JP2003144338A - 保温容器の中栓構造 - Google Patents

保温容器の中栓構造

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JP2003144338A
JP2003144338A JP2001344467A JP2001344467A JP2003144338A JP 2003144338 A JP2003144338 A JP 2003144338A JP 2001344467 A JP2001344467 A JP 2001344467A JP 2001344467 A JP2001344467 A JP 2001344467A JP 2003144338 A JP2003144338 A JP 2003144338A
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stopper
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inner plug
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Shigehiro Yamanaka
茂弘 山中
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Peacock Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Peacock Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内容物を排出及び注入する作業と、中栓内部を
洗浄する作業とが簡単且つ容易に行えると共に、製作コ
ストの低減を図ることができる保温容器の中栓構造を提
供する。 【解決手段】保温容器1を構成する中栓3内部を洗浄処
理するとき、外栓5に取り付けられた左右の係止部材1
9を、弾性部19cの復元力に抗して係止解除方向に変
位させ、係止部材19の突起19dを、内栓4の孔部4
aから抜き取って係止解除した後、外栓5全体を指で保
持したまま上方に持ち上げて、内栓4の上端側開口部を
全開放する。内栓4の上端側開口部を閉塞する場合、外
栓5を、内栓4の上端側開口部に対して上方から強引に
嵌め込み、左右の係止部材19を、弾性部19cの復元
力に抗して係止解除方向に変位させ、係止部材19の突
起19dを、内栓4の孔部4aに係止して抜取り不可に
嵌着固定し、内栓4の上端側開口部を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばお茶やコ
ーヒ、飲料水、炭酸水、酒等の内容物(内容液)を貯蔵
するために用いられる保温容器の中栓構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の保温容器としては、例え
ば栓本体を構成する下栓体を、液体容器を構成する容器
本体の上端側開口部に嵌着固定し、その下栓体の後側縁
部と、下栓体の上端側開口部を閉塞する上栓体の後側縁
部とを軸で枢着した液体容器の中栓構造(特許第286
2522号公報)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の容器本
体内に残留する内容液を排出する場合、下栓体に連結さ
れた上栓体を開放した後、容器本体を、上端側開口部が
下向きとなる角度に傾けて排出するが、上栓体と下栓体
とが一体的に連結されているので、容器本体から排出さ
れる内容液が上栓体に当たって飛び散ったり、下栓体の
開口部が上栓体により突然閉塞されてしまうことがある
ため、上栓体を、手で開放状態に保持しなければなら
ず、内容液を排出及び注入する作業に手間が掛かる。ま
た、内容液を注入するとき、作業者の手や服等が上栓体
に当接したり、引っ掛かったりして、液体容器が転倒す
ることがあるという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、中栓を構成す
る外栓を内栓に対して着脱自在に設けることにより、内
容物を排出及び注入する作業と、中栓内部を洗浄する作
業とが簡単且つ容易に行えると共に、製作コストの低減
を図ることができる保温容器の中栓構造の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、容器本体の
上端側開口部に固定した中栓内部に対して上下動可能に
保持され、該中栓内部の注出路を閉塞する方向に付勢さ
れた弁体を、該中栓に枢着した操作部材により開閉動作
する保温容器の中栓構造であって、上記中栓を、上記容
器本体の上端側開口部に対して固定される内栓と、該内
栓の上端側開口部に対して着脱自在に嵌合される外栓と
で構成すると共に、上記内栓又は外栓に対して係止され
る方向に付勢され、該内栓と外栓とを嵌合した状態に固
定する係止部を、上記内栓と外栓との対向縁部に設けた
保温容器の中栓構造であることを特徴とする。
【0006】上述の係止部は、例えば内栓に形成した孔
部と、係止部材に形成した突起とで構成したり、互いに
係止される凹部と凸部とで構成したりすることができ
る。且つ、弾性部は、例えば側面から見て略U字状の弾
性部や板バネ、コイルスプリング、合成ゴム等の弾性体
で構成することができる。
【0007】つまり、中栓を構成する内栓と外栓との対
向部分に設けた係止部を、内栓又は外栓に対する係止が
解除される方向に変位又は移動させた後、外栓全体を上
方に持ち上げて、注出路と連通する内栓の上端側開口部
を全開放する。一方、外栓を、内栓の上端側開口部に対
して上方から嵌合すると共に、係止部を、内栓又は外栓
に係止して嵌合固定し、内栓の上端側開口部を閉塞す
る。
【0008】実施の形態として、上記係止部を、上記内
栓と外栓との対向縁部に対して相対向して複数設けるこ
とができる。また、上記係止部を、上記内栓内面に対し
て係止される係止部材を、上記外栓の両側縁部に取り付
け、上記係止部材を、上記内栓内面に対して係止される
方向と、該係止が解除される方向とに移動可能に設け、
上記内栓内面に対して係止される方向に係止部材を付勢
する付勢手段を、該係止部材に対して一体的に設けて構
成することができる。さらにまた、上記付勢手段を、上
記内栓内面に対して係止部材が係止される方向に復元力
を付与する弾性部で構成することができる。
【0009】
【作用及び効果】この発明によれば、容器本体の上端側
開口部に固定された中栓を構成する内栓から外栓を取り
外して、注出路と連通する内栓の上端側を全開放するの
で、外栓が作業の邪魔にならず、内容物を排出及び注入
する作業と、中栓内部を洗浄する作業とが簡単且つ容易
に行える。
【0010】しかも、付勢手段又は弾性部を、係止部材
に対して一体的に設けているので、中栓全体の部品数が
少なくて済み、組付け工数及び工程数を削減して、製作
コストの低減を図ることができる。且つ、係止部材を所
望する色に配色したり、所望する図柄を印刷する等し
て、意匠性及び操作性を向上させることができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は、内容物の一例である内容液を貯蔵する
ときに用いられる保温容器の中栓構造を示し、図1に於
いて、この保温容器1は、中栓3を、二層構造に形成さ
れた容器本体2の上端側開口部に嵌着固定し、中栓3を
構成する内栓4に収容された弁体6を、外栓5に枢着し
た操作部材17により開閉動作して、容器本体2に貯蔵
された内容液(飲み物)を注出する。
【0012】且つ、略カップ形状を有する取っ手付きの
蓋体7を、容器本体2を構成する外容器2dの開口側外
周面に嵌着固定した肩部材9の上端側外周縁部に嵌着
し、蓋体7と肩部材9との対向面に形成した雄ネジと雌
ネジとを互いに螺合して、着脱可能に取り付けている。
【0013】上述の容器本体2は、例えばステンレスや
アルミニウム合金等の金属により形成した内容器2a
と、外容器2bと、底板2cとで構成され、略断面U字
状(又は略有底筒状)に形成した内容器2aを、略断面
筒状に形成した外容器2b内部に収容し、略円板形状に
形成した底板2cを、外容器2bの下端側開口部に嵌着
した後、内容器2aと、外容器2bと、底板2cとの対
接部分を一体的に接合固定(例えば溶接や接着等)し、
略円盤形状に形成した合成樹脂製の底部材2dを、外容
器2bの下端側外周縁部に嵌着固定して2層構造(又は
1層構造)に組み付けている。且つ、内容器2aと外容
器2bとの対向面間に形成された空間部を真空状態に抜
気したり、断熱媒体(例えば断熱材やガス等)を空間部
に充填する等して断熱している。
【0014】前述の中栓3は、図2、図3にも示すよう
に、容器本体2の上端側開口部に嵌着固定された略円筒
状の内栓4と、内栓4の上端側開口部に嵌着固定された
外栓5とで構成される。
【0015】上述の内栓4は、容器本体2を構成する内
容器2aの上端側開口部に対して挿入され、内栓4の上
端側外周縁部に嵌着固定した口部材8を外容器2bの開
口側外周面に嵌着すると共に、口部材8と外容器2bと
の対向面に形成した雄ネジと雌ネジとを互いに螺合して
一体的に固定(又は着脱可能に固定)している。
【0016】且つ、内栓4の下端側外周縁部に嵌着固定
した合成ゴム製のシールリング10を、内容器2aの開
口側内周面に形成した小径の段部2eに密着状態に押し
付けて、シール状態(水密状態)を保持している。ま
た、雄ネジと雌ネジとに代わる固定手段の他の例とし
て、例えば凹部と凸部とを互いに係止したり、接着剤や
粘着剤により接着する等して固定することもできる。
【0017】且つ、容器本体2の内容器2aと連通する
注出路11を内栓4内部に形成し、弁体6を、注出路1
1中央部に形成した筒部12に対して上下動自在に挿入
保持し、コイルスプリング15を、筒部12の下端側外
周面に形成した段部13と、弁体6の上端側外周面に嵌
着した受け部材14との間に圧縮装填している。
【0018】つまり、コイルスプリング15の復元力に
より、その弁体6の下端側周縁部を、内栓4の下端側外
周縁部に嵌着固定したシールリング10に対して押し付
けられる方向に常時付勢して、後述する操作部材17に
より弁体6全体が押下動作されるまで、シール状態(水
密状態)を保持している。また、コイルスプリング10
に代わる弾性体の他の例として、例えば渦巻きバネや板
バネ等、合成ゴム等の弾性体で付勢することができる。
【0019】前述の外栓5は、図4、図5にも示すよう
に、上述の弁体6上端と対向して、栓本体5aの上面側
中央部に形成した注出口16に対して前後回動可能に取
り付けられた操作部材17と、栓本体5aの上面側両側
部に形成した切欠き部18に取り付けられた係止部材1
9とで構成される。また、操作部材17及び係止部材1
9を、例えばピンや支軸等の枢支部材により枢着するこ
ともできる。
【0020】上述の操作部材17は、側面から見てレバ
ー形状に形成した部材本体17aを、上述の注出路11
と連通して、栓本体5aの上面側中央部を径方向に切り
欠いて形成した上方から見て略矩形の注出口16に挿入
し、その注出口16の対向壁部に形成した軸部16a
を、部材本体17aの基端側両側部に形成した孔部17
bに係止して、その軸部16aを中心として、注出口1
6が開放される開方向と、注出口16が閉塞される閉方
向とに対して前後回動自在に枢着している。
【0021】且つ、操作部材17を回動操作する操作部
17cを、部材本体17aの基端側上面部に形成し、注
出口16を開閉する蓋部17dを、部材本体17aの遊
端側を前方に延出して形成し、上述の弁体6上端に対し
て当接される滑らかな曲面形状のカム部23を、その弁
体6上端と対向して部材本体17aの基端側下面部に形
成している。また、操作部17c又は蓋部17dの上面
側に、例えば文字や図柄、色等で開・閉を表示してもよ
い。
【0022】上述のカム部23は、注出路11の下端側
開口部に対して弁体6を密着許容するカム面23aと、
弁体6をカム面23aとカム面23cとに当接しながら
移動するときに乗り越え抵抗を付与するカム面23b
と、弁体6を注出路11の下端側開口部から離間するカ
ム面23dとを前後方向に連続して形成している。且
つ、カム部23に対して弁体6を当接ガイドするガイド
壁24を、カム部23の両側部に形成している。
【0023】つまり、操作部材17を閉方向(前方)に
回動したとき、部材本体17aの基端側後縁部に形成し
た突起25が注出口16の下面側後縁部に当接し、弁体
6がカム面23aに対して当接される角度に回動規制さ
れ、蓋部17dを、注出口16が閉塞される状態に回動
規制する。また、操作部材17を開方向(後方)に回動
したとき、部材本体17aの操作部17cが注出口16
の上面側後縁部に当接し、弁体6がカム面23cに対し
て当接される角度に回動規制され、蓋部17dを、注出
口16が開放される状態に回動規制する。
【0024】なお、操作部材17を開角度に回動操作し
たとき、容器本体2の上端側外周面に嵌着される蓋体7
の上部内面に操作部材17の蓋部17dが当接し、操作
部材17が閉方向に回動される。
【0025】前述の係止部材19は、側面から見て略U
字状に形成した部材本体19aを、栓本体5aの上面側
両側縁部に形成した切欠き部18に挿入し、部材本体1
9aの下端側両側部に形成した軸部19bを、切欠き部
18の両側壁部に形成した孔部18aに係止して、部材
本体19aの下端側に形成した弾性部19c,19c
を、切欠き部18の中央壁部に係止又は当接して、その
弾性部19c,19cの復元力により、軸部19bを中
心として、部材本体19aの上端側外面部に形成した突
起19d,19dを、内栓4の上端側両側内周面に形成
した孔部4aに対して係止される方向に付勢している。
上端側に形成した操作部19eを、切欠き部18の上面
側両側縁部に係止している。
【0026】且つ、部材本体19aは、弾性部19c,
19cの弾性変位により、内栓4の孔部4aに対する突
起19dの係止が解除される解除状態と、孔部4aに対
して突起19dが抜き取り不可に係止される係止状態と
に操作され、外栓5を、内栓4の上端側開口部に嵌着す
るとき係止解除状態に弾性変位する。また、弾性部19
cに代わる付勢手段の他の例として、例えば板バネやコ
イルスプリング、合成ゴム等の弾性体で付勢することも
できる。
【0027】また、上述の係止部材19を、内栓4の上
端側開口縁部に取り付け、その係止部材19が係止され
る孔部を、外栓5の外周縁部に形成してもよい。或い
は、内栓4と外栓5との一側縁部を互いに係止(例えば
凹部と凸部)し、他側縁部を係止部材19により着脱自
在に係止することもできる。
【0028】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、保温容器1に貯蔵された内容液を注出すると
きの方法を説明する。
【0029】先ず、蓋体7を、容器本体2の上端側開口
部から取り外した後、図2の実線に示すように、中栓3
の操作部材17を開方向(後方)に回動操作して、弁体
6を、コイルスプリング15の復元力に抗して、カム部
23のカム面23b,23cにより押し下げ、注出口1
6の下端側から離間させて開放する。同時に、注出路1
1と連通する注出口16を開放する。この後、容器本体
2を、注出口16が斜め下向きとなる姿勢に傾けて、内
容液を、注出路11を介して、注出口16から所望量注
出する。
【0030】次に、注出を中止する場合、図2の仮想線
に示すように、容器本体2を、注出口16が略上向きと
なる姿勢に起立した後、中栓3の操作部材17を閉方向
(前方)に回動操作して、弁体6を、カム部23のカム
面23a側に移動させ、コイルスプリング15の復元力
により上方に復帰させると共に、注出口16の下端側に
密着させて閉塞する。同時に、注出路11と連通する注
出口16を操作部材17の蓋部17dで閉塞して、注出
を中断又は中止する。
【0031】また、図1に示すように、蓋体7を、容器
本体2の開口側外周面に嵌着して、蓋体7の上部内面
を、操作部材17の蓋部17d先端に当接すると共に、
操作部材17を閉方向に回動して、カム部23による弁
体6の押下を解除し、注出路11を閉塞する。
【0032】次に、内栓4及び外栓5と、注出路11及
び注出口16とを洗浄する場合、図4、図5に示すよう
に、外栓5に取り付けられた左右の係止部材19を、弾
性部19cの復元力に抗して係止解除方向に変位させ、
係止部材19の突起19dを、内栓4の孔部4aから抜
き取って係止解除した後、外栓5全体を指で保持したま
ま上方に持ち上げて、内栓4の上端側開口部を全開放す
るので、内栓4及び外栓5と、注出路11及び注出口1
6とに付着する汚れを洗浄除去する洗浄作業が簡単且つ
容易に行える。
【0033】次に、洗浄処理後に於いて、外栓5を、内
栓4の上端側開口部に対して上方から強引に嵌め込むと
共に、左右の係止部材19を、弾性部19cの復元力に
抗して係止解除方向に変位させ、図3に示すように、係
止部材19の突起19dを、内栓4の孔部4aに係止し
て抜取り不可に嵌着固定し、内栓4の上端側開口部を閉
塞する。
【0034】以上のように、容器本体2の上端側開口部
に固定された中栓3を構成する内栓4から外栓5を取り
外して、注出路11と連通する内栓4の上端側を全開放
するので、容器本体2内の残留液を排出したり、内容液
を注入したりするとき、外栓5が作業の邪魔にならず、
容器本体2に貯蔵された内容液を排出及び注入する作業
と、中栓3内部を洗浄する作業とが簡単且つ容易に行え
る。
【0035】しかも、弾性部19cを、係止部材19に
対して一体的に形成しているので、中栓3全体の部品数
が少なくて済み、組付け工数及び工程数を削減して、製
作コストの低減を図ることができる。且つ、別部材によ
り独立して形成した外栓5と係止部材19とを所望する
色に配色したり、所望する図柄を印刷する等して、意匠
性及び操作性を向上させることができる。
【0036】加えて、操作部材17を閉方向に回動する
のを忘れても、蓋体7を容器本体2の上端側外周面に嵌
着したとき、蓋体17の上部内面に操作部材17の蓋部
17dが当接し、カム部23による押下が解除される位
置に操作部材17が回動され、弁体6が注出路11を閉
塞する状態に復帰するため、運搬時及び携帯時に於い
て、内容液が漏洩又は流出するのを確実に防止すること
ができる。
【0037】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の内容物は、実施例のお茶やコー
ヒ、飲料水、炭酸水、酒等の内容液(飲み物)に対応
し、以下同様に、係止部は、内栓4の孔部4aと、係止
部材19の突起19dとに対応し、また、互いに係止さ
れる凹部と凸部とに対応する。
【0038】付勢手段及び弾性部は、係止部材19の弾
性部19cや板バネ、コイルスプリング、合成ゴム等の
弾性体に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成
のみに限定されるものではない。
【0039】上述の保温容器1を携帯する場合、例えば
ベルトやチェーン、ワイヤー、紐等の吊下げ具を取り付
けたり、ケースや袋、衣服のポケットに収納する等して
携帯してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 保温容器の中栓構造を示す縦断側面図。
【図2】 操作部材による弁体の開閉動作を示す縦断側
面図。
【図3】 中栓を構成する外栓の固定状態を示す縦断正
面図。
【図4】 外栓の分離状態を示す斜視図。
【図5】 外栓の分離状態を示す縦断正面図。
【符号の説明】
1…保温容器 2…容器本体 3…中栓 4…内栓 4a…孔部 5…外栓 6…弁体 11…注出路 17…操作部材 18…切欠き部 19…係止部材 19c…弾性部 19d…突起
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA22 AA23 AA24 AB01 AB02 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 DB17 EA03 EB02 FA09 FB01 GA01 GB01 HA03 HB01 HB04 HC03 HD04 KB01 LA14 LA17 LB02 LB09 LD03 LD16 4B002 AA13 BA11 CA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体の上端側開口部に固定した中栓内
    部に対して上下動可能に保持され、該中栓内部の注出路
    を閉塞する方向に付勢された弁体を、該中栓に枢着した
    操作部材により開閉動作する保温容器の中栓構造であっ
    て、上記中栓を、上記容器本体の上端側開口部に対して
    固定される内栓と、該内栓の上端側開口部に対して着脱
    自在に嵌合される外栓とで構成すると共に、上記内栓又
    は外栓に対して係止される方向に付勢され、該内栓と外
    栓とを嵌合した状態に固定する係止部を、上記内栓と外
    栓との対向縁部に設けた保温容器の中栓構造。
  2. 【請求項2】上記係止部を、上記内栓と外栓との対向縁
    部に対して相対向して複数設けた請求項1記載の保温容
    器の中栓構造。
  3. 【請求項3】上記係止部を、上記内栓内面に対して係止
    される係止部材を、上記外栓の両側縁部に取り付け、上
    記係止部材を、上記内栓内面に対して係止される方向
    と、該係止が解除される方向とに移動可能に設け、上記
    内栓内面に対して係止される方向に係止部材を付勢する
    付勢手段を、該係止部材に対して一体的に設けて構成し
    た請求項1又は2記載の保温容器の中栓構造。
  4. 【請求項4】上記付勢手段を、上記内栓内面に対して係
    止部材が係止される方向に復元力を付与する弾性部で構
    成した請求項3記載の保温容器の中栓構造。
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