JPH0819790A - 汚水処理装置 - Google Patents
汚水処理装置Info
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- JPH0819790A JPH0819790A JP15759494A JP15759494A JPH0819790A JP H0819790 A JPH0819790 A JP H0819790A JP 15759494 A JP15759494 A JP 15759494A JP 15759494 A JP15759494 A JP 15759494A JP H0819790 A JPH0819790 A JP H0819790A
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- Japan
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- tank
- anaerobic
- treated water
- biological
- filter bed
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流量調整式嫌気・好気循環型汚水処理装置の
小型化と汚水処理能力の一層の向上を図る。 【構成】 流量調整式嫌気・好気循環型汚水処理装置に
於いて、前記嫌気濾床槽を２分割して槽本体の長手方向
の両端部に夫々配設し、両嫌気濾床槽間を傾斜通路管で
連通すると共に、両者の中間部を分割して生物濾過槽と
処理水槽を形成し、且つ前記生物濾過槽内には生物濾過
材係止体を配設すると共に合成樹脂製の小粒体より成る
浮上濾材を充填する。
小型化と汚水処理能力の一層の向上を図る。 【構成】 流量調整式嫌気・好気循環型汚水処理装置に
於いて、前記嫌気濾床槽を２分割して槽本体の長手方向
の両端部に夫々配設し、両嫌気濾床槽間を傾斜通路管で
連通すると共に、両者の中間部を分割して生物濾過槽と
処理水槽を形成し、且つ前記生物濾過槽内には生物濾過
材係止体を配設すると共に合成樹脂製の小粒体より成る
浮上濾材を充填する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は屎尿や家庭用雑排水の浄
化処理に利用するものであり、浄化槽の小形コンパクト
化と浄化処理能力の向上を図った流量調整式嫌気・好気
循環型汚水処理装置に関するものである。
化処理に利用するものであり、浄化槽の小形コンパクト
化と浄化処理能力の向上を図った流量調整式嫌気・好気
循環型汚水処理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】生物膜濾過処理は、従前の接触曝気処理
に比較し、必要とする処理槽容積を削減することができ
て処理装置の大幅な小形化を図り得る。また、近年環境
保全の観点から、排出汚水の脱窒素に対する要求が高ま
ってきている。そのため、嫌気濾床槽と生物濾過槽を組
み合わせた嫌気・好気循環型の汚水処理槽が脚光を浴
び、最近各方面で開発が進められている（実公平５−１
６０００号等）。
に比較し、必要とする処理槽容積を削減することができ
て処理装置の大幅な小形化を図り得る。また、近年環境
保全の観点から、排出汚水の脱窒素に対する要求が高ま
ってきている。そのため、嫌気濾床槽と生物濾過槽を組
み合わせた嫌気・好気循環型の汚水処理槽が脚光を浴
び、最近各方面で開発が進められている（実公平５−１
６０００号等）。
【０００３】しかし、従前のこの種嫌気・好気循環型の
小型汚水処理槽は、浄化槽本体の内部を複数の区画に仕
切り、原汚水の流入側より順に各区画を嫌気濾床槽第１
室、嫌気濾床槽第２室、生物濾過槽、処理水槽及び消毒
槽とする構造を採用している。ところが、この種の浄化
槽では、嫌気濾床槽第１室及び第２室が構造的に浄化槽
本体の約２／３の内容積を占めるため、複雑な内部構造
物を備えた生物濾過槽は必然的に浄化槽本体１の片側寄
りに位置することになる。一方、浄化槽本体の小型化を
図るためには、前記各槽内部のデッドスペースを極力小
さくする必要があり、特に前記生物濾過槽では、槽内の
デッドスペースを小さくしようとすれば槽の形態を直方
体状に近づける必要がある。そのため、浄化槽本体の全
体的な横断面形状は必然的に長方形に近い形となり、丸
味を帯びた形態から離れたものとなる。その結果、埋設
時の土圧に耐えるための壁厚さが必然的に厚くなり、浄
化槽本体がそれだけ大形化すると云う難点がある。
小型汚水処理槽は、浄化槽本体の内部を複数の区画に仕
切り、原汚水の流入側より順に各区画を嫌気濾床槽第１
室、嫌気濾床槽第２室、生物濾過槽、処理水槽及び消毒
槽とする構造を採用している。ところが、この種の浄化
槽では、嫌気濾床槽第１室及び第２室が構造的に浄化槽
本体の約２／３の内容積を占めるため、複雑な内部構造
物を備えた生物濾過槽は必然的に浄化槽本体１の片側寄
りに位置することになる。一方、浄化槽本体の小型化を
図るためには、前記各槽内部のデッドスペースを極力小
さくする必要があり、特に前記生物濾過槽では、槽内の
デッドスペースを小さくしようとすれば槽の形態を直方
体状に近づける必要がある。そのため、浄化槽本体の全
体的な横断面形状は必然的に長方形に近い形となり、丸
味を帯びた形態から離れたものとなる。その結果、埋設
時の土圧に耐えるための壁厚さが必然的に厚くなり、浄
化槽本体がそれだけ大形化すると云う難点がある。
【０００４】また、従前の嫌気・好気循環型の小型浄化
槽では、嫌気濾床槽と処理水槽との間に生物濾過槽を配
設しているため、処理水槽と嫌気濾床槽間の距離がそれ
だけ長くなり、嫌気濾床槽への処理水の循環に要する動
力消費が増加すると云う難点がある。
槽では、嫌気濾床槽と処理水槽との間に生物濾過槽を配
設しているため、処理水槽と嫌気濾床槽間の距離がそれ
だけ長くなり、嫌気濾床槽への処理水の循環に要する動
力消費が増加すると云う難点がある。
【０００５】更に、前記実公平５−１６０００号等の汚
水浄化装置では、生物濾過槽の濾材として多孔性セラミ
ック粒体を使用しているため、槽内へ予かじめ多孔性セ
ラミック流体を充填した状態で浄化槽本体を運搬するこ
とが、重量上の制約から困難となる。そのため、多孔質
セラミック濾材のみを別に輸送し、槽本体を据付けした
あと多孔性セラミック濾材を充填する必要があり、当該
セラミツク濾材の充填に手数がかかると云う難点があ
る。
水浄化装置では、生物濾過槽の濾材として多孔性セラミ
ック粒体を使用しているため、槽内へ予かじめ多孔性セ
ラミック流体を充填した状態で浄化槽本体を運搬するこ
とが、重量上の制約から困難となる。そのため、多孔質
セラミック濾材のみを別に輸送し、槽本体を据付けした
あと多孔性セラミック濾材を充填する必要があり、当該
セラミツク濾材の充填に手数がかかると云う難点があ
る。
【０００６】加えて、前記実公平５−１６０００号等の
汚水浄化装置では、処理水を上向きに流すことにより生
物濾過槽の濾材を逆洗すると共に、逆洗浄により脱落せ
しめた固形物を逆洗水と一緒に生物濾過槽の上方より取
り出し、第１嫌気濾床槽へ流出せしめる構成としてい
る。しかし、脱落せしめた固形物の大部分を第１嫌気濾
床槽へ円滑に移流せしめるためには、相当多量の逆洗水
を必要とし、その結果、嫌気濾床槽や処理水槽の容積が
大きくなって、浄化処理装置の小型化を計り難いと云う
問題がある。
汚水浄化装置では、処理水を上向きに流すことにより生
物濾過槽の濾材を逆洗すると共に、逆洗浄により脱落せ
しめた固形物を逆洗水と一緒に生物濾過槽の上方より取
り出し、第１嫌気濾床槽へ流出せしめる構成としてい
る。しかし、脱落せしめた固形物の大部分を第１嫌気濾
床槽へ円滑に移流せしめるためには、相当多量の逆洗水
を必要とし、その結果、嫌気濾床槽や処理水槽の容積が
大きくなって、浄化処理装置の小型化を計り難いと云う
問題がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従前の嫌気
・好気循環型の浄化装置に於ける上述の如き問題、即ち
浄化槽本体の形態を丸味を帯びた形態に出来ないた
め、必然的にその壁厚さが大きくなり、槽本体が大型化
すること、循環水の流路が長くなり、処理水の循環用
動力費が増大すること、生物膜濾過槽の濾材を別途に
充填する必要があり、据付作業に手数がかかること、及
び多量の逆洗水を必要とし、処理水槽や嫌気濾床槽の
容積が大きくなって、処理装置が大型化すること、等の
問題を解決せんとするものであり、浄化槽本体の一層の
小型化と浄化性能及び逆洗性能の向上を可能とした流量
調整式嫌気・好気循環型汚水処理装置を提供するもので
ある。
・好気循環型の浄化装置に於ける上述の如き問題、即ち
浄化槽本体の形態を丸味を帯びた形態に出来ないた
め、必然的にその壁厚さが大きくなり、槽本体が大型化
すること、循環水の流路が長くなり、処理水の循環用
動力費が増大すること、生物膜濾過槽の濾材を別途に
充填する必要があり、据付作業に手数がかかること、及
び多量の逆洗水を必要とし、処理水槽や嫌気濾床槽の
容積が大きくなって、処理装置が大型化すること、等の
問題を解決せんとするものであり、浄化槽本体の一層の
小型化と浄化性能及び逆洗性能の向上を可能とした流量
調整式嫌気・好気循環型汚水処理装置を提供するもので
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本件発明は、嫌気濾床槽
と生物濾過槽と処理水槽と消毒槽とを備え、嫌気濾床槽
２から生物濾過槽３へ所定流量の汚水を移流すると共に
処理水槽４から嫌気濾床槽２へ所定流量の処理水を返送
するようにした流量調整式嫌気・好気循環型汚水処理装
置に於いて、前記嫌気濾床槽２を２分割して槽本体１の
長手方向の両端部に夫々配設し、両嫌気濾床槽２ａ，２
ｂ間を傾斜通路管６で連通すると共に、両者の中間部を
分割して生物濾過槽３と処理水槽４を形成し、且つ前記
生物濾過槽３内には合成樹脂製の小粒体より成る浮上濾
材を充填したことを発明の基本構成とするものである。
と生物濾過槽と処理水槽と消毒槽とを備え、嫌気濾床槽
２から生物濾過槽３へ所定流量の汚水を移流すると共に
処理水槽４から嫌気濾床槽２へ所定流量の処理水を返送
するようにした流量調整式嫌気・好気循環型汚水処理装
置に於いて、前記嫌気濾床槽２を２分割して槽本体１の
長手方向の両端部に夫々配設し、両嫌気濾床槽２ａ，２
ｂ間を傾斜通路管６で連通すると共に、両者の中間部を
分割して生物濾過槽３と処理水槽４を形成し、且つ前記
生物濾過槽３内には合成樹脂製の小粒体より成る浮上濾
材を充填したことを発明の基本構成とするものである。
【０００９】
【作用】処理装置へ流入した原汚水は、嫌気濾床槽第１
室２ａで嫌気処理されたあと、嫌気濾床槽第２室２ｂへ
移流され、ここで再度嫌気処理される。嫌気濾床槽第２
室２ａ内の汚水は、汚水量調整用ポンプ１８を通して生
物濾過槽３へ移送され、ここで生物濾過処理を受けたあ
と、処理水槽４内へ送られる。処理水槽４内へ送られた
処理水の一部は、消毒槽５を通して外部へ放流されて行
く。また、嫌気・好気循環法による脱室を行うため、流
入原汚水の４倍量の処理水が、エアーリフトポンプ１７
ａ及び計量器１７を通して常時嫌気濾床槽第１室２ａへ
循環流動されている。生物濾過槽３内には、合成樹脂製
の多孔性小粒体より成る浮上濾材が充填されており、曝
気による好気性環境下で各小粒体は攪拌移動すると共
に、その外表面には好気性生物膜が生育している。嫌気
濾床槽第２室２ｂからの汚水は、上向流の形で前記生物
濾過材の間隙を通過し、その間に所謂生物膜濾過処理を
受ける。約２４時間連続運転されると、生物濾過槽３内
の汚水は下方より全量引き抜かれ、嫌気濾床槽第１室２
ａへ戻される。この時、生物濾過槽３内の濾材は生物濾
過材係止体に保持された状態となり、生物濾過槽３の空
間部に保持される。その後、生物濾過槽３の上方より処
理水槽４内の処理水が散布される。これにより、前記空
間部に保持された生物濾過材はバラバラになって落下
し、その間に、生物濾過材の洗浄が行われる。尚、生物
濾過材を洗浄した後の処理水は、抜水ポンプ２０により
嫌気第１室２ａへ戻される。
室２ａで嫌気処理されたあと、嫌気濾床槽第２室２ｂへ
移流され、ここで再度嫌気処理される。嫌気濾床槽第２
室２ａ内の汚水は、汚水量調整用ポンプ１８を通して生
物濾過槽３へ移送され、ここで生物濾過処理を受けたあ
と、処理水槽４内へ送られる。処理水槽４内へ送られた
処理水の一部は、消毒槽５を通して外部へ放流されて行
く。また、嫌気・好気循環法による脱室を行うため、流
入原汚水の４倍量の処理水が、エアーリフトポンプ１７
ａ及び計量器１７を通して常時嫌気濾床槽第１室２ａへ
循環流動されている。生物濾過槽３内には、合成樹脂製
の多孔性小粒体より成る浮上濾材が充填されており、曝
気による好気性環境下で各小粒体は攪拌移動すると共
に、その外表面には好気性生物膜が生育している。嫌気
濾床槽第２室２ｂからの汚水は、上向流の形で前記生物
濾過材の間隙を通過し、その間に所謂生物膜濾過処理を
受ける。約２４時間連続運転されると、生物濾過槽３内
の汚水は下方より全量引き抜かれ、嫌気濾床槽第１室２
ａへ戻される。この時、生物濾過槽３内の濾材は生物濾
過材係止体に保持された状態となり、生物濾過槽３の空
間部に保持される。その後、生物濾過槽３の上方より処
理水槽４内の処理水が散布される。これにより、前記空
間部に保持された生物濾過材はバラバラになって落下
し、その間に、生物濾過材の洗浄が行われる。尚、生物
濾過材を洗浄した後の処理水は、抜水ポンプ２０により
嫌気第１室２ａへ戻される。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図１は本発明に係る汚水処理装置の槽内平面図、
図２は図１のＡ−Ａ視断面図、図３は図１のＢ−Ｂ視断
面図、図４は図１のＣ−Ｃ視断面図、図５は図１のＤ−
Ｄ視断面図である。浄化槽本体１は、合成樹脂製であ
り、底面１ｅ、側板１ｃ，１ｄ及び鏡板１ａ，１ｂ天井
板１ｆにより全体的に丸味を帯びた容器の形状に形成さ
れている。即ち、各鏡板１ａ，１ｂや各側板１ｃ，１ｄ
は平板状ではなしに曲面状に形成されており、その結
果、槽本体は全体的に丸味を帯びた形態を有している。
する。図１は本発明に係る汚水処理装置の槽内平面図、
図２は図１のＡ−Ａ視断面図、図３は図１のＢ−Ｂ視断
面図、図４は図１のＣ−Ｃ視断面図、図５は図１のＤ−
Ｄ視断面図である。浄化槽本体１は、合成樹脂製であ
り、底面１ｅ、側板１ｃ，１ｄ及び鏡板１ａ，１ｂ天井
板１ｆにより全体的に丸味を帯びた容器の形状に形成さ
れている。即ち、各鏡板１ａ，１ｂや各側板１ｃ，１ｄ
は平板状ではなしに曲面状に形成されており、その結
果、槽本体は全体的に丸味を帯びた形態を有している。
【００１１】尚、本実施例の汚水処理装置は、所謂１０
人槽として計画されている。前記槽本体１の内部は隔壁
３ａ，３ｃ，３ｄによって４区画に区分されており、嫌
気濾床槽２の第１室２ａ、嫌気濾床槽２の第２室２ｂ、
生物濾過槽３及び処理水槽４が夫々形成されている。ま
た、嫌気濾床槽第２室２ｂの上方には消毒槽５が隔壁５
ａによって形成されている。尚、図１及び図２に於い
て、６は嫌気濾床第１室２ａと第２室２ｂ間を連通する
傾斜通路管、６ａは移流用バッフル、７は汚水流入口、
８は汚水の流入バッフル、９ａ，９ｂは壁板３ｂで形成
された掃除口兼汚水の移流口、１０は散気管、１１は逆
洗用散水管、１１ａは散水用エアリフトポンプ、１２は
越流堰、１３は処理水移流用トラフ、１４は排水口、１
５は汚泥返送トラフ、１６は汚泥返送路、１７は循環水
流量計量器、１７ａは循環用エアリフトポンプ、１７ｂ
は循環水返送トラフ、１８は汚水量調整ポンプ、１９は
オーバフロー管、２０は抜水ポンプである。
人槽として計画されている。前記槽本体１の内部は隔壁
３ａ，３ｃ，３ｄによって４区画に区分されており、嫌
気濾床槽２の第１室２ａ、嫌気濾床槽２の第２室２ｂ、
生物濾過槽３及び処理水槽４が夫々形成されている。ま
た、嫌気濾床槽第２室２ｂの上方には消毒槽５が隔壁５
ａによって形成されている。尚、図１及び図２に於い
て、６は嫌気濾床第１室２ａと第２室２ｂ間を連通する
傾斜通路管、６ａは移流用バッフル、７は汚水流入口、
８は汚水の流入バッフル、９ａ，９ｂは壁板３ｂで形成
された掃除口兼汚水の移流口、１０は散気管、１１は逆
洗用散水管、１１ａは散水用エアリフトポンプ、１２は
越流堰、１３は処理水移流用トラフ、１４は排水口、１
５は汚泥返送トラフ、１６は汚泥返送路、１７は循環水
流量計量器、１７ａは循環用エアリフトポンプ、１７ｂ
は循環水返送トラフ、１８は汚水量調整ポンプ、１９は
オーバフロー管、２０は抜水ポンプである。
【００１２】前記嫌気濾床槽第１室２ａ内には、骨格様
球体、波板体、立体網状成形体等からなる嫌気濾床２ｃ
が充填（充填率約３０〜５０％）されており、その下方
部には汚泥貯留用の空間部が形成されている。また、前
記嫌気濾床槽第２室２ｂ内には、骨格様球体や立体網状
形成体から成る嫌気濾床２ｄが充填（充填率約５０〜７
０％）されており、流入口７から流入した原汚水は第１
室２ａの下部より移流口９ａ、傾斜通路管６、移流口９
ｂを通って第２室の下方空間へ流入し、濾床２ｄ内を下
方から上方へ向けて流通する間に嫌気処理される。更
に、前記嫌気濾床槽第１室２ａ及び第２室２ｂは、比較
的形状的な制約を受けることが少なく、必要容積が確保
できさえすればその断面形状は比較的自由に選択でき、
デッドスペースが生じることは殆んど無い。そのため、
嫌気濾床槽２を第１室２ａと第２室２ｂに２分割し、且
つ両者を槽本体１の両端部へ夫々配置する構成とするこ
とにより、槽本体１の両鏡板１ａ，１ｂをほぼ対称状の
曲面板とすることが可能となり且つその長手方向の側板
１ｃ，１ｄもほぼ対称形の曲面板とすることができる。
その結果、槽本体１は、その全体的な形状が丸味を帯び
たものにできる。尚、本実施例では両嫌気濾床槽２の有
効容量は３．５ｍ3 以上に選定されている。
球体、波板体、立体網状成形体等からなる嫌気濾床２ｃ
が充填（充填率約３０〜５０％）されており、その下方
部には汚泥貯留用の空間部が形成されている。また、前
記嫌気濾床槽第２室２ｂ内には、骨格様球体や立体網状
形成体から成る嫌気濾床２ｄが充填（充填率約５０〜７
０％）されており、流入口７から流入した原汚水は第１
室２ａの下部より移流口９ａ、傾斜通路管６、移流口９
ｂを通って第２室の下方空間へ流入し、濾床２ｄ内を下
方から上方へ向けて流通する間に嫌気処理される。更
に、前記嫌気濾床槽第１室２ａ及び第２室２ｂは、比較
的形状的な制約を受けることが少なく、必要容積が確保
できさえすればその断面形状は比較的自由に選択でき、
デッドスペースが生じることは殆んど無い。そのため、
嫌気濾床槽２を第１室２ａと第２室２ｂに２分割し、且
つ両者を槽本体１の両端部へ夫々配置する構成とするこ
とにより、槽本体１の両鏡板１ａ，１ｂをほぼ対称状の
曲面板とすることが可能となり且つその長手方向の側板
１ｃ，１ｄもほぼ対称形の曲面板とすることができる。
その結果、槽本体１は、その全体的な形状が丸味を帯び
たものにできる。尚、本実施例では両嫌気濾床槽２の有
効容量は３．５ｍ3 以上に選定されている。
【００１３】図６を参照して、前記槽本体１のほぼ中央
部に形成した生物濾過槽３内には、図７に示す如き合成
樹脂パイプ又は棒体を格子状に組立てした立体格子状の
生物濾過材係止体２１が配設されており、且つその底部
には通水管２２ａを有する支持床２２が設けられてい
る。また、生物濾過槽３の上方部には上部濾材押え板２
３及び集水ストレーナ２４が配設されており、集水スト
レーナ２４及び越流堰１２を通して処理済み水が処理水
槽３へ移流される。更に、前記上部濾材受け板２３と下
部濾材押え板２５の間には、比重が水より軽いか又は水
に近い多孔質合成樹脂製の浮上濾材３ｄ（直径約２〜１
０ｍｍφの発泡スチロール又はウレタン樹脂球体）が充
填（充填率約６０〜７５％）されている。尚、図６に於
いて１０は散気管、１１は洗浄用散水管、１７ａは循環
用エアリフトポンプ、６は連通管、４は処理水槽であ
る。また、本実施例では、生物濾過槽３の有効容量は、
流入ＢＯＤ容積負荷を０．６４ｋｇ／ｍ3 日以下とし且
つ流入Ｔ−Ｎ容積負荷０．１６ｋｇ／ｍ3 日以下とする
ように選定している。
部に形成した生物濾過槽３内には、図７に示す如き合成
樹脂パイプ又は棒体を格子状に組立てした立体格子状の
生物濾過材係止体２１が配設されており、且つその底部
には通水管２２ａを有する支持床２２が設けられてい
る。また、生物濾過槽３の上方部には上部濾材押え板２
３及び集水ストレーナ２４が配設されており、集水スト
レーナ２４及び越流堰１２を通して処理済み水が処理水
槽３へ移流される。更に、前記上部濾材受け板２３と下
部濾材押え板２５の間には、比重が水より軽いか又は水
に近い多孔質合成樹脂製の浮上濾材３ｄ（直径約２〜１
０ｍｍφの発泡スチロール又はウレタン樹脂球体）が充
填（充填率約６０〜７５％）されている。尚、図６に於
いて１０は散気管、１１は洗浄用散水管、１７ａは循環
用エアリフトポンプ、６は連通管、４は処理水槽であ
る。また、本実施例では、生物濾過槽３の有効容量は、
流入ＢＯＤ容積負荷を０．６４ｋｇ／ｍ3 日以下とし且
つ流入Ｔ−Ｎ容積負荷０．１６ｋｇ／ｍ3 日以下とする
ように選定している。
【００１４】前記嫌気濾床槽第２室２ｂから汚水量調整
ポンプ１８により、７〜１０ｌ／ｍｉｎの流量で生物濾
過槽３の上方へ揚水された汚水は散気管１０からのエア
ーによる曝気循環流によって生物濾過材内を上向流で通
過し、この間に所謂生物濾過処理される。また、生物濾
過材を通過する間に処理された汚水は、集水ストレーナ
２４及び越流堰１２を通して処理水槽４内へ移流する。
尚、前記汚水量調整ポンプ１８による汚水の揚水によ
り、嫌気濾床槽第１室２ａ及び第２室２ｂ内の水位は２
６０ｍｍ以内で変動し、高・低水位差に相当する容量約
６８０ｌが所謂流量調整用容量となる。また、前記汚水
量調整ポンプ１８は、日平均汚水量Ｑの１．２５倍＋循
環水量４Ｑ＝５．２５Ｑの容量を保持している。
ポンプ１８により、７〜１０ｌ／ｍｉｎの流量で生物濾
過槽３の上方へ揚水された汚水は散気管１０からのエア
ーによる曝気循環流によって生物濾過材内を上向流で通
過し、この間に所謂生物濾過処理される。また、生物濾
過材を通過する間に処理された汚水は、集水ストレーナ
２４及び越流堰１２を通して処理水槽４内へ移流する。
尚、前記汚水量調整ポンプ１８による汚水の揚水によ
り、嫌気濾床槽第１室２ａ及び第２室２ｂ内の水位は２
６０ｍｍ以内で変動し、高・低水位差に相当する容量約
６８０ｌが所謂流量調整用容量となる。また、前記汚水
量調整ポンプ１８は、日平均汚水量Ｑの１．２５倍＋循
環水量４Ｑ＝５．２５Ｑの容量を保持している。
【００１５】約２４時間生物濾過槽３が運転されると、
生物濾過材の洗浄操作が行なわれる。即ち、逆洗に際し
ては、先ず生物濾過槽３内の汚水が、通水管２２ａ、抜
水ポンプ２０、汚泥返送路１６、汚泥返送トラフ１５を
通して嫌気濾床槽第１室２ａへ戻される。当該水抜きに
よって生物濾過槽３内の汚水が減少して行くと、汚水中
に浮上していた球状の生物濾過材は、汚水と一緒に生物
濾過槽３の底部へ下降するのではなく、生物濾過槽３内
に設けた濾過材係止体２１の各部へ付着した様な状態
で、槽３の中間部に分散係止される。その後、散水用エ
アーリフトポンプ１１ａが作動され、処理水槽３内の処
理水が散水管１１から下方へ向けて散布されると、前記
係止体２１に係止されていた球状の生物濾過材が水流に
よってバラバラになって係止体２１から落下し、この間
に生物濾過材は相互に衝突を繰り返すことによりその外
表面が洗浄される。尚、逆洗中に散気管１０からエアー
を吹き出し、落下する濾過材を攪拌するようにしてもよ
い。尚、逆洗用の散水量は０．１ｍ3 以上で、約１０分
間散水される。
生物濾過材の洗浄操作が行なわれる。即ち、逆洗に際し
ては、先ず生物濾過槽３内の汚水が、通水管２２ａ、抜
水ポンプ２０、汚泥返送路１６、汚泥返送トラフ１５を
通して嫌気濾床槽第１室２ａへ戻される。当該水抜きに
よって生物濾過槽３内の汚水が減少して行くと、汚水中
に浮上していた球状の生物濾過材は、汚水と一緒に生物
濾過槽３の底部へ下降するのではなく、生物濾過槽３内
に設けた濾過材係止体２１の各部へ付着した様な状態
で、槽３の中間部に分散係止される。その後、散水用エ
アーリフトポンプ１１ａが作動され、処理水槽３内の処
理水が散水管１１から下方へ向けて散布されると、前記
係止体２１に係止されていた球状の生物濾過材が水流に
よってバラバラになって係止体２１から落下し、この間
に生物濾過材は相互に衝突を繰り返すことによりその外
表面が洗浄される。尚、逆洗中に散気管１０からエアー
を吹き出し、落下する濾過材を攪拌するようにしてもよ
い。尚、逆洗用の散水量は０．１ｍ3 以上で、約１０分
間散水される。
【００１６】前記処理水槽４は洗浄水量の約３倍の有効
容量に設定されており、本実施例では約０．３ｍ3 の容
量を有している。また、前記消毒槽５は、その有効容量
が流入汚水量の１５分間分に設定されている。
容量に設定されており、本実施例では約０．３ｍ3 の容
量を有している。また、前記消毒槽５は、その有効容量
が流入汚水量の１５分間分に設定されている。
【００１７】図８は、本発明に係る汚水処理装置の処理
フローと、ＢＯＤ２００ｍｇ／ｌ，Ｔ−Ｎ５０ｍｇ／ｌ
の汚水２００ｌ／日を処理した場合の処理性能（放流水
ＢＯＤ１０ｍｇ／ｌ，Ｔ−Ｎ１５ｍｇ／ｌ）を示すもの
である。また、当該処理フローの汚水処理装置は前述の
如く所謂１０人槽として設計されており、嫌気濾床槽２
の有効容量３．７１ｍ3 、嫌気濾材の容量（第１室）
０．９０５ｍ3 （充填率４０％）、第２室０．８６９ｍ
3 （充填率６１％）、流量調整部の有効容量０．６８１
ｍ3 、生物濾過槽の有効容量０．６３７ｍ3 、生物濾材
容積０．４６７ｍ3 （充填率７３．３％）、曝気供給空
気量２０ｌ／ｍｉｎ、処理水槽の有効容量０．３５３ｍ
3 、洗浄水量１００ｍ3 ／日、消毒槽の有効容積０．０
２１ｍ3 に夫々設定されている。
フローと、ＢＯＤ２００ｍｇ／ｌ，Ｔ−Ｎ５０ｍｇ／ｌ
の汚水２００ｌ／日を処理した場合の処理性能（放流水
ＢＯＤ１０ｍｇ／ｌ，Ｔ−Ｎ１５ｍｇ／ｌ）を示すもの
である。また、当該処理フローの汚水処理装置は前述の
如く所謂１０人槽として設計されており、嫌気濾床槽２
の有効容量３．７１ｍ3 、嫌気濾材の容量（第１室）
０．９０５ｍ3 （充填率４０％）、第２室０．８６９ｍ
3 （充填率６１％）、流量調整部の有効容量０．６８１
ｍ3 、生物濾過槽の有効容量０．６３７ｍ3 、生物濾材
容積０．４６７ｍ3 （充填率７３．３％）、曝気供給空
気量２０ｌ／ｍｉｎ、処理水槽の有効容量０．３５３ｍ
3 、洗浄水量１００ｍ3 ／日、消毒槽の有効容積０．０
２１ｍ3 に夫々設定されている。
【００１８】
【発明の効果】本件発明では、槽形状に対する制約の比
較的少ない嫌気濾床槽を二室に分割し、両者を槽本体１
の両端部へ配設すると共に両者の中間部に生物濾過槽３
及び処理水槽４を形成する構成としている。その結果、
槽本体１の形態を、全体的に丸味を帯びた左右対称状の
形態とすることができ、構造的に土圧等に対する機械的
強度が上昇して槽本体１の壁厚を小さくすることが可能
となり、装置の小型化を図り得る。また、本願発明で
は、生物濾過槽の濾材として汚水中に浮遊可能な合成樹
脂製の多孔質粒体を使用しているため、生物濾過材全体
の重量が軽量であって運搬その他が極めて容易となる。
更に、本発明では前記浮上濾材を生物濾過材としている
ため、逆洗時に生物濾過材内の水抜きをすることによ
り、生物濾過材は格子状係止体に容易に係止した状態と
なると共に、上方から逆洗水を散布することにより、容
易にバラバラになって攪拌されつつ下方へ落下する。そ
の結果、より少ない逆洗水で効率よく且つ完全に生物濾
過材の洗浄が行え、高い汚水処理能力が得られる。加え
て、本発明では嫌気・好気循環方式を採用しているた
め、高能率で汚水の脱室が行なえると共に、処理水槽４
と嫌気濾床槽２ａが隣接しているために処理水の循環用
動力も少なくてよく、好都合である。本発明は上述の通
り優れた実用的効用を奏するものである。
較的少ない嫌気濾床槽を二室に分割し、両者を槽本体１
の両端部へ配設すると共に両者の中間部に生物濾過槽３
及び処理水槽４を形成する構成としている。その結果、
槽本体１の形態を、全体的に丸味を帯びた左右対称状の
形態とすることができ、構造的に土圧等に対する機械的
強度が上昇して槽本体１の壁厚を小さくすることが可能
となり、装置の小型化を図り得る。また、本願発明で
は、生物濾過槽の濾材として汚水中に浮遊可能な合成樹
脂製の多孔質粒体を使用しているため、生物濾過材全体
の重量が軽量であって運搬その他が極めて容易となる。
更に、本発明では前記浮上濾材を生物濾過材としている
ため、逆洗時に生物濾過材内の水抜きをすることによ
り、生物濾過材は格子状係止体に容易に係止した状態と
なると共に、上方から逆洗水を散布することにより、容
易にバラバラになって攪拌されつつ下方へ落下する。そ
の結果、より少ない逆洗水で効率よく且つ完全に生物濾
過材の洗浄が行え、高い汚水処理能力が得られる。加え
て、本発明では嫌気・好気循環方式を採用しているた
め、高能率で汚水の脱室が行なえると共に、処理水槽４
と嫌気濾床槽２ａが隣接しているために処理水の循環用
動力も少なくてよく、好都合である。本発明は上述の通
り優れた実用的効用を奏するものである。
【図１】本発明に係る汚水処理の槽内平面図。
【図２】図１のＡ−Ａ視断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ視断面図。
【図４】図１のＣ−Ｃ視断面図。
【図５】図１のＤ−Ｄ視断面図。
【図６】生物濾過槽３の縦断面図。
【図７】生物濾過材係止体の斜面図。
【図８】本発明による汚水の処理フロー図。
１は浄化槽本体、１ａ，１ｂは鏡板、１ｃ，１ｄは側
板、１ｅは底板、１ｆは天井板、２は嫌気濾床槽、２ａ
は嫌気濾床槽第１室、２ｂは嫌気濾床槽第２室、３ａ，
３ｂ，３ｃ，３ｄは隔壁、３は生物濾過槽、４は処理水
槽、５は消毒槽、５ａは隔壁、６は傾斜通路管、６ａは
バッフル、７は汚水流入口、８は流入バッフル、９ａ，
９ｂは汚水移流口、１０は散気管、１１は逆洗用散水
管、１１ａは散水用エアリフトポンプ、１２は越流堰、
１３は処理水移流用トラフ、１４は排水口、１５は汚泥
返送トラフ、１６は汚泥返送路、１７は循環水流量計量
器、１７ａは循環用エアリフトポンプ、１７ｂは循環水
返送トラフ、１８は汚水量調整ポンプ、１９はオーバー
フロー管、２０は抜水ポンプ、２１は生物濾過材係止
体、２２は支持床、２２ａは通水管、２３は上部濾材押
え板、２４は集水ストレーナ、２５は下部濾材受け板。
板、１ｅは底板、１ｆは天井板、２は嫌気濾床槽、２ａ
は嫌気濾床槽第１室、２ｂは嫌気濾床槽第２室、３ａ，
３ｂ，３ｃ，３ｄは隔壁、３は生物濾過槽、４は処理水
槽、５は消毒槽、５ａは隔壁、６は傾斜通路管、６ａは
バッフル、７は汚水流入口、８は流入バッフル、９ａ，
９ｂは汚水移流口、１０は散気管、１１は逆洗用散水
管、１１ａは散水用エアリフトポンプ、１２は越流堰、
１３は処理水移流用トラフ、１４は排水口、１５は汚泥
返送トラフ、１６は汚泥返送路、１７は循環水流量計量
器、１７ａは循環用エアリフトポンプ、１７ｂは循環水
返送トラフ、１８は汚水量調整ポンプ、１９はオーバー
フロー管、２０は抜水ポンプ、２１は生物濾過材係止
体、２２は支持床、２２ａは通水管、２３は上部濾材押
え板、２４は集水ストレーナ、２５は下部濾材受け板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 3/34 １０１ Ｄ
Claims (3)
- 【請求項１】 嫌気濾床槽（２）と生物濾過槽（３）と
処理水槽（４）と消毒槽（５）とを備え、嫌気濾床槽
（２）から生物濾過槽（３）へ所定流量の汚水を移流す
ると共に処理水槽（４）から嫌気濾床槽（２）へ所定流
量の処理水を返送するようにした流量調整式嫌気・好気
循環型汚水処理装置に於いて、前記嫌気濾床槽（２）を
２分割して槽本体（１）の長手方向の両端部に夫々配設
し、両嫌気濾床槽（２ａ），（２ｂ）間を傾斜通路管
（６）で連通すると共に、両者の中間部を分割して生物
濾過槽（３）と処理水槽（４）を形成し、且つ前記生物
濾過槽（３）内には生物濾過材係止体（２１）を配設す
ると共に合成樹脂製の小粒体より成る浮上濾材を充填し
て成る汚水処理装置。 - 【請求項２】 生物濾過材係止体を、合成樹脂製の棒材
又はパイプ材から成る格子状の生物濾過材係止体（２
１）とした請求項１に記載の汚水処理装置。 - 【請求項３】 浮上濾材を直径が３〜１０ｍｍφの発泡
性ポリスチロールの球体とすると共に、その充填率を６
５〜８０％とした請求項１又は請求項２に記載の汚水処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15759494A JPH0819790A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15759494A JPH0819790A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 汚水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0819790A true JPH0819790A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15653129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15759494A Pending JPH0819790A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 汚水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0819790A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010284620A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Fuji Clean Co Ltd | 水処理装置 |
| CN102126790A (zh) * | 2010-08-02 | 2011-07-20 | 朱向宏 | 一种提高生物滤池处理效率的方法和装置 |
| CN102502972A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-06-20 | 常州大学 | 一种利用下向流曝气生物滤池处理藻浆压滤液的方法 |
| CN104370365A (zh) * | 2014-11-21 | 2015-02-25 | 朱宇晴 | 污水资源化无害处理一体化设备 |
| CN108059254A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-05-22 | 淮阴师范学院 | 景观湖氨氮生物净化装置及净化方法 |
| CN111807619A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-10-23 | 见嘉环境科技（苏州）有限公司 | 一种污水处理用净化槽及使用方法 |
| CN116282504A (zh) * | 2023-05-19 | 2023-06-23 | 中材克普(北京)生态环境有限公司 | 一种养殖厂用微生物菌剂污水处理设备 |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15759494A patent/JPH0819790A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010284620A (ja) * | 2009-06-15 | 2010-12-24 | Fuji Clean Co Ltd | 水処理装置 |
| CN102126790A (zh) * | 2010-08-02 | 2011-07-20 | 朱向宏 | 一种提高生物滤池处理效率的方法和装置 |
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| CN111807619A (zh) * | 2020-07-10 | 2020-10-23 | 见嘉环境科技（苏州）有限公司 | 一种污水处理用净化槽及使用方法 |
| CN116282504A (zh) * | 2023-05-19 | 2023-06-23 | 中材克普(北京)生态环境有限公司 | 一种养殖厂用微生物菌剂污水处理设备 |
| CN116282504B (zh) * | 2023-05-19 | 2023-07-25 | 中材克普(北京)生态环境有限公司 | 一种养殖厂用微生物菌剂污水处理设备 |
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