JP2788226B2 - ソープ薬剤入りボトルの装い装置 - Google Patents

ソープ薬剤入りボトルの装い装置

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JP2788226B2
JP2788226B2 JP8111542A JP11154296A JP2788226B2 JP 2788226 B2 JP2788226 B2 JP 2788226B2 JP 8111542 A JP8111542 A JP 8111542A JP 11154296 A JP11154296 A JP 11154296A JP 2788226 B2 JP2788226 B2 JP 2788226B2
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soap
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喜久夫 下野
康博 大倉
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details

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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として洗面所に置
いておき、手を洗う時にポンプを操作して少量のソープ
を手に吐出させるソープ薬剤入りボトルの装い装置(外
観を向上させ安定を図る装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来樹脂製のソープ薬剤入りボトルの上
開口部に樹脂製の手押し式のポンプを螺合固定したもの
は広く採用されている。しかしその場合は高級感がな
く、豪華な洗面所に配置するには相応しくない。この対
策として、ボトルを陶器で形成し、外面に花柄模様等を
施したものもあるが、浸蝕によりソープが陶器の内面を
傷めて洩れ出すことがあり、又倒したり位置を変える時
に落としたりすると破損し、ソープが全量流れ出し、周
囲が汚れる。更に従来の樹脂製のソープ薬剤入りボトル
の場合、300ccのもののポンプ吐出量は1回1cc
程度で適当であるが、徳用の700cc用のボトルのポ
ンプでは1回の吐出量が3ccと多過ぎることになり、
無駄が生ずる。又従来のポンプは吐出口がボトルに対し
て360度自由に回動する為、最適位置へソープを落と
すことができないことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ソープが洩
れ出す恐れのない豪華なソープ薬剤入りボトルの装い装
置を提供し、1回の吐出量を最適にし、又ソープの吐出
位置を常時最適に保持することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ソープ薬
剤入りボトルを下側から挿入でき上下に開口部を有する
筒状の装い本体の上開口部からソープ薬剤入りボトルに
上端に横向きの吐出口を有するポンプを取り付け、ポン
プ上端の薬剤吐出時手で押し下げる頭部にこの頭部と吐
出口を覆い装い本体の上開口部内面に上下動自在に嵌合
する装いヘッドを装着したことを特徴とするソープ薬剤
入りボトルの装い装置である。
【0005】第2の発明は、ソープ薬剤入りボトルの上
端にキャップを用いてポンプを取り付け、装いヘッドの
頂部下面にポンプ頭部押下げ行程の下端で下端がソープ
薬剤入りボトルへのポンプ取付け用の上記キャップの頂
面に衝合してポンプストロークを小さい値に定めるスト
ッパーを固着した第1の発明のソープ薬剤入りボトルの
装い装置である。
【0006】第3の発明は、装いヘッドの頂部の下面に
筒状部を一体に設け、装い本体の上開口部の内面に円周
方向の間隔を隔てた2個の突起を設け、上記上開口部の
内面に上記筒状部を嵌合すると共に上記筒状部の側面に
上記2個の突起の間の位置を占める突起を設けて吐出口
の回動範囲を少なくした第1の発明のソープ薬剤入りボ
トルの装い装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1のソープ薬剤入りボトル1と
ポンプ2は共に樹脂製で、ボトル1の側面底部には4箇
所に凹部3が設けてあり、この凹部3には陶器製の装い
本体4の内面底部の内向きフランジ5に弾性的に嵌合し
たリング状の底ラバー6の内面4箇所の内向き突起板7
が嵌合している。底ラバー6は柔軟な樹脂製のものを含
む意味に使用しており、底面は装い本体4の底面よりも
僅かに下方へ張り出しており、突起板7はポンプ2の装
着されていない状態のボトル1を下開口部8から装い本
体4内に下方から押し上げる時には撓み、凹部3内に嵌
まった後には、ボトル1を解放した状態で装い本体4を
持ち上げた時凹部3の上縁に係合し、装い本体4に対し
てボトル1が1aの位置よりも下方へ落ちないように
(間隔Lに相当する量だけ下方へ突出するように)、ス
トッパーの機能を果たす。凹部3と突起板7の位置関係
は、図1のII−II矢視底面図である図2と図2のIII−I
II断面を示す図3に示してある。
【0008】ボトル1の上端部にはポンプ2を固定する
為のキャップ10が螺合し、キャップ10内には吐出管
11の下端部が嵌合するポンプ本体(図示せず)が内蔵
され、そこからボトル1の底部まで吸入管(図示せず)
が延び、吐出管11の上端部には押下げ用の頭部12と
そこから左横方向に延びる吐出口13が一体に設けてあ
る。吐出口13には左方向へ行くにつれて細くなる樹脂
管製のノズル14の右半部が弾性的に嵌合固定されてい
る。15はスリットである。ノズル14は吐出口13か
ら吐出されるソープを図1の左横方向へ向け、先端から
たれ下るソープにより装い本体4が汚れることを防止し
ている。
【0009】ポンプ2の頭部12とノズル14を含む吐
出口13は陶器製の装いヘッド17の頂部18と下開き
筒状部19とノズルカバー部20とで覆われており、筒
状部19は装い本体4の上端に接着された樹脂製のスリ
ーブ21の内面22(上開口部)に昇降自在に嵌合して
いる。ノズルカバー部20は下側に装いヘッド17から
ポンプ2を外す時にノズル14や吐出口13が通過しう
る幅のスリット23を有する断面下開き略C形で、スリ
ット23は同じ目的の為に筒状部19の左側面に設けた
スリット22aに連続している。装い本体4と装いヘッ
ド17は、陶器、ガラス、樹脂、竹篭状部材、硬質布等
で形成することもできる。
【0010】24は下開き筒状の樹脂製のストッパー
で、左端側壁にスリット22aとほぼ等しい幅のスリッ
ト25を備え、頂部26は装いヘッド頂部18の下面に
接着され、ストッパー24の下端は装いヘッド17を押
し下げた時にキャップ10の頂面28に衝合し、この時
のストロークSで丁度例えば1ccのソープがノズル1
4から噴出するようにポンプストロークを減少させて
(小さい値に定めて)いる。ストッパー頂部26の下面
は両面テープ27を介してポンプ頭部12の上面に接着
されている。この両面テープ27は、装いヘッド17を
押し下げた後急に手を離し装いヘッド17を解放した
時、装いヘッド17がポンプ2の内蔵しているばねによ
り飛び上がり、スリーブ21から上方へ外れそうになっ
たり、悪戯で装いヘッド17が持ち去られたりする可能
性を防止しているから、ある方が好ましい。又ボトル1
を交換する際にポンプ2から装いヘッド17を取り外す
ことができる。ストッパー24として頂部26を持たな
い筒状のもの(スリット25は有する)を使用すること
もでき、頂部18の下面に接着する代わりに筒状部19
の内面に圧入固定することも可能である。尚図1で29
は本発明の装置を置く洗面所の台で、装い本体4はその
下面より僅かに下方へ突出した柔軟な底ラバー6を介し
て、又ボトル1はその底面が直接載置される。又30は
装い本体4の外周面に施された模様で、装いヘッド17
の外周面にも同様の模様が施されて、豪華な雰囲気を醸
し出すように構成されている。
【0011】図2のIII−III断面を示す図3で明らかな
ように、ボトル1の凹部3の上面と突起板7の上面との
間には通常Lの間隔が明いているが、図1の状態より台
29を掃除する場合等に、装い本体4を両手で掴み持ち
上げると、突起板7が凹部3の上面に衝合してボトル1
も共に上昇する。その時、ボトル1は装い本体4よりL
だけ下方の1aの位置へ張り出し、即ち下方へ落下する
ことはないので、全体を横の別の位置に移すことが容易
にできる。勿論突起板7を設けない場合にも、装い本体
4を持ち上げると、スリーブ21の上端縁がノズルカバ
ー部20の下縁に衝合してボトル1の下方への落下は防
止されるのであるが、その時はボトル1の下方への突出
量が大きくなり、横へ動かすのに装い本体4を高く持ち
上げなければならなくなり、手間がかかる。しかもボト
ル1が重い場合は、スリーブ21の上端縁がノズルカバ
ー部20の下縁を持ち上げる際に両面テープ27が外
れ、吐出口13の下面に直接当り、ポンプ2を介してボ
トル1を引き上げることになることもあり、その時には
吐出口13や吐出管11に負荷が掛かり、ポンプ2の耐
久性を損なう可能性がないともいえないので、突起板7
と凹部3によりボトル1を支持することは好ましい。突
起板7がない場合に、ノズルカバー部20と吐出口13
の下端縁を揃えておくと、装い本体4を持ち上げる際に
吐出口13に負荷はかかるが、両面テープ27が外れる
恐れはなくなる。
【0012】突起板7の代わりに、図4のように、底ラ
バー6の長径上両端部内面に垂直な3枚1組の略三角形
の突起板7a、7b、7c(内方への突出量が次第に減
少している)を対称に設けることもできる。図4のV−
V断面は図5の通りである。装い本体4に底部の下開口
部からボトル1を入れる際には、底ラバー6の長径X1
(図4)に対してボトル1の長径をX2のように傾けて
突起板7a、7b、7cを避けることにより容易に挿入
でき、挿入後にボトル1を図4で時計方向に回して長径
2をX1に揃え、突起板7a、7b、7c上に下すと図
5の状態に収まる。この場合は装い本体4を持ち上げて
横に移す際にボトル1が装い本体4から下方へは殆ど張
り出さないので、取扱いが一層容易になる。
【0013】使用中にノズル14の向きが殆ど変わらな
いようにする為、図1のVI−VI断面を示す図6のよ
うに、スリーブ21の内面22のノズル14と反対側に
は近接した2個の垂直な低い突条32(突起…図1参
照)が設けてあり、装いヘッド筒状部19には上記2個
の突条32の間の位置を占める垂直な突条33(突起)
が設けてある。従って装いヘッド17の回動範囲は突条
33が2個の突条32の間を動くことのできる範囲(図
6の角A)に狭められ、これによりノズル14の方向を
常時ほぼ一定に保つことができ、便利になる。
【0014】図1のように、装い本体4の下開口部8か
ら、上端の蓋を開いたボトル1を入れ、ボトル1の上端
開口にキャップ10を用いてポンプ2を螺着する。一
方、装いヘッド17の頂部18の下面には、予めストッ
パー24の頂部26を接着しておき、吐出口13、ノズ
ル14の結合体をスリット25、22a、23を通して
ポンプ2に装いヘッド17を被せ、ポンプ頭部12とス
トッパー頂部26を両面テープ27で固着する。この状
態で装いヘッド頂部18を押し下げると、ストッパー2
4の下端がキャップ頂面28に当り、停止し、それまで
にノズル14から1ccのソープが吐出される。
【0015】ストッパー24は、ボトル1が300cc
の小容量のもので、それに付属するポンプ2の吐出量が
1ストローク当り1ccの市販品の場合は不要である。
しかし容量が700ccのボトルに付属しているポンプ
の吐出量は1ストローク当り3ccであり、洗面所用と
しては多いので、図示のストッパー24が有効になる。
【0016】
【発明の効果】第1の発明によると、ソープ薬剤入りボ
トル1の取付け、交換が容易で、装い本体4が割れても
ボトル1からソープが飛び散ったり洩れ出して周りを汚
す恐れのない豪華なソープ薬剤入りボトルの装い装置を
提供することができる。装い本体4を陶器で製造した場
合にも、ソープは装い本体4に接触しない為装い本体を
傷める恐れがない。
【0017】第2の発明によると、1回の吐出量を最適
に調整することができる。
【0018】第3の発明によると、ソープの吐出位置を
常時最適に保持することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装い装置の縦断正面図である。
【図2】 図1のII−II矢視底面図である。
【図3】 図2のIII−III断面図である。
【図4】 別の実施例を示す為の図2に対応する図面で
ある。
【図5】 図4のV−V断面図である。
【図6】 図1のVI−VI断面図である。
【符号の説明】
1 ソープ薬剤入りボトル 2 ポンプ 4 装い本体 8 下開口部 10 キャップ 12 頭部 13 吐出口 17 装いヘッド 18 頂部 19 筒状部 22 内面(上開口部) 24 ストッパー 28 頂面 32 突条(突起) 33 突条(突起) S ポンプストローク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−198323(JP,A) 実開 昭64−41393(JP,U) 実開 平5−21791(JP,U) 実開 平4−32193(JP,U) 実開 昭60−56394(JP,U) 登録実用新案3010836(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47K 5/12 A47K 5/18 A47K 5/03 A47K 5/122

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソープ薬剤入りボトルを下側から挿入で
    き上下に開口部を有する筒状の装い本体の上開口部から
    ソープ薬剤入りボトルに上端に横向きの吐出口を有する
    ポンプを取り付け、ポンプ上端の薬剤吐出時手で押し下
    げる頭部にこの頭部と吐出口を覆い装い本体の上開口部
    内面に上下動自在に嵌合する装いヘッドを装着したこと
    を特徴とするソープ薬剤入りボトルの装い装置。
  2. 【請求項2】 ソープ薬剤入りボトルの上端にキャップ
    を用いてポンプを取り付け、装いヘッドの頂部下面にポ
    ンプ頭部押下げ行程の下端で下端がソープ薬剤入りボト
    ルへのポンプ取付け用の上記キャップの頂面に衝合して
    ポンプストロークを小さい値に定めるストッパーを固着
    した請求項1記載のソープ薬剤入りボトルの装い装置。
  3. 【請求項3】 装いヘッドの頂部の下面に筒状部を一体
    に設け、装い本体の上開口部の内面に円周方向の間隔を
    隔てた2個の突起を設け、上記上開口部の内面に上記筒
    状部を嵌合すると共に上記筒状部の側面に上記2個の突
    起の間の位置を占める突起を設けて吐出口の回動範囲を
    少なくした請求項1記載のソープ薬剤入りボトルの装い
    装置。
JP8111542A 1996-05-02 1996-05-02 ソープ薬剤入りボトルの装い装置 Expired - Lifetime JP2788226B2 (ja)

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JP7025706B2 (ja) * 2017-08-29 2022-02-25 Toto株式会社 水石鹸供給装置

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