JP2002152048A - データ圧縮装置及びその方法、データ伸長装置及びその方法、プリンタ装置、プリンタシステム、並びにコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

データ圧縮装置及びその方法、データ伸長装置及びその方法、プリンタ装置、プリンタシステム、並びにコンピュータが読出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JP2002152048A
JP2002152048A JP2000346890A JP2000346890A JP2002152048A JP 2002152048 A JP2002152048 A JP 2002152048A JP 2000346890 A JP2000346890 A JP 2000346890A JP 2000346890 A JP2000346890 A JP 2000346890A JP 2002152048 A JP2002152048 A JP 2002152048A
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JP2000346890A
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Hidekazu Tokuhashi
秀和 徳橋
Hiroki Togawa
裕希 外川
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デルタロー圧縮/伸長の考え方に基づき、より
高速に伸長を行うことができるデータ圧縮/伸長技術を
提供する。 【解決手段】第nラインのデータ列と第(n−1)ライ
ンのデータ列との差分情報に基づいて、第nラインの圧
縮データを生成する。第nラインの圧縮データには、第
nラインのデータ列と第(n+1)ラインのデータ列に
関するデータ一致/不一致を識別する識別情報を挿入し
ておく。第nラインについて伸長する場合、第nライン
と第(n−1)ラインのデータが一致する区間について
は、ラインバッファに格納された第(n−1)ラインの
伸長結果と、圧縮データに含まれる差分情報に基づい
て、第nラインの伸長結果を導出する。また、圧縮デー
タに含まれる識別情報に基づき、第nラインと第(n+
1)ラインのデータが一致する部分について、ラインバ
ッファに第nラインの伸長結果を格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ圧縮/伸長
技術に関する。特に、コンピュータ、プリンタ、複写
機、スキャナ、ファクシミリ、ディスプレイ等で扱われ
る画像データを対象とした画像圧縮/伸長技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】データの送受信を行う場合、転送効率等
を向上させるために、データ圧縮→転送→データ伸長と
いう構成が広く採用される。特に、画像データは容量が
大きいため、画像データを送信する場合は、送信側にお
いて圧縮し、受信側において伸長する構成を取る場合が
多い。例えば、ホスト装置とプリンタ装置からなるプリ
ンタシステムでは、ホスト装置において、印刷対象画像
を圧縮して圧縮データを生成し、かかる圧縮データをプ
リンタ装置に送信する。プリンタ装置では、圧縮データ
を受信し、これを伸長することで印刷対象画像を取得す
る。
【0003】データ圧縮の代表的なアルゴリズムとし
て、ランレングス圧縮が知られている。同じデータ値が
連続して並んでいた場合、その同じデータ値が連続する
数をランレングスと呼ぶ。ランレングス圧縮は、同じデ
ータ列が連続して繰り返される区間(ランレングス区
間)については、(ランレングス、データ値)という組
で表し、繰り返しの無い区間については、(該区間のデ
ータ数、非圧縮のデータ列)という組で表すことで、全
体としてデータ長を短くして圧縮を行うことを特徴とす
る。
【0004】画像データなどの2次元配列データに対し
ては、デルタロー圧縮アルゴリズムが知られている。デ
ルタロー圧縮とは、2次元配列データにおいて、圧縮対
象ラインと直前のラインとの差分情報を抽出し、データ
が一致する区間(デルタロー区間)について、(デルタ
ロー区間であることを示す識別情報、該区間のデータ
数)という組で表すことで、データ長を短くして圧縮を
行う方法である。デルタロー圧縮は、ニアレストネイバ
ー法で拡大された画像など、デルタロー区間が多い画像
データに対し、特に高い圧縮率を達成することができ
る。
【0005】デルタロー圧縮に対する伸長方法は逐次的
に行う。すなわち、第nラインの伸長をする場合、伸長
済みの第(n−1)ラインがラインバッファに格納され
ていることが前提となり、デルタロー区間については、
ラインバッファから該区間のデータ数だけデータをコピ
ーすることにより、第nラインの伸長結果を取得する。
そして、第nラインの伸長後に、第nラインの伸長結果
をラインバッファにコピーし、次のラインの伸長処理に
移行する。
【0006】上記ランレングス圧縮とデルタロー圧縮を
併用することも可能である。併用する方法としては、ま
ずデルタロー圧縮を適用し、次に圧縮対象ラインと直前
のラインのデータが一致しない区間についてランレング
ス圧縮を適用する方法と、まずランレングス圧縮を適用
し、次にデータが繰り返されない区間についてデルタロ
ー圧縮を適用する方法が考えられる。両者は、ランレン
グス区間でありかつデルタロー区間となる区間に対し、
どちらの圧縮アルゴリズムを適用するかという点で異な
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】2次元配列データに対
し、ランレングス圧縮を適用した場合と、ランレングス
圧縮とデルタロー圧縮を併用した場合を比べると、圧縮
率の点では一般的に後者が優る。
【0008】しかし、デルタロー圧縮を併用した場合、
伸長時において1ライン伸長するごとにラインバッファ
へのコピー処理が必要となるため、データによっては、
デルタロー圧縮を併用しない場合よりも伸長に時間がか
かってしまう場合も起こり得る。かかる問題はデルタロ
ー圧縮単独で適用した場合でも同様である。
【0009】特に、写真等の画像データの場合、隣接す
る画素間のデータ一致度が低い(すなわち、ランレング
ス区間もデルタロー区間も少ない)ため、併用アルゴリ
ズムを用いたとしても、圧縮率もあまり上がらず、伸長
にも時間がかかるという事態が起こりやすい。
【0010】プリンタ装置などの外部周辺装置では、コ
ストの観点から高速なCPUを備えることが難しいた
め、伸長に時間がかかるとう問題は特に深刻である。
【0011】そこで、本発明は、デルタロー圧縮/伸長
の考え方に基づき、より高速に伸長を行うことができる
データ圧縮/伸長技術を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、写真等の画像データに対
し、ランレングス圧縮/伸長とデルタロー圧縮/伸長を
併用適用した場合において、より高速に伸長を行うこと
ができるデータ圧縮/伸長技術を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ圧縮方法
は、2次元配列データにおいて、第nラインのデータ列
と第(n−1)ラインのデータ列との差分情報に基づい
て、第nラインの圧縮データを生成するデータ圧縮方法
であって、前記第nラインの圧縮データに、第nライン
のデータ列と第(n+1)ラインのデータ列の差分情報
を挿入することを特徴とする。
【0014】また、本発明のデータ圧縮方法は、2次元
配列データにおいて、第nラインに関し、走査した区間
を、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラインのデ
ータが一致する区間と、第nラインと第(n−1)ライ
ンのデータが一致しない区間の2つに分類し、前者につ
いては一致することを示す識別情報と該区間のデータ数
を用いて、後者については一致しないことを示す識別情
報と該区間について所定の符号化を行った結果を用い
て、第nラインの圧縮データを生成するデータ圧縮方法
であって、前記第nラインの圧縮データに、第nライン
のデータ列と第(n+1)ラインのデータ列に関するデ
ータ一致/不一致を識別する情報を挿入することを特徴
とする。
【0015】第nラインのデータ列と第(n+1)ライ
ンのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情
報は、前記分類した各区間単位で挿入されていることが
望ましい。
【0016】本発明のデータ伸長方法は、2次元配列デ
ータに対する圧縮データを対象とし、ラインバッファに
格納された第(n−1)ラインの伸長結果と、圧縮デー
タに含まれる第nラインと第(n−1)ラインの差分情
報に基づいて、第nラインの伸長結果を導出するデータ
伸長方法であって、圧縮データに含まれる第nラインと
第(n+1)ラインの差分情報に基づき、第nラインと
第(n+1)ラインのデータが一致する部分について、
ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納すること
を特徴とする。
【0017】また、本発明のデータ伸長方法は、2次元
配列データに対する圧縮データを対象とし、少なくと
も、第nラインと第(n−1)ラインのデータが一致す
る区間については、ラインバッファに格納された第(n
−1)ラインの伸長結果と、圧縮データに含まれる前記
区間のデータ数に基づいて、第nラインの伸長結果を導
出するデータ伸長方法であって、圧縮データに含まれる
第nラインのデータ列と第(n+1)ラインのデータ列
に関するデータ一致/不一致を識別する情報に基づき、
第nラインと第(n+1)ラインのデータが一致するか
どうかを判断し、一致する部分について、ラインバッフ
ァに第nラインの伸長結果を格納するバッファ転送工程
を備えることを特徴とする。
【0018】前記バッファ転送工程は、区間単位で、第
nラインと第(n+1)ラインのデータが一致するかど
うかを判断することが望ましい。
【0019】本発明のプログラムは、本発明のデータ圧
縮方法、又はデータ伸長方法の各工程をコンピュータ上
で実行させることを特徴とする。本発明のプログラム
は、CD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリなどの
各種の記録媒体を通じてコンピュータにインストールま
たはロードすることができる。
【0020】本発明のデータ圧縮装置は、2次元配列デ
ータにおいて、第nラインのデータ列と第(n−1)ラ
インのデータ列との差分情報に基づいて、第nラインの
圧縮データを生成するデータ圧縮装置であって、前記第
nラインの圧縮データに、第nラインのデータ列と第
(n+1)ラインのデータ列の差分情報を挿入する機能
を備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明のデータ圧縮装置は、2次元
配列データにおいて、第nラインに関し、走査した区間
を、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラインのデ
ータが一致する一致区間、又は第nラインと第(n−
1)ラインのデータが一致しない不一致区間に分類する
手段と、一致区間について、一致することを示す識別情
報と該区間のデータ数を用いて、一致区間の圧縮結果を
導出する手段と、不一致区間について、一致しないこと
を示す識別情報と該区間について所定の符号化を行った
結果を用いて、不一致区間の圧縮結果を導出する手段
と、各区間の圧縮結果により構成される第nラインの圧
縮データに、第nラインのデータ列と第(n+1)ライ
ンのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情
報を挿入する手段と、を備えたことを特徴とする。
【0022】また、本発明のデータ圧縮装置は、2次元
配列データにおいて、第nラインに関し、走査した区間
を、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラインのデ
ータが一致する第一区間、第nラインと第(n−1)ラ
インのデータが一致せず、かつ第nラインにおいてラン
レングスを構成しない第二区間、又は第nラインと第
(n−1)ラインのデータが一致せず、かつ第nライン
においてランレングスを構成する第三区間に分類する手
段と、第一区間について、区間識別情報と該区間のデー
タ数を用いて、第一区間の圧縮結果を導出する手段と、
第二区間について、圧縮を行わず、区間識別情報と該区
間のデータ数及びデータ列を用いて、第二区間の圧縮結
果を導出する手段と、第三区間について、ランレングス
圧縮を行い、区間識別情報とランレングス圧縮結果を用
いて、第三区間の圧縮結果を導出する手段と、各区間の
圧縮結果により構成される第nラインの圧縮データに、
第nラインのデータ列と第(n+1)ラインのデータ列
に関するデータ一致/不一致を識別する情報を挿入する
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0023】また、本発明のデータ圧縮装置は、2次元
配列データにおいて、第nラインに関し、走査した区間
を、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラインのデ
ータが一致し、かつ第nラインにおいてランレングスを
構成しない第一区間、第nラインと第(n−1)ライン
のデータが一致せず、かつ第nラインにおいてランレン
グスを構成しない第二区間、又は第nラインにおいてラ
ンレングスを構成する第三区間に分類する手段と、第一
区間について、区間識別情報と該区間のデータ数を用い
て、第一区間の圧縮結果を導出する手段と、第二区間に
ついて、圧縮を行わず、区間識別情報と該区間のデータ
数及びデータ列を用いて、第二区間の圧縮結果を導出す
る手段と、第三区間について、ランレングス圧縮を行
い、区間識別情報とランレングス圧縮結果を用いて、第
三区間の圧縮結果を導出する手段と、 各区間の圧縮結
果により構成される第nラインの圧縮データに、第nラ
インのデータ列と第(n+1)ラインのデータ列に関す
るデータ一致/不一致を識別する情報を挿入する手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0024】第nラインのデータ列と第(n+1)ライ
ンのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情
報は、前記分類した各区間単位で挿入されていることが
望ましい。
【0025】第nラインのデータ列と第(n+1)ライ
ンのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情
報は、少なくとも前記第二区間の圧縮結果に挿入されて
いることが望ましい。
【0026】前記区間識別情報は、少なくとも、前記第
一区間と、前記第二区間であってかつ第nラインと第
(n+1)ラインのデータが一致する区間と、前記第二
区間であってかつ第nラインと第(n+1)ラインのデ
ータが一致しない区間と、前記第三の区間の4つの区間
を識別可能に構成されていることが望ましい。
【0027】本発明のデータ伸長装置は、2次元配列デ
ータに対する圧縮データを対象とし、ラインバッファに
格納された第(n−1)ラインの伸長結果と、圧縮デー
タに含まれる第nラインと第(n−1)ラインの差分情
報に基づいて、第nラインの伸長結果を導出するデータ
伸長装置であって、圧縮データに含まれる第nラインと
第(n+1)ラインの差分情報に基づき、第nラインと
第(n+1)ラインのデータが一致する部分について、
ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納する機能
を備えたことを特徴とする。
【0028】また、本発明のデータ伸長装置は、2次元
配列データに対する圧縮データを対象とし、第nライン
に関し、圧縮データに基づいて、伸長対象区間が第nラ
インと第(n−1)ラインのデータが一致する区間であ
るかどうかを判断する手段と、前記区間について、ライ
ンバッファに格納された第(n−1)ラインの伸長結果
と、圧縮データに含まれる前記区間のデータ数に基づ
き、第nラインの伸長結果を導出する手段と、圧縮デー
タに含まれる第nラインのデータ列と第(n+1)ライ
ンのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情
報に基づき、第nラインと第(n+1)ラインのデータ
が一致するかどうかを判断し、一致する部分について、
ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納するバッ
ファ転送手段と、を備えることを特徴とする。
【0029】また、本発明のデータ伸長装置は、2次元
配列データに対する圧縮データを対象とし、第nライン
に関し、圧縮データに含まれる区間識別情報に基づい
て、伸長対象区間を、第nラインと第(n−1)ライン
のデータが一致する第一区間、第nラインと第(n−
1)ラインのデータが一致せず、かつ第nラインにおい
てランレングスを構成しない第二区間、又は第nライン
においてランレングスを構成する第三区間に分類する区
間分類手段と、第一区間について、ラインバッファに格
納された第(n−1)ラインの伸長結果と、圧縮データ
に含まれる前記区間のデータ数に基づき、第一区間の伸
長結果を導出する手段と、第二区間について、圧縮デー
タに含まれる該区間のデータ数及びデータ列に基づき、
第二区間の伸長結果を導出する手段と、第三区間につい
て、圧縮データに含まれるランレングス圧縮結果に基づ
き、ランレングス伸長を行って、第三区間の伸長結果を
導出する手段と、圧縮データに含まれる第nラインのデ
ータ列と第(n+1)ラインのデータ列に関するデータ
一致/不一致を識別する情報に基づき、第nラインと第
(n+1)ラインのデータが一致するかどうかを判断
し、一致する部分について、ラインバッファに第nライ
ンの伸長結果を格納するバッファ転送手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0030】前記バッファ転送手段は、区間単位で、第
nラインと第(n+1)ラインのデータが一致するかど
うかを判断することが望ましい。
【0031】前記バッファ転送手段は、少なくとも第二
区間について、第nラインと第(n+1)ラインのデー
タが一致するかどうかを判断することが望ましい。
【0032】前記区間分類手段は、前記第二区間を、更
に、第nラインと第(n+1)ラインのデータが一致す
る区間、又は第nラインと第(n+1)ラインのデータ
が一致しない区間に分類することが望ましい。
【0033】本発明のプリンタ装置は、本発明のデータ
伸長装置を備えたことを特徴とする。また、本発明のプ
リンタシステムは、本発明のデータ圧縮装置を備えたホ
スト装置と、本発明のデータ伸長装置を備えたプリンタ
装置と、を備えたことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1を参照し
て本発明の第1の実施の形態を説明する。本発明の第1
の実施の形態であるデータ圧縮装置1は、2次元データ
記憶手段10と、圧縮データ記憶手段11と、制御手段
12を含んで構成される。制御手段12は、区間分類手
段13と、区間圧縮データ生成手段14と、次ライン情
報挿入手段15とを含んで構成される。
【0035】データ圧縮装置1は、物理的にはCPU、
メモリなどを備えている。2次元データ記憶手段10、
圧縮データ記憶手段11はメモリにより、制御手段12
は、メモリに格納される本発明のデータ圧縮方法におけ
る各工程を規定したプログラムをCPUが実行すること
により、機能的に実現される。
【0036】なお、データ圧縮装置1は、単一のコンピ
ュータにより構成されるものであっても、ネットワーク
上に分散した複数のコンピュータにより構成されるもの
であってもよい。
【0037】2次元データ記憶手段10は、圧縮対象と
なる2次元配列データを記憶する。2次元配列データと
しては、スキャナ、デジタルカメラ等により取得された
画像データが考えられる。今、2次元配列データはN行
×M列の大きさを持つとし、行(又は列)は第0行(又
は第0列)から始まるとする。
【0038】圧縮データ記憶手段11は、2次元配列デ
ータに対し、制御手段12によって圧縮がなされた結果
(圧縮データ)を記憶する。後述するように、圧縮デー
タは各ラインごとの圧縮結果を含んで構成される。ここ
で、「ライン」は、2次元配列データの行又は列のいず
れであっても良いが、以下ではライン=行として説明を
行う。1ラインは1又は複数の区間から成り、ラインの
圧縮結果は各区間の圧縮結果を含んで構成される。各区
間の圧縮結果は、少なくとも、該区間を識別するための
区間識別情報(マーカー)と、該区間を構成するデータ
数(区間長)を含んで構成される。
【0039】制御手段12は、区間分類処理、区間圧縮
データ生成処理、次ライン情報挿入処理等を含むデータ
圧縮処理を実行する。図1では、制御手段12において
実行される各処理をそれぞれ機能手段としてとらえて図
示している。以下、制御手段12が実行するデータ圧縮
処理について、図2に示すフローチャートに従って、説
明する。なお、各ステップは処理内容に矛盾を生じない
範囲で任意に順番を変更して実行することができる。
【0040】ステップS100において、圧縮対象ライ
ン指定変数nに0をセットする。
【0041】ステップS101において、2次元データ
記憶手段10を参照し、第(n−1)ライン、第nライ
ン、第(n+1)ラインのデータ列を読み出す。n=0
の場合の第(n−1)ライン、n=N−1の場合の第
(n+1)ラインは、2次元配列データとして存在しな
いため、値が全て0のデータ列として読み出すものとす
る。
【0042】ステップS102において、圧縮対象区間
指定変数xに0をセットする。
【0043】ステップS103〜S105において、区
間分類処理を実行する。
【0044】ステップS103において、第nラインの
データ列と第(n−1)ラインのデータ列について、x
番目のデータから走査を開始し、両ラインのデータが一
致するデータの数dを算出する。
【0045】ステップS104において、第nラインの
データ列について、x番目のデータから走査を開始し、
x番目のデータの値が連続する数(ランレングス)rを
算出する。なお、ステップS103とステップS104
の処理を、1回の第nラインの走査で実行するように構
成してもよい。
【0046】ステップS105において、圧縮対象区間
が、デルタロー区間となるか、ランレングス区間となる
か、いずれでもない区間(非圧縮区間)となるかを判断
する。すなわち、d=r=0の場合、圧縮対象区間を非
圧縮区間に分類し、r≦d≠0の場合、圧縮対象区間を
デルタロー区間に分類し、d<r≠0の場合、圧縮対象
区間をランレングス区間に分類する。なお、デルタロー
区間であるか、それ以外の区間であるかは、第nライン
と第(n−1)ラインの差分情報に相当する。
【0047】ステップS106〜S112において、区
間圧縮データ生成処理を実行する。
【0048】ステップS106において、圧縮対象区間
がデルタロー区間に分類されている場合、区間識別情報
にデルタロー区間を示す情報をセットする。また、x=
x+dとする。そして、区間識別情報と区間長dを含む
組を、区間圧縮結果として導出し、圧縮データ記憶手段
11に記憶する。
【0049】ステップS107において、圧縮対象区間
がランレングス区間に分類されている場合、区間識別情
報にランレングス区間を示す情報をセットする。また、
x=x+rとする。そして、区間識別情報と区間長rと
x番目のデータの値(ランレングス区間において繰り返
されるデータ値)を含む組を、区間圧縮結果として導出
し、圧縮データ記憶手段11に記憶する。
【0050】ステップS108において、圧縮対象区間
が非圧縮区間に分類されている場合、非圧縮区間の区間
長hを算出する。具体的には、x+α番目のデータを基
準として、ステップS103、ステップS104と同様
の処理を実行した場合に、d≧β又はr≧βが成立
するαを検出し、h=αとする。なお、β、βは、
デルタロー区間やランレングス区間とした方が、非圧縮
区間とするよりもデータ長が短くなるように、適切な値
を設定すればよい。例えば、βは、β≧(区間識別
情報を表すためのデータ長+最大許容デルタロー区間を
表すためのデータ長)/(1データを表すためのデータ
長)を満たすように、βは、β≧(区間識別情報を
表すためのデータ長+最大許容ランレングス区間を表す
ためのデータ長+1データを表すためのデータ長)/
(1データを表すためのデータ長)を満たすように設定
する。
【0051】次に、ステップS109〜S111におい
て、区間識別情報に対する次ライン情報挿入処理を実行
する。次ライン情報とは、第nラインと第(n+1)ラ
インとの関係が一部又は全部においてデルタロー区間を
形成するか否かを示す情報である。具体的には、第nラ
インのデータ列と第(n+1)ラインのデータ列につい
て、x番目のデータから走査を開始し、両ラインのデー
タが一致するデータの数zを算出する(ステップS10
9)。そして、z=0の場合、区間識別情報に、非圧縮
区間であり、かつ次ラインとの関係が全部においてデル
タロー区間を形成しないことを示す情報をセットする
(ステップS110)。また、z≠0の場合、区間識別
情報に、非圧縮区間であり、かつ次ラインとの関係が一
部又は全部においてデルタロー区間を形成することを示
す情報をセットする(ステップS111)。
【0052】ステップS112において、x=x+hと
する。そして、区間識別情報、区間長h、x番目のデー
タの値、・・・、(x+h−1)番目のデータの値を含
む組を、区間圧縮結果として導出し、圧縮データ記憶手
段11に記憶する。
【0053】ステップS113において、x<Mの場
合、ステップS103に戻る。そうでない場合、第nラ
インについてのデータ圧縮処理を終了し、n=n+1と
して、ステップS114に進む。
【0054】ステップS114において、n<Nの場
合、ステップS101に戻る。そうでない場合は、デー
タ圧縮処理を終了する。
【0055】圧縮データ記憶手段11に記憶される各区
間圧縮結果を走査方向順に並べたものがライン圧縮結果
に、ライン圧縮結果を副走査方向順に並べたものがデー
タ圧縮結果となり、かかるデータ圧縮結果にデータサイ
ズ(N、M)を付加して圧縮データが生成される。な
お、ライン圧縮結果間にライン区切りを示す情報を挿入
してもよい。また、ライン番号nを与えることで第nラ
インの圧縮結果が取得できるように構成されていれば、
必ずしもライン圧縮結果の並びを副走査方向順としなく
てもよい。
【0056】(第2の実施形態)次に、図3を参照して
本発明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第2の
実施の形態であるデータ伸長装置2は、圧縮データ記憶
手段20と、ラインバッファ21と、2次元配列データ
記憶手段22と、制御手段23を含んで構成される。制
御手段23は、区間分類手段24と、区間伸長データ生
成手段25と、バッファ転送手段26とを含んで構成さ
れる。
【0057】データ伸長装置2は、物理的にはCPU、
メモリなどを備えている。圧縮データ記憶手段20、ラ
インバッファ21、2次元データ記憶手段22はメモリ
により、制御手段23は、メモリに格納される本発明の
データ伸長方法における各工程を規定したプログラムを
CPUが実行することにより、機能的に実現される。
【0058】なお、データ伸長装置2は、単一のコンピ
ュータにより構成されるものであっても、ネットワーク
上に分散した複数のコンピュータにより構成されるもの
であってもよい。
【0059】圧縮データ記憶手段20は、2次元配列デ
ータに対し、本発明に係るデータ圧縮装置によって圧縮
がなされた結果である圧縮データを記憶する。
【0060】ラインバッファ21は、データ伸長処理に
おいて、伸長済みの前ラインの伸長結果を格納するため
に使用するワークメモリである。ラインバッファ21
は、2次元データ記憶手段22(後述)より高速に読み
出し/書き込みができるように構成されている。初期値
は0が格納されているとする。
【0061】2次元データ記憶手段22は、伸長結果の
2次元配列データを記憶する。第1実施形態と同様に、
2次元配列データはN行×M列の大きさを持つとし、行
(又は列)は第0行(又は第0列)から始まるとする。
【0062】制御手段23は、区間分類処理、区間伸長
データ生成処理、バッファ転送処理等を実行する。図3
では、制御手段23において実行される上記の各処理を
それぞれ機能手段としてとらえて図示している。以下、
制御手段23が実行するデータ伸長処理について、図4
に示すフローチャートに従って、説明する。なお、各ス
テップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を
変更して実行することができる。
【0063】ステップS200において、伸長対象ライ
ン指定変数nに0をセットする。
【0064】ステップS201において、圧縮データ記
憶手段20を参照し、第nラインの圧縮結果を読み出
す。
【0065】ステップS202において、伸長対象区間
指定変数x、圧縮データ読出位置指定変数yに0をセッ
トする。
【0066】ステップS203〜S206において、区
間分類処理を実行する。
【0067】ステップS203において、第nラインの
圧縮結果のyで指定される位置より、区間識別情報、区
間長を抽出する。そして、y=y+(区間識別情報を表
すためのデータ長+区間長を表すためのデータ長)とす
る。
【0068】ステップS204において、前記抽出した
区間識別情報に基づき、伸長対象区間を、デルタロー区
間、ランレングス区間、非圧縮区間かつ第(n+1)ラ
インと一部又は全部においてデルタロー区間を形成する
区間、非圧縮区間かつ第(n+1)ラインと一部又は全
部においてデルタロー区間を形成しない区間、のいずれ
かに分類する。
【0069】ステップS205〜S208において、区
間伸長データ生成処理を実行する。
【0070】ステップS205において、伸長対象区間
がデルタロー区間に分類されている場合、ラインバッフ
ァ21を参照して、x番目のデータを先頭として前記抽
出した区間長分のデータ列を読み出す。次に、2次元デ
ータ記憶手段22を参照し、第nライン格納領域のx番
目から(x+区間長)番目のデータ位置に前記読み出し
たデータ列を記憶する。次に、x=x+区間長とする。
【0071】ステップS206において、伸長対象区間
がランレングス区間に分類されている場合、第nライン
の圧縮結果のyで指定される位置より、ランレングス区
間において繰り返されるデータ値を読み出す。次に、2
次元データ記憶手段22を参照し、第nライン格納領域
のx番目から(x+区間長)番目のデータ位置に、それ
ぞれ前記読み出したデータ値を記憶する。また、バッフ
ァ転送処理を実行する。すなわち、ラインバッファ21
を参照し、x番目から(x+区間長)番目のデータ位置
に、前記読み出したデータ列を記憶する。次に、x=x
+区間長、y=y+(データ値を表すためのデータ長)
とする。
【0072】ステップS207において、伸長対象区間
が非圧縮区間かつ第(n+1)ラインと一部又は全部に
おいてデルタロー区間を形成する区間に分類されている
場合、第nラインの圧縮結果のyで指定される位置よ
り、前記抽出した区間長分のデータ列を読み出す。次
に、2次元データ記憶手段22を参照し、第nライン格
納領域のx番目から(x+区間長)番目のデータ位置
に、前記読み出したデータ列を記憶する。また、バッフ
ァ転送処理を実行する。すなわち、ラインバッファ21
を参照し、x番目から(x+区間長)番目のデータ位置
に、前記読み出したデータ列を記憶する。次に、x=x
+区間長、y=y+(前記抽出した区間長分のデータ列
を表すためのデータ長)とする。
【0073】ステップS208において、伸長対象区間
が非圧縮区間かつ第(n+1)ラインと全部においてデ
ルタロー区間を形成しない区間に分類されている場合、
第nラインの圧縮結果のyで指定される位置より、前記
抽出した区間長分のデータ列を読み出す。次に、2次元
データ記憶手段22を参照し、第nライン格納領域のx
番目から(x+区間長)番目のデータ位置に、前記読み
出したデータ列を記憶する。次に、x=x+区間長、y
=y+(前記抽出した区間長分のデータ列を表すための
データ長)とする。なお、バッファ転送処理は行わな
い。
【0074】ステップS209において、x<Mの場
合、ステップS203に戻る。そうでない場合、第nラ
インについてのデータ伸長処理を終了し、n=n+1と
して、ステップS210に進む。
【0075】ステップS210において、n<Nの場
合、ステップS201に戻る。そうでない場合は、デー
タ伸長処理を終了する。
【0076】(第3の実施形態)次に、図5を参照し
て、本発明の第3の実施の形態を説明する。本発明の第
3の実施の形態であるプリンタシステム3は、データ圧
縮装置1、送信手段30を備えるホスト装置4と、受信
手段31、データ伸長装置2、印刷手段32を備えるプ
リンタ装置5を含んで構成される。
【0077】ホスト装置4、プリンタ装置5は、物理的
にはCPU、メモリなどを備えており、上記の各手段
は、メモリに格納されるアプリケーションプログラムを
CPUが実行することにより機能的に実現される。
【0078】データ圧縮装置1、データ伸長装置2の構
成・動作については、原則として、第1の実施形態、第
2の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、
2次元配列データは画像データとなる。
【0079】2次元データ記憶手段10(22)、圧縮
データ記憶手段11(20)については、ホスト装置
4、プリンタ装置5が備えるメモリにより構成してもよ
い。また、データ圧縮装置1の制御手段12、データ伸
長装置2の制御手段23についても、ホスト装置4、プ
リンタ装置5が備えるCPUによって機能的に実現する
ように構成してもよい。
【0080】送信手段30は、圧縮データ記憶手段11
に記憶される画像圧縮データに基づき、所定のプリンタ
制御言語に従って印刷データを生成する。そして、ネッ
トワーク等を介して、例えばIEEE1284.D4形
式で、印刷データやコマンドをプリンタ装置5に出力す
る。
【0081】受信手段31は、ホスト装置4より印刷デ
ータやコマンドを受信し、記憶する。そして、印刷デー
タより画像圧縮データを抽出し、圧縮データ記憶手段2
0に記憶する。
【0082】印刷手段32は、プリンタ制御手段と、印
刷ヘッドや紙送り機構(キャリッジ、キャリッジ駆動モ
ータなど)等を含む印刷エンジン等から構成される。
【0083】プリンタ制御手段は、受信手段31を介し
てホスト装置4から印刷動作を要求するコマンド等を受
信した場合、印刷エンジンに給紙命令を出力する。印刷
エンジンは、この給紙命令を受けて、紙送り機構等を制
御して印刷開始に必要な状態を整える。そして、プリン
タ制御手段に対し、データ転送要求を出力する。プリン
タ制御手段は、かかるデータ転送要求を受けて、印刷エ
ンジンから送られる同期信号に従って、2次元データ記
憶手段22に記憶される画像データを印刷エンジンに対
し転送し、印刷エンジンを制御しながら印刷を実行す
る。
【0084】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施の形態について説明する。第4の実施形態は、情報
処理プログラムを記録した記録媒体を備える。この記録
媒体はCD−ROM、磁気ディスク、半導体メモリその
他の記録媒体であってよく、ネットワークを介して流通
する場合も含む。また、ホスト装置用やプリンタ装置用
のカードやオプションボードとして流通する場合も含
む。
【0085】情報処理プログラムは記録媒体から情報処
理装置に読み込まれ、情報処理装置の動作を制御する。
情報処理装置は、情報処理プログラムの制御により、2
次元配列データにおいて、第nラインを、少なくとも、
第nラインと第(n−1)ラインのデータが一致する第
一区間と、第nラインと第(n−1)ラインのデータが
一致せず、かつ第nラインにおいてランレングスを構成
しない第二区間と、第nラインと第(n−1)ラインの
データが一致せず、かつ第nラインにおいてランレング
スを構成する第三区間の3つに分類する工程と、第一区
間については区間識別情報と該区間のデータ数を用い
て、第二区間については区間識別情報と該区間のデータ
数及びデータ列を用いて、第三区間については区間識別
情報とランレングス圧縮結果を用いて、第nラインの圧
縮データを生成する工程と、前記第nラインの圧縮デー
タに、第nラインのデータ列と第(n+1)ラインのデ
ータ列に関するデータ一致/不一致を識別する情報を挿
入する工程等を実行する。
【0086】また、情報処理装置は、情報処理プログラ
ムの制御により、2次元配列データに対する圧縮データ
を対象とし、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラ
インのデータが一致する区間については、ラインバッフ
ァに格納された第(n−1)ラインの伸長結果と、圧縮
データに含まれる前記区間のデータ数に基づいて、第n
ラインの伸長結果を導出する工程と、圧縮データに含ま
れる第nラインのデータ列と第(n+1)ラインのデー
タ列に関するデータ一致/不一致を識別する情報に基づ
き、第nラインと第(n+1)ラインのデータが一致す
るかどうかを判断し、一致する部分について、ラインバ
ッファに第nラインの伸長結果を格納するバッファ転送
工程等を実行する。
【0087】すなわち、情報処理装置は情報処理プログ
ラムの制御により、図1におけるデータ圧縮装置1、又
は/及び図3におけるデータ伸長装置2による処理と同
一の処理を実行する。
【0088】(その他)本発明は上記実施形態に限定さ
れることなく、種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、第3実施形態ではプリンタシステムに適用
した場合について説明したが、送信側で画像を圧縮して
転送し、受信側で伸長する構成を備えるシステムであれ
ば、プリンタシステム以外であっても本発明の効果を得
ることが可能である。例えば、複写機、スキャナ、ファ
クシミリ等を含むシステムに対して本発明を適用するこ
とが考えられる。
【0089】また、第1実施形態では、デルタロー区間
であり、かつランレングス区間である場合には、デルタ
ロー圧縮を適用するように構成したが、代わりにランレ
ングス圧縮を適用するように構成してもよい。この場
合、ステップS105において、d=r=0の場合、圧
縮対象区間を非圧縮区間に分類し、r<d≠0の場合、
圧縮対象区間をデルタロー区間に分類し、d≦r≠0の
場合、圧縮対象区間をランレングス区間に分類するよう
に構成する。
【0090】また、第1及び第2実施形態では、圧縮対
象区間(伸長対象区間)を、デルタロー区間、ランレン
グス区間、非圧縮区間かつ第(n+1)ラインと一部又
は全部においてデルタロー区間を形成する区間、非圧縮
区間かつ第(n+1)ラインと一部又は全部においてデ
ルタロー区間を形成しない区間の4つに分類しており、
非圧縮区間についてのみ、次ラインとの間でデルタロー
区間を形成するかどうかを識別するように構成してい
る。写真等の画像データは非圧縮区間を多く含むため、
上記4つに分類することで、伸長する際のバッファ転送
回数を十分に減らすことができるが、更に、非圧縮区間
以外の区間についても、次ラインとの間でデルタロー区
間を形成するかどうかを識別するように構成すること
で、よりバッファ転送回数を減らすことが可能となる。
【0091】例えば、図6に示すように、圧縮対象区間
(伸長対象区間)を、適用圧縮アルゴリズムに基づく
(デルタロー区間、ランレングス区間、非圧縮区間)の
3つと、次ラインとの関係に基づく(第(n+1)ライ
ンと一部又は全部においてデルタロー区間を形成する区
間、第(n+1)ラインと全部においてデルタロー区間
を形成しない区間)の2つの組合わせで特定される6つ
に分類する。データ圧縮する際には、デルタロー区間や
ランレングス区間に対しても、区間識別情報に対する次
ライン情報挿入処理を実行するように構成する。また、
データ伸長する際には、区間識別情報に基づき、第(n
+1)ラインと一部又は全部においてデルタロー区間を
形成する区間と分類された場合に、バッファ転送処理を
行うように構成する。
【0092】
【発明の効果】本発明の構成によれば、データ圧縮を行
う際に圧縮データに次ライン情報を挿入するように構成
したため、データ伸長を行う際に、圧縮データに含まれ
る次ライン情報に基づいて、ラインバッファへの転送を
行うかどうかを制御することが可能となる。すなわち、
次ラインとの間でデルタロー区間を形成しない場合はラ
インバッファへのバッファ転送処理を行わないように制
御できるため、従来のデルタロー圧縮/伸長と比較し
て、バッファ転送処理にかかる処理時間を低減させるこ
とができ、高速に伸長処理を実行することができる。
【0093】特に、写真等の画像データに対してランレ
ングス圧縮/伸長とデルタロー圧縮/伸長を併用適用す
る場合、非圧縮区間を多く含むこととなるため、少なく
とも非圧縮区間について次ライン情報を挿入するように
構成することで、高速に伸長処理を実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態におけるデータ圧縮
装置の機能構成図を示すブロック図である。
【図2】 データ圧縮処理の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図3】 本発明の第2の実施形態におけるデータ伸長
装置の機能構成図を示すブロック図である。
【図4】 データ伸長処理の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図5】 本発明の第3の実施形態におけるプリンタシ
ステムの機能構成図を示すブロック図である。
【図6】 圧縮対象区間(伸長対象区間)の分類例を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 データ圧縮装置 2 データ伸長装置 3 ホスト装置 4 プリンタ装置 5 プリンタシステム 10、22 2次元データ記憶手段 11、20 圧縮データ記憶手段 21 ラインバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK15 MA04 ME05 PP01 RC00 SS20 SS28 UA02 UA33 5C078 AA04 BA35 CA31 DA01 DA02 5J064 AA03 BA01 BA08 BC01 BC14 BC26 BD06 BD07

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次元配列データにおいて、第nライン
    のデータ列と第(n−1)ラインのデータ列との差分情
    報に基づいて、第nラインの圧縮データを生成するデー
    タ圧縮装置であって、 前記第nラインの圧縮データに、第nラインのデータ列
    と第(n+1)ラインのデータ列の差分情報を挿入する
    機能を備えることを特徴とするデータ圧縮装置。
  2. 【請求項2】 2次元配列データにおいて、第nライン
    に関し、走査した区間を、少なくとも、第nラインと第
    (n−1)ラインのデータが一致する一致区間、又は第
    nラインと第(n−1)ラインのデータが一致しない不
    一致区間に分類する手段と、 一致区間について、一致することを示す識別情報と該区
    間のデータ数を用いて、一致区間の圧縮結果を導出する
    手段と、 不一致区間について、一致しないことを示す識別情報と
    該区間について所定の符号化を行った結果を用いて、不
    一致区間の圧縮結果を導出する手段と、 各区間の圧縮結果により構成される第nラインの圧縮デ
    ータに、第nラインのデータ列と第(n+1)ラインの
    データ列に関するデータ一致/不一致を識別する情報を
    挿入する手段と、を備えたことを特徴とするデータ圧縮
    装置。
  3. 【請求項3】 2次元配列データにおいて、第nライン
    に関し、走査した区間を、少なくとも、第nラインと第
    (n−1)ラインのデータが一致する第一区間、第nラ
    インと第(n−1)ラインのデータが一致せず、かつ第
    nラインにおいてランレングスを構成しない第二区間、
    又は第nラインと第(n−1)ラインのデータが一致せ
    ず、かつ第nラインにおいてランレングスを構成する第
    三区間に分類する手段と、 第一区間について、区間識別情報と該区間のデータ数を
    用いて、第一区間の圧縮結果を導出する手段と、 第二区間について、圧縮を行わず、区間識別情報と該区
    間のデータ数及びデータ列を用いて、第二区間の圧縮結
    果を導出する手段と、 第三区間について、ランレングス圧縮を行い、区間識別
    情報とランレングス圧縮結果を用いて、第三区間の圧縮
    結果を導出する手段と、 各区間の圧縮結果により構成される第nラインの圧縮デ
    ータに、第nラインのデータ列と第(n+1)ラインの
    データ列に関するデータ一致/不一致を識別する情報を
    挿入する手段と、を備えたことを特徴とするデータ圧縮
    装置。
  4. 【請求項4】 2次元配列データにおいて、第nライン
    に関し、走査した区間を、少なくとも、第nラインと第
    (n−1)ラインのデータが一致し、かつ第nラインに
    おいてランレングスを構成しない第一区間、第nライン
    と第(n−1)ラインのデータが一致せず、かつ第nラ
    インにおいてランレングスを構成しない第二区間、又は
    第nラインにおいてランレングスを構成する第三区間に
    分類する手段と、 第一区間について、区間識別情報と該区間のデータ数を
    用いて、第一区間の圧縮結果を導出する手段と、 第二区間について、圧縮を行わず、区間識別情報と該区
    間のデータ数及びデータ列を用いて、第二区間の圧縮結
    果を導出する手段と、 第三区間について、ランレングス圧縮を行い、区間識別
    情報とランレングス圧縮結果を用いて、第三区間の圧縮
    結果を導出する手段と、 各区間の圧縮結果により構成される第nラインの圧縮デ
    ータに、第nラインのデータ列と第(n+1)ラインの
    データ列に関するデータ一致/不一致を識別する情報を
    挿入する手段と、を備えたことを特徴とするデータ圧縮
    装置。
  5. 【請求項5】 第nラインのデータ列と第(n+1)ラ
    インのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する
    情報は、前記分類した各区間単位で挿入されていること
    を特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のデ
    ータ圧縮装置。
  6. 【請求項6】 第nラインのデータ列と第(n+1)ラ
    インのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別する
    情報は、少なくとも前記第二区間の圧縮結果に挿入され
    ていることを特徴とする請求項3又は4記載のデータ圧
    縮装置。
  7. 【請求項7】 前記区間識別情報は、少なくとも、前記
    第一区間と、前記第二区間であってかつ第nラインと第
    (n+1)ラインのデータが一致する区間と、前記第二
    区間であってかつ第nラインと第(n+1)ラインのデ
    ータが一致しない区間と、前記第三の区間の4つの区間
    を識別可能に構成されていることを特徴とする請求項3
    又は4記載のデータ圧縮装置。
  8. 【請求項8】 2次元配列データに対する圧縮データを
    対象とし、ラインバッファに格納された第(n−1)ラ
    インの伸長結果と、圧縮データに含まれる第nラインと
    第(n−1)ラインの差分情報に基づいて、第nライン
    の伸長結果を導出するデータ伸長装置であって、 圧縮データに含まれる第nラインと第(n+1)ライン
    の差分情報に基づき、第nラインと第(n+1)ライン
    のデータが一致する部分について、ラインバッファに第
    nラインの伸長結果を格納する機能を備えたことを特徴
    とするデータ伸長装置。
  9. 【請求項9】 2次元配列データに対する圧縮データを
    対象とし、第nラインに関し、圧縮データに基づいて、
    伸長対象区間が第nラインと第(n−1)ラインのデー
    タが一致する区間であるかどうかを判断する手段と、 前記区間について、ラインバッファに格納された第(n
    −1)ラインの伸長結果と、圧縮データに含まれる前記
    区間のデータ数に基づいて、第nラインの伸長結果を導
    出する手段と、 圧縮データに含まれる第nラインのデータ列と第(n+
    1)ラインのデータ列に関するデータ一致/不一致を識
    別する情報に基づき、第nラインと第(n+1)ライン
    のデータが一致するかどうかを判断し、一致する部分に
    ついて、ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納
    するバッファ転送手段と、を備えることを特徴とするデ
    ータ伸長装置。
  10. 【請求項10】 2次元配列データに対する圧縮データ
    を対象とし、第nラインに関し、圧縮データに含まれる
    区間識別情報に基づいて、伸長対象区間を、第nライン
    と第(n−1)ラインのデータが一致する第一区間、第
    nラインと第(n−1)ラインのデータが一致せず、か
    つ第nラインにおいてランレングスを構成しない第二区
    間、又は第nラインにおいてランレングスを構成する第
    三区間に分類する区間分類手段と、 第一区間について、ラインバッファに格納された第(n
    −1)ラインの伸長結果と、圧縮データに含まれる前記
    区間のデータ数に基づき、第一区間の伸長結果を導出す
    る手段と、 第二区間について、圧縮データに含まれる該区間のデー
    タ数及びデータ列に基づき、第二区間の伸長結果を導出
    する手段と、 第三区間について、圧縮データに含まれるランレングス
    圧縮結果に基づき、ランレングス伸長を行って、第三区
    間の伸長結果を導出する手段と、 圧縮データに含まれる第nラインのデータ列と第(n+
    1)ラインのデータ列に関するデータ一致/不一致を識
    別する情報に基づき、第nラインと第(n+1)ライン
    のデータが一致するかどうかを判断し、一致する部分に
    ついて、ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納
    するバッファ転送手段と、を備えたことを特徴とするデ
    ータ伸長装置。
  11. 【請求項11】 前記バッファ転送手段は、区間単位
    で、第nラインと第(n+1)ラインのデータが一致す
    るかどうかを判断することを特徴とする請求項9又は1
    0記載のデータ伸長装置。
  12. 【請求項12】 前記バッファ転送手段は、少なくとも
    第二区間について、第nラインと第(n+1)ラインの
    データが一致するかどうかを判断することを特徴とする
    請求項10記載のデータ伸長装置。
  13. 【請求項13】 前記区間分類手段は、前記第二区間
    を、更に、第nラインと第(n+1)ラインのデータが
    一致する区間、又は第nラインと第(n+1)ラインの
    データが一致しない区間に分類することを特徴とする請
    求項10記載のデータ伸長装置。
  14. 【請求項14】 請求項8乃至13のいずれか1項に記
    載のデータ伸長装置を備えたことを特徴とするプリンタ
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    のデータ圧縮装置を備えたホスト装置と、請求項8又は
    13記載のデータ伸長装置を備えたプリンタ装置と、を
    備えたことを特徴とするプリンタシステム。
  16. 【請求項16】 2次元配列データにおいて、第nライ
    ンのデータ列と第(n−1)ラインのデータ列との差分
    情報に基づいて、第nラインの圧縮データを生成するデ
    ータ圧縮方法であって、 前記第nラインの圧縮データに、第nラインのデータ列
    と第(n+1)ラインのデータ列の差分情報を挿入する
    ことを特徴とするデータ圧縮方法。
  17. 【請求項17】 2次元配列データにおいて、第nライ
    ンに関し、走査した区間を、少なくとも、第nラインと
    第(n−1)ラインのデータが一致する区間と、第nラ
    インと第(n−1)ラインのデータが一致しない区間の
    2つに分類し、前者については一致することを示す識別
    情報と該区間のデータ数を用いて、後者については一致
    しないことを示す識別情報と該区間について所定の符号
    化を行った結果を用いて、第nラインの圧縮データを生
    成するデータ圧縮方法であって、 前記第nラインの圧縮データに、第nラインのデータ列
    と第(n+1)ラインのデータ列に関するデータ一致/
    不一致を識別する情報を挿入することを特徴とするデー
    タ圧縮方法。
  18. 【請求項18】 第nラインのデータ列と第(n+1)
    ラインのデータ列に関するデータ一致/不一致を識別す
    る情報は、前記分類した各区間単位で挿入されているこ
    とを特徴とする請求項17記載のデータ圧縮方法。
  19. 【請求項19】 2次元配列データに対する圧縮データ
    を対象とし、ラインバッファに格納された第(n−1)
    ラインの伸長結果と、圧縮データに含まれる第nライン
    と第(n−1)ラインの差分情報に基づいて、第nライ
    ンの伸長結果を導出するデータ伸長方法であって、 圧縮データに含まれる第nラインと第(n+1)ライン
    の差分情報に基づき、第nラインと第(n+1)ライン
    のデータが一致する部分について、ラインバッファに第
    nラインの伸長結果を格納することを特徴とするデータ
    伸長方法。
  20. 【請求項20】 2次元配列データに対する圧縮データ
    を対象とし、少なくとも、第nラインと第(n−1)ラ
    インのデータが一致する区間については、ラインバッフ
    ァに格納された第(n−1)ラインの伸長結果と、圧縮
    データに含まれる前記区間のデータ数に基づいて、第n
    ラインの伸長結果を導出するデータ伸長方法であって、 圧縮データに含まれる第nラインのデータ列と第(n+
    1)ラインのデータ列に関するデータ一致/不一致を識
    別する情報に基づき、第nラインと第(n+1)ライン
    のデータが一致するかどうかを判断し、一致する部分に
    ついて、ラインバッファに第nラインの伸長結果を格納
    するバッファ転送工程を備えることを特徴とするデータ
    伸長方法。
  21. 【請求項21】 前記バッファ転送工程は、区間単位
    で、第nラインと第(n+1)ラインのデータが一致す
    るかどうかを判断することを特徴とする請求項20記載
    のデータ伸長方法。
  22. 【請求項22】 請求項16乃至18のいずれか一項に
    記載のデータ圧縮方法をコンピュータで実行させるため
    のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項19乃至21のいずれか一項に
    記載のデータ伸長方法をコンピュータで実行させるため
    のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346698A (ja) * 2004-05-07 2005-12-15 Ricoh Co Ltd 画像情報制御装置、画像情報制御システム、プリンタドライバ、画像情報制御方法、その方法をコンピュータで実行するプログラム、および記録媒体
US7684629B2 (en) 2004-01-26 2010-03-23 Fujifilm Corporation Data compression apparatus, and data compression program storage medium
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US10182178B2 (en) 2016-09-30 2019-01-15 Kyocera Document Solutions Inc. Parallel fast drawing of unrotated delta row encoded images

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