JP2002159804A - 沈降分離室、これを備える汚泥濃縮槽及び汚水浄化槽 - Google Patents

沈降分離室、これを備える汚泥濃縮槽及び汚水浄化槽

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JP2002159804A JP2000356920A JP2000356920A JP2002159804A JP 2002159804 A JP2002159804 A JP 2002159804A JP 2000356920 A JP2000356920 A JP 2000356920A JP 2000356920 A JP2000356920 A JP 2000356920A JP 2002159804 A JP2002159804 A JP 2002159804A
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宏 山下
Nobuyoshi Katagai
信義 片貝
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淳 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 槽(又は室)容量がコンパクトで沈降分離能の
良好な沈降分離室、この沈降分離室を備える汚泥濃縮槽
及び汚水浄化槽を提供する。 【解決手段】汚水流入口2及び流出口7が設けられた周
壁8,10と、下端部に開口12を有する傾斜底面10
a,10bと、前記流出口7に繋がる越流堰6が設けら
れている沈降分離室1であって、越流堰6は汚水流入口
2側へ張り出すように形成されていることを特徴とする
沈降分離室。この沈降分離室を槽内に組み込み汚泥濃縮
槽とし、あるいは汚水浄化槽とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屎尿、その他の生
活排水、又はこれらの合併汚水(以下、単に汚水ともい
う)中に含まれる固形物を沈降分離する沈降分離室、こ
れを備える汚泥濃縮槽及び汚水浄化槽に関する
【0002】
【従来の技術】従来、固形物の分離、汚泥濃縮及び貯留
を一つの槽で兼ねる沈降分離槽(又は沈降分離室)は知ら
れていて、これは、原水汚水中の固形物の分離及び浄化
槽内で発生する汚泥の貯留等を行うために、主に汚水浄
化槽の前処理槽として用いられている。この沈降分離槽
は、汚水中の固形物を重力沈降のみの作用によって分離
しながら貯留させるものであり、槽内に濾材を備える嫌
気濾床槽と比べて構造が単純且つ安価である利点を有し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、従来の沈降分離室は固形物の分離を重力沈降のみで
行なっているため、必要な沈降分離能を得るために槽の
設置面積を大きくする(水面積負荷を低くする)しかな
かった。また、固形物の分離、汚泥濃縮及び貯留を一つ
の槽で兼ねているため、汚水流入時に貯留した汚泥が巻
き上げられて次槽へ流出しやすく、結果的に槽容量に対
して汚泥貯留能が小さい問題があった。本発明は、槽
(又は室)容量がコンパクトで沈降分離能の良好な沈降分
離室、この沈降分離室を備える汚泥濃縮槽及び汚水浄化
槽を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の沈降分離室は次のような構成とした。すな
わち、本発明の沈降分離室は、汚水流入口2及び流出口
7が設けられた周壁8,10と、下端部に開口12を有
する傾斜底面10a,10bと、前記流出口7に繋がる
越流堰6が設けられている沈降分離室1であって、前記
越流堰6は、前記汚水流入口2側へ張り出すように形成
されていることを特徴とするものである。
【0005】ここで、越流堰6は略水平に形成された溝
状越流堰が好ましい。また、汚水流入口2と越流堰6の
汚水流入口側一端との間には、液流抑制部材3が配され
ることが好ましい。
【0006】更に、上記沈降分離室において、越流堰6
には三角堰又は四角堰が多数形成されることが好まし
い。
【0007】更に、上記沈降分離室の形状は、四つの周
壁8,8,10,10をもつ箱体形状で、対面する一対
の側壁8,8のうちの一方に汚水流入口2が形成され、
他方には流出口7が形成され、対面する他の一対の側壁
10,10は、それぞれ内側下方に向かって斜めに延び
て傾斜底面(断面視が略V字状)10a,10bを形成
しながら下端部が開口している沈降分離室が好ましい。
【0008】本発明は、また、上記沈降分離室を槽内上
部に備えている汚泥濃縮槽にも関する。
【0009】本発明は、更に、この汚泥濃縮槽を備えて
いる汚水浄化槽にも関する。
【0010】
【作用】 沈降分離室1の汚水流入口2付近の液流抑制
部材3は、汚水の流入による液乱れを防止し、汚水の短
絡を防止する。また、越流堰6を流出口7付近にだけ設
けるのではなく、液流抑制部材3付近にまで張り出して
設けているので、越流堰6の越流負荷は従来の1/2〜
1/10になり、沈降分離室における固形物の沈降分離
能は大幅に(従来の2〜10倍に)向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、図面を参照して、本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一例
の沈降分離室の図で、(a)は平面図で、(b)はb−
b断面図、(c)はc−c断面図である。また、図2
は、図1に示された越流堰の斜視図である。沈降分離室1
の周壁は、対面する2対の側壁8,8及び10,10か
らなり、1対の側壁8,8のうち一方には汚水の汚水流
入口2が、他方には固形物分離後の上澄みを排出するた
めの流出口7が設けられ、他の一対の側壁10,10の
下部は中心に向かってそれぞれ傾斜部を有する傾斜底面
10a,10bに繋がり、且つその傾斜底面10a,1
0bの下端部には固形物を室外に排出させる開口12が
形成されている。また、汚水流入口2付近には、汚水の
流入による液乱れを抑制する邪魔板(液流抑制部材)3
が設けられ、この邪魔板3と流出口7との間には上澄み
を集水させる越流堰6が設けられている。
【0012】汚水は、先ず汚水流入口2から流入部4に
流入し、沈降分離室1内の沈降分離ゾーン5に導かれ
る。ここで汚水に含まれるトイレ排水中の沈降性固形
物、厨房排水中の沈降性固形物等の固形物を沈降分離さ
せ、その上澄水は越流堰6により集水され、流出口7か
ら次槽に排出される。
【0013】ここで、対面する2対の側壁8,8及び1
0,10は、各々が直角になるように形成し、側壁8,
8と側壁10,10との辺長さの比は約1/2又はそれ
以下であることが好ましい。沈降分離ゾーン5における
汚水の流れが押出し流れの状態に近づき、汚水に含まれ
る固形物の分離性能を高められるからである。
【0014】また、汚水流入口2は、汚水を沈降分離室
1内に流入させるためのものであり、その設置位置は、
汚水流入口2の下端が沈降分離室内の液面よりも高い位
置に設ける。
【0015】邪魔板3は、汚水流入口2から流入する汚
水の流速を低減させたり、汚水の短絡を防止するために
設けられるもので、汚水流入口2側の壁面8に向かって
傾斜を設けた部材等を使用でき、そのときの傾斜角は5
0°〜80°程度が好ましい。また、邪魔板3は、図1
のように、その二辺を沈降分離室1の側壁面10,10
に接続させてもよい。あるいは、邪魔板3の両端を汚水
流入口2側の壁面8に接続させて筒状に形成させてもよ
い。邪魔板3を浸漬させる下端部は、沈降分離室1の底
部の液流を乱さず、短絡しないように、液深の1/2〜
4/5程度の位置におく。
【0016】 邪魔板3で流速が抑制された汚水は、沈
降分離ゾーン5に進む。沈降分離ゾーン5は、汚水に含
まれる固形物を重力沈降させてこれを固形物と上澄水と
に分離するものであり、その下方には開口12がある。
側壁10,10は、内側下方に向かって延びる傾斜底面
(断面視が略V字状)10a、10bと一体に繋がって
いて、その傾斜底面10a及び10bの間に上記開口1
2が形成されている。側壁10の傾斜角(θ)は、50
°〜80°程度(さらには60°〜75°程度)が好ま
しい。また、開口12の隙間(W)は80〜150mm
程度が好ましい。また、傾斜底面10a及び10bの下
端部の位置関係は、一方の下端部を他方の下端部よりも
下方におき、かつ水平方向に所定距離(L)張り出せる
ことが好ましい。
【0017】沈降分離ゾーン5で固形物を沈降分離した
後の上澄みは越流堰6に集水される。越流堰6は溝状越
流堰で、その一端は邪魔板3付近に張り出し、他端は流
出口7側の壁面8に接続して横設されている。なお、上
記一端は邪魔板3に接続しなくてもよいが、堅く固定す
るためには接続するほうがよい。
【0018】越流堰6は、図1、図2に示すような形態
に限らない。例えば、図3(イ)、(ロ)、(ハ)に示
すような他の形態であってもよい。図3(イ)は、越流
堰6が流出口7側の側壁8及び側壁10,10に沿って
形成された例である。図3(ロ)は、直線的に形成され
た部分と、側壁10,10に向かって分岐する部分とか
らなる越流堰6の例である。図3(ハ)は、複数の越流
堰6が、流出口7側の壁面8,8から邪魔板3に向かっ
て形成された例である。
【0019】このように、越流堰6を流出口7付近に設
けるにとどまらず、流入口2付近に配した邪魔板3近辺
まで張り出して横設することにより、沈降分離室におけ
る固形物の沈降分離能を大幅に(従来の2〜10倍)向
上でき、槽容量のコンパクト化が可能となる。
【0020】なお、越流堰6に三角堰9や四角堰(図示
省略)を多数設けることにより、越流堰6の各部位にお
ける水流負荷の偏りを軽減させることができ、さらに安
定した沈降分離能を得ることができる。
【0021】 図4は、上記沈降分離室を組み込んだ汚
泥濃縮槽の例で、(a)は正面概略図、(b)はb−b
断面図である。次に、本発明の汚泥濃縮槽について図4
を用いて説明する。
【0022】汚泥濃縮槽13は、槽内上部に沈降分離室
1を備え、下部に汚泥貯留ゾーン14が設けられてい
る。沈降分離室1内の沈降分離ゾーン5で分離された汚
水中の固形物は、開口12から汚泥貯留ゾーン14の底
部に至り蓄積する。蓄積された固形物(汚泥、又はS
S。)は液流によって乱されることが少なく、そこで汚
泥化する。汚泥は、時間経過とともに徐々に嫌気化し一
部はスカムとなって汚泥貯留ゾーン14上部の液面付近
に浮上する。この際、沈降分離室1の傾斜底面10bの
下端を傾斜底面10aの下端よりも下方に、かつ水平方
向に張り出せているので、浮上するスカムは沈降分離室
1内に入ることを防止している。なお、液面から傾斜底
面10bの下端までの深さhは、液深Hの20〜80%
程度が好ましく、より好ましくは40〜60%程度であ
る。
【0023】この汚泥濃縮槽13では、重いものが底部
に、軽いものが上部にそれぞれ高濃度に蓄積できるの
で、槽のコンパクト化(若しくは小型化)を図ることが
できる。
【0024】図5は、本発明の上記汚泥濃縮槽を組み込
んだ汚水浄化槽の概略断面図である。汚水浄化槽15に
は、仕切壁21、22、23、24によって各々区画さ
れた汚泥濃縮槽13、浮上分離槽17、好気処理槽1
8、濾過槽19及び消毒槽20がそれぞれ設けられ、こ
の順に配置されている。
【0025】汚水流入口2から流入部5に流入した汚水
は、上記したように、略水平流となって汚水流入口2側
から移流部27に向かって移流し、略水平流の流速より
も速い沈降速度を有する固形物は、下部の開口12に向
かい、ここを通過して汚泥濃縮槽13の底部に至り蓄積
する。
【0026】汚泥濃縮槽13に続く浮上分離槽17で
は、汚泥濃縮槽13からの移流液を移流部27で受け、
含まれる浮上性固形物を浮上分離させる槽である。この
浮上分離槽17内には、液を後段の好気処理槽18へ定
量供給するための流量調整装置28が配置されている。
汚水は汚水浄化槽15に間欠的に流入するため、この流
量変動を吸収して平均化させた量を次の好気処理槽18
へ供給し、好気的生物処理を良好に行わせるためであ
る。
【0027】このような流量調整が行われるため、浮上
分離槽17の水位(若しくは液面)は高水位(H.W.
L)と低水位(L.W.L)との間で変化するととも
に、液面付近に浮上した汚泥は、水位の変動に追随して
移動する。ここで、浮上した汚泥の塊が移流部27から
流入した移流液によって壊されないように、移流部27
側付近にも液流抑制部材を設けている。
【0028】浮上分離槽17内にも、汚泥や微生物が付
着する濾材や接触材等の部材(図示せず)を配置させる
こともできる。これら部材の上部を大気に露出させるこ
ともあり、この場合には散水濾床の機能を発揮させるこ
とができる。
【0029】流量調整装置28としては、通常、ブロワ
29から供給される空気を用いたエアリフトポンプ式が
用いられる。このエアリフトポンプの揚水管30の下端
は、浮上分離槽17の槽底部付近で開口し、低水位
(L.W.L)面と揚水管30の下端との間には十分な
距離を設けて、浮上した汚泥を吸い上げないようにして
いる。流量調整装置28には、エアリフトポンプ式の他
に電動ポンプ等を用いることもできる。
【0030】浮上分離槽17に続く好気処理槽18は、
好気条件下に好気的微生物によって有機物を分解処理す
る槽である。好気処理槽18には、有機物を効率よく分
解させるために、通常、微生物を大量に付着保持させる
ことのできる微生物担体を充填した生物反応層31を設
ける。また、好気的条件を維持させるために、ブロワ3
2からの空気を散気管33から吐出させる。
【0031】ここで、生物反応層31は、固定した状態
の固定床としても、又は流動した状態の流動床としても
よい。微生物担体には板状、網板状、ヘチマ状、多孔質
状、筒状、棒状、骨格球状、更には粒状、不定形な塊
状、立方体状、繊維塊状等、種々の形状に加工したもの
を用いることができる。また基材としては、例えばポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ
ビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の
合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工
物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等で比重1
以上のもの、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリスチレン等で比重1以下のものを
用いることができる。
【0032】 好気処理槽18の液は下向きに流れ、槽
内で有機物が好気的に生物分解される。そのとき、有機
物の一部は生物性汚泥に転換され、この生物性汚泥は槽
底部に集まる。この汚泥をエアリフトポンプ等を用いて
固液分離槽18に戻すこともできるが、発生する汚泥量
が少ない場合は移流液とともに次槽の濾過槽19へ移流
させる。なお、好気処理槽18内の液の流れ方向は、下
向流に代えて上向流又は水平流にすることもできる。
【0033】好気処理槽18からの液は、移流管34を
通って濾過槽19へ移流する。図5では、移流管34は
下端が閉じられた管を用いており、この管の途中に移流
口35を設けている。
【0034】濾過槽19には、固形物を捕捉させるため
の浮上性濾材が充填された濾床36が形成されており、
液の流れ方向は上向流で、汚泥はここで捕捉される。な
お、浮上性濾材には、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等の比
重1以下を有する材料を粒状、塊状、筒状、網状、棒
状、繊維塊状等、更には多孔質状等に成形、加工したも
のを用いることができる。
【0035】上記したように濾床36における液の流れ
方向は上向流であり、濾床36を洗浄するための洗浄用
水を溜めて置く槽が不要で、汚水浄化槽のコンパクト化
を図ることができる。
【0036】 濾床36の下方には、ブロワ32に接続
された散気管37を配する。汚泥が濾床36に捕捉され
詰まってくるので、これを定期的に又は適宜に洗浄す
る。この洗浄は次のようにして行う。ブロワ32を稼動
させて散気管37から空気を吐出させ、濾床36をバブ
リングする。この際、ブロワ32からの空気の一部をエ
アリフトポンプ38にも供給する。これによって、濾床
36から剥離した汚泥は槽内水とともに洗浄排水となっ
て濾床36を下降し、槽底部の移流口35を通り、前記
したエアリフトポンプ38によって排出される。この洗
浄排水は移送管40を介して汚泥濃縮槽13の汚水流入
口2側に移送される。洗浄排水を濾過槽19の底部から
引き抜けば残液は無くなるので、濾床の洗浄は効果的に
行われる。
【0037】濾過槽19の洗浄は、通常、浮上分離槽1
7の水位が低水位(L.W.L)のときに行う。家庭で
は、深夜に汚水が排出されることが少なく、このとき浮
上分離槽17は低水位(L.W.L)になることが多い
からである。
【0038】濾過槽19の上部から溢れ出た移流液は、
消毒筒41と接触した後、消毒槽20に入り、大腸菌や
細菌等が殺菌消毒される。処理された処理水は、放流口
42から汚水浄化槽外に排出される。
【0039】汚水浄化槽15の槽上部には、槽内の保守
点検及び清掃を容易に行うことができるように、マンホ
ールが設けてあり、そこにマンホールカバー44が取り
付けられている。なお、図5では、汚泥貯留ゾーンを浮
上分離槽17の下部に張り出させた構造としたが、仕切
壁21を屈曲させないで垂直方向のみに配置させた構造
であってもよい。
【0040】
【発明の効果】1)本発明の沈降分離室によれば、越流
堰を流出口付近にのみ設けるのではなく、液流抑制部材
付近にまで張り出して設けているので、越流堰の負荷を
大幅に低減でき、固形物分離能が向上する。これにより
槽容量をコンパクトにすることができる。 2)本発明の汚泥濃縮槽によれば、流入する汚水が汚泥
濃縮ゾーンを通過しにくい構造としたので、汚泥の濃縮
化を図ることができ、これにより槽容量に対する汚泥貯
留能を高めることができる。 3)本発明の汚水浄化槽によれば、安定した汚水の処理
を行うことができ、且つ前処理部の槽容量をコンパクト
にできるので、浄化槽全体としてのコンパクト化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の沈降分離室で、(a)は平面
図、(b)はb−b断面図、(c)はc−c断面図。
【図2】図1に示された越流堰の斜視図。
【図3】沈降分離室における越流堰の種々の形状。
(イ)、(ロ)、(ハ)は、いずれも平面図。
【図4】本発明の一例の汚泥濃縮槽で、(a)は正面
図、(b)は側面図。
【図5】本発明の一例の汚水浄化槽を示す概略断面図。
【符号の説明】
1:沈降分離室 2:汚水流入口 3:液流抑制部材(邪魔板) 4:流入部 5:沈殿分離ゾーン 6:越流堰 7:流出口 8:側壁(外槽の壁) 9:三角堰 10:側壁 10a:傾斜底面 10b:傾斜底面 12:開口 13:汚泥濃縮槽 14:汚泥貯留ゾーン 15:汚水浄化槽 17:浮上分離槽 18:好気処理槽 19:濾過槽 20:消毒槽 21:仕切壁 22:仕切壁 23:仕切壁 24:仕切壁 27:移流部 28:流量調整装置 29:ブロワ 30:揚水管 31:生物反応層(微生物担体含有) 32:ブロワ 33:散気管 34:移流管 35:移流口 36:濾過層(濾床) 37:散気管 38:汚泥排出装置(エアリフトポンプ) 40:移送管 41:消毒筒 42:放流口 44:マンホールカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日比野 淳 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 Fターム(参考) 4D027 AB06 AB14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚水流入口及び流出口が設けられた周壁
    と、下端部に開口を有する傾斜底面と、前記流出口に繋
    がる越流堰が設けられている沈降分離室であって、前記
    越流堰は、前記汚水流入口側へ張り出すように形成され
    ている沈降分離室。
  2. 【請求項2】越流堰は略水平に形成された溝状越流堰で
    ある、請求項1の沈降分離室。
  3. 【請求項3】汚水流入口と越流堰の汚水流入口側一端と
    の間には、液流抑制部材が配されている請求項1又は2
    の沈降分離室。
  4. 【請求項4】越流堰には三角堰又は四角堰が多数形成さ
    れている、請求項1〜3のいずれかの沈降分離室。
  5. 【請求項5】沈降分離室は四つの周壁をもつ箱体状で、
    対面する一対の側壁のうちの一方に汚水流入口が形成さ
    れ、他方には流出口が形成され、対面する他の一対の側
    壁は、それぞれ内側下方に向かって斜めに延びて傾斜底
    面を形成しながら下端部が開口している、請求項1〜4
    のいずれかの沈降分離室。
  6. 【請求項6】槽内の上部に、請求項1〜5のいずれかの
    沈降分離室が備えられている汚泥濃縮槽。
  7. 【請求項7】請求項6の汚泥濃縮槽が備えられている汚
    水浄化槽。
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