JP4454825B2 - 汚水浄化槽及び汚水浄化方法 - Google Patents

汚水浄化槽及び汚水浄化方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、汚水浄化槽及び汚水浄化方法に関する。更に詳しくは、屎尿、その他の生活排水、又はこれらの合併汚水(以下、汚水ともいう)を物理的、生物化学的に処理する汚水浄化槽又は汚水浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭用等の小規模汚水浄化槽は、従来から種々知られている。これらのうちの一例を図3に示す。上流側から夾雑物除去槽A、嫌気濾床槽B、接触曝気槽C、沈殿槽D及び消毒槽Eが槽内に配置された小規模合併処理浄化槽である(特許第2577653号公報)。
また、本出願人は、上流側から嫌気濾床槽第1室、嫌気濾床槽第2室、好気濾床槽、処理水槽、消毒槽の順に配列された浄化槽で、前記好気濾床槽は上下に多孔部材を配し、その多孔部材によって形成された空間部に粒状担体を充填し、且つ粒状担体充填部分を上下に分割するための多孔部材を前記空間部に設け、前記分割された上下担体床の各々の下方に散気部材を設置し、前記下担体床の下多孔部材下部と前記嫌気濾床槽第1室上部とを移送ポンプを有した洗浄排水排出管及び洗浄排水移送管によって接続した汚水浄化槽を開発している(特許第2904102号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の特許第2904102号公報に示した汚水浄化槽をベースにこれを更に発展させ、各々の処理槽又は処理機能を更に単一又は集約化させて、従来よりも一層コンパクトで、安定して汚水を浄化処理できる汚水浄化槽又は汚水浄化方法を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明では次の構成をとった。すなわち、本発明の汚水浄化槽は、流入する汚水中の沈降性固形物を重力下に沈降させるとともに、浮上性固液体を移流開口を介して次槽(第2槽)にオーバーフローさせる第1槽と、前記オーバーフローしてきた浮上性固液体を貯留してこれを重力下に浮上性固液体が濃縮された上層部とその下の液体からなる下層部とに分けるとともに、前記下層部から液を次槽(第3槽)へ移流させる第2槽と、前記移流した液を生物的に好気処理する第3槽と、前記第3槽から流れ込む生物性汚泥(余剰汚泥、浮遊性懸濁物質、又はSSともいう)を濾過し、その濾液を次槽(第5槽)へ移流させる第4槽と、前記移流してきた濾液を消毒処理する第5槽とを備えてなり、前記第1槽は上部の沈降分離室と下部の汚泥濃縮室とに区画され、前記第2槽は嫌気処理機能及び流量調整機能を兼ね、且つ、前記第1槽からの移流開口付近にバッフル板を設けて第2槽の液面付近に浮上濃縮している浮上性固液体の塊の破壊を防止するとともに、流量調整装置の揚水管下端の吸込口を槽底部に設けている汚水浄化槽である。
【0005】
ここで、上記汚水浄化槽における第1槽は、嫌気処理機能と固形物濃縮機能とを兼ねるものであってもよい。
【0006】
また、先に記載の汚水浄化槽において、前記第1槽には槽内の液面より上方に汚水導入管が設けられ、その反対側の仕切壁には浮上分離室への移流開口が形成され、前記沈降分離室を囲み対峙する仕切壁の下部に汚水導入管側の壁面から前記移流開口側の仕切壁に亘って開口部が形成されてなることが好ましい。
また、先に記載の汚水浄化槽において、前記沈降分離室に流入した汚水が前記移流開口に向かう流路の下側であって第1槽の下部に汚泥濃縮室が形成され、前記汚水導入管と前記移流開口の間において前記沈降分離室の仕切壁の間に液面位置から沈降分離室において下方に延出するバッフル板を設けて前記汚水導入管からの汚水流入による液流れを抑制し、バッフル板をくぐり抜けて前記移流開口に向かう汚水の流れを略水平流とするようにしてなることが好ましい。
【0007】
また、上記汚水浄化槽において、第2槽は嫌気処理機能と流量調整機能とを兼ねるものであってもよい。
また、上記汚水浄化槽の第3槽又は第4槽において生じる生物性汚泥は第1槽に戻す構造であることが好ましい。
【0008】
本発明は、また、次の汚水浄化方法にも関する。すなわち、先のいずれかに記載の汚水浄化槽を用い、第1槽にて、流入する汚水中の沈降性固形物を沈降させるとともに、浮上性固液体を移流開口を介して次槽(第2槽)へオーバーフローさせ、第2槽にて、前記オーバーフローしてきた浮上性固液体を、上層部と下層部とに分けるとともに、前記下層部から次槽(第3槽)へ液を移流させ、第3槽にて、前記移流してきた液を生物的に好気処理し、第4槽にて、前槽(第3槽)から流れ込んだ生物性汚泥を濾過するとともに濾液を次槽(第5槽)へ移流させ、第5槽にて、前記移流してきた濾液を消毒処理することを特徴とする、汚水の(連続的もしくは間欠的な)浄化方法である。
【0009】
【作用】
本発明の汚水浄化槽又は汚水浄化方法は、第1槽から第5槽までが一揃いのセットとなるとき、その効果が最大に発揮される。
汚水は、先ず固形物を沈降分離させる槽(第1槽)に入り、ここで屎尿に含まれる沈降性固形物や厨房排水中の野菜くず等の沈降性固形物を沈降させるとともに、浮上性固液体を次槽(第2槽)にオーバーフローさせる。オーバーフローした浮上性固液体を含む移流液は、次に、第2槽に入り、ここで浮上性固液体を浮上分離させる(第2槽)。浮上性固液体には、厨房排水、浴室排水、洗濯排水中の油脂分を初めとした浮上性の固形物又は液体等である。
【0010】
本発明の汚水浄化槽又は汚水浄化方法は、第1槽から第5槽までが一揃いのセットとなるとき、その効果が最大に発揮される。汚水は、先ず固形物を沈降分離させる槽(第1槽)に入り、ここで屎尿に含まれる沈降性固形物や厨房排水中の野菜くず等の沈降性固形物を沈降させるとともに、浮上性固液体を移流開口を介して次槽(第2槽)にオーバーフローさせる。
オーバーフローした浮上性固液体を含む移流液は、次に、第2槽に入り、ここで浮上性固液体を浮上分離させる(第2槽)。浮上性固液体には、厨房排水、浴室排水、洗濯排水中の油脂分を初めとした浮上性の固形物又は液体等である。更に、第1槽からの移流開口付近にバッフル板を設けることにより、第2槽の液面付近に浮上濃縮している浮上性固液体の塊の破壊を防止することができる。
【0011】
なお、好気的生物処理槽(第3槽)の処理で発生した生物性汚泥、並びに濾過槽(第4槽)で発生した汚泥等は、固形物を沈降分離させる槽(第1槽)又はこの第1槽内に設けた汚泥濃縮室1bに戻すことが好ましい。
【0012】
第1槽又は汚泥濃縮室1aにて濃縮された汚泥及び浮上分離槽で浮上濃縮された固液体は、通常、1年に1回以上の頻度でバキュームカー等で汲み取られ、屎尿処理場へ移送して更に処理される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の汚水浄化槽及び汚水浄化方法を更に具体的に説明する。
図1は、本発明の一例の汚水浄化槽の構成概略図、図2は図1のA―A矢視断面図である。汚水浄化槽は、上流側から、汚水中の沈降性固形物を重力下に沈降させるとともに、浮上性固液体を次槽にオーバーフローさせる第1槽と、上記オーバーフローしてきた浮上性固液体を貯留してこれを重力下に上層部と下層部とに分けるとともに、その下層部から液を次槽へ移流させる第2槽と、上記移流してきた液を生物的に好気処理する第3槽と、第3槽で増えて移流してきた生物性汚泥(浮遊性懸濁物質、SSともいう)を濾過し、その濾液を次槽へ移流させる第4槽と、上記移流してきた濾液を消毒処理する第5槽とに区画され、第1槽は、更に、流入する汚水中の沈降性固形物を重力下に沈降させる沈降分離室1aと、浮上性固液体を次槽にオーバーフローさせる汚泥濃縮室1bとの2室に分けられている。
【0014】
また、第2槽以下の各槽を、それぞれの機能から、第2槽は浮上分離槽、第3槽は好気処理槽、第4槽は濾過槽、第5槽は消毒槽と呼ぶこともできる。これらの槽は、仕切壁13、14、15、16、25、26によってそれぞれ仕切られている。以下、上流から順に各槽について説明する。
【0015】
沈降分離室1aでは、槽内の液面よりも上方の浄化槽外壁部に汚水導入管28が設けられ、その反対側の仕切壁13には浮上分離槽2へ移流させる移流開口29が設けられている。また、沈降分離室1aを囲み対峙する仕切壁25、26(図2)の下部には、汚水導入管28側の壁面から移流開口29側の仕切壁13に亘って開口部30が設けられている。
【0016】
ここで、仕切壁25の下端は、図2に示すように、仕切壁26の下端よりも下方に長く伸張させ(水平方向で距離Lだけ張り出させ)、開口部30に向けて内側へ角度θ(50〜70°程度)だけ傾斜させている。また、沈降分離室下部の開口部30の隙間(W)は80〜150mm程度である。また、仕切壁25の液面から下端までの深さ(h)は、液深(H)の20〜80%程度(更に好ましくは、40〜60%)である。
【0017】
沈降分離室1a内の液面付近には、汚水導入管28側に汚水流入による液流れを抑制するためのバッフル板31を設け、これに傾斜をもたせている。
【0018】
上記した構成とすれば、汚水導入管28から沈降分離室1aに流入した汚水は、バッフル板31をくぐり抜けた後、略水平流となって移流開口29に向かって移流する。この間、水平流の流速よりも速い沈降速度をもつ固形物は、沈降分離室1a下部の開口部30に向かい、ここを通過したのち、汚泥濃縮室1bの底部に至り蓄積される。すなわち、沈降分離室1aでは、汚水中の沈降性固形物と浮上性固液体とを振り分けることができる。
【0019】
沈降分離室下部の開口部30を通過した固形物は、次の汚泥濃縮室1bに至りその底部に至り蓄積される。蓄積された固形物は液流によって乱されることが少ないので高濃度で蓄積され汚泥化する。蓄積された固形物(汚泥)は、時間経過とともに徐々に嫌気化して一部スカムとなって汚泥濃縮室1b上部の液面付近に浮上してくる。この際、浮上するスカムは、上記したように仕切壁25の下端が仕切壁26の下端よりも下方に長くかつ水平方向で張り出ているので、沈降分離室下部の開口部30から沈降分離室1a内に入ることは防止される。
【0020】
このように汚泥濃縮室1bでは、固形物(汚泥)を底部に高濃度に蓄積できるので、槽のコンパクト化を図ることができる。なお、図1では、仕切壁13を屈曲させて汚泥濃縮室1bを浮上分離槽2の下部側へ張り出した構造としたが、仕切壁13を屈曲させない構造であってもよい。
【0021】
浮上分離槽2は、沈降分離室1aからオーバーフローしてきた移流液を移流開口29から受け入れ、これを貯留して浮上性の固形物(又は液体)を含む上層部と下層部(液体)とに分ける槽である。この浮上分離槽2には、下層部(液体)から次槽の好気処理槽3へ液を定量的に供給する流量調整装置32が配置されている。流量調整装置32は、汚水浄化槽への汚水の流入変動を吸収しできる限り平均化させた流量を好気処理槽3へ送り、好気処理槽3における好気的生物処理を良好に行わせるためのものである。
【0022】
浮上分離槽2では、上記の流量調整が行われるため、水位は高水位(H.W.L)と低水位(L.W.L)との間で変化する。そのため浮上分離槽2の液面付近に浮上濃縮した浮上性固液体は、水位の変動に追随して上下する。移流開口29から浮上分離槽2へ流入する移流液によって前記浮上性固液体の塊が壊されないように、移流開口29側付近にバッフル板35を設けている。
【0023】
なお、浮上分離槽2内には、図では示していないが、汚泥や微生物が付着する濾材又は接触材等の部材を配置させることもできる。これらの部材は、その上部を大気に露出させてもよい(この場合、散水濾床の機能を発揮させることができる)。
【0024】
また、流量調整装置32としては、通常、ブロワ33からの空気を用いたエアリフトポンプ式が好ましく用いられる。エアリフトポンプ式を用いる場合、揚水管34の下端は浮上分離槽2の槽底部に近いところに開口する。この場合、揚水管34の下端は低水位(L.W.L)面から十分な距離をとり、浮上濃縮した浮上性固液体の吸上げを防止する。エアリフトポンプ式の他に電動ポンプ等を用いることもできる。
【0025】
好気処理槽3は、浮上分離槽2からの移流液中の有機物を好気的微生物によって分解処理させる槽である。通常、槽内には、有機物を効率よく分解させるために微生物の保持・増殖に好適な微生物担体(微生物付着材)を充填し、濾床(好気濾床、微生物反応用)6を形成させる。濾床6は、微生物担体が固定された固定床であっても、液とともに流動する流動床であってもよい。この際、好気的条件を維持させるためにブロワ33から散気部材36を通して空気を吐出させる。
【0026】
微生物担体の形状は、板状、網板状、ヘチマ状、多孔質状、筒状、棒状、骨格球状、更には粒状、不定形な塊状、立方体状、繊維塊状等の種々の形状に加工したものを用いることができる。また、その基材としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等で、比重約1又は1以上のもの、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等の比重約1又は1以下のもののいずれも用いることができる。
【0027】
好気処理槽3へ流れ込んだ移流液は、槽内の濾床6を下向流で流れる。濾床6で有機物が生物分解されると、その一部は生物性汚泥に転換され、汚泥は増える。そこで、一部の汚泥は槽底部に集まる。集った汚泥を槽底部から(エアリフトポンプ等を用いて)沈降分離室1aに移送させることもできるが、図1の場合では、発生する汚泥量は少ないので、液とともにこれを次槽の濾過槽4へ移流させている。なお、流れ込んだ移流液を好気処理槽3の濾床内に下向流で流すのではなく、上向流で流してもよい。
【0028】
好気処理槽3で処理された液は次に、移流管37を介して濾過槽4へ送られる。移流管37は上端が開放され下端が閉じている管状のものであり、この管の途中に移流口38を設けている。
【0029】
濾過槽4では、第3槽で増えて移流してきた生物性汚泥を濾過し、その濾液を次槽へ移流させる。生物性汚泥を捕捉するため、濾過槽内には濾材を充填した濾床(濾過用)7が形成されている。濾材としては、液中で沈降するものも用いることができるが、好ましくは浮上性濾材である。浮上性濾材には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等の比重1以下のもので、これを粒状、塊状、筒状、網状、棒状、繊維塊状等、更には多孔質状等に成形、加工したものを用いることができる。
【0030】
濾過槽4へ移流してきた液が濾床7内を流れる方向は、図1に示すように、上向流が好ましい。上向流にすることによって、その濾床7を洗浄するための洗浄用液を不要にすることができ、従って洗浄用液を溜めておく槽も不要となり、汚水浄化槽をコンパクトにできるからである。
【0031】
濾過槽4の濾床7の下方(又は下部)に散気部材40を配し、これには空気を供給するブロワ41が接続されている。濾床7では捕捉された生物性汚泥が蓄積するので、これを定期的又は適宜に洗浄して除く。この洗浄は次のようにして行う。ブロワ41から散気部材40を介して空気を吐出させ、濾床7をバブリングする。この際に、ブロワ41の空気の一部をエアリフトポンプ式の汚泥排出装置42にも供給する。これによって、濾床7から剥離した生物性汚泥は槽内液とともに洗浄排水となって濾床7を下降し、槽底部の移流口38を逆流し、汚泥排出装置42によって洗浄排水移送管44から沈降分離室1aの汚水導入管28側に戻される。洗浄排水を濾過槽4の底部から引き抜くことによって槽内液が無くなるので、濾床7の洗浄は良好に行われる。なお、汚泥排出装置42には電動ポンプ等を用いることもできる。
【0032】
濾過槽4の洗浄は、浮上分離槽2の水位が低水位(L.W.L)のときに行うことが好ましい。家庭では、通常、深夜は汚水が排出されることが少なく、また、このとき浮上分離槽2は低水位(L.W.L)になるからである。
【0033】
濾過槽4の上部から次槽へ移流する移流液は、消毒筒45と接触した後、消毒槽5に入る。ここでは、消毒薬によって大腸菌や細菌等が殺菌消毒される。消毒された処理液は、放流口46から放流液として汚水浄化槽外に排出される。
【0034】
汚水浄化槽には、槽内の保守点検及び清掃を容易に行うことができるように、槽上部にマンホールが設けてあり、そのマンホールにはマンホールカバー48が取り付けられている。
【0035】
【発明の効果】
本発明の汚水浄化槽又は汚水処理方法では、各槽ごとの処理機能を単純化させているので、汚水を安定して処理することができる。
また、第1槽は(特に、槽内に汚泥濃縮室を設けた汚水浄化槽では)、汚水原液が直接には汚泥濃縮部を通過しにくく、堆積した汚泥を乱さないので、汚泥の濃縮度を高めることができる。
また、濾過槽の濾床の洗浄用液を貯める貯留槽が不要であり、汚水浄化槽を一層コンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の汚水浄化槽の構成概略図(断面図)。
【図2】図2のA―A矢視の断面図。
【図3】従来例の汚水浄化槽の概略断面図。
【符号の説明】
1:第1槽 1a:沈降分離室 1b:汚泥濃縮室
2:第2槽(浮上分離槽) 3:第3槽(好気処理槽)
4:第4槽(濾過槽) 5:第5槽(消毒槽)
6:好気濾床(微生物反応用) 7:濾床(濾過用)
13,14,15,16,25,26:仕切壁
28:汚水導入管 29:移流開口
30:(沈降分離室下部の)開口部 31:バッフル板
32:流量調整装置 33:ブロワ
34:揚水管 35:バッフル板
36:散気部材 37:移流管
38:移流口 40:散気部材
41:ブロワ 42:汚泥非出装置
43:洗浄排水 44:洗浄排水移送管
45:消毒筒 46:放流口
48:マンホールカバー

Claims (6)

  1. 流入する汚水中の沈降性固形物を沈降させるとともに、浮上性固液体を移流開口を介して次槽(第2槽)にオーバーフローさせる第1槽と、前記オーバーフローしてきた浮上性固液体を貯留してこれを上層部と下層部とに分けるとともに、前記下層部から液を次槽(第3槽)へ移流させる第2槽と、前記移流した液を生物的に好気処理する第3槽と、前記第3槽から流れ込む生物性汚泥を濾過し、その濾液を次槽(第5槽)へ移流させる第4槽と、前記移流してきた濾液を消毒処理する第5槽、とを備えてなり、
    前記第1槽は上部の沈降分離室と下部の汚泥濃縮室とに区画され、前記第2槽は嫌気処理機能及び流量調整機能を兼ね、且つ、前記第1槽からの移流開口付近にバッフル板を設けて第2槽の液面付近に浮上濃縮している浮上性固液体の塊の破壊を防止するとともに、流量調整装置の揚水管下端の吸込口を槽底部に設けた汚水浄化槽。
  2. 請求項1の汚水浄化槽において、第1槽は嫌気処理機能及び固形物濃縮機能も兼ねている汚水浄化槽。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の汚水浄化槽において、前記第1槽には槽内の液面より上方に汚水導入管が設けられ、その反対側の仕切壁には浮上分離室への移流開口が形成され、前記沈降分離室を囲み対峙する仕切壁の下部に汚水導入管側の壁面から前記移流開口側の仕切壁に亘って開口部が形成されてなる汚水浄化槽。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の汚水浄化槽において、前記沈降分離室に流入した汚水が前記移流開口に向かう流路の下側であって第1槽の下部に汚泥濃縮室が形成され、前記汚水導入管と前記移流開口の間において前記沈降分離室の仕切壁の間に液面位置から沈降分離室において下方に延出するバッフル板を設けて前記汚水導入管からの汚水流入による液流れを抑制し、バッフル板をくぐり抜けて前記移流開口に向かう汚水の流れを略水平流とするようにしてなる汚水浄化槽。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかの汚水浄化槽において、第3槽又は第4槽において生じる生物性汚泥は第1槽に戻される構造の汚水浄化槽。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の汚水浄化槽を用い、第1槽にて、流入する汚水中の沈降性固形物を沈降させるとともに、浮上性固液体を移流開口を介して次槽(第2槽)へオーバーフローさせ、第2槽にて、前記オーバーフローしてきた浮上性固液体を、上層部と下層部とに分けるとともに、前記下層部から次槽(第3槽)へ液を移流させ、第3槽にて、前記移流してきた液を生物的に好気処理し、第4槽にて、前槽(第3槽)から流れ込んだ生物性汚泥を濾過するとともに濾液を次槽(第5槽)へ移流させ、第5槽にて、前記移流してきた濾液を消毒処理する、汚水の浄化方法。
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