JPH06136A - 魔法瓶の注水部構造 - Google Patents

魔法瓶の注水部構造

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JPH06136A
JPH06136A JP16480592A JP16480592A JPH06136A JP H06136 A JPH06136 A JP H06136A JP 16480592 A JP16480592 A JP 16480592A JP 16480592 A JP16480592 A JP 16480592A JP H06136 A JPH06136 A JP H06136A
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JP
Japan
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water
main body
draining
liquid
inner plug
Prior art date
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Pending
Application number
JP16480592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimasa Kodama
行正 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MOTOMURA SEISAKUSHO YUGEN
Kyokuto KK
Original Assignee
MOTOMURA SEISAKUSHO YUGEN
Kyokuto KK
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Publication date
Application filed by MOTOMURA SEISAKUSHO YUGEN, Kyokuto KK filed Critical MOTOMURA SEISAKUSHO YUGEN
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Publication of JPH06136A publication Critical patent/JPH06136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 注水時に収容液体が飛び散ることを防止する
ことができる魔法瓶の注水部構造を提供する。 【構成】 注水口15を備える水切本体7と、この水切
本体7に着脱可能に螺合される中栓8よりなり、容器1
に収容された液体は、中栓8に形成される第2の搬水路
24及び水切本体7に形成される第1の搬水路13を介
して注水口15に至るように構成された魔法瓶におい
て、中栓8の第2の搬水路24と水切本体7の第1の搬
水路13との接合部にパッキン23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魔法瓶の注水部構造の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、魔法瓶は円筒状の外装体内部に液
体を収容する容器と、この容器上部に固定された水切本
体と、この水切本体中央に、液体を収容する際に着脱さ
れる中栓が螺合されてなる構成である。注水時には、中
栓に設けられたレバーにより、中栓内の搬水路から水切
本体内の搬水路を介して注水口に至るまでの水路を開放
操作することによって容器内の収容液体を注ぐことが可
能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の魔法瓶
において、レバー操作がなされた後に、取手を持って注
水口を下方に傾けることで収容液体の注水が行なわれる
ようになっているが、この時、中栓内の搬水路と水切本
体内の搬水路との接続部がシールされていないため、水
切本体と中栓との螺合部から空気が流れ込み、水切本体
内の搬水路内を流れる収容液体の流れを乱すことにな
る。つまり、水切本体と中栓の螺合部から流れ込んだ空
気は収容液体の流れに波打ちを生じさせ、この状態で注
水口に導かれた収容液体は、注水口から注がれる際に拡
散現象を引き起こす。従って、注水時に収容液体が飛び
散り、周囲を汚してしまい、使用者に不快感を与えるこ
とになる。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、注水時に収容液体が飛び散ることを防
止することができる魔法瓶の注水部構造を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、注水口を備え
る水切本体と、この水切本体に着脱可能に螺合される中
栓よりなり、容器内に収容された液体は、上記中栓内に
形成される搬水路及び上記水切本体内に形成される搬水
路を介して注水口に至るように構成された魔法瓶の注水
部構造において、上記中栓内の搬水路と上記水切本体内
の搬水路との接合部にパッキンを備えたものである。
【0006】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、中栓内の搬
水路から水切本体の搬水路を介して注水口に至る収容液
体は、その流れを乱されることなく注水口から注がれ
る。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例が適用される魔法瓶の構成
について図面を用いて説明する。
【0008】図1は注水部を示す断面構成図、図2は魔
法瓶を示す断面構成図、図3は中栓を示す正面図であ
る。
【0009】魔法瓶は、図2に示すように、液体を収容
するための有底容器1と、この容器1が収納される外装
部2及び液体を上記容器1に収容、あるいは容器1から
注ぐための水路を備えてなる注水部3より構成されてい
る。
【0010】外装部2は、外装体4及び外装体底部材5
より構成され、外装体4は、例えばビニル鋼板材が円筒
状に形成されたもので、その周面には、取手32がビス
等により固設されている。
【0011】外装体底部材5は円盤状に形成され、その
中央部には円錐状の保持部6を備えている。外装体底部
材5は、保持部6が上記外装体4の内側に位置するよう
に、外装体4の底部に装着され、保持部6には二重壁構
造を有する容器1が支持されている。
【0012】そして、この外装部2の上方には、注水部
3が装着されている。
【0013】注水部3は水切本体7、中栓8及び注口部
9よりなり、水切本体7は、図1に示すように、その中
央部に上記容器1に液体を収容するための開口部10が
形成され、さらに、この開口部10の周面には上記中栓
8が螺合されるためのねじ部33aが形成されている。
開口部10の下端部には振動吸収材11が備えられ、水
切本体7によって振動吸収材11を介して容器1の上部
が押えられるようになっている。また、水切本体7の外
周面には、上記開口部10の開口方向と直交して円柱状
のノズル12が突出形成されている。ノズル12の内部
には、収容液体が流れるための第1の搬水路13が形成
され、流入口14を介して上記開口部10と連絡するよ
うになっている。
【0014】注口部9は、注水時に例えばコップ等に収
容液体を誘導するための部材で、一方に注水口15を、
他方に流通口16を備え、これら注水口15及び流通口
16を連絡する注水路17を有する管状構造になってい
る。注口部9の流通口16は、上記外装体4の周面で、
前記取手32と対称位置に形成された開口部18に挿入
され、流通口16と前記水切本体7のノズル12とがシ
ール材19を介して接合されることにより第1の搬水路
13と注水路17とが継合されている。
【0015】中栓8は、円柱構造をなし、その周面には
上記水切本体7に螺合するためのねじ部33bが形成さ
れるととものに、その下端面には導入口20及び空気孔
21が対称位置に設けられている。また、中栓8の周面
でねじ部33bの下側には流出口22が設けられ、その
周囲には、後述する、プラスチック、あるいは無臭ゴム
等からなるパッキン23が配設されている。この流出口
22は、中栓8の内部に形成される第2の搬水路24に
より上記導入口20と連絡されるようになっている。
【0016】さらに、中栓8の内部中央下面にはガイド
25が形成され、不図示のバネにより上方へ付勢される
昇降軸26が、ガイド25に挿入されている。昇降軸2
6の下端部には、例えば、プラスチックからなる本栓2
7が固着され、上記導入口20及び空気孔21を塞ぐ構
成になっている。昇降軸26の上部には、この昇降軸2
6と直交方向に軸29が設けられ、この軸29には扇形
状の回転体28が軸29を中心に回動可能に配設されて
いる。この回転体28の周面内側には当り部30が形成
されるとともに、周面外側にはレバー31が形成され、
レバー31は中栓8の上部開口部34より突出し、外部
から操作ができるようになっている。
【0017】次に、上記構成の魔法瓶の作用ついて説明
する。
【0018】上記構成の魔法瓶において、液体は、水切
本体7の開口部10に螺合された中栓8が取り外される
ことによって開口部10から容器1内に収容される。そ
の後、開口部10に中栓8が螺合されると、中栓8の導
入口20及び空気孔21が本栓27により塞がれている
ため、容器1が密閉状態になり収容液体は保温される。
また、中栓8が水切本体7に完全に螺合された状態で、
上記第1の搬水路13と第2の搬水路24は、流入口1
4及び流出口22を介して接合され、その接合部はパッ
キン23によりシールされるようになっている。
【0019】注水時には中栓8のレバー31を操作する
ことにより、導入口20から注水口15に至る水路を開
放状態にする。つまり、中栓8のレバー31を図1の矢
印35方向に操作し、回転体28を軸29を中心に回転
させることにより、回転体28の当り部30が昇降軸2
6の上端部を押して昇降軸26がガイド25に沿って下
降する。そして昇降軸26の下降に伴い、その下端部に
固着された本栓27が下降し(図1の二点鎖線)、中栓
8の下端面に設けられた導入口20及び空気孔21が開
放状態にされる。
【0020】この状態で、取手32を持ち、注水口15
を下方に傾けると、容器1の収容液体は図1に示す矢印
(一点鎖線)方向に流れ、注水口15より注がれる。こ
の時、流入口14と流出口22とはパッキン23により
シールされているので、水切本体7のねじ部33aと中
栓8のねじ部33bとの螺合部から流れ込む空気は、こ
のパッキン23により遮断され、収容液体の流れは流入
空気によって乱されることなく注水口15に移動するこ
とができる。従って、拡散現象が発生することがないの
で、注水口15に導かれた収容液体は飛び散ることなく
注がれる。
【0021】なお、上記実施例においては、中栓8の流
出口22の周囲にパッキン23を設け、空気の流入を遮
断するようにしたが、水切本体7の流入口14の周囲に
パッキンを設けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、注水口
を備える水切本体と、この水切本体に着脱可能に螺合さ
れる中栓よりなり、容器内に収容された液体は、上記中
栓内に形成される搬水路及び上記水切本体内に形成され
る搬水路を介して注水口に至るように構成された魔法瓶
の注水部構造において、上記中栓内の搬水路と上記水切
本体内の搬水路との接合部にパッキンを備えたので、水
切本体と中栓との螺合部から流れ込む空気は遮断され、
水切本体内の搬水路を流れる収容液体は、その流れを乱
されることなく注水口まで導かれる。従って、注水時に
収容液体が飛び散ることがないので、使用者に不快感を
与えることがなく注ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】注水部を示す断面構成図である。
【図2】魔法瓶を示す断面構成図である。
【図3】中栓を示す正面図である。
【符号の説明】
1 容器 7 水切本体 8 中栓 10 開口部 13 第1の搬水路 14 流入口 15 注水口 20 導入口 21 空気孔 22 流出口 23 パッキン 24 第2の搬水路 33a ねじ部 33b ねじ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注水口を備える水切本体と、この水切本
    体に着脱可能に螺合される中栓よりなり、容器内に収容
    された液体は、上記中栓内に形成される搬水路及び上記
    水切本体内に形成される搬水路を介して注水口に至るよ
    うに構成された魔法瓶の注水部構造において、上記中栓
    内の搬水路と上記水切本体内の搬水路との接合部にパッ
    キンを備えたことを特徴とする魔法瓶の注水部構造。
JP16480592A 1992-06-23 1992-06-23 魔法瓶の注水部構造 Pending JPH06136A (ja)

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JP16480592A JPH06136A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 魔法瓶の注水部構造

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ID=15800257

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Cited By (3)

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