JP2003104681A - クレーン装置の荷吊り用フック構造体 - Google Patents

クレーン装置の荷吊り用フック構造体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】大荷重吊り上げ作業と中小荷重吊り上げ作業と
の切り換えを、吊り上げ性能に悪影響を及ぼすことなく
経済的且つ簡単に行なうことができるクレーン装置の荷
吊り用フック構造体の提供を目的としている。 【解決手段】本発明のフック構造体は、荷に引掛けられ
てこの荷を支持するフック32と、ワイヤロープ24が
巻回される複数のシーブ33およびフック32を支持す
る支持シャフト53を有するメインシーブブロック30
Aとから成るフック本体と、ワイヤロープ24が巻回さ
れる複数のシーブ43を有するとともに、フック本体の
メインシーブブロック30Aに支持シャフト53を介し
て着脱自在に且つ選択的に装着される少なくとも1つの
サブシーブブロック30Bとを具備することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン装置のブ
ームの先端からワイヤロープを介して垂下される荷吊り
用フック構造体に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、自走式クレーンを含む作業機械
に搭載されるクレーン装置は、そのブームの先端から垂
下されるワイヤロープに荷吊り用のフック構造体が取り
付けられており、このフック構造体のフックに荷を引掛
けて、荷吊り作業を行なう。 【0003】前記フック構造体は、荷を引掛けてこれを
支持するフックと、複数のシーブを有し且つ前記フック
を支持するフック支持体とから成り、ウインチから繰り
出されたワイヤロープがブームの先端のシーブと前記フ
ック支持体のシーブとの間で多索巻回されることによ
り、ブームの先端から昇降自在に垂下される。 【0004】ところで、このようなクレーン装置におい
ては、一般に、吊り荷の重量に応じて、シーブ間に掛け
渡されるワイヤロープの巻回数(索数)も異なってく
る。すなわち、大重量の荷(大荷重)を吊り上げる場合
には、通常の荷(中小荷重)を吊り上げる場合よりもシ
ーブの数を増やして、シーブ間に掛け渡すワイヤロープ
の巻回数を増やす必要がある。そのため、例えば、大荷
重を吊り上げる能力を有する大型のクレーン装置におい
ては、従来、中小荷重用のフック構造体と、中小荷重用
のフック構造体よりもシーブ数が多い大荷重用のフック
構造体とが用意され、作業状況に応じてこれら2種類の
フック構造体が使い分けられていた。 【0005】しかしながら、大荷重を吊り上げる作業の
頻度は、中小荷重を吊り上げる作業の頻度に比べて著し
く低いため、中小荷重用のフック構造体と大荷重用のフ
ック構造体とを共に用意することは非常に不経済であ
る。したがって、大荷重用のフック構造体それ1つで全
ての荷重に対応することも可能であるが、その場合に
は、フック構造体の重量が大きいために、吊り上げ許容
荷重の一部がフック構造体の重量によって奪われてしま
い、吊り上げ能力の低下を来たすばかりか、ワイヤロー
プの巻回数も多くなるため、フック構造体の昇降速度が
遅くなり、作業性も悪化してしまう。 【0006】そこで、このような問題を解決すべく、従
来から様々な対策が講じられている。図11は、そのよ
うな対策の第1の例を示している。この第1の例では、
中小荷重用のフック構造体120が常時使用され、大荷
重を吊り上げる場合にだけ、シーブを追加して、2種類
のフック構造体を別個に用意する不経済性を無くしてい
る。具体的には、大荷重を吊り上げるため、多段伸縮す
る伸縮ブーム装置の先端ブーム100のブームヘッド1
02に対して、複数のシーブ108を有する第1のシー
ブブロック104がピン106を介して取り付けられる
とともに、中小荷重用のフック構造体120のフック支
持部122に第2のシーブブロック110が取り付けら
れる。そして、これらの追加されたシーブブロック10
4,110およびフック支持体122の各シーブ間で、
ブームヘッド102のシーブ101から延びるワイヤロ
ープが掛け渡される。 【0007】図12は、前述した問題を解決するための
第2の例を示している。この第2の例では、中小荷重用
のフック構造体120が常時使用され、大荷重を吊り上
げる場合にだけ、もう1つの中小荷重用フック構造体1
20Aあるいはシーブブロック120Bとともにハンガ
140が追加される。具体的には、大荷重Wを吊り上げ
るため、多段伸縮する伸縮ブーム装置130の最も基端
側のブーム132に対して補助シーブブロック134が
取り付けられるとともに、互いに左右に並んで配置され
た2つの中小荷重用のフック構造体120,120A
(あるいは、フック構造体120とシーブブロック12
0B)の下側にこれらと連結するハンガ140が設けら
れる。そして、ウインチから繰り出されたワイヤロープ
142が、先端ブーム100のブームヘッド102のシ
ーブ101と、補助シーブブロック134のシーブと、
フック構造体120,120A(120B)のシーブと
の間で多索巻回され、ハンガ140を介して荷重Wが吊
り上げられる。 【0008】図13は、前述した問題を解決するための
第3の例を示している。この第3の例では、中小荷重用
のフック構造体120が常時使用され、大荷重を吊り上
げる場合にだけ、このフック構造体120に対して同じ
もう1つの中小荷重用フック構造体120Aが連結され
る。具体的には、大荷重を吊り上げるため、一方のフッ
ク構造体120の凹部160に他方のフック構造体12
0Aの凸部162がスライド式に係合される。この場
合、2つのフック構造体120,120Aは、互いのシ
ーブ152,152Aの軸心が略一致するように同軸的
に並設される。そして、これら2つのフック構造体12
0,120Aのシーブ152,152Aと図示しないブ
ームヘッドのシーブとの間でワイヤロープが掛け渡さ
れ、2つのフック構造体120,120Aの各フック1
50,150Aにわたって荷を引掛けて荷の吊り上げ作
業を行なう。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
される第1の例の構成では、大荷重用のフック構造体よ
りも軽量な中小荷重用のフック構造体を常時使用するた
め、大荷重用のフック構造体それ1つで全ての荷重に対
応する場合に生じる前述した許容荷重の問題を解消し得
る。また、第1の例の構成は、追加のシーブブロック1
04,110を必要とするが、2種類のフック構造体を
別個に用意する場合に比べて経済的である。しかしなが
ら、この第1の例の構成では、先端ブーム100にシー
ブブロック104が取り付けられるため、シーブブロッ
ク104に見合うだけの強度が先端ブーム100に要求
され、ブームの重量増に繋がるとともに、シーブブロッ
ク104の付設に伴うブーム先端の重量増が、ブーム最
伸長時における安定性に悪影響を与える。また、シーブ
ブロック104,110とフック構造体120とが上下
に積み重ねられる形態であるため、最大地上揚程が小さ
くなってしまう。 【0010】また、図12に示される第2の例の場合
も、大荷重用のフック構造体だけを使用する場合におけ
る前述の許容荷重の問題を解消でき、また、大荷重用お
よび中小荷重用といった2種類の異なるフック構造体を
用意しなくて済む。しかし、この第2の例の構成では、
別個のフック構造体120Aまたはシーブブロック12
0Bを用意する以外に、ハンガ140も必要となるた
め、経済的であるとは言い難い。また、先端ブーム10
0ではなく基端ブーム132にシーブブロック134が
取り付けられているため、作業時の安定性が第1の例よ
りも良好であるが、ハンガ140とフック構造体120
とが上下に積み重ねられる形態であるため、第1の例と
同様、最大地上揚程が小さくなってしまう。 【0011】また、図13に示される第3の例では、2
つのフック構造体120,120Aが同軸的に配置され
ており、上下に積み重ねられていないため、最大地上揚
程に関する前述した問題が生じない。しかしながら、2
つのフック構造体120,120Aを用意する必要があ
るため、第2の例と同様、重量的および経済的に良好で
あるとは言い難く、また、荷の吊り上げ作業中にフック
150,150A同士が干渉する虞がある。 【0012】このように、従来にあっては、大荷重の吊
り上げ作業時におけるフック構造体の形態が、重量にお
いても、また、経済性においても、満足できるものでは
なく、したがって、大荷重吊り上げ作業時におけるフッ
ク構造体の重量軽減および経済性の更なる向上が切に望
まれている。 【0013】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、大荷重吊り上げ作業
と中小荷重吊り上げ作業との切り換えを、吊り上げ性能
に悪影響を及ぼすことなく経済的且つ簡単に行なうこと
ができるクレーン装置の荷吊り用フック構造体を提供す
ることにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、クレーン装置のブームの先端からワイヤ
ロープを介して垂下される荷吊り用のフック構造体にお
いて、荷に引掛けられてこの荷を支持するフックと、前
記ワイヤロープが巻回される複数のシーブおよび前記フ
ックを支持する支持シャフトを有するメインシーブブロ
ックとから成るフック本体と、前記ワイヤロープが巻回
される複数のシーブを有するとともに、前記フック本体
の前記メインシーブブロックに前記支持シャフトを介し
て着脱自在に且つ選択的に装着される少なくとも1つの
サブシーブブロックとを具備することを特徴とする。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。 【0016】図1は、本発明の一実施形態に係るフック
構造体を自走式クレーンのクレーン装置に適用した場合
を示している。図示のように、自走式クレーン1は、走
行車体としてのキャリア10を備えており、キャリア1
0上には旋回台12が載置されている。また、旋回台1
2上には、キャブ14と伸縮ブーム18とを備えた旋回
体16が回転自在に搭載されている。この場合、伸縮ブ
ーム18は、複数段のブームが伸縮自在に連結されて成
り、図示しない伸縮シリンダによって伸長可能であると
ともに、旋回体16と基端側ブーム18aの下面との間
に架設された起伏シリンダ19により起伏動作されるよ
うになっている。 【0017】キャリア10の前後の両側にはそれぞれア
ウトリガ26が取り付けられている。これらのアウトリ
ガ26は、クレーン作業時にキャリア10の側方にビー
ムを張り出し、ビームの先端に取着されたシリンダ・ピ
ストン構造のジャッキ部26aを伸長させることによ
り、ジャッキ部26aの下端に取り付けられた接地板2
6bを地面に圧接させて、キャリア10を支えるように
なっている。 【0018】また、旋回体16にはウインチ17が設け
られており、このウインチ17によりワイヤロープ24
が巻き取られ、或いは、繰り出されるようになってい
る。ウインチ17から繰り出されたワイヤロープ24
は、ブーム18の先端ブーム18bのブームヘッド25
に取着されたシーブ29に掛け渡された後、このシーブ
29と後述するフック構造体30のシーブとの間で多索
巻回されて、ブーム18の先端からフック構造体30を
昇降自在に垂下させることができるようになっている。 【0019】図2および図3に示されるように、フック
構造体30は、複数のシーブ33を有するメインシーブ
ブロック30Aと、複数のシーブ43を有し且つメイン
シーブブロック30Aに着脱自在に装着される少なくと
も1つ(本実施形態では、1つ)のサブシーブブロック
30Bと、これらのシーブブロック30A,30Bに支
持されるフック32とから成る。この場合、フック32
は、荷を引掛けてこれを支持するものであり、シーブブ
ロック30A,30Bに共通に設けられた支持シャフト
としてのトラニオンシャフト53(図3参照)に支持さ
れている。 【0020】また、フック構造体30は、中小荷重を吊
り上げる場合には、サブシーブブロック30Bが取り外
された状態で使用され、フック32と、フック32を支
持するメインシーブブロック(フック支持体)30Aと
によってフック本体を成すとともに、大荷重を吊り上げ
る場合には、図2および図3に示されるように、フック
本体(メインシーブブロック30A)にサブシーブブロ
ック30Bが装着されるようになっている。 【0021】図2および図3に示されるように、メイン
シーブブロック30Aは、互いに対向する一対の側板3
5,36と、これらの側板35,36間に架設されたシ
ャフト37によって支持される複数のシーブ33とを備
えており、それ単体では、例えば70tの荷を吊り上げ
ることができる中小荷重用として設計されている。ま
た、メインシーブブロック30Aの各側板35,36の
周縁部近傍には、ピン挿入孔34と、複数のピン取付孔
38,39とが形成されている。この場合、ピン挿入孔
34には、サブシーブブロック30Bの装着時に、シー
ブブロック30A,30B同士の相対的な回動を規制す
る回動規制ピン65が挿入される。また、ピン取付孔3
8,39には、シーブ33に巻回されるワイヤロープ2
4をガイドするロープガイドアッセンブリ90の取付ピ
ン91(図5参照)が挿入される。また、メインシーブ
ブロック30Aの下端部中央には、トラニオンシャフト
53とシーブブロック30A(30B)とを結合する結
合ピン50が挿入される挿入穴70が設けられている。 【0022】図3に明確に示されるように、トラニオン
シャフト53は、フック32を支持するとともに、サブ
シーブブロック30Bの装着時には、結合ピン50と協
働して、シーブブロック30A,30B同士を連結す
る。また、結合ピン50は、トラニオンシャフト53の
両端に形成されたピン嵌合穴53aに挿入嵌合されるこ
とにより、トラニオンシャフト53をシーブブロック3
0A(30B)に対して支持する。 【0023】一方、サブシーブブロック30Bは、図2
〜図4に示されるように、互いに対向する一対の側板4
5,46と、これらの側板45,46間に架設されたシ
ャフト47によって支持される複数のシーブ43とを備
えており、メインシーブブロック30Aと組み合わされ
ることにより、大重量の荷、例えば120tの荷を吊り
上げることができるように設計されている。また、サブ
シーブブロック30Bの各側板45,46の周縁部近傍
には、回動規制ピン65が挿入されるピン挿入孔44
と、ロープガイドアッセンブリ90の取付ピン91が挿
入される複数のピン取付孔41,42とが形成されてい
る。また、サブシーブブロック30Bの下端部中央に
は、結合ピン50が挿入される挿入穴80が設けられて
いる。なお、図4におけるサブシーブブロック30B
は、ロープガイドアッセンブリ90および回動規制ピン
65が装着された状態で示されている。また、サブシー
ブブロック30Bの側板45,46は、地面に接触され
且つ容易な組み立てに寄与する第1および第2の側面8
1,82を有している。 【0024】次に、上記構成のフック構造体30の使用
方法および組立方法について説明する。 【0025】まず、通常の荷(中小荷重)を吊り上げる
場合には、フック32とメインシーブブロック30Aと
から成るフック本体だけを使用する。すなわち、ウイン
チから繰り出されたワイヤロープ24をブームヘッド2
5のシーブ29とメインシーブブロック30Aのシーブ
33との間で多索巻回することにより、ブーム18の先
端からフック構造体30のフック本体(30A,32)
を昇降自在に垂下させ、フック32によって荷を吊り上
げる。 【0026】一方、大重量の荷(大荷重)を吊り上げる
場合には、まず、図5に示されるように、メインシーブ
ブロック30Aを地面95上に載置する。この場合、メ
インシーブブロック30Aは、例えば、ワイヤロープ2
4によって吊り下げられた状態で、ブーム18を倒伏さ
せることにより、トラニオンシャフト53が装着される
部位を下側にして地面95上に載置される。続いて、メ
インシーブブロック30Aの両側板35,36の挿入穴
70に取り付けられていた結合ピン50を取り外すとと
もに、ピン取付孔38,39に挿入されていた取付ピン
91を抜いて、メインシーブブロック30Aからロープ
ガイドアッセンブリ90を取り外す。 【0027】次に、図6に示されるように、サブシーブ
ブロック30Bを地面95に寝かせた状態でメインシー
ブブロック30Aに組み合せる。具体的には、サブシー
ブブロック30Bの側板45,46間にメインシーブブ
ロック30Aが挟み込まれるようにサブシーブブロック
30Bの側板45,46をメインシーブブロック30A
の側板35,36に重ね合わせるとともに、サブシーブ
ブロック30Bの挿入穴80をメインシーブブロック3
0Aの挿入穴70と重なるように位置合わせする。そし
て、この状態で、位置合わせされた挿入穴70,80を
通じて結合ピン50をトラニオンシャフト53のピン嵌
合穴53aに挿入する。これにより、トラニオンシャフ
ト53がシーブブロック30A,30Bに対して支持さ
れるとともに、トラニオンシャフト53を介してメイン
シーブブロック30Aとサブシーブブロック30Bとが
連結される。 【0028】なお、挿入穴70,80同士の位置合わせ
は、サブシーブブロック30Bの側板45,46の第1
側面81を地面95に接触させた図6の倒伏状態で簡単
に行なえるようになっている。すなわち、サブシーブブ
ロック30Bを地面95に寝かせた状態で挿入穴70,
80同士の位置合わせが行なえるように、サブシーブブ
ロック30Bの側板45,46の形状が設定されてい
る。また、サブシーブブロック30Bをメインシーブブ
ロック30Aに組み合せる前に、予め、サブシーブブロ
ック30Bにロープガイドアッセンブリ90を装着(ロ
ープガイドアッセンブリ90の取付ピン91をピン取付
孔41,42に挿入する)しておくことが望ましい。 【0029】トラニオンシャフト53と結合ピン50と
によってメインシーブブロック30Aとサブシーブブロ
ック30Bとを連結したら、今度は、ブーム18を更に
倒伏させるなどして、図7に示されるように、メインシ
ーブブロク30Aをサブシーブブロック30B側に傾
け、メインシーブブロック30Aのピン挿入孔34をサ
ブシーブブロック30Bのピン挿入孔44と重なるよう
に位置合わせする。そして、その状態で、位置合わせさ
れたピン挿入孔34,44に回動規制ピン65を挿入す
る。これにより、メインシーブブロック30Aとサブシ
ーブブロック30Bとの相対的な回動が規制され、シー
ブブロック30A,30B同士が完全に一体となる。 【0030】以上の組立作業が完了したら、ブーム18
を起伏させるなどして、図8に示されるように、シーブ
ブロック30A,30Bを起こし、サブシーブブロック
30Bの第2の側面82を地面に接触させる。これによ
り、2本のシャフト37,47が水平方向で平行に並ぶ
平行2軸のV字型のフック構造体30を地面95上に起
立状態で保持することができる。そして、このV字型の
フック構造体30を用いて大荷重を吊り上げる場合に
は、図1に示されるように、基端側ブーム18aの先端
に補助シーブブロック88を取り付けるとともに、ウイ
ンチ17から繰り出されたワイヤロープ24を、ブーム
ヘッド25のシーブ29と、補助シーブブロック88の
シーブと、フック構造体30の各シーブブロック30
A,30Bのシーブ33,43との間で多索巻回するこ
とにより、ブーム18の先端からV字型のフック構造体
30を昇降自在に垂下させ、フック32によって荷を吊
り上げる。 【0031】以上説明したように、本実施形態のフック
構造体30は、(A)荷に引掛けられてこの荷を支持す
るフック32と、ワイヤロープ24が巻回される複数の
シーブ33およびフック32を支持する支持シャフト5
3を有するメインシーブブロック30Aとから成るフッ
ク本体と、(B)ワイヤロープ24が巻回される複数の
シーブ43を有するとともに、前記フック本体のメイン
シーブブロック30Aに支持シャフト53を介して着脱
自在に且つ選択的に装着されるサブシーブブロック30
Bと、を備えている。 【0032】したがって、以下に示すような様々な作用
効果を奏することができる。 【0033】(1)通常の荷(中小荷重)を吊り上げる
場合には、フック32とメインシーブブロック30Aと
から成るフック本体だけを使用することができるため、
大荷重用のフック構造体それ1つで全ての荷重に対応す
る場合に生じる許容荷重の問題を解消し得る。 【0034】(2)大荷重の吊り上げ作業時には、サブ
シーブブロック30Bをメインシーブブロック30Aに
連結するだけで済み、しかも、その場合、メインシーブ
ブロック30Aに既存の部品であるトラニオンシャフト
(支持シャフト)53を連結部材として共通に使用する
ため、それ以外の部品を何ら必要としない(多数の結合
部材や、2種類のフック構造体、あるいは、2つのフッ
ク本体を別個に用意する必要がない)。したがって、部
品点数が前述した従来の第1ないし第3の例よりも格段
に少なく、重量を大幅に軽減できるとともに、経済性も
格段に向上する。また、2つのフック本体を使用するこ
とによるフック同士の干渉といった問題も生じない。 【0035】(3)大荷重吊り上げ作業と中小荷重吊り
上げ作業との切り換えは、結合ピン50の脱着だけで済
むため、簡単且つスムーズであるとともに、結合ピン5
0(トラニオンシャフト53)の取付位置がシーブブロ
ック30A,30Bの下端部に設けられているため、シ
ーブブロック30A,30Bを地面に載置して重心を下
げた低い位置で安全に切り換え作業を行なうことができ
る。 【0036】(4)フック32が支持される強度が高い
トラニオンシャフト53を、2つのシーブブロック30
A,30Bを連結するための共通軸として使用し、ま
た、補助シーブブロック88を基端側ブーム18aに設
置してブーム18の重量増を招くこと無く作業時の安定
性を図っているため、吊り上げ性能に悪影響を及ぼさな
いで済む。 【0037】(5)シーブブロック同士を上下に積み重
ねないV字型の平行2軸構造を採用しているため、最大
地上揚程を大きく確保できる。 【0038】図9および図10には、メインシーブブロ
ック30Aに2つのサブシーブブロック30B,30C
を装着した形態が示されている。これら3つのシーブブ
ロックのうち、新たに追加された第3のサブシーブブロ
ック30Cは、互いに対向する一対の側板95,96
と、これらの側板95,96間に架設されたシャフトに
よって支持される複数のシーブ93とを備えており、メ
インシーブブロック30Aと組み合わされることによ
り、更に大重量の荷を吊り上げることができるように設
計されている。また、サブシーブブロック30Cの各側
板95,96の周縁部近傍には、第2の回動規制ピン6
5Aが挿入されるピン挿入孔97が設けられるととも
に、メインシーブブロック30A側にもピン挿入孔97
と対応する挿入孔98が設けられている。また、サブシ
ーブブロック30Cの各側板95,96の周縁部近傍に
は、ロープガイドアッセンブリ90の取付ピン91が挿
入される複数のピン取付孔76,77が設けられ、サブ
シーブブロック30Cの下端部中央には、結合ピン50
が挿入される挿入穴89が設けられている。 【0039】メインシーブブロック30Aと第1のサブ
シーブブロック30Bとが組み合わされて成るV字型の
フック構造体に第2のサブシーブブロック30Cを更に
組み合せる場合には、メインシーブブロック30Aに対
して第1のサブシーブブロック30Bと反対側から第2
のサブシーブブロック30Bをセットする。具体的に
は、第2のサブシーブブロック30Cの側板95,96
間に第1のサブシーブブロック30Bが挟み込まれるよ
うに第2のサブシーブブロック30Cの側板95,96
を第1のサブシーブブロック30Bの側板45,46に
重ね合わせるとともに、第2のサブシーブブロック30
Cの挿入穴89をメインシーブブロック30Aの挿入穴
70および第1のサブシーブブロック30Bの挿入穴8
0と重なるように位置合わせする。そして、この状態
で、位置合わせされた挿入穴70,80,89を通じて
結合ピン50をトラニオンシャフト53のピン嵌合穴5
3aに挿入する。なお、それ以外は前述した実施形態と
同一であるため、同一符号を付してその説明を省略す
る。 【0040】このような構成によれば、更に大きな荷重
の吊り上げ作業に対応できるだけでなく、例えばメイン
シーブブロック30Aを小荷重用として小型軽量に形成
し、第1のサブシーブブロック30Bを装着した状態で
中荷重に対応させ、更に、第2のサブシーブロック30
Cを装着した図9および図10の状態で大荷重に対応さ
せるなど、作業状況に細かく対応させて吊り上げ能力を
最大限に利用することもできるようになる。 【0041】なお、本発明は、前述した実施形態に限定
されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施でき
ることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態で
は、本発明が自走式クレーンのクレーン装置に適用され
ているが、本発明は、全ての産業機械におけるクレーン
装置に適用可能である。また、前述した実施形態では、
1つ又は2つのサブシーブブロックがメインシーブブロ
ックに装着されているが、メインシーブブロックに装着
されるサブシーブブロックの数はこれらに限定されな
い。 【0042】 【発明の効果】以上説明したように、本発明のクレーン
装置の荷吊り用フック構造体によれば、大荷重吊り上げ
作業と中小荷重吊り上げ作業との切り換えを、吊り上げ
性能に悪影響を及ぼすことなく経済的且つ簡単に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態に係るフック構造体を自走
式クレーンに適用した状態を示す図である。 【図2】(a)は本発明の一実施形態に係るフック構造
体の平面図、(b)は(a)のフック構造体の側面図で
ある。 【図3】図2の(b)のA−A線に沿う断面図である。 【図4】サブシーブブロックの斜視図である。 【図5】メインシーブブロックにサブシーブブロックを
組立てる第1の段階を示す図である。 【図6】メインシーブブロックにサブシーブブロックを
組立てる第2の段階を示す図である。 【図7】メインシーブブロックにサブシーブブロックを
組立てる第3の段階を示す図である。 【図8】メインシーブブロックにサブシーブブロックを
組立てる第4の段階を示す図である。 【図9】本発明の他の実施形態に係るフック構造体を自
走式クレーンに適用した状態を示す図である。 【図10】(a)は図9に示されたフック構造体の平面
図、(b)は(a)のフック構造体の側面図である。 【図11】従来のフック構造体の第1の例を示す斜視図
である。 【図12】従来のフック構造体の第2の例を示す概略図
である。 【図13】従来のフック構造体の第3の例を示す側面図
である。 【符号の説明】 24…ワイヤロープ 30…フック構造体 30A…メインシーブブロック 30B,30C…サブシーブブロック 32…フック 33,43,93…シーブ 53…トラニオンシャフト(支持シャフト)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 クレーン装置のブームの先端からワイヤ
    ロープを介して垂下される荷吊り用のフック構造体にお
    いて、 荷に引掛けられてこの荷を支持するフックと、前記ワイ
    ヤロープが巻回される複数のシーブおよび前記フックを
    支持する支持シャフトを有するメインシーブブロックと
    から成るフック本体と、 前記ワイヤロープが巻回される複数のシーブを有すると
    ともに、前記フック本体の前記メインシーブブロックに
    前記支持シャフトを介して着脱自在に且つ選択的に装着
    される少なくとも1つのサブシーブブロックと、 を具備することを特徴とするフック構造体。
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