JP2002160501A - 自転車用車輪 - Google Patents

自転車用車輪

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JP2002160501A JP2000361002A JP2000361002A JP2002160501A JP 2002160501 A JP2002160501 A JP 2002160501A JP 2000361002 A JP2000361002 A JP 2000361002A JP 2000361002 A JP2000361002 A JP 2000361002A JP 2002160501 A JP2002160501 A JP 2002160501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リム外周に形成されたタイヤ溝(13)の底壁(1
0)に穿設されたスポーク穴(26)(26)とバルブ穴とを覆う
幅の無端ベルト状の弾性樹脂製のリムフラップ(31)が前
記底壁(10)の外周に圧接状態で外嵌されていると共に、
前記リムフラップ(31)に連設された空気バルブが前記バ
ルブ穴からリム中心に向けて突出しているチューブレス
タイヤ式の自転車用車輪において、適用できるタイヤの
種類の拡大を図る。 【解決手段】 前記タイヤ溝(13)の内面であって、チュ
ーブレスタイヤ(21)の一対のビード部(23)(23)がリム周
方向に沿って接触する環状域が軟質樹脂層でコーティン
グされていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用車輪、特
に、チューブレスタイヤを装着した自転車用車輪に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、チューブレスタイヤを装着した
自転車用車輪を示す要部の断面図である。リム(11)の外
周に形成されたタイヤ溝(13)の底壁(10)には、スポーク
穴(26)が貫通していると共に、該スポーク穴(26)に装着
されたハトメ(61)にはスポークニップル(44)が保持され
ている。
【0003】上記タイヤ溝(13)の底壁(10)の外周にはゴ
ムで形成されたリング状のリムフラップ(31)が外嵌され
ていると共に、前記底壁(10)の両端部から屈曲起立する
耳部(15)(15)の内面には一対の係合歯(16)(16)が対向突
出しており、該係合歯(16)(16)にリムフラップ(31)の周
側溝(17)(17)が外嵌して安定性が確保されている。上記
耳部(15)(15)の先端から内側に屈曲するフック部(14)(1
4)には、チューブレスタイヤ(21)のビード部(23)(23)が
嵌合されていると共に、該ビード部(23)(23)の先端は既
述したリムフラップ(31)の両側部近傍の上面に気密状態
で接触している。
【0004】このものでは、図示しない空気バルブから
の注入空気でチューブレスタイヤ(21)が膨張すると、ビ
ード部(23)(23)とリムフラップ(31)が圧接されて気密性
が高くなり、これにより、空気漏れが防止される。そし
て、このものでは独立したチューブがタイヤ内に装填さ
れていないから、自転車走行時の衝撃でチューブがタイ
ヤとリムに挟まれて起こるリム打ちパンクが起こらない
利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、タイヤ溝(13)の底壁(10)を構成するの外
周に外嵌されたリムフラップ(31)の外面に密着する特別
な端面形状を有するビード部(23)(23)を備えた専用のチ
ューブレスタイヤ(21)が必要となり、使用できるタイヤ
の種類が制限されてしまうという問題があった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、『リム外周に形成されたタイヤ溝(13)の底壁(10)に
穿設されたスポーク穴(26)(26)とバルブ穴(27)を覆う幅
の無端ベルト状の弾性樹脂製のリムフラップが前記底壁
(10)の外周に圧接状態で外嵌されていると共に、前記リ
ムフラップに連設された空気バルブが前記バルブ穴(27)
からリム中心に向けて突出しているチューブレスタイヤ
式の自転車用車輪』において、適用できるタイヤの種類
の拡大を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】[1項]上記課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、『前記タイヤ溝(13)の
内面であって、チューブレスタイヤの一対のビード部(2
3)(23)がリム周方向に沿って接触する環状域が軟質樹脂
層でコーティングされている』ことである。
【0008】上記技術的手段によれば、タイヤ溝(13)の
内面であってチューブレスタイヤのビード部(23)(23)が
接触する環状域は軟質樹脂層でコーティングされている
から、前記ビード部(23)(23)とタイヤ溝(13)の内面が気
密状態に接触する。又、前記タイヤ溝(13)の底壁(10)に
穿設されたスポーク穴(26)(26)及びバルブ穴(27)のタイ
ヤ溝(13)側の開口部は弾性樹脂製の無端ベルト状のリム
フラップが圧接状態に外嵌されている。これにより、ス
ポーク穴(26)(26)及びバルブ穴(27)の形成部の気密性が
確保されている。
【0009】これにより、チューブレスタイヤのビート
部(23)(23)及びスポーク穴(26)(26)の形成部等の気密性
が確保され、タイヤの内外が気密的に区切られた状態に
なる。又、上記技術的手段によれば、チューブレスタイ
ヤとリム(11)の接触部の気密性は、上記タイヤ溝(13)内
面とチューブレスタイヤのビード部(23)(23)との接触に
よって確保されるから、該ビード部を備えている形式の
チューブレスタイヤである限り、これを使用して自転車
用車輪を組み立てることができる。
【0010】[2項]前記1項に於いて、『前記タイヤ溝
(13)内の両側面に対して前記ビード部(23)(23)が接触す
る部位から前記タイヤ溝(13)の内側の全域が前記軟質樹
脂層でコーティングされている』ものでは、タイヤ溝(1
3)の底壁(10)をコーティングする軟質樹脂層にリムフラ
ップが圧接され、これにより、スポーク穴(26)(26)やバ
ルブ穴(27)部分の気密性が一層向上する。
【0011】[3項]前記1項に於いて、『前記タイヤ溝
(13)の内面全域が前記軟質樹脂層でコーティングされて
いる』されているものでも、前記2項と同様に、スポー
ク穴(26)(26)及びバルブ穴(27)部分の気密性を向上させ
ることができる。
【0012】[4項]前記1項から3項に於いて、『前記
タイヤ溝(13)内の両側面の上端から前記底壁(10)のビー
ドシート部に至る範囲の形状が、前記チューブレスタイ
ヤの前記ビード部(23)(23)の輪郭形状に倣った形状に設
定されている』ものでは、タイヤ溝(13)内の両側面の上
端からビードシート部に至る範囲にチューブレスタイヤ
のビード部(23)(23)が密に嵌り込むから、チューブレス
タイヤとリム(11)との結合強度が向上する。
【0013】[5項]前記1項から4項に於いて、『前記
空気バルブは、前記リムフラップと一体形成されてい
る』ものでは、リム(11)に対してリムフラップを装着す
ると、これと同時に空気バルブが装着できるから、独立
した空気バルブの取付作業が別途必要になる場合に比
べ、組み立て作業の簡略化が図れる。
【0014】[6項]前記1項から4項に於いて、『互い
に独立した前記空気バルブと前記リムフラップが連結さ
れている』ものでは、損傷を受けた空気バルブを交換す
る場合には、該空気バルブのみを交換すればよく、前記
5項のようにリムフラップと空気バルブを一体的に交換
する必要がない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。ビード部を備えている形式のチューブ
レスタイヤである限り、種々の型式のチューブレスタイ
ヤを適用することができ、適用可能なタイヤの種類拡大
が図れる。軟質樹脂層でコーティングされたタイヤ溝(1
3)内面とチューブレスタイヤのビード部(23)(23)が接触
しているから、未コーティングのリム内面と前記ビード
部(23)(23)が接触する場合に比べて、極めて高い気密性
が確保される。従って、チューブレスタイヤ内の空気圧
が低い条件下で旋回走行しても、タイヤ変形による空気
漏れの心配が殆どない。
【0016】2項,3項の発明では、タイヤ溝(13)の底
壁(13)をコーティングする軟質樹脂層にリムフラップが
圧接されるから、スポーク穴(26)(26)とバルブ穴(27)部
分の気密性が高くなる。4項の発明では、既述したよう
に、チューブレスタイヤとリム(11)との結合強度が向上
する。
【0017】5項の発明では、空気バルブを装着する特
別な作業が不要となって車輪の組み立て作業が効率化で
きる。6項の発明では、損傷を受けた空気バルブをリム
フラップと一体的に交換する必要がなく、前記損傷を受
けた空気バルブのみを取り替えればよいから、効率的な
修理作業が行える。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1,図2に示すように、
本実施の形態に係る自転車用車輪は、タイヤ溝(13)の内
面全域が軟質樹脂層(51)でコーティングされたリム(11)
と、上記タイヤ溝(13)の底壁(10)を構成する腹部(18)に
外嵌されるリムフラップ(31)と、更に、タイヤ溝(13)に
装着されるチューブレスタイヤ(21)から構成されてい
る。以下、各部の詳細を説明する。
【0019】[リム(11)について]リム(11)は、タイヤ溝
(13)の両側壁を構成する一対の耳部(15)(15)と、該耳部
(15)(15)の基端部相互を繋ぐ腹部(18)を備えており、こ
れら耳部(15)(15)と腹部(18)とで囲まれた範囲がタイヤ
溝(13)となっている。そして、タイヤ溝(13)の底壁(10)
を構成する腹部(18)を表裏に貫通するスポーク穴(26)(2
6)にはハトメ(61)(61)が装着されていると共に、図3に
示すように、上記ハトメ(61)(61)の両端から外側に折り
曲げられた係合フランジ部(62)(63)はスポーク穴(26)の
周縁に係合している。
【0020】タイヤ溝(13)の内面全域は、ゴム又は合成
樹脂等の軟質樹脂を塗布して硬化させた軟質樹脂層(51)
でコーティングされている。尚、本実施の形態では、タ
イヤ溝(13)内の両側面を構成する耳部(15)(15)の上端か
らビードシート部(19)に至る範囲の形状は、後述するチ
ューブレスタイヤ(21)のビード部(23)(23)の輪郭形状に
倣った形状に設定されているが、必ずしも上記耳部(15)
(15)の上端からビードシート部(19)に繋がる領域が全域
的にビード部(23)(23)に接触する必要はない。即ち、タ
イヤ溝(13)の内面であって、上記ビード部(23)(23)の外
面の一部がリム周方向に沿って接触する環状域が存在す
れば良い。該環状域でタイヤの内外がシールされるから
である。
【0021】[リムフラップ(31)について]リムフラップ
(31)は、弾性樹脂製の無端ベルト状に形成されていると
共に、該リムフラップ(31)の自由状態での周方向長さ
は、リム(11)の腹部(18)の外周長さより若干短く設定さ
れている。装着されたリムフラップ(31)で腹部(18)の外
周が圧迫されるようにし、これにより、リムフラップ(3
1)と腹部(18)の気密性を確保するためである。又、リム
フラップ(31)の幅は腹部(18)に形成されたスポーク穴(2
6)やバルブ穴(27)を覆い得る寸法に設定されていると共
に、本実施の形態のリムフラップ(31)には、空気バルブ
(33)が一体成形されている。そして、該空気バルブ(33)
は腹部(18)のバルブ穴(27)に挿通されてリム中心側に突
出している。
【0022】[チューブレスタイヤ(21)について]チュー
ブレスタイヤ(21)の内面はゴム膜(28)で被覆されてお
り、一対のビード部(23)(23)の基端部には、既述リム(1
1)のフック部(14)(14)に係合する係合溝(20)(20)が形成
されている。
【0023】[組み立て作業について]上記各部品を用い
て本実施の形態に係る自転車用車輪を組み立てる作業を
説明する。リム(11)の腹部(18)に形成されたスポーク穴
(26)(26)(ハトメ(61)(61)が取付けられている)にスポ
ークニップル(44)(44)を装填してスポーク(41)(41)を取
付ける。
【0024】次に、腹部(18)の外周にリムフラップ(31)
を外嵌すると同時に、該リムフラップ(31)に一体形成さ
れた空気バルブ(33)を腹部(18)のバルブ穴(27)に挿通さ
せる。すると、自由状態にあるリムフラップ(31)の周方
向長さが腹部(18)の外周より若干短く設定されているか
ら、リムフラップ(31)が腹部(18)の外周を圧迫すること
となり、これにより、該リムフラップ(31)が腹部(18)表
面の軟質樹脂層(51)に気密状態に圧接される。これによ
り、腹部(18)のスポーク穴(26)(26)やバルブ穴(27)がリ
ムフラップ(31)で覆われた状態になり、スポーク穴(26)
(26)のハトメ(61)部分や空気バルブ(33)の部位がシール
された状態になる。
【0025】次に、チューブレスタイヤ(21)のビード部
(23)(23)をリム(11)のタイヤ溝(13)に嵌入すると、該ビ
ード部(23)(23)がリム(11)の一対の耳部(15)(15)の内面
から腹部(18)に繋がるビードシート部に気密接触する。
そして、この気密接触部は、リム(11)の周方向全域に亘
たって形成され、周方向全域に亘る範囲が既述した環状
域に対応する。
【0026】この状態で、空気バルブ(33)からチューブ
レスタイヤ(21)に空気を注入すると、チューブレスタイ
ヤ(21)の膨張によってビード部(23)(23)がリム(11)の耳
部(15)(15)内面に圧接されると共に、タイヤ内の空気圧
によってリムフラップ(31)が腹部(18)に圧接され、これ
により、一層気密性が向上して加圧空気がチューブレス
タイヤ(21)内に確実に封じ込められる。
【0027】このものでは、ビード部(23)(23)を備えた
チューブレスタイヤ(21)であれば、これをリム(11)に装
着適用することができる。従って、リム(11)の形状に合
わせた特殊形状のリムフラップ(31)や、該リムフラップ
(31)に密着する端面形状を備えたビード部(23)(23)を有
する専用のチューブレスタイヤ(21)を使用しなければな
らない既述従来のものと相違し、種々の形式のタイヤを
用いて自転車用車輪を組み立てることができ、タイヤの
種類についての選択の自由度が向上する。
【0028】スポーク穴の無い専用のリム(特に、リム
型材をリング状に曲成して端部接合部を溶接したリム)
を使用したチューブレスタイヤ式の自転車用車輪が知ら
れているが、このものでは、リム型材の両端接合部の溶
接作業が必要なだけでなく、専用のスポークやスポーク
ニップルが必要となりコスト高の原因となる。これに対
し、上記実施の形態に係る自転車用車輪では、一般的に
使用されている汎用性のあるスポークやニップルを使用
することが出来るから、廉価に生産することができる。
又、一般的な既存のリム(11)内に軟質樹脂をコーティン
グしたものに、ビード部(23)(23)を具備する一般的なチ
ューブレスタイヤを嵌合するだけで良いから、大掛かり
な設備を必要とせず、自転車用車輪を安価に生産するこ
とができる。
【0029】[その他] .上記実施の形態では、空気バルブ(33)はリムフラッ
プ(31)と一体形成されているが、図4に示すように、リ
ムフラップ(31)と空気バルブ(33)を別体に構成し、該空
気バルブ(33)の外周に刻設された雄ネジ部(38)にナット
(35)(36)を螺合し、シール用のゴムワッシャ(54)(54)を
介してナット(35)(36)でリムフラップ(31)を挟圧するこ
とによって空気バルブ(33)をリムフラップ(31)に取付け
てもよい。
【0030】この場合、リムフラップ(31)としては、周
方向へのみ伸縮性を有し幅方向へは伸縮性を有しないも
の、具体的には、強化繊維製シートをブチルゴムでサン
ドイッチした構造のものを採用することができる。リム
フラップ(31)をリム(11)に装着する際に伸長させる方向
にのみ伸縮性を持たせ、必要でない幅方向への伸縮性を
付与しないようにしたもので、これにより、合理的な機
能を備えたリムフラップ(31)を得ることができる。又、
幅方向に伸縮しないリムフラップ(31)を使用すると、幅
方向及び周方向に伸縮するリムフラップと相違し、スポ
ーク穴(26)(26)にリムフラップ(31)が変形して入り込ん
でしまうのを抑制することができる。従って、リムフラ
ップ(31)がスポークの端部に接触して損傷するのを防止
することができる。
【0031】.上記実施の形態では、タイヤ溝(13)の
内面全域を軟質樹脂層(51)でコーティングしたが、少な
くとも、タイヤ溝(13)の内面であってチューブレスタイ
ヤ(21)のビード部(23)(23)が接触する領域が軟質樹脂層
(51)でコーティングされていれば良い。タイヤ溝(13)の
底壁(10)が軟質樹脂層(51)でコーティングされていなく
ても、リムフラップ(31)の弾性とタイヤ内の空気圧によ
り、リムフラップ(31)が上記底壁(10)に強く圧接され、
これにより、スポーク穴(26)(26)やバルブ穴(27)部分の
気密性が確保できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る自転車用車輪をスポ
ーク(41)装着部近傍で切断した状態の要部断面図
【図2】本発明の実施の形態に係る自転車用車輪を空気
バルブ(33)装着部近傍で切断した状態の要部断面図
【図3】スポーク穴(26)の近傍の拡大図
【図4】 リムフラップ(31)と分離れた空気バルブ(33)
を使用する場合を説明する要部断面図
【図5】従来例の説明図
【符号の説明】
(10)・・・底壁 (11)・・・リム (13)・・・タイヤ溝 (26)・・・スポーク穴 (27)・・・バルブ穴

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リム外周に形成されたタイヤ溝(13)の底
    壁(10)に穿設されたスポーク穴(26)(26)とバルブ穴(27)
    を覆う幅の無端ベルト状の弾性樹脂製のリムフラップが
    前記底壁(10)の外周に圧接状態で外嵌されていると共
    に、前記リムフラップに連設された空気バルブが前記バ
    ルブ穴(27)からリム中心に向けて突出しているチューブ
    レスタイヤ式の自転車用車輪において、 前記タイヤ溝(13)の内面であって、チューブレスタイヤ
    の一対のビード部(23)(23)がリム周方向に沿って接触す
    る環状域が軟質樹脂層でコーティングされている、自転
    車用車輪。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自転車用車輪に於い
    て、 前記タイヤ溝(13)内の両側面に対して前記ビード部(23)
    (23)が接触する部位から前記タイヤ溝(13)の内側の全域
    が前記軟質樹脂層でコーティングされている、自転車用
    車輪。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自転車用車輪に於い
    て、 前記タイヤ溝(13)の内面全域が前記軟質樹脂層でコーテ
    ィングされている、自転車用車輪。
  4. 【請求項4】 請求項1から3項の何れかに記載の自転
    車用車輪に於いて、 前記タイヤ溝(13)内の両側面の上端から前記底壁(10)の
    ビードシート部に至る範囲の形状が、前記チューブレス
    タイヤの前記ビード部(23)(23)の輪郭形状に倣った形状
    に設定されている、自転車用車輪。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4の何れかに記載の
    自転車用車輪に於いて、 前記空気バルブは、前記リムフラップと一体形成されて
    いる、自転車用車輪。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4の何れかに記載の
    自転車用車輪に於いて、 互いに独立した前記空気バルブと前記リムフラップが連
    結されている、自転車用車輪。
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