JP2002159461A - 体脂肪計 - Google Patents
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Abstract
ることに基づき、体脂肪率の測定精度が高められた体脂
肪計を提供することである。 【解決手段】 被検者の身体データより体密度を演算
し、この体密度からさらに体脂肪率を演算により求める
体脂肪計10を以下のように構成する。体脂肪計10
を、被検者の体重、身長、年齢及び性別等の身体データ
を入力できる操作部7と、身体の末端に接触させる電極
3、4、5、6を介して身体のインピーダンスを測定で
きるインピーダンス測定手段と、これらの身体データか
ら体密度及び体脂肪率を演算する演算式が格納される記
憶装置とを備える構成とする。そして、前記演算式によ
り体密度を求める演算処理について、被検者の身体デー
タのうち少なくとも腹部皮下脂肪厚を含んでするように
構成する。
Description
高められた体脂肪計に関する。
の指標となる体脂肪率が注目されている。体内脂肪が増
加すると成人病等の原因となるので、体脂肪率を測定し
て体内脂肪を知ることにより成人病の予防を図ることが
できる。この体脂肪率を測定するための機器として体脂
肪計が知られている。
略以下のようにして行われる。
長や体重、性別、年齢等を入力すると、これらの身体デ
ータは体脂肪計に記憶されるようにされている。そし
て、体脂肪計には被検者が外部から接触できる電極が設
けられるが、かかる電極への被検者による接触を介して
身体のインピーダンスが測定され、この身体のインピー
ダンスについても体脂肪計に記憶されるようにされてい
る。
めの所定の演算式が記憶されており、該演算式と前記身
体データ及び身体のインピーダンスとに基づく演算処理
がされ、体脂肪率が求められるようになっている。
おいて上記体脂肪率を演算するにあたり、まず体密度を
演算し、この体密度から、さらに周知の演算式(例え
ば、ブロゼック等の報告書、J.Brozek, F.Grande, J.T.
Anderson and A.Key;"Ann.NY Acad.Sci., 110(1963) 11
3-40を参照)に基づく演算を行い、体脂肪率を演算する
ようにされているものがある。
れる体密度を演算するための演算式として、以下の
(1)式が知られている。
であり、Zは被検者の身体インピーダンスであり、ag
eは被検者の年齢であり、i1は被検者の男女の性別に
基づく性別データである。
1は、以下のようにして求められたものが、予め体脂肪
計に記憶されている。即ち、上記a1、b1、h1は、
標本としての不特定多数の人体について、例えば水中体
重法により測定された体密度と、標本たる各人体の体
重、身体インピーダンス及び年齢との相関を統計的に処
理することにより求められたものである。
該体密度に基づき体脂肪率を演算するようにすると、最
終的な演算結果としての体脂肪率の測定精度は、体密度
の演算により影響されることになる。即ち、上記体脂肪
率は、上記演算された体密度の被検者本来の身体の体密
度に対する精度により影響を受けることになる。
式によっては、被検者の身体に関する固有の特徴を必ず
しも反映することはできず、被検者の体密度を精度良く
求め得るとは限らなかった。
と体重や身長、身体のインピーダンス等との相関関係
は、不特定多数の人体を標本として求めた平均的なもの
であり、一律に適用すると、身体の肥満の程度や身体中
の肥満部位等に基づく被検者の体型によっては正確に反
映させることができず、体密度を精度良く求めることが
できないと考えられる。
をより精度良く演算することに基づき、体脂肪率の測定
精度を高めることができる体脂肪計を提供することを目
的としている。
め、本発明の体脂肪計は、被検者の体重、身長、身体の
インピーダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身
体データを所定の演算式により演算処理して得られた体
密度から体脂肪率を演算することができ、被検者の身体
の末端に接触させる電極を介して前記身体のインピーダ
ンスを測定できるインピーダンス測定手段を有してな
り、前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物
理的測定により測定された人体の実際の体密度と該標本
とされた人体の身体データとの相関を統計的に処理する
ことによって創成されたものであり、前記体密度を得る
ための演算式に基づく演算処理が、前記被検者の身体デ
ータとしてさらに腹部皮下脂肪厚を含んでするように構
成されている(請求項1)。
体密度を求める演算処理を腹部皮下脂肪厚を含んでする
ので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の一部であ
る腹部皮下脂肪厚を反映させて、より精密に体密度を求
めることができる。これにより、かかる体密度に基づき
体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求め
ることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の胴の部位における周回の寸法
であるウエストサイズを含んでするように構成すること
ができる(請求項2)。
と、体密度を求める演算処理を前記ウエストサイズを含
んでするので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の
一部であるウエストサイズを反映させて、より精密に体
密度を求めることができる。これにより、かかる体密度
に基づき体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪
率を求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び人体の胴の部位
における周回の寸法であるウエストサイズを含んでする
ように構成することができる(請求項3)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚及び
ウエストサイズを含んでするので、体密度を求めるにあ
たり、身体の特徴の一部である腹部の皮下脂肪厚及びウ
エストサイズを反映させて、より精密に体密度を求める
ことができる。これにより、かかる体密度に基づき体脂
肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めるこ
とができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の臀部の部位における周回の寸
法であるヒップサイズを含んでするように構成すること
ができる(請求項4)。
と、体密度を求める演算処理を前記ヒップサイズを含ん
でするので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の一
部であるヒップサイズを反映させて、より精密に体密度
を求めることができる。これにより、かかる体密度に基
づき体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を
求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び人体の臀部の部
位における周回の寸法であるヒップサイズを含んでする
ように構成することができる(請求項5)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚及び
ヒップサイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部である腹部の皮下脂肪厚及びヒッ
プサイズを反映させて、より精密に体密度を求めること
ができる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率
を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることが
できる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の胴の部位における周回の寸法
であるウエストサイズ及び人体の臀部の部位における周
回の寸法であるヒップサイズを含んでするように構成す
ることができる(請求項6)。
と、体密度を求める演算処理を前記ウエストサイズ及び
ヒップサイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部であるウエストサイズ及びヒップ
サイズを反映させて、より精密に体密度を求めることが
できる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率を
求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることがで
きる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人体の胴の部位に
おける周回の寸法であるウエストサイズ及び人体の臀部
の部位における周回の寸法であるヒップサイズを含んで
するように構成することができる(請求項7)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚、ウ
エストサイズ及びヒップサイズを含んでするので、体密
度を求めるにあたり、身体の特徴の一部である腹部の皮
下脂肪厚、ウエストサイズ及びヒップサイズを反映させ
て、より精密に体密度を求めることができる。これによ
り、かかる体密度に基づき体脂肪率を求めるにあたり、
より精密に体脂肪率を求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の胸部の部位における周回の寸
法であるバストサイズを含んでするように構成すること
ができる(請求項8)。
と、体密度を求める演算処理を前記バストサイズを含ん
でするので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の一
部であるバストサイズを反映させて、より精密に体密度
を求めることができる。これにより、かかる体密度に基
づき体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を
求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び人体の胸部の部
位における周回の寸法であるバストサイズを含んでする
ように構成することができる(請求項9)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚及び
バストサイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部である腹部皮下脂肪厚及びバスト
サイズを反映させて、より精密に体密度を求めることが
できる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率を
求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることがで
きる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の胴の部位における周回の寸法
であるウエストサイズ及び人体の胸部の部位における周
回の寸法であるバストサイズを含んでするように構成す
ることができる(請求項10)。
と、体密度を求める演算処理を前記ウエストサイズ及び
バストサイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部であるウエストサイズ及びバスト
サイズを反映させて、より精密に体密度を求めることが
できる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率を
求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることがで
きる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人体の胴の部位に
おける周回の寸法であるウエストサイズ及び人体の胸部
の部位における周回の寸法であるバストサイズを含んで
するように構成することができる(請求項11)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚、ウ
エストサイズ及びバストサイズを含んでするので、体密
度を求めるにあたり、身体の特徴の一部である腹部皮下
脂肪厚、ウエストサイズ及びバストサイズを反映させ
て、より精密に体密度を求めることができる。これによ
り、かかる体密度に基づき体脂肪率を求めるにあたり、
より精密に体脂肪率を求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の胴の部位における周回の寸法
であるウエストサイズ、人体の臀部の部位における周回
の寸法であるヒップサイズ及び人体の胸部の部位におけ
る周回の寸法であるバストサイズを含んでするように構
成することができる(請求項12)。
と、体密度を求める演算処理を前記ウエストサイズ、ヒ
ップサイズ及びバストサイズを含んでするので、体密度
を求めるにあたり、身体の特徴の一部であるウエストサ
イズ、ヒップサイズ及びバストサイズを反映させて、よ
り精密に体密度を求めることができる。これにより、か
かる体密度に基づき体脂肪率を求めるにあたり、より精
密に体脂肪率を求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人体の胴の部位に
おける周回の寸法であるウエストサイズ、人体の臀部の
部位における周回の寸法であるヒップサイズ及び人体の
胸部の部位における周回の寸法であるバストサイズを含
んでするように構成することができる(請求項13)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚、ウ
エストサイズ、ヒップサイズ及びバストサイズを含んで
するので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の一部
である腹部皮下脂肪厚、ウエストサイズ、ヒップサイズ
及びバストサイズを反映させて、より精密に体密度を求
めることができる。これにより、かかる体密度に基づき
体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求め
ることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の大腿部の部位における周回の
寸法である大腿部サイズを含んでするように構成するこ
とができる(請求項14)。
と、体密度を求める演算処理を前記大腿部サイズを含ん
でするので、体密度を求めるにあたり、身体の特徴の一
部である大腿部サイズを反映させて、より精密に体密度
を求めることができる。これにより、かかる体密度に基
づき体脂肪率を求めるにあたり、より精密に体脂肪率を
求めることができる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び人体の大腿部の
部位における周回の寸法である大腿部サイズを含んです
るように構成することができる(請求項15)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚及び
大腿部サイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部である腹部皮下脂肪厚及び大腿部
サイズを反映させて、より精密に体密度を求めることが
できる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率を
求めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることがで
きる。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理が、前記被検者の身体
データとしてさらに人体の臀部の部位における周回の寸
法であるヒップサイズ及び人体の大腿部の部位における
周回の寸法である大腿部サイズを含んでするように構成
することができる(請求項16)。
と、体密度を求める演算処理を前記ヒップサイズ及び大
腿部サイズを含んでするので、体密度を求めるにあた
り、身体の特徴の一部であるヒップサイズ及び大腿部サ
イズを反映させて、より精密に体密度を求めることがで
きる。これにより、かかる体密度に基づき体脂肪率を求
めるにあたり、より精密に体脂肪率を求めることができ
る。
重、身長、身体のインピーダンス、年齢及び性別データ
を含む被検者の身体データを所定の演算式により演算処
理して得られた体密度から体脂肪率を演算することがで
き、被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記
身体のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定
手段を有し、前記演算式が、多数の標本とされる人体に
対する物理的測定により測定された人体の実際の体密度
と該標本とされた人体の身体データとの相関を統計的に
処理することによって創成されており、前記体密度を得
るための演算式に基づく演算処理を、前記被検者の身体
データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人体の臀部の部位
における周回の寸法であるヒップサイズ及び人体の大腿
部の部位における周回の寸法である大腿部サイズを含ん
でするように構成することができる(請求項17)。
と、体密度を求める演算処理を前記腹部皮下脂肪厚、ヒ
ップサイズ及び大腿部サイズを含んでするので、体密度
を求めるにあたり、身体の特徴の一部である腹部皮下脂
肪厚、ヒップサイズ及び大腿部サイズを反映させて、よ
り精密に体密度を求めることができる。これにより、か
かる体密度に基づき体脂肪率を求めるにあたり、より精
密に体脂肪率を求めることができる。
密度を求めるための演算式として、体型を不特定として
任意に選ばれた人体を前記標本として創成されたものを
有し、かかる演算式に基づく体密度の演算を実行する演
算モードを備えるように構成することができる(請求項
18)。
平均的な体型をなす人体を標本として創成された前記演
算式により体密度を求めることができ、かかる演算式に
よると平均的な体型の被検者について相関良く体密度を
求めることができる。これにより、平均的な体型の被検
者について、体密度を高い精度で求めることができ、ひ
いては体脂肪率を高い精度で求めることができる。
密度を求めるための演算式として肥満体型をなす人体を
前記標本として創成されたものを有し、かかる演算式に
基づく体密度の演算を実行する演算モードを備えるよう
に構成することができる(請求項19)。
して創成された前記演算式によると、肥満体型の被検者
について、該被検者の体型と相関良く体密度を求めるこ
とができ、体密度を高い精度で求めることができ、ひい
ては体脂肪率を高い精度で求めることができる。
して創成された演算式を有する体脂肪計について(請求
項19)、肥満体型の人体として上半身型肥満の体型を
なす人体を前記標本として創成された演算式を含み、該
上半身型肥満の体型をなす人体を標本として創成された
演算式に基づく体密度の演算を実行する演算モードを備
えるように構成することができる(請求項20)。
す人体を標本として創成された前記演算式によると、肥
満体型の中でも特に上半身型肥満の体型の被検者につい
て、該被検者の体型と相関良く体密度を求めることがで
き、体密度を高い精度で求めることができ、ひいては体
脂肪率を高い精度で求めることができる。
して創成された演算式を有する体脂肪計について(請求
項19)、肥満体型の人体として下半身型肥満の体型を
なす人体を前記標本として創成された演算式を含み、該
下半身型肥満の体型をなす人体を標本として創成された
演算式に基づく体密度の演算を実行する演算モードを備
えるように構成することができる(請求項21)。
す人体を標本として創成された前記演算式によると、肥
満体型の中でも特に下半身型肥満の体型の被検者につい
て、該被検者の体型と相関良く体密度を求めることがで
き、体密度を高い精度で求めることができ、ひいては体
脂肪率を高い精度で求めることができる。
して創成された演算式を有する体脂肪計について(請求
項19乃至21、肥満体型の人体として内臓脂肪型肥満
の人体を前記標本として創成された演算式を含み、該内
臓脂肪型肥満の人体を標本として創成された演算式に基
づく体密度の演算を実行する演算モードを備えるように
構成することができる(請求項22)。
標本として創成された前記演算式によると、肥満体型の
中でも特に内臓脂肪型肥満の被検者について、該被検者
の体型と相関良く体密度を求めることができ、体密度を
高い精度で求めることが可能であり、ひいては体脂肪率
を高い精度で求めることができる。
して創成された演算式を有する体脂肪計について(請求
項19乃至21、肥満体型の人体として腹部皮下脂肪型
肥満の人体を前記標本として創成された演算式を含み、
該腹部皮下脂肪型肥満の人体を標本として創成された演
算式に基づく体密度の演算を実行する演算モードを備え
るように構成することができる(請求項23)。
体を標本として創成された前記演算式によると、肥満体
型の中でも特に腹部皮下脂肪型肥満の被検者について、
該被検者の体型と相関良く体密度を求めることができ、
体密度を高い精度で求めることができ、ひいては体脂肪
率を高い精度で求めることができる。
乃至23)、前記演算式に人体の胸部の部位における周
回の寸法であるバストサイズが一定以上の大きさにある
女性の人体を対象とするバスト発育型体型の人体を標本
として創成されたものを含み、該演算式に基づく体密度
の演算を実行する演算モードを備え、該演算モードを、
被検者が一定以上のバストサイズの女性である場合にの
み実行するように構成することができる(請求項2
4)。
を標本として創成された演算式によると、バストの部位
の脂肪が富裕となってバストが発達した特定の女性に特
有の体型であるバスト発育型の体型をなす被検者につい
て、該被検者の体型と相関良く体密度を求めることがで
きる。これにより、バスト発育型体型に該当する女性の
被検者について、体密度を高い精度で求めることがで
き、ひいては体脂肪率を高い精度で求めることもでき
る。
1乃至図5に基づいて説明する。
脂肪計10の斜視図である。体脂肪計10に設けられる
操作部7は、これを被検者が操作することにより被検者
個人の身体的特徴を表す身体データを入力できるように
されており、数値や文字を入力するための数値キーや文
字キー等を備えている。また、操作部7には、以下に説
明する身体データの各項目の選択を行うための選択キー
も備わっている。
身体データとして、被検者の身長、体重、性別データ、
年齢、腹部の皮下脂肪厚、人体の胴の部位における周回
の寸法であるウエストサイズ、人体の臀部の部位におけ
る周回の寸法であるヒップサイズ、人体の大腿部におけ
る周回の寸法である大腿部サイズ、人体の胸部の周回寸
法であるバストサイズ、腹部における内臓脂肪の横方向
に沿った断面積である腹部内臓脂肪横断面積がある。
男女の別が入力されると、該入力された被検者の性別が
性別管理コードにより識別されるようにされている。
る皮下脂肪の厚さであり、いわゆるキャリパーと呼ばれ
るものや超音波を用いて測定するもの等、周知の皮下脂
肪厚測定手段によって測定することができる。そして、
この測定された腹部皮下脂肪厚のデータを操作部7より
入力して用いることができる。
人体の傍臍部及び腸骨上部の二箇所の部位より採取する
ことができる。そして、腹部の皮下脂肪厚としては、い
ずれか一方の測定値を採用してもよく、これらの測定値
の和を採用してもよく、または和の平均値を採用しても
よい。
腔内における内臓部分の脂肪の横断面積、即ち、直立姿
勢を取った人体の略第一腰椎の位置での横断面と略第五
腰椎の位置での横断面の間の任意の横断面に沿った内臓
及びその周辺に付着する脂肪部分が占める横断面積であ
る。そして、前記横断面のうち、特に第四腰椎中部の位
置における横断面における内臓脂肪横断面積を用いるの
が望ましい。この横断面の位置における内臓脂肪横断面
積は、腹部における内臓脂肪量との相関が特に高いとさ
れているからである。
者の人体の略第四腰椎の部位における腹回りの周回の寸
法を用いるのが望ましい。ウエストサイズとしてかかる
部位の寸法が、被検者の上半身の肥満等に関する状況を
最も反映していると考えられるからである。
の臀部における略最も肉厚の大きい部位における周回の
寸法を用いるのが望ましい。ヒップサイズとしてかかる
部位の寸法が、被検者の下半身の肥満等に関する状況を
最も反映していると考えられるからである。
上部と中部との間における大腿部の周囲長を採取するの
が望ましい。大腿部サイズとしてかかる部位の寸法が、
被検者の下半身の肥満等に関する状況を最も反映してい
ると考えられるからである。
大腿部の上部及び中部は以下のようにして決められる。
被検者が足を10cm程度離し、どちらの足にも均等に
体重がかかるようにして立った状態における臀溝のすぐ
直下を通る水平面上の部位が大腿部の上部とされる。ま
た、被検者が足を10cm程度離し、どちらの足にも均
等に体重がかかるようにして立った状態における、前記
大腿部の上部(又は、大腿での皮脂厚計測部位即ち鼠径
雛壁)と膝蓋骨上縁との中点にあたる部位が、大腿部の
中部とされる。
させるべく電源オンまたはオフするためのオン/オフ
(ON/OFF)スイッチや、後に説明する生体インピ
ーダンスの測定を開始するためのインピーダンス測定開
始スイッチも設けられている。
り、被検者の身体に応じたより精度の良い体密度の測定
に基づき体脂肪率を求めるための各測定モードを選択で
き、かかる測定モードの選択に応じて、後に説明する第
一の測定ルーチンや第二の測定ルーチン等の測定ルーチ
ンを実行させることができる。
て入力された身体データや該入力された身体データに基
づき求められる各種の演算結果、後に説明する身体のイ
ンピーダンスや体脂肪率等の測定結果が表示される。
するように被検者の体脂肪率を測定するための体脂肪率
測定手段が設けられている。即ち、体脂肪計10の本体
の表面における前方部分の左側には電極3が配設され、
前方部分の右側には電極4が配設されている。そして、
本体1の裏面における前記電極3に対する略真裏の位置
には電極5が配設され、前記電極4に対する略真裏の位
置には電極6が配設されている。
は、人体の生体インピーダンスを測定するためのもので
ある。そして、前記電極5及び6は被検者の人体に電流
路を形成するための一対の電流路形成電極であり、前記
電極3及び4は前記電流路内における二点間の電位差を
測定するための一対の電圧測定用電極である。
いて周知である本体1の内部のインピーダンス測定手段
(図示されない)に接続されている。即ち、電極5及び
6は一定電流を出力する定電流源を構成する回路部分に
接続されており、電極3及び電極4は電圧計を構成する
回路部分に接続されている。
を測定するにあたり、例えば、被検者の左手の親指を電
極3に接触させ左手の人指し指を電極5に接触させると
ともに、右手の親指を電極4に接触させ右手の人指し指
を電極6に接触させることができる。このようにして被
検者の両手を人体の末端とする生体インピーダンスを測
定することができる。
3の略真裏の位置となるように配設し、電極6を電極4
の略真裏の位置となるように配設すると、両手の各手の
二本の指を電極に接触させつつ本体1を摘むにあたり、
摘み易いというメリットがある。これにより、体脂肪計
10を手にとって安定して支持しつつ、生体インピーダ
ンスを安定して測定することもできる。また、各手の二
本の指によって、電極3と5とを略等しく押圧すること
ができ、電極4と6とを略等しく押圧することもでき
る。これにより、生体インピーダンスをより安定に測定
できるので、体密度の精度を向上させることができ、ひ
いては体脂肪率の測定精度を向上させることができる。
理のブロックについて説明する。この体脂肪計10にお
ける各種の演算は、中央処理装置(CPU)14と記憶
装置15とを備えて構成される演算処理部12によって
行われる。
わる機能キーの操作を介して入力された身体データや、
電極3、4、5、6を介して得られた生体インピーダン
スの測定値が記憶される。
を求めるための演算式も記憶されており、BMIを求め
得るようにされている。このBMIは、肥満に関する指
標として比較的に簡易に求めることができ、(体重)/
(身長)2 により求めることができる。
サイズに対するウエストサイズの比であるWHR(ウエ
ストサイズ/ヒップサイズ)を求めるための演算式も記
憶されており、WHRを求め得るようにされている。
量(S)に対する腹部の内臓脂肪量(V)の比であるV
/S比を求めるための演算式が記憶されており、V/S
比を求め得るようにされている。このV/S比は、腹部
皮下脂肪厚及び腹部内臓脂肪横断面積に基づいて求める
ことができる。このV/S比によると、身体の体脂肪の
沈着部位、即ち体脂肪の分布状態を知ることができる。
ータより体型を判定するための判定基準値が記憶されて
いる。この判定基準値として、BMIについての判定基
準値JBM、ウエストサイズについての判定基準値JWS、
WHRについての判定基準値JWH、腹部内臓脂肪横断面
積についての判定基準値JNZ、V/S比についての判定
基準値JVS、バストサイズについての判定基準値JBS、
体脂肪率についての判定基準値JFTが予め格納されてい
る。
判定するようにできる。被検者のBMIが前記JBM以上
の場合に肥満体型と判定することができる。一方、被検
者の体脂肪率が前記JFT以上の場合に肥満体型と判定す
るようにすることもできる。
について、そのWHRが前記JWH以上の場合に上半身型
肥満の体型と判定し、前記JWH未満の場合に下半身型肥
満の体型と判定するようにできる。一方、被検者のウエ
ストサイズが前記JWS以上の場合に上半身型肥満の体型
と判定するようにすることもできる。
ついて、被検者のV/S比が前記J VS以上である場合に
腹部内臓脂肪型肥満の体型と判定し、前記JVS未満であ
る場合に腹部皮下脂肪型肥満であると判定するようにす
ることができる。一方、腹部内臓脂肪型肥満の体型に該
当するか否かを、被検者の腹部内臓脂肪横断面積が前記
JNZ以上であるか否かにより判定することもできる。
記JBS以上である場合にバスト発育型体型と判定するこ
とができる。
的な判定基準値として、以下のごとき数値を選ぶことが
できる。即ち、JBMに関して25を選ぶことができる。
JWSに関して、男性について85cm、女性について9
0cmを選ぶことができる。JWHに関して、男性につい
て1.0、女性について0.8を選ぶことができる。J
VSに関して0.4を選ぶことができる。JNZに関して1
00cm2 を選ぶことができる。JFTに関して、男性に
ついて20%、女性について30%を選ぶことができ
る。
ンスや身体データに基づいて体密度を推定演算するため
の演算式、かかる体密度から体脂肪率を演算するための
演算式、及び体脂肪率から体脂肪量を演算するための演
算式が記憶されている。
式として、以下の式(1)乃至式(18)が記憶されて
いる。
BDn(n=1,2,・・・、18)は、対応する各式に
より求められる体密度を表す。また、Wは被検者の体重
データを表し、Zは被検者の生体インピーダンスを表
し、Tは被検者の身長データを表し、ageは被検者の
年齢データを表す。
の別により定まる特定の数値が与えられる。このIX
には、性別管理コードに応じて定められた特定の数値が
入力される。
る、係数an、bn、hn(n=1,・・・,18)、c
n、dn、fn(n=1,・・・,8)、en(n=
1,・・・,6)、gn(n=1,・・・,4)は、別途
に以下のようにして求められ記憶される。
個人の実際の体密度を物理的測定法により測定する。そ
して、標本となる各個人について、上記式(1)乃至式
(18)の各演算式で用いられる各種の身体データを測
定する。そして、各演算式で用いられる複数の身体デー
タと体密度との相関を仮定し、この相関を統計的に処理
することにより、各演算式における各係数を求めること
ができる。
と、標本とされた各個人について測定された実際の体密
度と、該標本とされた各個人についてのW・Z/T2及
びageとが相関していると仮定し、この相関を統計的
に処理することにより、a1、b1、h1が求められ
る。ここで、a1、b1、h1を求めるにあたって、二
種類以上の身体データと体密度との相関の統計的な処理
は、重回帰分析を用いて行うことができる。
X を除く各係数についても、式(1)の例を挙げて以
上に説明したのと同様に、各演算式で用いられる身体デ
ータと体密度との相関を統計的に処理することにより求
めることができる。
度を測定するための物理的測定法として、水中体重法を
用いることができる。水中体重法によると、人体を水中
に浸けて求められる水中での体重と空気中での体重の比
率により、その体密度を測定することができる。
するための物理的測定法は、水中体重法以外であって
も、実際の体密度を精度良く測定できるのであれば、い
かなる方法であっても構わない。
にあたり、前記標本とする人体の数として、体密度と身
体データとの相関を統計的に処理する観点から、100
人以上とするのが望ましい。
500人以上とするのがより望ましい。これにより、標
本とする個々の人体のバラツキによる影響をより確実に
抑制できるからである。
り体密度を演算すると、式(1)により演算する場合に
比べ以下の意義がある。即ち、式(2)によると、身体
データとして被検者の腹部皮下脂肪厚(s)を含んでお
り、腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を求めることが
できる。
て被検者のウエストサイズ(WL)を含んでおり、ウエ
ストサイズを反映させた体密度を求めることができる。
式(4)によると、身体データとして被検者のウエスト
サイズ(WL)及び腹部皮下脂肪厚(s)を含んでお
り、ウエストサイズ及び腹部皮下脂肪厚を反映させた体
密度を求めることができる。
て被検者のヒップサイズ(HL)を含んでおり、ヒップ
サイズを反映させた体密度を求めることができる。式
(6)によると、身体データとして被検者のヒップサイ
ズ(HL)及び腹部皮下脂肪厚(s)を含んでおり、ヒ
ップサイズ及び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を求
めることができる。
て被検者のウエストサイズ(WL)及びヒップサイズ
(HL)を含んでおり、ウエストサイズ及びヒップサイ
ズを反映させた体密度を求めることができる。式(8)
によると、身体データとして被検者のウエストサイズ
(WL)、ヒップサイズ(HL)及び腹部皮下脂肪厚
(s)を含んでおり、ウエストサイズ、ヒップサイズ及
び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を求めることがで
きる。
て被検者のバストサイズ(BL)を含んでおり、バスト
サイズを反映させた体密度を求めることができる。式
(10)によると、身体データとして被検者のバストサ
イズ(BL)及び腹部皮下脂肪厚(s)を含んでおり、
バストサイズ及び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を
求めることができる。
して被検者のウエストサイズ(WL)及びバストサイズ
(BL)を含んでおり、ウエストサイズ及びバストサイ
ズを反映させた体密度を求めることができる。式(1
2)によると、身体データとして被検者のウエストサイ
ズ(WL)、バストサイズ(BL)及び腹部皮下脂肪厚
(s)を含んでおり、ウエストサイズ、バストサイズ及
び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を求めることがで
きる。
して被検者のウエストサイズ(WL)、ヒップサイズ
(HL)及びバストサイズ(BL)を含んでおり、ウエス
トサイズ、ヒップサイズ及びバストサイズを反映させた
体密度を求めることができる。式(14)によると、身
体データとして被検者のウエストサイズ(WL)、ヒッ
プサイズ(HL)、バストサイズ(BL)及び腹部皮下脂
肪厚(s)を含んでおり、ウエストサイズ、ヒップサイ
ズ、バストサイズ及び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密
度を求めることができる。
して被検者の大腿部サイズ(THL)を含んでおり、大
腿部サイズを反映させた体密度を求めることができる。
式(16)によると、身体データとして被検者の大腿部
サイズ(THL)及び腹部皮下脂肪厚(s)を含んでお
り、大腿部サイズ及び腹部皮下脂肪厚を反映させた体密
度を求めることができる。
して被検者のヒップサイズ(HL)及び大腿部サイズ
(THL)を含んでおり、ヒップサイズ及び大腿部サイ
ズを反映させた体密度を求めることができる。式(1
8)によると、身体データとして被検者のヒップサイズ
(HL)、大腿部サイズ(THL)及び腹部皮下脂肪厚
(s)を含んでおり、ヒップサイズ、大腿部サイズ及び
腹部皮下脂肪厚を反映させた体密度を求めることができ
る。
各々により求められた体密度に基づき各々に体脂肪率を
求めるための式として、式(19)乃至式(36)が記
憶装置15に記憶されている。
て、FATn(%)(n=1,2,・・・、18)は、対
応する各式により求められる体脂肪率を表す。また、k
は、体密度から体脂肪率を求める場合に用いられる、周
知の特定の定数である。
式(19)の例を挙げて説明すると、式(1)により求
められた体密度BD1に基づき体脂肪率FAT1(%)
を求めることができる。以下、同様に、体脂肪率FAT
2(%)乃至FAT18(%)の各々について、体密度
BD1乃至BD18の各々より求めることができる。
る体脂肪量を演算するための演算式についても記憶装置
15に記憶されている。かかる体脂肪量は体脂肪率に被
検者の体重を乗算して求めることができる。この体脂肪
計10では、前記式(19)乃至(36)の各々に対応
させた体脂肪量の演算式が記憶されており、即ち、前記
FAT1乃至FAT18の各々より体脂肪量を求めるた
めの各々の演算式が記憶されている。
(18)を創成するにあたり、標本の対象として不特定
多数の人体を選ぶと、不特定多数の平均的体型における
体密度と身体データとの相関をより精度良く反映させ
て、体密度を求めるようにできる。
にあたり、標本の対象として特定の体型を有する人体、
例えば平均的体型に比べて肥満した体型の人体を選ぶ
と、かかる肥満体型をなす人体における体密度と身体デ
ータとの相関をより精度良く反映させるようにできる。
ては、被検者が平均体型に比べ肥満等した体型の場合で
も該体型に応じたより精度の良い体密度の演算を行える
ように、式(1)乃至式(18)について、特定の体型
毎に創成されたものが記憶されている。
の人体に基づく平均的体型に加え、肥満体型について創
成された式(1)乃至式(18)が記憶されている。そ
して、肥満体型の場合に、さらに上半身型肥満の体型、
下半身型肥満の体型、腹部内臓脂肪型肥満の体型、及び
腹部皮下脂肪型肥満の各体型毎に創成された式(1)乃
至式(18)が記憶されている。
成するにあたって、肥満体型をなす標本としての人体の
選定をBMIに基づき行うことができる。即ち、BMI
が一定の判定基準値以上となる人体を肥満体型をなす標
本とすることができる。かかる肥満体型の標本を選定す
るためのBMIの具体的な判定基準値として、25を選
ぶことができる。
を、体脂肪率に基づき選定することもできる。即ち、体
脂肪率が一定の判定基準値以上となる人体を肥満体型を
なす標本とすることもできる。かかる体脂肪率の具体的
な判定基準値として、男性について20%、女性につい
て30%を選ぶことができる。
成するにあたって、上半身型肥満の体型をなす標本とし
ての人体、及び下半身型肥満の体型をなす標本としての
人体の選定をWHRに基づき行うことができる。即ち、
WHRが一定の判定基準値以上となる人体を上半身型肥
満の体型をなす標本とし、一定の判定基準値未満となる
人体を下半身型肥満の体型をなす標本とすることができ
る。
本を選定するためのWHRの具体的な判定基準値とし
て、男性について1.0、女性について0.8を選ぶこ
とができる。
ての人体を選定するにあたり、ウエストサイズに基づき
行うこともできる。即ち、ウエストサイズが一定の判定
基準値以上となる人体を上半身型肥満の体型をなす標本
とするのであるが、かかる上半身型肥満の標本を選定す
るための具体的な判定基準値として、男性について85
cm、女性について90cmを選ぶことができる。
するにあたって、腹部内臓脂肪型肥満の体型をなす標本
としての人体、及び腹部皮下脂肪型肥満の体型をなす標
本としての人体を選定するにあたり、V/S比に基づき
行うことができる。即ち、V/S比が一定の判定基準値
以上となる人体を腹部内臓脂肪型肥満の体型をなす標本
とし、一定の判定基準値未満となる人体を腹部皮下脂肪
型肥満の体型をなす標本とすることができる。
皮下脂肪型肥満の標本を選定するためのV/S比の具体
的な判定基準値として0.4を選ぶことができる。
本としての人体の選定を、腹部内臓脂肪横断面積に基づ
き行うこともできる。即ち、腹部内臓脂肪横断面積が一
定の判定基準値以上となる人体を腹部内臓脂肪型肥満の
体型をなす標本とすることができる。かかる腹部内臓脂
肪型肥満の標本を選定するための具体的な判定基準値と
して、100cm2を選ぶことができる。
性に関して特定の体型にあたるバスト発育型の体型の人
体を標本として創成された式(1)乃至式(18)が記
憶装置15に記憶されている。このバスト発育型の体型
をなす標本としての人体の選定は、バストサイズが一定
の基準値以上であるか否かにより行うことができる。
を判定するためのバストサイズの具体的な判定基準値と
して、85cmを選ぶことができる。
体を選定する基準に用いるBMI、WHR、V/S比、
ウエストサイズ等の各項目について、前記被検者の体型
の判定に用いる身体データの項目と対応させるのが望ま
しい。また、具体的な判定基準値についても、前記被検
者の体型を判定するための各々の基準値JBM、JWH、J
WS、JVS、JNZ等と各々対応させるのが望ましい。これ
により、被検者の体密度を演算するにあたり、標本との
適切な対応を取ることができ、演算精度を高め得るから
である。
いわゆるキャリパーと呼ばれるものや超音波を用いて測
定するもの等、周知の皮下脂肪厚測定手段によって測定
することができる。そして、この測定された皮下脂肪厚
のデータを操作部7より入力して用いることができる。
り、人体の傍臍部及び腸骨上部の二箇所の部位より採取
することができる。そして、腹部の皮下脂肪厚として
は、いずれか一方の測定値を採用してもよく、これらの
測定値の和を採用してもよく、または和の平均値を採用
してもよい。
装置15に記憶するにあたり、標本とされた各体型に応
じた体型識別コードが対応付けて記憶されており、上記
各体型について用意されている上記式(1)乃至式(1
8)から、体型識別コードを介して各体型毎に選択でき
るようにされている。
式(1)乃至式(18)に従って体密度を演算し、さら
に式(19)乃至式(36)に従って体脂肪率の演算を
順次に行う手順を内容とする測定ルーチンも記憶されて
いる。この測定ルーチンとして、後に動作の例において
説明する第一の測定ルーチン、第二の測定ルーチンがあ
る。
処理のブロックについて、記憶装置15に記憶された上
記各種のデータや測定値を、表示部8に表示することが
できる。なお、上記各データや測定値を中央処理装置1
4や記憶装置15により処理するための入出力は、入出
力装置(I/O)16を介して行われる。
て、図3を参酌しつつ説明する。図3は、第一の測定ル
ーチンのフローチャートを示す図である。体脂肪計10
の電源をオンすると表示部8に多数の測定メニューが表
示される。
示され、操作部7の操作により第一測定メニューを選択
すると、第一の測定ルーチンの実行を開始することがで
きる。第一の測定ルーチンを以下のように実行するにあ
たり、被検者が各種の入力を行う手順については、表示
部8に各種メッセージが表示され、被検者に対して入力
が指示されるようにされている。
身体データが入力される(S1)。S1で入力される被
検者の身体データの項目として、少なくとも身長、体
重、年齢、性別が含まれる。なお、ここで入力された性
別については性別管理コードにより区別される。
定モードを選ぶか問い合わせがされる(S2)。S2に
おいて標準モードが選択されると(S2、YES)、該
標準測定モードとして用意される体密度及び体脂肪率の
演算を実行するべく(S3)、不特定多数の人体の体
型、即ち平均的な体型を標本として創成された式(1)
乃至式(18)が体型識別コードを介して選択される。
ーダンス(Z)の測定を行う(S4)。即ち、電極3、
4、5、6を指で摘むことにより、両手を人体の末端と
する生体インピーダンスの測定を行う。
た平均的体型を標本とする体密度の演算式に基づき、標
準の体密度の推定演算が実行される(S5)。このS4
の手順で体密度を演算するにあたり、式(1)乃至式
(18)のうち、S1で入力された身体データの項目に
含まれない項目を含んで構成されるものを除き、いずれ
を用いることもできる。
式(18)のうち、S1で入力された被検者の身体デー
タの項目をより多く含むものにより演算するのがより望
ましい。これにより、身体データの項目のより多くを反
映させて体密度を求めることができ、演算精度を高める
ことができるからである。
6)。このS6の手順において体脂肪率の演算を行うに
あたり、式(19)乃至式(36)のうち、S5の手順
で選択された体密度の演算式に対応する式が選択され
る。例えば、S5の手順において式(3)を選択して体
密度BD3が演算されると、S6の手順において式(2
1)が選択され体脂肪率FAT3が演算される。
ない場合には(S2、NO)、体型別モードが選択され
る。体型別モードが実行される場合、体型を自動的に判
定する体型別自動測定モードを選択するか否かが問い合
わされる(S11)。体型別自動測定モードが選択され
ると(S11、YES)、被検者の体型が自動的に判定
される(S12)。
は、S1で入力された被検者の身体データに基づき、体
型判定のための判定基準値との比較によってされる。例
えば、被検者の身長及び体重により求められたBMIと
判定基準値JBMとが比較されることにより、被検者が肥
満体型に該当するかどうかが判定される。
ると判定されると、体型識別コードを介して肥満体型を
標本として創成された式(1)乃至式(18)が選択さ
れ決定される(S13)。
ーダンス(Z)の測定を行う(S14)。即ち、電極
3、4、5、6を指で摘むことにより、両手を人体の末
端とする生体インピーダンスの測定を行う。
た体型を標本とする体密度の演算式に基づき、体密度の
推定演算が実行される(S15)。このS15の手順で
体密度を演算するにあたり、式(1)乃至式(18)の
うち、S1で入力された身体データの項目に含まれない
項目を含んで構成されるものを除き、いずれを用いるこ
ともできる。
至式(18)のうち、S1で入力された被検者の身体デ
ータの項目をより多く含むものにより演算するのがより
望ましい。これにより、身体データの項目のより多くを
反映させて体密度を求めることができ、演算精度を高め
ることができるからである。
6)。このS16の手順において体脂肪率の演算を行う
にあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S15の
手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択さ
れる。例えば、S15の手順において式(3)を選択し
て体密度BD3が演算されると、S16の手順において
式(21)が選択され体脂肪率FAT3が演算される。
ドを選択しない場合には(S11、NO)、体型手動入
力が行われる(S21)。即ち、このS21の手順にお
いて、被検者が操作部7を操作して被検者自らの選択に
より体型が入力される。そして、S21の手順において
被検者により入力された体型の種類に応じた体型識別コ
ードにより、かかる体型を標本として創成された式
(1)乃至式(18)が選択され決定される(S2
2)。
ーダンス(Z)の測定を行う(S23)。即ち、電極
3、4、5、6を指で摘むことにより、両手を人体の末
端とする生体インピーダンスの測定を行う。
た体型を標本とする体密度の演算式に基づき、体密度の
推定演算が実行される(S24)。このS24の手順で
体密度を演算するにあたり、式(1)乃至式(18)の
うち、S1で入力された身体データの項目に含まれない
項目を含んで構成されるものを除き、いずれを用いるこ
ともできる。
至式(18)のうち、S1で入力された被検者の身体デ
ータの項目をより多く含むものにより演算するのがより
望ましい。これにより、身体データの項目のより多くを
反映させて体密度を求めることができ、演算精度を高め
ることができるからである。
5)。このS25の手順において体脂肪率の演算を行う
にあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S24の
手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択さ
れる。例えば、S24の手順において式(3)を選択し
て体密度BD3が演算されると、S25の手順において
式(21)が選択され体脂肪率FAT3が演算される。
ついて、図4を参酌しつつ説明する。図4は、第二の測
定ルーチンのフローチャートを示す図である。操作部7
の操作により、表示部8に表示される測定メニューより
第二測定メニューを選択すると、第二の測定ルーチンの
実行を開始させることができる。
るにあたり、被検者が各種の入力を行う手順について
は、表示部8に各種メッセージが表示され、被検者に対
して入力が指示されるようにされている。
身体データが入力される(S31)。S31の手順にお
いて入力される被検者の身体データとして、身長、体
重、年齢、性別、ウエストサイズ、ヒップサイズ、大腿
部サイズ、バストサイズ(被検者が女性の場合に限
る)、腹部内臓脂肪横断面積がある。
タに基づき、被検者が肥満体型に該当するか否かが判定
される(S32)。この肥満体型に該当するか否かの判
定を行うにあたり、S31で入力された身体データより
求めたBMIと判定基準値J BMとの比較によりすること
ができる。
て、S31で入力されたウエストサイズと判定基準値J
WSとの比較に基づき、肥満体型に該当するか否かを判定
するようにしてもよい。さらに、S32における肥満体
型に該当するか否かの判定を、以前に測定した体脂肪率
のデータと判定基準値JFTとの比較によりするようにし
てもよい。
2、YES)、被検者に対して、上半身型肥満又は下半
身型肥満の体型に該当する判定を行うか否かが問い合わ
される(S33)。被検者の操作により、上半身型肥満
又は下半身型肥満の体型に該当するか否かの判定を行う
ことが選択されると(S33、YES)、上半身型肥満
又は下半身型肥満の体型を判定するための上半身/下半
身肥満型モードが選択され(S34)、上半身型肥満の
体型及び下半身型肥満の体型を標本として創成された式
(1)乃至式(18)が、体型識別コードを介して選択
される。
するか否かが判定される(S35)。このS35におけ
る上半身型肥満の体型に該当するか否かの判定は、S3
1で入力された身体データより求められたWHRと判定
基準値JWHとを比較することによってされる。また、S
35における上半身型肥満の体型に該当するか否かの判
定を、被検者のウエストサイズと判定基準値JWSとの比
較によりするようにしてもよい。
型に該当すると判定されると(S35、YES)、上半
身型肥満の体型を標本として創成された式(1)乃至式
(18)が、体型識別コードを介して選択される。
り、体脂肪率測定手段による生体インピーダンス(Z)
の測定を行う。即ち、電極3、4、5、6を指で摘むこ
とにより、両手を人体の末端とする生体インピーダンス
の測定を行う。
た上半身型肥満の体型を標本とする体密度の演算式に基
づき、体密度の推定演算が実行される(S37)。この
S37の手順で体密度を演算するにあたり、式(1)乃
至式(18)のうち、S31で入力された身体データの
項目に含まれない項目を含んで構成されるものを除き、
いずれを用いることもできる。
至式(18)のうち、S31で入力された被検者の身体
データの項目をより多く含むものにより演算するのがよ
り望ましい。これにより、身体データの項目のより多く
を反映させて体密度を求めることができ、演算精度を高
めることができるからである。
体脂肪率の演算が実行される。この体脂肪率の演算を行
うにあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S37
の手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択
される。例えば、S37の手順において式(3)を選択
して体密度BD3が演算されると、体脂肪率を演算する
手順において式(21)が選択され体脂肪率FAT3が
演算される。
半身型肥満の体型に該当しないと判定されると(S3
5、NO)、下半身型肥満の体型を標本として創成され
た式(1)乃至式(18)が体型識別コードを介して選
択される(S41)。次に、図4に特に図示されない手
順により、体脂肪率測定手段による生体インピーダンス
(Z)の測定を行う。即ち、電極3、4、5、6を指で
摘むことにより、両手を人体の末端とする生体インピー
ダンスの測定を行う。
た下半身型肥満の体型を標本とする体密度の演算式に基
づき、体密度の演算が実行される(S42)。S42の
手順において体密度を演算する場合に、式(1)乃至式
(18)のうち、S31で入力された身体データの項目
に含まれない項目を含んで構成されるものを除き、いず
れを用いることもできる。一方、S42の手順におい
て、式(1)乃至式(18)のうち、S31で入力され
た被検者の身体データの項目をより多く含むものにより
演算するのがより望ましい。これにより、身体データの
項目のより多くを反映させて体密度を求めることがで
き、演算精度を高めることができるからである。
体脂肪率の演算が実行される。この体脂肪率の演算を行
うにあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S42
の手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択
される。例えば、S42の手順において式(3)を選択
して体密度BD3が演算されると、体脂肪率を演算する
手順において式(21)が選択され体脂肪率FAT3が
演算される。
満又は下半身型肥満の体型に該当するか否かの判定を行
わないことが選択されると(S33、NO)、腹部内臓
脂肪型肥満又は腹部皮下脂肪型肥満の体型を判定するた
めの腹部内臓脂肪肥満/皮下脂肪肥満型モードが選択さ
れ(S51)、腹部内臓脂肪型肥満の体型及び腹部皮下
脂肪型肥満の体型を標本として創成された式(1)乃至
式(18)が体型識別コードを介して選択される。
するか否かが判定される(S52)。このS52におけ
る腹部内臓脂肪型肥満の体型に該当するか否かの判定
は、S31で入力された腹部内臓脂肪横断面積と判定基
準値JNZとを比較することによってされる。また、S5
2における腹部内臓脂肪型肥満の体型に該当するか否か
の判定を、被検者のウエストサイズと判定基準値JWSと
の比較によりするようにしてもよい。
満の体型に該当すると判定されると(S52、YE
S)、腹部内臓脂肪型肥満の体型を標本として創成され
た式(1)乃至式(18)が、体型識別コードを介して
選択される(S53)。
り、体脂肪率測定手段による生体インピーダンス(Z)
の測定を行う。即ち、電極3、4、5、6を指で摘むこ
とにより、両手を人体の末端とする生体インピーダンス
の測定を行う。
た腹部内臓脂肪型肥満の体型を標本とする体密度の演算
式に基づき、体密度の推定演算が実行される(S5
4)。この手順で体密度を演算するにあたり、式(1)
乃至式(18)のうち、S31で入力された身体データ
の項目に含まれない項目を含んで構成されるものを除
き、いずれを用いることもできる。
至式(18)のうち、S31で入力された被検者の身体
データの項目をより多く含むものにより演算するのがよ
り望ましい。これにより、身体データの項目のより多く
を反映させて体密度を求めることができ、演算精度を高
めることができるからである。
体脂肪率の演算が実行される。この体脂肪率の演算を行
うにあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S54
の手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択
される。例えば、S54の手順において式(3)を選択
して体密度BD3が演算されると、体脂肪率を演算する
手順において式(21)が選択され体脂肪率FAT3が
演算される。
部内臓脂肪型肥満に該当しないと判定されると(S5
2、NO)、腹部皮下脂肪型肥満の体型を標本として創
成された式(1)乃至式(18)が体型識別コードを介
して選択される(S61)。次に、図4に特に図示され
ない手順により、体脂肪率測定手段による生体インピー
ダンス(Z)の測定を行う。即ち、電極3、4、5、6
を指で摘むことにより、両手を人体の末端とする生体イ
ンピーダンスの測定を行う。
た腹部皮下脂肪型肥満の体型を標本とする体密度の演算
式に基づき、体密度の演算が実行される(S62)。S
62の手順において体密度を演算する場合に、式(1)
乃至式(18)のうち、S31で入力された身体データ
の項目に含まれない項目を含んで構成されるものを除
き、いずれを用いることもできる。一方、S62の手順
において、式(1)乃至式(18)のうち、S31で入
力された被検者の身体データの項目をより多く含むもの
により演算するのがより望ましい。これにより、身体デ
ータの項目のより多くを反映させて体密度を求めること
ができ、演算精度を高めることができるからである。
体脂肪率の演算が実行される。この体脂肪率の演算を行
うにあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S62
の手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択
される。例えば、S62の手順において式(3)を選択
して体密度BD3が演算されると、体脂肪率を演算する
手順において式(21)が選択され体脂肪率FAT3が
演算される。
満体型に該当しないと判定されると(S32、NO)、
被検者が女性か否かが判定される(S71)。このS7
1の手順では、被検者の性別は性別管理コードにより判
定される。
YES)、S31の手順で入力されたバストサイズと基
準値JBSとが比較され、被検者のバストサイズが基準値
JBS以上である場合にバスト発育型体型モードが選択さ
れる(S72)。このバスト発育型体型モードが選択さ
れると、バスト発育型体型の体密度推定演算式として、
バスト発育型の体型を標本として創成された式(1)乃
至式(18)が、体型識別コードを介して選択される
(S73)。
り、体脂肪率測定手段による生体インピーダンス(Z)
の測定を行う。即ち、電極3、4、5、6を指で摘むこ
とにより、両手を人体の末端とする生体インピーダンス
の測定を行う。
たバスト発育型の体型を標本とする体密度の演算式に基
づき、体密度の推定演算が実行される(S74)。この
手順で体密度を演算するにあたり、式(1)乃至式(1
8)のうち、S31で入力された身体データの項目に含
まれない項目を含んで構成されるものを除き、いずれを
用いることもできる。
至式(18)のうち、S31で入力された被検者の身体
データの項目をより多く含むものにより演算するのがよ
り望ましい。これにより、身体データの項目のより多く
を反映させて体密度を求めることができ、演算精度を高
めることができるからである。
体脂肪率の演算が実行される。この体脂肪率の演算を行
うにあたり、式(19)乃至式(36)のうち、S74
の手順で選択された体密度の演算式に対応する式が選択
される。例えば、S54の手順において式(3)を選択
して体密度BD3が演算されると、体脂肪率を演算する
手順において式(21)が選択され体脂肪率FAT3が
演算される。
性でない場合には(S71、NO)、標準モードが選択
され、不特定多数の人体の体型、即ち平均的な体型を標
本として創成された式(1)乃至式(18)が体型識別
コードを介して選択される。
り、体脂肪率測定手段によって生体インピーダンス
(Z)の測定を行う。そして、前記体型識別コードによ
り選択された平均的体型を標本とする体密度の演算式に
基づき、体密度の推定演算が実行される(S81)。
手に取って操作することができるように構成した例を挙
げて説明した。本発明にかかる体脂肪計について、一の
装置で体重計としても機能させ得る構成とすることもで
きる。図5に示される体脂肪計30にあっては、体重計
としても機能させるべく体重測定手段が組み込まれてい
る。
に体重測定面32が形成され、本体の内部に設けられる
図示されないロードセルによって体重測定面32上の重
量が検出される。そして、被検者が体重測定面32の上
に足で載ることによって、その体重を測定することがで
きる。
インピーダンスを測定するための電極33、34、3
5、36が設けられている。電極33、34は被検者の
人体に電流を導通させて電流路を形成するための一対の
電流路形成電極であり、電極35、36は前記電流路に
おける二点間の電圧を測定するための一対の電圧測定用
電極である。
上記体脂肪計10と同様に、体脂肪測定の分野において
周知である本体内部に設けられるインピーダンス測定手
段に接続されており、電極33、34、35、36を介
して人体のインピーダンスを測定できるようにされてい
る。
者が左足の裏面を電極33、35に接触させるととも
に、右足の裏面を電極34、36に接触させるようにし
て測定台32の上に載ることにより、被検者の体重を測
定できるとともに、両足を人体の末端とする生体インピ
ーダンスを測定することもできる。
肪計10について説明したのと同様に構成される操作部
7、表示部8が設けられている。また、体脂肪計30に
は、図5に特に図示されない中央処理装置14と記憶装
置15とを備えてなる演算処理部12が、その内部に設
けられている。
0について説明したのと同様に構成されており、入力さ
れたデータや測定結果、演算結果が記憶されるようにな
っている。そして、BMIやWHRを求める演算処理
や、上記式(1)乃至式(36)の演算処理は、演算処
理部12により行われる。
り検出される被検者の体重は、演算処理部12により体
重データとして処理されるようにされている。従って、
この体脂肪計30によると、被検者の体重を入力するに
あたり操作部7の操作を介してする必要がないので、操
作部7を介して入力する身体データの項目数を減らすこ
とができ、かかる操作の負担を軽減することができる。
計によると、被検者の身体の特徴をより精密に反映させ
て高い精度で体密度を求めることができ、該精度の高い
体密度に基づき体脂肪率を高精度に求め得るという効果
を奏する。
である。
である。
Claims (24)
- 【請求項1】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚を含
んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項2】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の胴の部位にお
ける周回の寸法であるウエストサイズを含んでするよう
に構成される体脂肪計。 - 【請求項3】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び
人体の胴の部位における周回の寸法であるウエストサイ
ズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項4】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の臀部の部位に
おける周回の寸法であるヒップサイズを含んでするよう
に構成される体脂肪計。 - 【請求項5】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び
人体の臀部の部位における周回の寸法であるヒップサイ
ズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項6】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の胴の部位にお
ける周回の寸法であるウエストサイズ及び人体の臀部の
部位における周回の寸法であるヒップサイズを含んです
るように構成される体脂肪計。 - 【請求項7】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人
体の胴の部位における周回の寸法であるウエストサイズ
及び人体の臀部の部位における周回の寸法であるヒップ
サイズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項8】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の胸部の部位に
おける周回の寸法であるバストサイズを含んでするよう
に構成される体脂肪計。 - 【請求項9】 被検者の体重、身長、身体のインピーダ
ンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データを
所定の演算式により演算処理して得られた体密度から体
脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び
人体の胸部の部位における周回の寸法であるバストサイ
ズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項10】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の胴の部位にお
ける周回の寸法であるウエストサイズ及び人体の胸部の
部位における周回の寸法であるバストサイズを含んです
るように構成される体脂肪計。 - 【請求項11】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人
体の胴の部位における周回の寸法であるウエストサイズ
及び人体の胸部の部位における周回の寸法であるバスト
サイズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項12】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の胴の部位にお
ける周回の寸法であるウエストサイズ、人体の臀部の部
位における周回の寸法であるヒップサイズ及び人体の胸
部の部位における周回の寸法であるバストサイズを含ん
でするように構成される体脂肪計。 - 【請求項13】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人
体の胴の部位における周回の寸法であるウエストサイ
ズ、人体の臀部の部位における周回の寸法であるヒップ
サイズ及び人体の胸部の部位における周回の寸法である
バストサイズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項14】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の大腿部の部位
における周回の寸法である大腿部サイズを含んでするよ
うに構成される体脂肪計。 - 【請求項15】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚及び
人体の大腿部の部位における周回の寸法である大腿部サ
イズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項16】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに人体の臀部の部位に
おける周回の寸法であるヒップサイズ及び人体の大腿部
の部位における周回の寸法である大腿部サイズを含んで
するように構成される体脂肪計。 - 【請求項17】 被検者の体重、身長、身体のインピー
ダンス、年齢及び性別データを含む被検者の身体データ
を所定の演算式により演算処理して得られた体密度から
体脂肪率を演算することができ、 被検者の身体の末端に接触させる電極を介して前記身体
のインピーダンスを測定できるインピーダンス測定手段
を有してなり、 前記演算式が、多数の標本とされる人体に対する物理的
測定により測定された人体の実際の体密度と該標本とさ
れた人体の身体データとの相関を統計的に処理すること
によって創成されたものであり、 前記体密度を得るための演算式に基づく演算処理が、前
記被検者の身体データとしてさらに腹部皮下脂肪厚、人
体の臀部の部位における周回の寸法であるヒップサイズ
及び人体の大腿部の部位における周回の寸法である大腿
部サイズを含んでするように構成される体脂肪計。 - 【請求項18】 前記演算式に、体型を不特定として任
意に選ばれた人体を前記標本として創成されたものが含
まれており、該演算式に基づく体密度の演算を実行する
演算モードを備えることを特徴とする請求項1乃至17
のいずれかに記載の体脂肪計。 - 【請求項19】 前記演算式に、肥満体型をなす人体を
前記標本として創成されたものが含まれており、該演算
式に基づく体密度の演算を実行する演算モードを備える
ことを特徴とする請求項1乃至18のいずれかに記載の
体脂肪計。 - 【請求項20】 前記演算式に、前記肥満体型をなす人
体として上半身型肥満をなす人体を前記標本として創成
されたものが含まれており、該演算式に基づく体密度の
演算を実行する演算モードを備えることを特徴とする請
求項19に記載の体脂肪計。 - 【請求項21】 前記演算式に、前記肥満体型をなす人
体として下半身型肥満をなす人体を前記標本として創成
されたものが含まれており、該演算式に基づく体密度の
演算を実行する演算モードを備えることを特徴とする請
求項19に記載の体脂肪計。 - 【請求項22】 前記演算式に、前記肥満体型をなす人
体として腹部内臓脂肪型肥満をなす人体を前記標本とし
て創成されたものが含まれており、該演算式に基づく体
密度の演算を実行する演算モードを備えることを特徴と
する請求項19乃至21のいずれかに記載の体脂肪計。 - 【請求項23】 前記演算式に、前記肥満体型をなす人
体として腹部皮下脂肪型肥満をなす人体を前記標本とし
て創成されたものが含まれており、該演算式に基づく体
密度の演算を実行する演算モードを備えることを特徴と
する請求項19乃至21のいずれかに記載の体脂肪計。 - 【請求項24】 前記演算式に、人体の胸部の部位にお
ける周回の寸法であるバストサイズが一定以上の大きさ
にある女性の人体を対象とするバスト発育型体型の人体
を標本として創成されたものが含まれており、該演算式
に基づく体密度の演算を実行する演算モードを備え、 該演算モードを、被検者が一定以上のバストサイズの女
性である場合にのみ実行できるように構成された請求項
1乃至23のいずれかに記載の体脂肪計。
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