JP5601977B2 - クレーンのイコライザ装置、及び、該イコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置 - Google Patents

クレーンのイコライザ装置、及び、該イコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置 Download PDF

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本発明は、クレーンにおけるブームを起伏可能に支持するブーム起伏装置で用いるイコライザ装置に関するもので、特に、長尺のブームを先端部と中間位置で支持する形式のブーム起伏装置で用いるためのイコライザ装置、及び、該イコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置に関するものである。
クローラクレーンの如き移動式クレーンでは、大きな作業半径と作業高さを確保するために、ブームが長尺化される傾向にある。更に、この長尺化されたブームの1つとして、通常使用されているラチス構造のインナブーム(フート)とインサートブーム(継ぎブーム)からなるブームの先端に、断面寸法が縮小した先端側のブームを、角錐台形状のテーパインサートを介して接続した構成として、ブームの先端寄り部分の重量の軽減化を図るようにしたブーム、いわゆるライトブームが用いられるようになってきている。
ところで、クレーンのブームを起伏可能に支持するためのブーム起伏装置としては、ブームの先端部に連結したペンダントロープを用いて該ブームの先端部のみを支持する形式のものが一般的であるが、上記のように長尺化したブームでは、ブームの先端部に連結したペンダントロープのみでブーム全体を起伏可能に支持させようとすると、ブームの中間部の撓みや作用する荷重が過大になる虞がある。特に、上記ライトブームを採用する場合は、先端側のブームの断面寸法が縮小されていることから、ブームの先端部のみでブーム全体を起伏可能に支持させることは困難である。
そのため、上記長尺のブームを備えるクレーンでは、ブームの先端部に取り付ける主ペンダントロープに加えて、ブームの中間位置、たとえば、上記ライトブームでは、テーパインサートよりも基端側の断面寸法が大きい部分に取り付けた中吊り用のペンダントロープ(中吊りペンダントロープ)を用いて、ブームの先端部と中間位置を支持するようにした形式のブーム起伏装置が用いられるようになってきている。
図8(イ)(ロ)は長尺のブームを具備した形式のクレーンと、そのブーム起伏装置の一例の概略を示すもので、上記クレーンは、下部走行体1上に、上部旋回体であるクレーン本体2を搭載し、該クレーン本体2の前部に、上記長尺のブーム3の基端部が起伏可能に取り付けてある。
上記クレーンにおけるブーム起伏装置4は、上記ブーム3の先端部に設けた支持ブラケット5に、主ペンダントロープ(主ガイライン)6の先端部を接続すると共に、該主ペンダントロープ6の基端側が複数のシーブ8を備えたメインイコライザ(上部スプレッダ)7に連結してある。
又、上記ブーム3の中間位置には中吊り用ブラケット9を設けて、中吊りペンダントロープ(補ガイライン)10の先端部を接続すると共に、該中吊りペンダントロープ10の基端側に、1つのシーブ12を備えた中吊りイコライザ(イコライザ)11が連結してある。
更に、上記クレーン本体2上に設けたAフレーム(ガントリ)13に取り付けたヨーク(下部スプレッダ)14のシーブ15と、上記メインイコライザ7及び中吊りイコライザ11との間に、クレーン本体2に搭載された図示しない起伏ドラムより繰り出された起伏ロープ16が掛け回してある。
これにより、上記ブーム起伏装置4では、上記図示しない起伏ドラムによる起伏ロープ16の巻き取りと繰り出しを行うことにより、上記クレーン本体2側のAフレーム13に取り付けたヨーク14と、上記メインイコライザ7及び中吊りイコライザ11とを近接、離反させて、上記ブーム3の先端部及び中間位置を、上記メインイコライザ7に連結してある主ペンダントロープ6と、上記中吊りイコライザ11に連結してある中吊りペンダントロープ10を用いて起伏させることができるようにしてある(たとえば、特許文献1参照)。
なお、図示してないが、上記特許文献1には、クレーンにおける上記と同様の長尺のブームの先端部と中間位置を、主ペンダントロープと中吊りペンダントロープを用いて起伏可能に支持するようにしてあるブーム起伏装置の別の例として、1つのイコライザ(スプレッダ)に備えた複数のシーブに、クレーン本体側に設けたヨークとの間で起伏ロープを掛け回し、且つ上記イコライザの上端部に設けたブラケットに、平衡レバーの長手方向中間部をピンを介して揺動可能に取り付けると共に、該平衡レバーの長手方向の一端部に上記主ペンダントロープの基端部を、他端部に上記中吊りペンダントロープをそれぞれ連結するようにした構成として、上記平衡レバーにおけるピンを介してブラケットに揺動可能に取り付けた支点から、該平衡レバーの長手方向一端部の上記主ペンダントロープ連結個所までの腕の長さ寸法と、上記支点から該平衡レバーの長手方向他端部の上記中吊りペンダントロープ連結個所までの腕の長さ寸法との比を変えることにより、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに掛ける張力の比を調整できるようにした形式のブーム起伏装置も示されている。
特許第3399356号公報
ところが、図8(イ)(ロ)に示したブーム起伏装置では、メインイコライザ7には複数のシーブ8が設けてあるが、中吊りイコライザ11はシーブ12が1枚のみであるため、該メインイコライザ7の各シーブ8と中吊りイコライザ11のシーブ12に起伏ロープ16を順次掛け回した状態で、該起伏ロープ16を図示しない起伏ドラムに巻き取るようにすると、上記メインイコライザ7に連結してある主ペンダントロープ6に比して、中吊りイコライザ11に連結してある中吊りペンダントロープ10には数分の一の張力しか掛けることができない。そのため、上記主ペンダントロープ6にブーム3の荷重の大半が作用してしまい、中吊りペンダントロープ10によるブームの中間位置の支持をあまり高めることができないというのが実状である。
又、上記メインイコライザ7と中吊りイコライザ11は着脱可能とされているが、主ペンダントロープ6の基端部の位置に対応する位置に配置させる上記メインイコライザ7と、中吊りペンダントロープ10の基端部の位置に対応して配置させる上記中吊りイコライザ11は分離状態とする必要があるため、この分離されて別々に配置されたメインイコライザ7と中吊りイコライザ11に対してそれぞれ起伏ロープ16を掛け回すときには、該各イコライザ7と11に上記起伏ロープ16を掛け回す作業が煩雑になり、手間及び時間が嵩んでしまう。
更に、クレーン使用時には上記分離させたメインイコライザ7と、中吊りイコライザ11が近接して配置されているため、揺れが生じることによって該各イコライザ7と11同士、あるいは、一方のイコライザ7又は11に繋がれているロープ6と16又は10と16と、他方のイコライザ11又は7が衝突して、損傷が生じる可能性がある。
一方、前述した1つのイコライザの上端部に平衡レバーを備えて、該平衡レバーにおけるピンを介してブラケットに揺動可能に取り付けた支点から、該平衡レバーの長手方向一端部の主ペンダントロープ連結個所までの腕の長さ寸法と、上記支点から該平衡レバーの長手方向他端部の中吊りペンダントロープ連結個所までの腕の長さ寸法との比を変更することで、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに掛ける張力の比を調整できるようにした形式のブーム起伏装置では、上記主ペンダントロープに作用させる張力と、中吊りペンダントロープに作用させる張力の比を調整することは可能であるが、上記各ペンダントロープに作用させる張力の比を変更するためには、所望する張力の比に応じた腕の長さ寸法の比を備えた別の平衡アームを予め用意しておいて、上記イコライザに対して付け替える必要がある。そのため、上記各ペンダントロープに作用させる張力の比のバリエーションに応じた数の平衡アームを備える必要があると共に、上部イコライザに対する平衡アームの付け替え作業に手間及び時間を要するという問題がある。
そこで、本発明は、ブームの先端部と中間位置を起伏可能に支持するようにしてあるクレーンのブーム起伏装置にて、上記ブームの先端部に先端側を接続した主ペンダントロープの基端部に取り付けるメインイコライザと、ブーム中間位置に先端部を接続した中吊りペンダントロープの基端部に取り付ける中吊りイコライザに起伏ロープを掛け回す作業をより容易にして、該作業に要する手間と時間を削減することができ、更に、上記ブームに揺れ等が生じても、上記メインイコライザと中吊りイコライザが衝突する虞を解消することができ、更には、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに掛ける張力の比をより容易に調整することが可能なクレーンのイコライザ装置、及び、該イコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に対応して、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブをフレームに回転自在に取り付け且つクレーンのブーム先端部に接続する主ペンダントロープの基端側を上記フレームの上端部に連結できるようにしてあるメインイコライザと、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブを別のフレームに回転自在に取り付け且つ上記ブームの中間位置に接続する中吊りペンダントロープの基端側を上記別のフレームの上端部に連結できるようにしてある中吊りイコライザを、隙間を隔てて平行に配置し、該両イコライザの上記各フレーム同士を平行リンクを介して上下方向に相対変位可能に連結した構成を有するクレーンのイコライザ装置とする。
又、請求項2に対応して、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブをフレームに回転自在に取り付け且つクレーンのブーム先端部に接続する主ペンダントロープの基端側を上記フレームの上端部に連結できるようにしてあるメインイコライザと、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブを別のフレームに回転自在に取り付け且つ上記ブームの中間位置に接続する中吊りペンダントロープの基端側を上記別のフレームの上端部に連結できるようにしてある中吊りイコライザを、隙間を隔てて平行に配置し、該両イコライザの上記各フレーム同士を平行リンクを介して上下方向に相対変位可能に連結した構成を有するイコライザ装置を備え、更に、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに作用させるべき張力の比に対応する枚数の比となる上記メインイコライザのシーブと、上記中吊りイコライザのシーブに、クレーン本体に装備したヨークとの間で、起伏ドラムより繰り出した起伏ロープを掛け回した構成を有するクレーンのブーム起伏装置とする。
本発明によれば、以下のような優れた効果を発揮する。
(1)起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブをフレームに回転自在に取り付け且つクレーンのブーム先端部に接続する主ペンダントロープの基端側を上記フレームの上端部に連結できるようにしてあるメインイコライザと、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブを別のフレームに回転自在に取り付け且つ上記ブームの中間位置に接続する中吊りペンダントロープの基端側を上記別のフレームの上端部に連結できるようにしてある中吊りイコライザを、隙間を隔てて平行に配置し、該両イコライザの上記各フレーム同士を平行リンクを介して上下方向に相対変位可能に連結した構成を有するクレーンのイコライザ装置、及び、上記イコライザ装置を備え、更に、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに作用させるべき張力の比に対応する枚数の比となる上記メインイコライザのシーブと、上記中吊りイコライザのシーブに、クレーン本体に装備したヨークとの間で、起伏ドラムより繰り出した起伏ロープを掛け回した構成を有するクレーンのブーム起伏装置としてあるので、イコライザ装置におけるメインイコライザに連結した主ペンダントロープと、中吊りイコライザに連結した中吊りペンダントロープを用いて、クレーンのブームの先端部と中間位置を起伏自在に支持することができる。
(2)又、上記イコライザ装置では、メインイコライザと中吊りイコライザが平行リンクで連結されて一体となっているため、起伏ドラムより繰り出した起伏ロープを上記メインイコライザの各シーブ及び上記中吊りイコライザの各シーブと、クレーン本体側のヨークとの間で掛け回すための作業を、別体構造とした形式のメインイコライザと中吊りイコライザを用いる場合に比して容易に実施することができて、該作業に要する手間と時間の削減化を図ることができる。
(3)更に、上記メインイコライザと中吊りイコライザは平行リンクを介して連結してあるため、ブームに揺れ等が生じても、上記メインイコライザと中吊りイコライザが衝突する虞、メインイコライザと、中吊りイコライザに繋がれた中吊りペンダントロープや起伏ロープが衝突する虞、及び、中吊りイコライザと、メインイコライザに繋がれた主ペンダントロープや起伏ロープが衝突する虞を、いずれも解消することができる。
(4)更には、クレーンで使用するブームの先端部と中間位置で支持することが所望される荷重の大きさに応じて、上記メインイコライザと中吊りイコライザにて、上記クレーン本体のヨークとの間で起伏ロープを掛け回すシーブ枚数を適宜調整することにより、部材を何ら取り替える必要なく、上記ブームの先端部を支持させる主ペンダントロープと、中間位置を支持させる中吊りペンダントロープに掛ける張力の比を容易に調整することができる。
本発明のクレーンのイコライザ装置の実施の一形態を示す概略正面図である。 図1のイコライザ装置を示す概略側面図で、(イ)はメインイコライザと中吊りイコライザが上下方向に揃えて配置された状態を、(ロ)(ハ)はそれぞれ主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに係る張力の差や、該各ペンダントロープの長さ寸法の差に応じてメインイコライザと中吊りイコライザの相対位置が変化した状態を示す図である。 図1のA−A方向矢視図である。 図1のイコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置を示す概略側面図である。 図4のブーム起伏装置におけるクレーン本体側に取り付けられるヨークを拡大して示す概略平面図である。 図5のB−B方向矢視図である。 図4のブーム起伏装置におけるクレーン本体側のヨークとイコライザ装置との間に起伏ドラムより繰り出した起伏ロープを掛け回した状態を示す概要図である。 従来のクレーン起伏装置の構成の概要を示すもので、(イ)は概略側面図、(ロ)はイコライザの部分を拡大して示す概略平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明のクレーンのイコライザ装置の実施の一形態を示すもので、以下のような構成としてある。
すなわち、本発明のクレーンのイコライザ装置(以下、単に本発明のイコライザ装置と云う)17は、複数のシーブとして、たとえば、5枚のシーブ19a,19b,19c,19d,19eを備えたメインイコライザ18と、複数のシーブとして、たとえば、上記メインイコライザ18と同様に5枚のシーブ21a,21b,21c,21d,21eを備えた中吊りイコライザ20を、メインイコライザ18における主ペンダントロープ6の接続個所の向きと、中吊りイコライザ20における中吊りペンダントロープ10の接続個所の向きが揃うように前後に重ねて平行配置して、該各イコライザ18と20同士を平行リンク22を介して連結した構成とする。
詳述すると、上記メインイコライザ18は、左右方向に延びる矩形状のプレート部材24aと24bを前後に所要の隙間を隔てて配置すると共に、該各プレート部材24aと24bの所要個所同士を前後方向の接続部材25で一体に接続して、下端側が開放されたフレーム23を構成してある。なお、上記接続部材25は、後述するように配置する上記各シーブ19a,19b,19c,19d,19eや起伏ロープ16と干渉する虞のない位置に配置してあるものとする。
上記フレーム23の前後のプレート部材24aと24bの間には、その右端寄り個所と、左右方向中央部と、左寄り個所に、前後に重ねた2枚のシーブ19a,19bと、1枚のシーブ19cと、前後に重ねた2枚のシーブ19d,19eをそれぞれ配置して、該各シーブ19aと19b,19c,19dと19eを、前後のプレート部材24a,24bのそれぞれ対応する個所に穿設した軸取付孔26に貫通させて取り付ける前後方向のシーブ軸27a,27b,27cの外周に、図示しない軸受を介して回転自在に取り付ける。なお、上記左右方向中央部に配置されたシーブ軸27bに対応する上記1枚のシーブ19cを取り付ける場合は、該シーブ軸27bにおける上記シーブ19cの軸心方向の片側、たとえば、前側となる個所に、シーブ1枚のボス部分に相当する軸心方向寸法を備えたスリーブ28を遊嵌させて取り付けることにより、上記シーブ19cのシーブ軸27bに沿う前後方向への移動を防止できるようにしてある。
上記メインイコライザ18のフレーム23の上端部の左右両端寄り個所には、ブラケット29をそれぞれ設けて、該各ブラケット29に、上下方向に所要寸法延びて上端部に上記主ペンダントロープ6を連結するためのピン穴等のロープ連結部30aを備えたロープ接続部材30の下端部が、ピン31を介して左右方向に揺動可能に取り付けてある。
更に、上記フレーム23の前後のプレート部材24aと24bのうち、メインイコライザ18に重ねて配置する中吊りイコライザ20より離反する側となる前側に位置するプレート部材24aの左右両端部を、後側のプレート部材24bの左右両端よりも外側に突出させると共に、該左右の突出端部の後側面(中吊りイコライザ20に臨む側の面)に、上下2個所にピン穴33(図2(イ)参照)を備えたブラケット32を設けた構成としてある。
上記中吊りイコライザ20は、上記メインイコライザ18と同様に、前後一対のプレート部材35a,35bと接続部材36からなるフレーム34を備え、該フレーム34の右端寄り個所と、左右方向中央部と、左寄り個所に、前後2枚のシーブ21a,21bと、1枚のシーブ21cと、前後2枚のシーブ21d,21eを配置して、該各シーブ21aと21b,21c,21dと21eを、上記前後のプレート部材35a,35bの対応する個所に穿設した軸取付孔37に貫通させて取り付けるシーブ軸38a,38b,38cの外周に、図示しない軸受を介して回転自在に取り付けてある。この際、上記左右方向中央部に配置されたシーブ軸38bには、対応するシーブ21cの前側となる個所に、該シーブ21cのシーブ軸38bに沿う前後方向への移動を防止するためのスリーブ39が遊嵌させて取り付けてある。
上記中吊りイコライザ20のフレーム34の上端部の左右両端寄り個所には、ブラケット40をそれぞれ設けて、該各ブラケット40に、上下方向に所要寸法延びて上端部に上記中吊りペンダントロープ10を連結するためのピン穴等のロープ連結部41aを備えたロープ接続部材41の下端部が、ピン42を介して左右方向に揺動可能に取り付けてある。
更に、上記フレーム34の前後のプレート部材35aと35bのうち、中吊りイコライザ20に重ねて配置する上記メインイコライザ18より離反する側となる後に位置するプレート部材35bの左右両端部を、前側のプレート部材35aの左右両端よりも外側に突出させると共に、該左右の突出端部の前側面(メインイコライザ18に臨む側の面)に、上下2個所にピン穴44(図2(イ)参照)を備えたブラケット43を設けた構成としてある。
上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20は、前後に所要の隙間を隔てて平行に配置し、この状態で、上記メインイコライザ18の左右のブラケット32における上下2段のピン穴33と、中吊りイコライザ20の左右のブラケット43における上下2段のピン穴44との間に、前後方向に延びるリンク部材45を上下2段に平行配置して、該上下の各リンク部材45の前端部を、上記メインイコライザ18の左右のブラケット32の対応する上下のピン穴33に、又、該各リンク部材45の後端部を、上記中吊りイコライザ20の左右のブラケット43の対応するピン穴44に、それぞれピン46を介して上下方向に揺動可能に連結する。これにより、上記上下2段の各リンク部材45により、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20とを上下方向に相対的にスライドさせることが可能な平行リンク22を構成してある。
更に、本発明のイコライザ装置17には、クレーンの不使用時等に該本発明のイコライザ装置17をインナブーム47の先端寄り個所に設けた格納用ブラケット48(図4参照)に図示しない格納用ピンを介して取り外し可能に仮固定して格納できるようにするための格納用ピン穴50を有する格納用リンク部材49を備える構成とすることが望ましい。
本発明のイコライザ装置17に上記格納用リンク部材49を備えた構成とする場合の具体的な構成例としては、たとえば、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20の左右の対応する各ブラケット32と43同士を連結しているリンク部材45を、左右に所要の隙間を隔てて配置した左右一対のプレート材45aからなる構成として、該各プレート材45aの長手方向(前後方向)の中間位置にピン穴51をそれぞれ設け、上下方向に延びて上端部に上記格納用ピン穴50を設けてなる格納用リンク部材49の上部寄り個所と下端部を、上記各リンク部材45の左右のプレート材45aの間にそれぞれ配置して、該各プレート材45aのピン穴51に、ピン52を介して回動可能に取り付けた構成としてある。
これにより、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20に上下方向の相対変位が生じている場合であっても、上記格納用リンク部材49を、上記各イコライザ18と20の上下方向位置及び前後方向位置を平均化した位置に該各イコライザ18及び20と平行に保持させることができるようにしてある。よって、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20に上下方向の相対変位が生じている場合であっても、何ら支障を生じることなく、上記格納用リンク部材49の格納用ピン穴50を利用して、インナブーム47の上記所定個所に設けてある格納用ブラケット48に、本発明のイコライザ装置17を仮固定して格納できるようにしてある。
53は上記メインイコライザ18の前面側に設けたハンドル(取っ手)である。
なお、図示してないが、上記各イコライザ18及び20の各シーブ軸27a,27b,27c及び38a,38b,38cは、いずれも、本発明のイコライザ装置17の内側寄りに配置させる一端部に、フレーム23,34の対応する軸取付孔26,37の周縁部に係止させるための頭部を備えると共に、本発明のイコライザ装置17の外部に露出する側となる他端部の外周面に設けたキー溝にプレートキーを嵌めることで、脱落を防止できるようにしてあるものとする。又、各ピン31,42,46,52は、いずれも、本発明のイコライザ装置17の内側寄りとなる一端部に、ピン頭部を備えると共に、本発明のイコライザ装置17の外部に露出する側となる他端部の外周面に設けたキー溝にプレートキーを嵌めることで、脱落を防止できるようにしてあるものとする。
更に、図示してないが、上記各シーブ軸27a,27b,27c及び38a,38b,38cにおける本発明のイコライザ装置17の外部に露出する側となる他端面部には、軸内部を通してその外周側に取り付けてある対応するシーブ19a,19b,19c,19d,19e及び21a,21b,21c,21d,21eの軸受に給油するための給油穴を備えて、必要に応じて上記軸受に給油できるようにした構成としてある。
以上の構成としてある本発明のイコライザ装置17を用いたクレーンのブーム起伏装置は、図4乃至図7に示す如き構成としてある。
すなわち、クレーンを、図4に示すように、下部走行体1の上側に搭載した上部旋回体となるクレーン本体2の前部に、長手方向の途中に角錐台形状のインサートブーム(テーパインサート)3aを備えて該インサートブーム3aよりも先端寄り部分の断面寸法を縮小させた、いわゆるライトブームと云われる長尺のブーム3を起伏可能に取り付けてなる構成とする。
上記クレーン本体2に設けたAフレーム13には、該クレーン本体2に搭載してある起伏ドラム54より繰り出す起伏ロープ16を掛けて該起伏ロープ16の向きを変えるための左右一対の変向用のシーブ55aと55bを設けると共に、該Aフレーム13にヨーク56が取り付けてある。
上記ヨーク56は、たとえば、図5及び図6に示すように、上下両端部が開口した左右方向に延びる矩形枠状のフレーム57の内側における右端寄り個所と、左右方向中央部と、左端寄り個所に、前後に重ねた4枚のシーブ58a,58b,58c,58dと、1枚のシーブ58eと、前後に重ねた4枚のシーブ58f,58g,58h,58iをそれぞれ配置して、前後方向のシーブ軸59a,59b,59cを介して上記フレーム57に、個別に回転可能に取り付けた構成としてある。
更に、図7に示すように、上記クレーン本体2(図4参照)に搭載された上記起伏ドラム54より繰り出す起伏ロープ16を、先ず、上記Aフレーム13の右側の変向用シーブ55aに掛けた後、上記本発明のイコライザ装置17と上記ヨーク56との間で上記起伏ロープ16を往復させるように、該本発明のイコライザ装置17と上記ヨーク56のシーブ19a,58a,19b,58b,21a,58c,21b,58d,21c,58i,21e,58h,21d,58e,19c,58g,19e,58f,19dの順に掛け回し、次いで、上記Aフレーム13の左側の変向用シーブ55bに掛けてから、上記起伏ドラム54に再び巻くようにしてある。これにより、上記本発明のイコライザ装置17におけるメインイコライザ18と中吊りイコライザに上記起伏ロープをそれぞれ10条掛けして、該本発明のイコライザ装置17全体では20条掛けとなるようにしてある。
更に、上記クレーンのブーム3の先端部に主ペンダントロープ(主ガイライン)6の先端部を接続すると共に、該主ペンダントロープ6の基端側を、上記本発明のイコライザ装置17におけるメインイコライザ18の上端部に設けてあるロープ接続部材30のロープ連結部30aに連結し、又、上記ブーム3の中間位置における上記インサートブーム3aの基端側近傍となる位置に、中吊りペンダントロープ10の先端部を接続すると共に、該中吊りペンダントロープ10の基端側を、上記本発明のイコライザ装置17における中吊りイコライザ20の上端部に設けてあるロープ接続部材41のロープ連結部41aに連結した構成とする。
その他、図8(イ)(ロ)に示したものと同一のものには同一符号が付してある。
以上の構成としてあるクレーンのブーム起伏装置によれば、上記クレーン本体2に搭載してある起伏ドラム54により起伏ロープ16を巻き取ると、上記クレーン本体2のAフレーム13に取り付けてあるヨーク56に対し、上記主ペンダントロープ6及び中吊りペンダントロープ10の基端側が連結してある上記本発明のイコライザ装置17が引き寄せられるため、上記ブーム3の先端部と中間位置が上記主ペンダントロープ6と中吊りペンダントロープ10によりそれぞれ支持された状態で、該ブーム3が起立方向へ移動させられるようになる。
一方、上記起伏ドラム54より起伏ロープ16を繰り出すと、上記クレーン本体2のAフレーム13に取り付けてあるヨーク56と、上記本発明のイコライザ装置17との間隔が広がるようになるため、上記主ペンダントロープ6及び中吊りペンダントロープ10により先端部と中間位置を支持された上記ブーム3が、倒伏方向に移動させられるようになる。
上記のように主ペンダントロープ6と中吊りペンダントロープ10によりブームを支持する際、上記本発明のイコライザ装置17では、上記主ペンダントロープ6が連結してあるメインイコライザ18と、上記中吊りペンダントロープ10が連結してある中吊りイコライザ20に、クレーム本体2のAフレーム13のヨーク56との間で1本の起伏ロープ16が10条ずつ掛け回されているため、該メインイコライザ18に連結してある主ペンダントロープ6に掛かる張力と、上記中吊りイコライザ20に連結してある中吊りペンダントロープ10に掛かる張力の比が1:1になる。
又、この際、上記主ペンダントロープ6や中吊りペンダントロープ10に、上記ブームを支持するための張力が作用することに伴う伸び等が生じ、その伸び量の差に起因して該主ペンダントロープ6と中吊りペンダントロープ10の基端部同士の位置にずれが生じても、このずれは、図2(イ)又は図2(ロ)に示すように、上記平行リンク22を介して連結してある上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20の上下方向への相対変位によって自動的に吸収させることができるため、上記メインイコライザ18に連結してある主ペンダントロープ6に掛かる張力と、上記中吊りイコライザ20に連結してある中吊りペンダントロープ10に掛かる張力の比が変化することはない。
このように、本発明のイコライザ装置17、及び、該イコライザ装置17を用いたクレーンのブーム起伏装置によれば、上記本発明のイコライザ装置17におけるメインイコライザ18に連結した主ペンダントロープ6と、中吊りイコライザ20に連結した中吊りペンダントロープ10とを用いて、クレーンのブーム3の先端部と中間位置を起伏自在に支持することができる。
上記本発明のイコライザ装置17は、上記メインイコライザ18と、中吊りイコライザ20を、平行リンク22を介して連結した構成としてあるため、クレーン本体2の起伏ドラム54より繰り出した起伏ロープ16を、上記メインイコライザ18の各シーブ19a,19b,19c,19d,19e、及び、上記中吊りイコライザ20の各シーブ21a,21b,21c,21d,21eと、クレーン本体2側のAフレーム13のヨーク56との間で掛け回す作業を、別体構造とした形式のメインイコライザと中吊りイコライザを用いる場合に比して容易にすることができて、該作業に要する手間と時間の削減化を図ることができる。
又、上記メインイコライザ18と、中吊りイコライザ20は、平行リンク22を介して連結してあるため、上記ブーム3に揺れ等が生じても、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20同士が衝突する虞、メインイコライザ18と、中吊りイコライザ20に繋がれた中吊りペンダントロープ10や起伏ロープ16が衝突する虞、及び、中吊りイコライザ20と、メインイコライザ18に繋がれた主ペンダントロープ6や起伏ロープ16が衝突する虞を、いずれも解消することができる。
更に、上記本発明のイコライザ装置17では、メインイコライザ18と中吊りイコライザ20に、それぞれ5枚ずつのシーブ19a,19b,19c,19d,19eと、シーブ21a,21b,21c,21d,21eを備えていることから、該メインイコライザ18と中吊りイコライザ20にて、前記したように、上記クレーン本体2のAフレーム13のヨーク56との間で起伏ロープ16を掛け回すシーブ枚数を、互いに同一の枚数とすることにより、上記メインイコライザ18に連結してある主ペンダントロープ6に作用させる張力と、中吊りイコライザ20に連結してある中吊りペンダントロープ10に作用させる張力の比を1:1とさせることができる。
一方、メインイコライザ18と中吊りイコライザ20にて、上記クレーン本体2のAフレーム13のヨーク56との間で起伏ロープ16を掛け回すシーブ枚数を互いに相違させるようにすることにより、上記メインイコライザ18に連結してある主ペンダントロープ6に作用させる張力と、中吊りイコライザ20に連結してある中吊りペンダントロープ10に作用させる張力の比を、該メインイコライザ18と中吊りイコライザ20毎における上記起伏ロープ16掛け回したシーブ枚数の比に応じて、1:5〜4:5及び5:4〜5:1までの範囲で段階的に変化させることができる。
よって、上記本発明のイコライザ装置17、及び、該イコライザ装置17を用いたクレーンのブーム起伏装置では、クレーンで使用するブーム3の長さ寸法やその構造に基いて、強度計算で得られるブーム先端部と中間位置で支持すべき荷重の大きさの計算結果等に応じて、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20にて、上記クレーン本体2のAフレーム13のヨーク56との間で起伏ロープ16を掛け回すシーブ枚数を適宜調整することにより、部材を何ら取り替える必要なく、上記ブーム3の先端部を支持させる主ペンダントロープ6と、中間位置を支持させる中吊りペンダントロープ10に掛ける張力の比を、1:5〜5:1の範囲で、容易に調整することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明のイコライザ装置17におけるメインイコライザ18と中吊りイコライザ20に備えるシーブの枚数は、適宜増減してもよい。
更に、主ペンダントロープ6と中吊りペンダントロープ10に作用させる張力の比の範囲が予め定まっている場合は、その張力の比に応じて、上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20に、互いに異なる枚数のシーブを備える構成としてもよい。
上記メインイコライザ18と中吊りイコライザ20に3枚以上のシーブを備える場合は、起伏ロープ16を掛け回すシーブ枚数を奇数又は偶数のいずれとする場合であっても、左右方向にかかる力を平均化させることができるようにすると云う観点から考えると、シーブを左右に3列に配置した構成とすることが望ましいが、3列以外の配置としてもよい。
上記各イコライザ18,20のフレーム23,34は、それぞれ必要とされる枚数のシーブを回転自在に保持した状態で、該各シーブに対し下方から起伏ロープ16を掛け回すことができるようにしてあると共に、上端部に、主ペンダントロープ6又は中吊りペンダントロープ10を接続することができるようにしてあり、且つ該各フレームの所要個所同士を平行リンク22を介して上下方向に相対変位可能に連結できるようにしてあれば、図示した以外の形式、形状のフレーム23,34を採用してもよい。
クレーン本体2のAフレーム13に設けるヨーク56は、上記本発明のイコライザ装置17との間に起伏ドラム54より繰り出される起伏ロープ16を掛け回すことができるようにしてあれば、該ヨーク56に具備するシーブの枚数を、上記本発明のイコライザ装置17におけるメインイコライザ18のシーブの枚数や、中吊りイコライザ20のシーブの枚数の増減に対応させて変更する等、図5及び図6に示した以外の形式としてもよい。
本発明のイコライザ装置17、及び、該イコライザ装置を用いたクレーンのブーム起伏装置は、先端部と中間位置を支持する必要があるブーム3を使用するクレーンであれば、ライトブーム以外のブームやその他、いかなる形式のブームを備えたクレーンに適用してもよい。
その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
3 ブーム
6 主ペンダントロープ
10 中吊りペンダントロープ
16 起伏ロープ
18 メインイコライザ
17 イコライザ装置
19a,19b,19c,19d,19e シーブ
20 中吊りイコライザ
21a,21b,21c,21d,21e シーブ
22 平行リンク
23 フレーム
34 フレーム

Claims (2)

  1. 起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブをフレームに回転自在に取り付け且つクレーンのブーム先端部に接続する主ペンダントロープの基端側を上記フレームの上端部に連結できるようにしてあるメインイコライザと、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブを別のフレームに回転自在に取り付け且つ上記ブームの中間位置に接続する中吊りペンダントロープの基端側を上記別のフレームの上端部に連結できるようにしてある中吊りイコライザを、隙間を隔てて平行に配置し、該両イコライザの上記各フレーム同士を平行リンクを介して上下方向に相対変位可能に連結した構成を有することを特徴とするクレーンのイコライザ装置。
  2. 起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブをフレームに回転自在に取り付け且つクレーンのブーム先端部に接続する主ペンダントロープの基端側を上記フレームの上端部に連結できるようにしてあるメインイコライザと、起伏ロープを下方から掛け回すための複数のシーブを別のフレームに回転自在に取り付け且つ上記ブームの中間位置に接続する中吊りペンダントロープの基端側を上記別のフレームの上端部に連結できるようにしてある中吊りイコライザを、隙間を隔てて平行に配置し、該両イコライザの上記各フレーム同士を平行リンクを介して上下方向に相対変位可能に連結した構成を有するイコライザ装置を備え、更に、上記主ペンダントロープと中吊りペンダントロープに作用させるべき張力の比に対応する枚数の比となる上記メインイコライザのシーブと、上記中吊りイコライザのシーブに、クレーン本体に装備したヨークとの間で、起伏ドラムより繰り出した起伏ロープを掛け回した構成を有することを特徴とするクレーンのブーム起伏装置。
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