JP2002157512A

JP2002157512A - 広告配信方法及び広告配信装置

Info

Publication number: JP2002157512A
Application number: JP2000354572A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Sakurai; 博櫻井
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 2000-11-21
Filing date: 2000-11-21
Publication date: 2002-05-31
Also published as: US20020062248A1; EP1209600A1

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザ（消費者）が必要とする広告を迅速に提
供することができる広告配信方法を提供する。【解決手段】コンピュータネットワークを介してユーザ
に広告を配信する広告配信方法において、広告主による
登録要求に従って、広告主が提供する商品及び／又はサ
ービスの広告情報を含む広告主登録情報を格納し、ユー
ザによる登録要求に従って、ユーザにより指定される商
品及び／又はサービスの検索条件を含むユーザ登録情報
を格納し、当該格納された広告情報のうち、検索条件に
合致する広告情報を抽出し、当該抽出された広告情報を
ユーザに配信する。消費者（ユーザ）は、必要なときに
必要な広告を簡単に取得することができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのコンピュータネットワークを利用した広告配信方法
及び広告配信装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から、新聞の折り込みチラシ、テレ
ビやラジオのコマーシャル、看板などのような不特定多
数の消費者に対する広告が行われている。また、ダイレ
クトメールなどの特定の消費者に対する広告も行われて
いる。また、近年、急速に普及しているインターネット
では、ホームページ上のバナー広告も、有効な宣伝手段
として利用されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】このように、消費者
は、日常的にあふれるほどの広告を見聞きし、大量の広
告から必要な情報を取捨選択している。

【０００４】しかしながら、消費者自身が必要とする広
告が、必要なときに供給されているとは限らない。ま
た、大量の広告から必要な情報を選択することは容易で
はなく、また、広告の信頼性を判断することも困難であ
る。

【０００５】従って、本発明の目的は、消費者が必要と
する広告を迅速に提供することができる広告配信方法及
び広告配信システムを提供することにある。

【０００６】また、本発明の目的は、信頼性の高い広告
を消費者に提供することができる広告配信方法及び広告
配信装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の広告配信方法は、コンピュータネットワークを介して
ユーザに広告を配信する広告配信方法において、広告主
による登録要求に従って、広告主が提供する商品及び／
又はサービスの広告情報を含む広告主登録情報を格納
し、ユーザによる登録要求に従って、ユーザにより指定
される商品及び／又はサービスの検索条件を含むユーザ
登録情報を格納し、前記格納された広告情報のうち、検
索条件に合致する広告情報を抽出し、前記抽出された広
告情報をユーザに配信することを特徴とする。

【０００８】例えば、コンピュータネットワークはイン
ターネットであって、前記抽出された広告情報は、イン
ターネットのホームページ画面として、インターネット
に接続する前記ユーザの端末に配信される。又は、コン
ピュータネットワークはインターネットであって、前記
抽出された広告情報は、電子メールとして、インターネ
ットに接続する前記ユーザの端末に配信される。

【０００９】さらに、本発明の広告配信方法では、前記
配信された広告情報に対応する商品及び／又はサービ
ス、又はそれを提供する広告主に関するアンケートを格
納し、前記アンケートを前記ユーザに配信し、前記ユー
ザによる前記アンケートの回答を受信し、格納すること
を特徴とする。

【００１０】例えば、前記アンケートは、前記ユーザが
前記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサー
ビスを購入する前に、前記ユーザが回答するための購入
前アンケート、又は前記ユーザが前記配信された広告情
報に対応する商品及び／又はサービスを購入した後に、
前記ユーザが回答するための購入後アンケートを含む。
そして、前記購入前アンケートは、例えば、前記ユーザ
が前記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサ
ービスを購入する前に、前記ユーザが前記商品及び／又
はサービス、又はそれを提供する広告主に対して抱いて
いる印象を尋ねる質問を含み、前記購入後アンケート
は、例えば、前記ユーザが前記配信された広告情報に対
応する商品及び／又はサービスを購入した後に、前記ユ
ーザが前記商品及び／又はサービス、又はそれを提供す
る広告主に対して抱いた感想、意見を尋ねる質問を含
む。

【００１１】また、本発明の広告配信方法は、前記アン
ケートに回答したユーザに対して、所定の報酬額を支払
い、好ましくは、前記アンケートの回答の前記広告主に
対する貢献度を判定し、当該貢献度に基づいて各アンケ
ートの回答に対する報酬額を決定する。

【００１２】さらに、本発明の広告配信方法は、特定の
広告主又は当該広告主が提供する商品及び／サービスに
対する前記アンケートの回答の集計結果を、前記特定の
広告主に配信する。

【００１３】さらに、本発明の広告配信方法は、前記ア
ンケートの回答に基づいて、前記検索条件に合致する広
告情報を抽出する。

【００１４】さらに、本発明の広告配信方法は、前記配
信された広告情報に対応する商品及び／又はサービス、
又はそれを提供する特定の広告主に対する質問を特定の
ユーザから受信し、前記質問を格納し、さらに、当該質
問を前記特定の広告主に転送し、前記特定の広告主から
の前記質問の回答を受信し、前記質問の回答を格納し、
さらに、当該質問の回答を前記特定のユーザに配信する
ことを特徴とする。

【００１５】このとき、好ましくは、前記特定の広告主
に対して、前記質問の回答期限日を設定し、前記回答期
限日までに、前記質問の回答を受信しない場合、前記特
定の広告主に前記質問の回答を督促する。

【００１６】また、上記本発明の広告配信方法を実行す
る広告配信装置が提供される。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。

【００１８】まず、本実施の形態の概要について説明す
る。本実施の形態では、インターネットのような通信ネ
ットワークを利用して、商品又はサービスの広告を希望
する広告主から広告を収集し、収集された多数の広告の
中から、消費者（ユーザ）のニーズに合致する広告を選
択し、それをネットワークを介してユーザに配信する広
告仲介者が提供される。そして、配信された広告に基づ
いて商品、サービスを購買したユーザは、その広告主が
提供する商品、サービス、さらには、広告主自身に対す
る評価、感想、意見などのアンケートを広告仲介者に回
答する。このとき、アンケートに回答するユーザに所定
額の報酬を支払うことで、ユーザからのアンケートの回
収率を高める。また、広告仲介者は、そのアンケート結
果に基づいて、供給する広告の信頼度を向上させるとと
もに、アンケート結果を広告主に提供する。このとき、
広告仲介者は、アンケート結果を提供する広告主から所
定額の報酬を受け取る。

【００１９】このような広告仲介者を実現することで、
ユーザは、信頼度が高く、且つ必要な広告を必要な時に
受け取ることができる。一方、広告主も、不特定多数で
はなく、広告相手を絞ることができ、効率的な広告が可
能となるとともに、そのユーザの反応をアンケート結果
として容易に入手することができるようになり、自己の
提供する商品又はサービスの宣伝戦略にいかせるように
なる。

【００２０】図１は、本発明の実施の形態における広告
配信システムの構成図である。図１において、本実施の
形態では、インターネットのようなネットワークを介し
て、ユーザの端末１及び広告主の端末２が広告仲介者の
サーバ（広告配信装置）３と接続する。ユーザ及び広告
主の端末１、２は、例えばパーソナルコンピュータや携
帯電話などであり、サーバ３と通信可能なネットワーク
接続装置である。端末１、２は、キーボードやマウスの
ような入力部、及び液晶やCRTのような表示部を備え
る。

【００２１】図２は、サーバ３の構成例を示す図であ
る。図２において、サーバ３は、ＣＰＵなどから構成さ
れる制御部３０を有する。制御部３０は、メインファイ
ル３１に含まれるメインプログラムを実行することによ
り、以下に詳述するように、インターネット上に広告仲
介サイト（ホームページ）を提供し、当該サイトを介し
て、ユーザの端末１及び広告主の端末２との間の処理を
実行する。メインプログラムは、例えば、検索プログラ
ム、ソートプログラム、データベース更新プログラム及
び通信プログラムなどを含み、さらに、メインファイル
は、端末１、２に表示させるホームページ画面に対応す
るＨＴＭＬファイルなどを有する。さらに、サーバ３
は、ユーザデータベース３２及び広告主データベース３
３を有する。

【００２２】図３は、ユーザデータベース３２の構成例
を示す。図示されるように、ユーザデータベース３２
は、各ユーザのユーザ名、ユーザＩＤ、登録情報及び各
種履歴情報などを格納するユーザ登録ファイルと、各ユ
ーザに対して配信された広告に関する情報を格納する広
告ファイルとを含む。

【００２３】図４は、広告主データベース３３の構成例
を示す。図示されるように、広告主データベース３３
は、各広告主の広告主名、広告主ＩＤ、登録情報及び履
歴情報などを格納する広告主登録ファイルと、各広告主
に対するユーザからのアンケート回答結果を格納するア
ンケートファイル及びユーザからの質問とその回答を格
納する質問ファイルとを含む。

【００２４】以下、ユーザの端末１及び広告主の端末２
とサーバ３との間の処理について説明する。図５は、本
発明の実施の形態におけるユーザの端末１とサーバ３と
の間の処理フローチャートであり、図６は、本実施の形
態における広告主の端末２とサーバ３との間の処理フロ
ーチャートである。また、図７乃至図４２は、ユーザの
端末１及び広告主の端末２とサーバ３と間の処理に従っ
て、ユーザの端末１又は広告主の端末２に表示される画
面の例である。図７乃至図４２を参照しながら、図５及
び図６について説明する。

【００２５】［ユーザ／広告主の登録］まず、ユーザ及
び広告主は、広告仲介者に対して登録を行う必要があ
る。図６において、まず、広告主として登録を希望する
者（この者は、まだ広告主として登録されていないが、
説明上広告主と称す）は、サーバ３にアクセスして、所
定の広告主情報をサーバ３に登録する処理を行う。具体
的には、広告主は、広告主の端末２をサーバ３と接続さ
せ、まず、図７に示すメニュー画面を表示させる。そし
て、広告主は、メニュー画面の「広告主」に従属する
「登録」をマウスで選択する。これにより、サーバ３
は、図８に示す広告主登録画面を端末２に送信し（Ｓ３
０）、広告主登録画面が端末２に表示される（Ｓ３
１）。

【００２６】広告主は、図８の広告主登録画面に従っ
て、要求される情報をキーボードやマウスなどを操作し
て入力する。広告主は、各項目について設けられる入力
ボックスに情報を入力する。また、商品／サービスジャ
ンルなどのような特定の項目については、プルダウンメ
ニューから所定の選択肢を選択する。図示されるよう
に、各種条件などの細かい情報を多数登録する。

【００２７】入力された情報が、広告主の端末２からサ
ーバ３に送信されると（Ｓ３２）、サーバ３は、送信さ
れた情報を広告主登録ファイルとして広告主データベー
ス３３に登録するとともに（Ｓ３３）、広告主を識別す
る広告主ＩＤやパスワードなどの認証情報を生成し、そ
れを広告主に電子メールなどで通知する（Ｓ３４）。

【００２８】一方、ユーザも、広告主同様に、所定のユ
ーザ情報をサーバ３に登録する処理を行う。図５におい
て、ユーザは、端末１をサーバ３と接続させて、図７の
メニュー画面の「消費者」に従属する「登録」をマウス
などで選択する。これにより、サーバ３は、ユーザ登録
画面を端末１に送信し（Ｓ１０）、ユーザ登録画面が端
末１に表示される（Ｓ１１）。ユーザは、図９のユーザ
登録画面に従って、要求される情報をキーボードやマウ
スを操作して入力する。ユーザについても、各種条件な
どの細かい情報を多数登録する。

【００２９】そして、入力された情報が、ユーザの端末
１からサーバ３に送信されると（Ｓ１２）、サーバ３
は、送信された情報をユーザ登録ファイルとしてユーザ
データベース３２に登録するとともに（Ｓ１３）、ユー
ザを識別するユーザＩＤやパスワードなどの認証情報を
生成し、それをユーザに電子メールなどで通知する（Ｓ
１４）。

【００３０】［広告の配信］図５において、サーバ３
は、ユーザ登録したユーザに対して、登録条件に合致し
た広告情報を配信し（Ｓ１６）、広告画面がユーザの端
末１に表示される（Ｓ１７）。配信は、ユーザの端末１
に電子メールで配信されてもよいし、仲介サイトのホー
ムページ画面として提供されてもよい。ここでは、ホー
ムページ画面として配信される場合について説明する。

【００３１】ユーザは、端末１を操作して、図７のメニ
ュー画面の「消費者」に従属する「検索」を選択する。
そうすると、図１０に示すログイン画面が端末１に表示
される。ユーザは、付与されたユーザＩＤやパスワード
を入力する。サーバ３は、入力された認証情報と、ユー
ザデータベース３２に登録されている認証情報とを比較
し、認証情報が正しければ、次に、図１１に示すよう
に、ユーザが登録した希望広告（登録内容）を確認する
ための確認画面が端末１に表示される。なお、図１１で
は、サービス提供に関する広告配信の例として、サービ
ス提供者である歯科医院の広告を配信する場合について
説明する。

【００３２】ユーザは、図１１の画面に表示される登録
内容に変更がある場合は、この画面を利用して、登録内
容を再設定することができる。変更がない場合は、その
まま、「次へ」を選択する。「次へ」が選択されると、
サーバ３は、図１１に表示される登録内容に従って、広
告主データベース３３を検索して、登録内容に合致する
広告主情報を抽出する。このとき、検索条件は、例え
ば、図１１に示されるように、（１）人気、（２）自宅
からの距離、（３）前記両者の組み合わせである。な
お、「人気」のように、登録情報にはない広告主情報
は、後述するように、ユーザからのアンケートによって
蓄積され、広告主データベース３３のアンケートファイ
ルが検索される。また、「自宅からの距離」について
は、例えば、既存の鉄道路線検索プログラムや地図プロ
グラムを利用して、ユーザの住所又は最寄り駅と広告主
の住所又は最寄り駅に基づいて、広告主データベース３
３の広告主登録ファイルが検索される。

【００３３】図１２乃至図１４は、それぞれ上記図１１
の検索条件（１）、（２）、（３）に対する検索結果表
示画面の例である。図１２では、広告主として登録され
ている歯科医院のうち、人気の高い（例えば、再来率が
高く、苦情数が少ない）歯科医院が順に所定数表示され
る。表示される歯科医院の数は、あらかじめ決められて
いる。そして、画面には、歯科医院の名称、及びその人
気度（再来率、苦情数など）に加えて、その歯科医院自
身が提供するインターネットサイトにリンクするホーム
ページアドレス（ＵＲＬ）が表示される。従って、ユー
ザは、このアドレス表示部分をマウスなどでクリックす
ることで、広告主が提供するサイトを端末１の画面に表
示させることができる。

【００３４】また、図１３では、公共交通機関を利用し
て場合におけるユーザの自宅から近い歯科医院が順に表
示される。さらに、図１４では、上記二つの配信条件の
組み合わせ（人気が高く、自宅に近い）歯科医院が順に
表示される。図１３、図１４でも、図１２同様に、サー
ビス提供者自身が提供するインターネットサイトにリン
クするホームページアドレス（ＵＲＬ）が表示されるの
で、ユーザは、表示されるサービス提供者（この場合、
歯科医院）のインターネットサイトにたどり着くことが
でき、そこからサービス提供者に関するさらに詳しい情
報を取得することができる。

【００３５】また、商品提供に関する広告配信の例とし
て、「歯磨き粉」の広告を配信する場合について説明す
る。図１５は、図１１同様の登録内容確認画面の例であ
る。図１５での検索条件は、例えば、（１）人気、
（２）価格、（３）付加サービスである。

【００３６】図１６乃至図１８は、それぞれ上記図１５
の検索条件（１）、（２）、（３）に対応する検索結果
表示画面の例である。図１６では、広告主が提供する歯
磨き粉のうち、人気の高い歯磨き粉の名称及びその特徴
などが順に所定数表示される。商品の人気は、例えば、
後述するユーザに対するアンケートにおける満足度の得
点に基づいて判定される。好ましくは、商品毎に各ユー
ザの得点を平均し、得点の高い商品ほど人気が高い商品
と判定される。図１７は、広告主が提供する歯磨き粉の
名称及びその特徴などが、低価格順に表示される。さら
に、図１８では、広告主が提供する歯磨き粉の名称及び
特徴などが、歯磨き粉の購入に対して与えられる付加サ
ービスの価格が高い順に表示される。また、表示される
各商品に対して、それを提供するメーカ（商品提供者）
自身が運営するインターネットサイトのホームページア
ドレス（ＵＲＬ）も上述同様に表示される。従って、そ
のアドレスにリンクすることで、その商品（歯磨き
粉）、さらには商品提供者に関する更に詳細な情報を容
易に取得することが可能である。

【００３７】このように、本実施の形態では、広告仲介
者は、広告主から広告を募り、広告主の提供する商品／
サービスに関する情報を含む広告主情報をサーバ３の広
告主データベース３２に登録する。一方、広告仲介者
は、広告の配信を希望するユーザを募り、当該ユーザが
希望する商品／サービスの検索条件を含むユーザ情報を
サーバ３のユーザデータベース３３に登録する。そし
て、サーバ３は、その検索条件に従って、広告主データ
ベース３２を検索して、検索条件に合致する広告を抽出
し、抽出された広告をユーザの端末１にネットワークを
介して提供する。これにより、ユーザは、必要とする広
告を容易且つ迅速に取得することができる。

【００３８】［購入前アンケートの実施］図５におい
て、ユーザは、サーバ３から広告を取得した後、広告対
象の商品を購入する前、又は、広告対象のサービスの提
供を受ける前に、取得した広告に対するアンケートを入
力することができる。このアンケートを、購入前アンケ
ートと称す。購入前アンケートは、ユーザが、広告対象
の商品を購入する前、又は広告対象のサービスの提供を
受ける前に、商品提供者及びその商品、又はサービス提
供者に対して抱いているイメージを尋ねるためのもので
ある。ユーザの抱いているイメージは、商品提供者又は
サービス提供者が宣伝活動を行う上での必要な情報であ
るが、不特定多数のユーザから聞き出すことは困難であ
る。しかしながら、本実施の形態では、広告の配信を受
けたユーザに対して、購入前アンケートの入力を促すこ
とで、ユーザの抱いているイメージや宣伝の効果を容易
に集めることができる。

【００３９】但し、広告の配信を受けたユーザに、この
ような購入前アンケートの入力を促し、その回収率を高
めるためには、何らかのインセンティブをユーザに与え
る必要がある。本実施の形態では、購入前アンケートに
答えたユーザに対して、所定額の報奨金が支払われる。
報奨金は、例えば、ユーザ登録時に登録された所定の金
融機関口座に振り込まれる。報奨金については、後に詳
述する。尚、報奨金については、購入割引ポイント等と
して、割引率としてもよい。

【００４０】ユーザが購入前アンケートに答えるために
は、図５において、ユーザの端末１は、サーバ３から購
入前アンケート入力画面を受信し（Ｓ１８）、それを端
末１に表示させる必要がある（Ｓ１９）。具体的には、
まず、ユーザは、ユーザの端末１に図７のメニュー画面
を表示させ、画面内の「消費者」に従属する「購入前ア
ンケート」を入力部により選択する（マウスでクリック
する）。そうすると、サーバ３は、購入前アンケート入
力案内画面を端末１に送信し、図１９に示される購入前
アンケート入力案内画面が端末１に表示される。ユーザ
が次画面を選択することで、サーバ３は、図２０に示す
ような購入前アンケート対象商品／サービス選択画面を
表示させる。

【００４１】サーバ３は、ユーザに配信した広告の履歴
情報を配信広告ファイルとしてユーザデータベース３２
に格納しており、ユーザデータベース３２から当該ユー
ザの配信履歴を抽出し、図２０に示すように、配信され
た広告の情報（配信日時、商品／サービスジャンル、検
索条件など）を表示させる。図２０は、上述における歯
科医院の広告を配信したユーザに対する画面である。ユ
ーザは、図２０の画面において、一つの広告を選択し、
対応する番号を入力する。このとき、選択した広告を再
度見たい場合は、画面内の検索結果再表示要求を選択す
ることで、選択した広告の内容が再度表示される。

【００４２】一方、ユーザが広告に対応する番号が入力
すると、サーバ３は、図２１に示すプルダウンメニュー
のリストは、選択した検索条件の順序通りに表示され、
プルダウンメニューのリストから選択された番号に対応
する広告に掲載された商品／サービスの選択画面を表示
させる。尚、検索結果にはない広告についても、直接対
象歯科医院を入力してもよい。ユーザは、プルダウンメ
ニューから購入前アンケート回答対象の歯科医院（サー
ビス提供者）を選択する。

【００４３】購入前アンケート回答対象の歯科医院が選
択されると、サーバ３は、図２２に示す購入前アンケー
ト入力画面を端末１に表示させる。この場合、選択され
たサービス提供者が病院であるので、購入前アンケート
の内容も病院に関する質問が含まれる。サーバ３は、商
品／サービスのジャンル毎の購入前アンケートをあらか
じめメインファイル３１に格納し、当該広告主データベ
ースから選択された商品／サービスに対応する購入前ア
ンケートを抽出し、それを端末１に表示させる。

【００４４】ユーザは、購入前アンケートの回答を入力
し、「送信」を選択することで、回答データがサーバ３
に送信される（図５のＳ２０）。サーバ３は、回答デー
タをユーザデータベース３２のアンケートファイルに格
納する（図５のＳ２１）。

【００４５】なお、図２３乃至図２５は、それぞれ歯磨
き粉の広告の配信を受けたユーザの端末１に表示される
上記図２０乃至図２２に対応する画面である。歯磨き粉
の広告の配信を受けたユーザに対しては、当該ユーザへ
の購入前アンケートには、歯磨き粉及びそのメーカに関
する質問が含まれる。当該ユーザの回答データも、ユー
ザデータベース３２のアンケートファイルに格納され
る。

【００４６】［購入後アンケートの実施］さらに、ユー
ザは、サーバ３から広告を取得し、当該広告対象の商品
を購入した後、又は、広告対象のサービスの提供を受け
た後に、当該広告に対するアンケートを入力することが
できる。このアンケートを、購入後アンケートと称す。
購入後アンケートは、ユーザが、広告対象の商品を購入
した後、又は広告対象のサービスの提供を受けた後に、
実際に購入した商品や受けたサービスに対して抱いた感
想、意見などを尋ねるためのものである。本実施の形態
では、広告を配信したユーザに対して、このような購入
後アンケートの入力を求め、得られた回答を広告主にフ
ィードバックする。また、購入後アンケートについて
も、その回収率を高めるために、購入後アンケートに答
えたユーザに対して、所定額の報奨金が支払われる。

【００４７】ユーザが購入後アンケートに答える場合、
上記購入前アンケートと同様に、図５において、ユーザ
の端末１は、サーバ３から購入後アンケート入力画面を
受信し（Ｓ２２）、それを端末１に表示させる（Ｓ２
３）。

【００４８】例えば、歯科医院の広告の配信を受けたユ
ーザが購入後アンケートに答えるには、上述の購入前ア
ンケートの場合と同様に、まず、ユーザは、ユーザの端
末１に図７のメニュー画面を表示させる。このとき、ユ
ーザＡは、画面内の「購入後アンケート」を選択する
（例えばマウスでクリックする）。そうすると、サーバ
３は、図２６に示す購入後アンケート入力案内画面を端
末１に表示させ、その後、ユーザの端末１の操作に従っ
て、図２７、図２８に示すように、購入後アンケート対
象広告主を選択するための画面を端末１に表示させる。
図２６乃至図２８は、歯科医院の広告の配信を受けたユ
ーザの端末１に表示される画面であって、上述の図１９
乃至図２１と同様であるので、その説明を省略する。

【００４９】購入後アンケート回答対象の歯科医院が選
択されると、サーバ３は、図２９乃至図３１に示す購入
後アンケート入力画面を端末１に順に表示させる。この
場合、選択されたサービス提供者が病院であるので、購
入後アンケートの内容も病院に関する質問が含まれる。
サーバ３は、購入前アンケートと同様に、商品／サービ
スのジャンル毎の購入後アンケートをあらかじめメイン
ファイル３１に格納し、当該メインファイル３１から選
択された商品／サービスに対応する購入後アンケートを
抽出し、それを端末１に表示させる。

【００５０】ユーザは、購入後アンケートの回答を入力
し、「送信」を選択することで、回答データがサーバ３
に送信される（図５のＳ２４）。サーバ３は、回答デー
タをユーザデータベース３２のアンケートファイルに格
納する（図５のＳ２５）。

【００５１】なお、図３２乃至図３３は、それぞれ歯磨
き粉の広告の配信を受けたユーザの端末１に表示される
購入後アンケート対象商品選択画面の例であり、それぞ
れ上記図２０乃至図２１に示す画面に対応するので、そ
の説明を省略する。また、図３４乃至図３６は、歯磨き
粉に関する購入後アンケート入力画面の例である。歯磨
き粉の広告の配信を受けたユーザに対しては、歯磨き粉
に関するアンケートが用意される。当該ユーザの回答デ
ータも、ユーザデータベース３３のアンケートファイル
に格納される。

【００５２】なお、購入後アンケートには、ユーザの商
品／サービスに対する満足度を数値（良いか悪いかの２
値も含む）で回答する質問が設けられている。従って、
サーバは、満足度を数値で集計し、処理する（例えば、
平均値を計算する）ことで、実際に商品／サービスを購
入したユーザ全体の満足度（即ち、人気度）を数値化す
ることができ、これにより、人気度を求めることができ
る。

【００５３】従って、人気度順による検索条件が指定さ
れた場合、サーバ３は、実際に商品／サービスを購入し
たユーザによるアンケート回答に基づいて、商品／サー
ビスを選択することで、信頼度の高い広告を配信するこ
とが可能となる。

【００５４】［アンケート結果に基づく情報提供］図６
において、サーバ３は、広告主の端末２からの要求に応
じて（Ｓ３４）、ユーザからの購入前アンケート及び／
又は購入後アンケートの回答の集計結果に基づいた各種
情報を生成し（Ｓ３５）、それを端末２に配信し（Ｓ３
６）、配信された情報が端末２に表示される（Ｓ３
７）。

【００５５】具体的には、広告主は、まず、図７のメニ
ュー画面において、「広告主」に従属する「情報提供」
をクリックする。そうすると、上述の図１０同様のログ
イン画面が端末２に表示される。広告主は、登録時に付
与されている広告主ＩＤやパスワードを入力する。サー
バ３は、入力された認証情報と、広告主データベース３
３に登録されている認証情報とを比較し、認証情報が正
しければ、次に、図３７に示すような提供情報選択画面
を広告主の端末２に表示させる。提供される情報は、図
示されるように、例えば、広告主イメージ情報、商品イ
メージ情報及びユーザ苦情／関連情報などである。以
下、例として、広告主が商品「歯磨き粉」を製造するメ
ーカである場合について、それぞれの情報について説明
する。

【００５６】広告主イメージ情報は、広告主に対するユ
ーザが抱いているイメージ、印象に関する情報であっ
て、サーバ３は、購入前アンケートの回答の集計結果に
基づいて商品購入前の広告主に対するイメージ情報と、
購入後アンケートの回答の集計結果に基づいて、商品購
入後の広告主に対するイメージ情報を作成する。広告主
は、図３７の画面の「広告主イメージ情報」のチェック
ボックスをマウスを操作してチェックすると、サーバ３
は、図３８に示すユーザ分類選択画面を広告主の端末２
に表示させる。ユーザの分類は、例えば、年齢、性別、
職業などである。広告主は、マウスを操作して、希望す
るユーザにチェックすることで、アンケートに回答した
ユーザを選択する。ユーザは、複数の分類項目をチェッ
クすることができ、全ての分類項目をチェックすること
もできる。

【００５７】広告主は、対象ユーザを選択した後、「次
へ」をクリックすると、サーバ３は、図３９に示すよう
に、購入前アンケートの回答集計結果に基づいた購入前
広告主イメージ情報と、購入後アンケートの回答集計結
果に基づいた購入後広告主イメージ情報とを端末２に表
示させる。図３９の広告主イメージ情報では、例えば、
ユーザが抱いているイメージを「良い」、「悪い」、
「どちらでもない」に分類し、それらの人数の割合が円
グラフで表示される。表示形式は、円グラフに限られ
ず、他の表示形式、例えば、棒グラフ、折れ線グラフ、
数値表などでもよい。

【００５８】また、図３９の画面に表示される円グラフ
において、「良い」、「悪い」の部分をクリックする
と、それぞれの理由の内訳が表示されるようにしてもよ
い。図４０（ａ）、（ｂ）は、「良い」、「悪い」イメ
ージの理由の内訳を表示する画面の例である。さらに、
図４０（ａ）、（ｂ）における理由の「その他」をクリ
ックすると、表示されている理由以外の理由などアンケ
ートの各質問事項に対する回答の詳細が表示されてもよ
い。

【００５９】商品／サービスイメージ情報は、広告主の
提供する商品／サービスに対するユーザが抱いているイ
メージ、印象に関する情報であって、購入前アンケート
及び購入後アンケート両方の回答の集計結果に基づいて
作成される。広告主は、図３７の画面の「商品／サービ
スイメージ情報」のチェックボックスをマウスを操作し
てチェックすると、サーバ３は、上述同様に、図３８に
示すユーザ分類選択画面を広告主の端末２に表示させ
る。広告主が図３８の画面上でユーザを選択し、「次
へ」をクリックすると、サーバ３は、購入前アンケート
の回答集計結果に基づいた図４１に示すように、購入前
商品／サービスイメージ情報と、購入後アンケートの回
答集計結果に基づいた購入後商品／サービスイメージ情
報とを端末２に表示させる。図４１の商品／サービスイ
メージ情報においても、例えば、ユーザが抱いているイ
メージを「良い」、「悪い」、「どちらでもない」に分
類し、それらの人数の割合が円グラフで表示される。そ
して、円グラフのうちの「良い」、「悪い」の領域をク
リックすると、上述同様に、それぞれの理由の内訳を表
示する画面が表示される（図示せず）。

【００６０】ユーザ苦情／関連情報は、購入後アンケー
トにおいて入力されたユーザの苦情、意見などを集計し
た情報である。広告主は、図３７の画面の「ユーザ苦情
／関連情報」のチェックボックスをマウスを操作してチ
ェックすると、サーバ３は、上述同様に、図３８に示す
ユーザ分類選択画面を広告主の端末２に表示させる。広
告主が図３８の画面上でユーザを選択し、「次へ」をク
リックすると、サーバ３は、購入後アンケートの回答集
計結果に基づいた図４２に示すユーザ苦情／関連情報を
端末２に表示させる。図４２においても、ユーザの苦情
／関連情報を項目毎に分類し、それぞれの数に割合が円
グラフで表示される。そして、円グラフの各項目の領域
をクリックすることで、それぞれの理由を表示する画面
を表示させることができる（図示せず）。

【００６１】このように、広告主は、広告主自身及び／
又は提供する商品／サービスに対する感想、意見、印象
などのようなユーザの生の声を知ることができるので、
宣伝戦略、商品開発などに大いに役立てることができ
る。

【００６２】なお、広告主は、上記各種情報の提供を受
けることにより課金される。課金は、例えば、アンケー
トに回答したユーザの数に応じて設定される。具体的に
は、定期的（例えば一ヶ月に一回）に、アンケートに回
答したユーザの数を各広告主毎に集計し、ユーザ一人当
たりの単位料金（例えば１０円）を設定する。そして、
各広告主について、この単位料金に、集計時におけるユ
ーザの人数を乗じた金額が課金される。集計時までの
間、アンケートに回答するユーザは増加していくと考え
られるが、サーバ３は、広告主からの情報提供要求に応
じて、最新のユーザ数によるアンケート結果に基づいた
上記各情報を提供する。

【００６３】［質問の管理］ユーザは、広告仲介者を介
して、広告主に質問することができる。図４３は、サー
バ３における質問処理のフローチャートである。まず、
ユーザは、ユーザの端末１に図７のメニュー画面を表示
させ、画面内の「消費者」に従属する「質問する」を入
力部により選択する（マウスでクリックする）。その
後、ユーザの端末１には、図１９乃至図２１と同様の画
面が順に表示され、ユーザは、画面の指示に従って、質
問先の広告主を選択する。広告主が選択されると、サー
バ３が質問入力画面を端末１に送信することで（Ｓ４
０）、図４４に示すような質問入力画面が端末１に表示
される（Ｓ４１）。

【００６４】ユーザは、図４４の質問入力画面に質問欄
をクリックすると、過去の質問の内容は、図４４中の様
なTree構造で検索される。また、該当がない場合は直接
記入を入力し、表示される「送信」を選択する。サーバ
３は、質問欄に該当項目があった場合は、登録時に付与
された該当質問識別番号に対する、カウント数をカウン
トし、質問ファイルのパラメータの一部として追加格納
する。（Ｓ４３）また、該当項目がない場合は、直接図
４４の入力画面下段に直接入力されたデータをユーザの
端末１から質問を受信すると（Ｓ４２）、その質問に識
別番号を付して、広告主データベース３３の該当する広
告主に対応する質問ファイルに格納する（Ｓ４３）。サ
ーバ３は、質問の該当がない場合にのみ、広告主に対し
て、質問があった旨と、その識別番号、回答期限日を含
む電子メールを自動的に作成し、それをあらかじめ登録
されている広告主の電子メールアドレスに送信する（Ｓ
４４）。

【００６５】以下、質問の該当が図４４の上段リストか
ら無い場合について記述する。広告主は、電子メールを
受信すると、図７のメニュー画面の「広告主」に従属す
る「質問回答」を選択する。その後、広告主ＩＤ、パス
ワードとともに質問識別番号を入力する認証確認画面
（図示せず）により認証確認が行われた後、サーバ３
は、図４５に示すような質問回答用画面を送信し（Ｓ４
６）、質問回答用画面た端末２に表示される。広告主
は、質問回答用画面に回答を入力し、回答入力完了後、
「送信」をクリックする（Ｓ４７）。

【００６６】サーバ３は、回答を受信すると、対応する
識別番号の質問ファイルに回答を格納するとともに（Ｓ
４８）、ユーザに電子メールで、回答があった旨を通知
する（Ｓ４９）とともに広告データベース（３３）に質
問と回答を保存する。

【００６７】ユーザは、電子メールを受信すると、メー
ルに質問に対する回答を見るための図４６の表示アドレ
スがリンクされており、直接アドレスを参照するか、図
７のメニュー画面から「回答を見る」を選択する。その
後、ユーザＩＤ、パスワードを入力する認証確認画面
（図１０）により認証確認が行われた後、サーバ３は、
図４６に示すような質問回答画面を送信し（Ｓ５０）、
質問の回答が端末２に表示される（Ｓ５１）。尚、図４
４にて質問に該当項目があった場合は、対応する回答を
広告主データベース（３３）から即座に取り出し、図４
６の画面に表示する。

【００６８】ユーザは、図４６の画面において、回答内
容についての満足度の入力可能であり、十分でない回答
に対して再度の回答を要求する場合は、その旨を入力
し、「送信」をクリックする。サーバ３は、上述同様
に、再回答を要求する旨の電子メールを広告主に通知
し、広告主は、再度回答する。

【００６９】なお、サーバは、広告主に対して行われた
過去の質問及びその回答を図２２，図２５，図４４に
て、画面上の匿名で公開可を指定されているものに限
り、図４４のプルダウンメニューへの追加及び、公開す
るＱ＆Ａサイトを提供する。当該Ｑ＆Ａサイトへは、図
４４の質問入力画面とリンクさせてもよい。図４４の質
問入力画面において、ユーザは、図４４の上段ボックス
から質問を入力する前に、過去になされた質問が表示さ
れる（図４４）。このような過去の図４４の上段ボック
スのプルダウンメニューのTree構造は、質問された日
時、質問の種類（価格、品質など）で分類可能であるこ
とが好ましく、ユーザは、質問を入力する前に、この画
面から、自己がしようとしている質問が過去にされてい
るかどうか確認し、されていなければ、上段ボックスの
該当なしを選択し、下段画面にて、質問を入力する。

【００７０】また、サーバ３は、上段ボックスの該当な
しで下段に直接記入した各質問について、その回答期限
日を監視し、回答期限日までに、回答を受信しない場合
は、督促の電子メールを広告主に送信する。

【００７１】［アンケート貢献度の判定］上述したよう
に、本実施の形態では、購入前アンケート及び購入後ア
ンケートに回答したユーザに対して、所定の報酬が支払
われる。尚、報酬については、購入割引得点ポイント等
としてもよいが、以下報酬金として説明する。報酬額に
ついては、例えば、一回のアンケートの回答に対する単
位料金（例えば１０円）が設定され、定期的に（例えば
一ヶ月に一回）、各ユーザの回答したアンケート数を集
計し、その数に比例した報酬額を決定してもよいが、本
実施の形態は、以下に説明するように、アンケートの回
答の広告主に対する貢献度を判定し、その貢献度に応じ
た金額を支払うようにする。以下に、貢献度の判定方法
の例を説明する。

【００７２】貢献度を判定するために、次の３つのパラ
メータが設定される。

【００７３】（１）重要度（Ｐ）広告主又は広告仲介者があらかじめ登録したキーワード
の数（ＫＰ）ユーザに深刻な影響を与えるキーワードの数（ＣＰ）（例えば、死亡、けが、食中毒など）広告主に深刻な影響を与えるキーワードの数（ＢＰ）（例えば、訴訟、裁判、不当、有害など）ＫＰ：ＣＰ：ＢＰ＝２：５：３の比率とすると、Ｘ（％）＝(0.2ＫＰ＋0.5ＣＰ＋0.3ＢＰ)×１００
（最大を１００とする）８０％＜Ｘ≦１００％Ｐ＝６６０％＜Ｘ≦８０％Ｐ＝５４０％＜Ｘ≦６０％Ｐ＝４２０％＜Ｘ≦４０％Ｐ＝３１０％＜Ｘ≦２０％Ｐ＝２０％＜Ｘ≦１０％Ｐ＝１Ｘ＝０％Ｐ＝０（２）信憑性（Ｒ）ユーザ登録情報の書込率×ユーザ本人に対する信頼度
（ＰＲ）ユーザ登録情報の書込率は、ユーザ登録時に要求される
入力情報すべてに対する実際に入力された情報の割合で
ある。また、ユーザ本人に対する信頼度は、ユーザの年
齢、職業などにより点数化される。

【００７４】Ｘ（％）＝ＰＲ×１００（最大を１００とする）８０％＜Ｘ≦１００％Ｒ＝１００％６０％＜Ｘ≦８０％Ｒ＝８０％４０％＜Ｘ≦６０％Ｒ＝６０％２０％＜Ｘ≦４０％Ｒ＝４０％１０％＜Ｘ≦２０％Ｒ＝２０％０％＜Ｘ≦１０％Ｒ＝１０％Ｘ＝０％Ｒ＝０％（３）新規性（Ａ）全体の意見からの同一意見、類似情報の割合の逆数（Ｒ
Ａ）同様の製品の過去の類似情報の件数の割合の逆数（Ｐ
Ａ）Ｘ（％）＝（ＲＡ＋ＰＡ）×１００（最大を１００と
する）８０％＜Ｘ≦１００％Ａ＝２２０％＜Ｘ≦８０％Ａ＝１０％＜Ｘ≦２０％Ａ＝0.1 そして、アンケート回答に対する報酬のために用意され
ている総額（ＲＸ）をＲＸ＝ＡＸ＋ＣＸＡＸ：広告主が提供する費用（例えば、キャンペーン費
用、協賛費用）ＣＸ：広告仲介者が提供する費用（例えば、広告仲介者
の純利益×１％）を、上記３つのパラメータを使った以下の計算式によっ
て各アンケートの貢献度（その貢献度に応じた報酬額）
を判定する。１アンケート当たりの報酬額（ＰＣＯＳＴ）ＰＣＯＳＴ＝（ＲＸ／全アンケート数）×Ｐ×Ｒ×Ａ …（１）そして、ＰＣＯＳＴの高い順に、各アンケートについて
のＰＣＯＳＴを積算していき、その積算額が上記総額Ｒ
Ｘを超えない上位Ｎ個のアンケートに回答した各ユーザ
に対して、計算された報酬額が支払われる。

【００７５】但し、上述の場合、アンケートに回答して
も、上記計算式（１）により計算された報酬額（ＰＣＯ
ＳＴ）が低いと、その報酬額が支払われない場合があ
る。このような場合を回避するために、全アンケートに
対して一律の最低報酬額（例えば、１０円）を支払い、
その後、残った総額（ＲＸ−全アンケート数×１０）に
ついて、上記計算式（１）を適用してもよい。

【００７６】このように、アンケートの回答が、広告主
に対して役立つ情報であるか否かを判定し、それに応じ
た報酬額を支払うことで、ユーザに対して、より質の高
い回答を促すことができる。

【００７７】なお、商品／サービスのジャンルは、上述
のように歯科医院や歯磨き粉に限られず、図８や図９に
示されるように、食料品、雑貨、園芸品、車、住宅、不
動産、医薬品、金融、保険などあらゆるジャンルの商品
／サービスを含む。また、検索条件も、人気度や価格な
どに限られず、図８、図９に示されるように、環境保護
度順、信頼性順、短期入手可能順、発売順など多数の検
索条件を設定することができる。

【００７８】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。

【００７９】（付記１）コンピュータネットワークを介
してユーザに広告を配信する広告配信方法において、広
告主による登録要求に従って、前記広告主が提供する商
品及び／又はサービスの広告情報を含む広告主登録情報
を格納し、前記ユーザによる登録要求に従って、前記ユ
ーザにより指定される商品及び／又はサービスの検索条
件を含むユーザ登録情報を格納し、前記格納された広告
情報のうち、前記検索条件に合致する広告情報を抽出
し、前記抽出された広告情報を前記ユーザに配信するこ
とを特徴とする広告配信方法。

【００８０】（付記２）付記１において、前記コンピュ
ータネットワークはインターネットであって、前記抽出
された広告情報は、インターネットのホームページ画面
として、インターネットに接続する前記ユーザの端末に
配信されることを特徴とする広告配信方法。

【００８１】（付記３）付記１において、前記コンピュ
ータネットワークはインターネットであって、前記抽出
された広告情報は、電子メールとして、インターネット
に接続する前記ユーザの端末に配信されることを特徴と
する広告配信方法。

【００８２】（付記４）付記１において、前記配信され
た広告情報に対応する商品及び／又はサービス、又はそ
れを提供する広告主に関するアンケートを格納し、前記
アンケートを前記ユーザに配信し、前記ユーザによる前
記アンケートの回答を受信し、格納することを特徴とす
る広告配信方法。

【００８３】（付記５）付記４において、前記アンケー
トは、前記ユーザが前記配信された広告情報に対応する
商品及び／又はサービスを購入する前に、前記ユーザが
回答するための購入前アンケート、又は前記ユーザが前
記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサービ
スを購入した後に、前記ユーザが回答するための購入後
アンケートを含むことを特徴とする広告配信方法。

【００８４】（付記６）付記５において、前記購入前ア
ンケートは、前記ユーザが前記配信された広告情報に対
応する商品及び／又はサービスを購入する前に、前記ユ
ーザが前記商品及び／又はサービス、又はそれを提供す
る広告主に対して抱いている印象を尋ねる質問を含むこ
とを特徴とする広告配信方法。

【００８５】（付記７）付記５において、前記購入後ア
ンケートは、前記ユーザが前記配信された広告情報に対
応する商品及び／又はサービスを購入した後に、前記ユ
ーザが前記商品及び／又はサービス、又はそれを提供す
る広告主に対して抱いた感想、意見を尋ねる質問を含む
ことを特徴とする広告配信方法。

【００８６】（付記８）付記４において、前記アンケー
トに回答したユーザに対して、所定の報酬額を支払うこ
とを特徴とする広告配信方法。

【００８７】（付記９）付記８において、前記アンケー
トの回答の前記広告主に対する貢献度を判定し、当該貢
献度に基づいて各アンケートの回答に対する報酬額を決
定することを特徴とする広告配信方法。

【００８８】（付記１０）付記４において、特定の広告
主又は当該広告主が提供する商品及び／サービスに対す
る前記アンケートの回答の集計結果を、前記特定の広告
主に配信することを特徴とする広告配信方法。

【００８９】（付記１１）付記４において、前記アンケ
ートの回答に基づいて、前記検索条件に合致する広告情
報を抽出することを特徴とする広告配信方法。

【００９０】（付記１２）付記１において、前記配信さ
れた広告情報に対応する商品及び／又はサービス、又は
それを提供する特定の広告主に対する質問を特定のユー
ザから受信し、前記質問を格納し、さらに、当該質問を
前記特定の広告主に転送し、前記特定の広告主からの前
記質問の回答を受信し、前記質問の回答を格納し、さら
に、当該質問の回答を前記特定のユーザに配信すること
を特徴とする広告配信方法。

【００９１】（付記１３）付記１２において、前記特定
の広告主に対して、前記質問の回答期限日を設定し、前
記回答期限日までに、前記質問の回答を受信しない場
合、前記特定の広告主に前記質問の回答を督促すること
を特徴とする広告配信方法。

【００９２】（付記１４）コンピュータネットワークを
介してユーザに広告を配信する広告配信装置において、
広告主による登録要求に従って、広告主が提供する商品
及び／又はサービスの広告情報を含む広告主登録情報を
格納し、前記ユーザからの登録要求に従って、前記ユー
ザにより指定される商品及び／又はサービスの検索条件
を含むユーザ登録情報を格納する記憶部と、前記格納さ
れた広告情報のうち、前記検索条件に合致する広告情報
を抽出し、前記抽出された広告情報を前記ユーザに配信
する制御部とを備えることを特徴とする広告配信装置。

【００９３】（付記１５）付記１４において、前記記憶
部は、前記配信された広告情報に対応する商品及び／又
はサービス、又はそれを提供する広告主に関するアンケ
ートを格納し、前記制御部は、前記アンケートを前記ユ
ーザに配信し、前記ユーザによる前記アンケートの回答
を受信し、当該アンケートの回答を前記記憶部に格納す
ることを特徴とする広告配信装置。

【００９４】（付記１６）付記１５において、前記アン
ケートは、前記ユーザが前記配信された広告情報に対応
する商品及び／又はサービスを購入する前に、前記ユー
ザが回答するための購入前アンケート、又は前記ユーザ
が前記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサ
ービスを購入した後に、前記ユーザが回答するための購
入後アンケートを含むことを特徴とする広告配信装置。

【００９５】（付記１７）付記１５において、前記アン
ケートに回答したユーザに対して、所定の報酬額を支払
う場合、前記制御部は、前記アンケートの回答の前記広
告主に対する貢献度を判定し、当該貢献度に基づいて各
アンケートの回答に対する報酬額を決定することを特徴
とする広告配信装置。

【００９６】（付記１８）付記１５において、前記制御
部は、特定の広告主又は当該広告主が提供する商品及び
／サービスに対する前記アンケートの回答を集計し、当
該集計結果を前記特定の広告主に配信することを特徴と
する広告配信装置。

【００９７】（付記１９）付記１５において、前記制御
部は、前記アンケートの回答に基づいて、前記検索条件
に合致する広告情報を抽出することを特徴とする広告配
信装置。

【００９８】（付記２０）付記１４において、前記配信
された広告情報に対応する商品及び／又はサービス、又
はそれを提供する特定の広告主に対する質問を特定のユ
ーザから受信すると、前記制御部は、前記質問を前記記
憶部に格納し、さらに、当該質問を前記特定の広告主に
転送し、前記特定の広告主からの前記質問の回答を受信
すると、前記制御部は、前記質問の回答を前記記憶部に
格納し、さらに、当該質問の回答を前記特定のユーザに
配信することを特徴とする広告配信装置。

【００９９】（付記２１）付記２０において、前記制御
部は、前記特定の広告主に対して、前記質問の回答期限
日を設定し、前記回答期限日までに、前記質問の回答を
受信しない場合、前記特定の広告主に前記質問の回答を
督促することを特徴とする広告配信装置。

【０１００】

【発明の効果】以上、本発明によれば、消費者（ユー
ザ）は、必要なときに信頼性の高い広告を簡単に取得す
ることができる。また、広告主は、広告を必要としてい
るユーザに効率よく広告を配信することができ、また、
ユーザからのアンケート結果を宣伝活動に役立てること
ができる。ユーザのアンケート回答に対して、所定の報
酬額を支払うことで、ユーザによるアンケート回収率を
高めることができる。さらに、アンケートの回答の広告
主に対する貢献度を判定し、貢献度に応じた報酬額とす
ることで、ユーザに質の高いアンケートの回答を促すこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における広告配信システム
の構成図である。

【図２】サーバ３の構成例を示す図である。

【図３】ユーザデータベース３２の構成例を示す。

【図４】広告主データベース３３の構成例を示す。

【図５】本発明の実施の形態におけるユーザの端末１と
サーバ３との間の処理フローチャートである。

【図６】本実施の形態における広告主の端末２とサーバ
３との間の処理フローチャートである。

【図７】メニュー画面の例である。

【図８】広告主登録画面の例である。

【図９】ユーザ登録画面の例である。

【図１０】認証画面の例である。

【図１１】登録内容確認画面の例である。

【図１２】検索結果表示画面の例である。

【図１３】検索結果表示画面の例である。

【図１４】検索結果表示画面の例である。

【図１５】登録内容確認画面の例である。

【図１６】検索結果表示画面の例である。

【図１７】検索結果表示画面の例である。

【図１８】検索結果表示画面の例である。

【図１９】購入前アンケート入力案内画面の例である。

【図２０】アンケート対象商品／サービス選択画面の例
である。

【図２１】商品／サービスの選択画面の例である。

【図２２】購入前アンケート入力画面の例である。

【図２３】購入前アンケート対象商品／サービス選択画
面の例である。

【図２４】商品／サービスの選択画面の例である。

【図２５】購入前アンケート入力画面の例である。

【図２６】購入後アンケート入力案内画面の例である。

【図２７】アンケート対象商品／サービス選択画面の例
である。

【図２８】商品／サービスの選択画面の例である。

【図２９】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３０】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３１】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３２】アンケート対象商品選択画面の例である。

【図３３】アンケート対象商品選択画面の例である。

【図３４】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３５】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３６】購入後アンケート入力画面の例である。

【図３７】提供情報選択画面の例である。

【図３８】ユーザ分類選択画面の例である。

【図３９】購入前広告主イメージ情報及び購入後広告主
イメージ情報の画面の例である。

【図４０】内訳表示画面の例である。

【図４１】購入前商品／サービスイメージ情報及び購入
後商品／サービスイメージ情報の画面の例である。

【図４２】ユーザ苦情／関連情報の画面の例である。

【図４３】サーバ３における質問処理のフローチャート
である。

【図４４】質問入力画面の例である。

【図４５】質問回答用画面の例である。

【図４６】質問回答表示画面の例である。

【符号の説明】

１ユーザ端末２広告主端末３サーバ（広告配信装置）３０制御部３１メインファイル３２ユーザデータベース３３広告主データベース

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】コンピュータネットワークを介してユーザ
に広告を配信する広告配信方法において、広告主による登録要求に従って、前記広告主が提供する
商品及び／又はサービスの広告情報を含む広告主登録情
報を格納し、前記ユーザによる登録要求に従って、前記ユーザにより
指定される商品及び／又はサービスの検索条件を含むユ
ーザ登録情報を格納し、前記格納された広告情報のうち、前記検索条件に合致す
る広告情報を抽出し、前記抽出された広告情報を前記ユーザに配信することを
特徴とする広告配信方法。
【請求項２】請求項１において、前記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサー
ビス、又はそれを提供する広告主に関するアンケートを
格納し、前記アンケートを前記ユーザに配信し、前記ユーザによる前記アンケートの回答を受信し、格納
することを特徴とする広告配信方法。
【請求項３】請求項２において、前記アンケートは、前記ユーザが前記配信された広告情
報に対応する商品及び／又はサービスを購入する前に、
前記ユーザが回答するための購入前アンケート、又は前
記ユーザが前記配信された広告情報に対応する商品及び
／又はサービスを購入した後に、前記ユーザが回答する
ための購入後アンケートを含むことを特徴とする広告配
信方法。
【請求項４】請求項３において、前記購入前アンケートは、前記ユーザが前記配信された
広告情報に対応する商品及び／又はサービスを購入する
前に、前記ユーザが前記商品及び／又はサービス、又は
それを提供する広告主に対して抱いている印象を尋ねる
質問を含むことを特徴とする広告配信方法。
【請求項５】請求項３において、前記購入後アンケートは、前記ユーザが前記配信された
広告情報に対応する商品及び／又はサービスを購入した
後に、前記ユーザが前記商品及び／又はサービス、又は
それを提供する広告主に対して抱いた感想、意見を尋ね
る質問を含むことを特徴とする広告配信方法。
【請求項６】請求項２において、前記アンケートに回答したユーザに対して、所定の報酬
額を支払うことを特徴とする広告配信方法。
【請求項７】請求項６において、前記アンケートの回答の前記広告主に対する貢献度を判
定し、当該貢献度に基づいて各アンケートの回答に対す
る報酬額を決定することを特徴とする広告配信方法。
【請求項８】請求項２において、特定の広告主又は当該広告主が提供する商品及び／サー
ビスに対する前記アンケートの回答の集計結果を、前記
特定の広告主に配信することを特徴とする広告配信方
法。
【請求項９】請求項２において、前記アンケートの回答に基づいて、前記検索条件に合致
する広告情報を抽出することを特徴とする広告配信方
法。
【請求項１０】請求項１において、前記配信された広告情報に対応する商品及び／又はサー
ビス、又はそれを提供する特定の広告主に対する質問を
特定のユーザから受信し、前記質問を格納し、さらに、当該質問を前記特定の広告
主に転送し、前記特定の広告主からの前記質問の回答を受信し、前記質問の回答を格納し、さらに、当該質問の回答を前
記特定のユーザに配信することを特徴とする広告配信方
法。