JP2002154788A - ガントリ - Google Patents

ガントリ

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JP2002154788A
JP2002154788A JP2000350328A JP2000350328A JP2002154788A JP 2002154788 A JP2002154788 A JP 2002154788A JP 2000350328 A JP2000350328 A JP 2000350328A JP 2000350328 A JP2000350328 A JP 2000350328A JP 2002154788 A JP2002154788 A JP 2002154788A
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Yasukimi Tomita
庸公 冨田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工のための構造が簡単なガントリを提供す
ること。 【解決手段】 建設機械のカウンタウエイト2前方に配
設され、後脚11と前脚12とが上端で軸着され、後脚
11の下端がカウンタウエイト2の直前に、また前脚1
2の下端がその前方に軸支されて作業状態のときに山形
をなし、その作業状態と格納状態とで変形可能なもので
あって、後脚11が、下端を中心に回転自在な下脚リン
ク21に対し、中脚リンク22がスライド可能に連結さ
れ、その中脚リンク22の上端に上脚リンク23が回転
自在に連結して構成されたガントリ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧クレーンや杭
打機等の建設機械に設けられたガントリであって、特
に、カウンタウエイトに干渉しないように格納すること
を可能にしたガントリに関する。
【0002】
【従来の技術】油圧クレーンや杭打機等の建設機械は、
例えば、油圧クレーンではブームのフロントをワイヤを
介して支持するために、また杭打機ではワイヤによって
リーダを引き起こすために、旋回体の後部に折り畳み可
能なガントリが設けられている。ここで、図7は、油圧
クレーンを示した図である。油圧クレーン100は、ク
ローラ101によって走行可能で、その上に運転席を備
えた旋回体102が設けられている。旋回体102の前
方にはブーム103が軸支され、先端のトップシーブ1
03aを介して送られたワイヤロープ104にフック1
05が吊されている。一方、旋回体102の後方にはガ
ントリ106が設けられ、作業状態では図示するように
起立した山形になる。
【0003】そこで、不図示のウインチから出たワイヤ
ロープ107は、ガントリ106の立上げシーブ106
aを介して前方へと送られ、複数のガントリシーブ10
6bとミドルシーブ106cとによって数本掛けされ、
そのミドルシーブ106cとブーム103の先端とにペ
ンダントロープ108が連結される。従って、ワイヤロ
ープ107がウインチに巻かれるとブーム103が引き
起こされ、逆にワイヤロープ107が送り出されて伸び
るとブーム103が前に倒される。油圧クレーン100
は、こうしたブーム103の引き起こし作業等の際に前
方に大きな荷重がかかるため、バランスをとるためのカ
ウンタウエイト109が旋回体102の後端に取り付け
られている。
【0004】ところが、油圧クレーンを輸送する際には
ガントリ106を後方に折り畳んで格納しなければなら
ないが、そのガントリ106がカウンタウエイト109
に干渉してしまうため、従来のカウンタウエイト109
には切欠きが設けられていた。これではカウンタウエイ
ト109の形状が複雑になって加工コストが上がった
り、切欠きスペースによって外径寸法が重量に比較して
大きくなり、建設機械の小型化を難しくしていた。そこ
で、そうした問題を解決することを目的としたガントリ
が、特開2000−198672号公報に記載されてい
る。図8乃至図10は、当該公報に記載されたガントリ
を示した図である。そのガントリ110は、油圧クレー
ンの運転中はシリンダ111を伸ばし、後下脚部112
と後上脚部113を真っ直ぐにして図8に示すように起
立させる。起立した状態では後脚部112,113に固
定ピン114が差し込まれているため、格納する場合に
は固定ピン114を引き抜いてからシリンダ111を縮
小させる。
【0005】シリンダ111が縮小すると前脚部115
が後方に倒され、それに従って後上脚部113も後方側
に倒れる。一方、後下脚部112は、ばね116によっ
て引っ張られて前方に倒されるため、後脚部112,1
13が図9に示すようにスライドピン122を支点とし
て折り曲げられる。その際、後下脚部112は、ブラケ
ット117のストッパ117aに当たって一定以上の回
転が制限される。その後、シリンダ111が更に縮小す
ることによって前脚部115及び後上脚部113が倒れ
る。このとき、後上脚部113は、長孔121がスライ
ドピン122をスライドさせ、図10に示す水平状態に
まで倒れ、前脚部115と重ねられて格納状態になる。
従って、このガントリ110によれば、後脚部112,
113を折り畳むようにしたことにより、格納時の干渉
が小さくなって、カウンタウエイト109を大きく切り
欠く必要がなくなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たガントリ110の折り畳み構造では、長孔121を形
成するための孔明け加工が必要になり、その分ガントリ
110の製造に手間がかかり、また加工コストをアップ
させる原因となった。そこで、本発明は、こうしたスラ
イド機構の構造に鑑みてなされたものであり、加工のた
めの構造が簡単なガントリを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガントリは、建
設機械のカウンタウエイト前方に配設され、後脚と前脚
とが上端で軸着され、後脚の下端がカウンタウエイトの
直前に、また前脚の下端がその前方に軸支されて作業状
態のときに山形をなし、その作業状態と格納状態とで変
形可能なものであって、前記後脚は、下端を中心に回転
自在な下脚リンクに対し、中脚リンクがスライド可能に
連結され、その中脚リンクの上端に上脚リンクが回転自
在に連結して構成されたものであることを特徴とする。
従って、本発明のガントリによれば、後脚のスライド部
分を下脚リンクに中脚リンクを挿入可能なリンク構造と
したので、切欠きなどの加工が必要でない分加工のため
の構造が簡単で、加工コストも抑えることができた。
【0008】また、本発明は、前記後脚のスライド機構
が、前記下脚リンクが、2枚の下脚板を連結板によって
上下で固定して一定間隔の隙間をもたせたものであり、
中脚リンクが、下脚リンクの隙間に挿入可能な厚さの中
脚板を前記下脚板と連結板とで囲まれた上端口から挿入
し、その中脚板の下端に前記下脚板を挟むように2枚の
スライド板を固定させたものであることを特徴とする。
従って、本発明のガントリによれば、後脚のスライド部
分を下脚リンクに中脚リンクを挿入可能な棒状の板材か
らなるリンク構造としたので、各部材の加工及び組立が
簡単であり、コストも抑えることができた。
【0009】また、本発明のガントリは、前記後脚が、
作業状態で前傾する長さであることを特徴とする。従っ
て、本発明のガントリによれば、後脚を前傾させること
によって前脚を短くしてよりコンパクトに格納でき、ま
た軽量化にもなった。更には、作業状態で後脚が前傾し
ているので、カウンタウエイトを建設機械から着脱する
際に邪魔にならず、作業がし易くなった。
【0010】また、本発明のガントリは、前記作業状態
及び格納状態で、前記下脚リンク、中脚リンク及び上脚
リンクの動きが制限されるように、所定位置に穿設され
た固定ピンを差し込むようにしたものであることを特徴
とする。従って、本発明のガントリによれば、作業状態
及び格納状態を安定させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るガントリの一
実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1乃至図4は、本実施形態のガントリを示した側面図
であり、作業状態(図1)から格納状態(図4)までを
段階的に示したものである。このガントリ1は、従来例
のものと同様図7に示すように旋回体の後部にあって、
カウンタウエイトの前方に設けられている。そして、図
1に示すように、長尺な後脚11と短尺な前脚12とが
上端で軸着された山形をなすものであって、後脚11の
下端はカウンタウエイト2の直前で本体フレーム3に軸
支され、前脚12の下端は前方の取付ブラケット4に高
い位置で軸支されている。
【0012】ここで、図5は、図1に示す作業状態のガ
ントリ1を後方から見た後脚11の背面図である。その
後脚11は、下脚リンク21、中脚リンク22そして上
脚リンク23と、3本のリンク部材から構成されてお
り、それぞれのリンク部材が棒状の板材によって形成さ
れたものである。より具体的には、下端を中心に回転自
在な下脚リンク21に対して中脚リンク22がスライド
可能に連結され、その中脚リンク22の上端に上脚リン
ク23が回転自在に連結して構成されたものである。そ
こで先ず、図5を中心に後脚11の構成について説明す
る。
【0013】後脚11の下脚リンク21は、2枚の下脚
板31,31が連結板32,32,33,33によって
上下で両側から固定され、平行な下脚板31,31の間
に中脚リンク22を挿入できるように一定間隔の幅をも
って形成されている。そして、下脚リンク21は、下脚
板31,31の下端が本体フレーム3に立設された支持
ブラケット24,24に挟まれ、これらを貫通した回転
ピン34によって下脚リンク21が回転自在に取り付け
られている。しかし、下脚板31,31にはストッパ3
5,35が固定され、そのストッパ35,35が支持ブ
ラケット24に当たることによって、下脚リンク21
が、垂直に起立した状態(図2参照)からそれ以上後方
のカウンタウエイト2側へは倒れないように回転が制限
されている。
【0014】次に、下脚リンク21内をスライドする中
脚リンク22は、下脚リンク21の隙間に挿入可能な厚
さの中脚板36からなるものであり、その上端にはコ字
形の連結ブラケット37が固定されている。更に、中脚
板36は、下脚板31,31と連結板32,32とで囲
まれた下脚リンク21の上端口から挿入されており、そ
の下端に下脚板31,31を幅方向に挟んだ2枚のスラ
イド板38,38が固定されている(図1参照)。従っ
て、中脚リンク22は、そのスライド板38,38と連
結板32,32との2箇所で支持され、中脚板36が下
脚板31,31からずれずに重なった状態で真っ直ぐに
スライドできるようになっている。
【0015】こうして下脚リンク21をスライドする中
脚リンク22は、スライド板38が上下の連結板32,
33に当たる位置が移動の上限及び下限となる。そし
て、その上限位置及び下限位置で下脚リンク21と中脚
リンク22とが位置決めできるように、下脚板31,3
1及び中脚板36の所定位置に穿設された貫通孔を通し
て固定ピン39を差し込めるようになっている。次い
で、中脚リンク22の連結ブラケット37には、上脚リ
ンク23を構成する上脚板41が挿入され、回転ピン4
2によって回転自在に連結されている。そして、回転す
る上脚リンク23を中脚リンク22と真っ直ぐな状態で
位置決めできるように、上脚板41と連結ブラケット3
7とに穿設された貫通孔を通して固定ピン43を差し込
めるようになっている。
【0016】続いて、図6は、図1に示す状態のガント
リ1を上方から示した平面図である。建設機械には、図
示するように一対のガントリ1,1が左右に設けられ、
立上げシーブ5,5を備えたシーブバー6が両方に掛け
渡されて軸支されている。ガントリ1の前脚12は、図
6に示すようにパイプ状の1本の前脚リンク45によっ
て構成されたものであり、その下端が取付ブラケット3
に回転自在に軸支され、上端にはシーブバー6を軸支す
るシーブブラケット46が固定されている。そのシーブ
ブラケット46には、後脚11の上脚リンク23が回転
ピン47によって回転自在に連結されている。また、前
脚リンク45には、ガントリ1を格納させる際に固定ピ
ンを差し込むための固定ブラケット48が突設されてい
る(図4参照)。
【0017】そこで、建設機械で作業を行う場合には、
ガントリ1を図1に示すように起こして作業状態にす
る。ウインチから出た不図示のワイヤロープは、ガント
リ1によって高い位置に上げられた立上げシーブ5を通
して前方へと送られ、複数のガントリシーブとミドルシ
ーブとによって数本掛けされ、そのミドルシーブとブー
ムやリーダの先端にペンダントロープが連結される。そ
のため、ワイヤロープがウインチによって巻き上げられ
ると、ペンダントロープが引っ張られてブームやリーダ
が引き起こされ、また傾いた状態でブームが支えられ、
建設機械での作業が可能となる。一方、建設機械をトレ
ーラに載せて輸送するような場合には、上方に突き出た
ガントリ1が邪魔になるので、折り畳むようにして格納
する必要がある。ガントリ1の格納は、図1から図4に
示す順で段階的に行われる。
【0018】作業状態のガントリ1は、固定ピン39,
43が挿入されているため、図1に示すように後脚11
が1本の直線部材となっている。そこで格納時には、先
ずその固定ピン39,43を抜き取り、後脚11を構成
する下脚リンク21、中脚リンク22そして上脚リンク
23の動きが各々自由になるようにする。そして、固定
ピン39,43を抜き取った後、ガントリ1の格納に合
わせてワイヤロープを徐々に緩めていく。固定ピン39
が抜き取られてワイヤロープが緩められると、ガントリ
1自身の重さによって押し下げられた中脚板36が下脚
リンク21内に挿入され、中脚リンク22が徐々に短く
なっていく。このとき、上脚リンク23は、固定ピン4
3が抜き取られた後もワイヤロープに働く張力の作用に
よって回転せずに中脚リンク22と真っ直ぐな状態が保
たれている。
【0019】後脚11は、中脚リンク22が下脚リンク
21内に入っていく間に図1の前傾姿勢から徐々に後方
に回転するが、下脚リンク21は、垂直になった状態で
ストッパ35が支持ブラケット24に当たり、それ以上
の回転が制限される。そして、更にワイヤロープが緩め
られると、ワイヤロープに働く張力と前脚リンク45の
重さとのつり合いによって上脚リンク23が徐々に後方
へ倒れていく。従って、ガントリ1は、図3に示すよう
に垂直に起立した状態の下脚リンク21に中脚リンク2
2が挿入されて重なり、後方に倒れる前脚リンク45に
従って上脚リンク23も後方に回転して傾く。
【0020】前脚12の前脚リンク45が更に傾くこと
により上脚リンク23も同様に傾けられ、それに伴って
下脚リンク21及び中脚リンク22が前方へと押され
る。そのため、ガントリ1は、図4に示すように下脚リ
ンク21及び中脚リンク22が前傾姿勢になり、上脚リ
ンク23が倒れて前脚リンク45とともに横向きになっ
て格納状態となる。そして、ガントリ1は、こうした格
納状態で輸送できるように、中脚リンク22と下脚リン
ク21とに固定ピン39が差し込まれ、更に中脚リンク
22と前脚12とにも固定ピン43が差し込まれて固定
れる。
【0021】一方、こうして格納されたガントリ1を作
業状態にするには、先ず固定ピン39,43を外し、図
4の状態でワイヤロープを引っ張っていく。すると、ワ
イヤロープに働く張力が立上げシーブ5を介して前脚1
2にモーメントとして作用し、その前脚リンク45が前
方に回転する。そのため、前脚リンク45の起立に伴っ
て上脚リンク23が回転して同様に起立し、前述した格
納時とは逆に下脚リンク21から中脚リンク22が引き
抜かれ、図1に示すように作業状態へと変形する。そし
て、所定の貫通孔に固定ピン39,43を差し込むこと
によりガントリ1を図1に示す作業状態で固定する。
【0022】よって、こうした本実施形態のガントリ1
によれば、中脚リンク22と下脚リンク21とが前傾す
るため、後方のカウンタウエイト2に干渉させることな
くコンパクトに格納することができようになった。カウ
ンタウエイト2は、切り欠く必要がなくなったことによ
ってコンパクトにでき、また切欠きを形成する必要がな
いため加工コストを下げることもできた。また、本実施
形態のガントリ1は、後脚11のスライド部分を下脚リ
ンク21に中脚リンク22を挿入可能な棒状の板材から
なるリンク構造としたので、各部材の加工及びそれらの
組立が簡単であり、コストも抑えることができた。
【0023】また、ガントリ1は、下脚リンク21に中
脚リンク22を挿入したスライド構造としたため、従来
のものに比べてスライド距離を大きくとることができる
ようになった。これにより、作業状態での頂点位置(立
上げシーブ5の位置)を前方に設定することで前脚リン
ク45を短くでき、格納状態の際に前脚12の後方への
突き出し量が少なくなった。従って、後端旋回半径が小
さくなり、狭いところでも建設機械が動きやすくなっ
た。また、前脚リンク45は、前脚11が作業状態で荷
重を受け持つため高い剛性が必要で、図6からも分かる
ように後脚11に比べて重量が大きくなっているため、
前脚リンク45を短くできたことは軽量化にもなった。
更に、作業状態で後脚11が前傾するようにしたので、
カウンタウエイト2を建設機械から着脱する際に邪魔に
ならず、作業がし易くなった。
【0024】以上、ガントリの一実施形態について説明
したが、本発明は、これに限定されることなく様々な変
更が可能である。例えば、前記実施形態では、立上げシ
ーブにかけたワイヤロープの調整によって作業状態と格
納状態に変形させるものを説明したが、従来例のように
前脚12にシリンダを取り付け、そうしたシリンダの駆
動によって変形させるようにしたものであってもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は、後脚の構造を、下端を中心に
回転自在な下脚リンクに対し、中脚リンクをスライド可
能に連結し、その中脚リンクの上端に上脚リンクを回転
自在に連結して構成したので、加工のための構造が簡単
なガントリを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガントリの一実施形態を示した作
業常状態の側面図である。
【図2】本発明に係るガントリの一実施形態を示した格
納途中の側面図である。
【図3】本発明に係るガントリの一実施形態を示した格
納途中の側面図である。
【図4】本発明に係るガントリの一実施形態を示した格
納状態の側面図である。
【図5】図1に示す作業状態のガントリを後方から見た
後脚の背面図である。
【図6】図1に示す状態のガントリを上方から示した平
面図である。
【図7】油圧クレーンを示した図である。
【図8】従来のガントリを示した作業状態の側面図であ
る。
【図9】従来のガントリを示した格納途中の側面図であ
る。
【図10】従来のガントリを示した格納状態の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ガントリ 2 カウンタウエイト 11 後脚 12 前脚 21 下脚リンク 22 中脚リンク 23 上脚リンク 45 前脚リンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械のカウンタウエイト前方に配設
    され、後脚と前脚とが上端で軸着され、後脚の下端がカ
    ウンタウエイトの直前に、また前脚の下端がその前方に
    軸支されて作業状態のときに山形をなすものであって、
    その作業状態と格納状態とで変形可能なガントリにおい
    て、 前記後脚は、下端を中心に回転自在な下脚リンクに対
    し、中脚リンクがスライド可能に連結され、その中脚リ
    ンクの上端に上脚リンクが回転自在に連結して構成され
    たものであることを特徴とするガントリ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガントリにおいて、 前記後脚のスライド機構は、前記下脚リンクが、2枚の
    下脚板を連結板によって上下で固定して一定間隔の隙間
    をもたせたものであり、中脚リンクが、下脚リンクの隙
    間に挿入可能な厚さの中脚板を前記下脚板と連結板とで
    囲まれた上端口から挿入し、その中脚板の下端に前記下
    脚板を挟むように2枚のスライド板を固定させたもので
    あることを特徴とするガントリ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のガントリ
    において、 前記後脚は、作業状態で前傾する長さであることを特徴
    とするガントリ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のガントリにおいて、 前記作業状態及び格納状態で、前記下脚リンク、中脚リ
    ンク及び上脚リンクの動きが制限されるように、所定位
    置に穿設された固定ピンを差し込むようにしたものであ
    ることを特徴とするガントリ。
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