JP7415727B2 - 幅替リンク部材 - Google Patents

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Description

本発明は、幅替リンク部材に関する。
起伏可能なアタッチメントを有する大型のクレーンは、アタッチメントを支持するためのガイラインを有している。このガイラインとしては、可撓性を有するワイヤロープや、複数のガイリンクを揺動可能に接続したものが用いられている。
通常、上記クレーンには、アタッチメントの幅方向に間隔を空けて少なくとも一対のガイラインが設けられている。また、上記クレーンでは、上記一対のガイライン同士の間隔を変えるために幅替リンク部材が使用されている(特開2018-167935号公報参照)。
特開2018-167935号公報
特許文献1には、アタッチメントの幅方向に対向する一対の第1棒部材(枠体)と、上記一対の枠体の上端部同士を接続し、水平方向に配置される第2棒部材(一側連結枠)と、上記一対の枠体の下端部同士を接続し、水平方向に配置され、一側連結枠よりも短い第3棒部材(他側連結枠)とを有する幅替リンク部材(中間枠部材)が記載されている。
しかしながら、この従来の幅替リンク部材は、一対のガイライン同士の間隔を変えるべく第2棒部材が第3棒部材よりも長尺であるため、このままの状態ではトラック等の車両に積んで輸送し難い。そのため、この従来の幅替リンク部材は、第1棒部材、第2棒部材及び第3棒部材をそれぞれ分離した状態で輸送し、使用場所でこれらの棒部材を枠状に組み立てることを要する。
このように、従来の幅替リンク部材は、輸送の都度、棒部材毎に分解することを要し、取扱性が悪い。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、取扱性に優れる幅替リンク部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る幅替リンク部材は、対向して配置される一対の第1リンクと、上記一対の第1リンクの一方の端部それぞれに端部が連結される第2リンクと、上記第2リンクよりも長尺で、上記一対の第1リンクの他方の端部それぞれに端部が連結される第3リンクとを備える幅替リンク部材であって、上記第1リンクと上記第2リンク、及び上記第1リンクと上記第3リンクとが回転可能に連結されており、上記第3リンクが、直線状に配置される一対のサブリンクと、これらのサブリンクを上記第2リンク側に折り曲げ可能に接続する第1接続部とを有しており、上記一対のサブリンク同士を直線状に固定する固定部をさらに備える。
本発明に係る幅替リンク部材は、取扱性に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る幅替リンク部材を示す模式的平面図である。 図2は、図1の幅替リンク部材の模式的背面図である。 図3は、図1の幅替リンク部材の第3リンクを折り曲げた状態を示す模式的平面図である。 図4は、図3の幅替リンク部材の模式的背面図である。 図5は、図1の幅替リンク部材を備える建設機械を示す模式的側面図である。 図6は、図1の幅替リンク部材の図5の建設機械に取り付けられた状態を示す模式図である。 図7は、図1の幅替リンク部材の第3リンクを折り曲げる手順を示す模式的平面図である。 図8は、図3の幅替リンク部材の第3リンクを伸長する手順を示す模式図である。 図9は、図1の幅替リンク部材とは異なる実施形態に係る幅替リンク部材を示す模式的平面図である。 図10は、図1及び図9の幅替リンク部材とは異なる実施形態に係る幅替リンク部材を示す模式的平面図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
上記課題を解決するためになされた本発明の実施態様に係る幅替リンク部材は、対向して配置される一対の第1リンクと、上記一対の第1リンクの一方の端部それぞれに端部が連結される第2リンクと、上記第2リンクよりも長尺で、上記一対の第1リンクの他方の端部それぞれに端部が連結される第3リンクとを備える幅替リンク部材であって、上記第1リンクと上記第2リンク、及び上記第1リンクと上記第3リンクとが回転可能に連結されており、上記第3リンクが、直線状に配置される一対のサブリンクと、これらのサブリンクを上記第2リンク側に折り曲げ可能に接続する第1接続部とを有しており、上記一対のサブリンク同士を直線状に固定する固定部をさらに備える。
当該幅替リンク部材は、上記第3リンクが上記第2リンクよりも長尺であるので、上記一対の第1リンクがそれぞれ建設機械のガイラインの一部を構成するように設けられた場合に、上記一対の第1リンクの両端間で、ガイライン同士の間隔を変えることができる。当該幅替リンク部材は、上記第3リンクを構成する一対のサブリンクを上記第1接続部で上記第2リンク側に折り曲げることで、全体の幅(一対の第1リンク同士が対向する方向の長さ)を小さくすることができる。そのため、当該幅替リンク部材は、上記第3リンクが長尺であることに起因してこの第3リンクを直線状に伸長した状態では車両等による輸送が困難になるような場合でも、上記第3リンクを折り曲げて輸送することができる。従って、当該幅替リンク部材は、取扱性に優れる。
上記固定部が、上記一対のサブリンク同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う一対の第1係止孔と、上記第1係止孔に着脱可能に挿入される第1軸部材とを有するとよい。このように、上記固定部が、上記一対のサブリンク同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う一対の第1係止孔と、上記第1係止孔に着脱可能に挿入される第1軸部材とを有することによって、上記第1係止孔に対する上記第1軸部材の着脱によって上記一対のサブリンク同士を容易に直線状に固定し、かつ容易に折り曲げることができる。
当該幅替リンク部材が、上記一対のサブリンク同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合う一対の第2係止孔と、上記第2係止孔に着脱可能に挿入される第2軸部材とを有するとよい。このように、当該幅替リンク部材が、上記一対のサブリンク同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合う一対の第2係止孔と、上記第2係止孔に着脱可能に挿入される第2軸部材とを有することによって、上記一対のサブリンク同士を折り曲げ状態で容易に固定することができる。
上記第2リンク及び上記第3リンクが、レバーホイストに接続される第2接続部を有しており、上記第2リンク及び上記第3リンクが上記レバーホイストによって互いに近接する方向に引っ張られることで上記一対のサブリンク同士を折り曲げ可能に構成されているとよい。このように、上記第2リンク及び上記第3リンクが、レバーホイストに接続される第2接続部を有しており、上記第2リンク及び上記第3リンクが上記レバーホイストによって互いに近接する方向に引っ張られることで上記一対のサブリンク同士を折り曲げ可能に構成されていることによって、上記一対のサブリンク同士を容易かつ安全に折り曲げることができる。
上記一対の第1リンクの少なくとも一方が、上記第3リンクが接続される側の端部に吊り孔を有するとよい。このように、上記一対の第1リンクの少なくとも一方が、上記第3リンクが接続される側の端部に吊り孔を有することによって、上記一対のサブリンク同士が折り曲げられた状態でこの吊り孔にワイヤロープ等の紐部材を接続し、この紐部材によって当該幅替リンク部材を吊り上げることで、上記一対のサブリンク同士を容易に直線状に伸長することができる。
上記一対の第1リンクの両端側に移動用のローラ又は摺動部を有するとよい。このように、上記一対の第1リンクの両端側に移動用のローラ又は摺動部を有することによって、当該幅替リンク部材を接地状態で容易に移動させることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を詳説する。
[幅替リンク部材]
図1及び図2に記載の幅替リンク部材10は、対向して配置される一対の第1リンク1a、1bと、一対の第1リンク1a、1bの一方の端部それぞれに端部が連結される第2リンク2と、第2リンク2よりも長尺で、一対の第1リンク1a、1bの他方の端部それぞれに端部が連結される第3リンク3とを備える。第1リンク1a、1bと第2リンク2、及び第1リンク1a、1bと第3リンク3とは回転可能に連結されている。第3リンク3は、直線状に配置される一対のサブリンク11a、11bと、一対のサブリンク11a、11bを第2リンク2側に折り曲げ可能に接続する第1接続部12とを有する。当該幅替リンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士を直線状に固定する固定部(第1固定部4)を備える。また、当該幅替リンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げられた状態で固定する第2固定部5を備える。さらに、図2に示すように、当該幅替リンク部材10は、一対の第1リンク1a、1bの両端側に移動用の摺動部6を備える。
図1~図4に示すように、当該幅替リンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された伸長状態(すなわち、第3リンク3が直線状に伸長した状態)と、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた折り曲げ状態(すなわち、一対のサブリンク11a、11bが第1接続部12で折り畳まれた状態)とに変形可能に構成されている。図1及び図2に示すように、当該幅替リンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された伸長状態において、全体として台形状の枠体である。より詳しくは、当該幅替リンク部材10は、一対の第1リンク1a、1bを脚とする等脚台形状の枠体である。
当該幅替リンク部材10は、上述の伸長状態で、一対の第1リンク1a、1bが建設機械のガイラインの一部を構成する。具体的には、一対の第1リンク1a、1bは、図5の建設機械20において並列に配置される一対のガイライン21の一部を構成する。建設機械20はクレーンである。建設機械20は、下部走行体22と、下部走行体22上に水平回転可能に搭載される上部旋回体23と、上部旋回体23に起伏可能に取り付けられるアタッチメント24とを備える。アタッチメント24は起伏部材である。アタッチメント24は、上部旋回体23に起伏可能に取り付けられるブーム25と、ブーム25の先端部に起伏可能に連結されるジブ26と、ジブ26の基端かつこのジブ26の後方に起伏可能に連結され、先端部(後端部)がジブガイライン28を介してジブ26の先端部に接続されてジブ26と一体に起伏するフロントストラット27aと、ブーム25の先端かつフロントストラット27aの後方に起伏可能に連結され、先端部(後端部)がガイライン21(ストラットガイライン)を介してブーム25の基端側に接続されるリアストラット27bとを有する。ブーム25は、上部旋回体23に取り付けられる下部ブーム25aと、下部ブーム25aの先端側に連接される1又は複数の中間ブーム25bと、中間ブーム25bの先端側に連接される上部ブーム25cとを有する。
一対の第1リンク1a、1bは、例えばブーム25(より詳しくは下部ブーム25a)とリアストラット27bの先端部とを接続する一対のガイライン21(ストラットガイライン)の一部を構成する。図6に示すように、一対の第1リンク1a、1bは、第2リンク2と接続される側の端部に設けられる後述の第1連結部13によって一対の第1ガイリンク29aに連結される。また、一対の第1リンク1a、1bは、第3リンク3と接続される側の端部に設けられる後述の第2連結部14によって一対の第2ガイリンク29bに連結される。一対の第1リンク1a、1bは、一対の第1ガイリンク29aの上端がリアストラット27bの先端部に連結され、かつ一対の第2ガイリンク29bの下端が下部ブーム25aに連結されることで、一対のガイライン21の一部を構成する。当該幅替リンク部材10は、一対の第1リンク1a、1b同士の間隔が第3リンク3に接続される側から第2リンク2に接続される側に向けて漸減しているので、第1連結部13に接続される一対の第1ガイリンク29a同士の間隔を第2連結部14に接続される一対の第2ガイリンク29b同士の間隔よりも小さくすることができる。
(第1リンク)
一対の第1リンク1a、1bはそれぞれ直線状である。一対の第1リンク1a、1bは、建設機械20に取り付けられた状態で上下方向に延びるよう配置される。図1に示すように、一対の第1リンク1a、1bは、上述の伸長状態において、第2リンク2と接続される側から第3リンク3と接続される側に向けて互いの間隔が大きくなるよう配置されている。
第1リンク1a、1bは、第2リンク2と接続される側の端部に第1連結部13を有する。第1連結部13は、互いに間隔を空けて第1リンク1a、1bの幅方向(一対の第1リンク1a、1b同士が対向する方向)に対向する一対の支持板13aと、一対の支持板13a同士に着脱可能に接続される第1連結ピン13bとを有する。第1連結部13は、一対の支持板13a同士の間に第1ガイリンク29aのピン穴(不図示)を配置したうえ、第1連結ピン13bがこのピン穴を通過した状態で一対の支持板13a同士に接続されることで、第1ガイリンク29aと連結される。
第1リンク1a、1bは、第3リンク3と接続される側の端部に第2連結部14を有する。第2連結部14は、互いに間隔を空けて第1リンク1a、1bの幅方向に対向する一対の支持板14aと、一対の支持板14a同士に着脱可能に接続される第2連結ピン14bとを有する。第2連結部14は、一対の支持板14a同士の間に第2ガイリンク29bのピン穴(不図示)を配置したうえ、第2連結ピン14bがこのピン穴を通過した状態で一対の支持板14a同士に接続されることで、第2ガイリンク29bと連結される。
一対の第1リンク1a、1bは、第1接続ピン15によって第2リンク2と回転可能に接続されている。一対の第1リンク1a、1bは、第1接続ピン15を支点として、同一平面内で揺動可能に構成されている。一対の第1リンク1a、1bは、一対のサブリンク11a、11b同士が折れ曲がることで、第1接続ピン15を支点として、第3リンク3と接続される端部側が互いに近接するように揺動する。
一対の第1リンク1a、1bは、第2接続ピン16によって第3リンク3と回転可能に接続されている。第2接続ピン16は、第1リンク1a、1bの端部とサブリンク11a、11bの外側の端部とを接続している。
一方の第1リンク1aは、第3リンク3が接続される側の端部に吊り孔17を有する。吊り孔17は、第1リンク1aの厚さ方向(一対の第1リンク1a、1bを含む仮想平面に対して垂直な方向)に貫通している。一方の第1リンク1aは、第3リンク3と接続される側の端部に拡幅部を有しており、吊り孔17はこの拡幅部に設けられている。
図2及び図4に示すように、一対の第1リンク1a、1bの両端側には、移動用の摺動部6が設けられている。摺動部6としては、例えばそり等のプレート、半球状等の突起、ブレードなどが挙げられる。当該幅替リンク部材10は、複数の摺動部6を有しており、具体的には4つの摺動部6を有している。摺動部6は、一対の第1リンク1a、1bの厚さ方向の一方側に隆起するように設けられている。一対の第1リンク1a、1bは、上述のように建設機械20においてガイライン21の一部を構成する部分である。そのため、通常一対の第1リンク1a、1bは、第2リンク2及び第3リンク3に対して強度が大きく、かつ重い。当該幅替リンク部材10は、地面に接地した状態で、一対の第1リンク1a、1bが接地部を構成することが予定されている。当該幅替リンク部材10は、摺動部6が一対の第1リンク1a、1bに設けられることで、摺動部6を接地面に対して摺動させることで容易に移動することができる。具体的には、当該幅替リンク部材10は、摺動部6を接地面に対して摺動させることで上述の伸長状態から上述の折り曲げ状態に容易に変形することができる。複数の摺動部6は、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げやすいよう、第1リンク1a、1bの長手方向と交差する方向に向けて反りあがるよう設けられることが好ましい。また、摺動部6は、当該幅替リンク部材10の任意の方向への移動が容易となるよう、全方位に向けて反りあがるよう形成されていてもよい。
(第2リンク)
第2リンク2は、直線状である。第2リンク2は、建設機械20に取り付けられた状態で水平方向に配置される。第2リンク2は、建設機械20における一対のガイライン21同士の間隔を画定するスペーサとして機能する。
当該幅替リンク部材10は、後述するようにレバーホイスト(「レバーブロック」(登録商標)、「チェーンブロック」ともいう)による引っ張りによって一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げ可能に構成されている。第2リンク2は、このレバーホイストに接続される第2接続部2aを有する。第2接続部2aは、第2リンク2の長手方向の中央部に形成されている。第2接続部2aは、レバーホイストに設けられるフックに直接接続されてもよく、シャックル等の他の部材を介してレバーホイストのフックに接続されてもよい。第2接続部2aは、例えば第2リンク2を厚さ方向に貫通する貫通孔とすることができる。また、第2接続部2aの具体的な構成は、特に限定されるものではなく、第3リンク3側に突出したフックであってもよく、第3リンク3と反対側に設けられたフック等を引っ掛け可能な凹部であってもよい。
(第3リンク)
第3リンク3は、一対のサブリンク11a、11bが直線状に配置された伸長状態と、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられ折り曲げ状態とに変形可能である。サブリンク11a、11bは細長状である。一対のサブリンク11a、11b同士の長さは異なっていてもよいが、同じであることが好ましい。一対のサブリンク11a、11b同士の長さが同じであることで、当該幅替リンク部材10の左右方向における重量バランス及び強度バランスを均等にしやすい。その結果、建設機械20への着脱作業を安定的に行うことができる。一対のサブリンク11a、11b同士の長さが同じである場合、第3リンク3は、例えば長手方向の中央部分で折り曲げ可能に構成される。上記伸長状態において、第3リンク3と第2リンク2とは平行に配置される。上記伸長状態において、一対のサブリンク11a、11bの長手方向の合計長さは、当該幅替リンク部材10が取り付けられる建設機械20のアタッチメント24(本実施形態においては下部ブーム25a)の幅と同程度とすることができる。
第1接続部12は、サブリンク11a、11bにそれぞれ固定され、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う接続用ピン穴(不図示)を有する一対の接続用ブラケット12a、12bと、上記接続用ピン穴に挿入される接続ピン12cとを有する。一対のサブリンク11a、11bは、接続ピン12cを回転軸として、互いに回転可能に接続されている。接続用ブラケット12a、12bは、一対のサブリンク11a、11bの上記伸長状態で隣接する端部に設けられている。接続用ブラケット12a、12bは、一対のサブリンク11a、11bの第2リンク2と対向する側と反対側に突出するように設けられている。第1接続部12は、一対のサブリンク11a、11bの第2リンク2と対向する側と反対側に突出する接続用ブラケット12a、12bに接続ピン12cが挿入されていることで、一対のサブリンク11a、11b同士を第2リンク2側に折り曲げるための回転軸として機能すると共に、一対のサブリンク11a、11b同士の第2リンク2の反対側への折れ曲がりを規制するストッパーとして機能する。
第3リンク3は、上記レバーホイストに接続される第2接続部3aを有する。第2接続部3aは、一対のサブリンク11a、11bの内側の端部(上記伸長状態で隣接する側の端部)にそれぞれ設けられている。第2接続部3aは、レバーホイストに設けられるフックに直接接続されてもよく、シャックル等の他の部材を介してレバーホイストのフックに接続されてもよい。第2接続部3aは、例えば一対のサブリンク11a、11bを厚さ方向に貫通する貫通孔とすることができる。また、第2接続部3aの具体的な構成は、特に限定されるものではなく、第2リンク2側に突出したフックであってもよく、第2リンク2と反対側に設けられたフック等を引っ掛け可能な凹部であってもよい。
(第1固定部)
第1固定部4は、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された上記伸長状態で、一対のサブリンク11a、11b同士の第2リンク2側への折れ曲がりを防止する。図1~図4に示すように、第1固定部4は、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う一対の第1係止孔4a、4bを有する。より詳しくは、第1固定部4は、サブリンク11a、11bにそれぞれ固定され、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う第1係止孔4a、4bを有する一対の第1ブラケット4c、4dを有する。本実施形態において、第1係止孔4a、4bはピン穴である。一対の第1係止孔4a、4bは、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合い、かつ一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合わない位置に配置されている。また、第1固定部4は、第1係止孔4a、4bに着脱可能に挿入される第1軸部材4eを有する。本実施形態において、第1軸部材4eは固定ピンである。第1ブラケット4c、4dは、サブリンク11a、11bを挟んで接続用ブラケット12a、12bと対向するように配置される。第1軸部材4eは、サブリンク11a、11bを挟んで接続ピン12cと対向する位置で第1係止孔4a、4bに挿入される。当該幅替リンク部材10は、第1固定部4を備えることで、第1係止孔4a、4bに対する第1軸部材4eの着脱によって一対のサブリンク11a、11b同士を容易に直線状に固定し、かつ容易に折り曲げることができる。
(第2固定部)
第2固定部5は、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた上記折り曲げ状態で、一対のサブリンク11a、11b同士の揺動を防止する。図1~図4に示すように、第2固定部5は、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合い、第2軸部材4fを挿入可能な一対の第2係止孔5c、5dを有する。本実施形態において、第2軸部材4fは固定ピンであり、第2係止孔5c、5dはピン穴である。より詳しくは、第2固定部5は、サブリンク11a、11bにそれぞれ固定され、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合う第2係止孔5c、5dを有する一対の第2ブラケット5a、5bを有する。一対の第2係止孔5c、5dは、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合い、かつ一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合わない位置に配置されている。また、図4及び図5に示すように、第2固定部5は、互いに重なり合った状態の第2係止孔5c、5dに挿入される第2軸部材4fを有する。当該幅替えリンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合う一対の第2係止孔5c、5dと、第2係止孔5c、5dに着脱可能に挿入される第2軸部材4fとを有するので、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げ状態で容易に固定することができる。
第2軸部材4fとしては、第1軸部材4eと別個のものを用いることも可能である。但し、第2軸部材4fとしては、上記伸長状態で第1係止孔4a、4bに挿入されていたものが用いられことが好ましい。つまり、第2軸部材4f及び第1軸部材4eとして、共通の軸部材が用いられることが好ましい。この構成によると、当該幅替リンク部材10は、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げる際に第1係止孔4a、4bから第1軸部材4eを抜き出し、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げた後に、この第1軸部材4eを第2軸部材4fとして第2係止孔5c、5dに挿入することで一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げ状態で固定することができる。これにより、部品点数の削減が可能であると共に、軸部材を第1係止孔4a、4b及び第2係止孔5c、5dのいずれかに取り付けておくことで上記軸部材の紛失を抑制することができる。
<折り曲げ手順>
次に、図7を参照して、当該幅替リンク部材10の上記伸長状態から上記折り曲げ状態への折り曲げ手順の一例について説明する。まず、一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げる前に、一対の第1係止孔4a、4bから第1軸部材4eを抜き出す。次に、レバーホイストXに設けられる一対のフック(不図示)を第2リンク2の第2接続部2a及び第3リンク3の第2接続部3aに接続する。レバーホイストXに設けられる上記一対のフックは、第2接続部2a、3aに直接接続してもよく、シャックル等の他の部材を介して第2接続部2a、3aに接続してもよい。なお、第1係止孔4a、4bからの第1軸部材4eの抜き出しと上記一対のフックの第2接続部2a、3aへの接続との順番は特に限定されるものではなく、上記一対のフックを第2接続部2a、3aに接続した後に、第1係止孔4a、4bから第1軸部材4eを抜き出すことも可能である。
次に、第2リンク2及び第3リンク3が互いに近接する方向に引っ張られるようにレバーホイストXを操作する。これにより、一対のサブリンク11a、11b同士が第2リンク2側に折れ曲がり、一対の第2係止孔5c、5d同士が重なり合う。この際、一対の第1リンク1a、1bが上述の摺動部6を有していることで、一対のサブリンク11a、11b同士を容易かつ安全に折り曲げることができる。
続いて、第1係止孔4a、4bから抜き出していた第1軸部材4eを第2軸部材4fとして一対の第2係止孔5c、5dに挿入する。これにより、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態で固定される。当該幅替リンク部材10は、この折り曲げ状態で、トラック等の車両に積んで輸送される。
当該幅替リンク部材10は、第2リンク2及び第3リンク3が、レバーホイストXに接続される第2接続部2a、3aを有しており、第2リンク2及び第3リンク3がレバーホイストXによって互いに近接する方向に引っ張られることで一対のサブリンク11a、11b同士を折り曲げ可能に構成されているので、一対のサブリンク11a、11b同士を容易かつ安全に折り曲げることができる。
<伸長手順>
次に、図8を参照して、当該幅替リンク部材10の上記折り曲げ状態から上記伸長状態への伸長手順の一例について説明する。まず、一対の第2係止孔5c、5dから第2軸部材4fを抜き出す。さらに、吊り孔17にワイヤロープ等の紐部材Yを接続し、補助クレーン(不図示)等によってこの紐部材Yを引き上げる。これにより、一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に伸長される。続いて、この伸長状態で、第2係止孔5c、5dから抜き出しておいた第2軸部材4fを第1軸部材4eとして一対の第1係止孔4a、4bに挿入する。これにより、図1及び図2に示すように一対のサブリンク11a、11b同士が直線状に伸長した状態で固定される。
当該幅替リンク部材10は、一方の第1リンク1aが、第3リンク3が接続される側の端部に吊り孔17を有するので、一対のサブリンク11a、11b同士が折り曲げられた状態でこの吊り孔17に紐部材Yを接続し、この紐部材Yによって当該幅替リンク部材10を吊り上げることで、一対のサブリンク11a、11b同士を容易に直線状に伸長することができる。
<利点>
当該幅替リンク部材10は、第3リンク3が第2リンク2よりも長尺であるので、一対の第1リンク1a、1bがそれぞれ建設機械20のガイライン21の一部を構成するように設けられた場合に、一対の第1リンク1a、1bの両端間で、ガイライン21同士の間隔を変えることができる。当該幅替リンク部材10は、第3リンク3を構成する一対のサブリンク11a、11bを第1接続部12で第2リンク2側に折り曲げることで、全体の幅を小さくすることができる。そのため、当該幅替リンク部材10は、第3リンク3が長尺であることに起因してこの第3リンク3を直線状に伸長した状態では車両等による輸送が困難になるような場合でも、第3リンク3を折り曲げた状態で車両に積んで輸送することができる。従って、当該幅替リンク部材10は、取扱性に優れる。
[その他の実施形態]
上記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、上記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて上記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
当該幅替リンク部材の建設機械における取り付け位置は特に限定されるものではない。当該幅替リンク部材は、一対の第1リンクが建設機械のストラットガイライン以外のガイラインを構成するように設けられてもよい。例えば上記一対の第1リンクは、建設機械におけるマストの先端部とブームの先端部とを接続するブームガイラインの一部を構成してもよく、フロントストラットの先端部とジブの先端部とを接続するジブガイラインの一部を構成してもよい。さらに、当該幅替リンク部材は、建設機械において、上記第3リンクが上方に位置し、上記第2リンクが下方に位置するように配置されてもよい。
図9に示すように、一方の第1リンク31aは、第2リンク32が接続される側の端部及び第3リンク34が接続される側の端部の両方に吊り孔33a、33bを有していてもよい。この構成によると、第1リンク31aの長手方向の両端部に形成される一対の吊り孔33a、33bにそれぞれ紐部材を接続し、補助クレーン等によってこの紐部材を引き上げることで、第3リンク34を折り曲げ状態から伸長状態に容易に変形することができる。また、当該幅替リンク部材30は、一対の第1リンク31a、31bがそれぞれ両端部に吊り孔33a、33bを有することも好ましい。この構成によると、第3リンク34が伸長した状態で、4つの吊り孔33a、33bにそれぞれ紐部材を接続し、これらの紐部材を引き上げることで、当該幅替リンク部材30を建設機械の所望の位置に移動させ、建設機械に取り付けることができる。なお、本発明において、吊り孔33a、33bは、第1リンク31a、31bに穿設されたものに限定されない。具体的には、吊り孔33a、33bは、第1リンク31a、31bに吊り環を取り付けることで設けられてもよい。
上述の固定部等の具体的構成は、上記実施形態に記載の構成に限定されるものではない。例えば図10に示すように、当該幅替リンク部材40は、一対のサブリンク41a、41bが接続ピン42によって直接回転可能に接続されると共に、一対のサブリンク41a、41b自体に伸長状態で互いに重なり合う第1係止孔43が設けられていてもよい。また、例えば図10に示すように、当該幅替リンク部材40は、一方のサブリンク41bのみがレバーホイストに接続される第2接続部44を有していてもよい。さらに、当該幅替リンク部材40は、第2リンク45に代えて一対の第1リンク46a、46bの一方にレバーホイストに接続される第2接続部が設けられていてもよい。加えて、当該幅替リンク部材40は、一方のサブリンク41bの第1係止孔43が、上述の第2係止孔を兼ねてもよい。この場合、一方の第1リンク46aに、一対のサブリンク41a、41bが折り曲げ状態で第1係止孔43と重なり合う第2係止孔47を有する第2ブラケット48が設けられてもよい。この際、他方のサブリンク41aの長さを一方のサブリンク41bに対して短くすることで、一方のサブリンク41bの端部を第1リンク46aに近接しやすくしてもよい。
当該幅替リンク部材は、上記サブリンクにそれぞれ固定される一対の第2ブラケットを備えていなくてもよい。当該幅替リンク部材は、例えば一対の第1リンクの第3リンクが接続される側の端部にそれぞれ第2ブラケットが設けられていてもよい。この構成によっても、一対の第2ブラケットに上記折り曲げ状態で互いに重なり合う一対の第2係止孔を設けることで、当該幅替リンク部材を上記折り曲げ状態で容易に固定することができる。
当該幅替リンク部材は、例えば上記一対の第1リンクの両方が、上記第3リンクが接続される側の端部に吊り孔を有していてもよい。この場合、上記一対のサブリンク同士が折り曲げられた状態で、上記一対の第1リンクに設けられる一対の吊り孔同士に紐部材を掛けまわし、上記一対の第1リンク同士を結束することで、上記一対のサブリンク同士を折り曲げられた状態で容易に固定することができる。また、当該幅替リンク部材は、上記吊り孔に代えて、上記一対の第1リンクの長手方向の任意の部分同士を紐部材等によって結束することも可能である。
当該幅替リンク部材は、レバーホイストを用いなくても上述の伸長状態と折り曲げ状態とに変形可能である場合、必ずしも上述の第2接続部を有していなくてもよい。
当該幅替リンク部材は、上述の紐部材を用いた吊り上げによって上記一対のサブリンク同士を伸長させなくてもよい。当該幅替リンク部材は、この紐部材を用いた吊り上げによって上記一対のサブリンク同士を伸長させない場合であれば、上記第1リンクの上記第3リンクが接続される側の端部に吊り孔が設けられていなくてもよい。
当該幅替リンク部材は、上述の摺動部に代えて、上記一対の第1リンクの両端側に移動用のローラを有していてもよい。また、当該幅替リンク部材が上述の摺動部を有する場合でも、摺動部の形状、配置等は上記実施形態に記載の構成に限定されるものではない。さらに、当該幅替リンク部材は、接地状態での移動が意図されていないような場合であれば、上記摺動部及び上記ローラをいずれも有しない構成とすることも可能である。
上記第1軸部材及び上記第2軸部材は、上述の固定ピンに限定されない。また、上記第1係止孔及び上記第2係止孔は、上述のピン穴に限定されない。例えば上記第1軸部材及び上記第2軸部材がボルトであり、上記第1係止孔及び上記第2係止孔がボルト穴であってもよい。また、この場合、上記第1固定部及び上記第2固定部は、上記ボルト穴に差し込まれたボルトに取り付けられるナットを有していてもよい。
本発明に係る幅替リンク部材は、建設機械のガイラインの一部として好適に用いることができる。
1a、1b、31a、31b、46a、46b 第1リンク
2、32、45 第2リンク
2a、3a、44 第2接続部
3、34 第3リンク
4 第1固定部
4a、4b、43 第1係止孔
4c、4d 第1ブラケット
4e 第1軸部材
4f 第2軸部材
5 第2固定部
5a、5b、48 第2ブラケット
5c、5d、47 第2係止孔
6 摺動部
10、30、40 幅替リンク部材
11a、11b、41a、41b サブリンク
12 第1接続部
12a、12b 接続用ブラケット
12c、42 接続ピン
13 第1連結部
13a、14a 支持板
13b 第1連結ピン
14 第2連結部
14b 第2連結ピン
15 第1接続ピン
16 第2接続ピン
17 吊り孔
20 建設機械
21 ガイライン
22 下部走行体
23 上部旋回体
24 アタッチメント
25 ブーム
25a 下部ブーム
25b 中間ブーム
25c 上部ブーム
26 ジブ
27a フロントストラット
27b リアストラット
28 ジブガイライン
29a 第1ガイリンク
29b 第2ガイリンク
33a、33b 吊り孔
X レバーホイスト
Y 紐部材

Claims (6)

  1. 対向して配置される一対の第1リンクと、
    上記一対の第1リンクの一方の端部それぞれに端部が連結される第2リンクと、
    上記第2リンクよりも長尺で、上記一対の第1リンクの他方の端部それぞれに端部が連結される第3リンクと
    を備える幅替リンク部材であって、
    上記第1リンクと上記第2リンク、及び上記第1リンクと上記第3リンクとが回転可能に連結されており、
    上記第3リンクが、直線状に配置される一対のサブリンクと、これらのサブリンクを上記第2リンク側に折り曲げ可能に接続する第1接続部とを有しており、
    上記一対のサブリンク同士を直線状に固定する固定部をさらに備えており、
    上記一対の第1リンクが、上記第2リンク及び上記第3リンクとの連結部とは別に、長手方向の端部にガイリンクと着脱可能な連結部を有しており、当該幅替リンク部材は、建設機械に着脱可能なユニットを構成している幅替リンク部材。
  2. 上記固定部が、
    上記一対のサブリンク同士が直線状に配置された状態で互いに重なり合う一対の第1係止孔と、
    上記第1係止孔に着脱可能に挿入される第1軸部材と
    を有する請求項1に記載の幅替リンク部材。
  3. 上記一対のサブリンク同士が折り曲げられた状態で互いに重なり合う一対の第2係止孔と、
    上記第2係止孔に着脱可能に挿入される第2軸部材と
    を有する請求項1又は請求項2に記載の幅替リンク部材。
  4. 上記第2リンク及び上記第3リンクが、レバーホイストに接続される第2接続部を有しており、
    上記第2リンク及び上記第3リンクが上記レバーホイストによって互いに近接する方向に引っ張られることで上記一対のサブリンク同士を折り曲げ可能に構成されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の幅替リンク部材。
  5. 上記一対の第1リンクの少なくとも一方が、上記第3リンクが接続される側の端部に吊り孔を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の幅替リンク部材。
  6. 上記一対の第1リンクの両端側に移動用のローラ又は摺動部を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の幅替リンク部材。
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