JP6667188B2 - 水処理装置、水処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、被処理水の水処理技術に関するものである。
従来、水処理装置の一例である汚水浄化設備が下記特許文献1(特開2012−213696号公報)に開示されている。この汚水浄化設備は、複数の担体を用いて被処理水を濾過するための移動床式の担体濾過槽を備えている。この担体濾過槽は、複数の担体によって濾過処理のための濾床(濾過層)を形成し、被処理水に含まれる固形物をこの濾床の複数の担体で捕捉することによって、固形物の下流への流出を抑制するように構成されている。また、この種の担体濾過槽として、下記特許文献2(2000−5779号公報)に開示の嫌気濾床槽のように、複数の担体からなる固定床式の濾床を用いて被処理水の濾過処理を行うものも知られている。
特開2012−213696号公報 特開2000−5779号公報
ところで、上記のような担体濾過槽を備えた水処理装置を長期に運転した場合、濾過処理時に担体が捕捉した固形物によって濾床が閉塞して、濾過処理性能が低下するという問題が生じ得る。このような問題に対処するために、定期的に濾床の逆洗処理を行うための逆洗装置(例えば、特許文献2に開示の逆洗装置Gのように逆洗用空気を供給するための手段)を用いることができる。この逆洗装置によれば、逆洗装置から濾床に所定流量の逆洗用空気を供給することによって担体から固形物を剥離させることができる。しかしながら、逆洗装置を用いる場合、専用の空気供給配管、逆洗用空気の流量を調整するための機器、逆洗装置の作動時期を制御するためのタイマ等、逆洗処理に専用の要素が必要になる。その結果、構造が複雑になり装置コストが高くなる。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、被処理水の濾過処理を行う濾過処理部を含む水処理装置において、濾過処理部の構造を簡素化するのに有効な技術を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明にかかる水処理装置(100)は、被処理水を貯留する槽本体(101)と、槽本体(101)の内部において被処理水の濾過処理を行う濾過処理部(170)と、を備える。濾過処理部(170)には、第1水位(WL1)よりも低水位である第2水位(WL2)に水位があるときの水面面積である低水位側面積(S2)から第1水位(WL1)に水位があるときの水面面積であり且つ低水位側面積(S2)を下回る高水位側面積(S1)まで水位面積を徐々に小さくするための傾斜壁(173,174)が設けられ、高水位側面積(S1)は第1水位(WL1)に水位があるときに複数の浮上担体(C)が密集して濾過処理のための濾床(B)を形成する大きさであり、濾過処理部(170)には、当該濾過処理部(170)とは別の処理部(190)との間を仕切るために水位変動方向に沿って延在する仕切り壁(172)と、仕切り壁(172)において第2水位(WL2)に相当する位置から当該位置よりも高水位側の位置までの範囲に開口形成された移流開口(172a)と、が設けられており、濾過処理部(170)は、複数の浮上担体(C)を被処理水とともに貯留し且つ被処理水が上向きに流れる状態で流入出の体積流量(Va,Vb)のバランスが変わることによって第1水位(WL1)と第2水位(WL2)との間で水位変動するように構成され、第1水位(WL1)までの水位上昇に伴い複数の浮上担体(C)を傾斜壁(173,174)に沿って上方へ動かして密集状態で滞留させることで水位方向の濾床断面積が低水位側に向かうにつれて大きくなるような濾床(B)を形成する一方で、第1水位(WL1)からの水位下降に伴い複数の浮上担体(C)を傾斜壁(173,174)に沿って下方へ動かして密集度を低下させるように構成されている。
この水処理装置によれば、被処理水の水位が第1水位にあるときは、複数の浮上担体が密集して濾過処理のための濾床を形成する濾過処理状態になる。この濾過処理状態では、濾床によって被処理水に含まれる固形物が固液分離される。その結果、所望の濾過処理性能が得られる。第2水位に比べて高水位である第1水位の場合には、第2水位の場合よりも固形物が濾過処理部から流出し易く、このタイミングで濾床を形成して濾過機能が発揮されるため合理的である。更に、濾過処理部への被処理水の流入量が増えることによって自動的に濾床が形成されて濾過処理機能が得られるため濾過処理を行うための特別な制御が必要なく、また濾過処理部への被処理水の流入に応じて濾過処理機能が得られるため濾過処理に要するエネルギーを低く抑えることが可能になる。一方で、被処理水の水位が第2水位にあるときは、第1水位のときよりも水面面積が大きくなることによって濾床の形、即ち複数の浮上担体が流動不能或いは流動可能な状態で滞留する領域の形状が変化する。このとき、固形物を捕捉している複数の浮上担体の相対位置が変化することで当該浮上担体から固形物が剥離し易くなる。これにより、濾床における固形物の閉塞を防止する逆洗処理のような効果が得られる。この場合、濾床における固形物の閉塞を防止するための逆洗装置やそれに付随する機器等を用いる必要がない。その結果、濾過処理部の構造を簡素化することで装置コストを低く抑えることができる。
上記構成の水処理装置(100)において、濾過処理部(170)は、被処理水の水位が第2水位(WL2)から第1水位(WL1)へと変動する際に、水面面積が低水位側面積(S2)から高水位側面積(S1)まで徐々に小さくなるように構成されるのが好ましい。本構成によれば、低水位側面積と高水位側面積との間の水面面積の変化に応じて濾床の形を円滑に変化させることができる。
上記構成の水処理装置(100)において、濾過処理部(170)は、当該濾過処理部(170)とは別の処理部(190)との間を仕切るために水位変動方向に沿って延在する仕切り壁(172)と、仕切り壁(172)において第2水位(WL2)に相当する位置(Pa)から当該位置(Pa)よりも高水位側の位置(Pb)までの範囲に開口形成された移流開口(172a)と、を備えるのが好ましい。本構成によれば、濾過処理部において、被処理水の処理を第2水位以上の水位で連続的に行うことが可能になる。
上記目的を達成するために、本発明にかかる水処理方法は、水処理装置(100)に含まれる濾過処理部(170)において被処理水の濾過処理を行う方法である。この水処理方法は、濾過処理部(170)において、複数の浮上担体(C)を被処理水とともに貯留させ、被処理水の水位が第1水位(WL1)にあるときの水面面積である高水位側面積(S1)が、被処理水の水位が第1水位(WL1)よりも低水位である第2水位(WL2)にあるときの水面面積である低水位側面積(S2)を下回り、且つ複数の浮上担体(C)が密集によって濾過処理のための濾床(B)を形成する大きさになるように設定する。この場合、被処理水の水位変動を利用して、被処理水の水位が第1水位(WL1)にあるときに濾床(B)を形成させて当該濾床(B)によって濾過処理を行う一方で、被処理水の水位が第1水位(WL1)から第2水位(WL2)まで低下したときに高水位側面積(S1)から低水位側面積(S2)への水面面積の変化に応じて濾床(B)の形を変化させる。
この水処理方法によれば、被処理水の水位が第1水位にあるときに、複数の浮上担体によって形成された濾床を用いて濾過処理状態になるため所望の濾過処理性能を得ることができる。一方で、被処理水の水位が第1水位から第2水位に低下したときには、第1水位のときよりも水面面積が大きくなることによって濾床の形が変化する。このとき、固形物を捕捉している複数の浮上担体の相対位置が変化することで当該浮上担体から固形物が剥離し易くなる。これにより、濾床における固形物の閉塞を防止する逆洗処理のような効果を得ることができる。
尚、上記説明においては、発明の理解を助けるために、実施形態に対応する発明の構成に対して、実施形態で用いた符号を括弧書きで添えているが、発明の各構成要件は前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
以上のように、本発明によれば、被処理水の濾過処理を行う濾過処理部を含む水処理装置において、濾過処理部の構造を簡素化することが可能になった。
図1は、本実施形態の水処理装置の概要を示す図である。 図2は、図1中の処理水槽の断面構造を示す図である。 図3は、図1中の処理水槽の第1水位及び第2水位のそれぞれにおける水面面積を示す図である。 図4は、図1中の処理水槽において、被処理水の水位が第2水位から第1水位に向けて上昇する途中の様子を示す図である。 図5は、図1中の処理水槽において、被処理水の水位が第1水位にあるときの様子を示す図である。 図6は、図1中の処理水槽において、被処理水の水位が第1水位から第2水位まで低下したときの様子を示す図である。 図7は、図6中の処理水槽の変更例を示す図である。
以下、本発明に係る水処理装置の一実施形態について図面に基づいて説明する。この水処理装置は、一般家庭、集合住宅、商業施設、公共施設、工場等の設備から排出される生活排水や産業廃水等の原水の浄化処理を行う装置に好適に用いられる。
本実施形態の水処理装置の説明のための図面では、槽本体の上下方向を矢印Xで示している。この場合、槽本体のマンホール側が槽上部であり、その反対側が槽下部(槽底部)である。槽本体の前後方向(縦幅方向)を矢印Yで示している。この場合、槽本体の流入管側が槽前部であり、その反対側である流入管側が槽後部である。槽本体の左右方向(横幅方向)を矢印Zで示している。
図1に示されるように、本実施形態の水処理装置100は、当該装置の外郭を成す槽本体101を備えている。槽本体101は、いずれも半割れ状に成形された上槽及び下槽を上下方向Xについて互いに突き合わせて固定することによって構成されている。槽本体101の槽前部には、槽内への処理前の水(以下、「原水」ともいう)の流入のための流入管102が取り付けられている。槽本体101の槽後部には、槽内で処理された処理後の水の流出のための流出管103が取り付けられている。槽本体101の槽上部には、入槽、槽内点検、槽内清掃に用いるマンホール104が設けられている。処理前の水(原水)には、屎尿及び雑排水(生活系の汚水)が含まれている。このような原水を処理する水処理装置100は、「浄化槽」或いは「合併処理浄化槽」とも称呼される。尚、本明細書では、槽本体101の槽内を流れる水全般を「被処理水」、或いは単に「水」という。
槽本体101は、被処理水を貯留する。この槽本体101は、複数の処理部を収容し、且つ複数の処理部のそれぞれと別の処理部とを仕切るための仕切り壁(図示省略)を備えている。複数の処理部には、夾雑物除去槽110、嫌気濾床槽130、接触濾床槽150、処理水槽170及び消毒槽190が含まれている。
夾雑物除去槽110は、複数の処理部のうち最上流に配置された処理部である。この夾雑物除去槽110は、原水に含まれているゴミなどの大きな固形物(夾雑物)を水中から取り除く固液分離処理を行う機能を有する。この夾雑物除去槽110では、濾材等を用いることなく沈降分離の原理によって被処理水の固液分離処理が行われる。この夾雑物除去槽110で処理された後の水は、引き続いて嫌気濾床槽130で処理される。
嫌気濾床槽130は、複数の濾材が充填された濾床131を備えている。被処理水が濾床131を通過する際、濾材によって固形物である浮遊汚濁成分が分離される。ここでいう「浮遊汚濁成分」とは、水中に浮遊する不溶解性の成分である。以下の説明では、この浮遊汚濁成分を「SS(suspended solids)」という。また、濾材に付着している嫌気性微生物の働きによって、溶存酸素のない条件下(無酸素状態)で有機汚濁物質が嫌気分解され、且つ酸化態窒素の還元脱窒が行われる。この嫌気濾床槽130で処理された後の水は、引き続いて接触濾床槽150で処理される。
接触濾床槽150は、複数の濾材が充填された濾床151を備えている。被処理水が濾床151を通過する際、前記の濾床131の場合と同様に、濾材によって固形物であるSSが分離される。また、濾材に付着している好気性微生物の働きによって、溶存酸素が存在する条件下(有酸素状態)で有機汚濁物質が好気分解される。この接触濾床槽150で好気処理された後の水は、引き続いて処理水槽170で処理される。
処理水槽170は、接触濾床槽150で好気処理された後の水を一時的に貯留する機能を有する。この処理水槽170は、貯留している水の一部を循環水CWとして夾雑物除去槽110に循環するためのエアリフトポンプ171を備えている。この処理水槽170に貯留された後の水は、引き続いて消毒槽190で処理される。
消毒槽190は、複数の処理部のうち最下流に配置された処理部である。この消毒槽190は、被処理水の消毒処理を行うための消毒剤が充填された薬剤筒(図示省略)を備えている。この消毒槽190において、放流前の水が消毒処理される。尚、消毒処理後の水は、消毒槽190に設置された放流ポンプ(図示省略)によって流出管103を通じて放流される。或いは、消毒処理後の水は、槽本体101とは別体であり且つ流出管103に接続された放流ポンプ槽に設置された放流ポンプ(図示省略)によって放流される。
図2に示されるように、上記のエアリフトポンプ171は、処理水槽170の槽底部に位置する吸入口171aから夾雑物除去槽110の槽上部に位置する吐出口171bまで延在する配管を備えている。エアリフトポンプ171の吸入口171aの近傍には、駆動用空気を供給するためのブロワBLが接続されている。エアリフトポンプ171は、ブロワBLからの駆動用空気の供給によって作動するように構成されている。ブロワBLからエアリフトポンプ171に駆動用空気が供給されると、配管内に吸入口171aから吐出口171bに向かう空気流れが形成される。この空気流れによって、エアリフトポンプ171は、被処理水を吸入口171aから吸入して吐出口171bから吐出する。
処理水槽170は、槽本体101の内部において被処理水の濾過処理を行う機能を有する。この処理水槽170が本発明の「濾過処理部」に相当する。この機能を実現するために、処理水槽170は、複数の浮上担体Cを被処理水とともに貯留するように構成されている。浮上担体Cは、処理水槽170に貯留される被処理水よりも密度が小さく、水面付近に浮き上がり滞留するような担体である。この浮上担体Cとして、典型的には、円筒形状、ボール形状(球形状)の担体を用いることができる。この浮上担体Cが本発明の「浮上担体」に相当する。複数の浮上担体Cは、密集することによって被処理水の濾過処理のための濾床(後述の濾床B)を形成する。この濾床によれば、接触濾床槽150で処理された後の水に含まれる固形物であるSSは、濾過処理によって固液分離される。
水処理装置100は、流入管102から槽本体101の内部に流入する原水の流入量に応じて、接触濾床槽150から処理水槽170に流入する被処理水の体積流量(以下、「第1の体積流量」という)と、処理水槽170から消毒槽190に流出する被処理水の体積流量(以下、「第2の体積流量」という)のバランスが変わるように構成されている。従って、処理水槽170では、被処理水の水位が第1水位WL1と第1水位WL1よりも低水位である第2水位WL2との間で変動する。この場合、処理水槽170における被処理水の水位は、流入管102からの原水の流入量に応じて受動的に変化する。例えば、第1の体積流量が第2の体積流量を上回る場合、被処理水の水位は、第2水位WL2から第1水位WL1に向けて上昇する。これに対して、第1の体積流量が第2の体積流量を下回る場合、被処理水の水位は、第1水位WL1から第2水位WL2に向けて低下する。
処理水槽170は、上下方向Xである水位変動方向に沿った平面上に延在する仕切り壁172を備えている。仕切り壁172は、処理水槽170とは別の処理部である消毒槽190との間を仕切るように構成されている。この仕切り壁172は、移流開口172aを備えている。移流開口172aは、仕切り壁172において第2水位WL2に相当する位置Paから当該位置Paよりも高水位側の位置Pbまでの範囲に開口形成されている。移流開口172aには、水の通過を許容し且つ浮上担体Cの通過を阻止する複数の開孔を有する開孔部材(図示省略)が設けられている。処理水槽170内の第1水位WL1に相当する位置にも同様の開孔部材が水面方向に沿って設けられている。このため、処理水槽170における被処理水の水位が第2水位WL2以上である場合に、当該被処理水は、押し出し流れの原理によって仕切り壁172の移流開口172aを通じて消毒槽190に連続的に流入する。ここでいう仕切り壁172及び移流開口172aがそれぞれ、本発明の「仕切り壁」及び「移流開口」に相当する。尚、このような構成に代えて、エアリフトポンプ171のような手段を介して処理水槽170から消毒槽190に被処理水を移送する構成を採用することもできる。
図2及び図3が参照されるように、処理水槽170は、被処理水の水位が第1水位WL1にあるときの水面面積である高水位側面積S1が、被処理水の水位が第2水位WL2にあるときの水面面積である低水位側面積S2を下回るように構成されている。特に、処理水槽170は、被処理水の水位が第1水位WL1から第2水位WL2へと変動する際に、水面面積が高水位側面積S1から低水位側面積S2まで徐々に小さくなるように構成されている。本構成を実現するために、処理水槽170は、その槽上部を狭めた構造を有する。この構造として、処理水槽170に槽上部において被処理水が貯留される貯留領域を区画する区画部材に、水位上昇に伴って水面面積を徐々に小さくするための傾斜壁173,174を設けた構造を用いている。この場合、傾斜壁173の傾斜角度は、傾斜壁174の傾斜角度と相違してもよいし、或いは傾斜壁174の傾斜角度と同一であってもよい。
また、第1水位WL1での水面面積である高水位側面積S1は、複数の浮上担体Cが密集によって濾過処理のための濾床Bを形成する大きさに設定されている。ここでいう「複数の浮上担体Cが密集によって濾過処理のための濾床Bを形成する大きさ」とは、水面付近に浮き上がった複数の浮上担体Cを密接状態で滞留させることができる水面面積をいう。この水面面積を、例えば、複数の浮上担体Cを所定の平面上に最密状態で配置したときの、当該平面の面積(以下、「第1の面積」という)、若しくは当該平面の第1の面積以下の面積(以下、「第2の面積」という)として定めることができる。高水位側面積S1を第1の面積に設定した場合、複数の浮上担体Cは密接状態で水面に沿って滞留する。高水位側面積S1を第2の面積に設定した場合、複数の浮上担体Cが密接状態で水面に沿って滞留し、更に水位方向について複数の浮上担体Cが積層された状態で滞留する。
以下、図4〜図6を参照しつつ、上記構成の処理水槽170における水処理について具体的に説明する。
図4に示されるように、接触濾床槽150から処理水槽170に流入する第1の体積流量が処理水槽170から消毒槽190に流出する第2の体積流量を上回る場合、処理水槽170における被処理水の水位は、第2水位WL2から第1水位WL1に向けて上昇する。この水位上昇時に、水面面積は、傾斜壁173,174にしたがって低水位側面積S2から高水位側面積S1まで徐々に小さくなる。従って、水面付近に浮遊している複数の浮上担体Cの密集度は、徐々に上がるが、被処理水に残留するSSを捕捉するための濾床Bを形成するまでには至らない。即ち、複数の浮上担体Cは、互いに密集することなく被処理水中に分散した分散状態(換言すれば、密集度が相対的に低い状態)にある。この分散状態では、隣接する浮上担体Cの間の間隙がSSの大きさを上回るため、浮上担体Cに一部のSSが付着するものの所望の濾過機能は発揮されない。その結果、処理水槽170に貯留されている被処理水は、SSの固液分離が行われることなく仕切り壁172の移流開口172aを通じて体積流量Vaで消毒槽190に移流する。
図5に示されるように、処理水槽170における被処理水の水位上昇時に水位が第1水位WL1に達したときに、水面面積が高水位側面積S1になる。このとき、複数の浮上担体Cが密集して濾床Bを形成する密集状態になる。この密集状態では、濾床Bの隣接する浮上担体C同士の間隙が無くなる、或いはこの間隙がSSの大きさを下回る。従って、被処理水に残留するSSは、隣接する浮上担体Cの間を自由に通過することができず、浮上担体Cに捕捉されて固液分離される。即ち、水位上昇時にのみ形成された濾床Bによって所望の濾過機能が得られる状態(以下、「濾過処理状態」ともいう)になる。この濾過処理状態では、処理水槽170に貯留されている被処理水は、SSの固液分離が行われた後に仕切り壁172の移流開口172aを通じて体積流量Vb(>Va)で消毒槽190に移流する。
尚、処理水槽170から消毒槽190にSSが流出するのを抑えるために、第2水位WL2から少しでも水位が上昇したときに複数の浮上担体Cが最密充填状態となるようにするのが好ましい。この目的のために、典型的には、第2水位WL2よりも高水位側の領域の水面面積、及び浮上担体Cの充填量のうちの少なくとも一方を、浮上担体Cが最密充填状態となるように設定することができる。
図6に示されるように、前記の濾過処理状態の後、接触濾床槽150から処理水槽170に流入する第1の体積流量が処理水槽170から消毒槽190に流出する第2の体積流量を下回る場合、処理水槽170における被処理水の水位が第1水位WL1から第2水位WL2に向けて低下する。この水位低下時に、濾過処理状態から、所望の濾過機能が得られない状態(以下、「濾過処理解除状態」ともいう)に切り替わる。この濾過処理解除状態では、第1水位WL1のときよりも水面面積が大きくなることによって濾床Bの形が変化する。従って、高水位側面積S1から低水位側面積S2への水面面積の変化に応じて濾床Bの形を変化させることができる。このとき、SSを捕捉している複数の浮上担体Cの相対位置が変化することで当該浮上担体CからSSが剥離し易くなる。ここでいう「濾床Bの形」とは、複数の浮上担体Cが流動不能或いは流動可能な状態で滞留する領域の形状をいう。濾床Bの形が変化する形態の1つとして、複数の浮上担体Cの密集度が下がり隣接する浮上担体C同士の間隙が広がって濾床B自体が形成されなくなった場合には、SSを捕捉している浮上担体Cが流動化して互いに衝突するため、浮上担体CからSSが剥離する。浮上担体Cから剥離したSSは、その自重によって処理水槽170の槽底部に沈降して堆積する。堆積したSSは、エアリフトポンプ171によって循環水CWとともに夾雑物除去槽110に返送される。
尚、図6の説明では、第1水位WL1から第2水位WL2への水位変化によって濾床Bの形が変化する形態の1つとして、濾床B自体が形成されない場合について記載しているが、濾床Bの形が変化する別形態として、高水位側面積S1から低水位側面積S2への水面面積の変化に応じて濾床Bは形を変えながらも当該濾床B自体を維持する(複数の浮上担体Cの密集度は殆ど変らない)場合が有り得る。例えば、図6において、複数の浮上担体Cが第2水位WL2付近で図5中のような最密充填状態を形成することもできる。この場合も、濾床Bの形が変化することによって、濾過処理に用いた複数の浮上担体CからSSを剥離させるという作用効果が少なくとも担保される。
上記の実施形態によれば、被処理水の水位が第1水位WL1にあるときは、複数の浮上担体Cが密集して濾過処理のための濾床Bを形成する濾過処理状態になる。この濾過処理状態では、濾床Bによって被処理水に含まれるSS(固形物)が固液分離される。その結果、所望の濾過処理性能が得られる。第2水位WL2に比べて高水位である第1水位WL1の場合には、第2水位WL2の場合よりもSSが処理水槽170から流出し易く、このタイミングで濾床Bを形成して濾過機能が発揮されるため合理的である。更に、処理水槽170への被処理水の流入量が増えることによって自動的に濾床Bが形成されて濾過処理機能が得られるため濾過処理を行うための特別な制御が必要なく、また処理水槽170への被処理水の流入に応じて濾過処理機能が得られるため濾過処理に要するエネルギーを低く抑えることが可能になる。一方で、被処理水の水位が第2水位WL2にあるときは、第1水位WL1のときよりも水面面積が大きくなることによって濾床Bの形が変化する。このとき、SSを捕捉している複数の浮上担体Cの相対位置が変化することで当該浮上担体CからSSが剥離し易くなる。これにより、濾床BにおけるSSの閉塞を防止する逆洗処理のような効果が得られる。この場合、濾床BにおけるSSの閉塞を防止するための逆洗装置やそれに付随する機器等を用いる必要がない。その結果、処理水槽170の構造を簡素化することで装置コストを低く抑えることができる。また、処理水槽170における被処理水の水位変動を利用して濾過処理状態と濾過処理解除状態との切り替えを簡便に行うことができる。
また、上記の実施形態によれば、傾斜壁173,174を利用して被処理水の水位が第2水位WL2から第1水位WL1へと変動する際に、水面面積が低水位側面積S2から高水位側面積S1まで徐々に小さくなるように構成したため、低水位側面積S2と高水位側面積S1との間の水面面積の変化に応じて濾床Bの形を円滑に変化させることができる。
本発明は、上記の典型的な実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の応用や変形が考えられる。例えば、上記の実施形態を応用した次の各形態を実施することもできる。
上記の実施形態では、処理水槽170において、被処理水の水位が第2水位WL2から第1水位WL1へと変動する際に、水面面積が低水位側面積S2から高水位側面積S1まで徐々に小さくなる場合について記載したが、参考例では、少なくとも高水位側面積S1が低水位側面積S2を下回る構成であれば、第1水位WL1と第2水位WL2との間での水面面積の変化態様については、種々の形態を採り得る。例えば、第1水位WL1と第2水位WL2との間の所定水位での水面面積が低水位側面積S2を上回るような形態を採用することもできる。
上記の実施形態では、処理水槽170の水位低下によって浮上担体Cを流動化させる構成について言及したが、本発明では、本構成に代えて或いは加えて、水流や散気を利用して浮上担体Cを流動化させる構成を採用することもできる。一例として、図6中の処理水槽170を図7中の処理水槽270に置き換えることができる。この処理水槽270は、槽底部に散気管275を備える以外は、処理水槽170と同一の構造を有する。散気管275にはブロワBLが接続されている。ブロワBLは、処理水槽270の水位が第2水位WL2以下にあるときに散気管275への散気(空気の供給)を行うように制御される。このときに生じる空気の気泡や水流が浮上担体Cに作用するため当該浮上担体Cが流動化する。
上記の実施形態では、処理水槽170における被処理水の水位が流入管102からの原水の流入量に応じて受動的に変化することによって濾過処理状態と濾過処理解除状態とが切り替わる場合について記載したが、本発明では、処理水槽170における被処理水の水位を積極的に制御することによって、濾過処理状態と濾過処理解除状態とを切り替えるようにしてもよい。例えば、前述のエアリフトポンプ171のように、被処理水を吸入口から吸入して吐出口から吐出する構成の放流用エアリフトポンプを用い、その吸入口を移流開口172aの位置Paと位置Pbとの間の領域に配置し、その吐出口を槽本体101の槽外に配置することができる。この放流用エアリフトポンプで放流される放流量を制御することによって、処理水槽170における被処理水の水位を制御し、その結果、濾過処理状態と濾過処理解除状態とを切り替えることができる。
上記の実施形態では、夾雑物除去槽110、嫌気濾床槽130、接触濾床槽150、処理水槽170及び消毒槽190の五つの処理部を備えた水処理装置100について記載したが、本発明では、少なくとも処理水槽170に相当する処理部を備えた水処理装置に対して、本発明を適用することができる。この場合、処理水槽170に相当する処理部以外の処理部の数や種類は、必要に応じて種々選択可能である。また、処理水槽170において浮上担体Cを用いて濾過処理を行う構造を、夾雑物除去槽110、嫌気濾床槽130、接触濾床槽150及び消毒槽190のうちの少なくとも一つの処理部に設けることもできる。
100…水処理装置、101…槽本体、110…夾雑物除去槽、130…嫌気濾床槽、150…接触濾床槽、170…処理水槽、171…エアリフトポンプ、172…仕切り壁、172a…移流開口、190…処理水槽、270…処理水槽、275…散気管、B…濾床、C…浮上担体、WL1…第1水位、WL2…第2水位、S1…高水位側面積、S2…低水位側面積

Claims (3)

  1. 被処理水を貯留する槽本体と、前記槽本体の内部において被処理水の濾過処理を行う濾過処理部と、を備えた水処理装置であって、
    前記濾過処理部には、第1水位よりも低水位である第2水位に水位があるときの水面面積である低水位側面積から前記第1水位に水位があるときの水面面積であり且つ前記低水位側面積を下回る高水位側面積まで水位面積を徐々に小さくするための傾斜壁が設けられ、前記高水位側面積は前記第1水位に水位があるときに複数の浮上担体が密集して濾過処理のための濾床を形成する大きさであり、
    前記濾過処理部には、当該濾過処理部とは別の処理部との間を仕切るために水位変動方向に沿って延在する仕切り壁と、前記仕切り壁において前記第2水位に相当する位置から当該位置よりも高水位側の位置までの範囲に開口形成された移流開口と、が設けられており、
    前記濾過処理部は、前記複数の浮上担体を被処理水とともに貯留し且つ被処理水が上向きに流れる状態で流入出の体積流量のバランスが変わることによって前記第1水位と前記第2水位との間で水位変動するように構成され、前記第1水位までの水位上昇に伴い前記複数の浮上担体を前記傾斜壁に沿って上方へ動かして密集状態で滞留させることで水位方向の濾床断面積が低水位側に向かうにつれて大きくなるような前記濾床を形成する一方で、前記第1水位からの水位下降に伴い前記複数の浮上担体を前記傾斜壁に沿って下方へ動かして密集度を低下させるように構成されている、水処理装置。
  2. 請求項1に記載の水処理装置であって、
    前記傾斜壁は、低水位側に傾斜して設けられた第1傾斜壁と、前記第1傾斜壁から高水位側に向けて前記第1傾斜壁の傾斜角度よりも大きい傾斜角度で延びる第2傾斜壁と、によって構成されている、水処理装置。
  3. 水処理装置に含まれる濾過処理部において被処理水の濾過処理を行う水処理方法であって、
    前記濾過処理部に、第1水位よりも低水位である第2水位に水位があるときの水面面積である低水位側面積から前記第1水位に水位があるときの水面面積であり前記低水位側面積を下回る高水位側面積まで水位面積を徐々に小さくするための傾斜壁を設け、前記高水位側面積を前記第1水位に水位があるときに複数の浮上担体が密集して濾過処理のための濾床を形成する大きさとし、
    前記濾過処理部に、当該濾過処理部とは別の処理部との間を仕切るために水位変動方向に沿って延在する仕切り壁と、前記仕切り壁において前記第2水位に相当する位置から当該位置よりも高水位側の位置までの範囲に開口形成された移流開口と、を設け、
    前記濾過処理部に前記複数の浮上担体を被処理水とともに貯留し且つ被処理水が上向きに流れる状態で流入出の体積流量のバランスが変わることによって前記第1水位と前記第2水位との間で水位変動することを利用して、前記第1水位までの水位上昇に伴い前記複数の浮上担体を前記傾斜壁の傾斜に沿って上方へ動かして密集状態で滞留させることで水位方向の濾床断面積が低水位側に向かうにつれて大きくなるような前記濾床を形成する一方で、前記第1水位からの水位下降に伴い前記複数の浮上担体を前記傾斜壁に沿って下方へ動かして密集度を低下させる、水処理方法。
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