JP2002156711A - プリンタ装置及び電子カメラ - Google Patents

プリンタ装置及び電子カメラ

Info

Publication number
JP2002156711A
JP2002156711A JP2000350184A JP2000350184A JP2002156711A JP 2002156711 A JP2002156711 A JP 2002156711A JP 2000350184 A JP2000350184 A JP 2000350184A JP 2000350184 A JP2000350184 A JP 2000350184A JP 2002156711 A JP2002156711 A JP 2002156711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gradation correction
image data
image
exposure
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000350184A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Toyoda
哲也 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000350184A priority Critical patent/JP2002156711A/ja
Publication of JP2002156711A publication Critical patent/JP2002156711A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮影者の意図と異なる画像がプリントされるこ
とを防止する。 【解決手段】画像データをプリントする際、まず、画像
データに付加された撮影情報を読み出し、それに示され
る撮影モードと露出モード、及びROMに記録される自
動階調補正処理フラグ判断テーブルに基づいて、自動階
調補正フラグをONにするかOFFにするかを判断し決
定する(S505)。ここで、撮影情報が、撮影者によ
り露出指定された旨の情報、例えば、撮影モードが”マ
ニュアル”や露出モードが”露出補正”などの情報であ
るときにはフラグをOFFに決定し、この画像データに
対し自動階調補正処理を禁止してプリントするように処
理する。これにより、撮影者により意図的に露出補正さ
れた画像データに自動階調補正処理が施されて、撮影者
の意図に反する画像がプリントされることを防ぐことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに付加
された撮影情報に基づいて、その画像データをプリント
する際に自動的に行われる階調補正処理の実行を行うか
否かを制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電子カメラのAE(Auto Exp
osure :自動露出)機能では、被写体の反射する光の強
さ(量)を測定し、その測定値から、被写体の反射率を
18%(いわゆる標準反射率)と仮定した時の露出値を
求め、その露出値に基づいて絞りやシャッタースピード
などを設定して自動的に露出を調整するようにしてい
る。
【0003】このように、電子カメラのAE機能では、
被写体の反射率を18%と仮定した時の露出値を求める
ように構成されているため、撮影された被写体によって
は、得られた画像データの露出がアンダー気味になった
りオーバー気味になったりすることがあった。例えば、
被写体の大部分が反射率の高い白色の場合には、被写体
に強い光が照射されていなくても、露出をアンダーにさ
せるような調整が行われ、逆に、被写体の大部分が反射
率の低い黒色の場合には、被写体に強い光が照射されて
いるとしても、露出をオーバーにさせるような調整が行
われ、適正な露出調整が行われないことがあった。
【0004】従って、例えばこのような画像データをプ
リントする場合には、ユーザはプリントする前に、電子
カメラが備える画像処理機能やペイント系のソフトウェ
アが備える画像処理機能などを利用して、適正な露出補
正(階調補正)を行う必要があり、ユーザの負担は大き
かった。
【0005】そこで、このようなユーザの負担を軽減す
るため、画像データをプリントする際に、プリンタ装置
が、その画像データを解析して、先の白色や黒色の被写
体を撮影したときのような階調補正が必要な画像データ
に対し、階調補正を自動的に実行し、適正な露出の画像
がプリントされるように構成されたプリンタ装置が市場
に流通するようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータによっては、撮影者の意図により、例えば、撮影時
にマニュアルモードにて絞りやシャッタースピードが設
定されて撮影されたものや、露出補正されて撮影された
ものや、スポット測光を利用して撮影されたものなど、
意図的に非標準的な露出が指定されて撮影された画像デ
ータがある。
【0007】このような画像データを上述のプリンタ装
置でプリントする場合には、意図的に非標準的な露出が
設定されて撮影された画像データに対しても、プリンタ
装置にて自動的に階調補正が行われてしまい、撮影者の
意図しない画像がプリントされてしまうという新たな問
題を発生させた。
【0008】本発明の課題は、上記実情に鑑み、撮影者
により意図的に露出指定されて撮影された画像データを
プリントするときは、自動階調補正処理を禁止するよう
にして、撮影者の意図と異なる画像がプリントされるこ
とを防止する技術を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様であ
るプリンタ装置は、撮影情報が付加された画像データを
読み出す読み出し手段と、前記画像データに基づく画像
を画像形成媒体上に形成するプリント手段と、該プリン
ト手段による前記画像形成媒体上への画像形成前に前記
画像データを解析して自動的に階調補正を行う階調補正
手段と、前記画像データに付加された撮影情報に基づき
階調補正を禁止するか否かを判定する判定手段と、該判
定手段の判定結果に基づき前記階調補正手段を制御する
制御手段とを備えるように構成される。
【0010】上記の構成によれば、プリント指示された
画像データに付加された撮影情報に基づいて、プリント
の際に行われる自動階調補正処理を禁止するか否かを制
御することが可能になる。尚、上述した本発明の第一の
態様において、前記画像データに付加された撮影情報に
露出指定された旨の情報が含まれるとき、前記判定手段
は前記階調補正を禁止する旨の判定を行い、前記制御手
段は前記判定手段による判定結果が前記階調補正を禁止
する旨の判定であるときに階調補正を禁止させるように
前記階調補正手段を制御するように構成しても良い。
【0011】この構成によれば、撮影情報に、撮影者
(ユーザ)により露出指定された旨の情報が含まれると
きは、プリントの際に行われる自動階調補正処理を禁止
させることができ、撮影者の意図した露出指定が無視さ
れて自動階調補正が行われることを防止することができ
る。
【0012】また、上述した本発明の第一の態様におい
て、前記露出指定された旨の情報としてマニュアルモー
ドが指定されて撮影された旨の情報が含まれるとき、前
記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行い、
前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
せるように前記階調補正手段を制御するように構成して
も良い。
【0013】この構成によれば、露出指定された旨の情
報に、撮影者により絞りやシャッタースピードが自由に
変更可能なマニュアルモードが指定されて撮影された旨
の情報が含まれるときは、プリントの際に行われる自動
階調補正処理を禁止させることができる。
【0014】また、上述した本発明の第一の態様におい
て、前記露出指定された旨の情報として露出補正されて
撮影された旨の情報が含まれるとき、前記判定手段は前
記階調補正を禁止する旨の判定を行い、前記制御手段は
前記判定手段による判定結果が前記階調補正を禁止する
旨の判定であるときに階調補正を禁止させるように前記
階調補正手段を制御するように構成しても良い。
【0015】この構成によれば、露出指定された旨の情
報に、撮影者により露出補正されて撮影された旨の情報
が含まれるときは、プリントの際に行われる自動階調補
正処理を禁止させることができる。また、上述した本発
明の第一の態様において、前記露出指定された旨の情報
として被写界の一部範囲を測光するスポット測光が指定
されて撮影された旨の情報が含まれるとき、前記判定手
段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行い、前記制御
手段は前記判定手段による判定結果が前記階調補正を禁
止する旨の判定であるときに階調補正を禁止させるよう
に前記階調補正手段を制御するように構成しても良い。
【0016】この構成によれば、露出指定された旨の情
報に、撮影者によりスポット測光が指定されて撮影され
た旨の情報が含まれるときは、プリントの際に行われる
自動階調補正処理を禁止させることができる。また、上
述した本発明の第一の態様において、前記露出指定され
た旨の情報として撮影後に露出に関わる画像処理が施さ
れた旨の情報が含まれるとき、前記判定手段は前記階調
補正を禁止する旨の判定を行い、前記制御手段は前記判
定手段による判定結果が前記階調補正を禁止する旨の判
定であるときに階調補正を禁止させるように前記階調補
正手段を制御するように構成しても良い。
【0017】この構成によれば、露出指定された旨の情
報に、撮影後に露出に関わる画像処理が施された旨の情
報が含まれるときは、プリントの際に行われる自動階調
補正処理を禁止させることができる。本発明の第二の態
様であるプリンタ装置は、撮影情報が付加された画像デ
ータを読み出す読み出し手段と、前記画像データに基づ
く画像を画像形成媒体上に形成するプリント手段と、該
プリント手段による前記画像形成媒体上への画像形成前
に前記画像データを解析して自動的に階調補正を行う階
調補正手段と、前記画像データに付加された撮影情報に
階調補正を禁止させる旨のフラグが含まれるときは階調
補正を禁止させるように前記階調補正手段を制御する制
御手段とを備えるように構成される。
【0018】上記の構成によれば、撮影情報に、階調補
正を禁止させる旨のフラグが含まれるときは、プリント
の際に行われる自動階調補正処理を禁止させることがで
きる。また、自動階調補正処理を禁止するか否かを判定
する処理を行う必要がないので処理に係る負荷を軽減さ
せることができる。
【0019】本発明の第三の態様である電子カメラは、
上述したプリンタの何れか一つを備えるように構成され
る。上記構成によれば、撮影した画像をその場でプリン
トすることが可能になると共に、撮影者が意図的に非標
準の露出指定をしたときには、プリントの際に自動的に
行われる自動階調補正処理を禁止させることができる。
【0020】本発明の第四の態様である電子カメラは、
結像された被写体像を光電変換して電子的な画像データ
を得る撮像手段と、露出指定に基づきプリント時に自動
的に行われる階調補正を禁止するか否かを判定する判定
手段と、該判定手段による判定結果を示す情報を前記画
像データに付加する手段と、前記判定手段による判定結
果を示す情報が付加された画像データを記録媒体に記録
する記録手段とを備えるように構成される。
【0021】上記の構成によれば、記録媒体に記録する
画像データに、プリントする際に自動的に行われる階調
補正処理を禁止させるための情報(判定結果を示す情
報)を付加させることができる。尚、上述した本発明の
第四の態様において、前記判定手段は、前記露出指定と
してマニュアルモードが指定されて撮影されたときに階
調補正を禁止させる旨の判定を行うように構成しても良
い。
【0022】この構成によれば、撮影者により絞りやシ
ャッタースピードが自由に変更可能なマニュアルモード
が指定されて撮影されたときは、記録媒体に記録する画
像データに、プリントの際に自動的に行われる自動階調
補正処理を禁止させるための情報を付加させることがで
きる。
【0023】また、上述した本発明の第四の態様におい
て、前記判定手段は、前記露出指定として露出補正され
て撮影されたときに階調補正を禁止させる旨の判定を行
うように構成しても良い。この構成によれば、撮影者に
より露出補正されて撮影されたときは、記録媒体に記録
する画像データに、プリントの際に自動的に行われる自
動階調補正処理を禁止させるための情報を付加させるこ
とができる。
【0024】また、上述した本発明の第四の態様におい
て、前記判定手段は、前記露出指定として被写界の一部
範囲を測光するスポット測光が指定されて撮影されたと
きに階調補正を禁止させる旨の判定を行うように構成し
ても良い。この構成によれば、撮影者によりスポット測
光が指定されて撮影されたときは、記録媒体に記録する
画像データに、プリントの際に自動的に行われる自動階
調補正処理を禁止させるための情報を付加させることが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b) は、本発明の第
一の実施の形態を示す電子カメラの外観図であり、同図
(a) はその後面図、同図(b) はその前面図を示してい
る。この電子カメラは、インスタントフィルム用プリン
タ(プリンタ部)を内蔵し、撮影した画像データをその
場でプリントアウトできるように構成される、いわゆる
インスタントフィルム現像機能付き電子カメラである。
【0026】図1(a) に示すように、電子カメラ1はそ
の後面に、画像表示LCD(LiquidCrystal Display)
2、モードダイヤル3、パワーボタン4、ズームレバー
5、十字キー6、スポット測光ボタン7、プリントボタ
ン8などを備え、また、上面にはインスタントフィルム
9を排出するフィルム排出口を有して構成されている。
【0027】画像表示LCD2は、撮影した画像データ
やメモリカードに記録された画像データ、又はモニター
画像などを表示する。モードダイヤル3は、”P:プロ
グラムモード(オートモード)”、”A:絞り優先モー
ド”、”S:シャッタースピード優先モード”、及び”
M:マニュアルモード”などの撮影モードや、”PR:
プリントモード”などの各種モードを切り換えるための
ダイヤルである。
【0028】パワーボタン4は、電子カメラ1の電源を
ON/OFFするためのボタンである。ズームレバー5
は、ズームレンズをテレ側(T:望遠側)、若しくはワ
イド側(W:広角側)に駆動させるためのレバーであ
る。
【0029】十字キー6は、上下左右を指示するための
キーであり、例えば画像表示LCD2に表示されるメモ
リカードに記録された複数の画像データの中から所定の
画像データを選択する際などに使用されるキーである。
スポット測光ボタン7は、撮影時の測光方式としてスポ
ット測光を指定するためのボタンである。
【0030】プリントボタン8は、十字キー6により選
択された画像データや撮影した画像データ等をプリント
指示するためのボタンである。インスタントフィルム9
は、F(フィルム)電池と共にフィルムカートリッジに
備えられ、このフィルムカートリッジは電子カメラ1か
ら着脱可能に構成されている。
【0031】また図1(b) に示すように、電子カメラ1
はその前面に、ズームレンズ10、レリースボタン1
1、ストロボ12、フィルムカートリッジ蓋13などを
備えている。ズームレンズ10は、所定の範囲内で連続
的に焦点距離を変更可能に構成されるレンズである。
【0032】レリースボタン11は、撮影を指示するた
めのボタンである。ストロボ12は、暗所での撮影時や
逆光での撮影時などに、瞬間的に強い光を発生させ、被
写体が暗く撮影されてしまうのを防ぐときなどに利用さ
れるものである。
【0033】フィルムカートリッジ蓋13は、フィルム
カートリッジの着脱時に開閉される蓋である。図2は、
このような電子カメラ1のシステム構成を示す図であ
る。同図に示すように、この電子カメラ1は、撮影に寄
与する構成(カメラ部)とプリントに寄与する構成(プ
リンタ部)を一体にして構成されている。
【0034】同図において、ズームレンズ系21、撮像
素子22、撮像回路23、及びA/D(アナログ/デジ
タル)変換回路24で撮像部が構成されている。撮像部
では、ズームレンズ系21によって結像された被写体像
が撮像素子22によって光電変換され、その変換出力で
ある画像信号が撮像回路23を介してA/D変換回路2
4に入力されるとそこでアナログ−デジタル変換されて
デジタルデータである画像データが得られる。ここで、
ズームレンズ系21に備えられているレンズは、レンズ
駆動制御回路25により制御されているレンズ駆動部2
6により駆動され、被写体像のフォーカスの調整が行な
われる。
【0035】シスコン(システムコントローラ)27
は、CPU(中央演算処理装置)を備えて構成され、電
子カメラ1を構成する各部を制御すると共に、画像デー
タで示される画像の明暗・彩度・色合いなどを補正する
各種の画像処理を行う。また、画像データからヒストグ
ラムを作成するヒストグラム作成処理や、このヒストグ
ラムに基づき画像データに階調補正を行う処理や、また
プリントしようとする画像データとプリント後の画像の
色ズレを補正するための色変換処理なども行う。
【0036】ASIC(Application Specific Integra
ted Circuit )部28は、JPEG(Joint Photograph
ic Experts Group)方式による画像データの圧縮処理及
び伸張処理を行う。RAM29は、画像データを一時的
に蓄えるバッファメモリとして使用される他、シスコン
27による各種処理のための作業用の記憶領域としても
使用されるランダム・アクセス・メモリである。
【0037】ROM30は、電子カメラ1を構成する各
部の制御をシスコン27に備えられているCPUに行わ
せるための制御プログラムや、各種の処理のために必要
な演算データや、後述する自動階調補正処理フラグ判断
テーブルなどが予め格納されているリード・オンリ・メ
モリである。
【0038】メモリI/F(インターフェース)31
は、カードスロット32に挿入されたメモリカード33
との間でデータの授受を行うためのインターフェース機
能を提供するものであり、データの読み書きの可能な半
導体メモリを備えて構成されるメモリカード33への画
像データの書き込み、あるいはメモリカード33からの
画像データの読み出しの処理が行なわれる。
【0039】外部I/F(インターフェース)34は、
外部入出力端子35に接続された外部機器、例えばパー
ソナルコンピュータ等との間でデータの授受を行うため
のインターフェース機能を提供するものであり、外部機
器への画像データや各種データなどの出力、あるいは外
部機器からの画像データや各種データなどの入力処理が
行われる。
【0040】ビデオメモリ36はシスコン27での画像
処理によって得られる表示用の画像データを一時的に保
持しておくためのメモリであり、この画像データはその
後ビデオメモリ36から読み出されてビデオ出力回路3
7に入力されてビデオ信号である画像信号に変換され
る。この画像信号が画像表示LCD2に入力されると画
像が表示される。また、この画像信号はビデオアウト端
子38を介して他の機器へ送出することも可能である。
【0041】ラインメモリ39は、シスコン27での階
調補正処理や色変換処理などの各種の画像処理によって
得られるプリント用の画像データを1ラインデータ毎に
保持しておくためのメモリである。LCS(Liquid Cry
stal Shutter:液晶シャッター)制御回路40は、ライ
ンメモリ39に保持される1ラインの画像データを読み
出し、これに基づいてLCS41を制御し、インスタン
トフィルム9に露光されるLED43の光量を制御す
る。
【0042】フィルムカートリッジ9は、インスタント
フィルム9及びF(フィルム)電池46などを備え、イ
ンスタントフィルム9は、F電池46を給電源として駆
動制御回路44により制御されている駆動部45の駆動
信号に基づき駆動されながら、LED43を光源として
LCS41を介して露光される。
【0043】操作部47は、撮影者(ユーザ)により操
作される、前述のモードダイヤル3、パワーボタン4、
ズームレバー5、十字キー6、スポット測光ボタン7、
プリントボタン8、レリースボタン11などにより構成
され、撮影者(ユーザ)からの各種の指示を受け取って
シスコン27に伝えるためのものである。
【0044】電源部48は、F電池46の電圧、カメラ
電池49の電圧、若しくは外部電源端子50に入力され
た電力の電圧を制御してこの電子カメラ1の各部に電力
を供給する。ストロボ発光部51は、ストロボ12を使
用する撮影の際にストロボ12を発光させるためのもの
である。
【0045】次に、電子カメラ1のシスコン27に備え
られているCPUによって行なわれる、本発明に関係す
る各種の制御処理について説明する。尚、これらの処理
は、電子カメラ1のROM30に格納されている制御プ
ログラムをCPUが読み取って実行することによって実
現される。
【0046】図3、図5、図7は、電子カメラ1のシス
コン27で行なわれる制御処理の処理内容を示すフロー
チャートである。図3は、レリースボタン11が押され
たときに実行される処理を示すフローチャートである。
同図において、レリースボタン11が押されて撮影指示
が為されると、まず、撮像処理を行う(S301)。こ
の撮像処理は、ズームレンズ系21によって結像された
被写体像を撮像素子22により光電変換させ、その変換
出力である画像信号を撮像回路23を介してA/D変換
回路24に入力させ、そこでアナログ−デジタル変換さ
せてデジタルデータである画像データを得る処理であ
る。
【0047】続いて、得られた画像データに対しホワイ
トバランス(WB)などの各種画像処理を施し(S30
2)、更に、記録するデータ量を少なくするために、A
SIC部28によるJPEG圧縮処理を行わせる(S3
03)。続いて、この圧縮処理の終了した画像データに
撮影情報を付加させるため、その画像データのファイル
ヘッダーに撮影情報として、撮影時の撮影モード及び露
出モードを記録し(S304)、画像データとこれに付
加された撮影情報(撮影モード及び露出モード)をメモ
リカード33に記録して(S305)、当該フローを終
了する。
【0048】尚、撮影情報において、撮影モードは、撮
影時に撮影者によりモードダイヤル3が操作されること
により設定される。また、露出モードは、不図示の露出
補正ボタン(+/−ボタン)が押されるか、若しくは、
スポット測光ボタン7が押されることにより設定され
る。上述の露出補正ボタンは、”+”または”−”のボ
タンが押されることにより、例えば、”−3EV”、”
−2EV”、”−1EV”、”0(補正なし)”、”+
1EV”、”+2EV”、”+3EV”等の露出が指定
されるものである。
【0049】図4は、撮影情報を構成する撮影モードの
種類と露出モードの種類を示す図である。同図に示すよ
うに、撮影モードは、”プログラムモード(オートモー
ド)”、”絞り優先モード”、”シャッタースピード優
先モード”、”マニュアルモード”の4種類の撮影モー
ドがある。また、露出モードは、”露出補正無し”、”
露出補正有り”、”スポット測光”の3種類の露出モー
ドがある。撮影モードは、撮影者による撮影時のモード
ダイヤル3の操作により、”P:プログラムモード(オ
ートモード)”が指定されたときに”オート”が、”
A:絞り優先モード”が指定されたときに”絞り優先”
が、”S:シャッタースピード優先モード”が指定され
たときに”シャッター速度優先”が、”M:マニュアル
モード”が指定されたときに”マニュアル”が設定され
る。また、露出モードは、上述の露出補正ボタンが操作
されて、例えば”0”以外の露出が指定されたときは、
露出モードとして”露出補正(露出補正有り)”が設定
され、スポット測光ボタン7が押されたときには”スポ
ット測光”が設定され、それ以外のとき、すなわち、露
出に関わる指定が為されなかったときは、”補正無し
(露出補正無し)”が設定される。
【0050】次に、このようにしてメモリカード33に
記録された画像データのプリント処理について説明す
る。図5は、プリント処理を示すフローチャートであ
る。尚、同図に示すフローは、モードダイヤル3が”プ
リントモード”に設定されているときに行われる処理で
ある。
【0051】同図において、まず、メモリカード33に
記録されている1ファイル(画像データ及びそれに付加
されたの撮影情報)を読み出し(S501)、画像表示
LCD2にその画像データを表示する(S502)。
尚、外部入出力端子35を介して外部機器から画像デー
タを読み出しても良い。
【0052】続いて、撮影者により十字キー6の左右キ
ーが操作されたか否かを判断し(S503)、操作され
たと判断したときは(S503が有り)、S501の処
理に戻り、十字キー6の左右キーに基づいて、メモリカ
ード33から次の1ファイルを読み出し、同様にその画
像データを画像表示LCD2に表示する。一方、十字キ
ー6が操作されていないと判断したときには(S503
がなし)、プリントボタン8が押されたか否かを判断し
(S504)、押されていないと判断したときには(S
504がいいえ)S503の処理に戻る。
【0053】このように、S501〜S504の処理
は、撮影者が十字キー6の右左キーを操作して、プリン
トしようとする画像データを選択する(プリントボタン
8が押される)までの間、繰り返される処理である。続
いて、撮影者がプリントしようとする画像データを決定
してプリントボタン8が押されたと判断したときには
(S504が押下)、その決定された画像データに付加
された撮影情報(撮影モード及び露出モード)とROM
30に格納されている自動階調補正処理フラグ判断テー
ブルに基づいて、自動階調補正処理フラグをONにする
かOFFにするかを判断し決定する処理を行う(S50
5)。
【0054】図6は、ROM30に格納されている自動
階調補正処理フラグ判断テーブルを示す図である。同図
に示すテーブルは、撮影モードと露出モードの組み合わ
せにより、自動階調補正処理フラグをON(許可)する
かOFF(禁止)するかを示したテーブルである。同図
では、自動階調補正処理フラグがONされる撮影モード
と露出モードの組み合わせに○を付し、自動階調補正処
理フラグがOFFされる組み合わせに×を付して示して
いる。すなわち、自動階調補正処理フラグをONにさせ
るための組み合わせは、撮影モードが”オート”で露出
モードが”補正無し”のとき、又は撮影モードが”絞り
優先”で露出モードが”補正無し”のとき、若しくは撮
影モードが”シャッター速度優先”で露出モードが”補
正無し”のときに自動階調補正処理フラグがONにされ
る。そして、それ以外の撮影モードと露出モードの組み
合わせの場合には、自動階調補正処理フラグはOFFに
される。尚、撮影モードが”マニュアル”であったとき
は、露出モードの如何に問わず、自動階調補正処理フラ
グはOFFにされる。
【0055】図5に戻り、このようにして自動階調補正
処理フラグが決定されると、このフラグのON/OFF
を判断する(S506)。この判断処理で、フラグがO
Nであると判断したときには(S506がはい)、プリ
ント指定された画像データに対し後述する自動階調補正
処理を行い(S507)、更に、前述した色変換処理
(プリント画像処理)(S508)を行い、実際にイン
スタントフィルム9にその画像データに基づく画像をプ
リントする処理を行って(S509)、当該フローを終
了する。
【0056】一方、S506の判断処理で、フラグがO
FFであると判断したときには(S506がいいえ)、
自動階調補正処理を禁止し、すなわち自動階調補正処理
を行わずに、S508の処理に移行して画像データに色
変換処理を行い、インスタントフィルム9にその画像デ
ータに基づく画像をプリントする処理を行って(S50
9)、当該フローを終了する。
【0057】図7は、図5に示した自動階調補正処理
(S507)の一例を示すフローチャートである。尚、
本例では、画像データの各画素の階調値を、0(黒)〜
中間色〜255(白)のデジタル値(8ビット)で表す
ように構成されている。従って同図に示す階調補正処理
では、まずプリント指定された画像データのヒストグラ
ムを作成し(S701)、このヒストグラムから階調値
の最大値(MAX)を求め(S702)、この最大値
(MAX)から、各画素の階調値を255/MAX倍し
て(S703)階調補正を行うようにし、画像データの
階調分布が平均化されるように処理している。尚、自動
階調補正処理は、上述した方法に限られず、その他の方
法を利用して自動階調補正処理を行うようにしても良
い。
【0058】図8(a) は自動階調補正処理前のヒストグ
ラムを示し、同図(b) は自動階調補正処理後のヒストグ
ラムを示す図である。同図(a),(b) において、横軸は0
(黒)〜中間調〜255(白)のデジタル値(8ビッ
ト)で示される階調値を示し、縦軸はその階調値の画素
の頻度を示している。
【0059】同図(a) に示すように、自動階調補正処理
前の画像データのヒストグラムでは、濃度の濃い階調
(暗め)の画素が多く分布している。また、同図(a) の
MAXは階調値の最大値を示している。このMAX値か
ら、上述したように、画像データの各画素の階調を25
5/MAX倍して階調補正処理を行うことにより、同図
(b) に示すような画像データの階調分布が得られ、同図
(a) に示すヒストグラムに比べて階調分布が平均化され
たヒストグラムが得られる。
【0060】以上、第一の実施の形態に示した電子カメ
ラによれば、撮影時に、”M:マニュアルモード”が指
定されたか、又は露出補正ボタンにより所定の露出が指
定されたか、若しくはスポット測光ボタン7が押された
ときなど、撮影者により意図的に露出が指定されたとき
には、自動階調補正処理フラグをOFFにし、自動階調
補正を禁止してプリントするように処理するため、撮影
者が意図的に非標準的な露出指定を行った画像データに
誤って自動階調補正処理が施されて、撮影者の意図しな
い画像がプリントされることを防止することが可能にな
る。
【0061】尚、第一の実施の形態において、例えば、
撮影者(ユーザ)の操作により、一旦メモリカード33
に記録された画像データが画像表示LCD2に表示さ
れ、その画像データに対し、撮影者の指示に基づく露出
に関わる所定の画像処理が施されて再びメモリカードに
記録されたときには、その記録の際に、プリント時のそ
の画像データへの自動階調補正処理を禁止すべく、その
画像データに付加される撮影情報として、撮影モード及
び露出モード以外に、撮影後に露出に関わる画像処理が
施された旨の情報を含むように構成しても良い。この情
報を含む場合は、撮影モードと露出モードの種類にかか
わらず、自動階調補正処理を禁止する旨の判定を行うよ
うに構成される。
【0062】また、第一の実施の形態において、撮影し
た画像データをメモリカード33に記録せずにそのまま
プリントするように構成しても良い。また、第一の実施
の形態において、撮影情報は、撮影モードと露出モード
から構成されるものであったが、その他の情報を含める
ように構成しても良い。
【0063】次に、本発明の第二の実施の形態について
説明する。上述の第一の実施の形態では、プリント時に
自動階調補正処理フラグを判断し決定するように構成さ
れていたが、第二の実施の形態では、撮影時に自動階調
補正処理フラグを判断し決定するように構成したもので
ある。
【0064】図9は、第二の実施の形態に示す、レリー
スボタン11が押されたときに実行される処理を示すフ
ローチャートである。尚、同図は、第一の実施の形態に
示した図3のフローチャートに対応するものであり、異
なる処理は、図3のS303の処理とS304の処理の
間に自動階調補正処理フラグを判断し決定する処理を加
えたものである。
【0065】すなわち、図9において、レリースボタン
が押されると、まず撮像処理を行い(S901)、得ら
れた画像データにホワイトバランス(WB)などの画像
処理を施し(S902)、これに更にASIC部28に
よるJPEG圧縮処理を行わせる(S903)。
【0066】続いて、撮影時の撮影条件、すなわちモー
ドダイヤル3による撮影モードの指定、露出補正ボタン
による露出指定、及びスポット測光ボタン7によるスポ
ット測光の指定などに基づいて図4に示した撮影モード
及び露出モードを決定し、この撮影モードと露出モード
及びROM30に格納されている自動階調補正処理フラ
グ判断テーブル(図6参照)に基づき自動階調補正処理
フラグをONにするかOFFにするかを判断し決定する
処理を行う(S904)。
【0067】続いて、S903の圧縮処理の終了した画
像データに撮影情報を付加させるため、その画像データ
のファイルヘッダーに撮影情報として、決定された自動
階調補正処理フラグを記録し(S905)、この画像デ
ータとこれに付加された撮影情報(自動階調補正処理フ
ラグ)をメモリカード33に記録し(S906)、当該
フローを終了する。尚、この自動階調補正処理フラグ
は、階調補正を禁止するか否かの判断(判定)結果を示
す情報でもある。
【0068】図10は、第二の実施の形態に示す、プリ
ント処理を示すフローチャートである。尚、同図に示す
フローは、第一の実施の形態に示した図5のフローチャ
ートに対応するものであり、図5に示したフローのS5
05の処理、すなわち、自動階調補正処理フラグをON
にするかOFFにするかを判断し決定する処理を省いた
ものである。
【0069】すなわち、図10において、メモリカード
33から画像データ及びそれに付加された撮影情報(自
動階調補正処理フラグ)を読み出し(S1001)、画
像データを画像表示LCD2に表示する(S100
2)。続いて、撮影者により、十字キー6及びプリント
ボタン8が操作されて、所定の画像データがプリント指
定されると(S1003がなし、S1004が押下)、
撮影情報の自動階調補正処理フラグがONであるかOF
Fであるかを判断する(S1005)。この判断処理
で、自動階調補正処理フラグがONであると判断したと
きには(S1005がはい)、例えば図7に示したよう
な自動階調補正処理を画像データに施し(S100
6)、更に色変換処理を行い(S1007)、実際にイ
ンスタントフィルム9にこの画像データに基づく画像を
プリントする処理を行って(S1008)、当該フロー
を終了する。一方、自動階調補正処理フラグがOFFで
あると判断したときには(S1005がいいえ)、自動
階調補正処理を禁止、すなわち自動階調補正処理を行わ
ずにS1007の処理に移行して色変換処理(プリント
画像処理)を行い(S1007)、実際にインスタント
フィルム9にこの画像データに基づく画像をプリントす
る処理を行って(S1008)、当該フローを終了す
る。
【0070】以上、第二の実施の形態に示した電子カメ
ラによれば、画像データに付加される撮影情報を、自動
階調補正処理フラグにしたことにより、プリント時に行
われていた自動階調補正処理フラグを判断して決定する
処理を行わなくても済むようになるため、プリント時に
係る処理の負荷を軽減させることが可能になる。
【0071】尚、第二の実施の形態において、撮影情報
は、自動階調補正処理フラグから構成されるものであっ
たが、その他の情報を含めるように構成しても良い。次
に、本発明の第三の実施の形態について説明する。図1
1は、本発明の第三の実施の形態を示すプリンタ装置の
システム構成を示す図である。同図に示すプリンタ装置
は、図2に示した電子カメラにおいて、主にプリント処
理に関わる構成を独立させたものである。従って、図2
に示した構成と同一の機能を有するものについては同一
の符号を付し、ここでは異なる構成についてのみ説明す
る。
【0072】図11において、シスコン(システムコン
トローラ)127は、CPU(中央演算処理装置)を備
えて構成され、プリンタ装置を構成する各部を制御する
と共に、画像データで示される画像の明暗・彩度・色合
いなどを補正する各種の画像処理を行う。また、画像デ
ータからヒストグラムを作成する処理やこのヒストグラ
ムに基づく階調補正処理やプリント後の色ずれを防止す
るための色変換処理なども行う。
【0073】ROM130は、プリンタ装置を構成する
各部の制御をシスコン127に備えられているCPUに
行わせるための制御プログラムや、各種の処理のために
必要な演算データや、自動階調補正処理フラグ判断テー
ブル(図6参照)などが予め格納されているリード・オ
ンリ・メモリである。
【0074】操作部147は、ユーザにより操作され
る、各種のスイッチ群、例えば、パワースイッチ、画像
データを選択・決定するためのスイッチ、プリント指示
するためのスイッチなどにより構成され、ユーザからの
各種の指示を受け取ってシスコン127に伝えるための
ものである。
【0075】電源部148は、F電池46の電圧、若し
くは外部電源端子50に入力された電力の電圧を制御し
てこのプリンタ装置を構成する各部に電力を供給する。
このような構成のプリンタ装置は、メモリカード33に
記録されているファイル(画像データとこれに付加され
た撮影情報を含む)、若しくは外部入出力端子に接続さ
れている外部機器の記憶部に記録されているファイル
(画像データとこれに付加された撮影情報を含む)など
の中から、所定のファイルがユーザによりプリント指示
されると、まず、そのファイルを読み出し、そのファイ
ルの撮影情報(撮影モードと露出モード、図4参照)と
ROM130に格納されている自動階調補正処理フラグ
判断テーブルに基づき自動階調補正処理フラグをONに
するかOFFにするかを判断し決定する。ここで、自動
階調補正処理フラグをONに決定したときには、読み出
したファイルの画像データに対し自動階調補正処理を行
った後にプリント処理を行うようにし、自動階調補正処
理フラグをOFFに決定したときには、画像データへの
自動階調補正処理を禁止して、すなわち自動階調補正処
理を行わずにプリント処理を行うように処理する。
【0076】尚、上述の撮影情報が付加された画像デー
タのファイルは、例えば、第一の実施の形態に示した電
子カメラ1により記録されたファイルであるか、若しく
はその電子カメラ1において、撮影処理に関わる構成を
独立させて構成された(プリント処理に関わる構成を省
いて構成された)電子カメラにより記録されたファイル
などである。
【0077】以上、第三の実施の形態に示したプリンタ
装置によれば、プリント指示されたファイルの画像デー
タに付加された撮影情報(撮影モード及び露出モード)
に基づいてプリント時の自動階調補正処理を禁止するか
否かを制御することが可能になる。
【0078】尚、第三の実施の形態において、撮影情報
を、撮影モード及び露出モードの代わりに自動階調補正
処理フラグにするように構成しても良い。この場合、撮
影情報として自動階調補正処理フラグが付加された画像
データのファイルは、例えば、第二の実施の形態に示し
た電子カメラにより記録されたファイルであるか、若し
くは、その電子カメラにおいて、撮影処理に関わる構成
を独立させて構成された(プリント処理に関わる構成を
省いて構成された)電子カメラにより記録されたファイ
ルなどである。このように構成することで、ROM13
0に自動階調補正処理フラグ対応テーブルを格納する必
要がないので、ROM130のメモリ容量を少なく構成
でき、また、自動階調補正処理フラグをONするかOF
Fするかを判断し決定する処理を行わなくて済むので、
プリント時に係る処理の負荷を軽減させることも可能に
なる。
【0079】尚、上述の第一乃至第三の実施の形態で
は、プリント機構として、インスタントフィルム9にL
CS41を介してLED43の光を露光してプリントす
る構成を示したが、例えば、インクジェット方式や感熱
方式など、その他のプリント機構を備えるように構成し
ても良い。
【0080】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、撮影者により意図的に露出指定されて撮影され
た画像データをプリントするときには、自動階調補正処
理を禁止して、すなわち自動階調補正処理を行わずにプ
リントするようにしたため、撮影者の意図した画像と異
なる画像がプリントされることを防止することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す電子カメラの
外観図であり、(a) はその後面図、(b) はその前面図で
ある。
【図2】本発明の第一の実施の形態を示す電子カメラの
システム構成を示す図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に示す、レリースボ
タンが押されたときに実行される処理を示すフローチャ
ートである。
【図4】撮影情報を構成する撮影モードの種類と露出モ
ードの種類を示す図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態に示す、プリント処
理を示すフローチャートである。
【図6】自動階調補正処理フラグ判断テーブルを示す図
である。
【図7】自動階調補正処理の一例を示すフローチャート
である。
【図8】(a) は自動階調補正処理前のヒストグラムを示
し、(b) は自動階調補正処理後のヒストグラムを示す図
である。
【図9】第二の実施の形態に示す、レリースボタンが押
されたときに実行される処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】第二の実施の形態に示す、プリント処理を示
すフローチャートである。
【図11】本発明の第三の実施の形態を示すプリンタ装
置のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 画像表示LCD 3 モードダイヤル 4 パワーボタン 5 ズームレバー 6 十字キー 7 スポット測光ボタン 8 プリントボタン 9 インスタントフィルム 10 ズームレンズ 11 レリースボタン 12 ストロボ 13 フィルムカートリッジ蓋 21 ズームレンズ系 22 撮像素子 23 撮像回路 24 A/D変換回路 25 レンズ駆動部 26 レンズ駆動制御回路 27、127 シスコン 28 ASIC部 29 RAM 30、130 ROM 31 メモリI/F 32 カードスロット 33 メモリカード 34 外部I/F 35 外部入出力端子 36 ビデオメモリ 37 ビデオ出力回路 38 ビデオアウト端子 39 ラインメモリ 40 LCS制御回路 41 LCS 43 LED 44 駆動制御回路 45 駆動部 46 F電池 47、147 操作部 48、148 電源部 49 カメラ電池 50 外部電源入力端子 51 ストロボ発光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/91 H04N 1/40 101E 5C077 // H04N 101:00 5/91 H J Fターム(参考) 2H106 AA74 AB04 BA22 BA28 BA95 2H110 BA03 BA19 CB21 CB41 5C022 AA13 AC69 5C052 AA12 AA17 AB04 CC11 DD02 EE08 FA02 FA03 FB01 FB05 FC06 FD02 FE04 GA02 GA05 GB06 GB09 GC05 GE08 5C053 FA04 FA08 GA11 GB36 KA03 KA24 LA01 LA03 5C077 LL20 NN02 NP07 PP15 PP66 PQ08 TT02 TT09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影情報が付加された画像データを読み
    出す読み出し手段と、 前記画像データに基づく画像を画像形成媒体上に形成す
    るプリント手段と、 該プリント手段による前記画像形成媒体上への画像形成
    前に前記画像データを解析して自動的に階調補正を行う
    階調補正手段と、 前記画像データに付加された撮影情報に基づき階調補正
    を禁止するか否かを判定する判定手段と、 該判定手段の判定結果に基づき前記階調補正手段を制御
    する制御手段と、 を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データに付加された撮影情報に
    露出指定された旨の情報が含まれるとき、 前記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行
    い、 前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
    補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
    せるように前記階調補正手段を制御する、 ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記露出指定された旨の情報としてマニ
    ュアルモードが指定されて撮影された旨の情報が含まれ
    るとき、 前記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行
    い、 前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
    補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
    せるように前記階調補正手段を制御する、ことを特徴と
    する請求項2記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記露出指定された旨の情報として露出
    補正されて撮影された旨の情報が含まれるとき、 前記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行
    い、 前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
    補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
    せるように前記階調補正手段を制御する、 ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記露出指定された旨の情報として被写
    界の一部範囲を測光するスポット測光が指定されて撮影
    された旨の情報が含まれるとき、 前記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行
    い、 前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
    補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
    せるように前記階調補正手段を制御する、 ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 前記露出指定された旨の情報として撮影
    後に露出に関わる画像処理が施された旨の情報が含まれ
    るとき、 前記判定手段は前記階調補正を禁止する旨の判定を行
    い、 前記制御手段は前記判定手段による判定結果が前記階調
    補正を禁止する旨の判定であるときに階調補正を禁止さ
    せるように前記階調補正手段を制御する、 ことを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 撮影情報が付加された画像データを読み
    出す読み出し手段と、 前記画像データに基づく画像を画像形成媒体上に形成す
    るプリント手段と、 該プリント手段による前記画像形成媒体上への画像形成
    前に前記画像データを解析して自動的に階調補正を行う
    階調補正手段と、 前記画像データに付加された撮影情報に階調補正を禁止
    させる旨のフラグが含まれるときは階調補正を禁止させ
    るように前記階調補正手段を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか1項に記載のプ
    リンタ装置を備えたことを特徴とする電子カメラ。
  9. 【請求項9】 結像された被写体像を光電変換して電子
    的な画像データを得る撮像手段と、 露出指定に基づきプリント時に自動的に行われる階調補
    正を禁止するか否かを判定する判定手段と、 該判定手段による判定結果を示す情報を前記画像データ
    に付加する手段と、 前記判定手段による判定結果を示す情報が付加された画
    像データを記録媒体に記録する記録手段と、 を備えることを特徴とする電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記露出指定として
    マニュアルモードが指定されて撮影されたときに階調補
    正を禁止させる旨の判定を行う、 ことを特徴とする請求項9記載の電子カメラ。
  11. 【請求項11】 前記判定手段は、前記露出指定として
    露出補正されて撮影されたときに階調補正を禁止させる
    旨の判定を行う、 ことを特徴とする請求項9記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記判定手段は、前記露出指定として
    被写界の一部範囲を測光するスポット測光が指定されて
    撮影されたときに階調補正を禁止させる旨の判定を行
    う、 ことを特徴とする請求項9記載の電子カメラ。
JP2000350184A 2000-11-16 2000-11-16 プリンタ装置及び電子カメラ Pending JP2002156711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350184A JP2002156711A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 プリンタ装置及び電子カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000350184A JP2002156711A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 プリンタ装置及び電子カメラ

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010249447A Division JP4996733B2 (ja) 2010-11-08 2010-11-08 電子カメラ、及び、データ生成装置の画像データ記録方法
JP2010249448A Division JP5341050B2 (ja) 2010-11-08 2010-11-08 プリンタ装置及びプリンタ装置の画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002156711A true JP2002156711A (ja) 2002-05-31

Family

ID=18823460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000350184A Pending JP2002156711A (ja) 2000-11-16 2000-11-16 プリンタ装置及び電子カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002156711A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004008755A1 (ja) * 2002-07-11 2004-01-22 Seiko Epson Corporation 画像データの出力画像調整
WO2004014074A1 (ja) * 2002-08-01 2004-02-12 Seiko Epson Corporation 画像再生装置、画像保持装置、及び、画像再生システム
KR100508363B1 (ko) * 2001-09-06 2005-08-17 캐논 가부시끼가이샤 촬영 화상을 인쇄 처리하기 위한 화상 처리 장치
JP2005252426A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Seiko Epson Corp 画像データに対する画質調整制限情報を含む画像ファイルの生成
US7379620B2 (en) 2003-11-10 2008-05-27 Fujifilm Corporation Image taking apparatus
US7511853B2 (en) 2002-07-11 2009-03-31 Seiko Epson Corporation Adjustment for output image of image data
US7646405B2 (en) 2002-07-11 2010-01-12 Seiko Epson Corporation Output image adjustment of image data

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627290A (ja) * 1985-07-04 1987-01-14 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−ネガフイルム撮像における階調補正方法および装置
JPH0372337A (ja) * 1989-08-11 1991-03-27 Fuji Photo Film Co Ltd 写真プリント方法
JPH0391733A (ja) * 1989-09-04 1991-04-17 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ及び写真プリント方法
JPH04284442A (ja) * 1991-03-13 1992-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ
JPH0627537A (ja) * 1992-07-06 1994-02-04 Olympus Optical Co Ltd カメラシステム
JPH08307767A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Konica Corp 写真画像情報記録装置
JPH10171043A (ja) * 1996-12-16 1998-06-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置
JPH10221791A (ja) * 1997-02-12 1998-08-21 Konica Corp 写真焼付露光量決定方法
JPH10262132A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取装置
JPH10271346A (ja) * 1997-03-21 1998-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd 画情報の変換方法及び装置
JPH11149133A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Fuji Photo Film Co Ltd 階調制御黒白プリンタ及びプリント方法
JPH11191871A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置
JP2000221618A (ja) * 1999-02-03 2000-08-11 Minolta Co Ltd 画像再生装置
JP2000305191A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ装置
JP2000310821A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ装置

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627290A (ja) * 1985-07-04 1987-01-14 Fuji Photo Film Co Ltd カラ−ネガフイルム撮像における階調補正方法および装置
JPH0372337A (ja) * 1989-08-11 1991-03-27 Fuji Photo Film Co Ltd 写真プリント方法
JPH0391733A (ja) * 1989-09-04 1991-04-17 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ及び写真プリント方法
JPH04284442A (ja) * 1991-03-13 1992-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ
JPH0627537A (ja) * 1992-07-06 1994-02-04 Olympus Optical Co Ltd カメラシステム
JPH08307767A (ja) * 1995-04-28 1996-11-22 Konica Corp 写真画像情報記録装置
JPH10171043A (ja) * 1996-12-16 1998-06-26 Fuji Photo Film Co Ltd 画像記録装置
JPH10221791A (ja) * 1997-02-12 1998-08-21 Konica Corp 写真焼付露光量決定方法
JPH10262132A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Fuji Photo Film Co Ltd 画像読取装置
JPH10271346A (ja) * 1997-03-21 1998-10-09 Fuji Photo Film Co Ltd 画情報の変換方法及び装置
JPH11149133A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Fuji Photo Film Co Ltd 階調制御黒白プリンタ及びプリント方法
JPH11191871A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置
JP2000221618A (ja) * 1999-02-03 2000-08-11 Minolta Co Ltd 画像再生装置
JP2000305191A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Fuji Photo Film Co Ltd プリンタ装置
JP2000310821A (ja) * 1999-04-28 2000-11-07 Olympus Optical Co Ltd 電子カメラ装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100508363B1 (ko) * 2001-09-06 2005-08-17 캐논 가부시끼가이샤 촬영 화상을 인쇄 처리하기 위한 화상 처리 장치
US7511853B2 (en) 2002-07-11 2009-03-31 Seiko Epson Corporation Adjustment for output image of image data
US7646405B2 (en) 2002-07-11 2010-01-12 Seiko Epson Corporation Output image adjustment of image data
EP1517553A1 (en) * 2002-07-11 2005-03-23 Seiko Epson Corporation Output image adjustment of image data
WO2004008755A1 (ja) * 2002-07-11 2004-01-22 Seiko Epson Corporation 画像データの出力画像調整
EP1517553A4 (en) * 2002-07-11 2006-01-25 Seiko Epson Corp OUTPUT PICTURE SETTING FOR IMAGE DATA
JP2010004554A (ja) * 2002-08-01 2010-01-07 Seiko Epson Corp 画像再生装置、画像保持装置、及び、画像再生システム
US7599082B2 (en) 2002-08-01 2009-10-06 Seiko Epson Corporation Image reproducing device, image holding device, and image reproducing system
WO2004014074A1 (ja) * 2002-08-01 2004-02-12 Seiko Epson Corporation 画像再生装置、画像保持装置、及び、画像再生システム
JP2011030231A (ja) * 2002-08-01 2011-02-10 Seiko Epson Corp 画像再生装置、画像保持装置、及び、画像再生システム
US8203755B2 (en) 2003-07-09 2012-06-19 Seiko Epson Corporation Adjustment for output image of image data
US7379620B2 (en) 2003-11-10 2008-05-27 Fujifilm Corporation Image taking apparatus
JP2005252426A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Seiko Epson Corp 画像データに対する画質調整制限情報を含む画像ファイルの生成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4245699B2 (ja) 撮像装置
KR100806276B1 (ko) 촬상장치 및 그 제어 방법
US20070041030A1 (en) Photographing apparatus
JP4163412B2 (ja) 印刷システム、画像処理装置及びその方法
KR100797113B1 (ko) 촬상장치 및 그 제어 방법
JP4383004B2 (ja) 電子カメラ
JP4725453B2 (ja) デジタルカメラ及び画像処理プログラム
JP3728744B2 (ja) プリント方法及び装置
JP4007368B2 (ja) 画像データの出力画像調整
JP2002156711A (ja) プリンタ装置及び電子カメラ
JP4406461B2 (ja) 撮像装置
JP4498116B2 (ja) 撮像装置及びrawデータ処理方法
JP5341050B2 (ja) プリンタ装置及びプリンタ装置の画像形成方法
JP2004245923A (ja) オートブラケティング撮影方法
JP4996733B2 (ja) 電子カメラ、及び、データ生成装置の画像データ記録方法
JP2008160290A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2002238013A (ja) 電子カメラ及び電子カメラシステム
JP2004179883A (ja) 画像調整方法、画像入力装置、デジタルスチルカメラ、画像形成装置及びコンピュータプログラム
JP2007028651A (ja) デジタルカメラ
JP3807467B2 (ja) デジタルカメラ
JP4719453B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4434512B2 (ja) 電子カメラ、画像形成装置、及び電子カメラシステム
JP2004064299A (ja) デジタルカメラ
JP2006352609A (ja) 画像撮影装置、画像撮影方法、画像撮影装置の制御プログラムおよび制御プログラムを記録した記録媒体
JP2002237988A (ja) 電子カメラ及び電子カメラシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120821