JPH10126631A - 原稿種判定方法、カラー画像処理装置および記録媒体 - Google Patents

原稿種判定方法、カラー画像処理装置および記録媒体

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JPH10126631A
JPH10126631A JP8272180A JP27218096A JPH10126631A JP H10126631 A JPH10126631 A JP H10126631A JP 8272180 A JP8272180 A JP 8272180A JP 27218096 A JP27218096 A JP 27218096A JP H10126631 A JPH10126631 A JP H10126631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光色を含む原稿に対する誤判定を低減する
ために、蛍光ペンで記入された領域とインクジェットプ
リンタで出力された画像では画像のテクスチャに差異が
あることに着目し、色再現域とテクスチャの両方の特徴
量を基に原稿種を判定する。 【解決手段】 原稿種判定回路7は、プレスキャン時
に、色再現域の特徴量とテクスチャの特徴量とを基にイ
ンクジェットプリンタで出力された原稿であるか否かを
判定する。本スキャン時には、判定回路7の結果に基づ
いて色補正係数が選択され、原稿に最適な色補正処理が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置によ
って読み取られた原稿の種類がインクジェットプリンタ
で出力された原稿であるか否かを判別する原稿種判定方
法、カラー画像処理装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿の種類に応じて最適な色補正を行う
従来の画像処理装置としては、例えば、プレスキャン時
に自機から排出されたコピー原稿(カラー複写機の出力
画像)と網点印刷原稿の種類を判別し、それに応じて最
適な色補正を行う装置(特開平5−276369号公報
を参照)、銀塩写真原稿と網点印刷原稿を判別し、それ
に応じて最適な色補正を行う装置(特開平6−1972
18号公報を参照)がある。
【0003】このように、従来技術では判定対象となる
原稿種がコピー原稿、銀塩写真および網点印刷の場合に
関するものである。ところで、近年、インクジェットプ
リンタの普及に伴い、カラー複写機の入力原稿としてイ
ンクジェットプリンタで出力した原稿が増加しているこ
とから、インクジェットプリンタによる出力原稿を、上
記した判定対象の原稿種として処理する必要がでてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インクジェットブリン
タによる出力画像の特徴の一つとして、色再現域が挙げ
られる。具体的には一般に流通している網点印刷原稿で
用いられているシアン色、マゼンタ色とインクジェット
プリンタで用いられているそれを比較した場合に後者の
方が彩度が高い点である。
【0005】この点に着目することにより、網点印刷原
稿とインクジェットプリンタによる出力画像を判別する
ことが可能である。しかしながら、蛍光色の青系、紫系
の色再現域とインクジェットプリンタで用いられている
シアン色、マゼンタ色の色再現域を比較した場合は、カ
ラースキャナ等の入力装置で読み込んだ読取り信号値で
比較すると両者の差異は少ない。このため、蛍光ペンで
記入された原稿とインクジェットプリンタによる出力画
像との判別は、色再現域の特徴に着目しただけでは難し
いという問題がある。
【0006】本発明は上記した事情を考慮してなされた
もので、本発明の目的は、蛍光色を含む原稿に対する誤
判定を低減するために、蛍光ペンで記入された領域とイ
ンクジェットプリンタで出力された画像では画像のテク
スチャに差異があることに着目し、色再現域とテクスチ
ャの両方の特徴量を基に原稿種を判定する原稿種判定方
法、カラー画像処理装置および記録媒体を提供すること
にある。
【0007】また、網点印刷原稿などにおいて、稀にイ
ンクジェット特有の色再現域に近い色を持つ領域が存在
する場合があるが、一般にはごく僅かな領域であること
が多い。
【0008】そこで、本発明の他の目的は、所定の特徴
を持つ画素を計数し、計数値が小さいときは、その特徴
を無視することにより判定精度を高めるようにした原稿
種判定方法、カラー画像処理装置および記録媒体を提供
することにある。
【0009】インクジェットプリンタで出力した原稿の
色再現域と網点印刷原稿の色再現域を比較した場合、一
般にはインクジェットプリンタのシアン単色、マゼンタ
単色の色再現域に差異が大きく現われる傾向がある。
【0010】本発明の他の目的は、この色再現域に着目
して特徴量を抽出することにより、網点印刷原稿とイン
クジェットプリンタで出力した原稿を高精度に区別する
原稿種判定方法、カラー画像処理装置および記録媒体を
提供することにある。
【0011】蛍光ペンで記入した原稿とインクジェット
プリンタで出力した画像の差異は、色再現域には現われ
にくく、テクスチャに大きく現われる。また、インクジ
ェットプリンタの画像出力方式としては、主に誤差拡散
方式とディザ方式が採用されている。これらの画像出力
方式では、紙の白地上にドットで構成されたテクスチャ
が多く存在する。一方、蛍光色ペンで記入された原稿は
ベタ領域が多く現われるという特徴がある。
【0012】本発明の他の目的は、上記した差異に着目
して特徴量を抽出することにより蛍光色を含む原稿とイ
ンクジェットプリンタで出力した原稿を高精度に区別す
る原稿種判定方法、カラー画像処理装置および記録媒体
を提供することにある。
【0013】カラー複写機においては、前掲した公報
(特開平6−197218)に記載されているように原
稿種が網点印刷原稿、銀塩写真原稿などの種類に応じて
色補正処理が最適な方式に制御されている。これは原稿
種によって色材が異なるため、最適な色補正処理が異な
ることによるためである。
【0014】近年普及が拡大しているインクジェットプ
リンタで出力された原稿の色材に対しても最適な色補正
処理を行うために、本発明の更に他の目的は、原稿種が
インクジェットプリンタによる出力画像であると判定さ
れたときは、それに最適な色補正処理が適用されるよう
に制御する原稿種判定方法、カラー画像処理装置および
記録媒体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、原稿を読み取って得られ
るデジタルカラー画像信号から色再現域に関する特徴量
とテクスチャに関する特徴量を抽出し、該特徴量を基
に、前記原稿がインクジェットプリンタで出力された原
稿であるか否かを判定することを特徴としている。
【0016】請求項2記載の発明では、原稿を読み取っ
て得られるデジタルカラー画像信号から色再現域に関す
る特徴量とテクスチャに関する特徴量を抽出する画像特
徴量抽出手段と、該画像特徴量を基に、前記原稿がイン
クジェットプリンタで出力された原稿であるか否かを判
定する原稿種判定手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0017】請求項3記載の発明では、前記画像特徴量
抽出手段は、所定の条件を満たす色再現域とテクスチャ
を持つ画素を計数し、前記原稿種判定手段は、該計数し
た結果を基に原稿種を判定することを特徴としている。
【0018】請求項4記載の発明では、前記抽出される
色再現域に関する特徴量は、インクジェットプリンタで
出力されるマゼンタ色、シアン色の少なくとも一方の色
再現域に関する特徴量であることを特徴としている。
【0019】請求項5記載の発明では、前記抽出される
テクスチャに関する特徴量は、誤差拡散方式、もしくは
ディザ方式で出力された原稿に特有のテクスチャに関す
る特徴量であることを特徴としている。
【0020】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
原稿種判定手段の判定結果を基に色補正処理を制御する
手段を備えたことを特徴としている。
【0021】請求項7記載の発明では、原稿を読み取っ
て得られるデジタルカラー画像信号から色再現域に関す
る特徴量とテクスチャに関する特徴量を抽出する機能
と、該特徴量を基に、前記原稿がインクジェットプリン
タで出力された原稿であるか否かを判定し、その結果を
出力する機能を、コンピュータに実現させるためのプロ
グラムを記録した記録媒体であることを特徴としてい
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。 〈実施例1〉図1は、本発明のカラー画像処理装置の機
能ブロック図である。まず図1の概要を説明する。本発
明のカラー複写機の動作は大きく分けて、プレスキャン
と本スキャンの2回の読取り動作が行われる。プレスキ
ャン時にはLOG変換回路および原稿種判定回路のみが
動作し、原稿種を決定する。本スキャン時にはプレスキ
ャン時に判定された原稿種に応じて色補正係数を決定
し、出力画像を生成する。以下、各処理ブロックについ
て説明する。
【0023】スキャナ等の画像入力装置から反射率に対
しリニアなRGBデータが出力される。次に、Log変
換回路1において対数変換を行い濃度リニアな(r,
g,b)データを生成する。本実施例では各信号値は0
〜255の値を取るものとし、白に相当するとき0、黒
に相当するとき255の値をとる。
【0024】まず、プレスキャン時に動作する原稿種判
定回路7を説明する。本実施例では、原稿種の識別対象
として、網点印刷原稿とインクジェツトプリンタによる
出力画像の2種類の場合について説明するが、本実施例
はこれに限定されるものではなく、他の原稿種を同時に
判定してもよい。
【0025】図2は、本発明の原稿種判定回路7の構成
を示す。原稿種判定回路7は、画像特徴量を画素単位で
抽出する色再現域判定回路21と、テクスチャ判定回路
22と、判定結果の論理積をとるAND回路23と、A
ND回路23で統合した結果を計数するカウンタ回路2
4と、計数結果を閾値THhistと比較する比較器回
路25から構成される。
【0026】色再現域判定回路21では、次の判定式に
基づいてインクジェツト特有の色再現域であるかどうか
を判定する。すなわち、 if(マゼンタ色判定orシアン色判定)then真 else偽 マゼンタ色判定は、入力信号(r,g,b)に対して次
の判定を行う。 if((r==0)&&(g>THgreen))th
en真 else偽 ただしTHgreenは定数。
【0027】シアン色判定は、次の判定を行う。 if(b<Bmax&&r>M*b+OFFSET)t
hen真 else偽 ただしBmax,OFFSET,Mは定数。
【0028】テクスチャ判定回路22では、次の手順に
よりインクジェット原稿特有のドット画素を検出する。
なお、判定の際の入力信号としては、g(グリーン)信
号(濃度信号)を利用する。図3に示すように3×3の
ブロックにおいて、中心画素の濃度レベルLが周囲の全
ての画素のそれよりも高く、かつ、Lと中心画素を挟ん
で対角線に存在する対画素の濃度レベルa,bが、4対
ともに|2×L−a−b|>TH(固定の閾値)である
とき、中心画素をドット画素、すなわちインクジェット
特有のテクスチャであると判定して「真」を出力し、そ
うでないとき「偽」を出力する。
【0029】カウンタ回路23は、プレスキャン開始時
に、0にリセットした後に画素単位で動作する。入力信
号が「真」のときインクリメントし、「偽」のとき値を
保持する。比較器25では閥値THhist(例えばT
Hhist=500)よりも大きいときインクジェット
原稿である信号として「真」を出力し、そうでないとき
網点印刷原稿である信号として「偽」を出力する。
【0030】上記したようにプレスキャン時に処理さ
れ、原稿種判定回路7の出力値が得られる。この出力値
は図示しないレジスタに保持され、本スキャン時に動作
する色補正係数選択回路8に渡される。
【0031】次に、主に本スキャン時に動作する回路ブ
ロックについて説明する。Log変換回路1において濃
度信号に変換された(r,g,b)信号に対して、平滑
化フィルタ回路2は網点原稿の網点起伏やノイズを除去
し、エッジ強調フィルタ回路3は画像のエッジ部を強調
する。
【0032】色補正回路4では、画像入出力装置の特性
を考慮し、(r,g,b)信号を補色の(Y,M,C)
信号に変換する。この色補正方法には一般的には線形近
似いわゆるマスキング法などが提案されており、これら
の方法を利用して例えば次のように色補正処理を行う。
【0033】 Y=α0+α1×r+α2×g+α3×b M=β0+β1×r+β2×g+β3×b C=γ0+γ1×r+γ2×g+γ3×b ここで、α0〜α3,β0〜β3,γ0〜γ3は原稿で
用いられている色材の特性を考慮した色補正係数であ
る。
【0034】これらの色補正係数は色補正係数選択回路
8によって与えられる。色補正係数選択回路8には、網
点印刷用係数とインクジェットプリンタによる出力画像
用係数の2種類が設定されていて、プレスキャン時に得
られた原稿種判定結果を基に何れかを選択して、色補正
回路4に渡す。色補正回路4はこの色補正係数を用いて
色補正処理を行う。
【0035】なお、色補正係数の導出方法は、例えば、
特開平6−197218号公報に記載されているものと
同様の手順によって得られるのでその説明は省略する。
【0036】UCR回路5においては、YMC信号から
グレー成分を取り除き、黒成分に置き換えて黒信号Kを
生成する。なお、YMC成分は、生成した黒成分Kを差
し引いた値を用いる。UCR処理前の信号を(Yin,
Min,Cin)、UCR処理後の信号を(Yout,
Mout,Cout,Kout)とおくと次の式で表さ
れる。
【0037】Kout=min(Yin,Min,Ci
n)×Ratio Yout=Yin−Kout Mout=Min−Kout Cout=Cin−Cout RatioはUCR量を表し、0.0〜1.0の実数値
をとる。ディザ処理回路6ではディザ方式で処理を施し
てプリンタなどの画像出力装置にデータを送る。
【0038】〈実施例2〉実施例1の装置は、図4に示
すような構成のシステムにおいて、コンピュータ上で動
作するソフトウェアとして実現することも可能である。
図4のシステムにおいて、原稿を読み取るスキャナがコ
ンピュータに接続され、また、このコンピュータは汎用
の処理装置からなり、CPU、メモリ、ハードディス
ク、CD−ROMドライブ、FDドライブ、ディスプレ
イ、キーボードなどから構成されている。以下、上記し
たソフトウェアを原稿種判定プログラムと呼び、例えば
CD−ROMなどの記録媒体に記録されている。
【0039】まず、最初にコンピュータ上で原稿種判定
プログラムを起動する。スキャナ入力装置によって原稿
を読み取り、ハードディスクなどの記憶装置に一時保存
する。原稿種判定プログラムは保存された画像データを
読み込み、図5に示す手順に従って処理を行う。
【0040】記憶装置に保存された画像データは反射率
に対しリニアなRGBデータである。ステップ101の
Log変換処理では、対数変換を行い濃度リニアな
(r,g,b)データを生成する。ステップ102の色
再現域判定処理では、次の判定式に基づいてインクジェ
ット特有の色再現域であるかどうかを判定する。
【0041】if(マゼンタ色判定orシアン色判定)
then真else偽。 マゼンタ色判定は、入力信号(r,g,b)に対して次
の判定を行い、 if((r==0)&&(g>THgreen))th
en真 else偽 ただしTHgreenは定数。
【0042】シアン色判定は、次の判定を行う。 if(b<Bmax&&r>M*b+OFFSET)t
hen真 else偽 ただしBmax,OFFSET,Mは定数である。
【0043】ステップ103のテクスチャ判定処理で
は、次の手順によりインクジェット原稿特有のドット画
素を検出する。図3に示すように処理対象の画素を中心
に3×3の近傍画素を参照し、中心画素の濃度レベルL
が周囲の全ての画素のそれよりも高く、かつ、Lと中心
画素を挟んで対角線に存在する対画素の濃度レベルa,
bが、4対ともに|2×L−a−b|>TH(固定の閾
値)であるとき、中心画素をドット画素と判定し、その
ときに「真」を出力し、そうでないとき「偽」を出力す
る。
【0044】ステップ104の計数処理では、処理開始
時に0にリセットした後に、色再現域判定処理の結果と
テクスチャ判定処理の結果が両方とも「真」のとき1イ
ンクリメントし、そうでないとき値を保持する。ステッ
プ105で、全画像データに対して処理が終了していな
い場合は、ステップ106で次の画素を処理対象とし
て、ステップ101からステップ104までの処理を繰
り返し、全画像データの処理が終了した場合はステップ
107の閾値判定処理を行う。
【0045】閾値判定処理では、計数処理で得られた結
果を閾値THhist(例えば、THhist=50
0)と比較し、闘値よりも大きい値のときインクジェッ
ト原稿であることを、そうでないとき網点印刷原稿であ
ることをコンピュータの出力画面に出力する。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、2、
7記載の発明によれば、色再現域とテクスチャの両方の
特徴量を基に原稿種を判定することにより、蛍光色を含
む原稿に対する誤判定が低減され、インクジェットプリ
ンタで出力された画像を高精度に判別することが可能と
なる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、所定の特徴
を持つ画素の計数結果が少ない場合は、その特徴を無視
しているので、より判定精度を向上させることが可能と
なる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、画像特徴量
抽出手段において、インクジェットプリンタのシアン単
色、マゼンタ単色の色再現域を識別することにより、網
点印刷原稿とインクジェットプリンタによる出力画像を
判別することが可能となる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、画像特徴量
抽出手段において、インクジェットプリンタによる出力
画像に特有のテクスチャを識別することにより、蛍光ペ
ンで記入された原稿とインクジェットプリンタによる出
力画像を判別することが可能となる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、原稿種がイ
ンクジェットプリンタによる出力画像であると判定され
たときは、それに最適な色補正処理が適用されるように
制御しているので、高画質な出力画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の構成を示す。
【図2】本発明の原稿種判定回路の構成を示す。
【図3】ドット画素の検出を説明する図である。
【図4】本発明の実施例2の構成を示す。
【図5】本発明の原稿種判定の処理フローチャートを示
す。
【符号の説明】
1 Log変換回路 2 平滑化フィルタ回路 3 エッジ強調回路 4 色補正回路 5 UCR回路 6 ディザ処理回路 7 原稿種判定回路 8 色補正係数選択回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って得られるデジタルカラ
    ー画像信号から色再現域に関する特徴量とテクスチャに
    関する特徴量を抽出し、該特徴量を基に、前記原稿がイ
    ンクジェットプリンタで出力された原稿であるか否かを
    判定することを特徴とする原稿種判定方法。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って得られるデジタルカラ
    ー画像信号から色再現域に関する特徴量とテクスチャに
    関する特徴量を抽出する画像特徴量抽出手段と、該画像
    特徴量を基に、前記原稿がインクジェットプリンタで出
    力された原稿であるか否かを判定する原稿種判定手段と
    を備えたことを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像特徴量抽出手段は、所定の条件
    を満たす色再現域とテクスチャを持つ画素を計数し、前
    記原稿種判定手段は、該計数した結果を基に原稿種を判
    定することを特徴とする請求項2記載のカラー画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記抽出される色再現域に関する特徴量
    は、インクジェットプリンタで出力されるマゼンタ色、
    シアン色の少なくとも一方の色再現域に関する特徴量で
    あることを特徴とする請求項2記載のカラー画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記抽出されるテクスチャに関する特徴
    量は、誤差拡散方式、もしくはディザ方式で出力された
    原稿に特有のテクスチャに関する特徴量であることを特
    徴とする請求項2記載のカラー画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の原稿種判定手段の判定結
    果を基に色補正処理を制御する手段を備えたことを特徴
    とするカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿を読み取って得られるデジタルカラ
    ー画像信号から色再現域に関する特徴量とテクスチャに
    関する特徴量を抽出する機能と、該特徴量を基に、前記
    原稿がインクジェットプリンタで出力された原稿である
    か否かを判定し、その結果を出力する機能を、コンピュ
    ータに実現させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
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