JP2002150384A - 表示器付き自動販売機 - Google Patents

表示器付き自動販売機

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JP2002150384A
JP2002150384A JP2000345526A JP2000345526A JP2002150384A JP 2002150384 A JP2002150384 A JP 2002150384A JP 2000345526 A JP2000345526 A JP 2000345526A JP 2000345526 A JP2000345526 A JP 2000345526A JP 2002150384 A JP2002150384 A JP 2002150384A
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JP
Japan
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display
vending machine
control unit
information
automatic vending
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000345526A
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English (en)
Inventor
Junichi Nozaki
淳一 野崎
Toshiya Nishimura
俊也 西村
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Fuji Denki Reiki KK
Original Assignee
Fuji Denki Reiki KK
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の投入金額の表示に止まらず、利用者
に便を与え、販売促進に有用な情報をも表示し得る大型
の表示器を使用し、しかも表示器のコストに見合った利
点を得ることのできる表示器付き自動販売機を提供する 【解決手段】 自動販売機の本体1の正面に内側に回転
可能な表示器10を配置し、自動販売機の扉12の開放
状態においてこの表示器10を回転して表示面16を反
転させ、自動販売機の内側から表示器10の表示を見得
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の情報を表示
し得る表示器を備えた自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機に表示器を設け、利用者の投
入金額を表示することは既に行われているが、それに使
用される表示器は通常7セグメントの価格表示器であ
り、それ以上の情報を表示させることはできない。一方
表示器に広告映像や商品情報を表示して販売促進に利用
することも提案されているが、価格表示器に比し大型の
表示器を必要とし、例えば液晶モニターを使用しようと
するとコストが高くなり、実用上難がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、投入
金額の表示に止まらず、更に利用者に便を与え、販売促
進に有用な情報をも表示し得る大型の表示器を使用し、
しかも表示器に要するコストに見合った利点を得ること
のできる表示器付き自動販売機を提供することを課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、自動販売機の本体正面に内側に
回転可能な表示器を配置し、自動販売機の扉の開放状態
においてこの表示器を回転して表示面を反転させ、自動
販売機の内側から表示器の表示を見得るようにしたもの
である。
【0005】本発明の自動販売機の使用状態において表
示器に表示させる情報は、利用者が投入した金額に止ま
らず、利用者に自動販売機の利用上便利な情報、自動販
売機管理側の宣伝情報などであり、表示器を内側に反転
させたとき表示させる情報は、自動販売機のルートマ
ン、サービスマンが、商品の補充、自動販売機の保守、
修理等を行う上で有用な各種の情報である。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示す実施例について説明する。
【0007】図1aは本発明の実施例の正面図、図1b
はその表示器部分の断面図である。1は自動販売機本
体、2はその電照部、3は商品見本、4は商品選択ボタ
ン、5は硬貨投入口、6は紙幣投入口、7は返却レバ
ー、8は硬貨返却口、9は商品搬出口、10は電照部2
の右下部に配置した液晶モニターである。液晶モニター
10は、図1bに示すように、その左側部に上下に延び
る回転軸11を有し、この回転軸11は本体の扉12に
設けられた上下の孔13、14に挿入されることによっ
てヒンジ式に支持され、液晶モニター10が回転軸11
の周りに回転し得るようになっており、また通常の販売
状態においては液晶モニター10が回転するのを阻止す
るため回転軸と対向する右側にロック機構15が設けら
れている。この液晶モニター10は通常の販売時には表
示面16は正面を向き、利用者に表示情報が提供され、
ルートマンやサービスマンが種々の作業のため扉12を
開け、ロック機構15を外し、液晶モニター10を回転
軸11の周りに回転させ、表示面16を内側に反転させ
ることにより、作業上必要な情報を表示させ、その表示
情報を参照しながら作業を効率よく進めることができ
る。
【0008】図2は自動販売機の扉12を開放したとき
の状態を示す斜視図である。図1と同等部分には同符号
を付してある。扉12の内側には、コインメック17、
ビルメック18、主制御部19が配置され、液晶モニタ
ー10は回転軸11の周りに回転して、表示面16が内
側に向いた状態が示されており、販売時には液晶モニタ
ー10は扉12の空所20に収納される。21は内扉、
22は商品収納室、23は商品搬出路、24は冷却器、
加熱器等の収納部である。ルートマンやサービスマンは
扉12、内扉21を開け、液晶モニター10のロック機
構15を外すことにより、液晶モニター10を内側に向
け回転し、表示面16を反転させることができ、その状
態で作業に必要とする情報を表示させ、それをマニュア
ルとして作業を進める。
【0009】ルートマンやサービスマンに必要な情報を
提供するために、また商品購入者に情報を提供するため
に、本発明の自動販売機の制御系統は例えば図3に示す
ような構成を持っている。即ち、31は主制御部、32
は主制御部31に接続された表示制御部、33は表示制
御部32により表示内容を制御される液晶モニター、3
4は主制御部31に接続された冷温制御部・販売制御部
で、この冷温制御部・販売制御部34にはその駆動部と
してコンデンサ35、加熱器36、モータ37、販売ソ
レノイド38、売切れスイッチ39、ファンモータ4
0、温度センサー41、風量センサー42が所属してい
る。主制御部31には情報出力用テンキー43が設けら
れ、このテンキー43を使用して所定の番号を入力する
ことにより所望の情報を導き出すことができる。また表
示制御部32には表示データ記憶部44が接続され、表
示制御部32、表示データ記憶部44には外部ネットワ
ーク45が接続されている。
【0010】次に図3により操作員がどのようにして各
種の情報を得ることができるかを説明する。
【0011】1.故障原因、点検箇所及び修理方法に関
する情報:商品が冷えない、温まらない、売切れランプ
が点灯して商品を購入できない、買った商品が出てこな
い、といった故障に対し、故障箇所の検知、対応方法を
表示するものである。冷温制御部・販売制御部34に所
属する駆動部に故障が発生すると、その各検知器が故障
を検知して発生した箇所を冷温制御部・販売制御部34
に伝送する。故障情報を受信した冷温制御部・販売制御
部34は主制御部31にその情報を転送し、主制御部3
1はその故障情報を記憶する。操作員が主制御部31に
設けられたテンキー43により予め定めた番号を打ち込
むことによって、主制御部31は記憶した故障情報を取
出し、表示制御部32を介してモニター33に表示せし
める。それによって操作員は例えば販売ソレノイド38
が故障していることを知り、買った商品が出ないという
クレームに対応することができる。
【0012】2.清掃時期、部品交換時期に関する情
報:自動販売機の各部分をいつ清掃するか、各部品をい
つ交換すればよいかを的確に判断することは、自動販売
機を円滑に運転する上で重要な要素である。そのため、
例えば各駆動部の累積動作時間を測定したり、センサー
41又は42により検出されたコンデンサ35の温度又
は入口、出口の風量によるコンデンサの目詰まりを検出
する。即ち、累積動作時間が設定時間に達したら、或い
はコンデンサの目詰まりが検出されたら、その情報を主
制御部31に伝送し、主制御部31はその情報を記憶す
る。操作員が主制御部31に設けられたテンキー43に
より予め定めた番号を打ち込むことによって、主制御部
31は記憶した先の情報を取出し、表示制御部32を介
してモニター33に表示せしめる。それによって操作員
は例えば累積動作設定時間に達したコンデンサ35を清
掃しなければならないことを知ることができ、商品があ
まりよく冷えないといった状態になる前にコンデンサ3
5の清掃を行い、自動販売機を円滑に運転することがで
きる。
【0013】3.販売履歴、故障履歴に関する情報:自
動販売機は無人運転であるから商品が購入者に確かに受
け取られたかどうか確認し難く、利用者から商品が出な
かったといった苦情がきた場合の対応が困難である。こ
の点で、商品の搬出に関連する販売ソレノイド38の作
動状況を知ることができれば、利用者のクレームの真偽
に対する判断基準の一つが得られることになる。販売ソ
レノイド38が動作したときその情報を冷温制御部・販
売制御部34から主制御部31に伝送し、主制御部31
において販売ソレノイド38が動作して販売が行われた
販売日時を記憶する。また、自動販売機に生じた各種の
故障を主制御部31に記憶しておくことによって自動販
売機の故障解析にも重要な情報となる。これらの情報は
主制御部31に設けられたテンキー43により予め定め
た番号を打ち込むことによって取出し、表示制御部32
を介してモニター33に表示させることができる。
【0014】4.設定に関する情報:自動販売機には商
品の価格設定、照明用蛍光灯、省エネルギー用タイマー
の設定その他の各種の設定機能やテスト機能がある。こ
れらの設定やテストを行う場合に、主制御部31にテン
キー43により各設定用信号、テスト用信号を入力する
ことによってモニター33に表示せしめ、設定の誤りを
防止し、テストの結果を明確に知ることができる。な
お、テンキー43に代え、タッチパネル44を主制御部
31に接続し、設定やテストに必要な入力を容易にする
こともできる。
【0015】5.販売分析に関する情報:主制御部31
に商品毎の販売数やその販売日時を記憶させ、モニター
33に売上の推移などをグラフ表示させるものである。
この結果得られた情報に基づき、売上ランキングも明確
になり、収容数、商品変更を決定する場合の参考資料と
することができる。
【0016】次に通常の使用状態、即ちモニター33が
図1に示すように自動販売機本体の正面に表示面16が
向けられている場合の表示がどのように行われるかを説
明する。その表示方式には種々の形態がある。その一つ
は、表示制御部32にビデオプレーヤー的機能を持た
せ、表示データ記憶部44(例えばメモリーカード)に
記憶された映像をモニター32に表示させるものであ
る。メモリーカードの内容を変更することによって表示
する内容も変更することができる。
【0017】他の一つは、主制御部31から自動販売機
の状態を表示制御部32に伝送し、その内容にあった映
像をモニター33に表示させるものである。例えば、ル
ーレット付きの自動販売機においてルーレットで商品が
当たったときの特別の表示、購入した商品に応じたキャ
ンペーン映像などがそれである。
【0018】今一つは、表示制御部32及び表示データ
記憶部44が外部のネットワーク45から情報を受け、
遠隔制御でモニター33に表示される内容を随時変更で
きるようにするものである。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、例えば液晶モニターの
ような比較的に大型の表示器を自動販売機本体の正面に
回転可能に配置するものであるから、利用者に対し密度
の高い内容の表示を行うことができると共に、自動販売
機のルートマンやサービスマンに対し作業上有用な種々
の情報を時宜に合わせて提供することによりルートマ
ン、サービスマンの労力の軽減、作業時間の短縮に繋が
り、表示器を広告などに使用することにより広告収入も
得ることができ、液晶モニターのような高価な表示器を
使用してもそのコストに見合うだけの利点を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の、aは正面図、bは表示器部
分の断面図である。
【図2】本発明の実施例の開扉状態における斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例の制御系統図である。
【符号の説明】
1 自動販売機本体 2 電照部 3 商品見本 4 商品選択ボタン 5 硬貨投入口 6 紙幣投入口 7 返却レバー2 8 硬貨返却口 9 商品搬出口 10 液晶モニター 11 回転軸 12 扉 13 孔 14 孔 15 ロック機構 16 表示面 17 コインメック 18 ビルメック 19 主制御部 20 扉の空所 21 内扉 22 商品収納室 23 商品搬出路 24 冷却器・加熱器収納部 31 主制御部 32 表示制御部 33 液晶モニター 34 冷温制御部・販売制御部 35 コンデンサ 36 加熱器 37 モータ 38 販売ソレノイド 39 売切れスイッチ 40 ファンモータ 41 温度センサー 42 風量センサー 43 情報出力用テンキー 44 表示データ記憶部 45 外部ネットワーク 46 タッチパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の本体正面に内側に回転可能
    な表示器を配置し、自動販売機の扉の開放状態において
    この表示器を回転して表示面を反転させ、自動販売機の
    内側から表示器の表示を見得るようにしたことを特徴と
    する表示器付き自動販売機。
  2. 【請求項2】 表示器を表示制御部を介して主制御部に
    接続したことを特徴とする請求項1記載の表示器付き自
    動販売機。
JP2000345526A 2000-11-13 2000-11-13 表示器付き自動販売機 Pending JP2002150384A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000345526A JP2002150384A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 表示器付き自動販売機

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JP2000345526A JP2002150384A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 表示器付き自動販売機

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ID=18819548

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JP2000345526A Pending JP2002150384A (ja) 2000-11-13 2000-11-13 表示器付き自動販売機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016208210A1 (ja) * 2015-06-25 2016-12-29 富士電機株式会社 自動販売機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016208210A1 (ja) * 2015-06-25 2016-12-29 富士電機株式会社 自動販売機
CN107533778A (zh) * 2015-06-25 2018-01-02 富士电机株式会社 自动售货机
CN107533778B (zh) * 2015-06-25 2020-09-18 富士电机株式会社 自动售货机

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