JP2002165101A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002165101A
JP2002165101A JP2000358364A JP2000358364A JP2002165101A JP 2002165101 A JP2002165101 A JP 2002165101A JP 2000358364 A JP2000358364 A JP 2000358364A JP 2000358364 A JP2000358364 A JP 2000358364A JP 2002165101 A JP2002165101 A JP 2002165101A
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black
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JP2000358364A
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English (en)
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Katsuhisa Tsuji
勝久 辻
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コスト、短時間で最適のカラーモードで複
写、画像形成を行うことができるカラー画像形成装置を
提供すること。 【解決手段】 原稿を予備走査し(S1901)、原稿
色の識別を行う(S1902)。CPU3は、原稿色の
識別結果が白黒原稿であれば(S1903;白黒)、白
黒モード用のK版を設定する(S1907)。1回目の
原稿走査(S1908)での原稿の読取データに基づい
てK版の作像が行われ(S1909)、コピーが排紙さ
れる(S1910)。一方、CPU3は、原稿色の識別
結果が判定がカラー原稿であった場合(S1903;カ
ラー)、フルカラーモード用のKCMY版を設定する
(S1904)。1〜4回目の原稿走査(S1905)
での原稿の読取データに基づいて順次、KCMY4色の
色版の作像が行われ(S1906)、コピーが排紙され
る(S1910)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルカラーおよび
白黒モードにて画像を形成するディジタルカラー複写
機、カラーファクシミリ装置などのカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にディジタル複写機は、CCD
(チャージ・カップルド・デバイス)イメージセンサな
どを用いて原稿画像を画素毎に読み取り、イメージセン
サの出力に得られるアナログ電気信号をA/D(アナロ
グ/ディジタル)変換し、得られるディジタル信号に各
種処理を施した後、その信号を記録装置に与えてコピー
画像を取得する。特に、ディジタルカラー複写機では、
複写すべき原稿をR(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)に色分解して読み取り、この画像データを基
に、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、
K(ブラック)の色材を用いてカラー画像を再生する。
ところで、特開昭63−107274号公報には、この
種のカラー画像形成装置として、記録紙を転写ドラムに
巻き付け、記録に用いる複数色の色材に対応する画像を
面順次に感光体ドラム上に形成し記録紙に転写する工程
を用いる色材の種類だけ繰り返す技術が開示されてい
る。この特開昭63−107274号公報の技術では、
YMCKの4色でカラー画像を再現する場合には4回の
作像工程を繰り返すことになる。
【0003】複写すべき原稿が、オフィスで多くみられ
る文書原稿のように白黒のみで構成される場合には、原
理的にはKのみで再現可能であるが、オペレータが逐一
原稿色を判別し、Kのみで複写するか、YMCKの4色
で複写するかを装置に指示するのは面倒なこととなる。
また、自動原稿送り装置(ADF:Auto Docu
ment Feeder)付きの複写機では、白黒、カ
ラーの混在した原稿をコピーする場合は、予め原稿を白
黒原稿とカラー原稿に分類して、2回に分けて原稿をA
DFにセットする必要が生じてしまう。そこで、特開昭
63−107274号公報では、この不具合の対策とし
て作像に先立って原稿を予備走査(プレスキャン)し、
原稿が白黒画像のみであるかどうかを識別し、白黒原稿
である場合はKのみで複写するシーケンスを実行する。
また、カラー原稿である場合は、YMCKの4色で複写
するシーケンスを実行する。しかしながらこの方法では
本来の作像のため以外に余分に1回原稿を走査する必要
があるため、複写に要する時間が長くなってしまう。
【0004】また、特開平3−54972公報には、白
黒原稿とカラー原稿が混在している原稿をADFで読み
込む場合の不具合を解消する方法として、1回目の原稿
走査でK色による像形成を行うと同時に原稿色の識別を
行い、1回目の走査終了時点で白黒原稿と識別した場合
は複写シーケンスはKのみで打ち切り、カラー原稿と識
別した場合は引き続き色成分の像形成のシーケンスを実
行する技術が開示されている。この方法では記録色の回
数だけ原稿走査を行うため、複写に要する時間が長くな
ることはない。このように近年では、オフィスで使われ
る原稿中でカラー原稿の比率は急増しており、白黒原稿
とカラー原稿が混在している原稿を複写する場合、AS
C(自動カラー選択、オート・カラー・セレクション)
機能を用いることで、人手を掛けずにカラー、白黒混在
原稿の複写を実行できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラ
ー、白黒混在原稿の比率が多くなっているため、カラー
原稿であってもフルカラーでコピーする必要がなく、赤
/黒の2色のみで十分な場合でもフルカラーで複写され
てしまい、コストが高く、コピー時間も多くかかってし
まうことがあった。このような場合には、原稿中のカラ
ー部分を例えば、指定色である赤、青、緑などで再現
し、黒(無彩色)部を黒で再現する2色モードで複写を
実行することが望ましい。しかし、2色モードを選択し
た場合には白黒のみの原稿も含めて全てのカラー白黒混
在原稿が2色モードで複写されてしまうためにコストが
高くなったり、コピー時間がかかってしまう場合があっ
た。
【0006】そこで、第1の発明の目的は、原稿が白黒
画像のみであるか、またはカラー画像を含むかを識別す
るACS機能を有するカラー画像形成装置において、低
コスト、短時間で最適のカラーモードでコピーを取るこ
とができるカラー画像形成装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、原稿が白黒画像のみであるか、
またはカラー画像を含むかを識別するACS機能を有す
るカラー画像形成装置において、フルカラーモードまた
は2色(黒白)モードでの複写再生処理が選択可能なカ
ラー画像形成装置を提供することである。本発明の第3
の目的は、原稿が白黒画像のみであるか、またはカラー
画像を含むかを識別するACS機能を有するカラー画像
形成装置において、コピーに要する時間を短縮すること
ができるカラー画像形成装置を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー)に色分解したディジタル信号の画像データとして読
み取る画像読取手段と、前記画像読取手段によって読み
取られる原稿が白黒原稿か、またはカラー原稿かを識別
する色識別手段と、前記画像読取手段によって読み取ら
れた画像データをY(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、K(ブラック)の色材を用いて画像形成を
行う画像形成手段と、前記画像形成手段が白黒モード、
若しくは前記Y、M、C、K4色全部、または前記Y、
M、C、K色のうち3色の組み合わせである複数種類の
カラーモードのどちらの作像モードで画像形成を行うか
設定する設定手段と、を備え、前記画像形成手段は、前
記色識別手段によって原稿がカラー原稿と識別された場
合には設定手段によって決定されたカラーモードで画像
形成を行い、前記色識別手段によって原稿が白黒原稿と
識別された場合には白黒モードで画像形成を行うことに
より、前記第1の目的を達成する。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記色材記憶手段に記憶されている前記
Y、M、C、K4色全部、または前記Y、M、C、K色
のうち3色の組み合わせであるカラーモードには、前記
Y、M、C、K色のうち2色の組み合わせである2色モ
ードも含まれることにより、前記第2の目的を達成す
る。請求項3記載の発明では、請求項1または請求項2
記載の発明において、前記画像形成手段は、前記画像読
取手段によって第1回目に読み取られた画像データをK
色で画像形成すると同時に、前記色識別手段によって原
稿がカラー原稿と識別された場合には、前記Y、M、
C、K色のうちK色以外の色材を用いて画像形成を行
い、前記色識別手段によって原稿が白黒原稿と識別され
た場合には、前記K色の色材で画像形成を行うことによ
り、前記第3の目的を達成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図1ないし図22を参照して詳細に説明す
る。図1は、カラー画像形成装置の画像処理部の構成を
示したブロック図である。カラー画像形成装置は、スキ
ャナ1、遅延メモリ2、CPU(中央処理装置)3、操
作部5、プリンタ部6および画像処理部を備えている。
画像処理部は、像域分離部100、原稿色識別回路10
6、空間フィルタ処理部107、色補正処理部108お
よび階調処理部109から構成される。像域分離部10
0は、写真領域判定回路101、文字領域判定回路10
2、網点領域判定回路103、色判定回路104、総合
判定回路105を備えている。総合判定回路105は、
各回路101〜104の像域分離結果から総合判定して
像域を決定し、適切な画像処理が選択されるように像域
分離信号を空間フィルタ処理部107、色補正処理部1
08および階調処理部109に送信する。原稿色識別回
路106は、原稿が白黒画像のみで構成される白黒原稿
か、カラー画像を含むカラー原稿かを判定する回路であ
る。
【0010】まず、色判定回路104について図2を参
照して説明する。図2は、色判定回路104の構成を示
したブロック図である。この像域分離部100は、フル
カラーモードが設定されている場合に用いることにより
黒文字を黒単色で高品質に再現することができる。色判
定回路104は、△RGB算出回路121、無彩色画素
検出回路122、計数部123および無彩色領域判定1
24を備えている。この色判定回路104では、スキャ
ナ1で読み取られた画素が無彩色であるか有彩色である
かを判別する。無彩色画素はR、G、Bデータのレベル
が揃っていることから、△RGB算出回路121によっ
てR、G、Bデータ間の差ΔRGBを以下の式(1)に
より求める。 max(R,G,B)−min(R,G,B) ・・・(1) 無彩色画素検出回路122は、式(1)によって求めら
れた△RGB値が所定値より小さい場合に無彩色画素と
して検出する。検出された無彩色画素は、計数部123
において3×3画素程度の領域に所定個数以上あるか計
数される。そして、計数部123での結果に応じて、無
彩色領域判定124によって3×3画素程度の領域に所
定個数以上ある場合に無彩色領域と判定される。
【0011】図3は、原稿色識別回路106の判定部の
回路構成を示した図である。色判定部104の出力信号
に基づいて原稿色を判定する。色判定信号は、原稿の予
備走査または1回目の原稿走査の開始から終了まで画素
同期信号GCLKに同期して入力される。フリップフロ
ップ(FF)31は、原稿走査中に検出信号が1(H状
態)となるかどうかを検出する。フレーム有効期間を示
す信号FGATEは、有効期間中はH状態であり、非有
効期間中はL状態である。従って、走査開始時にFF3
1に保持されていた検出結果はクリアされ、再度、走査
中にHとなる検出信号が入力されるかどうかを検出す
る。フリップフロップ(FF)32は、走査終了時にH
状態の検出信号があったかどうかを示す検出信号を保持
する。その結果、原稿中に色画素が検出された場合は判
定結果は1となり、その原稿はカラー原稿であると判定
される。逆に色画素が検出されなかった場合は判定結果
は0となり、その原稿は白黒原稿であると判定される。
判定結果はCPU3に送られ、この判定結果に基づきC
PU3が後続の制御を行う。
【0012】次に、画像再生を行う画像処理回路につい
て説明する。図1に示すように、本実施形態のカラー画
像形成装置の画像処理部の空間フィルタ処理部107、
色補正処理部108および階調処理部109から構成さ
れる部分によって画像再生が実行される。空間フィルタ
処理部107は、網点画像に対してはモアレの発生を防
ぐため平滑化処理を行い、文字・線画のように解像性を
要求される画像に対してはエッジ強調処理を行う。連続
階調画像である写真画像の場合は、網点画像のように強
い平滑化は必要ないが、文字画像のようエッジ強調を強
くかけすぎても画像が雑音の影響を受けたざらついた画
像になるってしまう。このために好みに応じて弱い平滑
化からスルー(フィルタ処理しない)または弱いエッジ
強調処理の内から所定の処理を選択する。色補正処理部
108は、フルカラーモードの場合にスキャナの色分解
特性の歪みやプリンタで用いる色材の分光特性の理想か
らのズレを補正し、適正な色再現性を確保するためのマ
スキング回路118と、Y、M、Cの等量部分をKに置
き換えるためのUCR(アンダー・カラー・リムーバ
ル、下色除去)回路128を備えている。
【0013】図4は、色補正処理部108の色補正およ
びUCR回路128の構成を示した図である。ここで
は、KCMY各色についてデータを面順次で算出するよ
うになっている。UCR処理回路143は、色補正回路
141から算出されるC、MまたはYデータからUCR
量算出回路142で算出されるK量を減算する。以下の
ような式でR、G、BデータおよびC、M、Yデータが
求められる。ここでは、C、M、Y量をR、G、Bデー
タの1次結合(線形補正)によって求めている。なお、
式(2)は、色補正の演算式である。 |C|=|a11 a12 a13| |R|=|d1| |M|=|a21 a22 a23| |G|+|d2| ・・・(2) |Y|=|a31 a32 a33| |B|=|d3|
【0014】図5は、色補正演算を実行する色補正処理
部108の回路を示した図である。また、図6は、色相
判定の対応表を示した図である。ここでは、図6に示す
ようにRGBの大小関係から7つの色相領域(グレー、
R−Y、Y−G、G−C、C−B、B−M、M−R)に
分割し、色相領域ごとに最適化された色補正係数(1次
結合の係数)を用いて補正の高精度化を計っている。こ
の図5に示した色補正演算を実行する回路は、色補正係
数(a1、a2、a3、d)を保持するレジスターRE
G151〜154、RGB画像信号との積和演算をする
ための乗算器MUL155〜157、加算器ADD15
8〜160および色相判別回路150を備えている。色
相判別回路150から出力される色相判別信号によっ
て、各レジスタ151〜154は対応する係数を選択出
力する。これらの係数データは、処理すべき色版に応じ
てCPU3により書き換え制御が実行されるようになっ
ている。
【0015】図7〜11は、色補正係数の様々な例を示
した図である。図7は、フルカラーモード時のC、M、
Y版用の色補正係数を示した図である。各色相毎に最適
化された係数となっている。K版時は後述するUCR処
理によって異なるが、以下の式(3)によって得られる
値をK量として用いる。なお、はUCR率に対応した所
定の係数である。 min(R,G,B)×α ・・・(3)
【0016】図8は、2色モード時の色補正係数を示し
た図である。なお、ここでは2色モードとして黒とシア
ン(C)の2色の場合を示してある。このモードでは、
有彩色領域をシアンで再現し、無彩色領域をKで再現す
るようになっている。有彩色領域を再現する場合、原稿
の輝度情報をシアン色で再現できるようにRGBデータ
に対して3:6:1の割合で重み付け平均するような係
数になっている。ここでは、M、Y版は作像されないの
でM、Y版に対する係数は、全て0になっている。図9
は、2色モード時のK版の色補正係数を示した図であ
る。グレー色相部のみK色で再現するようになってい
る。図8も2色モード時の色補正係数であるが、図9で
は特定の色相領域のみをシアン色で再現するような構成
になっており、シアン〜ブルー領域に対する色相のみシ
アン色で再現する。
【0017】図10は、2色モード時のグレー色相部を
K色で再現する際のK版の色補正係数を示した図であ
り、グレー領域およびC−B領域以外の有彩色領域をK
色で再現するようになっている。図11は、2色モード
時のC−B領域以外のK版の色補正係数を示した図であ
る。2色モードは、再現色が黒/シアンの組み合わせに
限定されるものではなく、他のM、Y、R、G、B色あ
るいはこれらの中間色との組み合わせでも良い。また、
有彩色で再現する色相領域も作像色と一致させる必要は
なく、例えば、赤〜イエロー領域を緑色で再現するよう
にしても良い。なお、再現色をRGBなどの2次色ある
いは中間色で再現する場合、Kと合わせて3色での作像
が必要となる。以上、UCR量、すなわち色補正係数を
算出する色補正処理部108に説明してきたが、図4の
UCR量算出回路142は、図5に示す色補正回路と同
じものを用いてもよい。UCR率100%の時のUCR
量は、CMYの最小値であるが、これはRGBの最小値
に近似的に等しいものである。図5の色補正回路では、
RGBの大小関係を判別する機能を有するために各色相
において、RGBの内最小となるデータに対する係数を
1とし、他の係数を0とすることによりUCR量を求め
ることができる。このとき最小データに対する係数を1
ではなく0.8や0.5などとすることにより任意のU
CR率を設定することができる。
【0018】次に、UCR処理について説明する。図1
2は、UCR処理の概念を説明する図である。原理的に
は減法混色の原色であるC、M、Yの3色の色材を用い
れば、全ての色を表現することができる。ここでは、あ
る色を図12(a)のCMY量の組み合わせで表現する
場合について説明する。まず、C、M、Yを等量ずつ用
いれば黒色(無彩色)となるので、等量分はKの色材に
置き換えることができる。このC、M、Yの組み合わせ
では、Yが最も少ないので、Yの全量とCおよびMのう
ち、Yと同じ分だけを減じることでKに置き換えること
ができる。その結果、図12(c)に示すようにC、
M、Kの3色の色材で同じ色を表現することができる。
このように元のC、M、Yの組み合わせのうち、Kに置
き換えることのできる量(黒成分の量)の全てをKに置
き換える場合をUCR率が100%であるという。
【0019】図12(b)のように黒成分のうち、半分
をKに置き換える場合、UCR率は50%となる。UC
R率を高くすると色材の総量を減らすことができ、特に
高濃度の黒を良好に再現することができ、グレーバラン
スの管理が容易になるという利点がある反面、グレーに
近い色のハイライト部では、ほとんどK一色で再現され
るため、ざらついた感じになりやすい。また、Kは一般
的に着色度が高いため、Kが入ることによって墨のよう
な黒一色の印象になりやすい。そのため、階調性や色再
現性が重視される写真・絵柄画像では、ハイライトから
ミドルに掛けてはUCR率を低目に設定し、高濃度部で
はUCR率が高くなるように設定する。また、写真画像
であっても銀塩写真のように濃度表現のダイナミックレ
ンジが広く、シャドー部でも階調変化の表現ができる原
稿に対しては、シャドー部でもUCR量をあまり多くせ
ず、CMYおよびKを組み合わせた方が良好な階調再現
性が得られる。これに対し、印刷写真原稿では高濃度部
の階調はあまり多くないため、シャドー部ではUCR率
を高く設定した方が、黒一色の良い状態が再現できる。
一方、文字原稿では色再現性よりも解像性が重視され、
特に、黒文字原稿ではCMYの3色で再現する場合、色
版間のずれやつぶれにより画像品質が劣化しやすい。従
って、文字原稿に対しては、極力色材の総量を減らすた
めにUCR率を高く設定するのが望ましい。
【0020】図13は、UCR率の設定例を示した図で
ある。(a)は、黒成分を全てKに置き換える場合の全
濃度領域でUCR率が100%(フルブラック)であ
り、黒文字を含む文字原稿向きの設定である。(b)お
よび(c)は、全濃度領域でUCR率がそれぞれD3/
DmaxおよびD2/Dmaxの場合である。(d)、
(e)および(f)では、最高濃度部でのUCR率がそ
れぞれ100%、D3/DmaxおよびD2/Dmax
であるが、濃度D1までのハイライト部ではともにUC
R率は0%であり、Kは使われず、ミドル領域以降から
徐々にUCR率が増加する設定である(このようなUC
R設定をスケルトンブラックという)。
【0021】シャドー部のUCR率において(d)およ
び(e)は印刷写真原稿向きであり、(f)は銀塩写真
原稿向きである。実装時には、これらのUCR特性に限
らず、UCRの開始点をD1からずらしても良いし、最
高濃度時のUCR率もこれらの中間のものを選べるよう
に構成することもできる。これにより、ユーザが好みに
応じて最適なUCRの設定ができるようになる。図13
の(d)、(e)および(f)のように、ある濃度より
低い濃度でUCR率を0とするには、図3の色補正係数
の定数項dに負数を設定する。(d)のように最高濃度
部でUCR率を100%とする場合には、同時に最小デ
ータに対する係数を1より大きくすることで実現でき
る。なお、この図3の色補正回路では、積和演算の結果
が負の時は出力値を0とするようになっている。
【0022】階調処理部109は、階調数の確保や階調
性の安定化のために写真、網点画像に対してはドット集
中型のディザパターンにより中間調処理を行う。また、
文字、線画画像のように解像性を重視する画像に対して
は、ディザ処理をせず単純2値化処理を行う。本実施の
形態では、プリンタ6は1ドット当たり白または黒の2
値レベルしか再現できない場合について説明してきた
が、3値〜256値のように多値出力が可能な場合には
単純2値化ではなく、単純多値化処理やドット分散型の
ディザパターンを用いて階調性もある程度残すような処
理をするようにしても良い。また、階調性重視の階調処
理として誤差拡散法による処理を用いれば、網点画像に
対するモアレが低減されるため、空間フィルタ処理にお
いて強い平滑化処理を行う必要がなく、写真画像用のフ
ィルタ処理と共通化することもできる。
【0023】次に、カラー画像形成装置の画像形成時の
処理手順について説明する。図14は、従来の画像形成
時の処理手順を示したフローチャートである。複写スタ
ート時に(ステップ1401;Y)、ユーザが図1に示
す操作部5からカラーモードを選択するとコピー動作が
スタートする(ステップ1402)。カラーモード選択
(ステップ1402)としては、白黒モード、2色モー
ド、フルカラーモード、およびフルカラーか白黒かを自
動選択するACSモードがあり、操作部5でのユーザ選
択により各モードでの画像形成が実行される(ステップ
1403〜1406)。
【0024】図15は、本実施の形態に係るカラー画像
形成装置の画像形成時の処理手順を示したフローチャー
トである。複写スタート時に(ステップ1501;
Y)、ユーザが図1に示す操作部5からカラーモードを
選択するとコピー動作がスタートする(ステップ150
2)。カラーモード選択(ステップ1502)として
は、白黒モード、2色モード、フルカラーモード、およ
びフルカラーか白黒かを自動選択するACSモードがあ
る(ステップ1503〜1506)。操作部5でのユー
ザ選択により、これらの各モードでの画像形成が実行さ
れる。
【0025】ACSモードでは(ステップ1506)、
あらかじめユーザまたは機械の管理者などによって操作
部5から選択されたカラー判定時の作像モードが記憶さ
れており、この設定値に従って作像シーケンスが実行さ
れる。ASCモードに2色モードが設定されていた場合
(ステップ1506;2色モード)、2色モードでの画
像形成が実行される(ステップ1508)。なお、作像
する2色の組み合わせや再現すべき対象色などの付加条
件も操作部5において設定できるようにしてもよい。ま
た、ASCモードにフルカラーモードが設定されていた
場合(ステップ1506;フルカラーモード)、フルカ
ラーモードでの画像形成が実行される(ステップ150
7)。
【0026】図16は、白黒モードを選択した場合の処
理手順を示したフローチャートである。操作部5におい
てプリントスタートボタンが押されると、CPU3は、
白黒モード用のK版を作像できるように画像処理条件を
設定する(ステップ1601)。1回の原稿走査(ステ
ップ1602)での原稿の読取データに基づいてK版の
作像が行われ(ステップ1603)、コピーが排紙され
る(ステップ1604)。
【0027】図17は、2色モードを選択した場合の処
理手順を示したフローチャートである。操作部5におい
てプリントスタートボタンが押されると、CPU3は、
カラーモードの2色モード用のKC版が作像できるよう
に画像処理条件を設定する(ステップ1701)。1〜
2回目の原稿走査(ステップ1702)での原稿の読取
データに基づいて順次、KC2色の色版の作像が行われ
(ステップ1703)、コピーが排紙される(ステップ
1704)。なお、作像色がKからCに変わる時点でC
PU3は画像処理条件を再設定するようになっている。
【0028】図18は、フルカラーモードを選択した場
合の処理手順を示したフローチャートである。操作部5
にいてプリントスタートボタンが押されると、CPU3
は、カラーモードのフルカラーモード用のKCMY版が
作像できるように画像処理条件を設定する(ステップ1
801)。1〜4回目の原稿走査(ステップ1803)
での原稿の読取データに基づいて順次、KCMY4色の
色版の作像が行われ(ステップ1803)、コピーが排
紙される(ステップ1804)。
【0029】図19は、カラーモードとしてユーザがA
CSモードを選択した場合の処理手順(1)を示したフ
ローチャートである。ASCによるカラー判定時の選択
がフルカラーモードの場合の処理手順である。まず、原
稿を予備走査し(ステップ1901)、原稿色の識別を
行う(ステップ1902)。CPU3は、原稿色の識別
結果が白黒原稿であれば(ステップ1903;白黒)、
白黒モードの制御シーケンスに従って画像形成を行う
(ステップ1907〜1909)。CPU3は、白黒モ
ード用のK版を作像できるように画像処理条件を設定す
る(ステップ1907)。1回目の原稿走査(ステップ
1908)での原稿の読取データに基づいてK版の作像
が行われ(ステップ1909)、コピーが排紙される
(ステップ1910)。
【0030】一方、CPU3は、原稿色の識別結果が判
定がカラー原稿であった場合(ステップ1903;カラ
ー)、フルカラーモード用の制御シーケンスに従って画
像形成を行う(ステップ1904〜1906)。CPU
3は、カラーモードのフルカラーモード用のKCMY版
が作像できるように画像処理条件を設定する(ステップ
1904)。1〜4回目の原稿走査(ステップ190
5)での原稿の読取データに基づいて順次、KCMY4
色の色版の作像が行われ(ステップ1906)、コピー
が排紙される(ステップ1910)。
【0031】図20は、カラーモードとしてユーザがA
CSモードを選択した場合の処理手順(2)を示したフ
ローチャートである。ACSによるカラー判定時の選択
が2色モードの場合の処理手順である。まず、原稿を予
備走査し(ステップ2001)、原稿色の識別を行う
(ステップ2002)。CPU3は、原稿色識別結果が
白黒原稿であれば(ステップ2003;白黒)、白黒モ
ードの制御シーケンスに従って画像形成を行う(ステッ
プ2007〜2009)。CPU3は、白黒モード用の
K版を作像できるように画像処理条件を設定する(ステ
ップ2007)。1回目の原稿走査(ステップ200
8)での原稿の読取データに基づいてK版の作像が行わ
れ(ステップ2009)、コピーが排紙される(ステッ
プ2010)。
【0032】一方、CPU3は、原稿色の識別結果の判
定がカラー原稿であった場合(ステップ2003;カラ
ー)、2色モード用の制御シーケンスに従って画像形成
を行う(ステップ2004〜2006)。CPU3は、
カラーモードの2色モード用のKC版が作像できるよう
に画像処理条件を設定する(ステップ2004)。1〜
2回目の原稿走査(ステップ2005)での原稿の読取
データに基づいて順次、KC2色の色版の作像が行われ
(ステップ2006)、コピーが排紙される(ステップ
2010)。
【0033】図21は、カラーモードとしてユーザがA
CSモードを選択した場合の処理手順(3)を示したフ
ローチャートである。ASCによるカラー判定時の選択
がフルカラーの場合の処理手順である。まず、原稿を予
備走査せずに1回目の原稿走査時に(ステップ210
1)、原稿色の識別を行う(ステップ2102)。これ
により、1色目のK版作像時には原稿色が不明であるの
で、カラー/白黒原稿のどちらの場合でも両立する黒版
データが算出できるようなK版のUCR条件を設定する
(ステップ2103)。白黒画像を重視する場合は、フ
ルブラックのK版データを用いるように、また、カラー
画像を重視する場合は、UCR量を低めの設定というよ
うに選択することができる。
【0034】1回目の原稿走査が終了すると、CPU3
は、原稿色の識別結果に応じてフルカラーモードまたは
白黒モードの制御シーケンスに従って画像形成を行う。
CPU3は、原稿色の識別結果の判定が白黒原稿である
場合(ステップ2104;白黒)、作像はK版のみで中
止し、コピー紙を排紙してコピー動作を終了する(ステ
ップ2108)。CPU3は、原稿色の識別結果の判定
がカラー原稿である場合(ステップ2104;カラ
ー)、カラーモードのフルカラーモード用のCMY版が
作像できるように画像処理条件を設定する(ステップ2
105)。そして、引き続き2〜4回目の原稿走査を行
い(ステップ2106)、2〜4回目の原稿走査での原
稿の読取データに基づいて順次、CMY3色の色版の作
像が行われ(ステップ2107)、コピーが排紙される
(ステップ2108)。
【0035】図22は、カラーモードとしてユーザがA
CSモードを選択した場合の処理手順(4)を示したフ
ローチャートである。予備走査なしのACSモードでカ
ラー判定時の選択が2色モードの場合の処理手順であ
る。フルカラーの場合と同様に、原稿を予備走査せずに
1回目の原稿走査時に(ステップ2201)、原稿色の
識別を行う(ステップ2202)。そして、1色目とし
てK版の作像、すなわちUCR条件を設定する(ステッ
プ2203)。1回目の原稿走査が終了すると、CPU
3は、原稿色の識別結果に応じて2色モードまたは白黒
モードの制御シーケンスに従って画像形成を行う。CP
U3は、原稿色の判別結果の判定が白黒原稿である場合
(ステップ2204;白黒)、作像はK版のみで中止
し、コピー紙を排紙してコピー動作を終了する(ステッ
プ2208)。
【0036】CPU3は、原稿色の識別結果の判定がカ
ラー原稿である場合(ステップ2204)、カラーモー
ドの2色モード用のC版が作像できるように画像処理条
件を設定する(ステップ2205)。そして、引き続き
2回目の原稿走査を行い(ステップ2206)、2回目
の原稿走査での原稿の読取データに基づいてC色の色版
の作像が行われ(ステップ2207)、コピーが排紙さ
れる(ステップ2208)。
【0037】本実施の形態では、予備走査なしのACS
モードで、カラー判定時の選択が2色モードの場合、フ
ルカラーの場合と同様に1色目はK版作像を行うが、2
色モード選択時はフルカラー選択時のようにカラー画像
の品質に左右されることはない。2色モードの場合、原
稿がフルカラーの場合でもコピー画像は2色であり、原
稿との色差に関係なく、基本的に白黒重視の条件でK版
を画像形成しても品質を維持することができる。フルカ
ラーの場合、フルカラー原稿時の品質を考慮し、K版は
最大でも黒一色のK版データしか用いることができない
が、2色モード時は、K版は白黒モードと同様のK量を
用いることができ、色情報を付加されたカラー画像を得
ることができる。特に、カラー原稿として、フルカラー
のピクトリアル画像ではなく、若干色を付加したような
カラー度の低い原稿の多いユーザには、白黒/フルカラ
ー選択のACSよりも有用なカラーモードを提供するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、画像形成手段
は、色識別手段によって原稿がカラー原稿と識別された
場合には設定手段によって決定されたカラーモードで画
像形成を行い、色識別手段によって原稿が白黒原稿と識
別された場合には白黒モードで画像形成を行うので、低
コスト、短時間でユーザの要求品質に合ったカラーモー
ドで画像形成を行うことができる。請求項2記載の発明
では、Y、M、C、K色の様々な組み合わせであるカラ
ーモードには、Y、M、C、K色のうち2色の組み合わ
せである2色モードも含まれるので、フルカラーと白黒
の中間的な色での画像形成も選択することができる。請
求項3記載の発明では、画像形成手段は、画像読取手段
によって第1回目に読み取られた画像データをK色で画
像形成すると同時に、色識別手段によって原稿がカラー
原稿と識別された場合には、Y、M、C、K色のうちK
色以外の色材を用いて画像形成を行い、色識別手段によ
って原稿が白黒原稿と識別された場合には、K色の色材
で画像形成を行うので、画像形成に要する時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の画像処理部の構成を示し
たブロック図である。
【図2】色判定回路の構成を示したブロック図である。
【図3】原稿色識別回路の判定部の回路構成を示した図
である。色判定
【図4】色補正処理部の色補正およびUCR回路の構成
を示した図である。
【図5】色補正演算を実行する色補正処理部の回路を示
した図である。
【図6】色相判定の対応表を示した図である。
【図7】フルカラーモード時のC、M、Y版用の色補正
係数を示した図である。
【図8】2色モード時の色補正係数を示した図である。
【図9】2色モード時のK版の色補正係数を示した図で
ある。
【図10】2色モード時のグレー色相部をK色で再現す
る際のK版の色補正係数を示した図である。
【図11】2色モード時のC−B領域以外のK版の色補
正係数を示した図である。
【図12】UCR処理の概念を説明する図である。
【図13】UCR率の設定例を示した図である。
【図14】従来の画像形成時の処理手順を示したフロー
チャートである。
【図15】本実施の形態に係るカラー画像形成装置の画
像形成時の処理手順を示したフローチャートである。
【図16】白黒モードを選択した場合の処理手順を示し
たフローチャートである。
【図17】2色モードを選択した場合の処理手順を示し
たフローチャートである。
【図18】フルカラーモードを選択した場合の処理手順
を示したフローチャートである。
【図19】カラーモードとしてユーザがACSモードを
選択した場合の処理手順(1)を示したフローチャート
である。
【図20】カラーモードとしてユーザがACSモードを
選択した場合の処理手順(2)を示したフローチャート
である。
【図21】カラーモードとしてユーザがACSモードを
選択した場合の処理手順(3)を示したフローチャート
である。
【図22】カラーモードとしてユーザがACSモードを
選択した場合の処理手順(4)を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 遅延メモリ 3 CPU(中央処理装置) 5 操作部 6 プリンタ部 100 像域分離部 101 写真領域判定回路 102 文字領域判定回路 103 網点領域判定回路 104 色判定回路 105 総合判定回路 106 原稿色識別回路 107 空間フィルタ処理部 108 色補正処理部 109 階調処理部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D Fターム(参考) 2H027 DB02 DE02 DE07 FA28 FB11 FB19 2H030 AD07 AD08 AD12 AD16 BB63 5B057 AA11 BA24 CA01 CA02 CA06 CA08 CB01 CB02 CB08 CC02 CE05 CE16 CF04 DA08 DB05 DB06 DB08 DB09 5C077 LL17 LL18 MP08 MP09 PP31 PP32 PP33 PP37 PP38 PQ08 SS01 SS02 SS05 TT06 5C079 HA13 HB01 HB03 JA04 LA03 LA31 MA01 NA11 NA15 NA25 PA01 PA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をR(レッド)、G(グリーン)、
    B(ブルー)に色分解したディジタル信号の画像データ
    として読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段によって読み取られる原稿が白黒原稿
    か、またはカラー原稿かを識別する色識別手段と、 前記画像読取手段によって読み取られた画像データをY
    (イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブ
    ラック)の色材を用いて画像形成を行う画像形成手段
    と、 前記画像形成手段が白黒モード、若しくは前記Y、M、
    C、K4色全部、または前記Y、M、C、K色のうち3
    色の組み合わせである複数種類のカラーモードのどちら
    の作像モードで画像形成を行うか設定する設定手段と、
    を備え、 前記画像形成手段は、前記色識別手段によって原稿がカ
    ラー原稿と識別された場合には設定手段によって決定さ
    れたカラーモードで画像形成を行い、前記色識別手段に
    よって原稿が白黒原稿と識別された場合には白黒モード
    で画像形成を行うことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記色材記憶手段に記憶されている前記
    Y、M、C、K4色全部、または前記Y、M、C、K色
    のうち3色の組み合わせであるカラーモードには、前記
    Y、M、C、K色のうち2色の組み合わせである2色モ
    ードも含まれることを特徴とする請求項1記載のカラー
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段は、前記画像読取手段
    によって第1回目に読み取られた画像データをK色で画
    像形成すると同時に、前記色識別手段によって原稿がカ
    ラー原稿と識別された場合には、前記Y、M、C、K色
    のうちK色以外の色材を用いて画像形成を行い、前記色
    識別手段によって原稿が白黒原稿と識別された場合に
    は、前記K色の色材で画像形成を行うことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のカラー画像形成装置。
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