JP2002155626A - コンクリート養生シート - Google Patents

コンクリート養生シート

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JP2002155626A
JP2002155626A JP2000352315A JP2000352315A JP2002155626A JP 2002155626 A JP2002155626 A JP 2002155626A JP 2000352315 A JP2000352315 A JP 2000352315A JP 2000352315 A JP2000352315 A JP 2000352315A JP 2002155626 A JP2002155626 A JP 2002155626A
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concrete
curing sheet
film
concrete curing
curing
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Kohei Hasegawa
考平 長谷川
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Tomoe Engineering Co Ltd
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Tomoe Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撤去作業を必要とせず、養生すべきコンクリ
ート表面に簡単、かつ、確実に貼り付けることができ、
打設コンクリートの養生作業を簡略化することができる
コンクリート養生シートを提供する。 【解決手段】 脂肪族ポリエステル樹脂を主成分とし、
コンクリートのアルカリによって分解するフィルムによ
って形成したコンクリート養生シート1であって、前記
フィルムの表面に再湿接着剤を塗布するとともに、前記
フィルムを袋状に形成し、更に、袋状に形成されたフィ
ルムの上側部2aと下側部2bとを融着させてなる小接
着部3を複数設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートの打
設後において、コンクリートの保湿、硬化収縮の抑制、
及び、コンクリート強度の保持を目的として使用される
養生シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土木工事、建築工事の現場に
おいてコンクリートを打設する際には、打設したコンク
リートのひび割れや収縮の発生を抑えるために、合成樹
脂製フィルム(例えば、ポリエチレンフィルム等)や、
発泡ウレタン等を含む複合体によって構成した養生シー
トが用いられることが多い。
【0003】コンクリートの打設直後において、その打
設表面に養生シートを被せた場合には、生コンクリート
中の水分の急激な気化を抑制することができ、これによ
って、コンクリートのひび割れや収縮が好適に抑えら
れ、その結果、硬化したコンクリートにおける強度を確
保することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】養生シートを用いない
で打設コンクリートの養生を行う方法としては、打設コ
ンクリートの表面に、作業者が定期的に水を散布すると
いう方法もあるが、人手を要するという問題があるほ
か、作業が繁雑であるという問題がある。
【0005】一方、養生シートを用いて打設コンクリー
トの養生を行った場合、コンクリートが硬化した後にお
いて、養生シートを撤去するという工程が必要となり、
作業に手間がかかるという問題がある。また、撤去した
養生シートは、産業廃棄物として処理する必要があるた
め、経済的な負担が生じるという問題がある。
【0006】また、養生シートを打設コンクリートの表
面に配設した場合、養生シートが風に煽られてコンクリ
ート表面から脱落してしまう可能性があるため、有効な
風対策を講じる必要がある。このような風対策として
は、養生シートの配設後に、要所要所を金属製のウエイ
トを用いて押さえたり、接着剤などを用いて養生シート
をコンクリート表面に貼り付けるという方法が考えられ
る。
【0007】しかしながら、金属製のウエイトを配置し
たり撤去する作業は、人力に頼らざるを得ないので、作
業者に過酷な労働を強いることになるという問題があ
り、また、接着剤を用いて養生シートを貼り付けた場
合、養生後における撤去作業が困難となってしまうの
で、養生後に撤去することが前提となる養生シートに適
用することは非常に難しい。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決すべくなされたものであって、撤去作業を必要と
せず、養生すべきコンクリート表面に簡単、かつ、確実
に貼り付けることができ、打設コンクリートの養生作業
を簡略化することができるコンクリート養生シートを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンクリー
ト養生シートは、脂肪族ポリエステル樹脂を主成分と
し、コンクリートのアルカリによって分解するフィルム
によって形成したことを特徴としている。
【0010】尚、フィルムの表面に再湿接着剤を塗布し
た場合には、フィルム又はコンクリート表面を水で濡ら
すことによって粘着力を発生させることができ、水分が
自然蒸発することによって、コンクリート養生シートを
コンクリート表面へしっかりと接着させることができ
る。この場合、風による養生シートの脱落等を防止する
ことができるほか、対象面が水平面である場合のみなら
ず、垂直面である場合であっても、簡単に養生シートを
貼り付けることができる。
【0011】また、フィルム表面に塗布された再湿接着
剤は、複数枚の養生シートを並べて使用する場合におい
て、各養生シートの縁部同士を接着する際にも役立つ。
従って、この養生シートは、養生すべきコンクリート表
面の面積が大きい場合であっても、好適に使用すること
ができる。
【0012】更に、このコンクリート養生シートを、袋
状に形成したフィルムによって構成した場合には、現場
にて内部に水を注入することにより、養生シートの風に
よる脱落を防止し、かつ、コンクリートに接触している
部分が徐々に分解することにより、養生すべきコンクリ
ートに対し水分を補給することができる。
【0013】この場合、袋状に形成されたフィルムの上
側部と下側部とを部分的に接着させてなる小接着部を複
数設けることが好ましい。このように構成した場合に
は、内部に注入した水を均一に分布させることができ、
また、水の入れ過ぎによる養生面積の縮小化を回避する
ことができる。
【0014】また、フィルムに多数の小孔を設けた場合
には、養生シートをコンクリート表面に配設する際に、
養生シートとコンクリート表面の間に介在する空気を好
適に逃がすことができ、これにより、目標位置から外れ
ることなく、的確な位置に養生シートを配設することが
可能となる。
【0015】また、養生シートとコンクリート表面との
間に介在する空気を逃がすことができない場合には、こ
れが養生シートの端部に移動したときに、端部をめくれ
させてしまうおそれがあるが、フィルムに設けた多数の
小孔によってそれらの空気を速やかに逃がすことができ
るので、端部のめくれという問題を好適に回避すること
ができる。
【0016】尚、小孔を設けた場合には、養生シートの
内部に注入した水が放散してしまうことになるが、小孔
の開口面積の総和がフィルムの面積の1%以下になるよ
うに設定すれば、水分の放散は無視できるほど小さくな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンクリート
養生シートの実施形態について説明する。まず、本発明
の第1の実施形態に係るコンクリート養生シートについ
て説明すると、本実施形態におけるコンクリート養生シ
ートは、所定の厚さにて成形した合成樹脂製フィルムの
一方の面に、再湿接着剤が塗布されてなるものである。
【0018】この合成樹脂製フィルムは、脂肪族ポリエ
ステル樹脂であるポリ乳酸樹脂の単独重合体を主成分と
し、これを厚さ3〜250μmの範囲でフィルム状に成
形したものである。また、このフィルムに塗布されてい
る再湿接着剤は、通常は乾燥状態にあるが、水分を与え
ると粘着力が発生し、接着物と被接着物との間に介在さ
せた状態で乾燥させると、被接着物に対して接着物をし
っかりと接着することができる。
【0019】本実施形態におけるコンクリート養生シー
トは、上記のような構成に係るものであるところ、養生
すべき打設コンクリート表面に、簡単に、かつ、しっか
りと貼り付けることができるほか、養生後においては、
シートを撤去する必要がないため、作業工程を短縮する
ことができるという利点を有している。以下、これらの
点について説明する。
【0020】まず、コンクリート養生シートの貼り付け
について説明すると、コンクリートを打設したら、養生
すべき面の上にこのコンクリート養生シートを単に広げ
るだけでよい。そうすると、打設直後のコンクリートが
有している水分によって、コンクリート養生シートに塗
布されている再湿接着剤が粘着力を発し、これによって
コンクリート養生シートは、養生すべきコンクリート表
面上にしっかりと接着、固定される。従って、養生すべ
き面が垂直であったとしても、水平面に適用する場合と
同様に、何ら問題なく、しっかりと接着、固定すること
ができる。
【0021】また、このコンクリート養生シートの原料
となるポリ乳酸樹脂は、アルカリによって加水分解する
という性質を有しており、打設コンクリートから生じる
アルカリによって、次第に溶解していくことになる。従
って、従来のコンクリート養生シートを使用した場合に
は、養生後にこれを撤去するという工程が必要であった
が、本実施形態におけるコンクリート養生シートを使用
した場合には、養生後には溶解し、撤去する必要はな
い。
【0022】このように本実施形態におけるコンクリー
ト養生シートは、打設コンクリートの養生という作業を
簡略化させることができるという利点を有している。
【0023】尚、前述したように、本実施形態における
コンクリート養生シートは、ポリ乳酸樹脂の単独重合体
を主成分とするフィルムによって構成されているが、ポ
リ乳酸樹脂の共重合体を主成分とするフィルムによって
構成しても良く、また、ポリ乳酸樹脂以外の脂肪族ポリ
エステル樹脂を用いても良い。更に、脂肪族ポリエステ
ル樹脂以外の物質であっても、pH11〜14の強アル
カリによって加水分解する物質であれば、どのようなも
のでも好適に用いることができる。
【0024】また、フィルムを成形する際には、フィル
ムの厚み等の条件に応じて、アルカリ加水分解を促進さ
せることを目的として、基材となる樹脂に適宜分解促進
剤を添加するようにしても良い。この場合、分解促進剤
としては、例えば、澱粉、ポリビニルアルコール、無水
コハク酸等が考えられる。また、分解促進剤を添加する
タイミングは、フィルム成形時ではなく、基材となる樹
脂の重合の段階で行っても良い。この場合、分解促進剤
としては、前述のような物質のほか、ポリエチレングリ
コール、コハク酸イミド等を用いることができる。
【0025】更に、前述の通り、このコンクリート養生
シートは、厚さ3〜250μmの範囲で成形したフィル
ムによって構成されているが、フィルムの厚さ寸法を、
250μm以上に設定することも可能である。但し、フ
ィルムの厚さが250μmを超えると、分解に時間がか
かり過ぎ、未分解部分が残存してしまう可能性がある。
従って、このような場合において、コンクリート養生シ
ートの撤去という工程を省略するためには、分解促進剤
の添加量を調整するなどの工夫が必要となる。
【0026】尚、コンクリート表面にコンクリート養生
シートの未分解部分が残存してしまった場合であって
も、その上に仕上げモルタルを重ね塗りする場合には、
モルタルによって未分解部分が改めて分解されるため、
モルタルの重ね塗りの前にそれらの未分解部分を除去す
る必要はない。
【0027】一方、フィルムの厚さ寸法が3μm未満で
ある場合には、コンクリート養生シートを養生面に貼り
付ける際に破損するおそれがある。従って、フィルムの
厚さ寸法は、前述の通り3〜250μmの範囲に設定す
ることが好ましいが、フィルム単体で操作する際の強度
的問題を考慮すると、10〜250μmに設定すること
が好ましく、加工の安定性と経済性を加味すれば、20
〜100μmに設定することが更に好ましい。
【0028】次に、図面を用いて本発明の第2の実施形
態について説明する。図1は、本発明の第2の実施形態
におけるコンクリート養生シート1の断面斜視図であ
る。この図において、2aはフィルムの上側部、2bは
下側部、3は小接着部、4は注水口、5は周縁部であ
る。
【0029】このコンクリート養生シート1は、図示さ
れているように、フィルムの上側部2aと下側部2bと
を重ね合わせ、周縁部5を接着することによって袋状に
形成されており、注水口4より内部へ水を注入できるよ
うになっている。
【0030】そして、本実施形態におけるコンクリート
養生シート1は、脂肪族ポリエステル樹脂を主成分とす
る材料によって形成され、耐水性を有しているので、注
水口4より内部へ注入した水を一定期間蓄えておくこと
ができ、従って、その水をウエイトとして機能させ、設
置後において、風などによるコンクリート養生シート1
の脱落、ずれ等を防止することができる。
【0031】また、脂肪族ポリエステル樹脂は、アルカ
リによって加水分解する性質を有しているので、養生す
べき打設コンクリートの表面にこのコンクリート養生シ
ート1を配設した場合、生コンクリート中から生じるア
ルカリによって分解することになるので、コンクリート
が硬化して養生が完了した際に、コンクリート養生シー
ト1を撤去する必要はなく、従って、養生シートの撤去
という工程を省略することができる。
【0032】更に、コンクリートのアルカリによってフ
ィルムが分解する過程において、袋状内部へ注入されて
いる水分を、養生すべきコンクリートへ少しずつ供給す
ることができるので、コンクリートの乾燥を防止し、好
適に養生を行うことができる。
【0033】尚、図1に示されているように、フィルム
の上側部2aと下側部2bとは、周縁部5が接着される
ほか、複数の小接着部3においてそれぞれ部分的に接着
されている。このため、内部に注入した水を均一に分布
させることができ、また、水の入れ過ぎによって養生面
積が減少してしまうといった事態を回避することができ
る。
【0034】より具体的に説明すると、小接着部3が形
成されていない場合には、例えば図2に示すように、表
面が傾斜しているコンクリート7に配設した際、コンク
リート養生シート1の袋状内部において注入水が低位側
に偏在してしまい、高位側においては、注入水がウエイ
トとしての機能を果たせなくなってしまうが、図3に示
すように、小接着部3が複数形成されていれば、注入し
た水6をコンクリート養生シート1の全体において均一
に分布させることができる。
【0035】また、小接着部3が形成されていない場合
には、例えば、図5(1)に示すように、養生対象とな
るコンクリート7の表面に、これとほぼ同一面積のコン
クリート養生シート1を配設したとしても、図5(2)
に示すように、袋状内部に水6を入れ過ぎてしまうと、
コンクリート養生シート1の両端部8,8が持ち上がっ
てコンクリート7の表面から離れてしまい、その部分に
おいてはコンクリート7を好適に養生することができな
い(即ち、養生可能な面積が小さくなってしまう)こと
になるが、本実施形態においては、小接着部3が形成さ
れているので、水の入れ過ぎを防止することができ、そ
の結果、図5(2)に示すような、養生面積の減少とい
う問題を好適に回避することができる。
【0036】また、本実施形態においては、フィルムの
下側部2bに再湿接着剤が塗布されており、このため、
コンクリートの打設直後にこのコンクリート養生シート
1を配設した場合には、コンクリートの表面に存在する
水分によって再湿接着剤が粘着力を発し、更に、これが
乾燥すると、コンクリート養生シート1がコンクリート
表面にしっかりと接着されることになる。従って、風に
よるコンクリート養生シート1の脱落を好適に防止する
ことができるほか、配設対象面が水平である場合のみな
らず、垂直であっても使用することができる。また、再
湿接着剤は、複数枚のコンクリート養生シート1同士を
つなぎ合わせる際にも役立ち、従って、大面積の養生に
好適である。
【0037】尚、小接着部3は、図1に示したように
「点状」に構成される場合のほか、図4に示すように、
「線状」に構成しても良い。また、図4に示す小接着部
3aのように、周縁部5付近において相互に近接して配
置した場合には、図5(2)に示したような、端部8の
持ち上がりによる養生面積の減少という問題を、より好
適に回避することができる。
【0038】また、コンクリート養生シート1は、前述
の通り、二枚のフィルム(上側部2aと下側部2b)を
重ね合わせ、周縁部5を接着することによって袋状に形
成されているが、インフレーション成形によってフィル
ムを筒状に成形し、その端部を接着することによって袋
状に成形しても良い。
【0039】周縁部5の接着、及び、小接着部3の接着
は、接着剤を用いて行うこともできるが、本実施形態に
おけるコンクリート養生シート1は、合成樹脂製のフィ
ルムによって形成されているので、熱融着によって簡単
に接着することができる。
【0040】また、本実施形態におけるコンクリート養
生シート1は、フィルムの上側部2aと下側部2bに多
数の小孔(図示せず)が設けられており、コンクリート
養生シート1をコンクリート表面に配設する際に、コン
クリート養生シート1とコンクリート表面の間に介在す
る空気を好適に逃がすことができ、これにより、目標位
置から外れることなく、的確な位置にコンクリート養生
シート1を配設することができる。
【0041】また、養生シートとコンクリート表面との
間に介在する空気を逃がすことができない場合には、こ
れが養生シートの端部に移動したときに、端部を捲れさ
せてしまうおそれがあるが、フィルムに設けた多数の小
孔によってそれらの空気を速やかに逃がすことができる
ので、端部の捲れという問題を好適に回避することがで
きる。
【0042】尚、小孔を設けた場合には、コンクリート
養生シート1の内部に注入した水が放散してしまうこと
になるが、小孔の開口面積の総和がフィルムの面積の1
%以下になるように設定すれば、水分の放散は無視でき
るほど小さくなる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るコ
ンクリート養生シートは、従来の養生シートと同様に、
生コンクリート中の水分の急激な気化を抑制することに
より、コンクリートのひび割れや収縮を好適に抑え、そ
の結果、硬化したコンクリートにおける強度を確保する
ことができるほか、打設コンクリートより生じるアルカ
リによってフィルムが分解するため、養生完了後におい
て撤去する必要がなく、養生作業の簡略化を図ることが
できる。
【0044】また、フィルムに再湿接着剤を塗布した場
合には、打設コンクリートの表面にコンクリート養生シ
ートを簡単に、かつ、しっかりと貼り付けることがで
き、風に対する耐性を確保することができる。尚、この
再湿接着剤によるメリットは、養生後における撤去が不
要である、という効果と組み合わせることによって初め
て有効に機能するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第2の実施形態におけるコンクリー
ト養生シート1の断面斜視図。
【図2】 図1のコンクリート養生シート1の比較例の
断面図。
【図3】 図1のコンクリート養生シート1の使用状態
の説明図。
【図4】 本発明のコンクリート養生シート1の他の適
用例を示す断面斜視図。
【図5】 図1のコンクリート養生シート1の比較例の
断面図。
【符号の説明】
1:コンクリート養生シート1、 2a:上側部、 2b:下側部、 3:小接着部、 4:注水口、 5:周縁部、 6:水、 7:コンクリート、 8:端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脂肪族ポリエステル樹脂を主成分とし、コ
    ンクリートのアルカリによって分解するフィルムによっ
    て形成したことを特徴とするコンクリート養生シート。
  2. 【請求項2】前記フィルムの表面に再湿接着剤を塗布し
    たことを特徴とする、請求項1に記載のコンクリート養
    生シート。
  3. 【請求項3】前記フィルムを袋状に形成したことを特徴
    とする、請求項1又は請求項2のいずれかに記載のコン
    クリート養生シート。
  4. 【請求項4】袋状に形成されたフィルムの上側部と下側
    部とを部分的に接着してなる小接着部を複数設けたこと
    を特徴とする、請求項3に記載のコンクリート養生シー
    ト。
  5. 【請求項5】前記フィルムに多数の小孔を設けたことを
    特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のコ
    ンクリート養生シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007161971A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Shimizu Corp 生分解性シート連結・固定用粘着テープ
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