JP3124898U - 目薬タレ防止具 - Google Patents

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節子 阿刀田
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Abstract

【課題】 点眼時において余分の薬液の滴下や流下を防止する簡便構造の目薬タレ防止具を提供する。
【解決手段】 点眼時において目薬タレ防止具1の本体部2から薬液受け板3を引き出し、これを顔12に当てる。この状態で容器本体6を指13により押圧することにより大部分の薬液4は目11に注入され、余分の薬液4は薬液受け板3により受け止められて顔12側に付着しない。
【選択図】図4

Description

本考案は、目薬の点眼時において、目側に点眼されない余分の薬液が滴下して顔等に付着するのを防止する簡便構造目薬タレ防止具に関する。
目薬は通常チューブ状の容器に入れられ、点眼時にはこの容器を指で押圧して目側に薬液を注出させて点眼し得るものから形成されている。この場合、場合により余分の薬液が容器から注出する場合が多く、目側に入らない余分の薬液が滴下される。この薬液の滴下や流出を防止する手段として、例えば、「特許文献1」が挙げられる。
実開平6−5632号(図1)
「特許文献1」の「実開平6−5632号」の「目薬点眼時薬液の自然滴下または流出を防止する目薬容器の補助板」はその図1にあるように目薬の容器1の底部にこれを囲った補助板2,3を設けたものであり、この補助板2,3を設けることにより、点眼時において点眼位置が決まるまでの容器1内の薬液の膨張による容器1外への流出を防止するものであり、点眼の時に生ずる薬液の滴下を防止するものでない。一方、点眼時に容器から目側に注出された余分の薬液が顔に付着すると気持ちが悪いため点眼後にティシュペーパ等によりこの付着薬液を取り除く作業が必要になり極めて面倒である。また、この余分の薬液が顔等に付着しないように別体の受け板を点眼時に顔側に当てることによって以上の問題点は一応解決されるが、別体のものを常に準備しておくのは面倒であり、忘れがちとなる。また、この受け板を顔側に当てるには点眼作用の指の他に別の指等を使用する必要があり、面倒であり、かつ用済の受け板の後処理も面倒である。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、簡便構造で取扱性もよく、余分の薬液の顔側に付着するのを有効に防止する目薬タレ防止具を提供することを目的とする。
本考案は、以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、目薬の点眼時における薬液の滴下等を防止するためのタレ防止具であって、該防止具は、目薬容器の容器本体に着脱可能に保持される本体部と、該本体部に前記薬液の点眼方向に沿って摺動自在に支持され又は前記本体部から点眼方向に突出して一体的に形成される薬液受け板とを有するものからなり、前記薬液受け板は目薬点眼時において目の下方の顔の部分に当接可能の長さを有するものからなることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記薬液受け板が上方側を開口する凹弧状断面を有するものからなることを特徴とする。
本考案の請求項1の目薬タレ防止具によれば、点眼時において目薬容器に保持されている薬液受け板を摺動方向に沿って引き出し、これを目下の顔の部分に当接し、この状態で点眼を行うことにより目側に入らない余分の薬液がこの薬液受け板によって受け止められ、これにより、顔側への薬液の付着が防止される。なお、使用後は薬液受け板上に溜っている薬液を目の中に注入させたこの薬液受け板を摺動させて収納すればよい。なお、本体部と一体的のものはそのままの状態で保持することになる。また、この薬液受け板は目薬容器に着脱可能に保持されているが、目薬容器と一体的に保管されるものであり、別体の物のように使用時に特別な処置を必要とするものではない。
また、本考案の請求項2の目薬タレ防止具によれば、薬液受け板が凹弧状のものからなり、余分の薬液を安定的に受け止めることができる。
以下、本考案の目薬タレ防止具の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図5(a),(b)に示すように、目薬容器5としては薬液4を収納している容器本体6とこの薬液注出側に螺着されるキャップ7を有するものからなる。目薬を目に注入する際にはキャップ7を取り外し、容器本体5を指で圧接することにより容器本体5の先端から薬液4が噴出され目側に薬液が注入される。
本考案の目薬タレ防止具1は、図1(a),(b)に示すように、以上の構造の目薬容器5に着脱可能に係着する部材からなる。即ち、この部材は、薬液4を収納している容器本体6に係着する本体部2と、薬液4の噴出方向に沿って本体部2に摺動自在に保持される薬液受け板3等とからなる。
図2(a)に示すように、本体部2は上方側に容器本体6に嵌り込む半弧状部8を形成し、下部に肉厚部9を形成する例えばプラスチック製の細長な部材からなり、肉厚部9には凹弧状の貫通孔10が形成されるものからなる。半弧状部8を容器本体6の半円弧よりも小さ目に形成することにより本体部2は容器本体6に着脱可能に保持される。
一方、薬液受け板3は図1及び図2に示すように本体部2の貫通孔10に摺動自在に保持される凹弧状の指断面を有する板状のものからなる。この薬液受け板3は不使用時には本体部2側に大部分が収納されているが、使用時には本体部と側から引き出して容器本体6の薬液4の噴出口よりも進んで位置まで引き出してセットする。
図3は薬液受け板3aが本体部2aに一体的に形成される目薬タレ防止具1aを示す。この場合、薬液受け板3aの突出長は点眼時にその先端が顔に当る長さからなる。
次に、図4により、本考案の目薬タレ防止具1を設けた目薬容器5による薬液4の注入の様子と薬液4の滴下や流出を防止する様子等を説明する。
前記のように、目薬タレ防止具1の本体部2から薬液受け板3を引き出した状態で目薬容器5の先端を目11に近接する位置まで進めると薬液受け板3が目11の下の顔12の部分に当接する。この状態で指13により目薬容器5の容器本体6を圧接すると容器本体6の先端から薬液4が噴出され、大部分の薬液4は目11に注入される。しかしながら、目11に注入されなかった薬液4は滴下されるが、この滴下される薬液4は薬液受け板3により受け止められ、その上面に溜る。従って、薬液4の液下や顔12側への付着は防止される。
薬液4の目11への注入が終了したら薬液受け板3上の薬液4を目11の中に注入した後、薬液受け板3を本体部2内に収納する。
なお、目薬タレ防止具1を軟質のプラスチックで形成し可能な限り薄厚のものから形成することにより目薬容器5の重量オーバが防止され取扱性の向上が図れる。また、薬液4の注入時における指13による押圧も目薬タレ防止具1のない場合とほとんど変らないで操作可能である。
また、この目薬タレ防止具1は目薬容器5と常時一体的の形態で販売されてもよく、また、付属品としてセットされて販売されてもよい。
以上の説明について目薬タレ防止具1の構造を説明したが、目薬タレ防止具1は以上の構造に限定するものではなく、同一の技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本考案の目薬タレ防止具は図4に示したような目薬容器のみに適用されるものではなく、各種形態の目薬容器に対してもほぼ同一の形状のものでの適用が可能であり、その利用範囲は広い。
本考案の目薬タレ防止具を設けた目薬容器を示す斜視図(a)及びA−A線断面図(b)。 本考案の目薬タレ防止具の構造を示す斜視図(a)及びB−B線断面図(b)。 本体部と一体的構造の薬液受け板を有する実施例を示す外観図。 本考案の目薬タレ防止具を設けた目薬容器における使用方法と滴下防止を説明するための模式図。 一般的な構造の目薬容器の外観図及びC−C線軸断面図(b)。
符号の説明
1 目薬タレ防止具
1a 目薬タレ防止具
2 本体部
2a 本体部
3 薬液受け板
3a 薬液受け板
4 薬液
5 目薬容器
6 容器本体
7 キャップ
8 半弧状部
9 肉厚部
10 貫通孔
11 目
12 顔
13 指

Claims (2)

  1. 目薬の点眼時における薬液の滴下等を防止するためのタレ防止具であって、該防止具は、目薬容器の容器本体に着脱可能に保持される本体部と、該本体部に前記薬液の点眼方向に沿って摺動自在に支持され又は前記本体部から点眼方向に突出して一体的に形成される薬液受け板とを有するものからなり、前記薬液受け板は目薬点眼時において目の下方の顔の部分に当接可能の長さを有するものからなることを特徴とする目薬タレ防止具。
  2. 前記薬液受け板が上方側を開口する凹弧状断面を有するものからなることを特徴とする請求項1に記載の目薬タレ防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111836611A (zh) * 2018-03-13 2020-10-27 参天制药株式会社 滴眼辅助用具
JP7475572B1 (ja) 2023-09-25 2024-04-30 博紀 藤田 目薬のキャップ用仮置き材

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