JP2002161937A - フロントフォークのばね荷重調整装置 - Google Patents
フロントフォークのばね荷重調整装置Info
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Abstract
るに際し、フロントフォークの軽量化、部品点数の削減
を図り、コストダウンすること。 【解決手段】 スライダー33にて懸架スプリング13
の上端を支持したフロントフォーク10のばね荷重調整
装置において、スライダー33は、1枚の板材から、ス
プリングカラー34を支持する円板部33Aと、円板部
33Aの外周に設けられてキャップ25の溝部25Cに
係合する凸部33Bと、円板部33Aの内周に設けられ
てアジャスター28の外周に螺合する円筒部33Cとを
一体に成形したもの。
Description
体と前側車軸の間に介装され、緩衝器とフォークを兼ね
たフロントフォークのばね荷重調整装置に関する。
する車体側チューブと車輪側チューブの間に懸架スプリ
ングを介装している。そして、従来技術では、懸架スプ
リングのばね荷重を路面状況等に応じて調整して操安
性、乗心地性を向上させるばね荷重調整装置として、実
公平2-24990に記載の如く、車体側チューブの上端部に
キャップの円筒部を挿着し、キャップの蓋部にアジャス
ターを回転可能に挿入し、キャップの円筒部の内周に軸
方向に沿う溝部を設け、アジャスターの外周にキャップ
の溝部との間で回り止めされるスライダー(実公平2-24
990ではチャンバー)を螺合し、スライダーにて懸架ス
プリングの上端を支持するものが提案されている。
2-24990に記載のばね荷重調整装置を構成しているスラ
イダーは、釣鐘状の長尺筒状体からなり、鋳造、切削加
工等の複雑な加工によって製作されなければならず、フ
ロントフォークが大重量になる。また、スライダーをキ
ャップの溝部との間で回り止めする手段として、スライ
ダーにスプリングピンを別途組付ける必要があり、スラ
イダーをキャップに対し回り止めするための構造が複雑
で、フロントフォークの部品点数が多くなる。
荷重調整装置を設けるに際し、フロントフォークの軽量
化、部品点数の削減を図り、コストダウンすることにあ
る。
自在に嵌合する車体側チューブと車輪側チューブの間に
懸架スプリングを介装し、前記車体側チューブの上端部
にキャップの円筒部を挿着し、前記キャップの蓋部にア
ジャスターを回転可能に挿入し、前記キャップの円筒部
の内周に軸方向に沿う係合部を設け、前記アジャスター
の外周に前記キャップの係合部との間で回り止めされる
スライダーを螺合し、前記スライダーにて前記懸架スプ
リングの上端を支持したフロントフォークのばね荷重調
整装置において、前記懸架スプリングの上端は筒状のス
プリングカラーを介して前記スライダーに支持され、前
記スライダーは、1枚の板材から、前記スプリングカラ
ーを支持する円板部と、前記円板部の外周に設けられて
前記キャップの係合部に係合する係止部と、前記円板部
の内周に設けられて前記アジャスターの外周に螺合する
円筒部とを一体に成形したものからなるようにしたもの
である。
て更に、前記スライダーの円板部になる円い板材の中心
部をプレス加工により軸方向に絞って前記円筒部を成形
するとともに、該板材の外周の一部を打ち抜いて前記係
止部を成形することにより、前記スライダーの円板部
と、円筒部と、係止部をプレス加工により一体に成形し
たものである。
において更に、前記スプリングカラーをガラス繊維強化
樹脂から形成したものである。
る。 スライダーを1枚の板材から、板状の円板部と、円筒
部と、係止部を一体に成形した1つの部品から形成した
から、軽量化できる。
る構造を、キャップの係合部と、スライダーに一体に形
成した係止部との係合により構成したから、別途回り止
めピンや回り止めキーを組込む必要がなく、部品点数を
削減できる。
る。 スライダーが板材のプレス加工により成形されるか
ら、加工コストをコストダウンできる。
る。 スプリングカラーがガラス繊維強化樹脂から形成され
るから、軽量化できる。
面図、図2は図1のフロントフォークの下部拡大断面
図、図3は図1のフロントフォークの中間部拡大断面
図、図4は図1のフロントフォークの上部拡大断面図、
図5は図4の要部断面図、図6はスライダーを示し、
(A)は断面図、(B)は平面図である。
す如く、車体側のアウタチューブ11を車軸側のインナ
チューブ12に摺動自在に嵌合して倒立にし、両チュー
ブ11、12の間に懸架スプリング13を介装するとと
もに、単筒型ダンパ14を正立にして内装している。
ナチューブ12の外周部が摺接するブッシュ15、オイ
ルシール16、ダストシール17が嵌着され、インナチ
ューブ12の上端外周部にはアウタチューブ11の内周
部が摺接するブッシュ18が嵌着される。
9A、ロアブラケット19Bを介して車体側に支持さ
れ、インナチューブ12は車軸ブラケット20を介して
車軸に結合される。
のダンパシリンダ21の下端部が取着されて立設してい
る。このとき、インナチューブ12の底部で車軸ブラケ
ット20の間にはセンタリングプレート22が挟着さ
れ、ダンパシリンダ21の下端部がこのセンタリングプ
レート22の中央凹部に突き当てられ、ダンパシリンダ
21に挿着されて該ダンパシリンダ21の下端内周のス
トッパリング23Aに係止せしめられる後述のボトムピ
ース51に、車軸ブラケット20に外側からシール材2
3Bを介して液密に係着したボトムボルト24を螺着す
ることにより、ダンパシリンダ21を固定保持する。
25の円筒部25AがOリング26を介して液密に挿着
されるとともに螺着され、キャップ25の蓋部25Bの
内周にはばね荷重調整アジャスター28がOリング27
を介して液密に回転可能に挿入される。アジャスター2
8の下端内周にはピストンロッド29の基端部が螺着さ
れ、ロックナット30でロックされている。このピスト
ンロッド29の先端部はダンパシリンダ21に挿入され
ている。
ダ21の上端開口部にはオイルロックカラー31が螺着
され、オイルロックカラー31の上端部にはばね受32
が圧入されている。他方、アウタチューブ11の内部
で、キャップ25の円筒部25Aの内周には軸方向に沿
う溝部25Cが設けられ、アジャスター28の外周に上
記キャップ25の溝部25Cとの間で回り止めされるス
ライダー33を螺合している。スライダー33は筒状の
スプリングカラー34を介して懸架スプリング13の上
端を支持し、ばね受32によって懸架スプリング13の
下端を支持する。尚、オイルロックカラー31は後述す
る油溜室35Aの内部で油の流れを許容する油路31A
を備える。アジャスター28を回動操作することによ
り、スライダー33を上下動し、ひいてはスプリングカ
ラー34を介して懸架スプリング13の初期荷重を設定
可能とする。このとき、アジャスター28のねじ部とス
ライダー33のねじ部は、アジャスター28の右回転に
よってスライダー33を下降させ、懸架スプリング13
を圧縮させるような逆ねじに設定される。
の内部で、ダンパシリンダ21の外周部には、油溜室3
5Aと気体室35Bとが設けられ、気体室35Bに閉じ
込められている気体が気体ばねを構成する。油溜室35
Aの作動油は、気体室35Bのばね定数の調整と、アウ
タチューブ11とインナチューブ12の摺接ブッシュ1
5、18の潤滑、インナチューブ12の下端部のオイル
シール16の湿潤に寄与する。そして、これらの懸架ば
ね13と気体ばねの弾発力が、車両が路面から受ける衝
撃力を吸収する。
減衰力発生装置)40と、ボトムバルブ装置(圧側減衰
力発生装置)50とを有する。ダンパ14は、ピストン
バルブ装置40とボトムバルブ装置50の発生する減衰
力により、懸架スプリング13と気体ばねによる衝撃力
の吸収に伴うアウタチューブ11とインナチューブ12
の伸縮振動を抑制する。
ッパリング36に係着するストッパプレート37が前述
のオイルロックカラー31で挟圧され、オイルロックカ
ラー31にはOリング38Aを介して液密にロッドガイ
ド38が保持され、このロッドガイド38の内周にはピ
ストンロッド29を摺接案内するブッシュ38Bが圧入
されている。
パリング39Aで保持されたばね受39Bに、最伸長時
に上述のストッパプレート37との間で圧縮されて緩衝
作用を果たすリバウンドスプリング39Cが載置されて
いる。
ッパリング70Aで保持したピースホルダ70Bが圧入
され、このピースホルダ70Bにチェック弁付オイルロ
ックピース70Cを保持し、最圧縮時にオイルロックピ
ース70Cを前述のオイルロックカラー31に進入させ
て最圧縮時の緩衝作用を果たす。
ついて説明する。 (ピストンバルブ装置40)ピストンバルブ装置40
は、ピストンロッド29の先端部にピストンホルダ41
を装着し、このピストンホルダ41に螺着されるナット
41A、バルブストッパ41Bによりピストン42、バ
ルブストッパ41Cを装着している。ピストン42は、
ダンパシリンダ21の内部を摺接し、ダンパシリンダ2
1の内部をピストンロッド29が収容されないピストン
側油室43Aとピストンロッド29が収容されるロッド
側油室43Bとに区画する。ピストン42は、伸側バル
ブ44Aを備えてピストン側油室43Aとロッド側油室
43Bとを連絡可能とする伸側流路44と、圧側バルブ
(チェックバルブ)45Aを備えてピストン側油室43
Aとロッド側油室43Bとを連絡可能とする圧側流路4
5(不図示)とを備える。
スター28にOリング46Aを介して液密に挿着される
とともに螺着されて外部から操作できる減衰力調整ロッ
ド46にかしめ固定された減衰力調整チューブ47をピ
ストンロッド29の中空部に通し、この減衰力調整チュ
ーブ47の先端のニードル47Aにより、ピストンホル
ダ41に設けてあるピストン側油室43Aとロッド側油
室43Bとのバイパス路48の流路面積を調整可能とす
る。
は、ピストン側油室43Aの油が圧側流路45を通り圧
側バルブ45Aを開いてロッド側油室43Bへ導かれ
る。
は、ダンパシリンダ21とピストンロッド29の相対速
度が低速のとき、ロッド側油室43Bの油がニードル4
7Aのあるバイパス路48を通ってピストン側油室43
Aへ導かれ、この間のニードル47Aによる絞り抵抗に
より伸側の減衰力を生ずる。この減衰力は、減衰力調整
ロッド46によるニードル47Aの位置調整により調整
される。
ダンパシリンダ21とピストンロッド29の相対速度が
中高速のとき、ロッド側油室43Bの油が伸側流路44
を通り伸側バルブ44Aを撓み変形させてピストン側油
室43Aへ導かれ、伸側の減衰力を生ずる。
置50は、ダンパシリンダ21に前述の如くボトムボル
ト24により装着されたボトムピース51に、ボルト5
2により圧側バルブ56A、バルブハウジング53、バ
ルブストッパ54を保持している。バルブストッパ54
は、バルブハウジング53との間に伸側バルブ57A、
ばね57Bを保持する。バルブハウジング53はダンパ
シリンダ21の中間部に液密に密着し、ピストン側油室
43Aの下方にボトムバルブ室55を区画形成する。バ
ルブハウジング53は、圧側バルブ56Aを備えたピス
トン側油室43Aとボトムバルブ室55とを連絡可能と
する圧側流路56と、伸側バルブ57Aを備えてピスト
ン側油室43Aとボトムバルブ室55とを連絡可能とす
る伸側流路57(不図示)とを備える。ボトムバルブ室
55はダンパシリンダ21の壁面に設けた油路58によ
り、ダンパシリンダ21の外部に設けてある油溜室35
Aに連絡可能とされている。
車軸部ラケット20、ボトムボルト24、ボトムピース
51、ボルト52には、圧側流路56と伸側流路57と
をバイパスしてピストン側油室43Aと油溜室35Aと
を連絡可能とするバイパス流路59を備える。また、車
軸ブラケット20にOリング61Aを把持して液密に挿
着されたキャップ61に、減衰力調整ロッド62をOリ
ング63を介して液密に挿着するとともに螺着してお
り、減衰力調整ロッド62の先端ニードル62Aにより
インナチューブ12のバイパス流路59の流路面積を調
整可能としている。
は、ダンパシリンダ21に進入したピストンロッド29
の進入容積分の油が、ピストン側油室43Aから、バイ
パス流路59を通って油溜室35A、或いは圧側流路5
6、ボトムバルブ室55、ダンパシリンダ21の壁面の
油路58を通って油溜室35Aに排出される。このと
き、ダンパシリンダ21とピストンロッド29の相対速
度が低速のときには、バイパス流路59に設けてあるニ
ードル62Aによる絞り抵抗により圧側の減衰力を得
る。この減衰力は、減衰力調整ロッド62によるニード
ル62Aの位置調整により調整される。また、ダンパシ
リンダ21とピストンロッド29の相対速度が中高速の
ときには、ピストン側油室43Aから圧側流路56を通
る油が圧側バルブ56Aを撓み変形させてボトムバルブ
室55に導かれ、圧側の減衰力を生ずる。
パシリンダ21から退出するピストンロッド29の退出
容積分の油が、油溜室35Aからボトムバルブ室55、
伸側流路57を通ってピストン側油室43Aに還流され
る。
くに減衰作用を行なう。 (圧縮時)フロントフォーク10の圧縮時には、ボトム
バルブ装置50において、バルブハウジング53の圧側
バルブ56A或いはニードル62Aを流れる油により圧
側減衰力を生じ、ピストンバルブ装置40では殆ど減衰
力を生じない。
には、ピストンバルブ装置40において、ピストン42
のニードル47A或いは伸側バルブ44Aを流れる油に
より伸側減衰力を生じ、ボトムバルブ装置50では殆ど
減衰力を生じない。
ントフォーク10の伸縮振動が抑制される。
は、懸架スプリング13のばね荷重調整装置において、
(A)キャップ25にアジャスター28を組付ける構造、
(B)スライダー33の構造を以下の如くにしている。
スター28は、キャップ25の蓋部25Bを挟む上部鍔
部81と下部鍔部82を外周に設け、上部鍔部81をア
ジャスター28の段差部28Aに衝合するナット81A
によって構成し、この上部鍔部81をアジャスター28
に着脱可能に設けている。
ジャスター28の上部鍔部81との間に、ゴム等からな
る環状の弾性部材83を介装してこれを挟圧可能として
おり、この弾性部材83をOリングによって構成してい
る。キャップ25の蓋部25Bと、アジャスター28の
下部鍔部82の間には、樹脂製ワッシャ84が介装され
る。ワッシャ84は必須でない。
操作部としている。
がある。 アジャスター28に設けた上部鍔部81と下部鍔部8
2(ナット81A)のなす寸法と、それらの上部鍔部8
1と下部鍔部82に挟まれるキャップ25の蓋部25B
の寸法とが加工誤差によるばらつきがあっても、この誤
差をゴム等からなる環状の弾性部材83により簡易に吸
収し、ガタの発生を防止できる。これにより、組付け性
を向上し、ばね荷重調整装置の品質を向上できる。
ジャスター28の回り止めも兼ね、ばね荷重調整装置の
品質を向上できる。
部とすることにより、アジャスター28の構成を簡素化
できる。
リングとすることにより、部品コストをコストダウンで
きる。
スプリングカラー34の上端を支持する円板部33A
と、円板部33Aの外周に設けられてキャップ25の溝
部25Cに係合する凸部33Bと、円板部33Aの内周
に設けられてアジャスター28の外周に螺合する円筒部
33Cとを一体に成形される。スライダー33の円筒部
33Cが螺合するアジャスター28のねじ部下端にはス
トッパリングからなる下限規制ストッパ101が係着さ
れている。
3Aになる円い板材の中心部をプレス加工により軸方向
に絞って円筒部33Cを成形するとともに、板材の外周
の一部を打ち抜いて凸部33Bを成形することにより、
スライダー33の円板部33Aと円筒部33Cと凸部3
3Bをプレス加工により一体に成形される。スライダー
33はアジャスター28のねじ部に螺合するねじ部を円
筒部33Cの内周に形成されるが、この円筒部33Cの
ねじ部もプレス加工により成形される。但し、円筒部3
3Cのねじ部は切削加工しても良い。
化樹脂から形成できる。スプリングカラー34は、長尺
大円筒部34Aの下端に短尺小円筒部34Bを一体的に
接続され、両円筒部34A、34Bの段差部にて懸架ス
プリング13の上端部を支持し、小円筒部34Bの外周
で懸架スプリング13の内径を支持する。スプリングカ
ラー34は、大円筒部34Aの上端側に通気孔34Cを
備える。
がある。 スライダー33を1枚の板材から、板状の円板部33
Aと、円筒部33Cと、凸部33Bを一体に成形した1
つの部品から形成したから、軽量化できる。
り止めする構造を、キャップ25の溝部25Cと、スラ
イダー33に一体に形成した凸部33Bとの係合により
構成したから、別途回り止めピンや回り止めキーを組込
む必要がなく、部品点数を削減できる。
り成形されるから、加工コストをコストダウンできる。
樹脂から形成されるから、軽量化できる。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明の実施において、スライダー33の回り止め構造と
して、キャップ25に溝部25Cを、スライダー33に
凸部33Bを設けるものに代え、キャップ25に凸部
を、スライダー33に凹部を設けてそれらを軸方向で係
合するものでも良い。
フォークにばね荷重調整装置を設けるに際し、フロント
フォークの軽量化、部品点数の削減を図り、コストダウ
ンすることができる。
図である。
面図である。
図である。
(B)は平面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 摺動自在に嵌合する車体側チューブと車
輪側チューブの間に懸架スプリングを介装し、 前記車体側チューブの上端部にキャップの円筒部を挿着
し、 前記キャップの蓋部にアジャスターを回転可能に挿入
し、 前記キャップの円筒部の内周に軸方向に沿う係合部を設
け、 前記アジャスターの外周に前記キャップの係合部との間
で回り止めされるスライダーを螺合し、 前記スライダーにて前記懸架スプリングの上端を支持し
たフロントフォークのばね荷重調整装置において、 前記懸架スプリングの上端は筒状のスプリングカラーを
介して前記スライダーに支持され、 前記スライダーは、1枚の板材から、前記スプリングカ
ラーを支持する円板部と、前記円板部の外周に設けられ
て前記キャップの係合部に係合する係止部と、前記円板
部の内周に設けられて前記アジャスターの外周に螺合す
る円筒部とを一体に成形したものからなることを特徴と
するフロントフォークのばね荷重調整装置。 - 【請求項2】 前記スライダーの円板部になる円い板材
の中心部をプレス加工により軸方向に絞って前記円筒部
を成形するとともに、該板材の外周の一部を打ち抜いて
前記係止部を成形することにより、前記スライダーの円
板部と、円筒部と、係止部をプレス加工により一体に成
形した請求項1に記載のフロントフォークのばね荷重調
整装置。 - 【請求項3】 前記スプリングカラーをガラス繊維強化
樹脂から形成した請求項1又は2に記載のフロントフォ
ークのばね荷重調整装置。
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JP2000356729A JP2002161937A (ja) | 2000-11-22 | 2000-11-22 | フロントフォークのばね荷重調整装置 |
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