JP2002159884A - 撥水ノズル - Google Patents

撥水ノズル

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JP2002159884A
JP2002159884A JP2000361035A JP2000361035A JP2002159884A JP 2002159884 A JP2002159884 A JP 2002159884A JP 2000361035 A JP2000361035 A JP 2000361035A JP 2000361035 A JP2000361035 A JP 2000361035A JP 2002159884 A JP2002159884 A JP 2002159884A
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JP
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nozzle
water
repellent
tip
soy sauce
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JP2000361035A
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English (en)
Inventor
Kenji Koyama
健治 小山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、液だれによってノズルや容器が汚れ
ることを防止することが出来かつ注ぐ液体の流径を細流
径化することが出来、更に先端開口部の径を細くしても
詰まることなく液体を容易に注ぐことが出来るノズルを
提供することを課題とする。 【解決手段】先端部の少なくとも内周面が撥水性を有す
る撥水ノズル4であって、望ましくは先端開口部の径が
3.5mm以下とされる撥水ノズル4を提供するもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撥水ノズルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、少なくとも内周面に撥水性を有す
るようなノズルは提供されておらず、例えば醤油差しの
醤油注出口等には通常のノズルが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、液体をノズルから注ぐ際に液切れが悪いた
めに液だれにより醤油が該ノズルや容器に付着して汚れ
るという問題があった。更に、液体の流径を細流径化す
ることが出来ないという課題があり、該ノズルを醤油差
しの醤油注出口に使用する場合に、塩分を取り過ぎない
よう少量の醤油を注ぐことが困難であった。少量の醤油
を注ぐために該ノズルの先端径を細く絞ったものを作ろ
うとすると、醤油を注いだ後に醤油が該ノズル内に残り
易くなり、この醤油の水分が蒸発した後に塩分等が付着
し、繰り返し醤油を注いでいるうちに該ノズルが詰まり
円滑に醤油を注ぐことが不可能となるという問題があ
り、更に該ノズルの先端径を細くすると、液体が該ノズ
ルの先端部を通過し難くなるため、液体を該ノズルから
注ぐ際には容器を強い力で押して該容器中の液体に該ノ
ズルの先端部を通過するのに必要な圧力を及ぼさなけれ
ばならなくなり、ガラス製容器等の変形しない容器には
使用できないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、先端部の少なくとも内周
面と先端面が撥水性を有する撥水ノズル(4) を提供する
ものである。更に、該撥水ノズル(4) の先端開口部の径
は3.5mm以下とされることが望ましい。
【0005】
【作用】本発明の撥水ノズル(4) では、先端部の少なく
とも内周面が撥水性を有するため、該撥水ノズル(4) 先
端部内周面が液体をはじいて液切れを良くすることが出
来る。更に、該撥水ノズル(4) の先端開口部の径を3.
5mm以下とする場合、先端部の少なくとも内周面が撥
水性を有していれば、液体が撥水ノズル(4) の先端部を
通過する際に該撥水ノズル(4) 先端部内周面が液体をは
じいて液体を容易に通過させることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1および図2に示す一
実施例によって説明する。ここでは、図1に示すような
醤油差し(1) の撥水ノズル(4) の場合を例示する。図1
に示す醤油差し(1) は、上面に開口部を有する醤油容器
(2) と、該醤油容器(2) 上面に嵌着される撥水ノズル付
キャップ(3) とからなる。
【0007】該撥水ノズル付キャップ(3) の斜め上側部
には先端開口部を有する撥水ノズル(4) の一対が斜め上
方に向けてそれぞれ突設されており、該撥水ノズル(4)
先端部の内周面および前面には例えばパラフィン、シリ
コン樹脂、フッ素樹脂等の撥水剤を塗布して撥水加工が
施されている。更に該撥水ノズル(4) の先端部は図2に
示すように円錐形状をしており、該撥水ノズル(4) の先
端開口部の径は3.5mm以下に設定されている。
【0008】上記のように該撥水ノズル(4) 先端部の内
周面および前面に撥水加工を施すことにより、液切れが
良くなる。また、該撥水ノズル(4) の先端開口部の径を
3.5mm以下と細くした場合、該撥水ノズル(4) 先端
部内周面が醤油をはじくので該撥水ノズル(4) 内に醤油
が残存し難くなり、蒸発した醤油の塩分等の残留固形成
分が該撥水ノズル(4) の先端開口部を塞いで該撥水ノズ
ル(4) が詰まるのを防止することが出来る。また、醤油
が該撥水ノズル(4) を円滑に通過するため、容器(2) を
強い力で押すことなく該容器(2) を傾けるだけで容易に
醤油を該撥水ノズル(4) から注ぐことが出来る。更に該
撥水ノズル(4) の先端部前面にも撥水加工がされている
場合、該撥水ノズル(4) 先端部前面が醤油をはじいて、
該撥水ノズル(4) 先端開口部に液だれした醤油が付着す
るのを防ぐことが出来る。
【0009】本実施例以外、撥水ノズル(4) 先端部の形
状は、図1および図2に示した前実施例において円錐形
状としたのに対して、図3に示すような円柱形状でもよ
く、図4に示すような外周面円柱内周面円錐形状でもよ
く、図5に示すような外周面円柱内周面偏心円錐形状で
もよく、これらの形状を組合せた形状であってもよい。
また、本実施例では撥水ノズル(4) 先端部の内周面およ
び前面に撥水加工が施されているのに対し、撥水ノズル
(4) の内周面全長にわたって撥水加工されていてもよ
く、更に撥水ノズル付キャップ(3) の内面にも撥水加工
が施されていてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明では、ノズル先端部の液切れを良
くすることが出来るため、液だれによって該ノズルや容
器が汚れることを防止することが出来かつ注ぐ液体の流
径を細流径化することが出来、該ノズルの先端開口部の
径を細くした場合でも該ノズルが詰まることなく液体を
容易に注ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図1および図2は本発明の一実施例を示すものである。
【図1】醤油差しの側面図である。
【図2】撥水ノズル先端部の側断面図である。
【図3】他の実施例における撥水ノズル先端部の側断面
図である。
【図4】更に他の実施例における撥水ノズル先端部の側
断面図である。
【図5】更に他の実施例における撥水ノズル先端部の側
断面図である。
【符号の説明】
1 醤油差し 2 醤油容器 3 撥水ノズル付キャップ 4 撥水ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B001 AA24 BB04 CC13 CC36 3E084 AA02 AA12 AA24 AB01 BA02 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 FA09 FB01 GA04 GB04 LB03 LB07 LC01 LC10 LD01 4F033 AA00 BA03 CA04 DA01 EA01 FA00 NA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部の少なくとも内周面が撥水性を有す
    ることを特徴とする撥水ノズル。
  2. 【請求項2】該撥水ノズルの先端開口部の径は3.5m
    m以下とされる請求項1に記載の撥水ノズル。
JP2000361035A 2000-11-28 2000-11-28 撥水ノズル Withdrawn JP2002159884A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105398671A (zh) * 2014-09-05 2016-03-16 株式会社Lg生活健康 泵压式牙膏容器
JP2016175700A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 東洋製罐グループホールディングス株式会社 ノズル

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Effective date: 20080205