JP2002149655A - 地図情報配信装置、地図情報配信システム、地図情報配信方法および記憶媒体 - Google Patents

地図情報配信装置、地図情報配信システム、地図情報配信方法および記憶媒体

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JP2002149655A
JP2002149655A JP2000346921A JP2000346921A JP2002149655A JP 2002149655 A JP2002149655 A JP 2002149655A JP 2000346921 A JP2000346921 A JP 2000346921A JP 2000346921 A JP2000346921 A JP 2000346921A JP 2002149655 A JP2002149655 A JP 2002149655A
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JP2000346921A
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English (en)
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Toyoji Hatano
豊治 波多野
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントのデータベースの流出や破壊等
からの安全性を高め、効率よく運用可能で汎用性を有す
る地図情報配信システム、地図情報配信装置、地図情報
配信方法および記憶媒体を提供すること。 【解決手段】 クライアントのデータベースの各データ
に対応する識別情報を生成して、各データに対応付け、
その対応付けた識別情報とそのデータの位置情報とを地
図情報配信装置に記憶する。地図情報配信装置は、デー
タベースの検索結果に関する地図情報配信要求を識別情
報として検索者側端末から受信し、その識別情報に対応
する位置情報を加えた地図情報を検索者側端末に送信す
ることにより、地図情報の配信に際し、データベースの
内容を特定できる情報を伝送することがなく、情報の安
全性を高めることができ、かつ通信効率が向上できる。
また、検索者側端末と地図情報配信装置とに記憶、伝送
する情報が簡易なテキストデータとすることができるの
で、地図情報配信装置および検索者側端末の使用環境に
合わせた導入コストを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の安全性を高
め、かつ簡易な構成で実現できる、データベースに対応
した地図情報を配信する地図情報配信装置、地図情報配
信システム、地図情報配信方法および記憶媒体に関す
る。
【0002】
【背景の技術】金融機関等の顧客の所在確認や、企業の
販売・広告戦略において、顧客情報とその顧客情報に含
まれる住所情報を利用している。また、従来インターネ
ット上で、地図の画像やそれに付随する情報を提供する
地図情報提供サービスが行われており、情報の収集手段
の一つとなっている。このような地図情報サービスの一
例として、特開平11−339003号公報に記載の技
術が知られている。この特開平11−339003号公
報には、インターネット等のネットワークを通して、地
図データとともに、それぞれの適用業務に対応したアプ
リケーションプログラムおよびクライアントに必要とさ
れたデータベースを送信可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術には次
のような課題があった。第1に、顧客情報等、クライア
ントが所有するデータベースがネットワークを介して伝
送される際に、伝送される情報が漏洩、盗用、破壊され
る可能性があり、安全性の確保が望まれている。第2
に、クライアント側の使用する端末の機種が異なり、各
クライアント側端末または、地図情報を提供するサーバ
において、使用環境に対応したアプリケーションプログ
ラムを備えるのは、開発や管理の費用がかかる。本発明
は上記課題を鑑みてなされるものであり、クライアント
のデータベースの流出や破壊等からの安全性を高め、効
率よく運用可能で汎用性を有する地図情報配信システ
ム、地図情報配信装置、地図情報配信方法および記憶媒
体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に対し、請求項
1の発明は、例えば図1および図2に示すように、地図
情報を、検索者側端末41,42,43からの要求に応
じて該検索者側端末41,42,43に配信する地図情
報配信装置3であって、緯度経度情報L1を含む地図情
報を記憶する地図情報記憶部13bと、前記検索者側端
末41,42,43で検索可能なデータベース61,6
2,63中の各データにそれぞれ対応付けられている識
別情報と、それぞれの識別情報に対応付けられている緯
度経度情報L2とからなるデータベース基礎情報が記憶
される基礎情報記憶部13cと、前記検索者側端末4
1,42,43によって前記データベース61,62,
63から所望のデータが検索された際に、該検索された
データに対応付けられている識別情報を前記検索者側端
末41,42,43から受信する受信手段(例えば、伝
送制御装置14)と、前記受信手段(例えば、伝送制御
装置14)によって検索者側端末41,42,43から
受信した識別情報と、前記基礎情報記憶部13cに記憶
されている識別情報とを照合する照合手段(例えば、C
PU10)と、この照合手段(例えば、CPU10)に
よって照合されて合致した識別情報を取得する識別情報
取得手段(例えば、CPU10)と、この識別情報取得
手段(例えば、CPU10)によって取得された識別情
報に対応付けられている緯度経度情報L2に基づいた位
置を、前記地図情報記憶部13bに記憶されている地図
情報上に対応付ける対応付け手段(例えば、CPU1
0)と、この対応付け手段(例えば、CPU10)によ
って対応付けられた位置を含む地図情報を前記検索者側
端末41,42,43に送信する送信手段(例えば、伝
送制御装置14)とを備えたことを特徴としている。
【0005】請求項1の発明によれば、前記地図情報記
憶部13bには緯度経度情報L1を含む地図情報が記憶
されるので、緯度経度情報L1を用いて、配信すべき地
図情報に前記検索者側端末41,42,43の要求する
位置を示すことができ、より正確な位置を地図情報に表
すことができる。また、基礎情報記憶部13cには、前
記データベース中の各データにそれぞれ対応付けられて
いる識別情報と、その各識別情報に対応付けられている
緯度経度情報L2とからなるデータベース基礎情報が記
憶されているので、共通な情報である前記識別情報によ
って、前記データベース61,62,63と前記各デー
タに対応付けられた緯度経度情報L2とを対応付けるこ
とができる。さらに、前記データの識別情報を前記検索
者側端末41,42,43から受信する受信手段と、受
信した前記識別情報と前記基礎情報記憶部13cに記憶
されている識別情報とを照合する照合手段と、照合にて
合致した識別情報を取得する識別情報取得手段とを備え
ているので、前記検索者側端末41,42,43から要
求されたデータの識別情報を受信して該データに対応す
るデータベース基礎情報を取得することができる。さら
に、前記識別情報に対応付けられた緯度経度情報L2に
基づいた位置を、前記地図情報上に対応付ける対応付け
手段を備えているので、検索者の所望のデータに付随す
る位置が付加された地図情報を容易に作成することがで
きる。また、この対応付けられた位置を含む地図情報を
前記検索者側端末41,42,43に送信する送信手段
を備えているので、所望のデータに対応付けられた位置
を含む地図情報を前記検索者側端末41,42,43に
送信することができる。これにより、前記検索者側端末
41,42,43から要求された地図情報を配信する際
に、検索者側端末41,42,43と地図情報配信装置
3との間で伝送される情報は、共通な情報である前記識
別情報あるいは位置情報となり、伝送する情報を少なく
抑えることができ、通信時の負担を抑えて容易に配信す
ることができる。また、前記地図情報配信装置3側で
は、前記データベース61,62,63の全ての情報を
受信することはないので、前記データベース61,6
2,63に含まれる各データが漏洩、盗用、破壊される
ことを予防でき、前記データベース61,62,63の
安全性を高めることができる。さらに、少なくとも前記
識別情報と地図情報とを伝送することにより所望の地図
情報の配信が可能となるので、検索者側端末41,4
2,43の利用環境に拘わらず、容易に地図情報の配信
が可能となる。
【0006】データベース61,62,63は、例え
ば、顧客の氏名、住所等を含んだ情報を蓄積した顧客情
報や、年齢や職業等に分類された人口統計資料等が挙げ
られ、位置に関する情報を含む情報が蓄積されたデータ
の集合体である。
【0007】識別情報は、例えば、各識別情報ごとに異
なる配列を有する文字列であり、前記データベースの個
々の情報に任意に対応付けられている特有の情報であ
る。
【0008】地図情報は、例えば、画像情報と緯度経度
情報L1とからなる地形図に関する情報であり、座標値
と画像データとによって地理を表現するための情報であ
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載の地図情
報配信装置3において、前記受信手段(例えば、伝送制
御装置14)は、前記検索者側端末41,42,43か
ら前記識別情報の発行要望情報を受信する機能を備えて
おり、前記受信手段(例えば、伝送制御装置14)によ
って、前記発行要望情報を受信した際に、識別情報を生
成する識別情報生成手段(例えば、CPU10)を備
え、前記送信手段(例えば、伝送制御装置14)は、前
記識別情報生成手段(例えば、CPU10)によって生
成された識別情報を前記検索者側端末41,42,43
に送信する機能を備え、さらに、前記受信手段(例え
ば、伝送制御装置14)は、前記送信手段(例えば、伝
送制御装置14)によって送信された識別情報を、前記
データベース61,62,63中の各データと位置情報
とに対応付けてなる登録情報を、前記検索者側端末4
1,42,43から受信する機能を備え、前記受信手段
(例えば、伝送制御装置14)によって受信した登録情
報中の位置情報を、緯度経度情報L2に変換する変換手
段(例えば、CPU10)を備え、この変換手段(例え
ば、CPU10)によって変換された緯度経度情報L2
と前記登録情報中の識別情報とを、前記データベース基
礎情報として前記基礎情報記憶部13cに記憶させる登
録情報記憶手段(例えば、記憶装置13)とを備えてい
ることを特徴としている。
【0010】請求項2の発明によれば、前記地図情報配
信装置3は、前記検索者側端末41,42,43から前
記識別情報の発行要望情報を受信する機能と、前記発行
要望情報の受信に応じて識別情報を生成する識別情報生
成手段とを備えているので、前記検索者側端末41,4
2,43からの要求に応じて前記識別情報を生成するこ
とができる。また、生成された識別情報を前記送信手段
によって前記検索者側端末41,42,43に送信する
ことができるので、検索者側端末41,42,43から
の前記識別情報の発行要望に対して、容易に識別情報を
生成し、該検索者側端末41,42,43に送信するこ
とができる。さらに、前記受信手段は、前記検索者側端
末41,42,43から前記登録情報を受信する機能を
備えているので、検索者側端末41,42,43で検索
可能なデータベース61,62,63中の識別情報と位
置情報とが対応付けられた情報を登録情報として得るこ
とができる。したがって、前記識別情報と前記データベ
ース61,62,63中のデータとの対応付けは前記検
索者側端末41,42,43にて行い、その識別情報に
対応付けられた前記データのうち、前記検索者側端末4
1,42,43から送信される情報は位置情報であれば
よい。これにより、前記地図情報配信装置3には前記デ
ータベース61,62,63中の全てのデータが送信さ
れることはなく、前記データの詳細は前記識別情報と位
置情報とによっては特定できないので、データベース6
1,62,63の漏洩、盗用、破壊を予防できる。ま
た、前記登録情報中の位置情報を緯度経度情報L2に変
換する変換手段を備えているので、前記データベース6
1,62,63中のデータの位置情報の形式にかかわら
ず、位置情報を容易に緯度経度情報L2の形式に変換す
ることができる。さらに、緯度経度情報L2と前記登録
情報中の識別情報とを、前記データベース基礎情報とし
て前記基礎情報記憶部13cに記憶させる登録情報記憶
手段を備えているので、前記登録情報をデータベース基
礎情報として前記基礎情報記憶部13cに記憶できる。
したがって、前記データベース基礎情報の管理を簡略化
できるとともに、明確な位置の特定を容易に行うことが
できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の地図情
報配信装置3において、前記登録情報中の位置情報が緯
度経度情報L2である場合には、該登録情報を前記登録
情報記憶手段(例えば、記憶装置13)によって前記デ
ータベース基礎情報として前記基礎情報記憶部13cに
記憶させることを特徴としている。
【0012】請求項3の発明によれば、前記登録情報中
の位置情報が緯度経度情報L2である場合には、該登録
情報を前記登録情報記憶手段によって前記データベース
基礎情報として前記基礎情報記憶部13cに記憶させる
ので、より簡単に前記基礎情報記憶部13cに記憶する
ことができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の地図情報配信装置3において、検索者側端末
41,42,43からの要求に応じて、前記地図情報記
憶部13bから所望の地図領域情報を選択する地図領域
情報選択手段(例えば、CPU10)と、この地図領域
情報選択手段(例えば、CPU10)によって選択され
た地図領域情報中から、前記データに対応付けられてい
る識別情報をこの識別情報に対応付けられている緯度経
度情報L2に基づいて検索する識別情報検索手段(例え
ば、CPU10)とを備え、前記送信手段(例えば、伝
送制御装置14)は、前記識別情報検索手段(例えば、
CPU10)によって検索された識別情報を、前記検索
者側端末41,42,43に送信する機能を備えている
ことを特徴としている。
【0014】請求項4の発明によれば、検索者側端末4
1,42,43からの要求に応じて、前記地図情報記憶
部13bから所望の地図領域情報を選択する地図領域情
報選択手段と、選択された地図領域情報中から、前記デ
ータに対応付けられている識別情報をこの識別情報に対
応付けられている緯度経度情報L2に基づいて検索する
識別情報検索手段とを備えているので、検索者側端末4
1,42,43からの要求に応じた地図情報を検索する
ことができる。また、検索された識別情報を前記送信手
段によって前記検索者側端末41,42,43に送信す
る機能を備えているので、検索者側端末41,42,4
3から指定された地図領域に含まれる緯度経度情報L2
に合致する基礎情報を有する識別情報を配信することが
できる。
【0015】請求項5の発明の地図情報配信システム1
は、前記データベース61,62,63から検索された
データに関する地図情報の配信を要求する検索者側端末
41,42,43と、請求項1〜4のいずれかに記載の
地図情報配信装置3とが通信ネットワーク2に接続され
ており、この通信ネットワーク2を介して、前記地図情
報配信装置3と検索者側端末41,42,43とが接続
可能であることを特徴としている。
【0016】請求項5の発明によれば、通信ネットワー
ク2を介して、前記地図情報配信装置3と検索者側端末
41,42,43とが接続可能であるので、前記地図情
報配信装置3に接続可能な検索者側端末41,42,4
3があれば、物理的な制約を受けることなく、地図情報
の配信を容易に行うことができる。また、容量の大きい
地図情報を前記検索者側端末41,42,43に記憶し
ておく必要がなく、必要に応じて地図情報を容易に配信
できるので、効率のよい地図情報の取得が可能となる。
【0017】請求項6の発明は、例えば、図3〜図5に
示すように、地図情報を、検索者側端末41,42,4
3からの要求に応じて該検索者側端末41,42,43
に配信する地図情報配信方法であって、前記検索者側端
末41,42,43で検索可能なデータベース61,6
2,63中の各データにそれぞれ対応付けられている識
別情報と、それぞれの識別情報に対応付けられている緯
度経度情報L2とからなるデータベース基礎情報が基礎
情報記憶部13cに記憶される基礎情報記憶ステップS
11と、前記検索者側端末41,42,43によって前
記データベース61,62,63から所望のデータが検
索された際に、該検索されたデータに対応付けられてい
る識別情報を前記検索者側端末41,42,43から受
信する受信ステップS26と、前記受信ステップS26
によって検索者側端末41,42,43から受信した識
別情報と、前記基礎情報記憶部13cに記憶されている
識別情報とを照合する照合ステップS27と、この照合
ステップS27によって照合されて合致した識別情報を
取得する識別情報取得ステップS28と、この識別情報
取得ステップS28によって取得された識別情報に対応
付けられている緯度経度情報L2に基づいた位置を、前
記地図情報記憶部13bに記憶されている地図情報上に
対応付ける対応付けステップS30と、この対応付けス
テップS30によって対応付けられた位置を含む地図情
報を前記検索者側端末41,42,43に送信する送信
ステップS31とを含むことを特徴としている。
【0018】請求項6の発明の地図情報配信方法によれ
ば、前記基礎情報記憶ステップS11と、前記受信ステ
ップS26と、前記照合ステップS27と、前記識別情
報取得ステップS28と、対応付けステップS30と、
送信ステップS31とを経ることによって、伝送する情
報を少なく抑えて処理効率を高めるとともに、容易に地
図情報の配信が可能となる。また、データベースに含ま
れる情報の安全性を高めることができる。
【0019】請求項7の発明は、地図情報を配信するコ
ンピュータが実行可能なプログラムを記憶した記憶媒体
(例えば、記憶装置13)であって、前記検索者側端末
41,42,43で検索可能なデータベース61,6
2,63中の各データにそれぞれ対応付けられている識
別情報と、それぞれの識別情報に対応付けられている緯
度経度情報L2とからなるデータベース基礎情報が基礎
情報記憶部13cに記憶される基礎情報記憶ステップS
11と、前記検索者側端末41,42,43によって前
記データベース61,62,63から所望のデータが検
索された際に、該検索されたデータに対応付けられてい
る識別情報を前記検索者側端末41,42,43から受
信する受信ステップS26と、前記受信ステップS26
によって検索者側端末41,42,43から受信した識
別情報と、前記基礎情報記憶部13cに記憶されている
識別情報とを照合する照合ステップS27と、この照合
ステップS27によって照合されて合致した識別情報を
取得する識別情報取得ステップS28と、この識別情報
取得ステップS28によって取得された識別情報に対応
付けられている緯度経度情報L2に基づいた位置を、前
記地図情報記憶部13bに記憶されている地図情報上に
対応付ける対応付けステップS30と、この対応付けス
テップS30によって対応付けられた位置を含む地図情
報を前記検索者側端末41,42,43に送信する送信
ステップS31とを実現する処理を含むプログラムを記
憶したことを特徴としている。
【0020】請求項7の発明によれば、地図情報を配信
するコンピュータが実行可能なプログラムが記憶され、
前記基礎情報記憶ステップS11と、前記受信ステップ
S26と、前記照合ステップS27と、識別情報取得ス
テップS28と、対応付けステップS30と、送信ステ
ップS31とを実現する処理を含むプログラムを記憶し
ているので、必要に応じてこの記憶媒体に記憶されたプ
ログラムによって、前記基礎情報記憶ステップS11
と、前記受信ステップS26と、前記照合ステップS2
7と、識別情報取得ステップS28と、対応付けステッ
プS30と、送信ステップS31とにおける処理を自動
的に行うことができる。
【0021】記憶媒体は、記憶媒体は、例えば、光学的
なものの他、磁気的、若しくは半導体メモリ等で構成さ
れるものである。この記憶媒体は例えば、記憶装置に固
定的に設けたもの(例えば、磁気テープ、ハードディス
ク等)や、着脱自在に設けたもの(例えば、FDD、M
O、LD、DVD、ZIP等)等がある。
【0022】請求項8の発明は、請求項7記載の記憶媒
体(例えば、記憶装置13)において、緯度経度情報L
1を含む地図情報と、データベース61,62,63の
各データにそれぞれ対応付けられている識別情報とそれ
ぞれの識別情報と対応付けられている緯度経度情報L2
とからなるデータベース基礎情報とを記憶したことを特
徴としている。
【0023】請求項8の発明によれば、緯度経度情報L
1を含む地図情報と、データベース61,62,63の
各データにそれぞれ対応付けられている識別情報とそれ
ぞれの識別情報と対応付けられている緯度経度情報L2
とからなるデータベース基礎情報とを記憶しているの
で、該記憶媒体に記憶された情報をコンピュータに読み
込ませることによって、前記データベース61,62,
63中のデータに対応する地図情報の配信に用いる前記
地図情報およびデータベース基礎情報を容易に得ること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る地図情報配信装置、地図情報配信システムおよび地図
情報配信方法について説明する。図1は本発明における
地図情報配信装置3、地図情報配信システム1の実施の
形態の一例の全体構成を示すブロック図である。本発明
における地図情報配信システム1は地図情報配信装置3
と、通信ネットワーク2と、検索者側端末41,42,
43とデータベース61,62,63と、表示装置8
1,82,83とプリンタ5…と、等で構成され、地図
情報配信装置3と検索者側端末41,42,43とは、
インターネットを用いた通信ネットワーク2で接続され
ている。
【0025】地図情報配信システム1における検索者側
端末41,42,43は、データベースサーバ61を含
むLANに接続された検索者側端末41,41と、通信
ネットワーク2に直接接続する検索者側端末42,43
とがある。なお、検索者側端末42,43が備えるデー
タベース62,63の記憶媒体は、該検索者側端末4
2,43に内蔵された記憶装置や着脱自在な記憶媒体
(例えば、MO,CD−ROM等)や、他のデータベー
ス記憶装置(サーバ等)が適宜用いられている。
【0026】地図情報配信装置3は、WWW(World Wide
Web)サーバとしての機能を有し、図2に示すように
内部にCPU(Central Processing Unit)10と、
RAM(Random Access Memory)11と、記憶装置1
3と、伝送制御装置14と、等を備え、それらはバス1
5や各種インターフェースを介して接続されている。
【0027】CPU10は、記憶装置13に格納されて
いるシステムプログラムや識別情報の登録および表示処
理に対応する各種アプリケーションプログラムや、検索
者側端末41,42,43から入力される各種指示信号
に応じた各種データ等をRAM11に格納し、この指示
及び入力データに応じてRAM11内に格納したアプリ
ケーションプログラムに従って各種処理を実行し、その
処理結果をRAM11に一時的に格納する。また、CP
U10は、一部或いは全部の処理結果情報を、記憶装置
13の結果情報記憶部13dに記憶させるようになって
いる。
【0028】RAM11は、CPU10が記憶装置13
に格納されたプログラムを実行する際に各種データを展
開するプログラム格納領域を形成するとともに、CPU
10が実行する処理に関わるデータを一時的に記憶する
記憶領域、入力指示と入力データとによって処理される
作業領域等を形成する。
【0029】記憶装置13は、プログラムやデータ等が
予め記憶されたハードディスク装置であり、このハード
ディスク装置のハードディスク(記憶装置)には、プロ
グラム記憶部13aと、地図情報記憶部13bと、基礎
情報記憶部13cと、結果情報記憶部13dとが設けら
れている。プログラム記憶部13aには、OS(オペレ
ーティングシステム)等の制御プログラムの他に、ww
wサーバソフト等を含む各種アプリケーションソフトが
記憶されている。なお、前記記憶装置13は、地図情報
やデータベース基礎情報等のデータを読み書き可能なC
D−Rドライブ装置であり、前記地図情報記憶部13b
に記憶されている地図情報や、基礎情報記憶部13cに
記憶されているデータベース基礎情報を、CPU10に
よって読み込まれた所定のプログラムによって記憶装置
13内に書き込むことができるようになっている。
【0030】地図情報記憶部13bに記憶される地図情
報には、ベクター(座標値)データとラスター(画像)
データの形式があり、各データは地図表示プログラム用
のデータ形式にて記憶される。そして、地図情報の画面
表示は、ビューアをダウンロードして各ブラウザで入力
されたURL(Uniform Resource Locator)に基づい
てビューアが動作することにより行う。
【0031】より具体的には、例えば、全国を700以
上に区分化したゼンリン社製の1/1500の住宅地
図、昭文社製の全国道路地図(1/25000,1/5
0000)等が、電子データとして記憶されている。ま
た、これ以外にも1/25000,1/100000な
どの地図データも記憶されている。
【0032】かかる地図データには、学校、公園、建物
などに関するランドマーク情報が含まれ、地図データに
基づく地図上にかかるランドマークが表示されるように
なっている。また、このランドマーク情報も緯度経度情
報L1と対応付けられて、記憶されている。また、この
ランドマーク情報には、当該建物が建てられた年月日、
施主等の情報も記憶されている。
【0033】伝送制御装置14は、モデム(MODE
M:MOdulator/DEModulator)、ターミナルアダプタ
(TA:Terminal Adapter)、あるいはルーター等に
よって構成され、電話回線、ISDN回線、あるいは専
用線等の通信回線を介して検索者側端末41,42,4
3との間で各種情報や情報取得請求の信号等の送受信を
行う。
【0034】上記構成を有する地図情報配信装置3は、
通信ネットワーク2(インターネット)に接続され、地
図情報および識別情報を前記通信ネットワーク2(イン
ターネット)に接続された検索者側端末41,42,4
3に送信する機能を備えている。
【0035】検索者側端末41,42,43は、パーソ
ナルコンピュータ等を含む構成であり、CPU、RA
M、ハードディスク装置、入力装置、伝送制御装置、表
示装置81,82,83、印刷装置5…等を備え、それ
らはバスや各種インターフェースを介して接続されてい
る。
【0036】CPUは、ハードディスク装置に格納され
ているシステムプログラムや地図情報記憶部13bや基
礎情報記憶部13cの検索結果の表示処理に対応する各
種アプリケーションプログラムや、検索者側端末41,
42,43から送信した各種指示信号に応じて地図情報
配信装置3から伝送される情報表示に関する処理結果等
をRAMに一時的に格納し、この処理結果を表示装置8
1,82,83に表示させる処理を行うようになってい
る。
【0037】RAMは、CPUがハードディスク装置に
格納されたプログラムを実行する際に各種データを展開
するプログラム格納領域を形成するとともに、CPUが
実行する処理に関わるデータを一時的に記憶する記憶領
域、入力指示と入力データとによって処理される作業領
域等を形成する。
【0038】ハードディスク装置にはOS(オペレーテ
ィングシステム)等の制御プログラム、通信ネットワー
ク2(インターネット)への接続に必要なアプリケーシ
ョンプログラム等が記憶されている。
【0039】入力装置は、キーボードの他、マウス、タ
ッチペン等のポインティングデバイスを備えており、地
図情報の配信要求項目等の入力に用いる。
【0040】伝送制御装置は、モデム、ターミナルアダ
プタ、あるいはルーター等によって構成され、電話回
線、ISDN回線、あるいは専用線等の通信回線を介し
て地図情報配信装置3との間で各種情報や情報取得請求
の信号の送受信を行う。
【0041】印刷装置はプリンタ5…であり、CPUか
らの指示に従い、地図情報配信装置3から送信された地
図情報等を印刷する。印刷装置5…と検索者側端末4
1,42,43とは、プリンタケーブル7やLANケー
ブル9等で接続されている。
【0042】表示装置81,82,83は、検索者側端
末41,42,43に接続されており、例えば、CRT
(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal D
isplay)等により構成され、CPU10の表示制御に従
い、地図情報や地図情報配信要求条件等を画面上に表示
する。
【0043】次に、本実施の形態の地図情報配信システ
ム1を用いた地図情報配信方法について、顧客情報デー
タベースのデータに関する地図情報を配信する例を示し
て説明する。まず、地図情報配信装置3と検索者側端末
41,42,43との間で共通に認識される識別情報の
登録を行う。この登録方法について、図3に示すフロー
チャートに沿って説明する。
【0044】ステップS1において、検索者は検索を行
う顧客情報データベース61,62,63中の各データ
に対応付ける識別情報の発行を要求する信号と識別情報
の発行が必要なデータの数とを検索者側端末41,4
2,43から地図情報配信装置3に送信する。ステップ
S2において識別情報発行要求を受信した地図情報配信
装置3は、ステップS3において、データベース61,
62,63中の各データの数に対応する識別情報を、前
記地図情報配信装置3のプログラム処理にて生成する。
【0045】このとき、識別情報の生成方式として、3
つの方式がある。すなわち、各データごとに固有のキ
ーワードを識別情報の生成論理式と組み合わせて生成す
る方式と、乱数を発生させるプログラム処理によっ
て、数字および文字が任意に配列される識別情報を生成
する方式と、前記地図情報記憶部13bに記憶された
住宅地図情報に対応して全住所データに予め識別情報を
割り当てておく方式とである。この識別情報の生成方式
は、各地図情報配信システム1によっていずれを用いて
も良いが、一の地図情報配信システム1において、新し
く生成された前記識別情報と発行済みの識別情報とが重
複なく生成されるようになっている。
【0046】続いて、ステップS3において生成された
前記識別情報を、ステップS4において、前記検索者側
端末41,42,43に割り当てて送信する。
【0047】なお、前記識別情報の発行の要求に対する
識別情報の割り当て方式は3つあり、その割り当て方式
は選択可能になっている。第1の割り当て方式は前記
〜の3つの生成方式のいずれかによって生成された識
別情報を、必要な数だけ検索者側端末41,42,43
に送信するものである。第2の割り当て方式は、利用可
能な識別情報の範囲を検索者側端末41,42,43に
通知しておき、該検索者側端末41,42,43は必要
に応じて通知された識別情報を割り当てるものである。
第3の割り当て方式は、逐次前記識別情報が割り当てら
れる方式であり各データの位置情報を登録する信号を前
記検索者側端末41,42,43から、前記地図情報配
信装置3に受信すると、該地図情報配信装置3から、逐
次識別情報が割り当てられるものである。
【0048】また、検索者側が顧客データベース61,
62,63に独自に識別情報を割り当てたい場合は、前
記識別情報の生成方法に示した前記生成論理式または
乱数を発生するプログラム等を配布し、検索者側端末
41,42,43にて、随時識別情報を生成した後、各
データと対応付け、その結果を前記地図情報配信装置3
に送信する方法を用いることもできる。その際、各顧客
データベース61,62,63の識別情報が発行済みの
識別情報と重複することなく生成されるようになってい
る。
【0049】上記方式を用いて、ステップS5におい
て、検索者側端末41,42,43は送信された前記識
別情報を受信し、ステップS6において、該検索者側端
末41,42,43にて前記データベースの各データと
それぞれ対応付けて、該データベースに識別情報を追加
記憶する。
【0050】次に、検索者側端末41,42,43にお
いて、前記データベース61,62,63の各データと
対応付けられた識別情報と、各識別情報に対応するデー
タに含まれる位置情報とを関連させた登録情報を生成
し、ステップS7において、前記地図情報配信装置3に
前記登録情報を送信する。
【0051】図6は、各識別情報に対応するデータの登
録画面の例である。図6において、登録したい顧客の住
所、顧客名等のデータとそのデータに対応する識別情報
(ID)を入力する。住所は、都道府県から順次住所を
入力する欄が分割して設けられ、各入力欄の端部にある
ボタンを選択すると、入力欄が下方に拡大して、該当す
る地名のリストが表示される。表示された地名リストか
ら該当する地名等を選択しながら住所を登録するととも
に、該データに対応する識別情報を入力して「送信」ボ
タンB61を選択して、前記地図情報配信装置3に送信
する。また、地名のリストから該当する地名を選択する
方法のほかに、各入力欄にキーボード等の入力装置を用
いて直接入力することもできる。入力が終わると、表示
画面の下方にある「データベースに保存」ボタンB62
を、前記入力装置のポインティングデバイス等にて選択
し、指定すると、データベースに登録したデータに前記
識別情報が追加登録される。そして前記顧客データベー
ス61,62,63に登録した情報の中から、位置情報
と前記識別情報とが前記地図情報配信装置3に送信され
る。
【0052】このステップS6の識別情報とデータの対
応付けと、ステップS7の登録情報の送信の処理は、図
6に示すテキストデータのみによる処理の他に、プロッ
ト登録方式と、住所登録方式と、住所コード登録方式
と、緯度経度情報登録方式と、一括登録方式とがある。
【0053】プロット登録方式は、図7に示すように、
まず、検索者側端末41,42,43に地図情報A7と
識別情報(ID)入力欄B71と、確定ボタンB72と
が表示される。この表示画面において、各データに該当
する位置をポインティングデバイス等の入力装置によっ
て地図上に指定するとともに該データに対応付けられた
識別情報を入力する。この際、ポインティングデバイス
等によってポインタPを地図上に合わせると、前記地図
情報記憶部13bに記憶された住宅地図情報に含まれる
居住者名等が自動的に表示されるようになっている。次
に、各データに検索者側が所定の基準でグループ分けを
行う場合は、確定ボタンB72の横に設けられた分別ボ
タンB73から所望の分別ボタンB73を選択し、登録
内容を確認したら確定ボタンB72を選択して送信す
る。この際、地図上に指定された位置は、該検索者端末
41,42,43にて緯度経度が特定された後、地図情
報配信装置3へ送信される。それと同時に、前記顧客デ
ータベース61,62,63に前記識別情報と前記分別
ボタンB73による付加情報とが追加記憶される。ま
た、前記地図情報配信装置3に前記分別ボタンB73に
て選択した情報を付加情報として送信し、前記基礎情報
記憶部13cに記憶することも可能である。その場合、
登録されたデータに含まれる位置情報を地図情報上に表
示する際、前記地図情報配信装置3にて、該付加情報も
含んで送信できることとなり、付加情報を含んだ地図情
報が容易に配信できる。
【0054】住所登録方式は、図8に示すように、識別
情報(ID)入力欄B81と住所入力欄B82とが設け
られた登録画面が表示される。入力装置を用いて識別情
報入力欄B81と住所入力欄B82とに、割り当てられ
た識別情報と住所とを入力する。識別情報と住所情報と
を入力し終えると、位置情報が前記地図情報配信装置3
に送信され、入力された住所情報の位置が含まれた地図
情報A9が自動的に表示される。そして、その位置情報
を確認後、必要に応じて分別ボタンB84による付加情
報を選択し、「確定」ボタンB83をポインティングデ
バイス等で選択して指定することにより登録する。
【0055】なお、前記プロット登録方式および住所登
録方式とは、登録すべきデータを1件ずつ入力して登録
する方法の他、登録すべき複数のデータを一度に送信す
る方法がある。つまり、登録すべき複数のデータの位置
情報と識別情報とを1件づつ入力し、該検索者側端末4
1,42,43のRAMに一時的に記憶しておき、登録
すべき複数のデータを全て入力した後、前記地図情報配
信装置3に送信する方法も利用できる。
【0056】住所コード登録方式は、図9に示すよう
に、登録画面に設けられた識別情報(ID)入力欄B9
1と住所コード入力欄B92に、キーボード等の入力装
置を用いて登録すべきデータを入力する方法である。識
別情報と住所コードとを入力したら、該当する位置情報
が加えられた地図情報A9が表示される。表示された内
容で正しい場合は、必要に応じて分別ボタンB93を選
択した後、確定ボタンB94を選択する。これにより地
図情報配信装置3に識別情報および位置情報が送信され
る。なお、図9の登録画面にて1件ずつ登録する方法の
他に、識別情報とその識別情報に対応する住所コード情
報とを関連づけた所定の形式のファイル(テキストファ
イル)を前記地図情報配信装置3に記憶させる方法も可
能である。
【0057】住所コードとは、「JIS都道府県市区町
村コード」に町・字コードを加えたものであり、この住
所コードは前記検索者側端末41,42,43と地図情
報配信装置3との間で同一の住所コードを用いるように
なっている。
【0058】上記プロット登録方式と、住所登録方式
と、住所コード登録方式とによる登録の際、まだ対応付
けられていない新しい識別情報を入力者が直接入力する
方法の他に、新しい識別情報が予め登録画面上に表示さ
れる方法があり、入力方法が選択可能になっている。予
め新しい識別情報が表示されている場合、該識別情報に
対応するデータを入力して登録する。このように新しい
識別情報が自動的に登録画面に表示されるようにする
と、任意の配列からなる識別情報を入力者が誤って入力
することを防ぎ、作業の効率を向上させることができ
る。
【0059】緯度経度登録方式は、検索者が既に各デー
タの緯度経度情報L2を取得している場合に用いる方式
であり、図10に示すように、識別情報(ID)入力欄
B101と、緯度入力欄B102と、経度入力欄B10
3とが設けられている。識別情報入力欄B101に登録
すべき識別情報を入力し、該データの緯度および経度を
それぞれ緯度入力欄B102と、経度入力欄B103に
入力する。入力し終えると、位置情報が前記地図情報配
信装置3に送信され、入力された住所情報の位置を含ん
だ地図情報A10が自動的に表示される。そして、その
表示された位置を確認するとともに、必要に応じて分別
ボタンB105による付加情報を選択し、「確定」ボタ
ンB104をポインティングデバイス等で選択して指定
することにより登録する。また、緯度経度情報の登録方
法において、識別情報とその識別情報に対応する緯度経
度情報L2とを関連づけた所定の形式のファイル(テキ
ストファイル)として、前記地図情報配信装置3に登録
する方法がある。この際、通信ネットワークを介さず、
該ファイルをMOやFD等の記憶媒体に記憶させたもの
を、直接、前記地図情報配信装置3に接続して、該地図
情報配信装置3に記憶させるものであってもよい。
【0060】一括登録方式は、前記地図情報配信装置3
にて、検索者側端末41,42,43にて検索可能な顧
客データベース61,62,63を編集可能な状態にし
て、該顧客データベース61,62,63に一括して前
記識別情報を登録する方法である。一括登録方式ではC
D−ROM等の記憶媒体に記憶された前記顧客データベ
ース61,62,63を地図情報配信装置3に接続可能
にして登録する。すなわち、前記顧客データベース6
1,62,63の各データに地図情報配信装置3で生成
された識別情報を対応付け、該顧客データベース61,
62,63に識別情報を追加記憶するとともに、前記識
別情報とその識別情報に対応付けられた緯度経度情報L
2とを基礎情報記憶部13cに記憶する。
【0061】次に、登録情報を送信後に識別情報の登録
を行う場合を説明する。図11〜図13は、登録情報を
送信する際に識別情報の発行を要求した場合の表示画面
を示している。図11は前記住所登録方式を用いた場合
の表示画面であり、同様に図12は緯度経度登録方式を
用いた際の表示画面であり、図13は住所コード登録方
式を用いた場合の表示画面である。まず、登録すべきデ
ータの位置情報を、住所コード、住所あるいは緯度経度
情報の形式にて入力すと、表示領域A11,A12,A
13に該当する位置が表示される。この地図情報の表示
とともに、前記生成方式〜のいずれかによって生成
された識別情報(ID)が表示領域B112,B12
2,B132に表示される。表示された内容が正しいと
確認されれば、必要に応じて分別ボタンB113,B1
23,B133を選択した後、確定ボタンB111,B
121,B131を選択して、送信する。これにより、
検索者側端末41,42,43から、識別情報と位置情
報とが送信される。
【0062】上記登録方法のいずれかによって登録され
た登録情報を、前記検索者側端末41,42,43から
受信した地図情報作成装置3は、該登録情報をデータベ
ース基礎情報に加工する処理を行う。まず、ステップS
9において、受信した前記位置情報が緯度経度情報L2
の形式となっているかどうかを識別する。例えば、前記
プロット登録方式や緯度経度登録方式によって登録され
た場合のように、前記位置情報が緯度経度情報L2から
なるものである場合は、そのままデータベース基礎情報
として、地図情報配信装置3の基礎情報記憶装置13c
に記憶する。一方、例えば、住所登録方式、住所コード
入力方式の場合等、前記位置情報が緯度経度情報L2の
形式ではない場合はステップS10において、各々の形
式で受信した位置情報の位置に該当する緯度経度を抽出
し、緯度経度情報L2に変換する。これにより前記登録
情報がデータベース基礎情報に加工される。
【0063】ステップS10でデータベース基礎情報に
加工された前記登録情報は、前記ステップS11におい
て、前記基礎情報記憶部13cに記憶される。以上によ
り、前記識別情報は、検索者側端末41,42,43と
地図情報配信装置3に共通の情報として認識され、地図
情報配信が可能な条件が整う。
【0064】次に、地図情報配信の手順について図4に
示すフローチャートに沿って説明する。まず、ステップ
S21において、検索者側端末41,42,43にて検
索可能な顧客データベース61,62,63から一定の
条件を指定して検索を行う。
【0065】検索したデータについて地図情報の配信を
望む場合は、地図情報配信装置に記憶されたwebペー
ジのURLを指定する。すなわち、通信ネットワーク
(インターネット)2を介して送信され、表示装置8
1,82,83に表示された画面にて、検索者側端末の
個人番号とパスワードとからなる認証番号を入力して、
該認証情報を地図情報配信装置3に送信する。送信され
た利用者の認証番号が承認されれば、図14に示す地図
情報配信要求画面が前記表示装置81,82,83に表
示される。
【0066】ここで、図14は、所望のデータに関する
地図情報の配信を行った際に、検索者側端末41,4
2,43の表示装置81,82,83にwwwブラウザ
を用いて表示された表示画面のイメージ図である。図1
4において、表示領域Aは前記地図情報配信装置3から
送信された表示信号に基づいて表示されたものであり、
表示領域Bは該検索者側端末41,42,43から検索
可能な顧客データベース61,62,63に接続し、検
索した検索結果を示している。ステップS22において
検索結果が取得されると、その検索結果が表示領域B2
に表示される。この取得した検索結果から、地図情報の
表示が必要なデータを選択する。
【0067】例えば、検索結果の中から一つの顧客デー
タの住所を地図上に表示したい場合、検索結果一覧の顧
客データのタイトル(顧客名)ごとに設けられた「MA
P」ボタンB141…をポインティングデバイスにて選
択して指定すると、ステップS25にて、該データの識
別情報が地図情報配信装置3に送信される。
【0068】送信された前記識別情報はステップS26
にて、地図情報配信装置3で受信される。この識別情報
を受信すると、ステップS27において、地図情報配信
装置3は、受信した識別情報と前記基礎情報記憶部13
cに記憶された識別情報とを検索し、合致する識別情報
を照合する。照合の結果、合致した識別情報が確認され
ると、ステップS28において、前記基礎情報記憶部1
3cに記憶されている該識別情報と対応付けられた緯度
経度情報L2を取得する。
【0069】続いて、ステップS29において、該緯度
経度情報L2を含む地図データを前記地図情報記憶部1
3bから取得する。そして、ステップS30において、
前記地図データに緯度経度情報L2を含んだ地図情報に
加工し、該地図情報に前記識別情報を対応付ける。次
に、ステップS31において、伝送制御装置14によっ
て、この地図情報および識別情報を前記検索者側端末4
1,42,43に送信する。ステップS32において、
検索者側端末41,42,43で地図情報を受信する
と、ステップS33において、該地図情報を、検索者側
端末41,42,43に接続された表示装置81,8
2,83あるいはプリンタ5…に出力可能に処理し、出
力する。出力された地図情報は、図14の表示領域Aに
示すように、地図上にマークm1…が表示される。な
お、例えば、全ての検索結果を地図情報上に表示するこ
とも可能であり、その位置は図14のm1,m2に示す
ように、異なる標識で表示することができる。
【0070】なお、表示領域Aに表示された地図情報の
下方には、地図の表示形式を選択するボタンB142…
が複数設けられており、前記ステップS33によって表
示装置81,82,83に表示された地図情報は、表示
形態を変更することができる。すなわち、必要に応じ
て、所望の表示形式を示すボタンB142…を前記ポイ
ンティングデバイス等の入力装置で指定し、表示形式の
変更要求を前記地図情報配信装置3へ送信する。この表
示形式の変更要求に応じて、縮尺を変更したり、地図の
種類を変更することができる。また、表示された地図上
には地名の他、公共施設等のランドマークとなりうる情
報が文字や記号で表示されるようになっている。
【0071】このような地図情報配信方法によれば、顧
客データベース61,62,63の検索結果に対応する
地図情報を容易に配信することができ、各顧客の位置情
報の確認等を容易に行うことができる。また、配信され
る地図情報は、属性の異なるデータは異なる標識で表示
することができるので、顧客の属性分析等の際用いる地
図として容易に得ることができる。
【0072】次に、地図領域を指定して地図情報を配信
する方法について、図5のフローチャートに基づき説明
する。まず、地図情報配信装置3に記憶されたwebペ
ージのURLを指定して表示された画面にて検索者側端
末の個人番号とパスワードとからなる認証番号を入力し
て、該認証情報を地図情報配信装置3に送信する。
【0073】送信された利用者の認証番号が承認されれ
ば、図15に示す地図情報配信要求画面が前記表示装置
81,82,83に表示される。この地図情報配信要求
画面において、表示領域Aは前記地図情報配信装置3か
ら送信された表示信号に基づいて表示されたものであ
る。また、表示領域Bは該検索者側端末41,42,4
3から検索可能な顧客データベース61,62,63に
接続した検索結果を示すようになっている。ステップS
41において、表示領域Aの下部に表示された地図表示
ボタンB154…から、所望の地図情報を表示させるボ
タンを選択すると、ステップS42において地図情報が
取得され、表示領域Aに表示される。その地図を所望の
地域が表示されるように調整し、ステップS43におい
て、その地図上にポインティングデバイス等によって、
画面表示された地図上の所望の領域aを指定する。続い
て、ステップS44において、表示領域B2に設けられ
た「検索実行」ボタンをポインティングデバイス等の入
力装置で選択し指定する。そうすると、指定情報信号が
前記地図情報配信装置3へ送信される。ステップS45
において、前記指定情報信号を受信した地図情報配信装
置3は、ステップS46において、指定領域に含まれる
緯度経度情報L1を照合して該当する緯度経度情報を取
得する。さらに、ステップS47において、該当する地
図情報を取得する。次に、ステップS48において、該
緯度経度情報L1に含まれる緯度経度情報L2を有する
識別情報を検索し、取得する。そして、ステップS49
において、その識別情報に対応する緯度経度情報L2
を、当初検索者側端末41,42,43に送信した地図
情報と同様の地図情報に緯度経度情報L2を付加して地
図情報を加工する。
【0074】加工された前記地図情報は、ステップS5
0において、前記識別情報とともに検索者側端末41,
42,43に送信される。ステップS51においてこの
地図情報を受信した検索者側端末41,42,43で
は、ステップS52において、地図情報は前記実施の形
態の例と同様に地図上にマークm3…が付けられた地図
が表示されるよう表示処理がなされる。この際、識別情
報の登録時に分別ボタンB73による付加情報を設定し
た場合は、表示されるマークm3…は異なる標識を用い
て表示される。また、送信された識別情報は、検索者側
端末41,42,43において、顧客データベース中の
それぞれのデータに含まれる識別情報と、送信された識
別情報とが合致する識別情報に対応する顧客情報を、表
示領域B2の所定位置に列記する。さらに、前記表示装
置81,82,83に表示された地図情報や顧客データ
は、必要に応じてプリンタ5…に出力する。
【0075】また、前記地図情報記憶部13bには、住
宅地図情報を含んで記憶されており、領域指定による地
図情報の配信要求時に、「表札検索」ボタンB155を
選択すると、該指定領域において住宅地図情報に記憶さ
れた会社名、商店名、居住者名等を表示することも可能
となっている。なお、このとき表示される居住者名等は
前記顧客データベースに含まれる情報に限らず、前記住
宅地図情報に記憶された情報が表示される。
【0076】なお、図14および図15の表示領域B1
に表示された「巡回期間」B143,B152の欄は、
データベースに記憶された顧客を訪問した履歴に基づき
検索されるものであり、欄内にて複数の期間が設定され
ており、随時選択できる。例えば、表示領域Aに地図情
報が表示された状態で、巡回期間を「24ヶ月」と設定
すると、検索者側端末41,42,43にて該当するデ
ータを検索し、その識別情報と表示要求とが地図情報配
信装置3に送信される。そして、該当する識別情報の位
置が表示されるようになっている。
【0077】また、表示領域Aに設けられている「CS
V出力」ボタンB144,B153を選択すると、表示
領域Aに表示されている地図情報に含まれるデータがC
SV形式(Comma Separated Value Format)のリス
トとして出力されるようになっている。すなわち、「C
SV出力」ボタンB144,B153を選択すると、該
表示領域Aに表示されている地図情報に含まれる識別情
報と、該識別情報に対応するデータベース中のデータの
出力要求信号が検索者側端末41,42,43に送信さ
れる。送信された識別情報および出力要求信号によっ
て、検索者側端末41,42,43の表示装置81,8
2,83やプリンタ5…に出力されるようになってい
る。
【0078】上記実施の形態の例によれば、共通な情報
である識別情報を登録することによって、地図情報配信
の際に、前記通信ネットワーク2(インターネット)を
介して伝送される情報のうち、前記顧客データベースの
各データに固有の情報は識別情報および該識別情報に対
応付けられた緯度経度情報L2となる。この識別情報お
よび該識別情報に対応付けられた緯度経度情報L2は、
それ自体では意味を持たない情報であり、通信ネットワ
ーク2(インターネット)を介して、顧客情報を伝送す
ることがなく、顧客情報の漏洩、盗用、破壊等の被害を
防ぐことができる。
【0079】また、地図情報配信の際にインターネット
を介して伝送される情報がテキスト形式で伝送されるの
で、インターネットに接続可能な地図情報配信装置3お
よび検索者側端末41,42,43があればよい。した
がって、地図情報配信装置3および検索者側端末41,
42,43のOS等の使用環境に制約を受けないので、
地図情報配信システム1の導入の際、対応ソフト開発等
のコストが削減できる。よって、簡易な構成で地図情報
の配信が可能であり、汎用性が高い。
【0080】検索者側端末41,42,43にて検索し
た検索結果に関連した地図情報を容易に得ることができ
る。また、前記検索者側端末41,42,43は、事前
に地図情報を記憶しておく必要がなく、必要に応じて地
図情報を得ることができるので、検索者側端末41,4
2,43は効率よく情報を得ることができる。
【0081】なお、本実施の形態の例では、データベー
スを顧客情報データベースとしたが、これに限定するも
のではなく、例えば、人口統計資料や選挙人名簿等に付
随するデータベース等であってもよく、位置を含む情報
が蓄積されたデータベースであればよい。
【0082】また、図6〜図15に示した表示画面例
等、具体的な構成はこの実施の形態の例に限定するもの
ではない。検索者側端末の検索画面は、地図情報を表示
するブラウザと異なってもよく、さらに検索画面の内容
は検索者側が適宜設定するものである。
【0083】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、前記地図情報
記憶部は緯度経度情報を含む地図情報を記憶しているの
で、前記検索者側端末の要求する位置を配信すべき地図
情報に緯度経度情報を用いて示すことができ、より正確
な位置を地図情報に表すことができる。また、基礎情報
記憶部には、データベース基礎情報が記憶されているの
で、共通な情報である前記識別情報によって、前記デー
タベースと前記緯度経度情報とを対応付けることができ
る。さらに、検索されたデータの識別情報を前記検索者
側端末から受信する受信手段と、前記照合手段と、前記
識別情報取得手段とを備えているので、前記検索者側端
末から識別情報を受信することによって、前記検索者側
端末から要求されたデータに対応するデータベース基礎
情報を取得することができる。さらに、前記位置を前記
地図情報上に対応付ける対応付け手段を備えているの
で、検索者の所望のデータに付随する位置が付加された
地図情報を容易に作成することができる。また、位置を
含む地図情報を前記検索者側端末に送信する送信手段を
備えているので、所望のデータに対応付けられた位置を
有する地図情報を前記検索者側端末に送信することがで
きる。すなわち、共通な情報である識別情報を受信ある
いは送信することによって、前記検索者側端末から要求
されたデータに対応付けられた地図情報を通信時の負担
を抑えて容易に配信することができる。また、前記情報
配信装置側では、前記データベースの全ての情報を受信
することはなく、前記データベースに含まれる各データ
が漏洩、盗用、破壊されることを予防でき、前記データ
ベースの安全性が高まる。さらに、検索者側端末の利用
環境に拘わらず、前記識別情報によって情報を伝送して
地図情報の配信が可能となる。
【0084】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのはもちろんのこと、前記地
図情報配信装置の受信手段の前記検索者側端末から前記
識別情報の発行要望情報を受信する機能を有し、前記発
行要望情報の受信に応じて識別情報を生成する識別情報
生成手段と、生成された識別情報を前記検索者側端末に
送信する前記送信手段とを備える。これにより、検索者
側端末からの前記識別情報の発行要望に対して、容易に
識別情報を生成し、該検索者側端末に送信することがで
きる。さらに、前記受信手段は、前記登録情報を前記検
索者側端末から受信する機能を備えているので、検索者
側端末で検索可能なデータベース中の識別情報と位置情
報とが対応付けられた情報を登録情報として得ることが
できる。したがって、検索者側端末との間で伝送される
情報は、前記識別情報あるいは位置情報となり、伝送す
る情報を少なく抑えることができる。これにより、伝送
時の通信効率が向上するとともに、データベース中のデ
ータの漏洩、盗用、破壊を予防できる。また、前記登録
情報中の位置情報を緯度経度情報に変換する変換手段を
備えているので、前記データベース中のデータに緯度経
度情報が無い場合でも、前記データの位置情報を緯度経
度情報の形式に変換することができる。さらに、変換さ
れた緯度経度情報と前記登録情報中の識別情報とを、前
記データベース基礎情報として前記基礎情報記憶部に記
憶させる登録情報記憶手段を備えているので、識別情報
と位置情報とからなる登録情報をデータベース基礎情報
として前記基礎情報記憶部に記憶できる。したがって、
前記データベース基礎情報の管理が簡易に実現できると
ともに、明確な位置の特定を容易に行うことができる。
【0085】請求項3の発明によれば、請求項2と同様
の効果を得ることができるのはもちろんのこと、前記登
録情報中の位置情報が緯度経度情報である場合には、該
登録情報を前記登録情報記憶手段によって前記データベ
ース基礎情報として前記基礎情報記憶部に記憶させるの
で、より簡単に前記基礎情報記憶部に記憶することがで
きる。
【0086】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかと同様の効果を得ることができるのはもちろん
のこと、検索者側端末からの要求に応じて、前記地図領
域情報選択手段と、前記識別情報検索手段とを備え、こ
の識別情報検索手段によって検索された識別情報を、前
記送信手段によって前記検索者側端末に送信する機能を
備えているので、検索者側端末から指定された地図領域
に含まれる緯度経度情報に合致する基礎情報を有する識
別情報を配信することができる。
【0087】請求項5の発明によれば、通信ネットワー
クを介して、前記地図情報配信装置と検索者側端末とが
接続可能であるので、前記地図情報配信装置に接続可能
な検索者側端末があれば、物理的な制約を受けることな
く、地図情報の配信を容易に受けることができる。ま
た、地図情報を前記検索者側端末が記憶しておく必要が
なく、容量の大きい地図情報を必要に応じて、容易に取
得することができる。
【0088】請求項6の発明の地図情報配信方法によれ
ば、前記基礎情報記憶ステップと、前記受信ステップ
と、前記照合ステップと、前記識別情報取得ステップ
と、対応付けステップと、送信ステップとを経ることに
よって、簡易で情報の安全性を高める地図情報の配信が
可能となる。また、データベースに含まれる情報の安全
性を高めることができる。
【0089】請求項7の発明によれば、地図情報を配信
するコンピュータが実行可能なプログラムが記憶され、
前記基礎情報記憶ステップと、前記受信ステップと、前
記照合ステップと、識別情報取得ステップと、対応付け
ステップと、送信ステップとを実現する処理を含むプロ
グラムを記憶しているので、必要に応じてこの記憶媒体
に記憶されたプログラムによって、前記基礎情報記憶ス
テップと、前記受信ステップと、前記照合ステップと、
識別情報取得ステップと、対応付けステップと、送信ス
テップとにおける処理を自動的に行うことができる。
【0090】請求項8の発明によれば、請求項7と同様
の効果を得ることができるのはもちろんのこと、緯度経
度情報を含む地図情報と、データベースの各データにそ
れぞれ対応付けられている識別情報とそれぞれの識別情
報と対応付けられている緯度経度情報とからなるデータ
ベース基礎情報とを記憶しているので、該記憶媒体に記
憶された情報をコンピュータに読み込ませることによっ
て、前記データベース中のデータに対応する地図情報の
配信に用いる前記地図情報およびデータベース基礎情報
を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる地図情報配信システムの全体構
成を示した図である。
【図2】本発明の地図情報配信装置の要部構成を示した
ブロック図である。
【図3】本発明にかかる地図情報配信装置の処理を説明
するためのフローチャートである。
【図4】本発明にかかる地図情報配信装置の処理を説明
するためのフローチャートである。
【図5】本発明にかかる地図情報配信装置の処理を説明
するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態における、表示装置の表示
例を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における、表示装置の表示
例を示す説明図である。
【図8】本発明の実施の形態における、表示装置の表示
例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態における、表示装置の表示
例を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【図14】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【図15】本発明の実施の形態における、表示装置の表
示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 地図情報配信システム 2 通信ネットワーク 3 地図情報配信装置 13b 地図情報記憶部 13c 基礎情報記憶部 41,42,43 検索者側端末 61,62,63 データベース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報を、検索者側端末からの要求に
    応じて該検索者側端末に配信する地図情報配信装置であ
    って、 緯度経度情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部
    と、 前記検索者側端末で検索可能なデータベース中の各デー
    タにそれぞれ対応付けられている識別情報と、それぞれ
    の識別情報に対応付けられている緯度経度情報とからな
    るデータベース基礎情報が記憶される基礎情報記憶部
    と、 前記検索者側端末によって前記データベースから所望の
    データが検索された際に、該検索されたデータに対応付
    けられている識別情報を前記検索者側端末から受信する
    受信手段と、 前記受信手段によって検索者側端末から受信した識別情
    報と、前記基礎情報記憶部に記憶されている識別情報と
    を照合する照合手段と、 この照合手段によって照合されて合致した識別情報を取
    得する識別情報取得手段と、 この識別情報取得手段によって取得された識別情報に対
    応付けられている緯度経度情報に基づいた位置を、前記
    地図情報記憶部に記憶されている地図情報上に対応付け
    る対応付け手段と、 この対応付け手段によって対応付けられた位置を含む地
    図情報を前記検索者側端末に送信する送信手段とを備え
    たことを特徴とする地図情報配信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地図情報配信装置におい
    て、 前記受信手段は、前記検索者側端末から前記識別情報の
    発行要望情報を受信する機能を備えており、 前記受信手段によって、前記発行要望情報を受信した際
    に、識別情報を生成する識別情報生成手段を備え、 前記送信手段は、前記識別情報生成手段によって生成さ
    れた識別情報を前記検索者側端末に送信する機能を備
    え、 さらに、前記受信手段は、前記送信手段によって送信さ
    れた識別情報を、前記データベース中の各データと位置
    情報とに対応付けてなる登録情報を、前記検索者側端末
    から受信する機能を備え、 前記受信手段によって受信した登録情報中の位置情報
    を、緯度経度情報に変換する変換手段を備え、 この変換手段によって変換された緯度経度情報と前記登
    録情報中の識別情報とを、前記データベース基礎情報と
    して前記基礎情報記憶部に記憶させる登録情報記憶手段
    とを備えていることを特徴とする地図情報配信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の地図情報配信装置におい
    て、 前記登録情報中の位置情報が緯度経度情報である場合に
    は、該登録情報を前記登録情報記憶手段によって前記デ
    ータベース基礎情報として前記基礎情報記憶部に記憶さ
    せることを特徴とする地図情報配信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の地図情
    報配信装置において、 検索者側端末からの要求に応じて、前記地図情報記憶部
    から所望の地図領域情報を選択する地図領域情報選択手
    段と、 この地図領域情報選択手段によって選択された地図領域
    情報中から、前記データに対応付けられている識別情報
    をこの識別情報に対応付けられている緯度経度情報に基
    づいて検索する識別情報検索手段とを備え、 前記送信手段は、前記識別情報検索手段によって検索さ
    れた識別情報を、前記検索者側端末に送信する機能を備
    えていることを特徴とする地図情報配信装置。
  5. 【請求項5】 前記データベースから検索されたデータ
    に関する地図情報の配信を要求する検索者側端末と、 請求項1〜4のいずれかに記載の地図情報配信装置とが
    通信ネットワークに接続されており、 この通信ネットワークを介して、前記地図情報配信装置
    と検索者側端末とが接続可能であることを特徴とする地
    図情報配信システム。
  6. 【請求項6】 地図情報を、検索者側端末からの要求に
    応じて該検索者側端末に配信する地図情報配信方法であ
    って、 前記検索者側端末で検索可能なデータベース中の各デー
    タにそれぞれ対応付けられている識別情報と、それぞれ
    の識別情報に対応付けられている緯度経度情報とからな
    るデータベース基礎情報が基礎情報記憶部に記憶される
    基礎情報記憶ステップと、 前記検索者側端末によって前記データベースから所望の
    データが検索された際に、該検索されたデータに対応付
    けられている識別情報を前記検索者側端末から受信する
    受信ステップと、 前記受信ステップによって検索者側端末から受信した識
    別情報と、前記基礎情報記憶部に記憶されている識別情
    報とを照合する照合ステップと、 この照合ステップによって照合されて合致した識別情報
    を取得する識別情報取得ステップと、 この識別情報取得ステップによって取得された識別情報
    に対応付けられている緯度経度情報に基づいた位置を、
    前記地図情報記憶部に記憶されている地図情報上に対応
    付ける対応付けステップと、 この対応付けステップによって対応付けられた位置を含
    む地図情報を前記検索者側端末に送信する送信ステップ
    とを含むことを特徴とする地図情報配信方法。
  7. 【請求項7】 地図情報を配信するコンピュータが実行
    可能なプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記検索者側端末で検索可能なデータベース中の各デー
    タにそれぞれ対応付けられている識別情報と、それぞれ
    の識別情報に対応付けられている緯度経度情報とからな
    るデータベース基礎情報が基礎情報記憶部に記憶される
    基礎情報記憶ステップと、 前記検索者側端末によって前記データベースから所望の
    データが検索された際に、該検索されたデータに対応付
    けられている識別情報を前記検索者側端末から受信する
    受信ステップと、 前記受信ステップによって検索者側端末から受信した識
    別情報と、前記基礎情報記憶部に記憶されている識別情
    報とを照合する照合ステップと、 この照合ステップによって照合されて合致した識別情報
    を取得する識別情報取得ステップと、 この識別情報取得ステップによって取得された識別情報
    に対応付けられている緯度経度情報に基づいた位置を、
    前記地図情報記憶部に記憶されている地図情報上に対応
    付ける対応付けステップと、 この対応付けステップによって対応付けられた位置を含
    む地図情報を前記検索者側端末に送信する送信ステップ
    とを実現する処理を含むプログラムを記憶したことを特
    徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の記憶媒体において、 緯度経度情報を含む地図情報と、 データベースの各データにそれぞれ対応付けられている
    識別情報とそれぞれの識別情報と対応付けられている緯
    度経度情報とからなるデータベース基礎情報とを記憶し
    たことを特徴とする記憶媒体。
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