、前記装着孔21Aの上部に突設した受筒部21Bの上端に当接可能になっている。また、中央部14Sの下面には、前記係止板30を収納可能な筒部14Tが突設されている。
また、前記円盤部28の外周には、減圧パッキン41が装着されている。
前記弁棒23は、軸部29を前記装着孔21Aに挿通し、前記弁体カバー37と前記中央部14Sの上面との間に縮設された弾性部材22により、弁体21の下面と前記減圧パッキン41とが密着して前記弁棒23と弁体21とが一体的に連結される。前記減圧手段26は、前記弁体21の装着孔21A、弁棒23の円盤部28、減圧パッキン41、弾性部材22及び係止板30とで構成されている。
また、弁体21の装着孔21Aは、弁棒23の軸部29より大径に形成され、弁体21から上方に突出した軸部29の上部29Uは、ガイド筒34の上部の径小内周面34Aに挿通され、筒部14Tに前記係止板30が収容されるとともに、弾性部材22をガイド筒34に外装した状態で軸部29の上部29Uに前記弁体カバー37を係止することにより、弁機構12が栓本体11に取り付けられる。
前記カバー25は、栓本体11の筒体13の上開口部42を覆うものであり、その筒体13に嵌合して上開口部42に着脱自在に設けられる。図5に示すように、前記カバー25の中央には、他側である肩部材7側が開口する切欠き状の開口部25Aを設け、この開口部25Aに前記操作レバー24が配置され、この操作レバー24の一側が枢着部43によりカバー25に傾動可能に枢着され、また、操作レバー24の操作部44がカバー25の他側から外部に突出し、前記肩部材7の上方に位置している。また、操作レバー24の下面には、前記弁棒23の上端が当接する位置に、凸部24Aを設け、この凸部24Aの下面は平坦面に形成されている。
図4などに示すように、前記栓本体11の上部には、筒体13の上部に上筒状部45が設けられると共に、図5などに示すように、前記カバー25の下面には、前記上筒状部45に外装する下筒状部46が形成されている。
前記筒体13の一側上部には、突片部48を設け、この突片部48に第1係合部たる横孔部49を設け、この横孔部49に係合する第1被係合部たる突起部50を前記カバー25の一側に設け、前記突起部50は他側向きに突設され、横孔部49に突起部50が段発的に係止する。
一方、筒体13の他側上部には、弾性片52を上方に向かって突出し、この弾性片52は下端のみが筒体13に連結され、上端が自由端であり、その弾性片52の外面に第2係合部たる係合爪部53が形成されている。
前記カバー25の他側下部には、第2被係合部たる横板部54の横板上面54Uが一体に設けられている。
また、前記操作レバー24の下面には突出片58が下方に突設され、この突出片58は一側に縦縁部59を有し、他側は傾斜した縁となり、側面視で略三角形状をなし、操作レバー24の操作時に前記弾性片52に係合する位置に前記縦縁部59が配置され、この縦縁部59の下部には、上から下に向って他側に傾斜した当接縁部59Aが設けられている。
そして、操作レバー24を下方に回動すると、当接縁部59Aが前記係合爪部53に当接し、弾性片52をその解除方向に押して横板部54の上面との係合を解除する。
図2に示すように、容器本体2を栓体3に装着した状態で、突出片58とレバー24の操作部44と肩部材7とは、操作部44を押し下げると、操作部44の下部が、回動規制部たる肩部材7の上面に当接し、このように操作レバー24の回動範囲を規制することにより、弾性片52に突出片58が当接することがない。
図3、図4及び図8などに示すように、前記中仕切り部14の一側14Aは、一側(前側)から中央に向って低くなる傾斜面部61と、この傾斜面部61の左右両側に設けられ前記筒体13の内面に連結した側板部62,62とを備え、前記傾斜面部61と両側板部62,62と流路蓋71との間において、前記流液経路8にはトンネル形状の閉塞通路部8Aが設けられ、この閉塞通路部8Aは略角筒状をなす。尚、前記傾斜面部61は、水平に対して45度以下の緩い傾斜を有する横傾斜部61Aを一側に有し、この横傾斜部61Aの他側に、湾曲部61Bにより連結された略上下方向の縦傾斜部61Cとを備える。尚、この縦傾斜部61Cは上部が一側に倒れるように僅かに傾斜している。
前記筒体13の一側には、前記閉塞通路部8Aに連通する蓋用開口部64が設けられ、この蓋用開口部64の上部は前記出口16に連通し、蓋用開口部64の下縁部65は閉塞し、縦長の略長方形形状をなしている。また、蓋用開口部64は、前記下縁部65の両側から、側縁部66,66が上方に向って形成され、これら側縁部66,66の上部は前記出口16の左右に連結されている。
前記流路蓋71は、ゴムなどの弾性部材により構成されており、止水パッキン材となるリング部81を一体に有し、このリング部81はゴムなどの弾性部材により構成されている。
流路蓋71は、前記横傾斜部61A,湾曲部61B,縦傾斜部61Cに対応して、横傾斜板部71A,湾曲板部71B,縦板部71Cを一体に有し、この縦板部71Cの内面は筒体13の内面に連続する湾曲面をなす。前記縦板部71Cの前面には、その左右に凹部72,72を縦設し、また、横傾斜板部71Aの左右には、当接側板部73,73が上方に突出して設けられ、これら当接側板部73,73の外面が前記側板部62,62の内面に当接する。尚、縦板部71Cの上部は上方に向って左右幅狭になるように形成され、これにより当接側板部73,73の外面間の寸法は、縦板部71Cの左右寸法に比べて、多少幅狭になっている。
そして、当接側板部73と縦板部71Cの外面に、一方の嵌合部たる溝部74を設け、この溝部74に嵌合する他方の嵌合部たる突条67を、前記側板部62に形成している。尚、当接側板部73の一側端と縦板部71Cの下端には、溝部74は形成されていない。また、一方の嵌合部を突条67、他方の嵌合部を溝部74にしてもよい。
また、前記縦板部71Cの下面75の後側に、下向き段部75Aが上方に向って凹んで形成され、それら下面75と下向き段部75Aが前記蓋用開口部64の前記下縁部65に嵌合し、この下縁部65には、下面75と下向き段部75Aに対応して平坦な当接受け面68と上向き段部68Aが設けられている。
前記リング部81は、断面が略台形形状の本体82を備え、この本体82は内周側より外周面82G側が大きく形成され、本体82の後面を、縦板部71Cの前面上部に一体に連結すると共に、本体82が縦板部71Cの前面から前側に突出するように配置している。また、前記筒体13の外周には、前記リング部81を装着する装着溝69が周設されている。さらに、前記本体82の外周の高さ方向中央に、薄板状の舌部83を外側に向って一体に突出し、この舌部83は、リング部81の全周に形成されている。
また、前記止水パッキンにも前記舌部83が周設されている。そして、前記環状係止部7Aの内周面7Nに、前記リング部81の舌部83が密着して止水されると共に、上部開口部2Aの下方の径小部2Kに、止水パッキン27の舌部83が密着して止水される。尚、径小部2Kは上部開口部2Aの上端より径小である。さらに、前記リング部81の舌部83は飲料の漏れを二重に防止するばかりではなく、嘴部である注ぎ部7Bの残水がねじ部に戻ることを抑えることができ、衛生的でもある。
したがって、筒体13からリング部81と共に流路蓋71を外すと、蓋用開口部64が開き、筒体13の外側から閉塞通路部8A内を直接洗浄することができる。一方、洗浄が完了したら、蓋用開口部64に流路蓋71を嵌め入れて蓋用開口部64を塞ぐと共に、装着溝69にリング部81を装着する。
この場合、流路蓋71には前面に凹部72,72が形成されているため、蓋用開口部64に嵌め入れ易く、流路蓋71の溝部74と蓋用開口部64の突条67が嵌合することにより、流路蓋71の左右において、確実な位置決めと止水がなされ、さらに、下面75と下向き段部75Aが前記蓋用開口部64の下縁部65に嵌合することにより、流路蓋71の下部において、確実な位置決めと止水がなされる。
また、リング部81は弾性部材よりなり伸縮性を有するから、リング部81を筒体13に掛けた状態で、リング部81を伸ばして蓋用開口部64に流路蓋71を嵌め入れたり、蓋用開口部64に流路蓋71を嵌合した後に、リング部81を伸ばして装着溝69に装着したりすることができる。さらに、リング部81を装着溝69に装着すると、リング部81により流路蓋71が内側に押え付けられるため、不用意に流路蓋71が外れることがない。
次に前記構成についてその作用を説明する。栓体3の組み立てにあっては、まず、一側において、横孔部49に突起部50を挿入して係合する。この係合箇所を中心として、カバー25の他側を押し下げると、横板部54が係合爪部53の外面に当接し、弾性片52が内側に弾性変形し、係合爪部53に横板部54が係止し、栓本体11にカバー25が固定される。
また、別の方法として、突起部50の下部に斜面を持たせると、突片部48も弾性があるため、カバー25を栓本体11に上方から押えるだけで、栓本体11にカバー25を固定することができる。
そして、容器本体2に栓体3を螺合して装着した状態で、操作レバー24の操作部44を押し下げると、操作レバー24は、一端の枢着部43を支点に回動する。操作レバー24の回動に伴って、操作レバー24の凸部24Aが弁棒23の上端を下方に押し下げ、弁棒23と弁体21とが弾性部材22の付勢力に抗して、一体となって下方に移動する。これに伴って、止水パッキン27が筒体13の下端部13Kを離れ、流液経路8が開放され、飲料容器1を注ぎ部7B方向へ傾けると、内容液が流液経路8,注ぎ部7Bを通って注出される。また、操作レバー24は、操作部44の下部が、回動規制部たる肩部材7の上面に当接することによって回動が規制され、横板部54は弾性片52に係合した状態に保持され、この位置が回動規制位置である。
一方、容器本体2内に、熱湯や熱い飲料物が注入されていると、水蒸気によって容器本体2内が昇圧している場合がある。この場合、操作レバー24を回動させると、弁体21は容器内の圧力によって止水パッキン27が筒体13の下端部13Kに押し付けられた状態のまま、弁棒23の下降によって面積の小さな減圧パッキン41が弁体21の下面から離れ、容器本体2内の圧力が逃げる。この場合、軸部29の下部29Sと装着孔21Aの間の隙間から容器本体2内の圧力を逃がすことができる。そして、容器本体2内の圧力が開放されることにより、弁体21の上方への加圧保持力が無くなり、重力により下方に下がり、弁体21が開状態となる。
また、容器本体2内に熱湯や熱い飲料物が注入され、吐出により一度弁体21を開放し、容器本体2内の内圧を開放したあと放置した場合など、容器本体2内が減圧状態になっている場合がある。この場合、減圧力が弾性部材22の弾性復元力より強くなると、自動的に弁棒23が下降し、減圧パッキン41が弁体21の下面から離れ、容器本体2内の圧力が大気と同圧に開放される。
また、栓本体11を容器本体2から外し、操作レバー24の操作部44を前記回動規制位置よりも更に押し下げると、弾性片52の外面に、突出片58の当接縁部59Aが当接し、ここから、操作レバー24を下げると、突出片58により弾性片52が内側に弾性変形し、係合爪部53が横板上面54Uから外れる。
このようにして係合爪部53が横板上面54Uから外れ、カバー25に外れ方向の力を加えるとカバー25の他側が栓本体11から外れる。
栓本体11からカバー25を外したら、弁棒23の上部から弁体カバー37を外し、弁棒23,弾性部材22,弁体21,係止板30を栓本体11から取り外すことができる状態となり、栓本体11の流液経路8や弁機構12を別々に洗浄することができる。
この場合、栓本体11の筒体13は、流液経路8を解放する蓋用開口部84に流路蓋71が着脱可能に取り付けられているから、流路蓋71を蓋用開口部84から取り外して閉塞通路部8Aの内面を直接洗浄することができ、傾斜面部61及び側板部62,62の内面を隅々まで洗浄することができる。そして、閉塞通路部8Aを洗浄した後、蓋用開口部84を流路蓋71により閉じると共に、リング部81を装着溝69に装着する。
洗浄後の弁機構12を栓本体11に装着する際には、逆に、弁棒23の軸部29に係止板30を装着し、軸部29を弁体21の装着孔21Aに挿通し、さらに、軸部29を挿通孔33とガイド筒34に挿通し、このガイド筒34に弾性部材22を外装し、弾性部材22の上に弁体カバー37を被せ、弁体カバー37に軸部29の上部29Uに係止する。
このように本実施例では、請求項1に対応して、容器本体2の開口部たる上部開口部2Aに着脱可能に装着される栓本体11の内側に、容器本体2の内部に開口する入口15から外部に開口する出口16に至る流液経路8を形成し、流液経路8の入口15を閉じる方向に付勢された弁体21を設け、栓本体11の上端に該栓本体11の上開口部42を閉じるカバー25を設け、カバー25に弁体21を開閉する開閉装置たる操作レバー24に設けた飲料容器1の栓体3において、流液経路8は、栓本体11と、該栓本体11に着脱可能な流路蓋71により構成されているから、流液経路8の栓本体11と流路蓋71に分解できるため、流液経路8のトンネル形状箇所である閉塞通路部8Aが開口し、洗浄性を向上することができる。なお、操作レバー24は特開2002-165709号公報に示されるように栓本体11側に取り付けられていても良い。
また、このように本実施例では、請求項2に対応して、流路蓋71が弾性部材により構成されているから、流路蓋71が弾性部材であり、流液経路8を止水できるため、内溶液を注ぐ際に流液経路8から容器本体2側に内容液が漏れ出す心配が無い。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、流路蓋71に弾性部材からなるリング部81を一体に設けたから、流路蓋71にリング部81を付加することで、栓本体11に着脱し易く、また、栓本体11の中央側に付勢する力が働くため、不用意に外れることがない。また、リング部81の外周に舌部83を設けており、止水性を向上するばかりではなく、ねじ部が汚れにくく衛生的でもある。
また、実施例上の効果として、当接側板部73と縦板部71Cの外面、又は前記側板部62に、一方の嵌合部たる溝部74又は他方の嵌合部たる突条67を形成しているから、両者間の止水性が向上する。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、魔法瓶に適用される栓体に限るものではなく、水筒等にも適用でき、容器本体はガラス製のもの、合成樹脂製のものなどいずれのものでも良く、特に断熱構造を有していないものでも良い。また、実施例では、流路蓋にリング部を一体に設けた
1 飲料容器
2 容器本体
2A 上部開口部(開口部)
3 栓体
8 流液経路
8A 閉塞通路部(トンネル形状部分)
11 栓本体
13 筒体
15 入口
16 出口
21 弁体
24 操作レバー(開閉装置)
42 上開口部
64 蓋用開口部
71 流路蓋
81 リング部

Claims (2)

  1. 容器本体の開口部に着脱可能に装着される栓本体の内側に、前記容器本体の内部に開口する入口から外部に開口する出口に至る流液経路を形成し、前記流液経路の入口を閉じる方向に付勢された弁体を設け、前記栓本体の上端に該栓本体の上開口部を閉じるカバーを設け、前記カバーもしくは栓本体に前記弁体を開閉する開閉装置に設けた飲料容器の栓体において、
    前記流液経路は、前記栓本体と、該栓本体に着脱可能な流路蓋により構成され
    前記流路蓋に弾性部材からなるリング部を一体に設けたことを特徴とする飲料容器の栓体。
  2. 前記流路蓋が弾性部材により構成されていることを特徴とする請求項1記載の飲料容器の栓体。
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